飼い主二人が寝静まった頃、こっそりと夜に外へ遊びに行った三匹は、
秋の訪れを感じる綺麗な場所へつきました。
風に吹かれてふわふわしているススキをお土産に、おうちへ帰ろうとした時に、
きらきらとした小さなお星様がおちてきました。
それはここへ遊びに来た三匹へ、星の妖精さまがくれた星屑のプレゼントでした。
帰り道を辿っておうちに帰った三匹は、とても疲れていたので燈にもたれかかりながら、
うとうと眠りにつきました。
朝になり、飼い主の一人が起きてきました。
居間にいくと、幸せそうに眠る三匹が。
飼い主は笑って、三匹の写真を撮りました。
「また冒険にいってきたんだね、楽しかったかな?」
そんな秋の夜のとある日のおはなし。