ルビア「ライ君、隣良いかな」
ライオット「ルビア先生!?どうぞどうぞ!!むしろ俺のココ空いてますよ…(イケメン顔で肩指さしながら)」
ルビア「…じゃあ隣、座っちゃうねー(ライ君の顔見て安心したのかクスっと笑って静かに隣に座る)」
ライ「(体育座りで頭伏せつつ)…(しばらく間を開けて)…やっぱ先生じゃなくなる話って本当だったんですね。」
ルビア「…うん。ごめんね、本当はもっと昔から決まってたんだけど言い出せなくて…(悲しそうに笑って)」
ライ「やーだ許しません!俺ルビア先生といっぱいデートしたかった(むすっとした顔)。」
ルビア「…ごめんね。許してもらえないのは寂しいけどちょっとだけ先生の言い訳、聞いてくれるかな?」
ライ「しょーがないなー、ルビア先生のいつもの優しさに免じて聞いてあげましょう!(ふーと一息)」
ルビア「ありがとう(ニッコリ笑って立ち上がる)…私の卒業の理由なんだけど、ルシア(宝石)にはあまり喋るなって言われてたんだ」
ライ「(ルビア先生目で追いつつ)何か隠し事?(きょとんと首かしげつつ」
ルビア「うん、今までは。でも学校の人達、ライ君もそう。良い人達の前でそういうのって良くないなって思ったの(ルシアが髪飾りに着いていない」
ライ「良い人なんて照れる…(ハッ)じゃなかった、そーゆーのって!?」 パタカラ「ふむ…(何か察して眠りにつく」
ルビア「ライ君、これからする話はなるべく人には言わないでね、それから…驚かないでね?」
ライ「ルビア先生の頼みごとなら合点、言わないし驚かない! (ルビア先生をジッと見つつ聞く体制」
ルビア「ありがと、本当に驚かないでね?(ニコっと笑ってから目をつぶる」
ライ「Σおッ―――~~~~(口を両手で押さえて必死に驚かないようにルビア先生見てる)!?…おぉっ…お!?(※凝視」
ルビア「…私ね、実は獣人なの」
ライ「ほへぇー…(間の抜けた表情で関心してる)…それで?(首かしげ」
ルビア「学校を卒業する理由は獣人だから学校を追い出されるとかじゃないよ?ちょっと長くなるかもしれないけどもうちょっとだけ聞いてね(元に戻る」
ライ「うん、ちゃんと聞く。(その場に正座」
ルビア「私ね、10年前に保護されるというかたちで学校に来たんだ」
ライ「保護…(大袈裟に頷く」
ルビア「多分ね、ライ君がちっちゃい時になるから覚えてないかもしれないけど。ある獣人の一族が他の獣人との争いで絶滅したってニュース、知ってる?」
ライ「ううん、知らない。(首横に振りつつルビア先生ジッと見る」
ルビア「まぁ昔の話だもんねー、その滅んだ一族っていうのが渡り鳥の一族、トロン族。私のお父さんの率いる一族だった(悲しそうに話す)」
ライ「…ルビア先生…家族いなくなったの?」
ルビア「お父さんがね、お母さんは私と一緒にお父さんが渡りから帰ってくるのを待ってたんだけど帰ってきたのは傷だらけのお父さんだった」
ライ「・・・」
ルビア「お父さんは傷が深くて助からなかった。その数日後、一族の絶滅のニュースが流れたの。」
ライ「ルビア先生…(引き続き聞く体制」
ルビア「それからこのニュースを知った獣人保護団体が一族の生き残りがいないか探し出したの。ライ君、獣人保護団体ってどんな団体か知ってる?」
ライ「(無言で首横に振る)」
ルビア「名前通り獣人を保護する団体なの、さっき言った通り獣人には獣の血を強く持っている獣人もいて生物群集、食物連鎖とか、環境に深く関わっている獣人がいるの。だから環境保護の一環としてそんな団体があるの」
ライ「何かフクザツなんだな…でっ!?ルビア先生保護されなかったの!?」
ルビア「本来は保護されないとダメな決まりがあるんだけどね、魔法化学者のお母さんが保護団体のことを教えてくれたの」
ライ「お母さん?なんて?(じっ」
ルビア「獣人保護団体の保護を受ける、つまり絶滅してしまうような獣人ってほとんど自我のない獣のような獣人なんだって。そんな獣人ばかりを保護する団体の施設にいる獣人は動物のような扱いをされてるんだって」
ライ「Σルビア先生動物扱いするっていうんですか!!??嫌だ絶対やだ!」
ルビア「私も嫌だったしお母さんも自分の娘が動物扱いされるのが嫌だった、だから私は学校に預けられたの。私のお母さん、学校の卒業生で学長と知り合いなんだ」
ライ「よかったああぁぁ…(ホッと胸を撫で下ろす)・・・でもそれだったら何で出て行っちゃうの?」
ルビア「トロン一族は絶滅したってことにして、世間が一族を忘れるまでかくまってもらうかたちで学校に来たんだ」
ライ「でもルビア先生!!出たらバレて保護されるんじゃ・・・・!?」
ルビア「そう、バレたら保護されちゃうの。だけど世間は10年もしたら一族が滅びたって思いこんでいるわ。そんな状態もしもだよ?世間にまた一族の生き残りがいるぞってバレるなら、どこからその情報が漏れると思う?」
ライ「(はっとしつつ怖い表情でルビア先生見る)・・・・俺に…言って良かった・・・?」
ルビア「ライ君は他の人に言ったりする子じゃないから大丈夫(にっこり笑って)。ただね、学校の人達にバレてしまうかもしれないことが起きたの」
ライ「だから今度は学校を出なきゃダメなんだ…(俯く」
ルビア「そうなの。問題が起きた…というよりは起きてた…の方が正しいのかな。私ね、獣人の血を引いてるからかある時から歳をとらなくなってしまったの。魔法でずっと若く居続ける先生もいるけどさ。魔法の出来ない私が何年も同じ姿で先生してたら変じゃない」
ライ「ルビア先生ずっと綺麗なら嬉しいと思うんだけどなー…(むぅ)…何にせよ行っちゃうんだ…。」
ルビア「うん。最初はね、正体が世間にバレて自分が酷い扱いを受けることが怖かったんだ。だけど最近もっと怖いことが起こるんじゃないかってことに気付いたの」
ライ「…?」
ルビア「私が一番怖いのはね…(泣きそうな顔になる」
ライ「Σルビア先生!!?(ルビア先生の腕を掴みつつ心配そうに見守る」
ルビア「…っ(ライ君を抱きしめる」
ライ「…せんせ…?(ルビア先生の背中に手回す」
ルビア「っ…私ねっ…学校に迷惑かけてたんだ…っ…私が世間にばれたら…獣人保護の法律をっ…破って私を保護してくれた学校が…学校のみんなが…っ(ライ君抱きしめたままボロボロ泣いてる」
ライ「…(しばらく唖然とルビア先生眺めつつ少し表情ぐっと固めてルビア先生の背中ギュッと引き寄せる)…ルビア先生、俺…さ。」
ルビア「っ…(泣きながらもライ君の話を聞いてる」
ライ「ルビア先生守る。」
ルビア「…!(予想してなかった言葉に驚く」
ライ「ルビア先生が泣かないように、俺強くなる。で、ルビア先生が泣かないようにする。(ギュッと強く抱き
ルビア「ライ君…ありがとう…ありがとうっ…うわああああああああああん(10年間たまっていた不安が弾けたのか大号泣」
ライ「ルビアせんせ!じゃ次俺の話も聞いて!!」
ルビア「…?うん。あ、ごめんね。ずっとくっついちゃって(ライ君から離れようとする」
ライ「(離れようとするルビア先生に対して両腕ガッと掴んでルビア先生に顔をあげて視線を向け)」
ルビア「!?」
ライ「俺、ルビア先生の事大大大好きだ!!!初めて会った時から、優しい子だって抱きしめられた時から!!優しいとか言われたことないからすっごい覚えてるんだよあの時のこと!!!!だから絶対力になる。俺はあと2年、…あれ3年?そんぐらいはここから出られないけど…卒業したら絶対守りに行くから!!!」
ルビア「…!」
ライ「…」
ルビア「…(次第にまたポロポロと泣き出す)」
ライ「Σああああぁぁぁああルビア先生泣かないで笑って!!(思いっきり焦ってる)」
ルビア「(ありがとう…、…っ、本当にありがとう…、待ってる…からっ…」