【秋鏡】
Q.理性がもたなくなったときはどうするんですか?
A.秋声は鏡花に襲い掛かります。
鏡花も秋声がどうしたいかそのころにはわかっているので、自分の感情としては決して嫌ではないのに、潔癖症が邪魔をしてどうしても感じることができない。
それでも秋声のためだと思ってシーツやら枕やらを握りしめて耐えるんだけど、秋声が股間まで辿り着いたときに、鏡花がまったく感じてないことに気づいてハッとして鏡花をみたら、耐えているだけの鏡花の姿。
「ごめん、ごめん鏡花……」と大泣きする秋声。
「秋声、僕のことは気にしなくていいんだよ。秋声の好きにしていいんだよ」
「できるわけないじゃないか。君のそんな姿はみたくないんだ」
結局できないんですね。