実はナパちゃん第一回戦でサイボーグ戦士ギルダー少佐に敗れてから、密かにエルザと二人で作戦を実行していたのであります。電子工学に強いナパちゃんはラスト登場の兄プリーチャーのリモコン下駄、毛針を実演できるまでにカスタム、、、磁力変換システムを持つMAGos(マグオーエス)を移植、ダウンロードする形でその動きを実現させます。更にお得意のギター演奏で鬼太郎テーマソングをロック調にアレンジ、その努力の甲斐あってプリーチャーのステージを成功させることが出来たのですね。
本作は2014年のハロウィンに描いたファン様専用のショートストーリーなので、小説Pandulaを読んでいない方にはイマイチ詳細が分らない部分がるかもしれません。小説Pandulaの特殊設定として獣人とテークオーバー(新人類)にはそれぞれ独自のオペレーションシステム(OS)が搭載してあります、、、これは現代で言うとウィンドウズやマックなどOSの違いと同じだとお考えください。獣人が扱うOSはMAGos(マグオーエス)と呼ばれるメインシステムで、体に磁力を持たせ同じく磁力を発生させる武器や道具を操る能力となります。なので磁力を注入した”毛針”は反発する磁力の作用で目標目掛け飛んでいきますし、下駄も作用、反作用の原理で飛ぶ、引き戻すが可能となります。ちなみにテークオーバーのOSはX-1(エックスワン)と呼ばれる物、、、ユニットマシーンやハイテク兵器を操るのをその主体としています。半獣猫耳少女のナパットはその特性から人間(新人類)のX-1osと、獣人のMAGosの双方を唯一操る事の出来る戦士として本作中で活躍しています♪
Pandulaのファン様はご存知の事と思いますがナパちゃん兄プリーチャーは大の人間嫌い、、、彼はハロウィン大会に出ることを事のほか嫌がっておりましたが、ナパちゃんとエルザから鬼太郎とは”最強の戦士である””英雄である”等とに聞かされすっかりそのキャラクターを気に入ってしまう事に、、、※(プリーチャーは獣人族生粋の軍人で”最強、英雄”等という言葉に弱い側面を持っています)強面の軍人であるプリーチャーであるも、最愛の妹ナパットの話には大変感化されやすく、その役回りをすんなりと受け入れてしまったのですね(^^ゞ★ナパちゃん兄のプリーチャーは、そのぶっきら棒な性格とは対照的にお茶目な一面をもっており、そこが人気の秘密といえるのかも?小説Pandulaの中においても彼は人気の高い登場人物となっています(=^・^=)