ルガトワール/リザードン♂
貿易船、黒船アルカナの乗組員の1人であり、船長エギーユ(ガロン♀)の執事。
客人を迎えたりする外向きの顔と家人達に見せる素の顔の2つを使い分ける要領のいい男。
外向きの顔しか知らない相手は穏やかで物静かな出来る男と評す事が多いが、素の顔を知る者は粗暴だが抜け目がない奴と評す。
本人は先代の執事達に執事としてのスキル振る舞いを骨の芯まで叩き込まれたのでこの様な事になったと話す。
執事としてスキル振る舞いは一級品、その上戦闘を前線でこなせる程腕が立つ。そして、抜け目も無い為隙がないように見えるが、エギーユが絡むと冷静な対応が出来なくなる事が度々あり、エギーユ本人にもその都度窘められている。
主人たるエギーユに重きを置いてしまうのは、エギーユが幼少の自分を助けてくれた事がきっかけ。
一族のゴタゴタにより、海に投げ出されたルガトワールを貿易商をしている父の船に乗っていたエギーユがたまたま見つけ命を救った上、救われた身でありながら暴れた自身を咎める事なく、ただただ側に居て色々教えてくれた彼女にいつの間にか惹かれてしまったからである。
つまりは惚れた女を害す奴は片っ端から排除したいタイプの男。
エギーユと互いに想い合っているのは知っているが、エギーユが目的を叶えるまで互いに想いを伝えないのが暗黙の了解となっている為、これといった行動も言動も起こすつもりは今の所無い。が、完全に二人きりの時は少しばかり気が緩んでしまうので幸せを感じつつも、エギーユの足を引っ張るのかと自分を叱咤する日々を送っている。
先代執事達とエギーユの相手をし続けたのでチェスがとても強い。とりあえず3面打ちは出来る。
外向き
「お客様、ようこそおいでくださいました。奥の主人の元まで案内させていただきます」
「私ですか?いえ、私なぞ先代の執事を務められた師達に比べたらまだまだ若輩者でございます。しかしながら、お褒めの言葉大変有り難く頂戴させていただきます。」
素
「くっそ面倒くせぇな……」
「お前らの前で今更外面で給仕しろと?してやってもいいが、ぜってぇ気持ち悪いって思うぞ」
「オイ、テメェの汚え手で俺の主人を触るな」
「エギーユ、根を詰め過ぎだ。休憩を取れ」
恋人✕
友人○
家族✕