HELLSINGの絵を描くようになってからずっと平野先生の描くアーカードのエッセンスをなんとか取り入れられないかと思いながら描いているのだけど、やっぱり難しいですね。あのヌメッとしたような、トロリとした重い線で描かれる吸血鬼の雰囲気は、ただそっくりにマネするだけではとてもつかみ切れない。それでもこの絵は自分としては比較的原作の雰囲気に近い感じで描けたような気が…する。
1巻の頃の不死身の殺し屋としてのアーカードのイメージ。撃っても切っても首を取っても死なず、地の果てまで追いかけてくるような、ホラー映画の悪夢に出てくるような。
それにしても描いてみたら昭和の殺し屋っぽくなったかな?ルパンのpart1に出てきたパイカルとか魔毛狂介とか。
棺桶デート。
令和始まりましたね。良い時代になりますように!