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  • トイボックスのデータベース Link Message Mute
    2021/01/31 15:52:55

    フラジャイル(∞♀寄り)

    "観察し、回収し、手繰り寄せて堪能する。壊れていれば修復してでも、お前が何処にいようとも。遊び飽きるまで徹底的に。他人と違うと思っているのなら、次はお前の番かもな"―著者不明




    【台詞サンプル】
    「この箱庭で生きていくということは、戦い続けるということ。水を入れ続けたら穴の空いていないバケツからは何時か水が溢れ出る。その水を掻き出す存在は誰だと思う?」

    「少し変わった子らが居るようだ。ショートストロー・・・?面白い。観察してみよう。いい役割を果たしてくれるのであれば、ちゃんと守ってあげなきゃね。」

    「戦車や装甲車やピカピカの銃器がある中でクリームミサイルだと?ふざけるな、玩具で戦ってるのをみても面白くもなんともない・・・第一この辺りのやつには効果が無いだろうに、もっと激しく戦え!」

    「地下市場の奴は少しは役に立ってくれてる。この街の為に色んな意味で。有り難いけど、まだまだ足りない。今後に期待できそうだ。」

    「メルヘンチックな世界から玩具箱へ来るだなんて、よく出来たお話ね。魔法都市を作るのは良いけど、何をしてくれるかが問題かな。」

    「さて、お前は少し面白い経歴を持っているからここに呼び出した。始めから最後まで全部見ていたよ。だからこそこうして話をする場を設けたんだからな。さあ、今から話すのは今後についての交渉だ。」


    フラジャイル ムゲンダイナ♀寄り

    グラウンドゼロ最深部(200m)に存在。

    一人称:私 二人称:お前
    冷静な性格。

    望まずしてトイボックスを作り上げ、大きくこの街を北と南に分けた張本人。
    普段は他の次元だろうが関係なく観測し、人や物を他の世界から寄せ集め続けている。

    今の姿は仮の姿であり、本気を出した時には異なる姿になると本人談。もちろん、この姿のままでも異常なまでの力を持つ。

    彼女の声は強くエネルギーに晒された者にしか聞き取れず、そうでない者には波長が合わずノイズにしか聞こえない。

    南区の住民の多くが狂乱じみて暴走しているのはエネルギーによる変化に馴染めていない影響も大きいが、その状態の上で命じられ続ける彼女の命令によるもので、有り体に言えば洗脳。
    時たま洗脳が通じない彼女が与える力に適合した存在が現れるようだが、不快には思っておらず、何をしてくれるかと期待のまなざしを向けている。物理的な意味で。

    種族の能力通りの無限大のエネルギーを持っており、そのエネルギーで街のインフラ保持や空間の歪みを発生させている。そのため、発生しているウルトラホールと呼ばれているものは厳密にはウルトラホールではない。
    ワームホールと呼ぶのが正しいだろう。

    南区を南区たらしめている元凶でもあり――トイボックスの心臓でもある。
    彼女の無力化が南区奪還に最も有効な手段とされているものの、それは人間の心臓を止める事と等しい。そもそも出来るかが問題だが。

    北区は平和な現状を維持させる為にただ人や物を絶え間なく転送するに留まっているが、それでは消費が追いつかず♾️エナジーが暴走してしまう事を危惧し、南区限定で強くエネルギーを注ぎ込んだ存在を引き連れている。
    勿論、その気になれば収まりきらないだけ転送も出来る。

    そうしないのは退屈しのぎが出来なくなるという理由だけにすぎない。

    隔離された地域で強化された者たちを延々と殺し合わせ、人や物が減った側から呼び込むことで絶え間なくエナジーの消費を図っているようだ。


    曰く「平和に過ごし続ければこの街は崩壊する」




    ///【バックスト-リー】
    前の世界では、ダイマックスエネルギーの暴走によって世界的なパニックが発生。
    人間は事態を解決させるための切り札として、捕獲したムゲンダイナのパワーを増幅することでムゲンダイナをキョダイマックス化。暴走したポケモンにダイマックスを差し向けることにした。

    時を経て最後の暴走したポケモンを鎮圧することに成功し、事態は収拾したかに思えた。
    しかし、ダイマックスが解けずに最後は彼自身が暴走してしまい
    無限大のエネルギーが時空をゆがめてしまう。
    歪めた先の世界、そのまた先の世界へとエネルギーが漏洩し続けて住民や土地ごと転移。
    その結果生まれたのがこのトイボックスだ。

    土地ごと運ばれて来たかつての住民の多くは、その強力すぎるエネルギーにもたらされる
    身体の変化に耐えられずに凶暴化しており、さながら地獄絵図の様相であった。

    大量のエネルギーを吐き出してようやくダイマックスが解除され
    落ち着きを取り戻した彼女が壁を作ったことにより、街全体の崩壊は止まることになる。


    理屈だけで言えば彼女を倒すことが南区奪還の唯一の手段であるが、
    そうなるとインフラは全滅し、物資も行き届かなくなる上に壁も消失することになる。

    かといって住民を拉致するのを止めてしまえば彼女がダイマックスで暴走してしまう。

    どう扱っても危険な彼女は自分の事を【フラジャイル】と名乗った。

    "この世界は終局の瀬戸際で均衡を保つ。今までもこれからもだ。"

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    • 2世界観設定「トイボックス」"信じられないかも知れんがアンタはついてるぞ。飛ばされたのがここなら、まだイージーモードだ" ―シルクハットを被った住民

      【想像してみてくれ。大きな脅威に対抗する為の砦が破られた時に何が起こるのか。想像できないのなら周りを見ろ。そうやって出来たのがこの街なのだから】―話者不明

      時代も技術も入り乱れ、独自の発展を遂げた街を人々は子供のおもちゃ箱に見立てて「トイボックス」と呼んだ。広さは大阪府全域程度。


      元々はありふれた人間の世界だった。
      突如時空の歪みが発生して全てを飲み込み、様々な時代や場所を無理矢理詰め込んだような、統一感のない風景が広がる街に仕上がってしまった。
      隔絶した環境に存在するが、不定期に現れる時空の歪みに飛び込むことで外界と行き来することが可能。
      ここに1ヶ月連続で滞在すると不思議な力で繋ぎ止められてしまい、外の世界に飛び出しても一ヶ月で強制的に呼び戻される。
      全ての地区に別の世界から頻繁に物資や来訪者が送られてくるため、物的にも人的にも資源には困らないようだ。
      最先端の技術から魔法や呪術といった非現実的な力も混在して存在する、つまりはなんでもありな世界。

      時代も世界も異なる住民を一つに束ねることが難しいとのことから法の整備が追いつかず、警察が存在しない。区域ごとに特別なルールがある場合もあり、治安の維持は細分化されたコミュニティに依存する形になっている。
      幸いにも都合よく言語だけは統一化され、どんな言語を話しても通じるようになっている。

      緊急時を除き、指定された場所以外で技や道具を使った戦闘を行った場合は即座にマッドマムや有志の民間人、気まぐれでクリームミサイルにより鎮圧される。

      なお、どの区域でも共通して犯罪と見なされる内容の基準は
      【他人に経済的・物理的な損傷を与えた】
      【街の秩序を乱す行動を行った】
      【上記の行動を誘発する行為】とされる。

      未成年の飲酒や喫煙程度では賞金首に指定されることは無いが
      違法な薬物等。およびその売買は使用者が暴走するという理由で違反になるようだ。

      夜は民間や警備による治安維持活動がほぼ行われないが、同一の目撃情報が三件以上、もしくは確かな証拠があった場合は賞金首に指定される。
      手配された者が確保された場合の多くは一定期間の労働、使い捨ての存在として危険な任務に当てられるかのどれか。
      現場で戦闘が起きた場合、割と躊躇わずに殺傷することも多い。

      何の能力も持たないただの人間同然の住民もいれば、手がつけられないようなやつも居て、人間の常識が通用しない世界がそこにある。
      大きく 【北区 南区】に分けられているが、この項では北区の街に留める。

      ◆MADMAM基地
      島の一部を占めているMADMAMの基地。隊員はここの寮で暮らすか、自宅からの通勤のどちらかになる。わざわざ街に出向かなくても良いように商業施設や娯楽施設も最低限は揃えられている。トイボックスで唯一全ての設備や人員が丸ごと飛ばされた為、何の変化も起きなかった区域。

      ◆ウェストサイドセル
      農業、酒造業、漁業が盛んな地域。開発がそれほど進んでおらず、最も自然豊かな地域。街の喧騒を良しとしない静かな環境を好む住民が多く暮らしており、一角には高級住宅街が立ち並ぶ。美味しい食べ物や食料が欲しいならココに決まりだ。

      ◆トイボックスセル
      トイボックスで最も栄えた中心都市。高層ビルが立ち並ぶ町並みはタイムズスクエアに近い。夜でも人が出歩く程の治安が良い区域でもあり、娯楽施設も多いため色んな区域からここへやってくる。
      そんな区域でも警察署は存在しないが、トイボックスの賞金首が至るところに張り出されている。在りし日のヒウンシティ。

      ◆マムズキッチン
      南区での戦闘を想定、実戦に限りなく近づけるという理由から街の一角が訓練場として機能しており、頻繁に訓練を行う様子が見られる。
      MADMAMの基地が近いためか、いかがわしい店が多く立ち並ぶ夜の街としての顔が強い。その他、一通りの商業施設や娯楽施設が揃っている。

      事故を防ぐために戦闘エリアでは攻撃力が普段の1パーセントにまで低下し、【通常の威力なら瀕死に追い込まれているダメージ】を受けると強制的に非戦闘エリアに転送される。マッドマムの正規放出品が唯一販売される区域。在りし日のキンセツタウン。

      ◆ウィッチノーズ→現在ではゴーストノーズ
      魔女の鼻のような形からこの名前がついた。
      名前の通り、魔女や呪術師等の住民やオカルト的な商品を取り扱うお店が多く立ち並んでいる。フェアリー・ゴースト・悪・草・毒タイプが多く暮らす。
      街全体が常に霧で覆われて森も生い茂っており、ミステリアスな区域でもある。科学よりも魔力、といった感じの最もアナログな区域…だったのだが、ある日を境に突然住民が失踪。現在は霧と森しかない無人の地域になっている。
      在りし日のクノエシティ。

      ◆アンダーフット
      南区が南区として隔離される以前は危機的状況に陥っていた区域。障壁の設営があと一歩遅ければ、この区域も南区に含まれて居ただろう。
      町並みこそカラフルで美しいが、北区では治安が一番悪いため夜間の外出はお勧めできない。その近さから南区に立ち入る住民の数がトップで多く、南区で手に入れた物資を販売するお店まである。空き家が多い理由はお察し。
      街の活性化の為に飛ばされてきた住民の居住地を無償で提供している為、飛ばされてきた者が住む場所を探すならここが最も適しているだろう。在りし日のミアレシティ。

      ◆イーストシェード
      工業地帯として機能しているこの区域ではマッドマムが使用する装備の受注、製作が行われている。その為この地区では技術者がとても多い。何か機械や道具を壊したりしたら足を運ぶのもいいだろう。
      MADMAMの兵器の投棄所が一部区画に設けられている。
      【イーストシェードが賑わいだしたら近い内に何かまずいことが起こる】というジンクスがある。在りし日のグレン島。

      ◆第8地区(ディストリクト8)
      データが破損している。一切の情報が無い。

      ◆魔法都市・黎明の鐘
      巨大な雲に覆われた島。内情を知るものは"印"を持つ者のみと言われている。
      詳細はこちらhttps://galleria.emotionflow.com/79674/588235.html
      "信じられないかも知れんがアンタはついてるぞ。飛ばされたのがここなら、まだイージーモードだ" ―シルクハットを被った住民

      【想像してみてくれ。大きな脅威に対抗する為の砦が破られた時に何が起こるのか。想像できないのなら周りを見ろ。そうやって出来たのがこの街なのだから】―話者不明

      時代も技術も入り乱れ、独自の発展を遂げた街を人々は子供のおもちゃ箱に見立てて「トイボックス」と呼んだ。広さは大阪府全域程度。


      元々はありふれた人間の世界だった。
      突如時空の歪みが発生して全てを飲み込み、様々な時代や場所を無理矢理詰め込んだような、統一感のない風景が広がる街に仕上がってしまった。
      隔絶した環境に存在するが、不定期に現れる時空の歪みに飛び込むことで外界と行き来することが可能。
      ここに1ヶ月連続で滞在すると不思議な力で繋ぎ止められてしまい、外の世界に飛び出しても一ヶ月で強制的に呼び戻される。
      全ての地区に別の世界から頻繁に物資や来訪者が送られてくるため、物的にも人的にも資源には困らないようだ。
      最先端の技術から魔法や呪術といった非現実的な力も混在して存在する、つまりはなんでもありな世界。

      時代も世界も異なる住民を一つに束ねることが難しいとのことから法の整備が追いつかず、警察が存在しない。区域ごとに特別なルールがある場合もあり、治安の維持は細分化されたコミュニティに依存する形になっている。
      幸いにも都合よく言語だけは統一化され、どんな言語を話しても通じるようになっている。

      緊急時を除き、指定された場所以外で技や道具を使った戦闘を行った場合は即座にマッドマムや有志の民間人、気まぐれでクリームミサイルにより鎮圧される。

      なお、どの区域でも共通して犯罪と見なされる内容の基準は
      【他人に経済的・物理的な損傷を与えた】
      【街の秩序を乱す行動を行った】
      【上記の行動を誘発する行為】とされる。

      未成年の飲酒や喫煙程度では賞金首に指定されることは無いが
      違法な薬物等。およびその売買は使用者が暴走するという理由で違反になるようだ。

      夜は民間や警備による治安維持活動がほぼ行われないが、同一の目撃情報が三件以上、もしくは確かな証拠があった場合は賞金首に指定される。
      手配された者が確保された場合の多くは一定期間の労働、使い捨ての存在として危険な任務に当てられるかのどれか。
      現場で戦闘が起きた場合、割と躊躇わずに殺傷することも多い。

      何の能力も持たないただの人間同然の住民もいれば、手がつけられないようなやつも居て、人間の常識が通用しない世界がそこにある。
      大きく 【北区 南区】に分けられているが、この項では北区の街に留める。

      ◆MADMAM基地
      島の一部を占めているMADMAMの基地。隊員はここの寮で暮らすか、自宅からの通勤のどちらかになる。わざわざ街に出向かなくても良いように商業施設や娯楽施設も最低限は揃えられている。トイボックスで唯一全ての設備や人員が丸ごと飛ばされた為、何の変化も起きなかった区域。

      ◆ウェストサイドセル
      農業、酒造業、漁業が盛んな地域。開発がそれほど進んでおらず、最も自然豊かな地域。街の喧騒を良しとしない静かな環境を好む住民が多く暮らしており、一角には高級住宅街が立ち並ぶ。美味しい食べ物や食料が欲しいならココに決まりだ。

      ◆トイボックスセル
      トイボックスで最も栄えた中心都市。高層ビルが立ち並ぶ町並みはタイムズスクエアに近い。夜でも人が出歩く程の治安が良い区域でもあり、娯楽施設も多いため色んな区域からここへやってくる。
      そんな区域でも警察署は存在しないが、トイボックスの賞金首が至るところに張り出されている。在りし日のヒウンシティ。

      ◆マムズキッチン
      南区での戦闘を想定、実戦に限りなく近づけるという理由から街の一角が訓練場として機能しており、頻繁に訓練を行う様子が見られる。
      MADMAMの基地が近いためか、いかがわしい店が多く立ち並ぶ夜の街としての顔が強い。その他、一通りの商業施設や娯楽施設が揃っている。

      事故を防ぐために戦闘エリアでは攻撃力が普段の1パーセントにまで低下し、【通常の威力なら瀕死に追い込まれているダメージ】を受けると強制的に非戦闘エリアに転送される。マッドマムの正規放出品が唯一販売される区域。在りし日のキンセツタウン。

      ◆ウィッチノーズ→現在ではゴーストノーズ
      魔女の鼻のような形からこの名前がついた。
      名前の通り、魔女や呪術師等の住民やオカルト的な商品を取り扱うお店が多く立ち並んでいる。フェアリー・ゴースト・悪・草・毒タイプが多く暮らす。
      街全体が常に霧で覆われて森も生い茂っており、ミステリアスな区域でもある。科学よりも魔力、といった感じの最もアナログな区域…だったのだが、ある日を境に突然住民が失踪。現在は霧と森しかない無人の地域になっている。
      在りし日のクノエシティ。

      ◆アンダーフット
      南区が南区として隔離される以前は危機的状況に陥っていた区域。障壁の設営があと一歩遅ければ、この区域も南区に含まれて居ただろう。
      町並みこそカラフルで美しいが、北区では治安が一番悪いため夜間の外出はお勧めできない。その近さから南区に立ち入る住民の数がトップで多く、南区で手に入れた物資を販売するお店まである。空き家が多い理由はお察し。
      街の活性化の為に飛ばされてきた住民の居住地を無償で提供している為、飛ばされてきた者が住む場所を探すならここが最も適しているだろう。在りし日のミアレシティ。

      ◆イーストシェード
      工業地帯として機能しているこの区域ではマッドマムが使用する装備の受注、製作が行われている。その為この地区では技術者がとても多い。何か機械や道具を壊したりしたら足を運ぶのもいいだろう。
      MADMAMの兵器の投棄所が一部区画に設けられている。
      【イーストシェードが賑わいだしたら近い内に何かまずいことが起こる】というジンクスがある。在りし日のグレン島。

      ◆第8地区(ディストリクト8)
      データが破損している。一切の情報が無い。

      ◆魔法都市・黎明の鐘
      巨大な雲に覆われた島。内情を知るものは"印"を持つ者のみと言われている。
      詳細はこちらhttps://galleria.emotionflow.com/79674/588235.html
      トイボックスのデータベース
    • 2民間軍事会社 マッドマム【最新鋭の技術・装備・戦術。我々が望む後一つのものは【あなた達市民の協力】です。貴方も我々と共に南区を浄化しましょう。】ーマッドマム広報部発行・隊員募集のポスター

      【おもちゃ箱を荒らすと、おっかないママがやってくるぜ。気をつけな。】
      ーUG637の売り手

      【所属】
      メビウス社長:https://galleria.emotionflow.com/79674/539640.html
      カチューシャ:https://galleria.emotionflow.com/79674/521318.html

      \\黒野さん宅
      エイギル・ソーンさん:https://galleria.emotionflow.com/77950/536292.html
      アイザック・L・アイゼンハワーさん:https://galleria.emotionflow.com/77950/538294.html


      南区の調査と奪還に重きを置く民間軍事会社。
      北区の治安維持にも一役買っているが、それは彼らのメインの役目ではない。
      が、給料に歩合制が導入されている為か、賞金首は発見次第全力で確保を試みるようだ。

      規模は1000人とも10000人ともいわれているが、公表する情報が非常に少なく、戦力の全体図も公にされていない。何気なく暮らしている住民に隊員が紛れ込んでいる、という話もある。
      志願制であり、3ヶ月の教育・訓練を乗り越えることで正式に隊員として雇用されるようだ。賞金首にしておくには勿体無い、という理由から,
      確保された賞金首にMADMAMへの入隊を条件に恩赦が掛けられてスカウトすることもある。

      ウィッチノーズを除いて各地に小さな駐留地を設けられている為、有事の際には即座に駆けつけることが可能となっている。

      基地の敷地内には収容所が併設されており、生きたまま確保された賞金首は基地の中で一定期間の労働を課せられる事になる。
      希少な個体である場合は研究素材になることもあるようだ。

      彼らの目的に賛同した者による資金提供等の形で援助もあって南区の調査は少しずつ確実に進んでいるものの、南区の奪還に関してはまるで歯が立っていない。

      技を弾丸に変換して射出する銃、念動力で動作する機械、指向性電気銃、岩石砲を搭載したAPC、携行型高水圧水鉄砲等の現代の装備にポケモンの技を足したような装備が多く見られるのが特徴。むしろ火薬や鉛弾の方がマイナー。

      個人・施設の護衛を受けることが多いのだが、何の依頼も無い場合は町を巡回して治安の維持を任せられていることが多い。
      技術と権力の濫用、万が一の盗難による悪用を防ぐため、生態認証が設けられている他、権限の無い者が分解・改造を試みた場合は即座に自壊する。

      南で何をしようとしているのか、という疑問の声もあるようだ。
      トイボックスのデータベース
    • 20転生者コミュニティ:ホッカイドウ「あの世がオフ会会場になるなんて、俺たち夢でも見てるのか?」──ムゥ二等兵


      元々は数多く存在するディスコードのサーバーの一つである。

      何者かによってそのホッカイドウに属する「ポケモンを擬人化している絵描き」が次々に襲撃され、ゲームの中の世界であるはずのパルデアにその全員が転生。

      2023/1/4現在、15名の殆どが事故を装った暗殺(?)で命を落としている。

      転生した人(絵師)たちはツイートのツリーから!
      https://twitter.com/live4DZ/status/1604501007865565184?t=3dzU7RtziMx2AL93pvnGRA&s=19

      数名が同時期の同じ場所に飛ばされたため「これはまだ増えるぞ」と確信した面々により、一つのコミュニティとして姿を変えた。
      拠点を構え、それぞれ新しい生活様式に適応し始めている。

      いわば「PKG絵師(パルデアの姿)」といった所。
      メンバーは全て死亡当日の記憶のみが消失しているが、「そういや死んだ気がするな」程度に死亡した事は認識している。


      ──メタな話をしてしまえば、軽いノリで身内をPKG 化してそれにちょっとした設定をつけただけ!

      ~コミュニティの設定~
      ▪全員が奇妙な理由で死亡している
      ▪メンバー同士の情報はスマホで分かる
      ▪人間にも原型にもなれる。ゲットはできない。
      ▪資金源はレイド報酬、バトルの報酬等。
      ""人間の""仕事をすることで報酬を得ることも。
      ▪普段は各々好きに暮らしているが、なにか有れば召集。理由はサンドイッチ作りからバトルまで様々。
      ▪稀にスター団のアジトと間違えて攻め込まれる事も。その際は総力戦で撃退に当たる
      ▪全員が レイドを除いた野生相手 であればまず負けないレベルに達している。
      ▪拠点は廃墟を改造したもの。スター団のアジトの資材がメイン。
      ▪自分が戦うこともあるし、人間に紛れてトレーナー紛いの事をすることも出来る。
      ▪特にチームの目的はない
      ▪一般人の一部には「北2番エリアの竹林の奥深くに奇妙なコミュニティが存在する」程度には認識されている。
      「あの世がオフ会会場になるなんて、俺たち夢でも見てるのか?」──ムゥ二等兵


      元々は数多く存在するディスコードのサーバーの一つである。

      何者かによってそのホッカイドウに属する「ポケモンを擬人化している絵描き」が次々に襲撃され、ゲームの中の世界であるはずのパルデアにその全員が転生。

      2023/1/4現在、15名の殆どが事故を装った暗殺(?)で命を落としている。

      転生した人(絵師)たちはツイートのツリーから!
      https://twitter.com/live4DZ/status/1604501007865565184?t=3dzU7RtziMx2AL93pvnGRA&s=19

      数名が同時期の同じ場所に飛ばされたため「これはまだ増えるぞ」と確信した面々により、一つのコミュニティとして姿を変えた。
      拠点を構え、それぞれ新しい生活様式に適応し始めている。

      いわば「PKG絵師(パルデアの姿)」といった所。
      メンバーは全て死亡当日の記憶のみが消失しているが、「そういや死んだ気がするな」程度に死亡した事は認識している。


      ──メタな話をしてしまえば、軽いノリで身内をPKG 化してそれにちょっとした設定をつけただけ!

      ~コミュニティの設定~
      ▪全員が奇妙な理由で死亡している
      ▪メンバー同士の情報はスマホで分かる
      ▪人間にも原型にもなれる。ゲットはできない。
      ▪資金源はレイド報酬、バトルの報酬等。
      ""人間の""仕事をすることで報酬を得ることも。
      ▪普段は各々好きに暮らしているが、なにか有れば召集。理由はサンドイッチ作りからバトルまで様々。
      ▪稀にスター団のアジトと間違えて攻め込まれる事も。その際は総力戦で撃退に当たる
      ▪全員が レイドを除いた野生相手 であればまず負けないレベルに達している。
      ▪拠点は廃墟を改造したもの。スター団のアジトの資材がメイン。
      ▪自分が戦うこともあるし、人間に紛れてトレーナー紛いの事をすることも出来る。
      ▪特にチームの目的はない
      ▪一般人の一部には「北2番エリアの竹林の奥深くに奇妙なコミュニティが存在する」程度には認識されている。
      トイボックスのデータベース
    • 5シャンティ【知らないほうが良い事もある。でもどうせ聞きたがるんだろ?】-シャンティ

      【台詞サンプル】
      「壁の向こうは玩具箱だった、なんて人に言ったら頭がおかしいと思われるよ。だからここについての話は皆に内緒だよ」

      「姿が変わっても何ら不便しないよ?というか、あそこじゃ姿が変わるくらいで他は特に変わらないんだ。入っちゃいけない所なんてこっちにもあるしね。」

      「ためしにカメラをハッキングして色々と覗いてみたんだ。そしたら興味深いものを見つけた。なんだったか知りたい?…いや、やっぱり止めた。これは本当に知らない方が良いことだ」

      「ここだけの話、ラジオに情報を与えてる人のなかには僕も含まれてるよ。大事そうに隠されていた情報だったから、正しいんだと思う。」

      「魔法、か…遠くに離れた人と会う魔法、なんてものは無いかな?会いたい人がいるんだ。」

      シャンティ ムウマージ♂
      (SH4NTY仕様カラー)

      身長:170cm 体重:60kg
      年齢:18 一人称:僕 二人称:キミ 呼び捨て

      居住地:トイボックスセル

      泣き眼鏡、ハートの瞳孔、ビーニーがチャームポイント。
      1日経てば汚れごと消え去るインクにフラジャイルの発するエネルギーが乗り移った結果、扉を壁に描く事で自在に外界を行き来するツールへと成り代わった。アーティストとして活動している。

      美味しいコーヒーを飲むのが好きで、日中カフェを巡る姿を良く見ることができる。

      最近、ウィッチノーズで魔術についての勉強を始めたようだ。
      そのとき限定の衣装は、魔法使いと聞いて思い浮かべるようなステレオタイプのものだ。

      そしてその他、電子機器のハッキングに長けており、南区の墜落したドローンやCCTV、スピーカーシステムを利用して街の様子を探っている。
      音声で正常な者を導くこともある。

      pixiv企画のキャラシ→https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61699692


      【経歴】
      マフィアの父親と"掃除屋"の母親を持つシャンティにとって、普通に暮らすという事はとてもプレッシャーであった。仕事はかなり安定しており、お金に困ることは無く裕福な家庭に育ち、十分な愛情も受けて育ったが、自分の両親が裏家業に手を付けていることを幼い頃から知っていた。家族のことをどう話せばよいのかわからなかったのだ。

      学校では度々親がどんな仕事をしているのかを授業の一環で発表するような機会が訪れるたびに彼は"普通の父親"像を作り上げてクラスの皆にそれを発信した。彼は親を愛していたが、子供の純粋さを通して素性をありのまま話すということはシャンティが社会的に抹殺されてしまうことを意味していた。
      普通に育って欲しいという親は願っていたが、父親の部下が裏切りを起こし、内部告発をしたことにより彼の父親がマフィアの関係者であると噂され始めた事によってその願いは崩れ去ってしまう。

      実際は関係者どころかそのトップに君臨していた上父親の力を持ってすればもみ消すことは容易ではあったが、一番の被害はシャンティに対する周りからの扱いという形で現れた。同じクラスの生徒からは避けられ、時には暴力を振るわれ、教師は見て見ぬ振りをするような日常が積もり積もった結果学校に行かないようになり、彼に暴力を振るった者の所持物や家などに落書きをする事で静かな暴力を振るったが、街に配置されたカメラは周到に機能を停止され、人が居ない時間を狙っていた為に彼の犯行を証明する手段は存在しなかった。

      父親にとって都合の良くない証拠を所持していた者が突如失踪を遂げ、証拠不十分として釈放されて"潔白"が証明された後に彼は久々に登校したとき、彼が落書きを残した家に住んでいた住民が行方不明になっていた事も恐らく無関係なのだろう。父親はシャンティを守るべく、中学校の卒業と同時に遠い国の高校に入学することを提案し、彼もそれを快く受諾した。

      高校での生活は彼にとって理想な物であった。
      自分と同じように自信が持てず、誰かに認めて欲しい、自分の存在を残したい、そんな同じ考えを持つ者で小規模なアーティストサークルを立ち上げ、一日経てば汚れごと消し去る特注のインクを用い、勉学の傍らで街の美化活動に勤しんだ。のけ者にされているような生徒も中には居たが、彼は決して悪く言うことは無く受け入れ、家族同然に扱った。

      そしてその中で、自分の生い立ちを全て理解した上で受け入れてくれる掛け替えのない恋人を手に入れた。

      彼は高校を卒業すると、ストリートアートで培った経験を活かしてアーティストとして活動し始める。無許可で描くものではなく、金銭を受け取って合法的に描くグラフィティやミューラル、CDのジャケットなども手につけていた。
      そしてその裏で、警察、政治家などの犯罪記録、秘匿されていたデータを表ざたに引きずり出すハッカーとしても暗躍していた。
      【高潔な正義など存在しない】が彼の座右の銘だ。


      ある日、彼が絵の依頼でマジックアートを描いていたとき、描いた扉が実際に開くところを目にする。興味本位でドアを開いた先を覗くと摩訶不思議な街が広がっていた。そこでは自分は人間の姿と今の姿を自在に切り替えられるのだ。

      そしてその日、唯一外界とトイボックスを自由に行き来する存在が街に降り立った。
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    • 2ウィスプ(シャンデラ♀)【彼女にとっては国を焦土にするよりも一人に歩み寄るほうが難しいらしい。】

      「有り余った力は敵にも味方にも恐ろしく映る。身を持って知りましたよ。
      それが何のための力であっても、そこは関係ないんです。」
      「フォルス君は魔法使いに憧れているみたい…手解きしてあげたいのだけど、怖がらせてしまったみたいですね…あの本が憎くて堪らないものでしたから。」
      「ベクターさん、言うとおりにしたらフォルス君も心を開き始めてくれたみたいで・・・ありがとうございます。」
      「きっとあの子は優秀な魔法使いになれる。」

      ウィスプ:シャンデラ ♀
      大きさ 1.8m 年齢不詳
      居住地:ウェストサイドセル

      一人称:私
      二人称:お前 貴様 呼び捨て (フォルスにのみ貴方)
      年齢不詳

      かつて世界を巻き込んだ戦争で猛烈な脅威を振るった大魔女。
      多くの命が絶える戦場で魂を吸い取り続け、絶え間なく膨大な力を放つことによって両陣営の兵士もろとも戦場を焦土にした記録がある。
      そのおかげで戦争の終結が早まったのだが、その力を恐れた兵士や住民達によって魔道書に長い年月の間封印されていた。

      世界が少しは平和になった頃、魔法使いとして修練中だったフォルスがその魔道書を手に取り、封印が解かれたことで現代によみがえった。
      未だに軽く一帯を消し炭に変えるほどの力は残っているが、そんなことは余程怒らなければしない。
      封印が解かれてからはそこそこ平和な世界を堪能している。

      封印された経験から警戒心が強く基本的に人からは距離を置くが、唯一封印を解いてくれたフォルスにだけは気を許している。
      魔法使いになりたがっていると知ってからは積極的に歩み寄ろうとするのだが、封印を解かれた矢先に本を焼き払った為「次は自分が焼かれる」と非常に怖がられてしまった。
      なかなか上手くいかないようだ。

      今は「普通」を演じようと頑張っている様子。

      かつて世界を変えた大魔女は魔法使いの見習い相手に苦戦している様子。

      【経歴】
      貧しい国で生まれたウィスプは文字が読めるようになるとすぐに魔法使いとなるべく熱心に魔術を学び始めた。彼女の世界では魔法使いという存在は決して全ての者から重宝されるような存在ではなかったが、年をとって動くことも侭ならない者を見ていた彼女は、たとえ老いが来ようとも、剣や槌よりも知識こそが有効な武器になり得ることを彼女は理解していた。
      生活魔法に始まり、世に存在する実戦的な魔法を一通り習得し終えると彼女は自然を操作する魔術式を考案する。
      農家たちは天気に困ることも無く最高のコンディションを保ち続けることで安定した収入・食料を供給することが可能となり、食料供給が安定し始めると国そのものが発展し始めた。

      王国にその多大な功績を認められて大魔女の肩書きを授けられると、魔術の発展を夢見て彼女は魔法使いの教育に力を出すようになるが、これが彼女の人生を大きく変えるきっかけとなる。

      やがて魔女という存在が当たり前になった頃、彼女が身を置いている王国と隣国との関係が急激に悪化しはじめる。両国に隣接する内海に膨大な資源が眠っていることが発覚し、その所有権を巡って緊張が高まったのである。どちらが先に手を出すかの我慢比べ・・・一触即発の状態であった。
      王はウィスプに自然を操作して巨大な津波を起こすことは出来ないかと持ちかける。地震を発生させ、その地震で津波を起こして隣国に破滅的な災害を起こそうというものであった。自然災害となれば自国にも多少の被害は免れないだろうが、逆にそれなら疑われないという考えからの提案である。
      それに魔法使いの存在は国家機密とされ、世間一般には「天候に恵まれた王国」という認識であった。

      自分の力が民衆のために使われることは歓迎したが、誰かを傷つけることには成るべく力を振るいたくないというのが彼女の思いである。それが数十、数百、数千となれば断る以外の理由は無く、あくまでも平和な話し合いの場を設けて解決に辿り付く事こそが未来の為であると彼女は主張した。
      が、兵士が武装を整え、地震が発生し、津波が隣国に破滅的な被害を齎した後に隣国に攻め入ったのを最後に、彼女は国を捨てて隠居生活を始めた。
      彼女のかつての教え子たちに王が詰め寄り、家族を含めた安定した最高クラスの生活を条件に計画の実行を命令したのである。この一件が元で王国は世界的なバッシングを受け、ついには攻撃されるようになる。

      空間転移の魔法を応用して王国の様子を見たとき、彼女はその有様に驚愕する。隣国の民衆は奴隷のような扱いを受け、魔法使いたちは外敵を脅迫・必要とあれば攻撃する、自分が望んだ方向とは正反対の魔法の使い方をされている事実に打ちのめされた。

      自分が始めたことは自分でケリをつけなければならない。
      王国が連合国からの攻撃を受けたとき、彼女は住民を空間転移魔法で避難させると巨大な火を放ち、街を、戦場そのものを焼き払った。
      斃れた者から魂を吸い取り、それによって増大した力をさらに振るい、夜中だろうが真昼のように明るくなるほどの炎を放ち続け、その火が消える頃には世界で最も栄えていた王国は兵士諸共焦土と化した。欲望と権力におぼれた傲慢な者への交渉などするつもりは無く、物言わぬ死体と交渉することを選んだのだ。

      再び隠居生活に戻って数日、彼女の家は先日の騒動を恐れた数多の兵士や魔女たちによって包囲された。彼女を殺害するか、無力化するために万全の体制を整えていた為に彼女はあっけなく本に封じられ、開かないように厳重に封印された。

      もう二度と大魔女の厄災に怯えることはないと安堵したのもつかの間、一帯の空間が不安定に歪み全てを飲み込んでいく。
      成すすべなく飲み込まれていった先には見慣れない建造物、巨大な光の柱、そしてその光の柱の中心に存在する"何か"。
      誰が敵なのか、ここは何処なのか、相手は何者なのか…パニックに陥り統率を失ってしまえば戦争を生き延びてきた歴戦の兵士も、他国に猛威を振るっていた魔女たちも赤子同然であり、瞬きをするたびにその数を減らした。
      皮肉なことに、本の中に閉じ込められた彼女のみが生き延びることが出来たのである。

      元の世界では彼女が居た地点を中心に巨大な穴が開き、その穴から流れ出す瘴気は世界を急速に後退させた。彼女を知る者はこう語る―「これはウィスプが命と引き換えにかけた呪いだ」。

      しかし彼女は渡った先でその命を落とすことなく長い時間を本の中で過ごすこととなる。ある魔法使いの卵がその本をうっかり開き、外に出るまでは。

      とんでもない者を呼び覚ましてしまった―半分正解で半分間違いなのだが、本を焼き払ってしまったことによって"自分の命を狙う危険な存在"と認識されてしまうこととなる。ウィスプは恩を返そうと魔法使いの卵に歩み寄ろうと考えたが、その為にはまず怖がらせないところから始めなければならない。大魔女の肩書きを得てから与えられた初めての試練は、魔法使いの見習いと仲良くなることだ。

      その道は近そうで少しだけ遠い。
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    • 5ドミノ ムウマージ♂(SH4NTY仕様カラー)"文明的な生存競争も原始的な生存競争も切り抜けた。今はその中間を生き抜いている"―ドミノの手記

      【台詞サンプル】
      「元の世界じゃ俺みたいなのは異常な存在やった。でも今は、ホンマなら誰もが普通やと言うモンが全部異常に見えるんや」

      「動けば殺す。武器を下ろせ。腹ばいになれ。・・・よし、話せ。妙な気は起こすなよ。まずはお前は何者や」

      「子供、女、老人、どんな奴やろうがこの辺りじゃ油断ならへん。武器を持ってる奴は特に。だからこそ少しでも怪しかったら引き金を引く、それがこのイカれた世界で生き抜いていくための新しい常識や」

      「話し合いだけでもしないのか、やと?常識的な話や、奴等を見ろ。そこいらで銃を振り回して戦車や装甲車を走り回らせてるような奴等と交渉の余地があるんか?言葉の代わりに弾丸が飛んでくるのがオチやろ。」

      「美味しい話には大体裏があるモンや、与えた物よりも多くの利益の得るためのな。お前は有利な位置に立ってるつもりかも知れへんけど思ってるよりこっちはアホちゃうぞ。俺は2回死んだ事あるから殺す殺さへんではビビらん、お前は何か企んでるのはわかっとるんや、全部話せ。でなきゃこの話は無しや。」

      「燈とは手を切った。俺らを利用してこの辺りを支配する計画を立てていたみたいやけど、あいにく俺は誰かの下につくつもりは無い。対等な相手にしか俺は交渉はしない。ベクターやったっけか、お前は対等に見える。今のところはな」


      ドミノ ムウマージ♂
      【MADMAM隊員は"ノーマッド"と呼称】
      年齢 25 一人称:俺 二人称:呼び捨て お前
      居住地:ショートストロー支配下エリア

      所属:ショートストロー リーダー
         黎明の鐘(役職:スペード)

      175cm 60kg

      元々は普通の人間だった経歴を持つ。三回世界を飛び回って今に至る。
      黎明の鐘での役職はスペード。島での警護よりは、南に生き残っているスパイクの保護に乗り出したようだ。
      魔力や魔法には縁がないため権力を除けば一切の恩恵を受けられないが、スパイク特有の性質は消えておらず十分な脅威となる。

      黎明の鐘では人間だった頃の普通の暮らしを取り戻したかのように、街中の飲食店で寛いでいる様子を見かけるようになった。



      特殊な装備(黒いリボン)によって本来使えない【癒しの波動】を使うことが可能。
      同じ装備を持った者同士での通信が可能だが、今や役に立たない機能だと本人談。
      危険察知能力・決断力に優れており、磨かれたサバイバル能力は彼にガラクタから罠や銃等の装備を作れるほどの熟達したクラフトスキルを身に付けさせた。

      南区に飛ばされて直ぐに盛大に歓迎されたせいで誰も信用しておらず、北区についての情報は知らない。馴染みのある風景だという理由からオールドオーサカに隠れ家を作って潜伏しているが、最近は拠点を南西に移したようだ。
      南で数少ない正常な存在であるモルヒネとティーベと手を組んだ小規模なコミュニティ、ショートストローのリーダーを務める。
      銃器の扱いに精通しており、改造、分解、点検をこなす。装甲車のタレットすら改造できてしまう程には腕は確か。


      銃器を持った者に対して異様な敵意を向ける為、銃器を持っていると否応無しに攻撃される。マッドマムと会話を試みる前にやたら攻撃するのもこのせい。

      技に関してはシャドーボールの扱いにのみ非常に長けており、形を変えたり、技を組み合わせたり、銃から撃ちだす等の手法を用いて戦闘する。
      ただし、銃無しだと離れて居れば動いていない相手にも当たらない。
      また、防弾性シールドのようなオリジナルの身代わりを用いる。

      手が触れる距離まで近寄ると、体内にシャドーボールを発生させて相性を無視した攻撃を用いる。ノーマル以外は致命的な損傷を負うので近寄るほど危険。

      戦闘意思がない事を証明できなければ、確実に命を奪おうと行動するようになった。

      飛ばされる前の世界ではクチートの想い人が居た。

      彼が歩んだ道のりはここから順次→https://www.pixiv.net/artworks/57760104

      日記形式→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7276727


      【経歴】
      ドミノは島国で生まれ育った、ごく普通の人間であった。彼の住む国は災害が多く、地震や台風等の災害を身近なものとして成長していく。
      ある日、定期的に起こる災害とは一線を画した災害が起き、テレビ越しに非現実的な光景を安全な場所からそれを見ていた時に彼は言い様の無い感情を抱いた。

      国のため、人のために尽くすべく軍隊に入る道を選んだ彼は学校を中退して軍に六年間勤め、身の守り方、危険物の取り扱い、戦術、効率的な驚異の排除方法、サバイバルのいろはを学んだ。
      これらの技術が始めに活かされたのは、彼が一度目の異世界の扉を潜った先であった。

      不思議のダンジョンというものが生成されるその世界では、自分と同じように人間だったと自称するポケモン達が多く存在した。
      彼は有志を集め、チームを結成し、崩れていた世界の均衡を取り戻した内の一員として称えられた。一通り役目を終えると何て事はなかったかのように普段の生活へと戻り、時々まるでマンガかアニメのようだと懐かしんだ。

      そして彼は再び災害に巻き込まれることになる。新型の感染症が発生したと
      聞いたとき、彼の周りはそ知らぬ顔をし、誰もが問題視していなかった中、彼だけは重大な危機感を抱いていた。そして彼が思い浮かべる最悪な想定は、そっくりそのまま現実に投影されることとなった。全世界か、はたまたこの国だけか。そんな心配は、空港や電車、インターネットといったあって当たり前のものが麻痺した中では悪い意味で不要であった。

      状況が少しでも改善されていくことを期待したが、所属不明の防護服を着た兵士達が目につく人間を射殺して回っている光景や、よってたかって荷物を持った人間を襲撃するグループを目撃したとき、彼の期待は消えた。敵は病原菌だけではなく、人間にもいる。自分が何をするべきなのか、冬の凍てつく寒さと飢えが頭の中から彼を蝕みつつある中では正常な判断は下せなかった。普段の彼ならコミュニティに足を運び、手を取り合う道を選んだだろう。
      だが彼は玩具の銃を改造して殺傷能力があるものに改造し、人に挨拶するような感覚で弾丸を撃ち込んで戦利品を漁る日々を過ごした。救いの手を市民に差し伸べることはなく、訓練で培った射撃の腕を存分にふるった。守る筈の存在に、守るための技術を奪う為に振るうようになった。

      順調に思えた彼の新しい生活は、彼の視界外からの狙撃によってあえなく終わりを迎える。
      浄化のために雇われた民間軍事会社の被害がここ最近無視出来ないレベルに達していたために警戒が強まっていたからであった。
      呼吸が乱れ、視界が歪む。ここまでかと目をつむって目を開けると、彼は再び異世界へと渡っていた。

      その世界でも不思議のダンジョンが生成されているらしく、世界中で混乱が起きているという現地民の話を聞き、彼はこの世界に飛ばされたのには意味があると考えた。役目を果たせば元の世界に帰れる一心で、彼は意気込んだ。
      というのも、人間の頃の記憶の大半を失っていたのだ。
      すぐさまギルドに参加し、情報収集をする為にダンジョンへと赴く。話が通じそうなクチートとその仲間達を見つけ出し、有益な情報はないかと話しかけた。全てを変えてしまう出来事が起こるとは知らずに。

      "中立の立場を貫く"とは名ばかりのならず者集団を束ねるクチート。有益な情報と引き換えに名をマウィーレというそのクチートはドミノに提案する。
      【うちとお前のギルドを掛け持ちしろ。断ればどうなるかわかるだろう?】
      自分の人生を左右する決断をほんの一分でしろというのだ。

      彼は思考の末に抵抗するも負傷してしまうが、彼女に対する憎悪の意識が消えることは無かった。確かに施設の使用、情報の入手等の便利な側面はある。しかし、身を置くだけで自分のギルドの情報は垂れ流される上に、まだ新入りの自分がそんな情報を提供したところで出所を探られるのが関の山だろう。
      人間の頃の記憶は欠如していたが、彼の体に染み付いた経験はそんな状況下でも冷静さを保たせていた。

      必ずマウィーレを何時か殺す。まずは信用を勝ち取る必要があるが、仲間内に掛け持ちを悟られてはならない。その上で世界の問題を解決する糸口を探す。簡単なことではなかったが、不可能ではなかった。

      不運だったのは、事態を解決する糸口を掴んだのと同時期に彼が人間の頃につけていた日記を発見してしまうことだった。
      元の世界に帰るために奮闘してきたが、元の世界は文明が崩壊してまともに生存するのは難しいという事が読んでとれた。
      大きく分ければ人間に戻って潔く終わりを受け入れるのか、仲間を裏切り事態の解決を可能な限り遅れさせ、あわよくば失敗させるのかの究極の選択を迫られることになるが、どの選択肢を選んでも【普通の暮らしは出来ない】という事が共通した。

      彼はギルドを裏切り、共に戦禍を潜り抜けた仲間を手にかけ、諸悪の根元である存在の排除を妨害に走ったが、何もかもがもう遅すぎた。体に青い花が咲く不治の病気を患い、人間の頃と全く同じことをしていることに気がついた時にはもう全てがどうでもよくなり、自暴自棄になる中でも寄り添おうとするマウィーレに、彼はいつの間にか特別な感情を抱いていることに気がつく。今思えば何だかんだ言いながらも自分を心配し続けてくれていたのは彼女ではないか。

      ドミノは彼女に、自分に対して究極の決断を強いた仕返しも兼ねた最後のお願いをする。どの道助かる手段がないなら、死に方くらいは決めたって問題ない。

      【マウィーレ、俺の頭を撃て。無理なら自分でやる。】

      身体中に赤い花が咲き誇る様子は、もう先が長くないことを示していた。想いを寄せた人にせめて殺して貰うことこそ、彼の最期の望みであった。銃を手渡そうとする彼の意識は、マウィーレが銃を手に取る前に途絶えた。

      次の瞬間、彼はどこか違和感がある見慣れた街にいて、人間の姿に戻っている。怪我も、血も、体中に咲いていた花もない。それどころか以前よりも身体の調子がいい。

      だが顔が自分の顔ではなく、以前の姿の特徴を切り出したような姿であることに気がついた。そして今自分が居る静か過ぎる街も、決して平和では無いことを彼は本能で感じ取っていた。まだ見ぬ脅威と戦う必要がある。

      彼が居るその街が、空間ごと転移された彼のかつての出身地であるということは誰も知らない。
      トイボックスのデータベース
    • 2マジック ムウマージ♂(sh4ntyカラー)「退屈な日々を忘れたい?それならマジックのお菓子を食べなよ。下手なものを買うよりは新鮮な体験ができる」ー男性の服を着た女性


      170cm 55kg 17歳 
      居住地:トイボックスセル

      【台詞サンプル】
      「甘くて刺激があるのは恋だけ?いやいやいや、僕のお菓子を食べればその考えも変わると思うよ!」

      「この街では雨も雪も降るんだけど、たまにクリームがミサイルに詰まって飛んでくるんだ。誰かが喧嘩をしたときとか。誰か喧嘩してくれないかな?」

      「お酒は飲める年じゃないんだけど、ここじゃ未成年が飲んでもお咎め無しみたいだよ?ボンボンでも作ってみようと思ってるんだ」

      「さっきはああは言ったけど、恋愛がどんな物かにもすごく興味があるよ。きっと素敵な時間なんだと思ってるんだけど、違いないよね?」

      【関係】
      お菓子作り仲間のシャロンちゃん
      https://www.uchinokomato.me/chara/show/267633

      恋人のスピリーちゃん

      【データ】
      中性的な見た目をしているがこれでも男。
      母親の血を多めに受け継いだ影響、程度に本人は捉えている。
      お店を開ける程度にはお菓子を作るのが得意。
      学力、運動は人並み程度の能力。

      が、まともではない薬品を作るノウハウを持ち合わせていて性別を変える薬から惚れ薬といった、時に便利な薬を作っては自前のお菓子に混ぜ込んでいる。

      彼のお菓子を食べた者からは性別が変わった、胸が大きくなった、性別が変わった、姿そのものが変わったなどの報告が絶えない。

      味は非常にいいため、ロシアンルーレット的な楽しみ方をする者も居るとか居ないとか・・・
      戦いや犯罪には無縁だが、キッチンでお菓子作りに勤しむ彼を邪魔して無事に済んだ者は誰一人居ないという噂。

      お金を払えば薬だけ仕入れることも可能。
      ごく稀にUG637の市場に売り手として現れることがあり、関係者からは「知る限りでは一番平和的な売り手」との声が多い。

      UG637の中でも売れ行きは上々。言い換えるなら経験値を相応に得ているので、腕っぷしは見た目ほど弱くない。
      pixiv企画キャラシhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39673135
      トイボックスのデータベース
    • 3ラフ ★ムウマ♂【彼は人に笑顔で接するのが一番好意的な接触だと結論付けた。でもその笑顔が怖いんだ。人間ってのを曲解してる。】-ベールを貼られた住民

      【台詞サンプル】
      「ねえ、キミは今幸せかな?・・・そっか。幸せじゃないならこれを着けててね。」
      「ネメシス~・・・そんなに怒らなくてもいいじゃない、止めてっていったのに止めなかったのは向こうだよ?」
      「きっといい事が起こるよ。君が命を分けてくれたんだ、僕だって命を掛けて誓えば引き分けでしょ?」
      「僕の顔を盗んだな。返せ。今すぐに。」
      「そのしかめ面は何だ?僕が笑顔にしてやろう!」

      年齢 15歳相当

      155cm 10kg
      居住地:黎明の鐘(役職:ダイヤ)

      1人称:僕 二人称:おまえ キミ ~ちゃん 呼び捨て

      【所属】ノンフィクションズ

      笑顔をあしらった特徴的なベールを顔につけている。
      負のエネルギーと生命力が大好物。しかし低品質なものは除く。
      前者のエネルギーを溜め込んだ者からはそれを吸い取り、後者のエネルギーを分け与えた者には幸福を与える。
      その仕事は黎明の鐘に移った今もあまり変わりがなく、権限も全くといっていいほど行使しない。

      元々は人々を怖がらせる事に躍起になっていたいたずらっ子であったが、迫力が無いのか怖がられず、友達も出来なかった。

      人と手っ取り早く仲良くする方法として彼は【笑顔で接すること】と結論付けた。それ以来今のスタイルに落ち着いたとか。

      泣いたり怒ったりしている者を見ると念力で無理矢理口角を上げさせる、呪いをかけて無理矢理笑顔にする、自分がつけているようなベールを装着させる等、あらゆる手で笑顔に仕立てる。

      後者のベールは呪いが込められており【自分は不幸だ】と言う考えを止めるまでは外すことが出来ない代物。元々は彼にとって良質な食事のマーキングであったが、現在はもう一つの異なる意味を持つ。

      懐かれるとイタズラで呪いがこめられていないベールを着けてくることもある。

      幸せそうな人の元には嬉しそうに現れ、少し生命力をわけてくれるようねだる。
      貴方がもし親切に分けるような人であれば、数日の間は妙に運気が良くなるはずだ。少し疲れやすくなるだろうが・・・

      一方で彼は顔を見られることをアレルギーレベルに嫌っている。
      信頼を勝ち取った者以外が無理矢理見れば、彼の気が済むまで追いかけ回され、呪われるか、最悪消されることすらありえる。例外は存在しない。

      そんなことをしたら印が黒くなるのではないかと懸念されていたが、そんな事態に陥った地点で彼が気分を真っ先に途轍もなく害されているので、印が黒くならない。

      黎明の鐘に限らず、しばしば本島でもカフェで甘いものを食べる彼が目撃される。



      【経歴】
      ラフは元々小さな村で産み捨てられた子供の一人だった。
      物心付いた頃には視界に入る人々の多くは食料の確保にも苦労し、毎日の生活にも困窮している様子だったが、病気のように村に蔓延している飢えから来る恐怖の感情が村を満たしている限り、ラフは餓える心配は無かった。食には事欠かなかったが住む家は無く、見ず知らずの子供を養えるだけの余裕がある家も付近には存在せず、雨風に晒される日々を過ごした。

      空腹になることは無かったが、毎日辛そうにする人々が嫌でも視界に入る日常は彼の精神衛生上よい物ではなく、彼は人を怖がらせるよりも誰かを幸せにしたいと願う気持ちが強まっていったが、周りから見る彼は「飢える心配もなく普通な暮らしをする気に入らない奴」だった。ついにある日には腹いせに彼の顔に傷をつけ、ラフの顔には消えない傷跡が残るのだった。それでも彼は、こんな世の中が人の心まで貧しくしているのだという考えを曲げなかった。

      どれだけ好意的に接しようとしても、彼の顔を見る者は不気味がって近寄ろうとしなかったか、機嫌を悪くして突っかかるかのどちらかである事が殆どであった。彼はその対処として笑顔をあつらったベールを顔に纏って人に歩み寄ることにした。どちらにせよ不気味に思えたが、顔のことを言われるよりはずっと心が楽だったし、笑顔を模したベールは彼の表情だけでなく、彼が弱気になるだけの弱点も覆い隠していた。

      恐怖心に飽き飽きしていたラフは新しい食糧として生命力を少し分けてもらう代わりに、幸福が訪れるお呪いをかけることを始める。その試みを初めて受けたのは、生きることを諦めていたようなくたびれた市民の一人が最初の一人であった。ここ数日村にはろくに雨が降らず井戸水も枯渇し、脱水症状が進んだ男はもう長くないように思えた。

      「生きていれば何時か良い事があるから。保証するよ――」
      男はうつろな顔で空を見上げ、最早どうでも良さそうであった。
      が、少しすると大雨が降り、渇きを癒した事で男は活気を取り戻した。
      "命と引き換えに幸福をもたらしてくれる子供"の噂は周辺に忽ち広がり、重い病気にかかっていた家族が全快した、水源を掘り当てた、枯れていた土地に作物が実った、といった報告がラフの元に多く寄せられた。
      やがて生け贄のような存在が現れるようになると、ラフに命を捧げる為に扱われる軽い命と、そんな役には選ばれない身分の高い悠々自適な生活を送る者に村は二分された。

      【人は誰もが幸せでなければならない】―それが信条だったラフは考え方を改め【不幸になるべき者も居る】と考えるようになった。
      次第にベールをつけている時間が長くなり、一人で居る間ですら常にベールを付けている様になった。彼が幸福のシンボル的な存在として扱われる頃には彼の顔を知っている者は殆ど居なかった。

      すべて順調に思えたその村は、ある日突然混乱に陥った。というのも、弱い立場の者を虐げていた者達が連続して不審死を遂げたからだ。ラフは痕跡を残さなかったが、痕跡を残さなかったことが村人の確信にかわった。
      ラフに受けた恩恵を忘れたかのように民衆は彼を責め立て、彼のベールを破り捨てた。口に大きな傷跡が残った彼の容姿に罵詈雑言を浴びせられる。施しを与えられても感謝せず、生きていることにも感謝をしない。
      明日の朝には村を出ろと村長に命令されたが、彼はその日の内に、虐げられていた立場の者を除くすべての村人から命を抜き取って村を後にした。ラフに言わせれば、与えたものを返してもらっただけなのだ。

      この日から彼は顔を見られることと自分は不幸だと言う者に異様なまでの嫌悪感を示すようになり、彼が納得の行かないような答えを出すものの命は容赦なく吸い取っていった。

      当ても無く彷徨う果てに、彼は喧騒に塗れた見慣れない街にたどり着いた。その町では故郷以上に恐怖心が渦巻いている。
      街に入れば、ベールをつけた彼を怪訝そうに見つめる市民。荒れ果てた通り。立ち上る黒煙。ラフにしかめっ面のまま歩み寄った男にラフはただ一言。

      【キミは今幸せ?】
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    • カチューシャ【風が吹けば桶屋が儲かるかは分からない。でも彼女の管轄下で石を投げれば、歯医者は確実に儲かるだろうな。】―北区の一市民の会話

      【台詞サンプル】
      「「腹が減っては戦はできぬ」・・・でも実際は飢えたほうが人は簡単に暴力を使う――それを抑えてるだけなんだけど文句が絶えないんだよね、なんで?」
      「いーじゃん別に退屈なんだから!ゲームしてるくらいで始末書とか大げさっしょ?」
      「ミサイル発射~♪分かってる、また苦情の電話が来るだろうって言いたいんでしょ?全部ケンカしたあんたたちが悪いって言っといて!じゃ!」
      「何処に打ち込めば良い?指示してくれれば何時でも撃てるから早く撃たせな!」
      「オレが派手に飾ってやったんだ、同じくらい派手にかましてやんな!」


      ★マホイップ♀
      年齢:20 身長:165cm
      陽気な性格 昼寝をよくする。
      爆発が何よりも好き。

      居住地:ウェストサイドセル
      一人称:オレ 二人称:あんた 呼び捨て 階級 あだ名など


      民間警備会社【MADMAM】所属の通信兵。治安維持、および南区の調査を任されている。
      後方援護を主な役目として担っているようだ。
      頭のアホ毛がレーダーの役割を果たしており、争いの気配を即座にキャッチ、鎮圧に出向く。勤務態度はあまりよくないが爆発物を使えるとなると話は別。
      状況判断力と洞察力に優れ、多少の規則に違反してでも任務を全うしようとする。

      喧嘩から戦争クラスの騒動まで幅広く対応し、高カロリーのミサイル(キョダイダンエン)を撃ち込むことで現場の戦意を喪失させる他、仲間にデコレーションを施す事での支援も執り行う。
      ミサイルの操作はタブレットですることが多く、爆発大好きな彼女はオフの日ですらミサイルを撃つ為だけにタブレットを持ち歩いている。

      クリームだらけになった現場は争いどころでは無くなるので正常な生物であれば争いは止まるのだが、過酷な環境下で凶暴化した住民だらけの南区相手にはそうも行かず、却って事態が悪化してしまうこともあるようだ。

      後始末がとても大変なので市民たちからは煙たがられる声も少なくないが「無駄に争うのが悪い」の一言で一蹴してしまう。
      何より厄介なのはその内容物であるクリームが食べると混乱するほどに非常に美味しい為、クリーム欲しさに騒動を起こす、起こさせる市民が居ることである。その影響で局地的に歯医者の需要が急騰している。

      甘いものが好き・・・というよりは味覚がバグっていて食べられるものは大体甘く感じる体質。彼女の勧めるランチなんかはあまり宛にならない。

      オフの日はスイーツ巡りをしたり、同僚や市民をデコレーションして遊ぶことが多い。
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    • 2オセロ(ムウマージ♂)"交わした契約はちゃんと守れ。奴にチップを恵みたいのなら話は別だがね。"――燈

      【台詞サンプル】
      「やあ、ご注文はなんだい?うちのコーヒーには自信があるんだ。美味しくて寿命が縮むくらいにね!何?冗談に聞こえないって?冗談のつもりで言ってないよ」
      「当たり前だし分かっていると思うんだけど、契約は絶対に破らないようにね。自殺願望があるわけでもなければ、狙われたくないでしょ?」
      「君は美味しそうだ!綺麗に死んでもらおうかな!」
      「南で任務に当たっていたら武装した市民を間違えて撃っちゃってね。急に飛び出してきたからビックリしてやったんだけど、お前はクビだ~って!酷いと思わない?」
      「新しいお仕事は島に蔓延る虫を追い払うこと!今の所そんな話はあまり聴いていないし、ないほうが良いけどね。」

      年齢:22程度 性別:♂
      一人称:ボク 二人称:~さん 貴方 呼び捨て (仕事中はネメシスは店長呼び)
      居住区:黎明の鐘 役職:スペード
      所属:元UG637 ノンフィクションズ 無邪気な性格。

      迫害された魔女の血が染みた絵本から飛び出した本の住民。
      マッドマムを不名誉除隊された経歴を持っており、その後数少ない暗殺者としてこの街で暗躍していたのだが、彼の野望でもあった魔法都市が具現化した現在はUG637から脱退し、島の警備に重しを置くようになった。
      普段はフランチェスカのカフェで働いているが、もしもの事があれば現場にすっ飛んで行き自体の対処にあたる。暗殺家業に長く浸かっていたことに加えて相手も相手だったのでカンが鋭く、怪しいかどうかは"匂い"で分かるという。
      事実、具現化当初にドサクサに紛れて島に侵入した不届き者を数人排除している。

      もしも怪しいと思える人が居るのなら、カフェで働くオセロに【オセロに一杯】と描いた紙と、その対象の写真を添えて手渡そう。
      もしも正しければ、彼から後日謝礼が届くだろう。もし違った場合でも「そんなこともある」程度で済ませてくれる。


      血染めの本の影響であるヘマトフィリア(血液嗜好症)は治らず、少量の血液を入れたコーヒーを特に好む点においては特に変わりがない。印の制度の関係から気楽に暗殺をするわけにもいかなくなったので、彼が処分した異分子は彼が持ち去っていくことが多い。

      出動の際は銃を仕込んだ仕込み杖を愛用し、毒・呪いを込めた超小型の弾を飛ばす手口を用いる。発砲音も聞こえない為周辺住民を不安にさせることもない…というのは建前で、実際は仕留めた獲物を無駄なくいただく為の手法。
      杖を使った近接格闘も卒なくこなす。

      もしも彼が眼帯を取ってじっと見つめてきたら興味をもたれた証拠だ。
      たちの悪いことに右目は常に黒い眼差しが発動している。
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    • アレクト ムウマ♂「何でもかんでもルールだ規則だ…っていうのは、僕にはすごく窮屈だった」ーアレクト

      13歳 150㎝
      一人称:僕 二人称:あなた ~さん
      大人しい性格。

      軍隊の家系に生まれ、幼少の頃から厳しく育てられたが成長するにつれて"もっと広くて自由に世界を見て回りたい"と願うようになった。親は当然受け入れることはなかったが、軍服を改造したポンチョ、愛用する拳銃を携え、真夜中に家を抜け出し、パルデアに飛び出してからは自由気ままに旅をしている。その育ちから、一通りの家事やサバイバルは並程度にはこなすことが出来る。

      対人に関しては事なかれ主義を貫いているため衝突するのはかなり苦手であり、本音を包み隠す傾向がある。誰にでも一貫してフランクに接する。

      特注の拳銃は彼専用にチューニングされており、彼以外が使用を試みると「力を吸い取られる感覚」に耐え切れず即座に体調を崩す代物。
      拳銃の腕前は一人前だが実戦経験に乏しいため、意表を突かれた行動には対応が出来ない。決断力と判断力には優れる。

      甘いものをふんだんに盛り込んだサンドイッチとジャンクフードを好んでおり、毎日見晴らしのいいところでピクニックをするのが大好き。

      パルデアの大穴を旅するのが夢。
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    • 2ジルコ【処分された筈の兵器が処分する側に回ったまでは良い。問題は善悪の判断がつけられないことだ。】ーイーストシェードのエンジニア

      ジルコ ★ダンバル 性別不明

      一人称:ノイズが酷く聞き取れない
      二人称:ノイズが酷く聞き取れない
      高さ:1.3m 重さ:80kg

      居住地:イーストシェード

      マッドマムが投棄した兵器の残骸が組み合わさって生まれたジルコは、かつて兵器に搭載されていた多くの機能は失われてしまっている。しかし、その圧倒的な馬力とちょっとやそっとじゃ傷つかない強度は健在。単純な殴り合いで勝とうとするのは自殺行為だろう。
      言葉らしき音を出すが、バグったゲームの音声のような声しか聞こえない。

      兵器の主な目的である「危険因子の排除」が色濃く意思に反映されており、街中で騒ぎが起こるとどこからともなく現れる。見方によっては最も警察に近い存在であるとも言える。


      普段はイーストシェードのジャンク置き場にたむろしてがらくたを漁っている。
      何かを作ろうとしているのではないか?
      失った機能を取り戻そうとしているのではないか?

      様々な噂がまことしやかに囁かれている。
      トイボックスのデータベース
    • 4クランポン・クロスアイ(ムウマ♂)【色んな世界線の奴が来るのは知ってたさ。でもまさか、俺たちの技術を持ったティーベの息子がやってくるとは思わなかった。相手は多分…このトイボックスにいる。】ーベクター


      年齢:15 男 身長:150cm 
      愛称:ポンポン
      居住地:アンダーフット(ベクターが押さえた居住地に居候)
      ショートストロー拠点 北区の学校に通う学生
      黎明の鐘 クローバー持ち(耳の後ろ)

      「オレのお父さん、こんな時代もあったんだな・・・今の父さんからは想像できない。それに名前も違う。でも帽子は代わらないし警棒も同じだ。俺には分かる」

      「あんた、ベクターだろ?父さんが良く話してくれたし、今着てるこの服もアンタの形見らしい。昔話や思い出話を聞いてみたいよ。歴史の教科書よりずっと面白そうだし、大丈夫なら話してくれねぇかな?」

      「ケンカを売ってるなら買ってやる!返品もクレームも無しでな。それでも損失を出すのはお前だけだ。俺は大損させるのが好きだぜ」

      「お前みたいな群れているときは粋がってる奴を叩きのめすのが俺は大好きなんだよ。大体は口だけ達者なヘタレ野郎で、見せしめに一人潰してやればおとなしくなるんだからな」

      「俺の作品を探して触れてみてくれよ、一日不思議な気分に浸れることを約束するからさ」

      「姉ちゃんまた俺に毒…ぐえっ…」

      時間軸を飛び越えて現れたティーベの息子。
      向こうでは【クロスアイ】という苗字があり、ティーベの名前も違うようだ。
      刺激的な事を好んでおり自分の身を危険に晒す事に抵抗を示さず、火があれば油を注ぎ花火が爆発すれば躊躇わず突っ込んでいく。その性格のおかげか、危険な場所に取り残された人を通りがかりに助け出すことも。

      生物由来の毒にとても強い体質であり、毒を摂取することが趣味。
      母親が毒を毒にも薬にも出来るほどに精通しているらしく、それに憧れての行動。病気とは無縁なほどに健康体。その体質をもってしても姉や母親の毒は強力すぎるのか、何かしらの作用が出てしまうらしい。
      母親の体質は【成長はすれど老化しない】という形で遺伝している。

      テトロという姉がおり、抱き心地がいいという理由でしょっちゅう引っ付かれ、毒にやられて寄生されていることが多いのだが満更でもないらしい。

      常に持ち歩いている好物のシガレットはお気に入りの毒が染み付いたものであり、耐性が無い者が食べると手足のしびれが起きたり、暫く味覚を失う代物。
      悪夢を夢食いすることも好むなど、ゲテモノ好きな一面がある。

      ベクターやティーベが用いる「異世界の技術」の一部を用いることが出来る。その技術を用いて、触れると使えないはずの技が一日限りで使えるようになる落書きを街のどこかに書き残している。

      ティーベの怪力を"必要に応じた身体能力の向上"という形で遺伝している上に格闘術も会得しており、素手の殴り合いでは並みの人間どころか並の格闘タイプでも太刀打ち出来ない。ケンカをした者曰く「ケンカや殴り合いというよりは"素手で殺しに来る"」。

      バトル好きで頻繁に訓練場で稽古をしていることが多い。
      ティーベには「ポンポン」と呼ばれていたようで、ティーベやベクターといった親しい間柄以外にそう呼ばれると露骨に不機嫌そうにする。馬鹿にされたりナメられることを嫌うが、悪意が無かった場合は説明すれば由とする等、理性的なところもある。

      生意気な性格だが褒められると照れるところもあったりと、ただ単に素直では無いだけである。

      オカルト的なことが好きな彼にとって、この街は全てが好奇心を満たす遊び場だ。

      最近ベクターの手引きにより黎明の鐘とショートストロー拠点を自由に行き来する手段を得た。
      トイボックスのデータベース
    • 【ネメシス】ブリムオン【本一冊で終わるほど人生は短くない。だから私たちは飛び出すことにした】―本を司る魔女

      【台詞サンプル】
      「身体が悪いのに酒タバコを止めないその姿勢。お前は与えられたその命に相応しくない生き方をしている。だから知り合いにもっと相応しい者を用意した―何?まだ死にたくない?ではなぜその間際まで考えを改めない?」

      「本を盗んで何も言わないから許されたと思っているのなら大間違いだぞ。代金は大目に払ってもらう。なに、悪いことをしたから牢屋にはいるのと一緒じゃないか。」

      「ラフ・・・殺すくらいなら新しく仲間を呼んだほうが良かっただろうに、お前は感情的過ぎる。仲間を増やしたいのなら殺すのは良くないな。壁に小石を投げたって跳ね返ってくるだけなんだから。」

      「バンシーの情熱には流石の私も圧されたよ。過去に相当な何かあったのだろうが、詮索は無用だ。見ようと思えば何時でも見られるが、それは公平じゃない。私にだって節度はあるとも」

      「私の理想の世界には、マッドマムも地下の市場も必要ない。だが根絶するのも骨が折れる。だから我々の世界を新しく作り出した。機会を与えてくれたことに感謝するぞ、ベクター。」

      居住地:黎明の鐘 役職:スター
      年齢:???
      身長:180cm 体重:???

      一人称:私 二人称:呼び捨て・お前(接客中はお客様)
      接客中は丁寧語で話すが、そうでない時は凛とした男勝りな口調で話す。


      元々を辿れば、彼女は様々な本の登場人物の思念の集合体である。そんな形の無い思念が魔道書に注ぎ込まれたことで魔女として具現化した。

      黎明の鐘で本屋【フランチェスカ】を営む魔女であり、当区域の長を務めている。とは言ったものの、島の住民はみな秩序を乱すことなく穏健に過ごしているので、長らしいことをしていることはあまり無い。だが必要とあらば権限を行使して事態に対処する。
      島民が使用できるあらゆる魔法を高水準で使用可能な大魔女でもある。得意なものは、本屋の手入れに使うような生活魔法。

      その本屋は不思議な力で満ちていて、足を踏み入れた者の求める本が必ず揃っているという。堅苦しい文庫本から誰でも読める漫画は勿論、魔法使いの愛読する魔道書も問題なく揃えられている。18禁コーナーも勿論ある。
      中にはカフェも併設されており、中でゆっくりと読書を楽しむことが可能だ。

      代金は「寿命」を支払うことで取引されていたのだが、現在は必要がなくなったので通常の金銭による支払いに変更がなされた。

      目的や夢も何も持たず、毎日を惰性で生きている者を非常に毛嫌いしているようで【生きる価値がない】とはっきり言い捨てるほど。やや選民思想的な考えを持つ。

      本の世界を自由に行き来する・させることが可能であり、人を入れ替えることで本の世界の住民を具現化させることが可能。
      その入れ替える対象として【大きな負の感情を長期間抱えた者】【島の秩序を乱したもの】【島や島民に不利益をもたらした存在】が選出される。

      黎明の鐘が具現化するまではいそいそと住民を"誘拐"していたのだが、最近は魔法使いの素質がある者の元を現れては島に来ないかとスカウトをかけることがあるようだ。
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    • 19転生者コミュニティ:ホッカイドウ「あの世がオフ会会場になるなんて、俺たち夢でも見てるのか?」──ムゥ二等兵


      元々は数多く存在するディスコードのサーバーの一つである。

      何者かによってそのホッカイドウに属する「ポケモンを擬人化している絵描き」が次々に襲撃され、ゲームの中の世界であるはずのパルデアにその全員が転生。

      2022/12/29現在、10名が襲撃、もしくは事故を装った暗殺(?)で命を落としている。

      転生した人たちはツイートのツリーから!
      https://twitter.com/live4DZ/status/1604501007865565184?t=3dzU7RtziMx2AL93pvnGRA&s=19

      数名が同時期の同じ場所に飛ばされたため「これはまだ増えるぞ」と確信した面々により、一つのコミュニティとして姿を変えた。
      拠点を構え、それぞれ新しい生活様式に適応し始めている。

      いわば「PKG絵師(パルデアの姿)」といった所。
      メンバーは全て死亡当日の記憶のみが消失しているが、死亡した事は認識している。


      ──メタな話をしてしまえば、軽いノリで身内をPKG 化してそれにちょっとした設定をつけただけ!

      ~コミュニティの設定~
      ▪全員が奇妙な理由で死亡している
      ▪メンバー同士の情報はスマホで分かる
      ▪人間にも原型にもなれる 身体能力はポケモン準拠
      ▪資金源はレイド報酬、バトルの報酬等。手に入れた換金アイテムは自動で通貨に変換されてしまう
      ▪普段は各々好きに暮らしているが、なにか有れば召集。理由はサンドイッチ作りからバトルまで様々。
      ▪拠点は廃墟を改造したもの。スター団のアジトの資材がメイン。
      ▪自分が戦うこともあるし、人間に紛れてトレーナー紛いの事をすることも出来る。
      ▪特にチームの目的はない
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    • 7カープリャ ムウマ♂【痛くしないと言っているうちにお願いを聞いておけ。何も感じれなくなる前にな】-MADMAM隊員 DISTRICT配属

      「大丈夫、痛くしないから...ね?だからこのフォークで...刺されてほしいんだ」

      「新鮮な魂!!新鮮な恐怖!!新鮮な血液!!君のは全部僕のものだ!!!!」

      「見返りは高くつくよ。それが嫌ならこの話は無しだからね。」

      「森は僕の食卓だよ。絶対に逃がさないからね。」


      一人称:僕 二人称:呼び捨て
      年齢:"人間でいえば"15くらい  身長:150cm
      所属:無所属 MADMAM施設のDISTRICT8から脱走した個体。
      南区で唯一MADMAMによって確保されたスパイクである。
      元はとある種族の最後の生き残り。

      現在はとある目的のために活動しており、しばしば南区へ出入りしている様子。鉱物や様々な資材を溜め込んでいるようだ。

      【データ】
      人里離れた場所を好む、霧の深い森と化したゴーストノーズに住まう亜人。
      人目につくところで言えば夜の街に現れることが多いが、日中は基本的に森をうろついている。明るい場所を歩くときはベールを纏って活動するようだ。
      森で迷い人を見つけたら"食事"の見返りに案内をしてくれる。

      恐怖の感情、血液からしか賄えない養分があるせいで他人との接触を断つことはできないので、必要に応じて夜の町だったり、人気の少ない路地などに繰り出す。臆病で泣き虫な性格だが "自分は力を持っている" ということを認識してからやや強気な一面も現すようになったが、その力を無闇に振りかざすことは無い。

      他者を圧倒すれば怖いもの等何もないとの考えから【やられる前にやれ】を信条にしており、無人化したゴーストノーズや南区では自身の脅威とみなした存在を即座に攻撃する。

      食事の質が良いほどその力も引き出すことが可能。逆に言えば、質の悪い食事だけだとそれほど力を引き出せないが、空腹時に限ってはリミッターが解かれた状態になるようだ。

      スパイクの影響が【魔力】にのみ異常に特化したスパイクの中でも変わり種であり、その力を使って武器にたくさんの特性を付与することが出来るようになったようだ。使える魔力は膨大だが長期戦が苦手。

      以前はMADMAM施設のDISTRICT8に拘留されていたが、ピニャータパーティの騒乱に紛れて脱走に成功したようだ。

      彼の種族の体液 特に涙には超高濃度の魔力が含有されており
      武具や薬の効果を高めたり、付与したりする際に重宝されていた。
      そんな彼の涙を求める手段として、以前の世界で取られた方法は彼の種族の迫害である。
      彼らを斬り付けて血を浴びた剣には力が宿り、彼らの血液を飲めば力が増し、彼らを痛めつければ流す涙はあらゆる力をもたらした。

      MADMAMにおける魔法装具の開発に彼が関与しているという噂がMADMAMに存在する。

      身を守るために作り出した彼のフォークは魔力が大量に注がれた結果具現化されたものであり、任意の性質を持つことができる代物。余剰魔力は常にこのフォークに回しているようだ。

      望めば戦車ですらケーキのように易々と貫く切れ味を持つし、ポケットサイズに小さくすることもできるし、数を増やすことも更に大きくすることもできる。なんならフォーク以外のものにもできる。
      しかし小さくすると感情の吸収効率が落ちるので、あまり小さくすることを好まない。
      手元になくとも性質は変えられるので、万が一に奪われたり落としたりしても悪用される心配は無く、必ず手元に帰ってくる仕様だ。

      基本的に彼が""付与するようにしている""性質は【刺した生物から恐怖心を吸い取る】【刺した相手のトラウマや幻覚を鮮明に想起させる】【刺した相手に傷をつけない】【自分に対する脅威から自動で身を守る】性質だが、彼が意識していない性質は付与されない。

      不意を打っても必ず防がれるため一見無敵に思えるが、根気強く攻撃し続ければ消耗して攻撃が通るという単純な弱点もある。

      刺さっても体に傷がつくことはないが、恐怖心を吸収する都合上トラウマを想起させる性質を持たせている。既に恐怖している場合はただ刺してくることが多いようだ。

      恐怖心が不足することによって飢えると豹変して凶暴化すると「食べること」に執心するようになり、フォークに【傷をつけない性質を付与する余裕がなくなる】ほか、彼の周りを浮遊する水晶に噛みつかせる等危険で手荒な手段を講じるようになる。人の身体程度なら軽々と食い千切ってしまうほどの咬力を持つので注意...止めとばかりにフォークをぶっ刺してくる。
      しかし防御に考えを振る余裕もなくなるので、彼を最も倒しやすいのはこの時だ。

      DISTRICT8で散々な目にあわされたのか、MADMAM関係者や自分に敵意を持った相手、銃器を持ち歩いている者に対しては一切の容赦無く襲い掛かる。

      そんな彼の口癖は「痛くしないからね」
      ちなみに彼の泣き声を聞き続けると生命力を吸い取られてしまうのだが、その影響は【急速な老化】といった形で顕現する。(1秒につき1年分)
      彼が返してくれない限り戻ることは絶対にない。

      彼と本当に仲良くなれれば、見返りにお願いはされるだろうが涙や血液を提供してくれるだろう。


      質の良い恐怖心に拘り始めたら何をするか分からない危険も持ち合わせている点から、MADMAMからは極秘に回収命令が下されている。


      【バックストーリー】
      他者との関わりを避けるような深い森の奥に位置する村で"亜人"と呼ばれる種族のもとにカープリャは生まれた。
      カープリャが自我を持つようになると、彼の家族はすぐに魔力の扱い方に関する教育を始めた。
      単純な力や身体能力では劣ることが多い彼らの種族が淘汰されないようにするためには、身体に流れる膨大な魔力の扱いを極めることが不可欠であるからだ。
      "亜人"と呼ばれる種族の中でも非力であった彼らは、その魔力の扱いに特化していたお陰で厳しい環境に適応し、小さなコミュニティで互いに助け合って生きていた。
      彼らの居た世界では"エンチャント"と呼ばれる技師の技術であり、その技術はカープリャの住む村人は皆が一流のエンチャント技師であった。

      満足に言葉を話せるようになると必要なものは自らの魔力で生成し、既存の物にも魔力で様々な性質を付与したりする創作性を持った彼は
      周囲の大人たちからチヤホヤされており、人に寄り添いあって生きる事の大切さを子供ながらに認識していた。
      お気に入りは足を素早くする靴で、空いている時間が有れば広い自然を駆け回り、時には木の実を集めて回ったりして過ごした。

      そんな日々を過ごしていた彼はある日、今にも倒れてしまいそうな迷い人と遭遇する。
      "みんなと助け合って、分かちあえる子になりなさい" そう教えられていた彼はその旅人に水と食料を与え、森の入り口まで送り届けた。
      もしかしたらこの人は家までとても遠いかもしれない。そう考えた彼は、旅人が履いていた靴に魔力を付与し、身体が羽のように軽くなる靴を与えた。
      良いことをしたと彼は上機嫌でその日は村へと戻った。

      暫くすると彼の村のもとに、大きなカバンを背負い、ボロボロになった来訪者が現れた。あの時に助けた村人が一人とほかにも数名。その仲間だろうか?
      話によればカープリャが与えた靴の話が来訪者の街で広まり、カープリャの住む村との交易を望んでおり、その為に時間をかけてはるばるやってきたというのだ。
      来訪者は近くでは力を持った王国の権力者であり、彼の提案は魔力で物品に性質を付与──いわゆるエンチャントの技術の見返りに物品や技術を提供するというのだ。

      技術も物品も、彼らにとっては無くても特段困るものでは無かったのだが、はるばる相手もこんな森の奥にやってきたのだ。
      村人たちは少し話し合った後にその商談に合意。そうして小さな村と王国のつながりが生まれた…
      しかし、それがもたらしたのは豊かな生活とはかけ離れた日々であった。

      優れたエンチャント技師達の住まう村の噂はあっという間に広まり、毎日数多の旅人が村を訪れては仕事を依頼した。
      見返りは確かにあったが、王国の人々は彼らの技術にのみ価値を見出していた。その結果として要求のハードルが上がり続け、村人たちが疲労から依頼を渋るようになると王国の民たちはヤジを飛ばし、心無い言葉を投げかけた。
      人というよりはまるでモノ扱い──子供ながらにカープリャはそう感じており、日に日に疲れていく家族や隣人を見ては心を痛めていた。
      この交易が一方的な搾取だと気づくには、村全体が世界を知らなさ過ぎたのだ。そしてそんな日常は一人の短気な来訪者によって大きく変わり始める。

      現状に不満を訴えた技師たちはストライキを決行、それでは困ると王国民も衝突。口論がヒートアップし、来訪者が村人の一人を殺害してしまう。
      血を浴びた剣が炎を纏うようになった瞬間、王国民の技師たちを見る目は完全に"人"から"モノ"へと変化した。

      「こいつらの血を浴びればエンチャントされるぞ!」

      その一言をきっかけに、抵抗する技師たちや村人たちを無理やりに連れ出し、連れていけないと判断された村人はその場で"素材"にされていった。
      カープリャはその間村に居なかったが、血みどろになった村に帰ってくると何が起こっているのかはすぐに理解した。

      「早く、あなただけでも逃げなさい。私たちなら大丈夫だから」

      何かで切り付けられたであろう大きな傷を負った母親と父親。
      子供であるカープリャですら仕事に駆り出され、普段なら潤沢に流れる魔力が無い状態では母親の傷を癒すにも、戦うにも非力すぎた。
      寄り添うことしかできなかった。王国の民がカープリャを見つけると捕まえるように叫ぶ。
      内心ではそんなはずはないと分かっていた。抗うだけの力も残されていないと。
      自分を逃がすために自らが身を張って囮になろうとしているのだと。
      逃げ出したらきっと両親は助からないのだと分かっていた。

      背後から喧騒が聞こえなくなるまでずっと走り続け、疲れ果てたカープリャは高い木の上で一晩を過ごした。
      敵と戦う知識こそなかったが、自然の中で生き抜く術を身に着けていたカープリャは自分の感覚と創作性に従い、野生に生きる存在になった。
      彼の痕跡を追ってくる王国民に怯えつつ、飢えにも蝕まれながら反撃の機会を窺う日々。こんな会話が聞こえる。

      「できれば殺すな。血液よりも涙にものすごい魔力が宿っていることが分かった。生かすだけで価値がある。」

      捕まった後にどんな結末が待っているのかを容易に想像させる一言にカープリャは恐怖した。身を隠さなければならない。
      しかし注意すべきものは王国民だけではない。飢えと渇きは確実にカープリャを蝕んでいく。

      カープリャはある日一人だけ孤立した王国民を発見する。反撃するなら絶好のチャンスだ。
      "どんな生き物でも美味しく食べる事ができる巨大なフォーク"を誂え、上から襲い掛かった。
      フォークが体を貫いたとき、ひどく怯えた表情をした相手と目が合う。村で倒れていた隣人がしていた、見覚えのある表情。死と直面した時の顔。

      その瞬間、彼は理解してしまった。恐怖心を吸収することでしか得られない最高の栄養があること。
      何故両親が身を挺して自分を逃がしたとき、不思議な高揚感を感じたのか。
      何故自分の種族は他の種族との接触を避けるような場所に居を構えているのか。

      しかし、最後の一人になってしまった彼を止める家族も隣人ももうどこにもいなかった。

      王国民が自分たちをモノ扱いしたように、カープリャもまた王国民を人ではなく獲物として見るようになったのもこの頃であった。
      カープリャが潜伏する森で犠牲者が増え始めると不吉な森だと噂されるようになり、偵察に現れる来訪者も物々しく変化していったが良質な栄養を得たカープリャはすっかり魔力も回復し、持ち得る創作性で彼を狩りに来た獲物をどうやって狩るかを考え、実行するようになっていった。
      どんな装いに身を包もうとも、自然の中でずっと生きてきた彼にとっては森が食卓同然であった。

      明日はどうやって料理しようか。最初は来訪者たちに怯えて隠れる日々を過ごしていたが、今は来訪者が来ないとがっかりするようになっている。
      ある日目を覚ますとそこは見慣れた森ではなく、見慣れない建物が立ち並ぶ場所。寝ぼけているのだろうか?二度寝をしようと試みたが、その為には襲い来る存在があまりにも邪魔すぎる。
      そして何より、自然を味方につけられない状況というのもあるが、相手の能力が単純に高いのだ。

      困惑しながらも応戦していたところに現れた、鉄の杖のようなものを携えた黒づくめの集団。王国の民とは全く装いが異なるが何者だろうか?
      王国民が新手の技術を身に着けたのだろうか?戦えばわかるだろうと考えた彼は応戦するが、助けに来たと彼らは言う。
      目撃者は残さないようにしている以上、自分の能力についてはたとえ王国民でも詳しくは知らないはず。
      見慣れない地域の人々なら尚更自分の事など詳しく知っているはずがない。
      長い狩りの時間は彼に絶対的な自信をつけさせていた。
      それにここに来てから、いつもよりも体に魔力がみなぎっていることにも気が付いている。普段なら付与できる性質は2つまでだったものが、3つも4つも付与できる。
      彼らの話が嘘であれば思い知らせるまでだ──そう考え、一先ず彼らの保護に乗じることにした。

      ──その数週間後である。マッドマムの収容施設の一部を壊滅させたうえで"巨大なフォークを携えた何か"が脱走したのは。
      トイボックスのデータベース
    • 3燈 ランプラー「技術や人員、装備などの全体図では圧倒的に我々が上だろう。だが個人の技量や能力など、細やかな部分でその能力を試しあったとき、我々はあの地下市場には劣っているのだ。」―MADMAM上層部

      【台詞サンプル】

      「何でも力ずくでやろうと思えば時間が掛かる。だから私は頭も使うようにしているし、フォルスにもそう教えている。相手を理解して常に相手の一歩先を行けば、恐れるものなど何処にも無い。」

      「私から盗みを働くとはいい度胸をしているな。私は怒っては居ないが、この地下市場の常連は"軍資金"が欲しいようだ。まぁ頑張って逃げてみてくれ──これより、彼を"追放処分"とする。」

      「金を稼ぎに行った事が原因で南で死ぬようであれば、身の丈に見合った手段を選ばなかったってだけの事だ、ワタシには関係ない。年下を打ち負かしていい気になったガキ大将が、武装したギャングに立ち向かって死んだところで私に責任はない、そうだろう?」

      「ワタシは金が好きってわけじゃない。金を使って人を動かすことが好きなんだ。現にこの市場も多くの人たちが自分が考えた最高の代物を取り揃え、その最高の代物を手に入れる為に危険を冒してでも金を稼ぐ。その資金ですら、使う人によって用途が分かれる。例えばワタシみたいに食べたりな。勘違いするなよ、ここで言う金は魂だからな?」


      身長:170cm 体重:50kg 性別:【必要ないだろ?】
      居住地:トイボックスセル


      ブラックマーケット【UG637】のオーナーを務めるほか、夜間の治安維持を担う。年齢は人間換算で二十歳ほどで、現実には200ほどで、性別は【何故だ?必要か?】と答えるだけで教えてくれない。
      トイボックス構築の大戦争の最中に現れた。
      相手の力量が瞬時に分かる能力を持つ。

      存在が確実なものであればどんな物でも仕入れられるが高級志向である。
      仕入れる品は一級品・アーティファクト級が多いがそれだけの値段が張るのでご利用は計画的に。
      金銭のやり取りも応じるが勿論高額であるため、どちらが簡単なのかは貴方次第。尤も、貴方が非合法な仕事を生業にしているならどちらも大差は無いだろう。

      そのラインナップから盗みを働くものも居るようだが、彼(彼女)から盗みを働いて1時間も逃げおおせた者は存在せず【わざと盗ませて追うのを愉しんでいる】と噂されている。

      悪人や生きることを諦めた者、時おり現れる招かれざるものを葬ることで魂を回収している。獲物を逃がさない為にフォルスを同伴させているようだ。

      手に持っているメイスや、メイスから出る炎に燈以外が触れてしまえば、たちまち魂を吸い取られてしまう。逆に与えることも出来る。

      感情が高ぶると目から炎が吹き出す。楽しいか喜んでいるかが多いのだが、肩書きのせいで気が気ではないだろう。育てたら面白い事になりそうという理由でフォルスを居候させている。

      ショートストロー構成員と取引があったことが明らかになったが一方的に破棄された為、彼らの排除に向けて動き始めた。その一環でベクターを賞金首に指定。彼の行方を追っている。

      そしてある人物にコンタクトをとり始めたようだ。

      【経歴】

      燈はこの街の古株に数えられる一人だ。大戦争を生き延び、今や経済の一助を荷うほどの市場のトップという地位を持つが、元々はスラム育ちであった。

      大戦争によって治安が最低水準に落ち込んだとき、彼は家族総出で悪事を働き始めるようになる。スリのような盗みは日常茶飯事的に行われ、必要とあれば大胆に強盗を働くこともあった。その過程で命を奪うこともあったが、彼の一族は炎の扱いに非常に長けていたために証拠が残る心配をする必要はなかったのである。
      一時期街の至るところで火事が多発したが、何れもガス漏れ等の事故として処理された。

      ある日燈は何もない空間から希少な品物が転送されてくるのを目にし、このままでは戻れなくなると感じた燈は、路上で露天を開くことを画策する。売り上げは上々で好調に思えたが、彼の性別や年齢を見るや舐めた態度を取る者も当時は多く、無礼な相手にも下手に出なければならない生活に苦労した。
      それでも燈はお金を貯めて小さな店を家族で開くことにようやく成功する。
      家族で悪事から足を洗うと誓いを立てた矢先に、彼らは今までの行いの報いを受けることとなる。

      燈が品物を仕入れて家に帰ったとき、目にしたのは血の海と化した我が家であり、売上金は全て奪われ、荒らされ尽くした愛すべき店であった。既に誰にも息は無く、あまりに突然訪れた惨劇に燈はただ呆然と立ち尽くすことしか出来ないまま何日も過ごした。

      そんな燈を変えるきっかけとなるのは、黒い服を来た集団が燈の元を訪れたことである。
      呆気に取られる燈にその男は無言で写真を見せる。何れもが殺害された者達の写真だ。
      「君らをこんな目に会わせた者達の末路だ。法も秩序もないこの街にはこのやり方しかない。我々に付けば、君はもっとやれる。」
      燈はマフィアの元で"研修"を積んで彼らのやり方を学び、常に他者の一歩先に居るためのスキルを身に付けた。
      難儀な相手にも臆せず交渉し、納得が行かない答えが返ってこれば優しい言葉に"添え物"をして聞き直す。抜け道を使って裏を掻こうとする相手が如何なる手段を講じても、最後には、或いは途中で燈が居る。出だしの立場が平等であるなら、燈にはそれだけで十分であった。

      あらゆる手段で逃げ道を塞ぎ、選択肢を絞らせ、燈が望むように事を運ばせ、犯罪を働き始めた者へ容赦も慈悲も無くなった頃には、燈の年齢や性別だけで舐めて掛かるものはどこにも居なかった。それでも性別や年齢を気にするような相手には【何故だ?必要か?】と返すようになったのもこの頃である。
      手荒な手段はあまり取りたがらなかったが、必要なら徹底的にやり通した。

      一人でも任せられると見た男は燈に鍵と鞄を託す。中身は不思議な力が込められた本と、大きな鍵とその鍵を使うための場所が記された地図だ。その鍵を開けた先には、広大な市場が広がっていた。

      「君なら私の所有物を上手く扱えるだろう。代わりに、この子を見たら気にかけてほしい。早ければ数年以内にこの街に私を探して訪ねてくる筈だ」

      そう言い残すと一枚の写真を手渡し、男は姿を眩ませた。
      燈自身は汚れた仕事からは足を洗ったが、地下市場を作り上げ、今では裏のトイボックスのボスとして君臨している。悪事を働く場合は、同じ悪事を働く者へ対してのみに限られるようになった。

      燈を恐れるものは当然多く存在するが、彼が手荒な手段に出るのは看過できない悪事を働いているものに対してのみであり、トイボックスに紛いながらも秩序をもたらした存在という声も多い。
      トイボックスのデータベース
    • 4バンシー ★ムウマージ(原型はSH4NTY仕様)♂"暗闇に身を潜めたのなら、恐れるものは何もない"-バンシー


      「誰にでも沢山の顔があるのさ。誰を相手にするかでその顔を切り替えてみんな暮らしてる。善人ぶってるキミだって一歩間違えば悪人なんだ。」

      「同じ過ちを二回繰り返すのは御免だ。もしも君が僕との約束を破って過ちを犯していたのなら・・・そうだな。種も仕掛けも何もない、君を消すマジックをしよう。たとえ話じゃなくて、これは本気で言ってる。」

      「人は皆幸せになる権利がある。君が望むなら、そうなる為の案内が出来る。」

      「鍵を託せるだけの人に会うのが、僕の一番の夢かな。だから額に鍵穴のタトゥーも入れて有るんだよ」

      年齢 18歳 175cm
      居住地:黎明の鐘(役職:スペード)
      好きなこと:子供 歌うこと 音楽(ピアノ系を特に好む)仲間 家族
      嫌いなこと:敵 子供を傷つける者 「縁起が悪い」といわれる事

      【所属】ノンフィクションズ

      彼は孤児を【楽園】へ導く。その道は善意に満ちている。少なくとも夜の住民の食い物にされるより遥かにマシだろう。

      名前は鍵に彫られている「BANSHE」の文字からバンシーと呼ばれている。
      鍵と鍵穴のタトゥーを入れている。鍵を渡せる存在に会うのが夢。
      誰もが寝静まった夜に歌うことが好き。

      サーカス団の一員、マジシャンを務めていた経歴を持ち、街中でゲリラパフォーマンスを行うことで有名。手品を得意としていてその手腕は戦闘中にすら発揮される。おひねりを与えるとお呪いがこもった4つばのクローバーを差し出してくれる。

      その特技上、道具頼りに戦うのであれば貴方に勝ち目は無いだろう。

      鍵を肌身離さず持ち歩いており、普段は温厚だが鍵に無断で触るとそこそこ親しい程度では激怒されてしまう。

      ペストマスクを付けて街を歩き回り、捨てられた子供や飛ばされて迷い込んできた外部の住民に声を掛ける姿がたまに目撃されている。
      そんな人たちを保護して回っているようだが、保護した者の行く先はごく一部を除いて誰も知らない。

      幼少期に主を守りきれずに迫害された過去があるため、自分のような目にはあわせまいと子供たちを保護する為に積極的に活動している。

      ピアノで奏でられる音楽を好み、しばしばカフェに居る姿が目撃される。


      彼は恵まれない子供達を【白い魔女】の元に案内している。
      そして彼女の承認が降りた場合は黎明の鐘へと住まわせ、降りなければ【登場人物が皆幸せに暮らす物語】に子供達を読み込ませているという。


      【背景】

      ポケモンを好ましく思わない父親を持つ少女の元で育ったバンシーは、元々はありふれたポケモンの一員に過ぎなかった。

      時にいたずらをし、時に寄り添い、何よりも少女が奏でるピアノを楽しみに毎日を過ごしていた。ゴーストタイプは縁起が悪いとの意見が多数派をしめていたが、主である彼女にとっては幸福をもたらすものであった。

      「この子は私を変えてくれた」そう語る少女の名はリサ。新しい扉を開く存在、という意味を込めた鍵を彼女はバンシーに贈り、彼女自身もまた対になるように鍵穴のタトゥーを体に刻むのである。そしてそれを見たバンシーもまた、自分に鍵穴のタトゥーを刻むようせがみ、同じようにタトゥーを刻んだ。常に幸せそうな二人だと、近所でも評判であった。

      長く続くはずの幸せな日々は、町に見慣れない白いクラゲのようなポケモンーー後にウルトラビーストと呼ばれる存在によって発狂した男が現れたことで全てが狂い始める。

      森の中に響くリサの悲鳴。彼女を喜ばせる為に木の実を集めていた彼は慌てて彼女の元に戻ったが、そこにいたのは力なく横たわるリサとナイフを持った男の姿。そしてその背後に控えるウツロイド。彼は敵を討つべく立ち向かうが、普段からバトルとは無縁であり、温室育ちのバンシーが立ち向かったところでどうにかなる相手ではなかった。

      呼吸が弱まるリサに寄り添い、自分も傷だらけでありながらもリサを気遣うが、最早虫の息の彼女の前にはあまりにも無力であった。
      叫びながら走り去る男の顔を目に焼き付け、主を失い、元より快く思っていなかった父親からは迫害され、家も失い、幸福をもたらす者として生きてきたバンシーはその日から何者でもなくなった。
      新たな環境に身を投じては、状況に応じて素敵なように映るよう、別の自分を演じる裏で、いつか来るであろう復讐の時に備えて戦闘に明け暮れる日々を過ごした。
      どれが本当の自分なのかはとっくに分からなくなっていたが、そんな事は生きることに精一杯な状況下では重要視することではなかった。

      そんな彼に転機が訪れる。セレビィを連れたサーカス人間が率いる、派手な衣装に身を包んだ一団が町に現れ、何やら催しをしている事に気がつく。沢山の人間が集まるその催しを彼は注意深く観察し、標的を探し出すために利用しようと考えた。
      それはサーカスと呼ばれる観劇の一つであり、そのサーカスに役立ちそうなスキル、人間が喜びそうな手品なんかはリサとの暮らしの中で既に心得ていた。
      そして彼は自らサーカス団員の団長の前に現れ、自ら捕獲され、即戦力の素敵な新入りを演じることでその地位を確固たるものにしていく。サーカスの裏の活動として孤児を保護して回る活動にも彼は自分のような目に遭って欲しくないという堅い意志の元で積極的に参加していった。

      彼が一人の見せ場を作れるほどに成長したある日、ついに標的を見つけ出すことに成功する。
      ショーが終わり、気分転換に散歩がしたいとテントを抜け出し、標的の生活様相、行動パターン、関わりのある人間を絞りこみ、事故に見せかけて殺害する手段を講じた。

      そこでうまく作用したのが皮肉にも彼の主の命を奪うきっかけになったウルトラビーストの襲撃である。内心気に入らないながらも、喧騒に紛れて彼は事故に見せかけて標的の殺害に成功を収めた。リサが甦ることが無いことはわかっていたが、彼の無念は晴れたという事実さえあればそれでよかった。

      わかだまりが解けた彼はサーカス団員としての活動に精を出す。手品、ショー、子供たちの保護が主な役目だった。
      彼は保護した子供たちがどうなっているのか確かめるべく、子供たちが送られる施設に潜り込んだ。そこで彼は知らなくてよかった真実を目にしてしまう。

      人間たちに実験台にされる子供達。太い針を刺され、白衣を着た人間たちは熱心にノートを録っていたが、その意識は苦しそうにするポケモンたちに向くことはほぼ無いように見えた。
      彼が保護していた子供達は団長に売り飛ばされていたのである。
      平気で命を弄ぶ人間に対する怒り、子供達を間接的にとはいえそんな目に遭わせた自分へのどうしようもない怒り、信じていた人間が行った非道な行いに対する悲しみ。

      徹底的に施設内で暴れまわった後、彼はその日の内にサーカス団を去った。
      メンバーが総出で探し出したが、ついに彼を見つけ出すことは叶わなかった。

      行く宛もなく放浪する最中で彼は見慣れない街に文字通り足を踏み入れている事に気がつく。とういのも、手や足が人間のものになっているのだ。自身の特徴をあしらった衣服も知らぬ間に身に付けている。
      随分大きな街であったが、これほどの街は聞いたこともないし、聞いたことがあればサーカス団員の団長が見逃す筈もない。

      この世界でやり直そう。
      幸福をもたらす者としての新たなスタートラインを切った彼の"人生"は始まったばかりだ。


      元企画のキャラシhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=69178775
      トイボックスのデータベース
    • シャマロ ヒトモシ♀「この夜の街で迷子になって、シャマロに会ったら選択肢が与えられる。少し魂を分け与えて安全を手に入れるか、他人に全部奪われるかだ。引き算はできるだろ?」-UG637の常連

      【台詞サンプル】
      「わたしが現れたって事はそういうこと。キミじゃすぐやられそうだし、どうする?」
      「だから提案したのに、間抜けめ。まあ、残り物は頂いておこうかな。」
      「1か0かの簡単な話だよ。0が好きな人って言うのはあまり聞かないんだけどな。」
      「あの情報にはきっと裏がある。怪しいほど、危険なほど、関わるものが大きいほど面白い。今この街にはそんな奴が一人居るんだ。お高くつくけど知りたい?」

      身長:150cm おっとりした性格。18歳相当。
      一人称:わたし 二人称:キミ
      居住地:ウィッチノーズ


      夜にのみ現れる案内人。街の情勢を知り尽くしており、安全なルートや誰が危険であるかまで把握しており、南区に侵入しようとすると警告してくれる。
      UG637に所属しており、数少ない【地下以外でも商売を行う】売り手の一人。感情表現が乏しいが、甘いものが好き。

      裏の情報、誰が誰に狙われているといった水面下での情報に精通しており魂を少量分け与えることで手を貸してくれる。
      命を狙われていると不安がる者が多く彼女の元に訪れるようだ。
      自分に用がある者か、自分にとって用がある者にしか興味を示さない。

      危険な状態に置かれた者の案内、度を越した犯罪を犯した者の情報を機関に回し、賞金首として指定するのが彼女のもう一つの仕事。
      ほうっておいたほうが利益になると踏んだ場合はその限りではない。
      退屈・・・いや、安全な日中は屋敷で寝ていることが殆ど。

      炎の扱いが下手で戦闘は専門外。自分の炎で身体を焦がしたため顔が黒い。
      ちなみに身体はマシュマロ製だ。
      トイボックスのデータベース
    • 4ベクター(ムウマージ♂)"俺を探すのはやめろ。もしも必要なら、俺がお前を探す。俺かお前のどちらかが死んでいなかったら、一緒にやることを考えておけ。"―ベクター

      【台詞サンプル】

      「あの世界で浄化されたはずなんだが、有るべき姿に戻ってこうして生き物らしく生きてる。痛覚もちゃんとあるが、必要ならダークマターも引き出せる。この身体を手に入れるのには苦労した」

      「互いに優しくあって欲しいって事だけが俺の望みだ。地獄絵図は二回ほど見たがもう見飽きた。元の世界の仲間たちが、それを叶えてくれていることを願ってるよ。」

      「よう、お前が聞いているのは、この街唯一の海賊放送、メディエーションだ!この街で起きている最新情報を聞きたいのなら、この番組を聞いてくれ。ホストはこの俺ベクターが務めるぞ!」

      「この街は大抵イカれてるんじゃないかって思うよ、実際そうだと思うけどな。でも気を付けろよ、アンタがどれだけイカれてたって、ここらじゃともかく、南じゃ狙われない理由にはならないからな。」


      「UG637もMADMAMも必要ない。確かに連中は悪い奴等をやっつけてくれてる。でも権力と武力を利用して、自分の利益のためだけに好き放題やるからだ。やつらは市民の監視役だが、奴等の監視役は居るのか?昨日まではいなかった。でも今日からは違う」

      「欲にまみれた結果として崩壊した世界で、自分達さえ良ければ良いと考える奴が足場を築いて、その足場を礎に立ち直っても行き着く先は繰り返しだ。何が言いたいかって?まさにこの街は同じ道を辿ってる。」

      ベクター ムウマージ♂
      (SH4NTY仕様カラー)

      170cm 55kg ??才
      居住地:本拠地はアンダーフット
      黎明の鐘での役職:スペード

      別世界で死亡したが経歴に目を付けたフラジャイルが修復してこの世界に呼び寄せた。役目を与えられた彼はフラジャイルの能力のごく一部ではあるが行使することが出来る。過去のいざこざのせいでギラティナが苦手。

      現在はトイボックスで唯一の不定期海賊放送【メディエーション】のホストを務め、噂される陰謀や事実を織り交ぜて話を進めていく。
      観察力と洞察力に優れ、情報と情報を繋ぎ合わせた結果に見えてくるものをあぶりだす事で有名。彼自身もうわさや陰謀の近い位置に存在する。

      当人にとって知られたくない情報を平然とばら撒くため命を狙うものは0ではないだろう。しかし彼の存在を目にしたという声は不自然に少なく、彼の過去や経歴について知る者もいない。存在を疑う声も挙がっている。
      だが、彼を追った者はことごとく消息を絶っている。

      人間の世界にはもとより憧れを抱いていたため、物騒ながらも退屈はせず
      割と平和に過ごせる今の世界には満足している。
      戦闘は必要最低限しか行わないが、必要とあればいくらでも手を汚すことを厭わない。

      ここ最近になり、何故か燈直々の指名により賞金首に指定されたのだが、相変わらずラジオの放送を続けている。

      黎明の鐘において強力な権限を持つが、出入りさえ出来れば良いくらいの認識なので行使する気はさらさらない様子。

      【使用する技術】
      ・特殊精製されたインク
      一般的な塗料に【どくどく+ちからをすいとる】を込めた代物。彼自身が浴びても効果が無い。この街に来てからは製法を変えたのか上記の効果に加え【落書きがなされた壁や床に限り、空間が捻じ曲がる】ようになった。
      現在は目印を残す程度に使用している。

      ・Xタトゥー
      目に刻み込まれた×マークのタトゥー。ティーベにも同じ模様がある。
      同じタトゥーを入れたもの同士に限り、念じることでの通信が可能。
      何らかの理由で損傷した場合は効果が失われる。
      任意でon offが可能だが、最近は常にOFFにしている。

      ・創造主から奪取した鉱石
      はっきんだまにギラティナの力を結集させたもので、空間をゆがめる技術の元となっている。元々はチャージ時間を要したが、この町では常にエネルギーに満ちているためそんな必要も無いようだ。
      この力のお陰で街のいかなる場所も観測、往来が可能。

      pixiv企画キャラシhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=72235719




      【経歴】
      ベクターは本来であれば、存在すらし得なかった者だ。
      世界のバランスを保つ役割を担っていた神は、今世界を破壊せんとする状況に気を病んでいた。"不思議のダンジョン"と呼ばれる時空の歪みが発生したとき現地のポケモン達が果敢に挑んで行ったが、その多くは"ダークマター"と呼称される負の感情の集合体によって自由意志を奪われていった。
      埒が明かない状況を打開すべく、神は数多くの人間を呼び込み、力を与え、その世界での生存に適した姿も与えた。その役割を全うすれば元の世界に戻すと契約を交わし、元人間と先住民は力を合わせて世界を救うために再び立ち上がる。誤算だったのは、その人間達が状況をさらに悪化させてしまったことである。世界のバランスを崩している元凶を討伐するどころか、手がかりも得られない状況にうんざりした人間達が神に反旗を翻したからだ。

      焦った神は取り急ぎ対抗手段を講じ、ダークマターと反転世界に存在する魂を組み合わせて戦闘のみに特化した眷属を大量に作り出した。その内の一体がベクターである。対抗手段を講じたものの、即席で作り上げた眷属の力や数は十分とは言えず、その戦力差は圧倒的であった。

      その圧倒的な数に神は眷属諸共打ちのめされ、元人間達やポケモンたちはめでたく他の平和な世界や元居た世界へと帰還を果たす一方、バランスを司っている神が斃れたことにより、残された世界は崩壊を始めた。
      かろうじて動けるだけの力を残していたベクター。目に映るのは崩れ行く世界、酷く傷ついた自分と同じ生い立ちの眷属、何よりも自分に憎悪の目を向ける神の姿。戦闘兵器として作られた彼が初めて感じた感情は死に対する"恐怖"だった。考えるよりも早く彼は神に食って掛かり、それを見た眷属たちも彼に続いたことで神はあっけなく命を落とすことになる。

      欠損した身体を眷属から剥ぎ取ったダークマターで補い、足りない力は神から奪い取り、自分の身体に収まりきらない力は神の持っていた鉱石に閉じ込めてて持ち出して彼は崩れ行く世界を後にしたが、次元を飛び越えてたどり着いた先は、数少ない物資や領土を奪い合い、誰かが死のうと気にしないような世界だった。

      生物として積んでくる筈の経験の一切を飛ばし、ただ命を奪う為だけに創り出された彼が生物らしく振舞うことは簡単なことではなかったが、彼は自分を創りだした神への反抗としてか、せめて生きた痕跡を残そうと考えるようになる。その思想の一環として彼は完全な体であった自分の一部を使って仲間-ティーベを作り出し、孤独の寂しさを埋めた。今の自分は生物としても戦闘兵器としても中途半端であり、何者でもないのだ。

      自身を構成しているダークマターは幸か不幸かこの世界にも有り触れていたものであった為、彼は自らの身体の一部を使って特殊な塗料を作成し、他人から力を奪い取って神から得た次元を捻じ曲げる力を完全な物にしようと画策する。【命を奪うのではなく救う】それこそが彼の理想とする生きた証であり、
      同調する者も現れ始めたことで彼の計画は順調に進んだ。その最中で命を奪う必要もあったが、自由には犠牲が付き物であること、何かを守るためには何かを奪わなければならない事を理解するには、生物として存在している者達よりも十分すぎる経験を積んでいた。

      全てが上手くいっていたが、彼の身体を構成しているダークマターを浄化する世界樹が芽吹いたことで先行きが曇り始める。彼の身体も例外なく浄化され始めて力を失い始めている事は、残り時間が少ないことを示していた。とはいえ、ダークマターが浄化されなければこの世界は一から混沌の世界を繰り返すことになる。
      自分は存在してはいけないーー疑問は確信へと変わり、確信は行動へと移る。神から奪い取った力が完全に復旧すると誰かを救う為に彼に協力した者へその力を共有していった。

      そしていよいよ彼とティーベが浄化されきろうとしたとき「もっとこの世界に居たい、友達と一緒に居たい」とティーベが涙ながらに呟いた時、彼は躊躇い無く自分の力を全てティーベに注ぎ、ティーベを完全な生物として成り立たせたのだ。それはティーベが浄化されずに生き残ることと同時にベクター自身の死が確定されることとなったが、最初から無駄死にするつもりなど無かったのだ。

      その場に崩れ落ち、浄化されて塵と化していくベクターの頭の中に自分を呼ぶ声が木霊する。もう役目は果たしたし、生きた痕跡も残した。残った仲間達も幸せにやってくれるだろう。不思議と恐怖心は無く、そのまま眠るように意識を手放した。

      しばらくの時間が経ち、目覚めないはずの意識が目覚める。
      土の上に居たはずのベクターが次に目を覚ましたのは、嘗ては輝かしい文明を築いていたであろう街の中。
      消え失せていたはずの手足があり、ティーベにコアを明け渡すために切り開いた胸の傷は、赤く光る得体の知れない何かで埋められていた。
      自分の姿も変わっている。ポケモンのそれとは違う人間の姿に。だが技は問題なく扱えるし、身体にダークマターが流れているのも感じる。

      今の俺は何者としての役目を果たせばいいのだろう?
      そして誰が何のために自分をよみがえらせたのだろう?
      混乱している彼の頭の中に、聞き覚えの無い声が響く。

      【お前に頼みたいことがある。面白い経歴を持ってるな。】

      彼はその声の主を探し、ついに見つけた。
      そしてそれと同時に、彼はこの街で生きていくための新たな目的を見つけたのだ。
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    • 2フォルス ムウマ♂【ああ見えてあの子、前に盗みをしてたんだよ。ふふ、しかもワタシからさ】ー燈

      「本からおっかない魔女が出てきたんだ。本から出た途端その本は焼かれて・・・怖くなって逃げ出したんだ。だって、僕なんかにどうにかできるわけないでしょ?」

      「生きていく為に悪い事は沢山してきたよ、人から物を盗むことがとっても多かった。自信が付いてきて、燈に目を付けたのが運のつき・・・いや、ラッキーだったんだと思う。人が違えば僕は今頃死んでいたかもしれないんだ。」

      「色々と覚えようとは頑張っているんだけど、今の僕じゃ戦う為に使うような強力な魔法は3秒くらいしか使えないんだ。でも生活の為の魔法なら大体覚えたよ!」

      「一人じゃ出来ないことばっかりだけど、周りに出来る事が多い人が沢山居るから困った事はないよ。いつかは役にたちたいな。」

      「ひ、ひえ・・・殺される・・・」

      身長:120cm 体重:2kg
      一人称:僕 二人称:お前 ~さん
      年齢:12
      幼少期に満足に食べられなかった影響で成長が遅い。

      居住地:ウィッチノーズ
      UG637に燈のアシスタントをする形で所属。

      【関係】
      魔法使いの友人 マギアさんhttps://twitter.com/nomanother/status/1477196382109061122?t=VWaTsoHJSSEBPHL9gOIRcg&s=19

      幼少期は違う世界に居たらしいが、その記憶の一切は失われており、技能も同様に失われている。燈に拾われてからは魔法使いの見習いとして燈の家で居候している。
      普段は雑用・魂の回収・燈の仕事の補佐に勤しんでおり、空いた時間のほとんどを魔道書を読んで過ごしている。
      時折読んではいけないような危険な本を読んでいることもあり
      ウィスプもそんな本を読んだせいで抜け出してきた。

      体温がゴーストタイプらしくとても低く、死んでいるんじゃないかと思うほど。そのため触れられることを極端に嫌うが、寒がりでもあるため
      独りで居ることを好まない。そもそも臆病なので一人で居るのが苦手。

      悪戯程度の魔法しか今は使えず、魔法使いとしてはかなりの未熟者。
      ウィスプによると【魔法使いとして十分な素質がある】らしく、燈といるせいか炎の扱い、相手の動きを止めることには既に長けているようだ。

      闇の石で進化すれば使える魔法も増えるはずだと考えており
      いつかは魂を集めて闇の石を手に入れたいと考えている。

      魔法で人のためになることをするのが夢。


      【背景】

      フォルスはトイボックスがトイボックスと呼ばれる以前の、大戦争の戦禍が収まりつつある頃に現れた。以前の世界の記憶は全く無かったが、魔女の血が流れている事といたずらっ子であることだけは、彼が関心を示すことを見れば分かった。

      子供ながらにして一人トイボックスへと送られたが、大戦争の残した爪痕はあまりにも深く人々に残されていた。あるものは家族を、あるものは財産を、あるものは全てを失っていた。
      災厄の驚異は去ったが、人々の不安や負った傷から来る反動による暴動によって、街全体の治安はまだまだ低水準なままであった。
      そんな状況下であったため、彼がお腹を空かせてさまよっていても気に掛けられるほどの余裕があるものはそう存在しなかった。

      森に入っては木の実を集め、手頃な獲物を見つけ出すと驚かしてエネルギーを集める。しばらくは人間の姿をしながらも原型の頃と同じような生活をし、窮地を凌いでいたフォルスだったが、今よりもよい生活を求めたことによって次第に悪戯はエスカレートしていく。

      そんな生活が数年続くと、大声を出す程度のイタズラは次第に盗みを働く犯罪へと変わっていった。金銀などのような価値の有るものは盗まず、普段手に入れられないようなお菓子を好んで盗み出した。子供がそんなものを持っていても、取り合う人など居ないと考えたのである。そしてなによりもその場その場を生きる彼にとっては一瞬の心の癒しが必要であった。

      盗みに味をしめたフォルスは最近出来たとされる地下市場の存在を知り、そこの面々から希少な品物を盗もうと画策する。そうだな、出来れば魔道書なんか良い。高くて手に入らないし実用的だ。そんな魔道書を持っているのは、あのシルクハットを被った奴だ。
      鞄の中身が見えなくとも、込められた力の気配でわかる。あれは大層な魔道書だ。

      朝一番の市場が開く前。入り口の鍵を開けるタイミングで鞄ごと盗み出すことに成功する。
      今回も勝ちだ!上手くいった!お見事なものだった。さあ、隠れ家に帰って戦利品を漁ろう…
      その意志に反して体が全く動かない。
      テレキネシスで自由を奪われるまでは鮮やかなものだった。

      鞄の持ち主は地下市場の主。名前は燈という。
      黄色い瞳からは青い炎が燃え盛る。フォルスにも燈が怒っているか、少なくとも感情が高ぶっている事くらいは簡単に察しがついた。
      イマイチ地下市場が何なのかは良くわからないが、この辺りは治安が悪い。親も何もない子供が一人死んだところで誰も気にしない。
      つまり、鞄を盗んだ腹いせに殺されてもおかしくない…

      一言も話さず真っ直ぐに一歩ずつ歩み寄られ、距離が縮む事にフォルスの恐怖心も比例して増幅していく。目の前に恐怖の対象がいながらも、何の抵抗も出来ないという事実が彼の思考を次々と掻き消していく。

      【お前、私の使いにならないか】

      燈から発せられた意外な言葉。自由も利かない上に命の保証もない。それに使いになるというのは、考え方によっては衣食住のどれかは保証される筈。色んな考えが過ったが、死ぬ事に対する恐怖が最高潮にまで高まった彼に選択肢は残されていなかった。

      以来、彼は地下市場の主の雑用…もとい、補佐役としてトイボックスに根を下ろしている。
      一つだけフォルスが今もわからないのは、鞄を盗んだときに目が燃えた意味だ。
      燈本人に聞いても「子供に奪われて慌てるほど間抜けじゃ無いさ」と笑われてしまうのだ。

      いつか立派な魔法使いになることを夢見て、身の丈に合わない魔道書を手が空いたら読み漁るのだ。
      トイボックスのデータベース
    • 2ヨノワール♂ メビウス【俺たちの雇い主ってどんな顔か知ってるか?俺は知らないがこれだけは知ってるぞ。なんでも、"この町で最も命を無駄にしない人"だって噂だ。会ってみたいもんだぜ】―MADMAM隊員の会話

      【台詞サンプル】
      「我々の任務は市民を守ることだ。だが忘れてはならないのは、その市民には隊員である君達、そしてその友人、家族も含まれるということだ。私はその為に全力を尽くす」
      「命を無駄にしないとはよく言われるとも。しかし、実際は戦争の最中で眠りについていた者を起こした。決して褒められたことではないよ。」
      「物は壊れても代えは効くが、君たちはそうは行かない。変わりになる存在は居ないのだ。無理はするなよ?」
      「退屈なあまり勤務態度が悪いだと?ふふ、良いじゃないか。我々が退屈であるという事は、傷つくものが居ないということだ。」
      「この任務も生きて帰ろう。そしてその後は私の奢りだ!」


      居住地:??? 年齢:50 身長:1.8m

      一人称:私 二人称:~さん ~君 呼び捨て


      MADMAMのCEOを勤めており、別世界では下っ端から大佐まで上り詰めた経歴を持つが、判断ミスで直属のチームメイトを4人死亡させてしまった事で引退した。
      この街が形成される最中に飛ばされたかなりの古株であり、その際は最前線で戦った。いわく「鬼神の如き戦いっぷり」と言われている。
      だがその噂とは打って変わって穏やかな性格。

      普段はトイボックスに居ない事が多いが、たまにマッドマムに顔を見せては隊員たちを労ったり、訓練の査察に現れては彼自らが訓練を指揮することもあることが確認されている。
      銃身を切り詰めたウィンチェスターライフルを愛用しており、有事の際に対応できるよう常にスーツの懐に忍ばせている。


      彼が「この街で最も命を無駄にしない」というのは事実であり、隊員が南区で犠牲になることを心苦しく思っている。が、必要とあればどんなに荷が重く、非情だと言われるような決断だろうが下す程の意思の強さを持つ。
      曰く「責任を負ってこそ上の立場足るもの」。

      彼が基地に訪れた際には必ず見慣れない技術を持ち込んでくることから、常に外の世界に隊員を守るための技術を集めに出向いているのではないか、と言われているようだ。


      メビウス直属の特殊部隊【カロン部隊】

      【友よ。今一度私に力を貸してくれ。】――戦闘中のメビウス

      彼は死亡した隊員、住民を使役することが確認されている。
      彼直属の【カロン部隊】を保有しているが、MADMAM内部でも知る者は居らず、その実力は4人の分隊ですら一般的な中隊規模に及ぶ。元々死んでいるために粉々にでもしない限りは無力化出来ず、敵が死亡した矢先に配下に加えることが出来るため敗北を知らない。

      MADMAMの一般隊員たちではどうしようもない事態が発生した際やMADMAM内部の秩序が崩れた際に始動するとされており、今現在で出動が確認されたのは一度きりである。
      この街が発生して南区がまだ南区と呼ばれる以前の壁も存在せず、阿鼻叫喚を極めていた際に初めて出動し、最前線で戦ってこの街が全て南区になるのを食い止めた。
      その途中で【雇用】され、役目を果たした亡骸は手厚く彼に葬られた。

      チームメンバーは彼が現役の兵士だった頃の亡くなったチームメイト4人である。
      トイボックスのデータベース
    • レガロ(ミミッキュ♀)【顔を隠す奴に共通するのは"見られたら困る"。でも彼女は"見た方が困る...必ず困ったことになる"】-スラム街の住人

      年齢:18 身長:160
      居住地:アンダーフット
      気まぐれな性格。暴れるのが好き

      一人称:私 二人称:あなた 呼び捨て

      「止めろと言われたらやりたくなるんでしょ?痛い目を見たくないなら顔を見ないことだよ。」

      「私と似たような子を知ってるけど、あの子とは違うよ。あの子は顔を見られてから始めるけど、私は見られた時には終わっている。」

      「この辺りで生きていくには、この力は便利だよ。何かをお願いするときに顔を見せて頼むのは、普通のことでしょ?」

      【データ】
      アンダーフットでも北区で最も治安が悪い区域で生活する少女。
      紙袋を常にかぶって顔を隠して生活し、普段は南に出入りして戦利品を売買することで生計を立てるほか、道すがらチンピラを打ちのめして物品を奪ったりしている。当然、積極的に南区の中で北区の住民を襲う。
      後述する呪いの他正面切っての戦闘を好み、戦う意思を見せた相手をシャドークローでズタズタにする。

      顔を見た相手には本人の意思に関係なく呪いがかかり、見た時間の長さに応じて呪いの強さも変わる代物。写真や絵でも同様の効果を発揮する。
      数秒なら数日気分が悪くなるだけで済むが、数分見ると数日後に死に至ってしまう。10分も見ていたら即死してしまうとの報告もある。

      本人の気分次第で呪いを解くこともあり、その性質を利用して交渉を有利に進めたい時などは進んで顔を見せに行くことも多い。
      その実は呪いではなく、生命力を奪い取る能力。
      呪いを解いているときは奪い取った生命力をそのまま相手に返しているに過ぎない。

      つまり絵や写真だと本人が"見られた"という自覚を持てない為、最悪の事態を迎えることが多いようだ。
      トイボックスのデータベース
    • 3スカージ ハバタクカミ♂寄り【握手をすればその人のことが分かる。例えばその人が宝石病に感染しているかどうかは特によくわかるだろう】-MADMAM DISTRICT8職員

      「血を飲まないと病気が進む…一時的には止まるってことが分かってるんだ。竜の血は長い間止まってくれるんだけど、いきなり吸血したらダメ…だよね?アンが言ってたよ」

      「触らない方が良いよ!病気に掛かりたくないでしょ…俺は警告はしたからね!?」

      「晴れた日は身体の調子が誰にも負けないくらいに良いんだ。それでもやる?」

      「もっと根本的な治療法が必要なんだ、どうしたらいいのか答えは見えないけど…きっと治るって信じてる!」

      「"野生が強すぎる"って言われたけどどういう事?仕留めた獲物を食べているだけなのに」

      スカージ ハバタクカミ ♂寄り
      一人称:俺
      二人称:お前

      身長:170cm
      年齢:18
      体重:2kg
      現在地:不明 北区に潜伏中?

      宝石病進行度:ステージ4.5 目、脚、背中が宝石化している。

      生存競争が非常に激しい隔絶された地域で生まれ、長い間そこで暮らしていた影響で今でも野生が強く攻撃的であり、強力な種族であるはずのドラゴンタイプを「獲物」呼ばわりする程の戦闘力を有する。
      血液の味やタイプの相性の面も相まって鋼タイプを苦手としているようだ。

      普段は子供のような無邪気な接し方をしてくるが、笑顔で人をズタズタに引き裂く狂暴性も持ち合わせているので騙されてはいけない。口周りが血で汚れていることが多いことがそれを物語っているだろう。

      メビウス社長が持ち込んだ技術(正確な異世界の観測・大量の物質の転送)の実験のため、MADMAMが別世界から呼び出して極秘裏にディストリクト8に収監していた個体。その理由は【宝石病】という病に罹患している点にあり、調査・軍事転用の為に収監されていた。
      本人からすれば【いきなり転移させられた挙句不自由な施設で散々な扱いを受けている】ので非常に不機嫌だった様子。カープリャの脱走の混乱に乗じて脱走したが、その際隊員数名と交戦…一方的な戦闘を繰り広げた。
      膝から下がヒレのようになっており、空中を揺蕩うように移動する。誰かにおぶられることを好むが、チームメンバーを除いて今はそれが叶わない。


      収監時は"宝石病がもたらすタイプを一時的に変えてしまう能力・高いエネルギーを放出する性質"に特に注目されていた。非常に強力な超能力と不思議な光を行使し、目をくらました後素早く飛び掛かり、押し倒したあとズタズタにしてしまう。光そのものにも損傷を与える力を持つ。

      体調や気分は頭上の輪で観測することが可能で、調子が悪いほど黒く、調子が良いほど赤く光る。ご機嫌だと回ったりするなど感情が表に出るので嘘をつくことが出来ない。微細な光の粒子で構成されているため触れることは出来ないようだ。

      元居た世界では宝石病はありふれていた病気であるようで、治療法を求めて三人のチームで世界を放浪していた。担当は高速アタッカーの用心棒兼サンドイッチづくり担当。
      外界に出て初めて食べたサンドイッチに感動してパン屋で働いていた経歴を持ち、旅の合間にもよく手作りで振舞っていた。

      病に関しては【もう仕方がない】と開き直っているためあまり気にしては居ない様子。子供の純粋さに肉食動物の狂暴性を合わせたような性格。

      "感染していない生物の血を摂取すると病気の進行度が後退する"という理由で抱き着いて噛みつく(ドレインキッス)ことによって血を摂取するほか、血液パック等での"治療"を試み、死体を与えると食らいつく。
      素早いおかげで吸血も数秒で終わらせてしまうので感染拡大の影響はない様子で、被害者によると「急に首がチクっとしたと思ったら小さな穴が開いていた」とのこと。

      アンビュランスからそのやり方をしばしば叱られているが、叱るだけで終わるのは彼の素早さでは太刀打ちが出来ないせい。

      竜の血が流れている個体や強力な能力を持った個体…とりわけドラゴンタイプの血を非常に好んでおり、発見すると自制心を失ってとびかかってしまうが、決して悪意があるわけではない。
      その理由は「噛み付いたあとには必ず治療を行う」ところにあるだろう…スカージを攻撃していなければの話だが。

      宝石病罹患者全員に共通するが、長時間触れたものを有機物・無機物問わず侵食してしまう体質である彼の目線では非感染の人々は言うならば【貴重な治療薬】同等であり、感染していない他人に対しては必要最小限の接触しかせず(ドラゴンタイプ除く)物の移動や自分が移動するときも念力により浮遊して行う。

      【自分や仲間に直接的な被害を与える存在には遠慮なく攻撃してもいい】という思想を持っているため、治安が悪い地域での目撃情報が多い。圧倒的な火力と敏捷性を持つが、何度か攻撃を受けてしまうと一気に弱気になって逃走してしまう。
      トイボックスのデータベース
    • 2宝石病【命を無駄にしない事がモットーの人物が望んでこれを持ち込んだのなら、MADMAMは一線を越えている…そしてその線は遠いところにあって見えないところにある】―ベクター

      数ある世界線のどれかからトイボックスに持ち込まれた病。
      MADMAMによる【異世界の性格な観測・物質の確実な転送】の結果持ち込まれた。
      現在はトイボックスに溢れる【UHエネルギー】の代替に使用する計画があるとの噂があるが真偽は不明。

      症状:有機物・無機物が徐々に宝石化する 高エネルギーを放出する
       宝石化した部位の感覚喪失

      作用:タイプの変更 能力の向上(任意で発動する) 機械等の性能の向上

      感染条件:生存している患者による長時間の接触・血液感染 宝石の体内への侵入

      一時的な治療法:非感染者の血液の摂取 血液の一定量の流出、透析 感染箇所の切断

      根本的な治療が確立されていない病であり、強力な作用と副作用を持ち合わせている。使用するとタイプが自分が望んだとおりに一時的に変更されて能力も向上する代わりに症状も加速してしまう諸刃の剣。汚染レベルが高いほどその能力の上昇力も高く、末期患者の放つ攻撃はどんな技でも高威力と化す。
      つまり、力を行使すればするほど脅威度が増す代物。

      ステージ1:ごく軽微な感染。身体のごく一部の硬化。自覚症状がない場合も多い。能力上昇値:5%
      ステージ2:軽度の感染状態。自覚症状有り。体の表面の一部の宝石化。能力上昇値:20% ステージ3:中程度の感染状態。およそ3割程度の宝石化。能力上昇値:30%
      ステージ4:重度の感染状態。身体の5割の宝石化。感染者周囲に光る粒子が見られる。能力上昇値:50%
      ステージ5:極度の感染状態。身体の8割の宝石化。能力上昇値:80%
      ステージ6:完全に宝石化するが、生命反応が確認できる。破壊することで拡大を防止可能。



      宝石病の力を行使した際は体から粒子が溢れ出るが、この粒子には短時間であれば害がないことが確認されている。

      患者が長時間触れた物質は全て宝石に侵食され始めてしまうが、機械などに関しては性能が向上することが確認されている。
      最終的には身体全てが宝石化してしまう(感染時の状況により数日~数年の個人差あり)が、こうなった頃には【何らかの理由で誤飲する・宝石そのもので体をケガする】ようなことが無い限り感染の危険性はなくなっている。やがて資源や装飾品に姿を変えていくだろう。

      無機物に関しては汚染個所を破壊する事で拡大を防ぐことが出来るが、破砕した際の吸入を防ぐための装備を揃えてからの実行を推奨している。その上で最も問題視されているのは、完全に宝石化した遺体からの土壌の宝石化である。


      非感染者の血液を摂取するか自分の血液を一定量抜くことで小康状態に保つことが確認されている。


      ※感染者の血液に触れた途端に感染してしまうので要注意。
      【命を無駄にしない事がモットーの人物が望んでこれを持ち込んだのなら、MADMAMは一線を越えている…そしてその線は遠いところにあって見えないところにある】―ベクター

      数ある世界線のどれかからトイボックスに持ち込まれた病。
      MADMAMによる【異世界の性格な観測・物質の確実な転送】の結果持ち込まれた。
      現在はトイボックスに溢れる【UHエネルギー】の代替に使用する計画があるとの噂があるが真偽は不明。

      症状:有機物・無機物が徐々に宝石化する 高エネルギーを放出する
       宝石化した部位の感覚喪失

      作用:タイプの変更 能力の向上(任意で発動する) 機械等の性能の向上

      感染条件:生存している患者による長時間の接触・血液感染 宝石の体内への侵入

      一時的な治療法:非感染者の血液の摂取 血液の一定量の流出、透析 感染箇所の切断

      根本的な治療が確立されていない病であり、強力な作用と副作用を持ち合わせている。使用するとタイプが自分が望んだとおりに一時的に変更されて能力も向上する代わりに症状も加速してしまう諸刃の剣。汚染レベルが高いほどその能力の上昇力も高く、末期患者の放つ攻撃はどんな技でも高威力と化す。
      つまり、力を行使すればするほど脅威度が増す代物。

      ステージ1:ごく軽微な感染。身体のごく一部の硬化。自覚症状がない場合も多い。能力上昇値:5%
      ステージ2:軽度の感染状態。自覚症状有り。体の表面の一部の宝石化。能力上昇値:20% ステージ3:中程度の感染状態。およそ3割程度の宝石化。能力上昇値:30%
      ステージ4:重度の感染状態。身体の5割の宝石化。感染者周囲に光る粒子が見られる。能力上昇値:50%
      ステージ5:極度の感染状態。身体の8割の宝石化。能力上昇値:80%
      ステージ6:完全に宝石化するが、生命反応が確認できる。破壊することで拡大を防止可能。



      宝石病の力を行使した際は体から粒子が溢れ出るが、この粒子には短時間であれば害がないことが確認されている。

      患者が長時間触れた物質は全て宝石に侵食され始めてしまうが、機械などに関しては性能が向上することが確認されている。
      最終的には身体全てが宝石化してしまう(感染時の状況により数日~数年の個人差あり)が、こうなった頃には【何らかの理由で誤飲する・宝石そのもので体をケガする】ようなことが無い限り感染の危険性はなくなっている。やがて資源や装飾品に姿を変えていくだろう。

      無機物に関しては汚染個所を破壊する事で拡大を防ぐことが出来るが、破砕した際の吸入を防ぐための装備を揃えてからの実行を推奨している。その上で最も問題視されているのは、完全に宝石化した遺体からの土壌の宝石化である。


      非感染者の血液を摂取するか自分の血液を一定量抜くことで小康状態に保つことが確認されている。


      ※感染者の血液に触れた途端に感染してしまうので要注意。
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    • 6ティーベ(ムウマ♂)sh4ntyカラー「特性が不眠だとか、眠らされても起きる道具があるから負ける筈がないと言う奴がいる。そんな奴に待っているのは眠るまで殴り倒されるって結末だ」ーベクター

      【台詞サンプル】
      「お前は僕を攻撃した!だからとっても悪い奴だ!悪い奴はやっつけて良いって聞いたからネンネさせる!」
      「くらげちゃん、触るとちょっと気分が悪くなるの!仲良くしたいけどどうすれば良いかな、僕わからないんだ」
      「ここは何をしても誰にも怒られないから良いところ!怖くないのって言われるけど、怖くないよ?」
      「チョコレート欲しい!だめ…?じゃあねんねする?」


      居住地不明。何処にでも現れる。

      身長:140cm
      体重:40kg

      所属:ショートストロー

      好き:夢 お菓子 優しいひと チョコレート
      嫌い:命令 怒鳴り声 


      ベクターの弟。精神年齢も肉体年齢も不明だが、子供相当の立ち振舞いをするので難しいことは理解できない。
      負の感情が積もり積もったダークマターで体の大部分が構成されている。
      出身は兄と同じ世界。

      彼が言うには「兄弟揃って作られた存在」らしくこの世界にきてから人間の姿になったらしい。
      伊達に戦闘兵器でなかった事を感じさせる点として怪力であり、人間程度ならタオルを振り回すように扱うことができるほど。
      公園と同じ感覚で南区で駆け回っており、現地で知り合った【優しい白いくらげ】【青い魔法使い】と仲良くやっているそうだ。
      彼らを守ると褒められるため、積極的に南で見かける者に攻撃を仕掛けるのが目撃されている。ベクターと同伴に限りごく稀に北区を出歩くこともある。


      人懐っこい性格で優しくしてくれる者には甘えん坊な一面が見られるが、彼の獲物を奪ったり、偉そうに命令するのはご法度だ。
      一定の損傷を負わせてしまうとダークマターが暴走してしまうため、収まるまでは凶暴になる。

      夢食いで食べる夢が大好物だが、眠らせる技を持たないため
      警棒でぶん殴って気絶させてから夢を食う力技を行い、特徴的な落書きをする。
      夢食いを受けた相手の知識と記憶を得ることが出来る能力を持つ。

      顔に目が×マークの笑顔の落書きを残されていたら、きっと彼の仕業だろう。
      食べた夢から知識を得るため、知識には誤りや偏りが多く見受けられる。

      まだまだ成長途中であり善にも悪にもなりうる存在。
      ベクターが用いるものと同じ技術を使うことが出来る。

      基本的には夢やお菓子などを食べるが、空腹状態で傷を負うと人を襲って食べることもある。
      トイボックスのデータベース
    • 3モルヒネ(ウツロイド♀寄り)【俺はゾンビ映画でゾンビになった仲間を撃たない主人公やその仲間達にイラつくタイプだった。いざ自分が当事者になってからは、そんなシーンは見るのも嫌になった】―確保作戦から生き延びた隊員
       

      【台詞サンプル】
      「ここは恐ろしい…でも無理に人と話さなくて良いのは助かる、でも…怒鳴るお客さんは居ない代わりに物騒な人が沢山いるのは、嬉しいとは言えないかな…」

      「早くここから出ないと…ドミノさん、あなたの力が必要になる。無事にここを出るためには、お互い協力しないといけない。だから、怪我をしたり、身体を悪くしたときは、私に言ってくださいね」

      「ティーベ君、君は普通の生き物じゃないよね…あれだけの毒を受けてもぐったりするなんて普通じゃないよ。もしも戦う事があれば、私が力を出せるようにしてあげるからね…」

      「ここは皆頼もしいんです。私は人の身体を弄ることしか出来ないけれど…でもそれが頼もしいと言ってくれるんです」

      「ようやく平和な暮らしが出来るって聞いて、これでも嬉しいんですよ。薬屋でもやってみようかな…?」

      身長:165cm 体重:50kg
      居住地:グラウンド・ゼロ付近
      所属:ショートストロー
         黎明の鐘・役職:ダイヤ

      一人称:私 二人称:~さん ~くん、ちゃん
      好き:薬で元気になった人を見る事 かわいいもの
      嫌い:争い事全般 敵意のある存在

      南区に居住する数少ない一人であり、数少ない正気の住民。
      臆病な性格で非好戦的。物静か。
      歩くのが苦手なので常に裸足で少し浮遊しているが、重力を受けると陸に揚げられた魚のように可哀相なことになる。
      うろついている所をドミノと遭遇し、手を組んで生き延びる道を選んだ。
      ティーベと行動を共にすることが多い。

      黎明の鐘に出入りできるようになってからは、街の薬屋やアパレルに顔を出すことが多い。薬屋を開こうかと考えている様子。

      飛ばされる前の世界では看護士をすることで生活していた。というのも、持ち前の神経毒を調節さえすれば、大抵の死の縁に立たされた者を起き上がらせる事が出来たからだ。毒の濃度によって効能を変える事が出来るのが売りであり、命を奪う毒薬からアドレナリンのような命を救うような薬、果ては夜のお供のような効果まで幅広く調合が可能だ。
      加工、調節せずに摂取すると身体能力を極限まで引き上げる他、自由意思を奪い去る危険な神経毒になる。
      そんな毒が体中に常に巡っている影響か、身体が老化しても一定周期で若返る体質を持つ。

      そんな神経毒が常に手から分泌されるため袖を縛っているのだが、それでも触れるのは危険。手には無数の細やかな棘が生えているのでおさわり厳禁。髪はクラゲの腕のように細やかなトゲがあり、刺激を与えることで刺さる。
      髪は触手も兼ねており自由に動くほか、3m程度に伸ばすことが可能。
      それでも触れるなら自己責任だが、可愛いものには自分から触りがち。
      危険が迫ると、神経毒を大量に分泌することで擬似ヘドロウェーブによる一掃を行う。

      南区に飛ばされてからは襲い掛かってくる者に対して毒を打ち込むことでコントロールして身を守っている。戦闘は好まないのだが、住民を従えて南区を闊歩する姿から、意に反して彼女を恐れる声は多い。
      ただし、彼女から先制して攻撃を行うことはほぼ無い。

      服は澄水性の素材で出来ているためすぐに毒を弾くのだが、分泌される毒が身体を伝ってくるため、下着の類いははいてない。
      トイボックスのデータベース
    • 119 ブロロローム♂「力に取り憑かれた者はその力を間違えると自分を滅ぼしてしまう事は明白だ。少し探せば悪い見本は幾らでも見つかるというのに」ー119

      「ドク、病気の診断を頼めるか。少し体が硬くなっている気がする」

      「竜の血じゃないが飲め、スカージ。少しは楽になる。贅沢言うんじゃない」

      「こうなるとは思わなかったならどうなると思ったんだ!?お前は何も考えちゃ居ない!」

      119 (アンビュランス)ブロロローム♂
      身長:180㎝
      年齢:26
      一人称:私
      二人称:君 呼び捨て
      所在地:現在地不明 元DISTRICT8収監個体
      宝石病進行度:ステージ2 右目が宝石化している。

      ステージ初期の宝石病感染者であり、スカージ、ドクと共にDistrict8に召喚された。彼とスカージの調査及びドクの証言から「タイプや種族による宝石病への耐性は個人差があれど、ごく一部の種族を除いて免疫は存在しない」ことが示唆されている。感染拡大を防ぐために他者への接触は一切行わず、冗談半分で触れようとすれば怒りだしてしまう。

      マッドマムによる自分たちへの扱いに対して警鐘を鳴らしているが、実験という名の調査を止めない様子を見るに、聞く耳は持たれていないようだ。
      その様子を見て危機感を抱いた彼もカープリャの脱走に乗じて脱走。同じく収監されていたドクとスカージの脱走も手引きした。

      パルデアと呼ばれる彼の元居た世界ではドク、スカージと共に治療法を探す旅をしていた。保安官の経験を持つ救命士であり、病が流行りだした頃に事態の鎮静に向かったが、絶え間ない出動に加えて暴動や略奪が広まったことで治安が維持できなくなったことを受けて撤退。撤退間際には彼の業務は"患者を病院へ迅速に運ぶ"という業務から"医薬品を求めて病院に押し寄せる暴徒の鎮圧"に変わっていた。圧倒的な暴徒の数に勝算が無いと判断した119はドクと患者のスカージを連れ出し、大勢の患者や同僚を見捨てて病院を立ち去った。
      それから治療法探しの旅が始まる。

      【適者生存】を信条としており、チームや自分を生き残らせるためには冷酷にも思える判断を下すこともある。強い者が生き延びるのではなく、生き延びた者が強いのだ。

      曰く「旅の最中で一面が宝石になった街をいくつも見てきた」らしい。

      空気中の毒素や汚染された物質を帽子から取り込んで自分のエネルギーに変える能力を持ち、彼の周りでは幾分か綺麗な空気を吸うことができるが、汚い空気の中でしか生きられないわけではない。
      チームの役割はアタッカー兼タンクを受け持ち、スカージが苦手な攻撃を庇いながら自分たちへ向かう脅威をいなす。身体が強く、二人を担いでも車並のスピードで動くことが可能であるが、皮肉にもその力で患者を長時間担ぎまわったことで感染した。
      常に冷静な性格で落ち着いており、元気いっぱいなスカージを引き留めるのは彼の役目。正義感が強く、理不尽な事や筋が通っていないことに対しては声を上げて怒るなど、情熱的な一面を持つ。

      腰に添えた二丁の銃は上記の毒を高濃度で高威力の弾丸としてリボルバーで撃ち出す(ダストシュート)が、あくまで自衛の手段。命中すると撃たれた個所から直ちに猛毒が広がり、解毒しなければ1時間で死に至る。装填数は6発。

      人を襲うことはなく血液パックでのみ治療を行うが、新鮮な死体を発見すると帽子で血液を濾過して取り込むという独自の治療を行い、それが叶わない場合は自ら傷ついて瀉血を行う。

      その治療法ゆえに貧血気味なことが多いため、鉄分が豊富な飲食物を好む。



      【経歴】
      アンビュランスは片田舎のの保安官として務めていた経歴を持つ救命士だ。
      治安は至って良好。何の変化もなく犯罪も起こらない。起こったとしてもバーでちょっとした喧嘩があるくらいだ。保安官としての役目を果たしているのかを疑問に感じた彼は"無駄な時間を過ごしている"と感じるようになる。
      正義感に溢れていた彼は【もっと自分が活躍できる場所がある】と感じ、大きな町へ渡る決心をする。街が大きくなれば、それに比例して治安も悪くなるだろうとの考えから起こした行動であった。

      多くの人を救いたいという心意気と身体能力を買われ、彼は救命士としての新たな人生を歩み始めることになる。傷病者を素早く病院へ安全、かつ確実に送り届けるのが彼の使命だ。火事の現場に残されている物が居れば躊躇わず突っ込み、銃撃戦に巻き込まれた市民の救出など、救命士というよりは最早特殊部隊のような活躍を見せることもあった。度々危険を顧みずに突っ込んでいく彼のやり方に上司は頭を悩ませたが、彼の人生は充実感に満ち溢れていた。

      多くの人を"危険な状態から救い出す"ことに熱心になるあまり"脅威にさらしている原因の排除"という、短絡的な発想に至ることも珍しくなかった。

      それでも順調に思えた彼のスーパーヒーローとしての活躍は、とある病という巨大な壁にぶち当たってしまう。人々や建物が突如として宝石に侵食される病が流行りはじめ、彼の務める病院には助けを求める市民が殺到した。
      前例のない症状に加えてどういった経路で感染するのかも分からないまま感染は拡大し、世界が混乱するまでに大した時間はかからなかっただろう。
      足が宝石に置き換わり動けないといった救助要請が入れば、普段の彼であれば即座に駆け付けただろう。運んだところで受け入れ元である病院がパンクしてしまっては"安全な場所に送り届ける"使命は成しようがないどころか、その頃には感染者が多く集う病院こそが最も危険な最前線になっていたのである。

      その病に【宝石病】という名前が付けられる頃には彼の勤める病院はもはや機能しておらず、どれだけ救助要請が来ても駆けつけることも何もできず、ただ患者たちに寄り添う事しかできない日々を過ごした。できる事と言えば、彼がしばしば昼食として足繁く通っていたサンドイッチ屋の看板息子であるスカージの話し相手を務める事と、片田舎から召喚されたドクという名の医者の相手をすることくらいであった。なぜなら彼も患者の一員であったからだ。

      略奪や暴動、意図的に感染を拡げるもの達が現れた時、多くの標的は食料品店等の生活には必要なものが取り揃えられる場所であったが、やがてその矛先は医療用品が取り揃えられた病院にも向けられることになる。
      病院の物品、患者を蹂躙すべく数多の暴徒が押し寄せる。バリケードを設置して応戦するが、破られるのも時間の問題だろう。多くを見捨てて少数を救うか、ここで全て斃れるか。取った選択は少しでも救える前者だ。

      「最早私にはこの病院は棺桶にしか見えない。一緒に来ないか」

      彼が声をかけたのはスカージとドクの二人。一緒に行動を共にするなら、なるべく気が知れていて何かに特化している者がいいだろう。
      バリケードが破られた音がする。3人で病院を抜け出し、当てもない治療法探しの旅が始まった。第3の人生の幕開けだ。

      その道中で宝石病についての理解を深め、得られたデータは後に大いに役立てられることになる…とある民間軍事会社によって。
      トイボックスのデータベース
    • 地下のブラックマーケット――UG637(アンダーグラウンド637)【雑用を頼みたい?気に入らないアイツを消したい?表に出回らない物資が欲しい?南区での護衛が欲しい?それならうちに来るといい。ただしアフターケアは保証しないぞ。】―燈

      【所属メンバー】
      フォルス:https://galleria.emotionflow.com/79674/499080.html
      燈:https://galleria.emotionflow.com/79674/499075.html
      シャマロ:https://galleria.emotionflow.com/79674/523561.html

      そらりすさん宅
      ペタルデスちゃんコンビ
      https://galleria.emotionflow.com/85032/539835.html

      ―――――――――――――――説明――――――――――――――――

      燈が統括しているトイボックスの地下に存在する闇市場。
      燈を除き、売り手はここでは分かりやすくエンブレムを身に付けることが義務付けられている。

      ここでは魂(経験値)が独自通貨として取引に使われている。
      UG637の領地内では自分の持っている手ごろな財布に見慣れない小銭や札が入っているだろう。それが貴方が持っている【通貨】だ。
      外に出た途端に硬貨としての形は取らなくなるが、一部の者は違う形で可視化できるようだ。
      ごく少数だが、物々交換等での対応をしてくれる者も居る。

      十分に経験値を稼いでレベルが下がらない程度に買い物を堪能しよう。
      何?経験値が稼げる場所が無い?あるじゃないか。南区やマムズキッチンに。


      ――――――――――――――どんな組織?―――――――――――――――

      家事レベルの雑用からターゲットの暗殺、人・違法な物品・希少品の輸入、個人や企業についての情報など幅広いニーズに合わせた巨大な市場。
      現在のイメージで言うならダークウェブに近い。
      北の住民を南区へ駆り立てる要因の一つでもあるため、批判の声も少なくないが、それを超える魅力があるようで誰もまともに取り合わない。

      ターゲットの暗殺や人身売買など、痕跡が残りやすいような仕事はトイボックスでは非常にリスキーな商売であるため、高額の報酬を支払う必要がある。

      関わると危険な印象を受けるが、売り手には厳重な掟が設けられている。

      ・市場内でのあらゆる犯罪は禁止。
      ・暗殺の依頼の際は民間人を巻き込んではならない。
      ・商売の結果において賞金首に指名されても一切の庇護はしない。

      掟を破った者は即時に高額な賞金首に指定され、いち早く仕留めたものに報酬が支払われる。
      トイボックスのデータベース
    • ダレット ランクルス♀"情報の漏洩、遠隔操作。コンピュータをハッキングされることを人は恐れる。じゃあ生物がハッキングされたら?興味深い。やってみよう。"─トゥイークの手帳

      「好きにやれって言われたから好きにやるよ~」

      「ゲームのキャラクターみたいに動かせるのは楽しいよ。残機なら沢山あるしね」

      「トゥイークお菓子持ってきて~ 脳が疲れちゃった~」

      「電気いやだ…」

      「101のスペア操作しちゃダメ?面白そうだし沢山居るでしょ~?」

      一人称:私
      二人称:呼び捨て 君

      年齢:数か月
      性別:♀
      身長:150㎝
      体重:秘密
      好物:糖分(とりわけラムネなどの即エネルギーになるもの) 頭を使う難しいこと

      好奇心旺盛。巨乳。

      極限の環境下でも拠点を敷設・維持・運用することを念頭に置かれて製造されたトゥイークの創作物。南区で採取されたサンプルを培養させて作られた、有体に言えばホムンクルス…なのだが、普段は引きこもりに近い過ごし方をしている。しかし仕事モードになると一変して真面目にタスクをこなす。
      自分を生み出したトゥイークの研究にはとりわけ興味を示して率先して手伝う。

      運動以外はそつなくこなす為、目移りしやすく飽きっぽい性格。

      身体から分泌する液体に身を包むことでかなり過酷な環境でも活動することが可能。袖から腕を模した形で取り扱うことが多い。
      液体の流量の調節で重い物を運び出すことから針の穴に糸を通すレベルの繊細な動きまで幅広い活動にも対応しているほか、強力なサイコパワーの使用も可能だ。

      当然防御にも応用ができるが、液体を通じてせいで本体に届く電撃だけは苦手。毒に耐性がない生物にとってはこの液体は劇薬で、並の生物であれば1分も触れ続ければ死亡してしまう代物。

      長時間液体に接触するとパソコンがネットワークで繋がるように意識を乗っ取られて彼女の意思通りに動くようになり、その能力は死体(損傷が低い物に限る)ですらも及ぶ。機械やコンピュータを操作することはできない。
      「考えたことをそのまま実行する」レベルの精密さで動かすことが出来るが、子機が持つスペック以上の能力を発揮することはできない。
      しばしば生物を操作する際は"体内に液体を侵入させる"手段を用いる。
      放置すると浸透することで細胞レベルで液体が同化してしまい、彼女が望まなければ解除されることはない。

      その数が多いほどダレットの頭脳にかかる負担は増えるが
      子機の負担は子機同士で分散されるため増えれば増えるほど長時間の活動が可能。彼女曰く「二桁は操らないと退屈」とのこと。

      101と違って頭脳を多方面にフルに使用していることもあり複数の生物を同時に動かしてもダレット自身の動きが鈍ることはなく、むしろ数が増えれば増えるほどその動きが活発になる。

      しかしそんな能力にもデメリットがあり、意識を乗っ取るということは感覚をある程度は共有するということにもなる。痛覚も感じてしまう性質上戦闘よりは人手が必要な肉体労働向け。
      その為、少数=「偵察」 多数=「戦闘・肉体労働」といった使い分けを行っている。
      暫くは苦痛を伴うが、解放された"子機"は毒消しさえ使用すれば問題なく元に戻るだろう…死亡する前に助けられたら、という過程が付くが。

      戦闘よりはブレーンや裏方の役目を果たすことの方が多く、トゥイークの製作や情報収集の補佐を行う。自分自身が運動することはかなり苦手で少し走るとバテてしまうほどだが、サイコパワーと先述した液体を駆使することで自分一人を守ることくらいはそつなくこなす。
      上記の二つが仮に封じられてしまえば、頭がいいだけしか取り柄がなくなるだろう。

      トゥイークの製作物でまともに意思疎通ができるうちの一人であり、しばしば101と一緒に効率的な破壊方法を考案している。
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