【Ratah=Luno/ラタルノ】
ラタールノー、ラタルノーなど地方によって多少の発音の違いはあるが呼び名は同じである。
ラタルノの意味は「花」の「守護者」。
池や川から飛び出しては周りの草木に水をやる習性がある。微量の魔力がありその魔力で地震を少しだけ浮かせる事と水の外での呼吸が可能になる。(大人のラタルノで平均1分ほど)
草木に水をやるのは草木に寄ってくる害虫をラタルノが食糧とするため。草木に水をやり、健康に成長させる事によって害虫をおびき寄せる。
◇からだ
白を基調として、季節ごとに色が変わる。
(春から冬にかけて虹の内側から外側へと変わる)
長く浮く為にハネウオの様な胸ビレがついている。
またラタルノの尾びれは通常よりひだがおおい。これによって水を地上へと運ぶ
追加*害虫のいない冬の間は枯れ草を食べる。
◇食料としてのラタルノ
害虫を食べて成長するため、内臓が毒の分解などに発達している。
しかし、とてもまずいので料理の食材目的としてつかわれる事はない。
ラタルノの骨と内臓をすりつぶした薬を他の薬草と混ぜて使うと「とんでもなくよく効く」。但し「とんでもなくよく効く」ので、軽症の時に使ってしまうと逆に悪くなってしまう事も。医師の判断で要領をまもってお使いください。
薬草と混ぜて効果をあげるあたり、はやりラタルノは草木と縁があるのかもしれない。
◇
繁殖期は冬。寿命は平均5年ほど。庭師やガーデニングを趣味とする人は、庭園の近くに池を置いてラタルノを育てて水やりをさせたりする。(ボウフラなどの駆除の役割も果たす)