マウスとペイントでどうやって絵を描くの?って聞かれたので、参考になるかわかりませんがザックリ紹介します。
まずペイントについて。
ペイントはどのパソコンにも最初から備わっている簡易お絵描きソフトです。
スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→ペイント で起動しましょう。
使っているパソコンのOSによって若干機能が違いますのでご了承下さいまし。私が使っているのはWindows7です。
【ペイントのいいところ】
ダウンロード不要
機能がシンプル
塗りつぶしが綺麗に出来る
【ペイントの不便なところ】
ドットが荒い
レイヤー分けができない
加工(フィルタをかけること)が出来ない
ペン(消しゴム)の太さが4パターンしかない
つまり初心者に優しく、すでにイラストソフトで絵を描いてる人には物足りないソフトですね(笑)
では実際にトップの絵を描いていきましょう!!
アタリを描きます。
普通に絵を描く過程ですね。
ペンの種類は鉛筆固定、太さは太めの方がいいです。
色は何でもいいですが、後々の処理を考えるとデフォルトパレットの水色・ピンクあたりがオススメです。黄色とかだと薄すぎて消す作業が大変に…
アタリに肉付けします。
髪・顔のパーツ・服とかザックリと
※注意:肉付けの色はアタリと同じ色で描きましょう
下書きを元に線画を描きます。
ペンは鉛筆の一番細い1ピクセルで!
色は下書きと違う色で、お好みでどうぞ。
拡大機能で200%にすると綺麗に線が引けるようになります。
それでも線がカクカクしちゃう人は一度マウスの設定を見直してみましょう。個人的には加速度をオフにするのをオススメします。
線を描くときの注意点は線をきちんと繋げること!色を塗りつぶした時に塗りたいエリアの外側に色が漏れちゃいます…!
服と肌の境界とか、特に隙間が空きやすいので気を付けましょう。
ここからが本題ですね。
最初に挙げた内容にもある通り、ペイントにはレイヤーもマスク機能もありません。なので下書きの線を手動で消さなければなりません…めんどくさい!!!!
でも簡単な方法があるんです。
①水色で白いところを塗りつぶし
②塗りつぶしたところを今度はまた白で塗りつぶし
③まだ所々下書きの残りカスが残ってると思うのでもう一度水色で塗りつぶし
と、何度か交互に色を塗りつぶすだけで…
この通り!!
綺麗に下書きが無くなりました~
この時、塗りつぶしを繰り返しながら、線画の隙間が見つかったら修正して行きます。と、同時に主線を少し太めに調整していってもいいですね。私はやります(笑)
パレットは最初から決まった色が入っていますが、色の編集で好きな色をカスタマイズすることができます。ご安心下さいw
そして順番に色を置いて行くと…
こんな感じになります!
だいぶトップの絵に近づきましたね。
ここからは影やハイライトを付けていく作業ですが、基本的には囲って塗りつぶし、囲って塗りつぶしの繰り返しになります。
画像を拡大したものでご覧下さい。
※塗りつぶしたいところを囲う時、少しでも隙間が空いていたら塗りつぶした時に↓になるので、どこが繋がってないのか確認して繋げましょう。
もし塗りつぶし失敗しても、焦らずに一つ前の作業に戻るをすれば塗りつぶし前に戻れるので、隙間を埋めてもう一度塗りつぶしましょう。
地道ですが一番確実に色を塗る方法です!
これを繰り返すことで…
こうやって仕上げていきます!
背景の☆は図形ツールをそのまま使っているので楽チンですよ(手抜きとも言う)
ペイントの基本動作は以上です。
でもこの描き方だとちょっと物足りないなぁ…って方には、応用編としてブラシ機能などを使ってなんちゃって加工する方法もあります。
ブラシの性能は説明するより実際に使ってみた方が速いです。いろいろと試し描きしてみてね!
実際に私が使ったブラシの使用例も載せておくのでご参考までに…
以上、マウスとペイントツールで絵を描く方法でした~