水鞠(みまり)♀ 12歳A型
パーティーの回復係なサポート役幼女。
最年少だけど大人組よりだいぶしっかりしてるよ!
辰星に負けず器用で玉兎に負けず劣らず頭も良いけど盗賊役にも参謀にもなれずにいます。
今まで蝶よ花よと育てられ流血暴力とかけ離れた世界で育てられたのに冒険者になっちゃったため考え方がだいぶスレてしまった部分があるよ!
でも巫女として、冒険者になった今色々手を汚してしまったけど神道が重きを置く「清き明き心」を忘れないように暮らしてるよ!良い子だね!
「清き明き心」の意味はググってみてね。
玉兎が自分に向けるいやらしい目線に気づいてるけど、一応気づいていないふりをしてあげることのできるできた子だ。
太白と仲が良いよ!唯一の同世代の異性だし恋心が生まれてもいいだろうにお互い全くそんな風に見てない。
どちらかというと兄のように慕っている節がある。
・身長135cm
・標準型
・家族構成は母と本家の皆さん。家族っていうか一族単位で暮らしてた。
・丁寧口調で一人称は私
・パーティの癒しな聖母系幼女
・尊敬する人は母様
・慈愛の心に満ちあふれまくりんぐ
・水神様を奉る巫女一族の跡取りだったよちょっと家庭環境が複雑なんだよ
・実は太白は双子の兄だけどお互いにそのことは知らないよ
・パーティ内で唯一自分の出生を詳しく話してないよ(巫女ってことは話した)
・話してないっていうか話したくないっていうかまだ自分の中で整理がついてないよ
・玉兎のロリコンがなんとかなればいいなぁと思ってる
・リューンは聖北信仰が盛んだけど死ぬまで神道の巫女であることを誓っているよ
・でも冒険者になって死や血など穢れに近くなってしまったからちょっとした処女喪失気分だよ
・肉体的にはもちろん処女だよ
・雷が苦手だよ
【冒険者になる前】
水鞠は水神を奉る巫女の一族に生まれた。水鞠の家は特殊で、本家は女系で女が家督を継ぎ、分家は男系で男が家督を継ぐ掟があった。水鞠は本家の次期当主になるはずだった。
水鞠には父がいなかったが、優しい母と一族の乳母たちに健やかに育てられていく。
本家では次期当主が14歳になり裳着の式(男で言う元服)を行うと、当主の座を譲り受けていた。当主になった瞬間、分家から選出され自分を死ぬまで守る「衛士」がつけられる。
しかしこのことは当主になるまで知らされない。
そのため、水鞠の衛士は太白だったのだが水鞠は現在12歳のため分家である太白の存在を知らない。(太白も自分の使命は理解しているが、実際に姿を見ることができるのは本家当主が裳着の式を終えてからのため水鞠のこととは知らない)
(続き)
さらに、自分の本当の名前である真名を知られることはその名を使って呪術に利用されると考えられ、家督を継ぐまで「お世継ぎ様」と呼ばれ真名を知っているのは一族内でも母や本家の近しい者だけだった。
つまり太白も水鞠の名前も姿も知らないし、水鞠にいたっては太白の存在すら知らないというミラクルが起こって現在互いに兄妹だということは知らない。
むしろ兄妹だということ自体が本人たちに知らされていなかった(理由は太白の項で)
そんな環境の中、優れた力を持つ水鞠は巫女としても期待され平和に暮らしていた。
しかし、突如として本家が水鞠を残し皆殺しにされる暴動が起こった。
分家による本家の乗っ取りである。
本家の影として生きることを強いられてた分家が、男尊女卑の風潮にあおられ自分たちが正当な血筋だと主張する。
(続き2)
神に仕える者が血を流す争いを起こした時点で神職にはなりえない。
現当主である水鞠の母は、正当な巫女の血を絶やさないよう水鞠を命からがら逃がす。
水鞠はなんとかして逃げ切るが、国内で逃げてもきりがないと考えリューンへ逃げる。
リューンへ逃げ切ることはできたが、幼い水鞠が1人で一族を復興できるはずもなく、暮らしていくこと自体が困難になり途方に暮れている所に玉兎と出会う。
そして、螢惑と辰星に冒険者に誘われる。
補☆足
巫女として、穢れに近い冒険者の仕事は苦痛だったが生きていくために腹をくくる。
資金と力をためて、数年経ちほとぼりが冷めたら故郷へ戻って本家の生き残りを捜すために、そして何より母の遺言である「生き延びて」という言葉を守るため手も汚す。
パーティ内で一番生きることに対して執着するよ。
巫女としての自分と生き延びるための冒険者としての自分の間で結構悩んでるよ。