神田はセカンド計画の被験者としてその運命を受け入れるしかなかった。
けれど、ネアは自らその選択をしている。
「迷いも心も全てあの日に置いてきた」
「オレは躊躇わない」
「何があろうと必ずこの手で遂げてみせる」
北米支部でアレンが見たネアのかつての姿。
ストーリー的にはこうでもしなければネアがティキに生き写しということをアレンは知る由も無かっただろうけど、目的のために自らの身体を変えたネアにしてみれば、アレンにかつての姿を見せる必要など無かったかもしれない。
だから北米支部での彼の姿はネアが見せたものというより、互いに混沌とした意識の中、ネアの記憶と思いが混じった夢のようなものだったのかも。
故にネアも覚えていないのかなぁ、なんて・・・。
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箱舟の14番目の部屋より、鏡に映したように見えてきた14番目の影。、
G編が終わって184夜「ネオギプス」の表紙の反転された姿のアレン。
北米支部での邂逅にて同じ服を着ているネアとアレン。
この回と同じ日に発売された小説3巻での向き合う伯爵とマナ・・・。
描写としてよく見られる“鏡に自らを映す”ようなイメージにこんな絵を描いてみたけれど、私には難易度が高過ぎた題材でした((( T_T)トボトボ。
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『鏡に映ったその姿は、決して同じになり得ない全てが反転された“別の自分”』