イラストを魅せる。護る。究極のイラストSNS。

GALLERIA[ギャレリア]は創作活動を支援する豊富な機能を揃えた創作SNSです。

  • 1 / 1
    しおり
    1 / 1
    しおり
    3.5-9 約束ブレイク! 監督生はまた夢を見ていた。

     ピンク色のクマのぬいぐるみは、檻を模した籠にそれぞれおもちゃ達を閉じ込めると、ここのルールを演説で言い聞かせる。それはクマのぬいぐるみに無理矢理従わせる理不尽なルールだった。それに不満を露わにするおもちゃ達を無視し、演説が終わってさっさと去って行くクマのぬいぐるみの後ろ姿を見送りながら、漠然と監督生は思った。
     出て行って欲しくないなら独裁なんてしなければいいのに、と。


    ※※※


     いつものように日光とグリムの声に起こされた監督生は、未だぼーっとする頭で夢の内容を反芻していた。今日は待ちに待った土曜日。ティーノとの約束の日だ。

    「おはよう、グリム」
    「遅いんだゾ! それより子分、今日はティーノとの約束の日だからな。忘れてねーだろうな?」

     少し船を漕ぎつつ、「覚えてるよ」と言う監督生にグリムは「へへん!」と得意気な顔をする。

    「オレ様だって、ちゃんと覚えてたんだゾ。じゃあ、朝飯食いに行こうぜー」

     今日は土曜日だが、授業はあるので登校しなければならない。寝起きでまだ少し怠い身体を叩き起こし、監督生はのそのそと制服に着替え始めた。


     いつもの待ち合わせ場所に行くと、既にエースとデュースが待っていた。

    「おっはよー、監督生」
    「おはよう。監督生、グリム。いよいよだな」
    「正直不安しか無いけど、なるようになれって感じだわ」
    「二人共、校舎に近づいたら、その話はダメだからね」

     監督生の指摘にはっと気が付いた二人は、途端に黙り込む。二人はいつかのティーノと同じように、辺りをきょろきょろと見回した。相も変わらず、周囲に変化は無い。

    「気にしててもしょうがないよ、二人共。それより早く行かないと遅刻しちゃうよ」
    「それもそうね。じゃあ、行きますか」

     いつもと同じように欠伸を噛み殺しながら、監督生達は校舎に向かって歩を進めた。


    ※※※


     いつもと同じように授業を受け、いつもと同じようにちょっとした騒動を起こし、いつもと同じように怒られ、いつもと同じように宿題をちょっと増やされ、遂に約束の夜が来た。大勢で付いて行くのは目立つので、ティーノの後を追うのは、魔法が使えない故にあまり警戒されない監督生といざという時、口を割らせるジェイドが行くことになった。約束の時間少し前まで誰が行くか、マジカメで相談し合っていた彼らだが、最終的に決まったのがこの二人だった。それからは驚くほどすんなり話がまとまり、オンボロ寮までジェイドが迎えに行くことになって、監督生は談話室で待つことにした。

    「オレ様の分までしっかり働いて来るんだゾ~」

     なんてグリムは言っている。自分は出かけなくて良いものだから、気楽そのものだ。それにちょっと仕返しの意味も込めて、監督生はグリムの両頬を抓んで引き伸ばす。「痛ぇ、放せ」と騒ぎ、短い前足と後ろ足をばたつかせてグリムは抗議した。引き伸ばされた顔が可笑しくて、監督生は「そんなこと言う口はこの口か!」と笑った。

    「おやおや。随分と楽しそうですね、監督生さん、グリムくん」

     聞き覚えのある声が廊下から聞こえてきた。そちらへ目を向けると、ひょっこりと談話室の扉からジェイドが顔を覗かせていた。

    「ジェイド先輩、お疲れ様です」
    「お疲れ様です、監督生さん。お迎えに上がりました」

     グリムから手を放して立ち上がると、ジェイドに近づきながら監督生はぺこりと頭を下げる。

    「すみません、遠いのにわざわざ……」
    「いえいえ、大丈夫ですよ。あなた一人で先に行かれて、犯人さんに捕まってしまっても面倒ですから。……それはそれで面白そうですけどね」
    「相変わらず、考えることが物騒なんだゾ」

     人の悪い笑みを浮かべるジェイドに苦笑いを送り、監督生はグリムの方へ振り向き、先に寝ているように言った。が、グリムは「子分が働いてるのを労ってやるのも親分のツトメなんだゾ」と言って不敵に笑った。最近見た映画の影響か、今夜のグリムは親分風を吹かせたい気分らしい。

    「じゃあ、留守番よろしくね。親分」
    「大船にツナ缶と一緒に乗ったつもりでいてくれていいんだゾ!」
    「ふふふ。何それ、おっかしい。行ってきます」

     自分の胸をどんと叩いて変な言い回しをするグリムに、監督生の緊張が少し解れたところで二人は出発した。ティーノは必ず寮から出て行くので、鏡舎から出たところで後を追う予定だ。

    「少し急ぎますよ」
    「え? うわっ」

     ジェイドの一言を合図にぐい、と腰に腕を回され、そのまま肩に担ぎ上げられる。ぐるんっと回った視界に混乱していると、すぐに地面とジェイドの足、辛うじて背中が見えた。そこで漸く、監督生は俵を担ぐようにして持ち上げられたのだと理解した。ジェイドが走る振動に揺られながら、監督生は口で抵抗した。下手に暴れると落ちそうになるからだ。

    「ちょっ……ジェイド、先輩! 自分でっ……自分で走れますから!」

     しかし、いくら監督生がそう言ってもジェイドは素気なく返す。

    「いえ、あなたの小さい歩幅で走るより、僕の歩幅で走った方が速いですから。それに、こうすればはぐれませんし。はぐれた稚魚を捜して、ティーノさんを見失っては本末転倒ですから」
    「う……うぅ……はい」

     隙の無い意見に、ぐうの音も出なかった。


     鏡舎に着くと、ほぼ同時に小さな人影が出てきた。ティーノだ。闇に紛れるためか、式典服を着てフードを深く被っている。顔は見えない。誰かに顔を見られたくないためだろう。こちらも万一のことを考えて、ジェイドは監督生になるべく足音を消すように指示する。それに彼女がこくこくと頷いたのを確認して、ジェイドは監督生を先導しながら後を追う。
     しかし、どうしたことか、ティーノは厭に速度を上げて走る。まるでこちらを振り切るように、どんどん速度を上げるティーノに違和感を覚えながらも、二人は付いて行くことしかできない。鏡舎から植物園、メインストリート、学園裏の森と彼の動きは二人以外の尾行を撒こうとしているのではなく、本当にこちらを振り切ろうとしているようにしか思えない。しかも、その間彼は全く止まる気配が無い。
     こちらも体力が落ちてきて、ティーノとの距離がどんどん開いていく。それに伴って、違和感も強くなってくる。何故、彼は話がしたいと申し出て来たのに、止まる気配が無いのか。
    「ティーノ君……全然、止まる気配、無いですね……!」
    「ええ……そうですね……!」

     それからも転々と場所を変え、中庭に出た時、普通の人間より体力がある人魚のジェイドでも、流石に少し息が切れてきた。このままでは振り切られてしまう。
     足止めをしようとジェイドがマジカルペンを取り出し、魔法を掛けた。背後から足を狙った魔法を驚くべき反射で察知したティーノもマジカルペンを取り出し、煙幕を張る。完全に話をする気は無いと二人は判断したが、遅かった。濃い煙はなかなか晴れず、そのまま動き回るのも危険なので、二人は身動きが取れなかった。やっと晴れた頃には、ティーノの姿はどこにも無かった。

    「ティーノ君、どうしちゃったんでしょう……? あんなに追い詰められて、話をしたいって言ってくれてたのに」

     落胆する監督生に構わず、ジェイドは先程までティーノが立っていたであろう場所に屈み込み、痕跡を辿ろうとしているようだった。特に何も言わず、何かを見つけたらしいジェイドはそれを取って立ち上がる。

    「ジェイド先輩? 何かあったんですか?」
    「これが落ちていました」

     彼が見せたのは、四つ折りにされた形跡がある一枚の紙だった。折られた面には赤いインクで複雑な魔法陣が描かれている。もしかして、ティーノが落とした物だろうか。そういった意味を込めて、監督生はジェイドを見上げる。ジェイドは一度だけ頷くと、口を開いた。

    「残念ながら、僕にもよく読み取れない箇所があります。アズールに見て頂きましょう。彼なら、この魔法陣から作成者まで読み取れると思いますよ」
    「そんなことできるんですか?」

     驚く監督生にジェイドは邪気の無い笑みを浮かべる。

    「当然ですよ、アズールですから」


    ※※※


     翌日の放課後、VIPルームに集まった監督生達は昨日発見された紙をアズールに渡した。今日は全員参加のミーティングもあるので、調査に参加している全員がいる。

    「ジェイド、何故昨日拾った時点で僕に報告しなかったんですか?」
    「申し訳ございません。昨夜、既にアズールは眠ってしまっていたので、起こすのも忍びなく思いまして」
    「関係ありません。手掛かりを見つけたらすぐ僕に報せろと言った筈ですよ。一度言ったことも守れないような無能はいりません。次もやったら、副寮長から退いてもらいます」
    「畏まりました」
    「ま、まぁまぁ、ジェイド先輩はアズール先輩のことを思って……」
    「監督生さんには関係の無いことです。僕はジェイドに言っているのですから」

     簡単に言い負かされてしまった監督生は、黙るしかない。困った顔でジェイドを見ると、彼は涼しい顔で微笑んでいる。これは庇い損だったかと考えているうちに、ロランドがアズールに申し出た。

    「寮長。その魔法陣が描かれた紙ですが、宜しければ僕が調べても構いませんか?」
    「ロランドさん……いえ、これは僕が調べます。あなたには別件で……」
    「ですが、寮長。このところ、ラウンジの経営と事件の調査でお疲れでは? 僕に任せて頂ければ、責任を持って調査、迅速に報告致します」

     恭しく礼をするロランドに、アズールは逡巡すると、「ええ、良いでしょう」とロランドに紙を渡した。

    「良い報告を期待していますよ、ロランドさん」
    「ええ、もちろんです。では、僕はこれで失礼させて貰うよ」

     監督生達に一度微笑みかけて、ロランドは紙を片手にVIPルームを出て行く。その背中を見送って、アズール達はティーノに言及した。

    「ティーノさんは如何致しましょう? 昨日は撒かれてしまい、結局お話を伺うことができませんでした」
    「またですか。これで二度目ですね、ジェイド。本格的に副寮長を下ろしてやろうか」
    「そんな……! 酷いです、アズール。僕は頑張りましたのに……しくしく」
    「嘘泣きは止めろ。……こほん。ティーノさんのことですか。そうですね……撒かれてしまったのは正直、痛手です。同時に彼にはこちらに協力する気が無いと見ていいでしょう。今後の彼についてですが、今は放置します。信用できませんから」
    「え~。じゃあ、どうすんの? 黄色ヒオウギちゃんとあの変な紙ぐらいしか手掛かり無ぇじゃん」

     フロイドの尤もな意見に一同は頭を悩ませる。ティーノに協力する気が無いとすれば、後はロランドの報告を待つしかない。ここでまた行き詰まってしまったと、一同は黙り込んでしまった。


    ※※※


     アズール達が集まる少し前。ルキーノは中庭を必死の形相で捜索していた。昨日、遠隔魔法の魔法陣が描かれた紙を落としたのだ。どうしよう、バレたらきっとティーノと同じ目に遭う。今度は兄弟だけじゃ済まないかもしれない。そう考えると、それだけは嫌だと焦りだけが加速する。心当たりのある場所は全て探した。しかし、未だ目当ての紙は見つからない。夢中になって探しているうちに、こつんと見覚えのある革靴に手が当たった。

    「ひぇぅっ……!」

     咄嗟に後ろに下がって、恐る恐るその革靴の主を見る。しかし、そこにはルキーノの恐れていた人物はいなかった。

    「どうした? ルキーノ」

     そこにいたのはサミュエルだった。取り乱したルキーノを蔑むでもなく、哀れみの目を向けるでもなく、ただ静かにそこに立っている。彼の目から読み取れる感情は僅かだが、侮蔑の感情は見えない。別にルキーノを責めている訳でも無い。しかし、却って静かなその目が彼に言い訳を言わせた。

    「ち、違うんです。サミュエル先輩……お、ボク、昨日あの二人を撒くのに必死で、それで……それで、気が付かなくって……わざとじゃないんです! つい不注意で……こ、このことは誰にも言わないで! お願いします! お願いします!」
    「………………ルキーノ」

     何か言おうとしたサミュエルだったが、ルキーノはそれ以上、何も聞きたくなくて「それじゃあ、ボクはこれで」と早口に言ってその場を立ち去った。
     後に一人残されたサミュエルは、ルキーノの後ろ姿を黙って見送っていた。


    ※※※


    「寮長、解析が終わったよ」

     あれから二十分程度でロランドは戻ってきた。片手には先程の紙が握られており、彼はテーブルに広げた。改めて見てみると、それは赤いインクで幾つもの陣を複雑に組み合わせて組まれているようだった。そこから読み取れる情報を、ロランドが説明していく。

    「大まかな種類に分けると、この魔法陣は三種類の効果が組まれている。一つは火の玉を作り出す魔法、二つ目は火の玉の軌道を操る魔法、三つ目はタイミングを図って火の玉を蒸発させる魔法だ」
    「火の玉? じゃあ、今回の事件とは関係無さそうですねぇ」

     ジョットの意見に眉を寄せるアズールだが、「続けて」と先を促す。

    「この三つの陣の他に、細かく指定が入っている。いつ・どこで火の玉を出現させるか、と」
    「ほう。ちなみに指定された内容は分かりますか?」
    「これから読み取れる範囲だと明日の午後四時に……座標から言ってオクタヴィネル寮の廊下になっている。確か、これはティーノが落とした物だったね。それなら悪戯の範囲で使う魔法陣だと思うよ」
    「なるほど。ありがとうございます、ロランドさん。よく分かりました」
    「なんだぁ、事件には関係無さそうじゃん」

     にこやかにロランドから紙を受け取るアズールと、それを見ながらぼやくエース。「あまり力になれなくて、済まないね」と謝るロランドに、アズールは「いえいえ、とんでもありません」と笑顔で返した。


    ※※※


     その日の夜。呼び出されたルキーノの顔色は青白かった。彼に呼び出された時、既に事情を知っているような口調だったからだ。自分もティーノのように、仕置きをされるんじゃないかと心底びくびくしていた。部屋の扉が開き、彼が入って来た。びくりと肩が揺れる。恐怖で身体が強張り、振り向けない。彼はゆっくりこちらに近づいて来て、片手でルキーノの肩を抱くように包み込まれる。背後でぱたん、と扉の閉まる音を合図に、彼ロランドは口を開いた。

    「残念だよ、ルキーノ1年生。どうしたんだい? 昨日は」
    「ぼ……ボク、昨日、逃げるのに必死で……落としたことに気が付かなくって………………わざとじゃないんです! 許して下さい、ロランド先輩……! つい不注意で……」

     彼の方へ振り向き、必死に謝るルキーノに、ロランドは溜め息を吐いて哀れみの目を向ける。

    「ああ、可哀想に。こんなに震えて。怖がることは無いよ。君はもう、罰することは決まっているんだから」
    「……え?」
    「もうあの輝く日々は戻って来ない。もうお前なんか好きじゃない。君の隣にサッド・ディクテイター
    「あ……うぅ……! うぇぁああああああっ!!」

     がくがくと全身が震え、後退りをするルキーノとその姿をただただ無関心に見ているロランド。ルキーノは何も無い空間を手で振り払いながら、怯え、叫び、やがて気を失った。それを見届けているロランドに、彼の背後にいたジョットは声を掛けた。

    「終わったかしら?」
    「ああ、終わったよ。全く、冷や冷やさせてくれるね。この兄弟は。お陰で偽物を急拵えする羽目になった」
    「……まぁ、ティーノちゃんとルキーノちゃんはともかく、ピーノちゃんは大丈夫だと思うけど……ロランド、大丈夫?」

     見ると、ロランドの顔色は僅かに悪い。少し苛立っているようにも見えた。ジョットの気遣いの言葉に、ロランドは首を振って否定する。

    「大丈夫だ。……そうだ、大丈夫。僕はちゃんとできている……」

     そう独り言のように呟いて、ロランドは米神を指で押さえる。眉を顰めて彼はジョットに向き直り、念を押すように言った。

    「僕らの計画は順調だ。ジョット、くれぐれもあいつらに気取られるような真似はするなよ」
    「ええ、大丈夫よ。任せておいて」

     安心させるように飴を咥えて微笑むジョットは、倒れたルキーノを抱えて部屋を出た。部屋に残されたロランドは、扉が閉まると傍らにある椅子に座り、深い溜め息を一つ零した。
    れく Link Message Mute
    2022/06/25 20:38:57

    3.5-9 約束ブレイク!

    支部から再掲。
    このお話で漸く折り返し地点です。日々、はよオバブロしろと思いながら書いております。はよオバブロしろ!!!!!

    #twst夢 #twst創作生徒 #ツイステ創作生徒

    more...
    Love ステキと思ったらハートを送ろう!ログイン不要です。ログインするとハートをカスタマイズできます。
    200 reply
    転載
    NG
    クレジット非表示
    NG
    商用利用
    NG
    改変
    NG
    ライセンス改変
    NG
    保存閲覧
    NG
    URLの共有
    OK
    模写・トレース
    NG
    • 海神と恋人 7※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊
      ・オリジナル設定ビュッフェ

      ひたすら平和です。お茶会と言えば、あの子だよね!ということで、急遽出演が決定しました。

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 海神と恋人 11明けましておめでとうございます!
      お久しぶりの最新話ですが、二月のオンラインイベントに出るので、原稿に集中します。ので、二月末までは更新停滞します。まだまだ連載は続く予定なので、どうぞ今年もよろしくお願いします。

      #ポセイドン(終ワル) #終ワルプラス #オリ主
      れく
    • 海神と恋人 10最近、いちゃいちゃしてないので(当社比)後半ずっといちゃいちゃしてます。以前よりもっとおポセさんがデレデレしてるので、苦手な方はご注意を。ちゅーばっかしてるよ、この二人。
      #夢小説 #終ワルプラス #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 海神と恋人 8やっと書けました。お待たせしてしまい、申し訳ありません。今回も平和にワルキューレちゃん達とお茶会しただけの回です。めちゃくちゃ平和!!!!!
      原作見る限り、本来彼女達は争いを好まない子達なのかなと思うので、前回と今回はその辺りを掘り下げ(?)てます。基本的に喧嘩嫌な子が多いのに、あんな捨て身の戦法って余程の覚悟があるのだなと思います。

      #終ワルプラス #ポセイドン(終ワル) #夢小説
      れく
    • 海神と恋人 9引っ張ってもしょうがないので、先に宣言します。釈迦登場回です。 ヘラクレス兄様に続いて難しいお人です。基本的に普段何考えてるか分からん神なので。でも、金ちゃんと一緒にいる時が釈迦としての素なんじゃないかなとかは思ってます。ヒルデさんの後は絶対この神出そうと決めてました。誰もが惚れる男を書くのって難しいもんだなぁ。
      今回名前変換二つありますけども、片方は釈迦に呼ばれるあだ名です。お好きなあだ名を入れてお楽しみください。

      #夢小説 #終ワルプラス #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 海神と恋人 17※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊
      ・ちょっとだけモブ

      ハデ様「でも、余にくらいは事前に相談して欲しかった…」(´・ω・`)

      という訳で、色々発表する回です。ゲル、ごめんよ。走り回らせて。
      そして、勝手に場を盛り上げる夢ちゃん達。そういう予定に全く無かったこと、突然言い出すの止めて欲しい。ちなみにどちらの発表も全く予定に入っていませんでした。え、お前らって、え、あっ、そう……。みたいな感じです。

      23/2/17 追記
      お話がいまいち繋がっていなかったところを繋ぎ直しました。多分、これで大丈夫かなと思います。
      #ポセイドン(終ワル) #終ワルプラス #夢小説
      れく
    • 海神と恋人 3支部から再掲。
      ※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊甚だしさ史上最高
      ・オリジナルの妖精さんがいる

      今回はやらかしちゃったおポセさんです。普段絶対に言われないようなことを言われて宇宙猫になるおポセさんが書きたかったともいいます。

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 海神と恋人 6※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊
      ・オリジナル設定が温帯低気圧
      ・ロキ夢ちゃんがいる
      ・ロキちゃんと夢ちゃんの仲が悪い

      やっとワルキューレさん達のターンですが、注意書きにもある通り、ロキちゃんと夢ちゃん、仲悪いです。この二人の場合、どちらが悪いとかではなく、元々の性質から反りが合わないので、毎回ケンカしてしまいます。本当にどちらが悪いとかはないのです。ただお互いの主張が原因でぶつかり合うだけなんです。所謂、ケンカ友達ですね。

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 海神と迷子 番外編2支部から再掲。
      ※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊(特に長兄様)
      ・オリジナル設定がスコールの如く

      おポセさんが夢ちゃんにプレゼントを贈るまでのお話。直前に上げたお話のお口直しです。
      長兄様のキャラ崩壊が一番ひどいかもです。弊宅の長兄様は愛弟のことになると、見境が無くなります。

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 生意気な後輩ロロ監になるかもしれないロロと監の話。監は男の子でも男装でも通じるように書いてます。この後、色々やり取りを重ねていくうちにお互いに好きになっちゃうのが男の子監。ロロが個人的興味を持ったタイミングで女子バレするのが男装監。誰か書いてくれないかなぁ。
      ロロ監未満なので、専用タグ付けてません。
      二日酔いの頭で書いた話なので、ご容赦ください。イベのオチはアレでも、夢を見ていたいんだ……。
      #twst夢
      れく
    • 海神と恋人 12無事に脱稿しましたので、連載再開します。
      展開早い上に夢ちゃん、いつの間に交友範囲広げてたんだよと突っ込まれそうですが、この子交流範囲広すぎて全ては書き切れない状態です。これだから、陽キャは。
      主に仲良くなるきっかけは配達中に出会したり、おしゃべりしたりして親密度を上げていってます。
      #終ワルプラス #ポセイドン(終ワル) #夢小説
      れく
    • 海神と恋人 16※※ご注意※※
      ・圧倒的キャラ崩壊
      注意はいつもの。この神という存在を果たして独占していいものかというお題は今度のイベントに出す本でも触れていますので、ご興味があったら比較してみるのも面白いと思いますよ(小賢しいダイマ)

      いや、結構この二人の間では案外と高い壁です。お互い、これまであんまり意識してこなかったけど、(おポセさんは釈迦に嫉妬したりしたけど)第一関門でもありますね。ま、頑張れよ。
      #終ワルプラス #ポセイドン(終ワル) #夢小説
      れく
    • 海神と迷子? 8支部から再掲。
      ※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊
      ・オリジナル設定盛り放題サービス
      ・オリジナル扱いの悪魔と神様
      ・オリキャラが調子に乗っている

      今後、本誌にてあの神様が登場したとしても、このお話の神様とは全くの別キャラとして扱うと思います。そのくらい今回は思い切った設定盛ってます。ま た か お 前

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 海神と迷子? 4支部から再掲。
      ※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊
      ・春のオリジナル設定祭り
      ・オリキャラがいる

      呪いを解く=パズル系ダンジョン攻略だと思ってるアホが書いた話です。エ○ソシ○トみたいなホラーチックな雰囲気を期待していた方には申し訳ないです。

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 海神と迷子? 6支部から再掲。
      ※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊
      ・オリジナル扱いの悪魔がいます
      ・最後にちょっとだけオリキャラ
      ・ちょっとだけえっちに見えるかもしれない描写(えっちではない)

      お前同じような展開、すげー擦るじゃん。
      好きなんだよ!こういうの!
      という訳で超特急(大幅カット)でダイジェスト的にまとめました。ダイジェストより酷い出来になりました。取り敢えず、弊宅のベルゼさんはとことん悪趣味だよということを言いたかっただけです。

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 真紅の暴君 母への忠実なる思い 第四節pixivより再掲。
      ※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊(引き続きリドルくんがただの小学生、トレイママ等)
      ・FFシリーズとクロノクロスの良いとこ取りでできたようなパロディ
      ・ユウ呼びあり
      ・ゲームの中では皆監督生に優しい

      お久しぶりの更新です。今回も割とRPGあるある回。ダンジョンが思いのほか長くて、心配になるあれです。
      #twst夢  #女監督生  #オンボロ寮の伝道者
      れく
    • 海神と恋人 5※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊(特にロキちゃん)
      ・オリジナル設定が暴風
      ・ロキ夢ちゃんがいる

      果たしてロキちゃんとお友達になれるのか!? みたいな回です。

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 海神と恋人 14役に立たないオリキャラ。でも、それでええんやで。
      考えてみれば、この二人が「会話」したの初めてですね。ちょっと感慨深いものがあります。
      #終ワルプラス #ポセイドン(終ワル) #夢小説
      れく
    • 差出人不明の手紙今回もタグの通りです。何だかんだ愛されている監督生。
      最近、気付いたのですが、ミュージカル版のリトマイCDを聴いていたところ、🐙様がお父ちゃんから与えられたのが「魔法の貝」だったので、「お? これはずっと私の趣味だと思っていた貝の人魚要素が生きる時?」と思ったので、ここに公言しておきます。うちの貝の人魚達の元ネタはミュ版からです!!(堂々の後付け)
      今回前半で何か歌の歌詞が付いてますが、元ネタの歌から5分で考えたやつなので、ご容赦ください。

      #twst夢 #アズ監  #ロロ・フランム  #twst創作生徒  #アズ監←ロロ
      れく
    • ご旅行は計画的に「可愛い恋人が来てるのに、なに働いてんだ! 帰れ帰れ!」されるアズール。
      こんなに長くなる予定無かったんですが、長くなりました。次回からワックワクのドッキドキ花の街旅行が始まります。
      今回もアズールが可哀想ですが、次回はロロが可哀想な予定なので、ご容赦ください。尚、今回、人によってはご不快に思われる描写がありますが、男子高校生のエグめのノリとして書いております。
      ユウ呼びあり。
      最後に画像が見にくかった方用に初登場の創作生徒の設定があります。

      #twst夢  #アズ監  #女監督生  #ロロ・フランム  #twst創作生徒  #アズ監←ロロ
      れく
    • 古の砦 夜の幻影に彷徨いてpixivより再掲。
      ※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊
      ・FFシリーズとクロノクロスの良いとこ取りでできたようなパロディ
      ・ユウ呼びあり
      ・ゲームの中では皆監督生に優しい
      ・名前だけオリキャラ出ます
      ・導入がただのクロノクロス

      注意書きの通りです。
      あくまでも『ゲームの中だけ』皆監督生に優しいです。
      今回、ジョブの設定は一応ありますが、キャラの個性みたいな扱いで、ジョブチェンジはできない仕様です。一年生以外はサブイベをクリアするとクラスチェンジはできる、みたいな設定は考えています。一年生達はストーリー上でクラスチェンジできたら、いいなぁ。
      ジョブはFFシリーズからナンバリング関係無く、各キャラに合いそうなジョブを設定してます。
      バトルシステムは基本クロノクロス、ターン表と召喚獣システムはFF10から。魔法はFFシリーズの魔法を使っているという設定です。
      肝心のストーリーはFFとクロノクロス半々くらいにしたいとは思っています。(できるとは言っていない)
      #twst夢  #女監督生  #オンボロ寮の伝道者
      れく
    • 12/3 kmt夢オンリー「うたかたにて」既刊サンプル「夢幻の恋」12/3ピクスクイベント「うたかたにて」参加します。
      イベント会場:https://pictsquare.net/1oaw7aj6bjqwjlczng19u3md9mz7fq66
      告知として本の表紙とサンプル置いておきます。

      『夢幻の恋』魘夢×ネームあり夢主 R-18G
      A5/132P/400円+送料
      「これが夢なら良かったのに」シリーズWeb再録+ツイッター掲載短編+読み切り2本
      読み切りの内1本はキメ学軸の魘夢民尾×ネームあり夢主です。

      サークル名:氷花
      スペース:さ13

      頒布方法はpictSPACEにて行う予定です。
      当日、自スペース内にリンクを貼りますので、そちらよりお求めください。

      現在公開中のシリーズの再録がメインです。
      Web再録本編はグロテスク描写、肉体的・精神的暴力表現があるので、年齢制限かけてます。
      オリジナルキャラクターがいるので、苦手な方はご注意ください。

      表紙は同人誌表紙メーカーさんで作りました。今回、本を作ろうと思ったのもこちらのメーカーさんのお陰です。本当に感謝しかなく、足向けて眠れません。
      当日は殆どいませんが、本の購入自体はできます。Webイベントサークル参加も二回目。まだまだ至らない点もあるとは思いますが、当日はよろしくお願いします。

      サンプル部分は読み切りの一部です。シリーズ本編はシリーズ一覧から全部読めます。
      #pictSQUARE  #鬼滅の夢  #魘夢  #サンプル
      れく
    • 沸点の低い先輩続・ロロ監になるかもしれないロロと監の話。何か続きました。未だに監督生を男女どっちにするか悩んどります。
      がっつりユウ呼びしてます。
      前回→https://galleria.emotionflow.com/114610/647779.html
      #twst夢  #ロロ・フランム
      れく
    • 海神と恋人 19勝負の結果が分かる回です。漸くここで過去にベルゼさんが言ってた「神嫁」についての伏線がちょっとだけ回収できました。次回はやっと七福神出せます。多分。
      #終ワルプラス #ポセイドン(終ワル) #夢小説 #オリ主
      れく
    • 弱肉強食の掟ゲームシステム的にはバトルとリズミック回です。自作キャラはあくまでも推しや既存キャラを際立たせる為に書いてます。推しよ、最強の男であれ。自作キャラは推しに負けて跪いて欲しい派。
      ダニーくんは過去に自寮長や奮励寮長にもケンカふっかけて負けています。
      #twst夢  #女監督生  #アズ監  #ロロ・フランム  #twst創作生徒  #アズ監←ロロ
      れく
    • プレッシャーによる爆発ロロ「本当に良いのかね?」
      フロ「え? だって、自己責任じゃん」

      ロロくん及びノーブルベルについて捏造しかありません。良いところで区切ると、いつも長くなります。ごめんなさい。今回はロロくんが可哀想です。フロのあだ名も公式で出るまで捏造。オクタヴィネル寮は自己責任の寮なので、この後特に助けに行ったりはしません。ズルするからだよ。
      #twst夢  #女監督生  #アズ監  #ロロ・フランム  #twst創作生徒  #アズ監←ロロ
      れく
    • 2twst創作生徒設定2連載「アズ監のリベンジデート事件簿」にて初登場の創作生徒です。画像拡大しても見にくい場合は初登場回の後書きにも設定書きます。
      今回もキャラメーカーを使用させていただきました。

      #twst創作生徒  #キャラメーカー
      れく
    • 海神と恋人 13※※ご注意※※
      ・モブとオリキャラが割と出張ります

      注意の通りです。惨たらしく死ぬ運命のラミアのお姉さんが出てきます。ごめんよ、ラミアさん。来世では幸せになってね。
      #終ワルプラス #ポセイドン(終ワル) #夢小説
      れく
    • 海神と恋人 4※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊
      ・オリジナル設定が這い寄る混沌
      ・ヘイムダルくんとロキちゃんの仲があんまり良くない
      ・他の夢ちゃんがいる

       本家の神話では取っ組み合いのケンカした二柱なので、あんまり仲良くないんじゃないかなと思い、こんな話になりました。はよ本編で絡みはよ。

      #終ワルプラス #夢小説 #ポセイドン(終ワル)
      れく
    • 真紅の暴君 母への忠実なる思い 第三節pixivより再掲。
      ※※ご注意※※
      ・キャラ崩壊(リドルくんがただの小学生、トレイママ等)
      ・FFシリーズとクロノクロスの良いとこ取りでできたようなパロディ
      ・ユウ呼びあり
      ・ゲームの中では皆監督生に優しい

      今回初のボス戦です。火属性ボスっていうと何故かFF12の魔人さんのイメージが強いので、今回のボスはあんな感じです。腕は二本だけど。なのに今回のボス戦BGMはFF10イメージっていうね。
      リドルくん、いっぱい遊びな……。という気持ちで書いたせいか、いつもよりリドルくんが幼いです。
      #twst夢  #女監督生  #オンボロ寮の伝道者
      れく
    CONNECT この作品とコネクトしている作品