変異宝石病
"魔女とわかり合えるなんて考えるな" ──ウィッチノーズから回収されたメモ書きより
ウィッチノーズに満ちていた魔素が宝石病と合わさった結果、宝石病が突然変異を起こしたもの。魔力に適応できない者、魔法使いの素質が無い者に発症する。
この場所でしか発症しないため【魔女病】【ウィッチグラス】の異名を持つ。
階級を問わず黎明の鐘の印がある場合は適応できない体質であっても発症しないが、感染者は彼らにも例外なく襲い掛かるので危険地帯であることには変わりがない。
ウィッチノーズに充満している霧は全てこの魔素によって形成されており、長期間吸入、もしくは汚染された水を飲用するなどの二次感染で発症する。恩恵もあるが、それを覆い隠すほどのデメリットを有する。症状は以下の通り。
◆ 【症例】
・髪や肌、瞳の色が変化
(例:黒や紫、銀色に変わる。色素が極端に薄くなる等)
・異常に髪や爪が伸びる速度が上がる
・痛覚の消失
・角など存在しなかった部位が生える
・皮膚や目にルーンや魔法陣のような痣が浮かび上がる
・体温の低下 もしくは上昇
・呼吸すると霧のようなものが漏れる
・一種類だけ魔法を使用できるが、制御できる個体は少数
///精神・感覚の異常
・幻聴や幻視(魔女の声が聞こえるなど)
・未来の断片が見えるが、制御できない
・時間感覚が狂う(昼夜の区別がつかない/時間が飛ぶ)
///進行すると…
・体の一部の変化(目が増えるなど。魔法で隠す個体も確認されている)
・異常な再生力の取得
・魔素に満ちた空間でも平然と活動が出来る
・末期症状になると霧散し、得た魔法の強さはそのままに第三者へと引きがれた新たな感染者が生まれる
・魔素のない空間に出ると魔力を徐々に消耗する。その状態で外に居ると加速度的に症状が進行する
・非感染者への強い攻撃性を見せるようになる
・使用できる魔法の強力化
・金属に対する強いアレルギー反応を示す
・有害物質に対する免疫の低下
◆【 魔女病の恩恵】
・魔素耐性・魔力量の上昇
・体内の魔素濃度が高まり、普通の擬人化体では扱えない魔法が使える
・魔素環境でも平然と生きられる
・肉体的な耐久性の向上
・五感が研ぎ澄まされる、あるいは未来予知のような直感が生まれる
・他者や生物の「魔素の流れ」を視覚化できる
・病気や老化の進行が遅くなる(見た目が若いまま)
魔素にさらされている間であれば末期症状にはならない、という特徴がある。
その為か、感染した個体はゴーストノーズにまるで惹きつけられるように集まる習性をもつ。