大きな街の地下街で紹介制の彫師を営む怪しい男性。全身のピアスやタトゥー、魔術の刻印などを施術している。腕が良く、ハイスト♂アメトリンなどが通っている。綺麗な肌で程いい筋肉が付いた体を施術するのが好き。彼の傍にいるメシヤズも仕事を手伝う事も。掴みどころのない人物で彼の内なる本質はにこにこと目を細めた営業用スマイルのそのまた奥に隠されている。謎の多い人物。ある使命を胸に秘めたインテ♂タンザナイトが自身の前に現れる事を予測しており、協力者として彼に手を貸す。
その正体はガラルの歴史と赤い粒子について深く関わってきた特級魔導士。その名は真名ではなく、現在ファントムを名乗っているだけである。”ただの興味本位”の為だけに高等魔術で現在も生き長らえている。彼の生存を知る者はほんの一握り。長く人々の前に姿を現さなかったため故人として歴史上の人物とされており、何百年もの前の彼の所業を偉大と称するか悪事と称するかは個々によって違う。国はファントムを生死関わらず悪の亡霊と見なし密かに警戒しているのだとか。
ワイルドエリア総管である★リザ♂天照(あまて)とは古い知り合いでファントムを知る数少ない人物だが酷く折合いが悪く、お互いに毛嫌っている。