404 GAME RESET 捏造イベント! 嵐のソニックライダーズ!!2006年
SEGA、ゲームソフト「ソニックライダーズ」を発売。浮遊ボード「エクストリームギア」が登場するレースゲーム。
2019年
6つのプロペラが特徴的な大型ホバーバイク、日本のモーターショーで初公開される。
2022年
大型ホバーバイク、販売開始。運転は私有地に限られる。
ザザー……
2006年
SEGA、ゲームソフト「ソニックライダーズ」を発売。浮遊ボード「エクストリームギア」が登場するレースゲーム。
█01█年
███████ホバー███████████████
█0██年
██████████████運転██████
ザザー……
2006年
SEGA、ゲームソフト「ソニックライダーズ」を発売。浮遊ボード「エクストリームギア」が登場するレースゲーム。
2019年
SEGA、一人乗り浮遊ボード「エクストリームギア」の現実再現に成功。日本のモーターショーで初公開。
2022年
エクストリームギア、販売開始。交通の利便性向上のため、公道での運転が認可される。
「……レイヤーさん……プレイヤーさん!!」
「もー、ようやく起きたんですか? 時間通りの目覚ましもこなせるリボンちゃんに感謝してください☆」
△<……。
「何? 時間より早いって? ……。 そうそう!そうでした!! そんなこと話してる場合じゃないんですよ!!」
「早く、窓の外見てください!!」
△<?
窓の外を見ると……なんと!
世界を牛耳る大企業SEGAの社員たちが、
見慣れぬ一人乗りホバーボードに乗って通勤しているではないか!
△<!?
「あんな近未来的な小型のホバーボード、正史ではまだまだ普及には程遠いです!」
「これは間違いなく、何らかのカソードキャストによる現実改変ですよ!!」
「……っと、こんな話をしてたら、とっくにSEGAへの出発時間を過ぎていますよ!」
△<!
「現実改変を行ったキャストが気になるところですが、遅刻なんてしたらどんな目に遭わされるか……!」
「まずはSEGAへの出社を目指しましょう!」
△<OK
「徒歩では間に合いそうにないので……じゃじゃん!」
リボンが腕を向ける方向には、レースクイーンを思わせる赤髪の少女が立っており、
その隣には白と赤のツートンカラーの車が佇んでいる。
「おはようございます。バーチャレーシングです♪」
「周辺マップを頭に叩き込んでおり、機動力もバツグンなバーチャレーシングさんの自動運転車です!」
「ご安心を。迅速にナビしてさしあげますよ♪」
「さあ、乗って乗って! 快適なドライビングを楽しみましょう☆」
△ <○
ブロロロロ……
「いやー、車道もガラガラ、本当に快適ですねー。 リボン達何もやることないです☆ でもバーチャレーシングさんは不機嫌そうです、どうしたんでしょう?」
「むむむ…… 誰も車に乗っていないなんて……! なんなんですかあのホバーボードは……!」
ブウゥゥゥン……
「ノンノン、お嬢ちゃん。こいつは「エクストリームギア」っていうのサ。」
「うわっ! いきなり後部座席に人が!? 誰です!?」
「俺様の名はソニックライダーズ。 エクストリームギアを流行らせた立役者サ。」
「つまり……ソニックライダーズさん! あなたが現実改変を!?」
「まぁそんなとこかな! こいつの使い方を見せてやるゼ! とりゃ!」
「窓から飛び降りました!?」
「エクストリームギア、GO!!」
「うわわ、すごい速度で空を飛んで行ってます……!」
「プレイヤーサァン? そんなトロい車なんか捨てちまって、俺様とツーリングとしゃれこもうゼェ!」
△<ブルブル
「そうです! そんな猛スピードで飛んで行くなんて危ないですよ! 交通規則どうなってるんですか!!」
「今、『トロい車』っていいましたね……?」
「バ、バーチャレーシングさん! スピードを馬鹿にされて怒っておられる……☆」
「レースで対決です! 危ないのでプレイヤーさん達は下りてください!」
「ホゥ……? 地上をトロトロ走ってるくせに、俺様のギアさばきについてくるなんて。 案外、フカしじゃないってワケかァ?」
「当たり前です! このまま最適ルートで抜き去ってみせます!」
「だがな、ただ走るだけがエクストリームギアじゃねェ……これでもくらいな!」
「!? 巨大なハンマー……むぎゅん!」
「見たか! こいつはエミーのハンマーアタックだ! ぺしゃんこのペラペラだぜェ!」
バーチャレーシングの運転していた車は消え去り、
代わりに彼女の等身大ポスターの如くペラペラになって
風に吹き飛ばされるバーチャレーシングの姿があった。
「うぐぅ……ぺらぺらぁーん……」
「けーっ! もうダウンかい! もっと骨のあるやつはいないのかねェ!」
「ン……空を跳ねるキャストの反応……? まさか俺様以外にもギアを使えるキャストが?」
「まてーっ! 警官マッピー、あなたをスピード違反の容疑で逮捕するぞぉ!!」
「トランポリン! そいつで俺様のギアに張り合おうってのか!? なかなかクレイジーなやつが現れたぜ!」
「パワードア、アターック!」
「しょ、衝撃波……かわせな……いってぇ!!」
「ふっふ~ん、失速したね? 大人しくお縄につけ~い!!」
「このままやられてたまるか……! 俺様の一番得意なアタックで反撃してやるゼ!!」
「トルネード・アタック!」
「え!なに!?竜巻が……あぎゃぎゃアバーッ!?!?」
「こいつはソニックライダーズの代表キャラ、ジェットのアタックだぜ! そんなに跳ねるのが好きならそこでボヨンボヨン跳ねてな!!」
マッピーの体は竜巻に巻き込まれたことで、紐のように伸び、ねじり曲げられ……
そう、まるで金属のバネのようになっていた。
「ぽよぉ~ん、ぽよぉ~ん……はらひれはらほれ~~~…………」
「これで二人目……なかなかイイ線いってたが、クレイジーさが足りなかったようだナ!!」
「今度は地上を走るキャストの反応か……ケッ、地面のトロい奴なんて興味ないってのによお!」
「クレイジー……」
「ジャーーーーーンプ!!!!!!」
「んなっ!? い、いきなり突っ込んで来やがった……!?」
「アタシの名はクレイジータクシー! へへっ、おーさきー♪」
「初めて俺様の前を走る奴が……! 楽しくなってきやがった!! 得意のアタックで追い抜かしてやるゼ!」
「ふーん、いーじゃん、やってみな?」
「トルネード! アターッ──」
「クレイジー! ドリフトッッッ!!!」
「な……また突っ込んで来……制御が効かな……!!! ぎゅるるるぅ!?!?!?」
「ぐるぐるぐるー♪」
ソニックライダーズとクレイジータクシーは同時に竜巻に巻き込まれ、
ねじれて複雑に絡まったぞうきんのような姿になっていた。
「へへっ、いっちょあーがりっ♪ お代はまけとくよ♪」
「く、クレイジー……だ……ゼ……ガクッ」
2006年
SEGA、ゲームソフト「ソニックライダーズ」を発売。浮遊ボード「エクストリームギア」が登場するレースゲーム。
2019年
SEGA、一人乗り浮遊ボード「エクストリームギア」の現実再現に成功。日本のモーターショーで初公開。
2022年
エクストリームギア、販売開始。交通の利便性向上のため、公道での運転が認可される。
ブウゥゥゥン……
2006年
SEGA、ゲームソフト「ソニックライダーズ」を発売。浮遊ボード「エクストリームギア」が登場するレースゲーム。
█01█年
███████ホバー███████████████
█0██年
██████████████運転██████
2006年
SEGA、ゲームソフト「ソニックライダーズ」を発売。浮遊ボード「エクストリームギア」が登場するレースゲーム。
2019年
6つのプロペラが特徴的な大型ホバーバイク、日本のモーターショーで初公開される。
2022年
大型ホバーバイク、販売開始。運転は私有地に限られる。
「こうして正義のキャストたちの活躍により、歴史は元通りに修正されたのでしたー☆」
△🎉
「って、ちょっと待って!リボンとプレイヤーさん何もしてないじゃないですか!!」
△<OK
「全然OKじゃないですよー……次こそはがんばりましょうね、プレイヤーさん☆」