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    【VVV夢】(0.5話)革命の転校生達の舞台裏【side:Haruto】


    「コラ!! 何やってんのタロウ!!」
     銀髪の――知り合いでもないし全く見た事も無い生徒に押し倒された。次は殴られるかもしれないと覚悟していたところに、女の子の慌てた声が近づいて来るのが聞こえた。

    「弟が乱暴してごめんね。大丈夫?」
     僕を押し倒した奴とは大違いの、優しい目をした女の子が気遣ってくれる。顔立ちが僕やショーコみたいな純ジオール人と違って、どこか違う外国の雰囲気がある。何より背が高くて、僕と同じくらいあるかもしれない。
     そうは言ってもジオールがかつての……えーっとなんていう名前だったっけ。忘れてしまったけれど、ジオールが今の八咫烏の国旗を掲げる国になってからだいぶ人種の混血も進んでいるし。こういう白人の特徴の方が強いジオール人もそう珍しくはなくて、金髪の人も結構居たりする。
    「大丈夫じゃないよ! ハルトが何をしたっていうの!?」
     怒り満面のショーコが僕と乱暴男――そして女の子との間に入ってこようとする。いつだって正義感を忘れない幼馴染みの背に僕は隠れがちだけれど、大切な女の子だからこそこんな時まで彼女の後ろに隠れているわけにはいかない。だってさっき押し倒された時、奴の袖の陰にちらりとナイフが見えたのだから。
    「い、いいよショーコ……っ!」
    「いいよって、ハルトはいつもそうやって――!!」
     ショーコはいかにも納得いかないという顔を浮かべるし、実際なんで絡まれたのか僕だって納得いってない。けれどこんな危ない奴に何が何でもショーコを近付けるわけにはいかない!

     弟だとかいうあの乱暴者はこの場をお姉さんに任せて、さっさと自分だけ元居た集団の方へ戻って行ったけど。さっきみたいな喧嘩っ早さを考えると願ったり叶ったりだ。腹は立つけどあんな乱暴な奴なんて怖くって、出来れば長く話していたくはなかったし。
    「きっと何かむしゃくしゃするような事が有ったんだよ! ちょっと話聞いてくから、ショーコは先に祠の掃除行ってて」
    「すぐそうやって自分が悪いみたいに遠慮するんだから! 言う時はちゃんと言わなきゃダメだからねハルト!!」
     苦し紛れの言い訳で、ようやくショーコは介入する事は断念してくれたらしい。
     けれども普段から押しの弱い僕が心配なのか――もしかしていつもながら歯痒いのか。掃除道具を抱えて廊下の曲がり角まで離れてくれて行ったはいいものの、今は遠い乱暴者に食いつかんばかりに睨んだまま監視を続けていた。そんなに僕って頼りないのかな……。

    「可愛いくていいカノジョさんだね。羨ましい」
     そんな僕やショーコを交互に、そして楽しそうに眺めて女の子はからかうような口調を向けてくる。言われ慣れているけれど、知らない女の子にまで彼女だなんて囃されるのは恥ずかしくて堪らない。そりゃショーコの事は勿論好きだけれど、でもショーコをそう呼ぶ事を許される手順を、僕は勇気が出せなくて全く踏んでいない。
    「かっ彼女じゃなくて幼馴染みだよ!!」
    「……幼馴染みか。そっか、幼馴染みってやっぱ君達みたいにふつーは微笑ましいものだよね」
     もっとなじって絡まれるかと思ったら、女の子は意外にあっさりと納得して冷やかしをやめてくれた。もしかしなくても、銀髪の乱暴な弟よりはちゃんと落ち着いて話せる人のようだ。

    「本当にごめんね~。えーと、立てる? ハルト君?」
     あんなにショーコが叫んだものだから僕の名前を覚えてしまったのだろう。女の子は僕が立ち上がるのに手を貸してくれたから握り返したのだけど、何か運動でもやっているのか見た目によらず少し固い手をしていた。
    「あの……。君の弟、袖に――」
    「ん、気付いちゃった? 実は私達の前の学校、ちょっと札付きのナントカ校ってやつでさ~。護身用だよ」
     ちっとも似ていないけれど銀髪の乱暴者のお姉さんだというから、彼が袖の中に隠していた危険な凶器の事を咎めるように訊ねてみたのだけれども。その反応は思っていたよりもずっとあっけらかんとしていて言葉を失ってしまった。……やっぱりちょっと、この女の子もあまり無害な人じゃないのかもしれない。

    「前の学校って――、転校生なの?」
    「そ! 転校生の杉山リセっていうの」
    「……なんかすごい大人っぽい人達も居るし何だと思ったよ」
     今は年度始めでもなければ、リセもタロウとかいう弟も到底一年生には見えない。変な時期に、そして変な年齢で転校してきたんだなと思う。
     何より一緒に連れ立って来たエレベーター付近の連中のうちの目つきが鋭い眼鏡の男と、茶髪に上半分だけ金髪に染めて沢山ピアスを付けたいかにも不良っぽい男。あの二人は正直、この学校の生徒の誰よりも大人に見えた。制服を着ていなかったら大学生だと言われても信じてしまっていたかもしれない。
    「背が高い二人? あの二人はケンカで停学して留年してるしけっこー強いから、怒らせない方がいいかもね」
    「ええっ!? ……でも、眼鏡の人は真面目そうに見えるけど……」
     随分大人っぽく見えるとは思っていたけれども、やっぱり本来は高校生の年齢ではない……らしい。
     悪いけど面白そうに笑って見てくるピアス金髪はそういう物騒な経歴でも納得出来る。でも眼鏡の方はいかにも委員長とか生徒会長をやっていそうな几帳面ぽそうな印象がして、そんなケンカで学歴を躓かせるようなタイプには見えない。けれどリセがぺらぺらと彼の事情を喋っている今、何か言いたそうにこちらを凝視してくる目つきは鋭くって。……確かにこう見ると、ちょっと怖い人に見えるかもしれない。

     ていうかうちの学校って、そんな危ない経歴持ちでも平気で転入させるんだな……ってちょっと驚いた。
     咲森にも山田君や風本君ていう有名な不良が居て、どっちも中学時代は色々やらかしてたって聞いてるけど。あの二人は編入じゃなくて一年生から入学して入ってきて、一年のうちにこの学校の番長の座を取ってから無駄なケンカは一切しない。この連中が転入して来たら、あの二人がまた騒がしくなるのかなあと思うと――早々に無関係の僕が標的にされてしまった気分でウンザリしたくなった。だってどう考えても本来、僕なんて関わり合いを持つような人種じゃないよ。

    「ああいうのがキレると怖いんだって、ハルトも覚えておいた方がいいよ。うちの弟だって、きれーな顔してるわりにおっかなかったでしょ?」
    「おっかないどころじゃなかったよ!!」
     そもそも僕はショーコと話していたのであって、あのタロウとかいう転入生に何か因縁をつけた覚えなんて全く無いし。なのに向こうから勝手に突っかかってきたのだから、どれだけ好戦的なんだ。……これは本当に、勝ち負けをハッキリさせたがる山田君の騒ぎようが目に浮かぶようだ。
    「ちなみに一番ちっちゃいのが、下の弟のジロウ。姉として言わせて貰うとあれが一番凶暴で手がつけられないから、気を付けなよハルト君~」
    「怖いってあんなに小さいのに……」
     リセが一緒に居る一団はみんな背が高かったからつい目線を上にばかり向けていたけど。言われてみればだいぶ下の方で、小さな赤毛の男の子もひょっこりとこっちを見ている。
     言ってはなんだが、あの男の子もリセとは似ていない。タロウとかいう銀髪とも大分背丈が違うから双子……では無いと思う。弟が二人という事は三姉弟で、そしてリセが一番上で三年生という事か。タロウやジロウなんて随分古臭い――いや古風な名前だけど、長女?でないのかリセは“ハナコ”ではないらしい。二番目か三番目くらいなのかな。随分と子供が沢山居るご家庭だ。

     正直同い年だと思っていたから、先輩だと聞いて話し方を変えた方がいいかなって少し迷った。でもリセはあまり気にしていないようだし、それにさっき受けた乱暴を考えれば僕の方ばかりへりくだるのも少し癪な気がするんだ。ショーコに宣言したからではないけれど、僕だって人並みに怒りくらい覚えはするし。
    「――あそこにいかにも育ち良さそうなお坊っちゃん見える? 前の学校じゃちょっと坊ちゃまの勉学に相応しくなくてね、それで幼馴染みの私達が一緒に転校して来たの」
     言われた先を見ると確かに一人ちょっと偉そうと言うか、まるで王子様のように華やかな人が居る。連坊小路先輩もちょっと似たような雰囲気があるけど、生徒会長と違って現実離れした空気すら伝わってくるような気がする。お伽話の王子様っていうよりは、ゲームの中のファンタジーな王子様っていう感じだと思う。

     しかし改めて見ると本当に男ばかりだ。リセも紅一点と呼ぶよりはその――札付きだったという前の学校とやらは、工業高校か何かだったのかな……。そういう学校に、坊ちゃまと呼ばれるような人が間違ってでも入学するようには思えないけれど。
    「幼馴染みで、みんなで転校するものなの?」
     随分年齢も雰囲気も違う集団なのは一目瞭然だったけれど、姉弟と古い友人という……それなりに長い付き合いの群れだったらしい。
    「私達はね、あの人の付き添いっていうか、取り巻きってやつ?」
    「取り巻きって本当に居……いや居るか……」
     本当に居るんだって言おうとして。現実に生徒会長の連坊小路先輩やミス咲森の二宮先輩といった咲森の有名人達が、実際に取り巻きじみた友達や後輩を連れて歩いているのを思い出した。漫画やドラマみたいな出来事って、案外日常生活に転がっているものである事を忘れていた。
     もしかしたら僕だって、ショーコ――総理大臣の娘の取り巻きの一人に見られているのかもしれない。
     幼馴染みだって事はそれなりに知られていると思うけど、僕達が彼氏彼女じゃないのなら、もしかしたら僕はショーコの舎弟のようなものだと周囲に見られているのかもしれないと思うと……少し落胆したくもなった。

    「でも君達姉弟なのに、あんまり似てないんだね」
     初対面の人間相手にぽろりと印象を漏らしてしまったのは、しょんぼり紛れについ気が緩んでしまったのだ。
     だっておっとりと人当たりのいい姉に、妙にギラギラと眼光の鋭い好戦的な弟に、その下に妙にちっちゃくて凶暴だという赤毛の男の子――どういう両親から彼らのような姉弟が産まれてくるのだろう。誰だってそう思うのは仕方が無いとはいえ、どう考えてもデリカシーに欠ける話し方だったのは反省してる。
    「それよく言われる~! そんなに似てないかなあ?」
    「ごっ、ごめんっ! 悪口のつもりで言ったわけじゃなくてっ」
    「いーよいーよ。ハルト君には弟が失礼しちゃったからおあいこ、失礼の半分こだよ!」
     おろおろと狼狽える僕をよそに、リセは高らかにけらけら笑い続けた。失言だったと焦ったけれども彼らの外見が外見だし、もしかしたらよそでも言われ慣れているのかもしれない。
     僕がさっき言ったように、リセが事も無げに“半分こ”と言うと遠くに居るタロウがまた睨んできた。さすがにお姉さん相手には急に殴りかかってきたりはしないみたいだけれども。
     
     そもそも半分というフレーズに何を苛立つ事があるのだろう。さっきのハムエッグ論も難解だったし、彼の価値観とは一生涯仲良くなれそうな気がしなかった。だってハムエッグなんて完熟ならきちんと二等分出来るじゃないか、半熟だったらそりゃ出来ないけど、それは最初から彼の好みを押し付けてるに他ならない。そんなに惜しければ最初からハムと玉子焼きなりスクランブルエッグのセットにでもすればいいんだ。
     
     大体好きな女の子を――誰かと分け合えるかどうかっていうの以前に、相手の女の子がまず自分を選んでくれるかどうかだと思うんだ。
     
    「……おあいこってわりには、僕刺されかかったんだけど。前の学校ってそんなに物騒だったの?」
    「そりゃあねえー。物騒の見本市百貨店だったよ。平和な暮らしをしてるハルト達に見せてあげたいくらいに、ね」
     ニヤリと唇を曲げるリセはその表情のわりに、ふたつの目はどちらもちっとも笑ってなくて。むしろ爛々と不気味に目玉を光らせているようにも見えた。
     断言出来ると思う。僕はきっと一見親しみ易いリセとも、そして一緒に居る彼らの誰とも、きっと仲良くなんてなれないだろう。そんな気がしてならなかった。

    「り……リセ! そろそろ行くぞ!!」
    「はい、分かりました坊ちゃま!」
     今までずっとくだけた喋り方をしていたリセが、噂のお坊ちゃまという三つ編みの男の子に強く呼ばれた途端、丁寧な言葉で応えた。どっちも僕と同世代なのに、主従関係という表現がしっくりくる。本当にそういう世界があるんだなあと、ちょっと感心してしまう。
    「坊ちゃまが呼んでるから行かなきゃ。ハルト君は何年生?」
    「二年、だけど」
    「じゃあタロウといっしょだ! 気難しい弟だけど、良かったら仲良くしてあげてねハルト君!」
    「えっ!? む、無理だよ……!!」
     うやむやにされていたけれど、タロウとかいう銀髪の乱暴男からは謝罪の言葉の一つも貰っていない事にはまだ少し腹を立てている。 他人同士の会話を立ち聞きして勝手にケンカを売ってきて、しかも常日頃袖の中に隠しナイフを仕込んているような好戦的な奴と、学年が同じだからって仲良く出来るわけがない。

     だって暴力っていう呆れた手段で訴えられた彼の言う事自体は正論――かもしれないけれど。人が皆その通り願望に忠実に行動していたら、社会は秩序を保てるわけがない。
     彼の言葉に耳を傾けてはいけないと、胸の中では激しく警鐘が鳴り響いていた。

    「それならまず、お姉さんならリセからもうちょっと言ってやってよ」
    「……本当に、姉ならね」
    「え――?」
     リセは“アウフ・ヴィーダーセーエン”と長ったらしく言い捨てて妙に不敵な笑みを残し、弟達や坊ちゃまとやらが居る幼馴染みの連中の所に戻って行く。こうして改めて彼らと並んだところを眺めると、やはりリセは背が高かった。
     カッコつけのつもりだったのか、最後の挨拶はどこの国の言葉だったかな。聞いた事がある気がするけれど、馴染みのないフレーズの元ネタはすぐには思い浮かばない。
     
     仲良くしてね、なんて。どう考えても無理だと断言出来た。
     だから僕は思いもしなかったんだ。まさかアイツと、世界を革命する事になるなんて――。


    [
    ]
    【side:Dorssia】


    「接触は、最低限のはずだ……」
     狭いエレベーターは背の高い男だらけで密集して息苦しくて、一番ちっちゃなクーフィアから見たらどんな密林なのかな。
     そんな息の詰まる状況でアードライ様が遠慮がちに口を開く。言葉の矛先は間違いなく、現地住民に意味不明な暴行行為働いたエルエルフに向けられているだろう。だがそのルール違反者本人はだんまりを決め込んで何の詫びもないとか、非常識に程がある。
     
    「アードライ様に何か言ったらどう、エルエルフ?」
     追撃するようにエルエルフを責め立てると、アードライ様が少し眉を顰める。こうしていかにも主従めいた行動を取るとアードライ様が機嫌を損ねるのは、私なりに理解はしているつもりだ。
     けれど今回は糾弾したのがアードライ様じゃなくても、謝罪のひとつくらい促すつもりだった。奴はそのくらい、カルルスタインに選ばれしエージェントとして信じられない行動を取ったんだから。
    「あんな可愛い顔した素人相手に何やってんの、信じられないよホント」
    「お前は顔で敵を選ぶのか?」
    「あいつらは敵国人だけど、標的じゃないよ。私達は今回、侵攻じゃなくて潜入担当だって分かってる?」
     まあ、分かってたらあんな愚行は犯さないよねマジで。

     ハルトとかいう、エルエルフが襲った男子生徒の顔を思い出すと実に申し訳ない。あそこで私が誤魔化して止めなければ、幼馴染みちゃん共々エルエルフが刺殺していた気がしないでもないのだ。
     近い未来か遠い未来か、彼はきっとドルシアの侵略によって野垂れ死ぬ可能性は非常に高いけれど。何も今回、私達に学生を殺せという命令は受けてはいなかったし。敵国人とはいえ同世代の少年少女を無目的で殺す事もないよねと思うのは――決して間違った心理ではないと思う。何度も言うが学生の殺害は命令には無いんだし。
    「でもびっくりした。あの男の子15歳くらいだと思ったら、エルエルフと同い年なんてさ。やっぱりジオール人って童顔だね」
     そんな同世代の可愛い顔をした敵国人の男の隣りに、強く想い合った幼馴染みが居たのも妙に微笑ましかったよね。互いに気遣い合って庇い合って、あれはもう限りなく恋人に近い存在だよ。
     自分もああいう相手が欲しいなあって、すっごく羨ましく思ったのは――仲間内でも私だけなのかな。
    「やけに褒めるな。好みでも変わったか」
    「率直な感想を言ってるだけじゃん。それとも他部署で評判のビューティーフェイス一人旅団様は、他人ばかり褒められるのは面白くない? いつもアードライ様が沢山褒めてくれるしね」
    ツェーツェン貴様……」
    「あ、ごめんなさいアードライ様」
     おっといけない。エルエルフを挑発したつもりが、ついついいつもの癖でアードライ様をダシに使ってしまったようだ。凍てついたように表情を変えないエルエルフとは裏腹に、アードライ様が分かり易く不機嫌に眉間へと皺を寄せる。さすがに私だって任務中に理由もなくパーフェクツォン・アミー二人を敵に回すつもりはない。
     私が機嫌を損ねさせたいのは、見事に逸脱行為のミスをやらかしてくれたエルエルフ一人である。

    「――それよりも偽の経歴と名前が用意されていたのは俺とクーフィアの二人。お前の偽名はどこから持ってきたんだツェーツェン・カルルスタイン」
     普段は腹が立つくらい優秀なエージェント様であらせられる奴は、あろう事か失態の追及に落ち込んだ様子を見せる事もなく、なおかつ分かり易く売ってやったケンカを買いもせず、無表情で質問で返してくるときた。さすがカイン大佐が目をかけるだけはある。コイツは大物だ。悪い意味で。

    「スギヤマって、君達に用意された名字をそのまま使っただけだよ」
     モジュール77の通行審査を通す際、パーフェクツォン・アミーの中で誰の写真を使うかが軽く議論になった。まずは元王族という経歴上、顔が売れているかもしれないアードライ様が除外されて。同じ理由でお父さんが中将という偉い役職に就いている私も除外された。
     ハーノインとイクスアインはどこから見ても典型的な白人顔の為、童顔が多いジオール人の高校生を名乗るには少し大人びていたんだよね。
     結果、ちびのクーフィアと――わりと白人種の中では童顔めいているエルエルフが被写体として選ばれたわけだ。ジオール人らしく眼鏡までかけさせたのは爆笑ものだったよ。偽名はその際、わりと適当にジオールによくある名前を付けられたって聞いてる。

    「ファミリーネームじゃない。ファーストネームの……“リセ”の方だ」
     ジオールは多くの国際社会とは逆の名前の造りをしていてファーストネームも最初ファーストに並んでくれていないというのに、まどろっこしい言い方をしてくれるものだ。
    「かつて我が国の皇女殿下であらせられた、リーゼロッテ様からお借りしたの。とっさに浮かんだにしてはジオール人っぽく上手く作ったでしょ?」
     可愛らしい皇女様と顔立ちが似ていると言われているのが、私の幼い頃からの自慢だ。しかもそのお姫様だって見も知らぬ他人同士というわけでなく、子供の頃から“ご友人”という立場を頂き親睦を許されている。名前だってそのまま使ったわけではない。これくらい、親しい間柄なら許容範囲であろう。

    「……不敬だぞツェーツェン
    「いいじゃないですか。アードライ様はもう長いことお会いしてないから存じ上げないかもしれませんけど。リーゼロッテ様って結構、こういう悪戯がお好きなんですよ」
     ドルシアで王権が崩壊して12年もの歳月が経つ。王位継承権が高かったリーゼロッテ様はまだしも、分家筋の王子でしかなかったアードライ様はもう何の威光も持ってはいないんだけど。でも廃止された特権階級の二人は、親族であるからこそ革命後一度たりとも謁見を許されてはいないんだよね。だからもう12年、お互い子供の頃を最後に会ってないわけだ。
     だから情勢を考えれば納得はいくものの、変な話だけれども親戚であるアードライ様よりも私の方が、リーゼロッテ様とのお会い出来る機会はいくらでもあった。むしろ、美しい女性に成長してからの彼女に関しては、私の方が詳しいしずっと親しいだろう。

    「皇女の名か――。お前は王党派と誤解されても仕方の無い身の上なんだ、せいぜい注意する事だな」
     しかしとアードライ様がなおも異議を唱えようとしたところに、エルエルフは憮然とした態度で私達を一瞥する。
    「それ現地住民に必要以上の接触をした君が言う? もうちょっとお姉さんに感謝してくれないかな」
    「……俺はお前に年上として敬意を表意すべきほど、年少者として劣っているつもりもない」
     こいつの失敗をフォローしてやったというに、このあからさまにふてぶてしい態度はなんだ。弟としての役柄に協力的態度一切無し。文句無しの練度評価Eだ。
    「だよねー。ツェーツェンが僕とエルエルフのお姉ちゃんとか有り得ないし! つくならもっとマシな嘘にしてよ!」
     物珍しいのか、私が潜入用に着ているこの学園の女子制服のスカートのプリーツを開いたり閉じたりといじりながら、クーフィアはけたけたと笑う。……これクーフィアじゃなかったらセクハラ起訴だよ。

     前から身に染みていたけれど。私はこのチームでも年上の方の立場だというのに、アードライ様は勿論のこと、年下の連中の誰一人として可愛げがないのだ。
     小さい頃からあの閉塞した村で一緒に育ってきた仲なのだし、甘えてもくれるならば孤児の彼らに優しく接してやるというのに。ふてぶてしさの三連星は今日も私を少しずつ苛立たせてくれる。

    「だってこんなにぞろぞろ転校生が居て、みんな他人って方がおかしいじゃん? 何人か肉親ですって言って、それと少しずつ事実を織り交ぜた方が説得力があるって」
    「あーでも王子様の配役、“坊ちゃま”てしたのはおっかしかった! アードライは王子様だけでも面白いのに、お坊ちゃまだよ! 何のお坊ちゃまだっていうのさ?」
    「……それは私も文句を言ってやりたかったところだツェーツェン
     エルエルフの失態なんて無かったかのように、ふてぶてしい年下連中達が一斉に囃したり睨んできたりの一斉放火。冗談じゃない。責めるなら最初にやらかしたそこの仏頂面男を責めてくれ。

    「お言葉ですがアードライ様。アードライ様とエルエルフを双子にするのも無理がありますし」
    「髪の色だってそう違わないし……き、君達よりも私の方が、エルエルフと肉親だと言っても違和感はないだろうが」
    「……それはそうですけどー」
     アードライ様は気付いていないけれど。たった7年しか王宮で育てられていないわりに、アードライ様は立ち振る舞いや所作のひとつひとつが洗練されていて。……とてもじゃないが路地裏育ちの野良犬エルエルフと血縁者だと呼ぶには、配役に無理が生じるのだ。
     みんなはそれを分かっているので、困った顔かにやにや顔でアードライ様の方を見ている。面白配役劇場の発端となった当のエルエルフは憮然としたままだったけどね。張り倒したいわ。

    「俺はイクスが喧嘩留年してるって設定の方が傑作だったけどな?」
    「それ聞いた時、僕噴き出すところだったよー!」
     助け舟のつもりなのか、それとも単純に発想に対する興味からなのか、ハーノインが壁によりかかりながら面白おかしそうにくつくつと肩を震わせながら介入してくる。

    「相手も驚いてたじゃん? いかにもお固そうなイクスが喧嘩番長とかねーわーって」
    「――番長とまでは言われてないだろ。よく思い出せハーノ」
    「言われた時のイクスの顔さぁーマジ面白かったわ。ツェーツェンに納得いかねえって叫びそうでヒヤヒヤしたし」
    「ほんとほんとー。イクスって恥ずかしそうに顔真っ赤にしてんだもん」
    「“坊ちゃま”という訳の分からない軟弱な設定を付けられた私よりは、幾分マシだったろ……」
     私がハルトとやら現地人を相手に四苦八苦していた背後で、愉快な仲間達はこれまたブチ壊してくれそうな騒ぎを引き起こそうとしていたらしい。

    「なんかもっとさあ、ガリ勉男とかそういう設定無かったの?」
     他人事だと思ってクーフィアが投げやりな提案をするけれど、それもそれで酷い肩書きである気がする。
    「えーだって。イクスアインってば、さっきハーノインと一緒になって可愛い眼鏡っ子にナンパしてるんだもん。嫉妬で仕返しくらいしたっていいじゃん?」
    「違……っ! あれはナンパじゃなくて、言った通り道案内を頼んだつもりで!」
     端末を操作しハッキング実行中のイクスアインをちらりと見ると、慌てて弁解を図るため振り返って私を見つめ返してくる。いや、律儀に言い返してこなくていいよ。ここはお仕事優先でいいよ。

    「なに、アレ俺にもあてこすってたつもりだったの?」
     そして案の定ハーノインの方は、そんなちょっとした意地悪なんて意にも介さなかったらしいね。むしろ嘘の設定とはいえ、様になっているくらい思ったのかもしれない。
    「そもそもどこに案内させるっていうの。呑気な生徒がヴァルヴレイヴの保管場所とか知ってるわけないじゃん?」
    「だって俺達、普段喋れる女の子ってツェーツェンやクリム姐さんしか居ないんだぜ? 俺もイクスも、ちょっとくらい息抜きしたっていいじゃん」
     何が普段女の子と喋れないだ。休日、暇を見つけては一般人の女の子としゅっちゅう遊んでいるのは公然の事実だ。
    「お前と一緒にするなハーノ!」
    「そーれーなーらーさー! 息が詰まってるなら、私とデートしてっていつも誘ってるじゃん!? 私だって四六時中アードライ様に付いて歩いてるわけじゃないんだし!」
    「だからハーノと一緒にしないでくれ! 私は別に、息が詰まっていたから女子生徒に声をかけたわけではない!」
    「待てツェーツェン。私は君に侍従の務めを頼んだ覚えなど全く無いぞ」
     これまた律儀にアードライ様までもが不機嫌の水を差してきて、やいのやいのと言い合ったせいで狭いエレベーターの中の熱気が僅かに上がる。
     何よりイクスアインはいちいち訂正を加えている暇があったらハッキングを早めて欲しい。本当に。頼むから。

    「要するにさ、ツェーツェンじゃ物足りないし不満って事でしょ。自己評価も高過ぎると自意識かじょーなんじゃないの?」
     クーフィアなんて女の子に興味がないくせに、的確に小憎らしい事を言って煽ってくれる。私のこの、リーゼロッテ様――お姫様の可憐さに似ているとまで言われた栄誉ある容姿になんてケチをつけてくれるのだ。
     クーフィアがもう少し大人になって、色気づいて、私に好意を向けてきたとしても、絶対に付き合ってなんかあげないと昔から決めている。いつか吠え面をかかせてやるんだから!

    「私だってあーいう、いかにもジオール人っぽい童顔……しかも眼鏡っ娘とか可愛いとは思うけどさー! だからって普段は私の誘いにはあんなにスルーしてるくせに――」
    「……あのジオール人は、ツェーツェンに、雰囲気……似ていたから、話しかけ易かったんだ」
    「んっ?」
     わざわざ振り返っているのに、誰とも目線は合わせようとしてくれないイクスアインがぽつりぽつりと喋る。クーフィアと言い合っていたせいで半分くらい聞き逃してしまったし、それでなくとも途切れ途切れに喋るものだから、さっぱり要項が掴めなかった。

    「イクスアイン、無駄口はその辺にしてハッキングを進めろ」
    「あ、ああ悪い――」
     お前がそれを言うかというドヤ顔で、エルエルフが静かにイクスアインを急かす。イクスアインも作業と談笑でキャパオーバーであったらしく、単独行動で計画を乱したエルエルフに指図される謂れなど全く無い事に気付いていないようだ。
     こいつ絶対、私の作った設定に無理があるのとかないのとかガヤガヤ言われている間に黙ってやり過ごして、自分の失敗を誤魔化していたのだろう。相変わらずクールに憎たらしい事をしてくれるものだ。
     こんな簡単で、しかもスコアも無いような任務では、白黒ハッキリつける事は出来ない。次回の任務こそは、まずはこの優秀生様に吠え面をかかせてやりたいところである。

     あの可愛い顔したジオール人の男子生徒には仲良くしてねなんて、ぺろりと社交辞令の嘘をついたけれども。
     昔からの仲間である私だって、こいつの考えている事はいまいち読めないのだ。もしこの潜入任務が長期のものであったとしても、エルエルフと仲良くなんて出来っこないだろう。
     エルエルフが押し倒した時の戸惑った彼――ハルトの顔を思い出すと、敵ながら災難だったねと心からの詫びと苦笑を漏らしてしまう。

     そういえば……。私もハルトも、こいつに全く謝ってもらってない。何それ、初対面のジオール人と悔しさ半分こかよ。


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    Sep 3, 2018 8:32:46 AM

    【VVV夢】(0.5話)革命の転校生達の舞台裏

    #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunomid #夢小説 #時縞ハルト
    本日はサンフェスのヴヴヴ日ですね!!
    千葉テレビのヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。連載の番外編扱いです。
    もう少し早く上げておきたかったのですが、アニメ1話の謎ハムエッグトークの少し後のおはなしです。

    色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
    ※名前変換欄はツェーツェンがコードネームです。

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    • 【VVV夢】かっこうのむすめ プロローグ #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説
      革命機ヴァルヴレイヴの再放送記念に連載休止しているおはなしを少々書き直して上げてみました。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はローレが本名で、ツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 8話-1 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #アードライ #イクスアイン #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。多忙で投稿が空いている間にスパロボで二回もヴヴヴが参入致しました。やったね。
      アニメ8話の前半分の夢小説です。どう再構成しようか迷ってこの長文で出しましたが、もしかしたら後日違う構成で出し直す可能性も有るかもしれません。
      クリムヒルト少佐との仲良しトークと、パーフェクツォン・アミー内でのわちゃわちゃです。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネーム、ローレが本当の名前です。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 8話-2 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #リーゼロッテ #アードライ #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ8話の後半の夢小説です。ちょっとだけ回想を差し込んで、王族二人との関係性を出してます。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネーム、ローレが本当の名前です。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 2話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説 #アードライ
      千葉テレビのヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ2話分の夢小説です。
      最後に書いてたのが恋愛色濃いめだったから忘れてましたが、序盤は結構煽り強いめの内容だったの思い出しました…。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はローレが本名で、ツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 1話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説
      千葉テレビのヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ1話分の夢小説です。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※1話を書いた頃はお相手未決定でしたが、現在はお相手確定してます。
      ※名前変換欄はローレが本名で、ツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 6話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説
      千葉テレビのヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ6話分の夢小説です。正直なところ人間vs人間の陣営が違うロボ戦闘は、どこまで通信し合ってるの??(どことどこはお喋りしてるの??)ていうのがよく分からないところです。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 5話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説 #イクスアイン
      千葉テレビのヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ5話分の夢小説です。

      今回はいつもより結構夢小説らしいです。今後の展開のためにもだいぶ加筆しました。
      イクスアイン誕生日(9/29)に間に合わせられなかったのは無念です…。
      持ってる人はお分かりかと思いますが、今回はアニメ成分は少なめ。コミカライズの『裏切りの烙印』と『流星の乙女』からネタ拾ってきています。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 4話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説
      千葉テレビのヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ4話分の夢小説です。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 3話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説 #カイン・ドレッセル
      千葉テレビのヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ3話分の夢小説です。あのエルエルフが一人旅団無双してた時辺りの時間。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はローレが本名で、ツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 7話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #エルエルフ #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ7話分の夢小説です。ほんの少しリーゼロッテ姫のことに触れています。(ヒロインは遠縁の親戚で、少し顔立ちが似ている設定です)

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 10話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ10話の夢小説です。
      のんびりしていたらアニメの再放送、ファーストシーズンが終わったようですね。えっ、セカンドシーズンどうしよ…。書き終わってないのもあるんですけど、普通にとてもとても長いんですよねこれから…。

      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネーム、ローレが本当の名前です。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 9話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #カイン・ドレッセル #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ9話の夢小説です。ただ9~10話はカルルスタインの子達の出番があまり無かった事ですし、ヒロインは一端地球に里帰り離脱した…という進行をしております。
      ようやく表紙絵のタイトルの意味を回収です。ちょいちょい出ている「リーゼロッテ姫と少し似ている」設定は今回の伏線でした。

      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネーム、ローレが本当の名前です。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 12話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴのおはなしを少々書き直して上げてます。
      アニメ12話の夢小説です。アニメでご存じでしょうが12~13話って連続的なので12話と言いつつ、セカンドシーズンである13話の内容にも突っ込んでます。
      ちょっとアキラちゃん戦。小説版であの辺りのまったくもって制御不能状態のクーフィアちゃん好きです。
      ひとまずこちらにて一期?ファーストシーズン?、一旦引きです。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※ギャレリアだと表示がやぼったくなってしまうようなので、シリーズまとめ機能を外してタグ管理にしました。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネーム、ローレが本名です。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 11話 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #ハーノイン #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴおはなしを少々書き直して上げてます。あとグラフアートグッズ化嬉しい!!!!!
      アニメ11話の前半分の夢小説です。前回護送したジオール元総理大臣の運命はご存じの通り…。親子の別れの裏でのドルシアサイド、カインの思惑で動かされる少年兵の彼らです。ハーノインと少し親密な雰囲気。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前はツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうの思い出 ~アードライを追う先~ #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunomid #アードライ #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴのおはなしを少々書き直して上げてます。
      主にアードライですが、過去回想なのであどけない(当社比)エルエルフも出てきます。
      サイトで最初に掲載していた頃はアニメ沿いの二期の辺りから毎回過去回想を挟むようになっていたので、演出上一応意味有るつもりだったんですけど…長いので再掲載方法自体を分けるようにしました。暫くはほぼ連日でUP出来たらしたいですね…。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 13話-1 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #アードライ #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴのおはなしを少々書き直して上げてます。
      サイトで最初に掲載していた頃はアニメ沿いの二期の辺りから毎回過去回想を挟むようになっていたので、演出上一応意味有るつもりだったんですけど…長いので再掲載方法自体を分けるようにしました。
      なのでこちらもアードライです。時期はアニメ13話の辺り。一応過去回想→本編と、ある程度内容が連動するように書いてましたのでかつて…。暫くはほぼ連日でUP出来たらしたいですね…。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネームです。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうのむすめ 13話-2 #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunmsm #ハーノイン #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴのおはなしを少々書き直して上げてます。
      まだアニメの13話辺りに相当する時間です。アニメでさらっと「ドルシア軍の攻撃を凌いだモジュール77が月に到着してから二ヶ月が経った」と時間経過してますのでその辺り…。
      ハーノインに寄り添いたいヒロインと、(前々から軽薄ではあったものの)単独行動が目立つようになってきたハーノイン。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネーム、ローレが本当の名前です。
      OH
    • 【VVV夢】かっこうの思い出 ~ハーノインと恋人の約束~ #革命機ヴァルヴレイヴ #kkunomid #ハーノイン #夢小説
      ヴヴヴ再放送記念に連載休止している革命機ヴァルヴレイヴのおはなしを少々書き直して上げてます。
      ハーノインとの回想です。ヒロインは女ハーノイン…と呼ぶにもまた違うタイプだと思われます。

      色々な投稿サイトで投稿実験にも使ってみます。
      ※名前変換欄はツェーツェンがコードネームです。
      OH
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