【お知らせ】メンテナンスは終了しました。ご協力ありがとうございました。

イラストを魅せる。護る。究極のイラストSNS。

GALLERIA[ギャレリア]は創作活動を支援する豊富な機能を揃えた創作SNSです。

作品 - 小説 OR 海堂尊

 : 1225件
  • 刺のある華!4「お酒のにおい!」言いたい放題言われながらも、なんとかひかるはフライパンで肉やもやしを炒めおわると、流しにある適当な皿に無造作に盛り付けた!

    善治「ちゃちゃっとやれ!せっかくのもんが冷めるだろ〜!( # ゚Д゚)」

    善治の嫌味はつづく!
    そしてさり気なくそのままひかるから皿を奪い取るように持っていき、プシュッと買ってきたビール缶を1つ開け奥のテレビのある部屋に腰掛けた!

    善治「バカ!だし入れ過ぎだわおまえ!考えて作れ!」

    文句を言いながら、ビールで流し込むように箸で口に運ぶ善治!味付けがこく、ビールの缶が次々と開けられお腹が一杯になったのか!「後はおまえが食ってけ!血圧上がるはこんなもん!」と食べさしの皿を流しでみていたひかるに向けドンとテーブルの上に置いた!
    しぶしぶ皿を取りにいったひかるだがお腹がかなり減っていたため文句も言わずもくもくと食べだした!

    ひかる「もやしばっかり!(+_+)」

    皿には豚肉はほとんどなかった。
    くつろぐように、善治がテレビをつけるとちょうどいじめによって生命を絶った小学生の子供のニュースが画面に飛び込んできた!
    ニュース「今日・・小学校に通う男子生徒(9)が自宅マンションの屋上から飛び降りて亡くなりました。男子生徒は学校で複数のクラスメートからいじめを受けていたらしく…!」

    善治「ったく、あほなニュースばっかりやっとるな〜!最近のガキは平和ぼけしとるで、脳みそマヒしとるとちゃうか!( ̄д ̄)」

    すでに酔っ払いニュースに向かい見下すような態度を取る善治!

    善治「親が甘やかして育てとるで…。ひっく…!メソメソしたガキなんか、しごき倒したらなあかんわ!ハハハ…!社会で生きてけんぞ!調教したれ〜!」

    酒癖が悪く大声で喚き散らしている善治を背後に、立ったまま冷めた炒めものを食べているひかるが「僕と同い年だ!」と独り言をつぶやき、さらに、「この人と居たくないな!」とため息をもらすとテーブルの上の空になって潰されていたビール缶がカランと音を立てて下に落ちた!

    その音に反応したように善治も真っ赤になった顔をこちらに振り向けて運悪くひかると目があってしまった!

    #刺のある華! #イラスト #小説 #児童虐待  #父子家庭 #ホラー
    かざぐるま
  • 謎の観測員異能力JK謎の観測員異能力JK

    ……実はニンテンドースイッチにある、ノノグラムのゲームのイラストを真似た。

    ……あのゲーム、全年齢向けとなっているが、どうみても元の絵は、R15だろう。

    ////////////////

    謎の異能力JK
    「……フン、この程度の怪異相手に、ここまで手こずるとは

    君にはカグツチ・コピーがお似合いだ、オリジナルはまだ、使いこなせんよ……」

    ////////////////

    以前描いた「何かと対峙している異能力JK」絵、そして完結した小説「ホムラの(長いので以下略)」と、繋がりがある。

    ////////////////////////

    #オリジナル
    #オリキャラ
    #異能


    #JK
    #女子高生
    #女の子
    早起き三文
  • 2華麗なるヴァンパイアマスカレード✨2023✨🎭️🎃神国にあるハロウィンの森、『ハロウィンフォレスト』の奧地に佇む古城、ハロウィンキャッスルの中で、主の吸血鬼紳士により開かれる舞踏会、『ヴァンパイアマスカレード』が今年も開催されました…❗️✨
    色んな方々が参加してる中、月光蝶、雫、インソムニア、ナゴリサエの4人(+なめこ達❗️)も招待券を買い、しっかりドレスアップしておめかししいざ参加です❗️❗️
    ハロウィンの装飾と、若干古びていつつも豪華絢爛なシャンデリアやカーテン、さまざまな小物が並べられており、雰囲気はバッチリです…🎃

    雫『凄いお城…ちょっと怖いなあ…💧』

    月光蝶『素敵ね~✨ワクワクしてきちゃう❗️❗️』

    多くの人々を招き終わり、いざハロウィンの夜の華麗な舞踏会、『ヴァンパイアマスカレード🎭️』が開幕しました❗️✨素顔を仮面で隠し、各々踊る皆様……しかし❗️❗️途端に照明が落ち、会場が騒ぎ始める❗️❗️その後にまた明るくなりましたが、会場の真ん中になんと血痕が広がっており、舞踏会に参加していたメンバーの数人が失踪していました❗️❗️😱

    ナゴリサエ『みて❗️この血……どうやら何か起こったみたいだね…💧』

    インソムニア『ちょっと待って下サイ…なんか不穏な空気になってきたんデスが……💧』

    何やら主催者による、ヴァンパイアマスカレードを盛り上げる為のイベントが始まったようです……😊
    参加者は古城に閉じ込められ、推理小説ならではの体験をさせてもらえる事になりました❗️

    なめこ『んふんふ~✨(ミステリーな展開に巻き込まれちゃった~♪)』

    さあ…舞踏会の参加者達は無事にこの古城から帰れるのでしょうか……🦇。城内や墓場、地下室など色んなところを巡り、仮面に隠れた素顔の様に犯人は何が思惑なのかもわからない……
    妖しくも華麗で、恐ろしくも美しい……皆様を巻き込んだハロウィンミステリーナイトの開幕です…❗️❗️🎃🦇
    スリルと美しさの混じりあった可憐なハロウィンの世界…たっぷりと浸かりくださいませ……🦇🏰

    (補足ですが、この事件は主催者側が用意しているイベントなので、実際に殺人等は起きていません。参加者が本格ミステリー体験をできるって話なだけなので、実危害は受けませんよ✨☺️)

    ※二枚目は加工前の原画です♪

    キャラクター…月光蝶、雫、インソムニア、ナゴリサエ、なめこの旅メンバー

    #オリジナル #創作 #オリキャラ #女の子 #神国の住人 #イラスト #うちの子 #なめこ #ハロウィン
    #舞踏会 #マスカレード #ドレス
    コウイサクン
  • プチ小説さくいわ♡今日は過去絵から小説をば!(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧
    お待たせ致しました♡
    チャット風小説に挑戦したよ。

    (複数枚投稿がやはりエラーになるので
    見にくいが1枚にまとめた(^_^;))

    さくいわで「撮影」


    #イラスト #さくいわ #岩本照 #いわ受
    #小説 #雪男
    hisui
  • iwa受〜(*´艸`*)♡またもやお久しぶりで〜す♡⁽⁠⁽⁠ଘ⁠(⁠ ⁠ˊ⁠ᵕ⁠ˋ⁠ ⁠)⁠ଓ⁠⁾⁠⁾♡
    元気してた?
    結構多く閲覧して下さったみたいで♡
    嬉しいかぎりです♡有難う!✨
    今回は〜目黒出てませんが〜
    お待たせ致しました♡「めめいわ」です♡
    閲覧有難う御座いました(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡

    ♡めめいわ♡プチ小説

    目黒「い、岩本君!ちょっ…ちょっと!
       何て格好してるの!?」

    照 「んふっ♡なぁ〜にぃ~?」

    目黒「か、肩とか!む、胸とか開け過ぎ!」

    照 「えぇ~♡この部屋ゃ〜暑いもん♡」

    目黒「もん♡って!(可愛い過ぎんだろ!)」

    照 「めめぇ〜♡俺ぇ~酔っちゃった♡んふっ♡
       めめぇ〜えっちしたい♡」

    目黒「ぐはっ!もう!煽ったの照君だからね!
       朝まで寝かさないから!(好き!!)」

    〜♡〜

    以上♡「めめいわ」でした〜✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧

    #イラスト #雪男 #めめいわ #岩本照 #小説
    hisui
  • 黒瀬姉弟オリジナル小説「学校の怪談」より

    #オリジナル #オリキャラ
    #本気の落書き
    結城朔夜
  • 2小説投稿者ギン君の唐突な語り+おまけの6世と『複製原稿』は、漫画投稿者にしか伝わらない件。 

    形態: ##感情*喜楽・平和  ##お気に入り作品  ##創作漫画 
    キャラ: ##tapnovel関連  ##[人物]ギンとヒーラー関連  ##[人物]6世
    どベ3(My art Do not Repost)
  • 刺のある華!3「うさばらし!」義理父の善治に仕事から帰ってくるなり晩飯をつくるよう強要された、ひかる!だか冷蔵庫にはほとんど食べる物か見当たらなく、善治がシャワーを浴びてるすきにと目に入った、台所の机に置いてあった財布で急いて近くに買い物に行こうかと考えた!
    けど5分もたたないうちに善治は風呂場から出てきてしまった。

    下半身をタオルでまいたまま台所にやってきた善治。相変わらず不機嫌な口調で!

    善治「やっぱ梅雨だからって水だと冷てえわ!ガスとかケチるもんじゃねえな!」

    独り言のようにつぶやきながら、びくりと立ち尽くしている、ひかると目が合う!また再び火がついたように怒りだして!

    善治「まだなんも作っとらんのか!早くやれのろま!( # ゚Д゚)」

    ひかるは慌ててまた空っぽに近い冷蔵庫の中をわざと見渡すようにのぞき見ると、後ろから善治が舌打ちするようにがなってきて!

    善治「野菜のフードに豚肉ともやしが入っとるだろ!さっさと炒めろ!」

    ひかるはまるで操り人形のように善治に言われるまま野菜のフードのケースを開けて入っていた、それらを取り出した!
    フライパンに火をつけオリーブオイルを少したらすと少ししてパキュパキュと油が弾く音が聞こえてきた。
    表面上感情を見せないひかるに善治は後ろで着替えながらブツブツと好き放題ののしってくる!

    善治「この小汚いサルが!ガキのくせにいっちょ前に疲れた顔してんじゃねえわ!( # ゚Д゚)掃除ひとつ満足に出来ねえくせによお!」

    ひかる「(僕は家政婦じゃないし小学生にまともな家事押し付けられても困るし!疲れた顔って、あんたが変な事言って毎日振り回すから身体が休まらないんだよ!てか、文句言うなら自分で作れって!こっちはほとんど何も食べてなくてだるいのにさあ!わかってんのか〜!)」

    ひかるは善治に見えないように眉間にシワをよせながら心の中で必死に不満を言い返している!
    そして口で言い返せない苛立ちから善治の声をかき消そうと乱暴に換気扇を引き、豚肉に続いてもやしを勢いよくジャアーっとフライパンにぶちまけた!

    善治も反応しないひかるにさらに怒りがましたのか!ひかるが何かミスをするたびかんしょうするして!

    善治「こぼすなあほ!落ちたの全部、お前が拾って食えよ!( # ゚Д゚)」

    ひかるはわざとらしく慣れない手付きで反抗するようにフライパンを軽く上下に振り回した!うっかり派手に、もやしが飛び散ってしまい善治の罵声に、さらにボリュームが上がってしまった!

    #刺のある華! #イラスト #小説 #日記 #児童虐待  #父子家庭 #ホラー
    かざぐるま
  • 刺のある華!2「苛立ちの日々!」ひかる(義理の父の善治(よしはる)は機械の部品等の梱包仕事の工場勤めをしています。今年で49才。それまで疲れた顔なんてほとんど見た事がなかった父だったけど、お母さんと離婚したせいか何かとビールやお酒をやたらと買うようになり、いつも不満げに帰ってくる!だけど疲れの原因はたぶん僕にあるんじゃないかと最近なんとなくわかってきました!二人で暮らすようになって半年近くたちましたが、相変わらずな日々が続いています。)
    ひかるが、押し入れの中でしばらくうつらうつらしていたら、いつもの善治の罵声で目が覚めた!

    善治、押し入れのドアを足で思いっきりガンとけった。

    善治「何をしとるんだおまえは、飯の用意もせんと!いつも、俺が帰ってくる前につくっとけっと言っとるだろ!( # ゚Д゚)」

    ひかる「ご、ごめんなさい・・・!」

    心臓がバクバクととっさに謝ることしかできないひかる。

    善治「この出来損ないが!( # ゚Д゚)シャワーだけ浴びてくるで、なんか作っとけよ!!」

    善治がそのままタオルを持つとぶつぶつとお風呂場の方に向かっていった。額にしわをよせて、敵意丸出しのような眼鏡から透ける冷たい視線はひかるにはすごく鋭くみえた!

    ひかるはふいの善治の勢いに、震えながらもすぐに冷静を取り戻してお勝手にいって冷蔵庫を開けた。

    ひかる「って、何を作ればいいんだ!なんにもないよ!」

    台所の机の上には、白いビニール袋に大量に買い込んだビール缶がのぞいていた!その横に黒い皮財布も置いてあった。

    ひかるは、少しの間ちらちらと震えるようにお風呂場のシャワーの音を聞きながら、ゆっくりとそれに手を伸ばした!

    #刺のある華! #イラスト #小説 #児童虐待 #日記  #父子家庭 #ホラー
    かざぐるま
  • 照くん(スノ)初めまして。
    ジャニーズ系を好むビガーです。
    腐女子でもあります。
    普段は小説サイトに居ますがギャレリアでも
    ジャニ系BLを特にスノーマン(スノ×💛受)を
    漁りたい。
    宜しくお願い致します。
    ビガーでした。
    #イラスト #スノーマン #ジャニーズ #岩本照
    ビガー
  • 刺のある華!1「ヤモリの巣!」両親の離婚で父親と暮らすことになってしまったひかる!けど、父とは母の訳ありで血がつながっていなかった・・・!

    ひかる(小4に上がってすぐのころ、お母さんとお父さんが離婚した。突然の事で頭が真っ白だったけど理由は僕がお父さんの子じゃなくて知らない誰かとの子だったとお母さんがいきなり酔った夜に話したのが原因らしい。冗談があまり好きでなかったお父さんは最初は笑って信じていないようなそぶりだったけど、ある日の検査で親子じゃないというのがわかった。それを聞いた僕はそんなにショックという感じはなくて、どちらかというと専業主婦で一日暇して出歩いてることが多かった母からしてはふつうに納得が出来た。その勢いで離婚したのはあれだけど、母は実家に帰って、なぜか僕はお父さんに引き取られた。もともと父とはあまり口数も少なくて二人暮らしが始まってからはさらに口数が少なくなっていったんだけど、月日を追うごとにお父さんが僕を見る視線がカマキリのように鋭くなってきたように感じていたら、やたらと怒られて手をあげられるようになった。古い集合住宅の一室での毎日、こそこそと動き回るヤモリのように、父の機嫌をそこねないよう、僕の居場所は次第に押し入れの中へと追いやられて行きました。)

    #刺のある華! #イラスト #小説 #日記 #児童虐待  #父子家庭  #ホラー
    かざぐるま
  • あやかしキツネ様 #オリキャラ #オリジナル #創作



    #女の子 #イラスト



    趣味の青春小説 ※後で訂正するかも❗



    「おい❗シン やっぱりやめようぜ❗」



    中学生のシンとユウは 山奥の神社に



    来ていた❗「ああ❗シン 封印を



    解いちゃダメだよ❗」「あはは❗ユウは



    いくじなしだぜ❗」シンは封印を解いた❗



    「君らが 封印を解いてくれたのね❗」



    「私はあやかし狐 くすくす❗️よろしくね」



    (あわわ❗️あやかし狐さん どこを見れば



    いいんだか❗️) (まいったぜ~❗️)
    いちご「二次創作中心」
  • ハロウィン絵完成❗️ #オリジナル #オリキャラ #創作



    #イラスト #女の子





    青春小説 ハロウィンの悪夢❗️



    「おい❗よせよ❗シン❗️」



    ユウのクラスメート「シン君」が



    古本屋で 魔法の本を手に入れた❗



    「よし❗これで召還出来るぞ❗」



    地面にかかれた六芒星から 明るい



    光と共に 悪魔の少女が現れた❗



    「こんにちわ~❓️あなたの願いは



    何かしら❓️」「くすくす❗️」



    凍りつく二人(アレだよ❗願いの



    代わりに僕らの命が❓️)




    ※練習してみました 明日はハロウィン絵



    予定してます❗閲覧 ハートありがとう



    ございました m(._.)m
    いちご「二次創作中心」
  • 「練習」微笑みの天使 #オリキャラ #オリジナル



    #イラスト #女の子 #創作



    青春小説(練習作品 後で消すか



    あるいは 再投稿)



    「ねえ ユウ君❓️くすくす❗️❗️❗️」



    「はっハルちゃんがどうしてここに❓️」



    むにゃむにゃ むにゃむにゃ



    「こらあ❗️ユウ 寝ぼけないで宿題



    しなさい❗」まずい 夢かあ❗️はあ❗



    やれやれだぜ❗全く我ながら冴えない



    放課後だぜ❗❗️僕は コソッと 授業中



    憧れのハルちゃんを 目で追った ❗️❗️❗️❗️



    (はああ❗️話しかけるチャンスもないぜ❗)
    いちご「二次創作中心」
  • 天使の微笑み完成 #オリジナル #オリキャラ #創作



    #女の子 #イラスト #カラーイラスト




    明日投稿予定の天使の微笑み完成❗️



    やはりカラーイラストは 綺麗ですね❗




    練習 小説※消したり 書いたり 練習中❗️




    「ねえ❓️どうしてカメラのシャッター



    押さないの❓️」大きな瞳が見つめた❗



    (いやぁ 被写体の君の笑顔が眩しくて❗)



    (われを 忘れてしまった❗)




    ※後で消したり 書き直したり 練習中❗️
    いちご「二次創作中心」
  • オリジナルに挑戦❗️ #オリキャラ #オリジナル #創作



    #カラーイラスト #女の子




    カッコいい「❓️」二次創作カラーイラストを



    何枚か仕上げました❗しかし オリジナル



    オリキャラを書くって 言い出しました❗



    有言実行 で しばらく 青春小説 青春美少女



    イラストを 投稿予定 閲覧ありがとう



    ございました❗️お休みなさい❗
    いちご「二次創作中心」
  • くちなしの花!9「覚めた瞳!」泰蔵の身体の上に踏みつけるように、のしかかって強制に接吻を強いてくる少年!
    連続で光り落ちて来る雷の音を遠くに、暗い車内、唇をふさがれされるがままうめき声しか出せないでいたが、とうとう堪忍袋がきれ、こんの~!と泰蔵は力任せに少年をひっぱたいて、引き剥がそうと必死に抵抗した。

    泰蔵「ハア・・てんめぇなんのつもりだ~、尻のあおいガキが、・・調子のってんじゃねえぞ!( # ゚Д゚)」

    口が解放され、泰蔵もうっぷんをはらすように吐き捨てた!

    だが、少年も、いっ・・つ!と一瞬、舌打ちして力がゆるんだど思いきや、するどい視線で泰蔵を負けずに威嚇しはじめ、すぐ目前の座席の隙間に、サイドブレーキ横に立ててあった、くちなしの花に視界がむくと、それをひとつグシャリとはなびらごとわしづかみ振り上げた!(はあ!?お・おい!お前・ちょ・・待て!Σ((;°Д°;)))泰蔵が動揺してる声を聞く隙もなく、勢いづけて泰蔵の眼球めがけて尖った先を突きおろしてきた!
    (ぐぁあ!Σ((;°Д°;))
    危機一髪、泰蔵も反射的によける事が出来て、少年の両手首をつかみ抵抗するが、さらに押し当てて来る、とがったくちなしの茎が眼鏡のレンズに何度も食い入るようにあたって少しも気が抜けない状態!もし、レンズがなかったらストレートに目に突き刺さっていたと思うとぞっとした!
    (あ、あぶねえだろ・この野郎!・・)
    さすがに動揺して、今のこの状況、泰蔵も口で文句を言う気力をうばわれ、かじかの馬鹿力のような勢いで力を容赦なく入れて来るので、体力には割と自信のあった泰蔵もなかなか力が抜けずにからだ中に汗が流れ、緊張状態が続いた!
    するどい視線で見て迫って来る少年の手に強く握られたくちなしの花びらから甘臭いにおいが真近で、プンプン泰蔵の鼻をついてくる!

    #くちなしの花! #イラスト #小説 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • #オリキャラ #一次創作
    一次創作の小説を目に通してくださりありがとうございます。
    勇者のお仕事の主人公を置いておきます。
    伊上申
  • #オリキャラ  #一次創作  #ファンタジー小説 #創作

    趣味がてらに書いている一次小説のキャラクターたちです。
    伊上申
  • くちなしの花!8「暗闇の接吻!」後部座席の奥の着替えのカバンに手を伸ばした瞬間、いきなり少年が押し当ててきた唇に泰蔵はふいをつかれバランスを崩して変な体制で座席に座り込んでしまう!
    一瞬、思考が飛んだように言葉が出なくなったがすぐ理性が戻り、少年から離れようともがきだした!

    泰蔵「なっ・んん・・!?(は、はあ?こいつ、なにしてんだ・・!?頭完全くるってんだろ!おい!どけオラ~!( # ゚Д゚))」

    だが、言葉も上手くだせず、もがけばもがくほど、力づくで少年は思いっきり唇を口でふさいできて手こずってしまった!しかも、体制もおかしかったため、少年が泰蔵のからだの上にほぼ、のりかかるような感じだったので、上手く身動きが取れずに苦戦してしまう!少年の土足の靴裏が泰蔵のたるんだ腹を踏みつけるように食い込み、痛みが走る!
    暗い車内で抵抗していると少年と、もろ至近距離で目があってしまい、そのカッと見開いた興奮して血走った瞳に泰蔵はあせりの冷や汗が溢れだし恐怖を覚えた!それは、目の前の獲物を根こそぎしとめて刈るような獰猛な、そんな瞳だった!

    泰蔵「(うわぁ!こ、こいつ、マジでやべぇわ!・・・Σ((;°Д°;)))」

    冷房が強いままだったせいか、少年の唇はかなり冷えきっていて運転前列の座席の間から吹いてくる強風の風が、泰蔵の雨でびしょぬれの背中の肌をめっちゃ冷やしてきた!

    外は、叩きつけるような雨と激しい雷がちっともやむ様子はなかった・・・!

    #くちなしの花!  #イラスト #小説 #日記 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • 12ミステリー小説風表紙絵コンテスト結果はまだわからんです。
    https://genseki.me/compes/VRdDvdEWGbY?tab=bosyu&page=1

    形態: ##メイキング  ##GIFアニメ  ##まとめ・シリーズ等 
    キャラ: ##その他キャラ
    どベ3(My art Do not Repost)
  • くちなしの花!7「黒い笑い!」おそるおそる泰蔵が一瞬だけ、ルームミラーをチラ見すると、少年のすごく冷酷な視線が暗闇にうかんだように自分を見つめてるのがわかった。
    さすがに、動揺しかけたが、泰蔵はそんな様子をばれたくなく何か会話をふろうと言葉を探すがあせってすぐに出てこず、てこずってしまう・・・ナイフとかにぎってねえよな!

    が、ノイズがかかるラジオから先ほどの事件がまだ話しの続きがあるように流れ出した!

    ニュースの声「・・・その数分後、逃走した犯人は自宅から数メートル離れた線路上の歩道橋に雨のなかかけのぼってから電車がきたタイミングを待ち、身をなげ飛び降りたとゆうことだそうです!近くの防犯カメラの映像からこの人物の犯人が走って行く様子と、着ていた服装からして、殺害された山本夫妻の一人娘である大学1年の山本良子さん18であることで間違いないと、現場から報告が上がっています!警察では母親の介護での無理心中ではないかと検討しているもようです!なお、今現在こちらの神〇駅付近での人身事故で激しい雨の中、バラバラになった遺体の回収作業が行われているため大幅に電車の発車時刻に遅れが出ているもようです!」

    泰蔵「(はあ~?なんだ!犯人もう死んでたのかよ~!しかも女じゃねえか!おどかしやがってくそ~!ふう~!けっ、親の犠牲になって死ぬなんて悲惨なやつだな~!そんなのかまってねえで、とっとと家から出て自分の人生、生きれば良いものを~!大学なんかやめたってどうにだってなるだろう!バイトしてんなら親のすねかじってるニートよりましだろうが!くだらねえ同情心で自分の首絞めてまで親につくすのがそんなに偉いのかね~!お人よしも度が過ぎるとただの病気だな!まあ、さっき刺殺したってつってたギャンブル好きの病んじまったおやじさんの方の気持ちはわからんでもねえけどよ!俺も一時はまってたからな、妻に迷惑かけて!人生なにがあっかわかんねえな~ほんまに!(-_-;))」

    泰蔵は情報をあらためて聞くと、急に力がぬけたように一気に緊張感も消え、ここからどうすっか開き直った表情で後ろの少年に声をかけた。

    泰蔵「すんませんねえ~、ちょっと脱輪しちまったみてえで、動けなくなっちまったみたいなんですよ!で、本社の方も今中々つながらなくて、雨もいつやむかわかんねえから、申し訳ねえんだけどあんたもちょっと手伝ってくれねえか!」

    だが、少年は何も言わず黙ったまま下を向いて、泰蔵に耳を貸そうとはしない!
    泰蔵(なんだこいつ、ほんま薄気味わりぃやつだな!しゃべれねえ口なら針で縫っちまうぞ!(-_-メ))
    泰蔵は不機嫌に舌打ちをすると上着を脱ぎ決心して膝近くまで完全に浸かってしまう地面に足をおろし外に出て扉をバンと、強い雨の中、バシャバシャ後ろのタイヤの確認をしにいった。ああ、マジ冷てぇ~!
    幸いタイヤはそれほど深くはまっている様子ではなく地盤の緩んでいた砂利道に重さで沈んでいる感じだった。
    なので、水の流れの勢いも借りてちょっと持ち上げれば何とか浮きそうな状態だった。それでも泰蔵が両手でおちてる側の下から車を持ち上げるとあとちょっとのところまで行くのだがそれ以上は上がらず、苦戦してしまい、仕方なくまた後部座席に座る少年に声をかける事にした。
    ついでに汗と強い雨で一気にびしょびしょになってしまったカッターシャツも肌に張り付くように気持ち悪くて、着替え用と雨に打たれながら脱ぎ始める。
    こんな醜態を客前でさらすなんて俺とした事が・・だが、今はこの状況、そんな事言ってる場合じゃねぇしな!・・ああ肝心の天気の方、聞き忘れてたわ~!(-_-メ)
    相変わらず稲光もはげしい空!泰蔵は心でぶつぶつ言いながら、今度は後部座席の扉を開け、ダメ元でまた声をかける。

    泰蔵「なあ、あんたほんま悪いが、手ぇ貸してくれねえか!あんたがいったん降りてくれた方が、後ろのタイヤも軽くなって楽に持ち上がると思うんだわ!さすがにこんなとこいつまでもいたくねぇだろう?」

    が、少年は何もしゃべらず暗い車内で下を向いたまま小刻みに震えていた。さみぃのか?泰蔵は、車内の冷房を強めにしてあったのを思い出して、聞こうとしたが、よく見ると寒さではなく笑いを押し殺して震えているのが、少年の不気味な視線でわかった。ふざけてんのかこいつ!もとはてめぇの無茶苦茶な指定のせいでこんな目にあってんだろうが!ついに堪忍袋の尾が切れたのか泰蔵は、相手が客だとゆう事も忘れ、容赦なくがなり始めた!

    泰蔵「もうええわたわけ、なんもせんで、気色わりぃ目ぇ向けやがって!この根暗オタクが!ずっと座ってろそこで!ほんでも、延長料金の金だけはちゃんと払ってもらうからな!( # ゚Д゚)」

    泰蔵はそう吐き捨てると、もう知ったこっちゃねぇと後部座席の奥の少年の足元に転がってる自分の着替えやタオルの入ったカバンをひったくるように、手を伸ばしひっつかんだ。
    ・・・が!?

    その瞬間、今まで黙って座っていた少年がいきなり泰蔵の襟首をつかみかかってきたかと思ったら、そのまま前の座席に押し当てるような勢いで、唇を塞ぎ嚙みついてきた!

    #くちなしの花! #イラスト #小説 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • くちなしの花!6「ゲリラ豪雨!」それからも、雨の激しい勢いで押し寄せてくる水の流れはしだいに斜め坂の下に向かって、川から独流のように強くなっていった。すでに、周りは真っ暗で人通りもない!
    しかも後輪が脱輪したようで、ハンドル操作も出来ずに、さすがの泰蔵もあせったのか、手に汗を握っていた。
    ドアを開けて後ろのタイヤの様子を確認しようにも、ま下のタイヤの半分くらい黒い水が浸かっていて降りにくい状態だった。
    泰蔵は経験もほぼなかったこの状況に、スマホで何度もタクシー事務所に報告しようとかけていたが、一時の電波障害かつながらなかった!
    あ~くっそお~、出ろこの~!( # ゚Д゚)冷静さを失いつつ、つい心の声が口からもれそうになったが、後ろの座席にお客を乗せている事もありプライドの高い泰蔵は、なんとか理性はたもっていられた感じだ。

    そして、とりあえずスマホはあきらめ冷静に今度は車内のラジオに手を伸ばしてつけると、ザザッとノイズは入りながらだが何とか、近隣のニュース情報の声が流れてきた。

    ニュースの声「今日の夕方、神〇駅の近くに住む山本夫妻が布のようなもので首をしめられ殺害されました。犯人はこの家に一緒に住んでいた実子の大学生の可能性が高いとされ、犯行に及んだ末、自宅から逃走したものとみます!実子は事故で半身が動けなくなった実の母親の身体介護をほぼ毎日のように行っていたため大学やアルバイトを掛け持ちの毎日だったことが過労のストレスとなり殺害してしまったという理由の可能性が近所の住民から指摘されています!父親もこのところ体調を壊して会社の無断欠勤が続いていて、さらにギャンブルぐせもひどかったらしくちょうど、帰ってきた所でタイミング的に出くわしてしまった為、動揺して自宅の包丁で胸を刺してしまったもようです!」

    ノイズの音が混じりながら窓にはげしい雨粒がぶつかっては、稲光が真っ暗な空を走り、何度もとどろきを響かせる!

    泰蔵「(はあ・・?神〇駅って、俺の勤務先のポジションじゃねぇかよ!物騒な事件起こしやがって!よりによってこんな退職日に、ほんとついてないぜっ・・て、ん!?(-_-;)逃走中・なんだよな、犯人ってのは・・?俺がさっき・・客を拾ったのも、この駅の近くだったような、まさかな、犯人は大学生って言ってたし、ちげぇ・・よな・・・?)」

    天気を聞くつもりが偶然流れてきた不吉な情報に、泰蔵はふいに後ろからの座席の視線を意識して、嫌な予感が走った!

    #くちなしの花! #イラスト #小説 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!24「安らかなひと時!」長時間外の炎天下で、すっかりタコみたいにのぼせてしまった正幸だったが、兄の晃博と、店内のハンバーガーショップに入るや気持ちいほどの冷気に出迎えられ、清々しい若めの女性定員のいらっしゃいませーの声に流されるように空いているソファーに一直線で座り込んだ!そんな正幸を晃博があきれたように、会計場のほうから!

    晃博「おい!お前、何でもいいのか?俺が適当に選んじまうぞ!( ̄д ̄)」

    正幸、全身の力が一気に抜けてすずしそうな顔で・・・!

    正幸「じゃあ、チーズバーガーで!あと、ついでにポテトとコーラも!(´ー`)」

    兄と一緒のせいか普段の緊張の糸がきれたみたいに、不思議な安心感がある!
    そのせいか、ほぼ人がまばらなのをいいことに、ソファーの上で恥じらいもなくそのまま力つきたように寝転がる正幸!
    ちょうど、昼下がりの店内に流れる有線放送のBGMが心地よい眠気を誘ってくる!
    「ねえ、これ水入れて来ていい?('ω')」、「食べてからにしなさい!行儀悪い!走らない!( # ゚Д゚)」
    店の奥には父親との子連れらしい感じの親子がはしゃいでいる子どもをしかりつけている声が!男の子が持っているのは小さな青い水てっぽうか!ハッピーセットの景品かな!
    どこの家もヒステリーに叱る親の様子は似たような感じなんだなと、正幸は自分の両親と重ねて小さくため息が漏れる!

    晃博「おい!だらしねえぞ、いい図体しやがって!なんならお前も、お子様セットにするか!おもちゃのピストルつくぞ!(`∀´)ケケケ」

    番号札を持ってソファーのテーブルにやってくる、晃博からあっちの子供と同じように説教くらってしまった!
    来るなり嫌みったらしい晃博の言い方にむうっ・・・!( # 一一)としぶしぶ起き上がる正幸!

    そんな、エアーの酸素不足で水のそこで横たわって、仮死状態気味の呼吸がパクパク寸前の金魚みたいだった正幸も、しばらく店内のひんやり酸素クーラーにあたっていたら、いつの間にか生き返ったように、やがて熱々のハンバーガーにかじりついておしゃべりも止まらなくなっていた!

    正幸「それで、その大雨でお店もつぶれちゃってさ!もうすっかり、僕この先、生きてくのも、働く自信もなくなっちゃったよ!(+_+)」

    晃博「そうなのかって、まだお前、これからだろ~が!(*´Д`)」

    正幸「でさ、そん時かみなりガン落ちで雨が洪水みたいで、部屋ん中めっちゃやばかったんだから!家も山の頂上だし滝みたいになっててさ!スマホつながんないし!助け呼べないわ、ほんと、お陀仏状態で死にかけたし!うう!((+_+))」

    調子に乗ってしゃべり続け、同時進行のチーズバーガーがのどに詰まりかける・・・!
    晃博「汚ねえぞ!ハハ、てか、別に、全然死んでねえじゃんお前!大げさにいいやがって、結局震えてチビってたっておちだろ!(∩´∀`)∩」

    何だかんだ、正幸のたわごとにからかいながらも、付き合う晃博!

    正幸「違うよ!そんな品のない話しじゃないし!ううっ!((+o+))」

    晃博「鼻からコーラ出てるぞー!(`▽´)ノお前のどこに品があるんだ!食ってから話せー!笑」

    はしゃいでた親子連れも帰り、客もほぼ、正幸たちだけになるとよけいしゃべる声もよくひびくなか数人の女性スタッフがワックスで窓ふきをして、こちらにあまり気にしないようにしてくれている様子が目に入った。
    一瞬我に返った正幸は恥ずかしさを隠すように、あわてて、コーラをストローでちゅううって!テーブルをこぶしでドンと・・・!

    正幸「真面目な話!(`○´)電気代とかいろいろ払えなかったから、部屋も蒸し風呂状態で水も飲めなかったんだよ、おしっこなんて出るもんも出なかったよ!まじで身体、干物状態で汗で全部搾り取られちゃった感じかな!あれは地獄だよ、ほんとに!」

    明宏「水も飲めねえって!そんなん威張れる話しじゃねえだろ!水道代ぐらいちゃんと払っとけよ!バイト代それくらいはもらってたんだろ?( ;´Д`)」

    自慢気に話す正幸にしまいに、晃博もあきれはじめ・・・!

    正幸「いやいや、そこは兄としてよくがんばったな、って言う所でしょ!( #◎Д◎)そんなに沢山じゃないよ!貯金もして行きたかったし!まあ電気は止められてたけど、その時一応、水はまだ出てたんだから!」

    必死に甘えて兄の同情心を欲しがる正幸!
    でも、いろいろあって、結局トイレのタンクの水飲んでた!苦笑とは、どうしても言えなかった。

    晃博「けっ、ちっともほめる要素ねえよ!てか俺はお前の便利屋じゃねえっつうの!調子のんな!結局はそんな物件選んだお前のおちどだろ!情けねえなあ~!ちっとは頭使わねえと、損する一生しか送れねえぞ!まじで!(*´Д`)」

    正幸「何だよー、母さんたちみたいな事言わないでよー!なんか、兄ちゃんのせいでハンバーガーの味一気に、かわったし!\(`〇´)/」

    すっかり精神が、いじけモードに変わる正幸・・・!
    晃博もすぐに、察したのかさらに面白がって・・・!

    晃博「おお、ますます美味くなったか!かじっちまったけど俺のもついでに食うか!しばらくご馳走食ってねんだろ!(`∀´)でかい図体で、悲劇のヒーローごっこもたいがいにしとけよ!笑」

    オラーっと、食べさしの照り焼きチキンバーガーを差し出してきた!

    正幸「いらないよ!そんな兄ちゃん特盛りの皮肉入りバーガーなんて!(`~´)」

    晃博「すねてやんのか!照れたサルみてえに顔赤くしやがって!かーわいいなあー!(∩´∀`)∩」

    そんな、わざと地味た不器用な機嫌取りしてくる、晃博のノリに調子が狂って何も言えなくなる正幸だった!

    正幸「うう・・!(-_-メ)」


    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 狂い咲き!14「凄まじい熱気!」燃えるような河原の炎天下!以前恐怖した不良少年が草むらの目前で着替えている所を出くわしてしまった麻斗!瞬間凍りついたように、足が動かなくなったが、逃げなきゃと必死にわいてくる言葉にせめたてられ不良から目をそらさないまま、ちょっとずつだが、何とか後ずさるように、遠ざかろうとする!音を立てないようにと、息を止めてふるえながら!が、数歩目の後ろ足で草を踏みしめた時勢いよく跳ねるように、びっくりしたバッタが麻斗の額に、飛び込んできた!

    麻斗「わあ!Σ(゚Д゚)」ふいに、高い声を上げてしまった麻斗!さっき向こうの川でとった小さなエビの入っていたバケツまでおとしてしまい、サンダルの上から冷たい水がかかる!

    不良少年「誰だ、お前!( # ゚Д゚)」

    着替えちゅうだった不良少年がこっちをにらみつけてきた。そして草の隙間から目があってしまうと、不良は逆上したように、すさまじい叫び声にかわり!

    不良少年「ああっ!?おっ前、確かいつかのしょんべん小僧!そこで何してやがんだ!( # ゚Д゚)」

    取り乱す中、取り合えず必死に謝る麻斗!

    麻斗「い、いや!何でも、す、すみません!Σ(゚Д゚)」

    声を出したら、麻斗はきゅうに身体に力が抜けたように軽くなり、空になった、バケツをひろい逃げるように走りだした!だが!

    不良少年「待て、この野郎!のこのこまた来やがって!今度は野グソでもしに来たってか!( # ゚Д゚)」

    服もきず全裸で走ってきた不良においつかれてしまい、草むらを抜ける寸前で、後ろから羽交い締めにされてしまった!

    不良の肌と草むらからむんむんと漂うあつい体温を背中に感じながら麻斗はあの日の恐怖が一気に脳裏をはしり!

    麻斗「ち、違いますよ!そんな!か、川の様子見に来ただけです!久しぶりだったから・・・!Σ(゚Д゚)」

    不良少年「ああ!お前こないだ俺が言ったこと忘れてんじゃねえよな!ここは俺らの島だって!今度来たらただじゃ済まねえって!学習能力ゼロかてめえの脳みそは!( # ゚Д゚)」

    恐怖で回らない頭で必死に言葉を考える麻斗

    麻斗「い、いや島っておおげさじゃ、この川は普通にみんなのものだと・!原始民族とかじゃあるまいし!(^ω^٥)って、痛いです!\(☆Д☆)/!」

    不良は、さらに興奮して腕に力を強めてくる!

    不良少年「はあ!ガキのくせに何いっちょ前に口答えしてんだお前!おい!俺が原始人だって言ってんのか!( # ゚Д゚)」

    麻斗「(痛い)いったい、たいたい!Σ(☆Д☆)そう言うことじゃ、そう言うことじゃなくって!ええーっと!その前にパンツくらいはいたほうがいいんじゃないかと!さすがに隠さないと恥ずかしいし・・・!(^ω^٥)」

    麻斗はそれに望みをかけ、不良の手がゆるんだすきにでも、全力で走ろうかとおもったが、やはり、現実はあまくなく・・・!

    不良少年「うっせんだよ、いちいち!もとはお前のせいだろう!もういい!ったく、しゃべってたって、らちあかねえ!こっち来い!( # ゚Д゚)」

    麻斗「えっ、ちょ、ちょっと・・!何!?Σ(゚Д゚)」

    シャンシャンシャン!草むらにがむしゃらに響く蝉のけたたましい鳴き声の中!麻斗の抵抗もむなしく不良少年にそのまま熱気の漂う、草村のなかへ、強引にひきずりこまれていってしまった!

    #狂い咲き! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #ホラー
    かざぐるま
  • くちなしの花!5「氷の眼!」少年が、手を上げてこちらに合図しているのを見たらやはり職業ドライバーとしての性がのある泰蔵は止めないのもどうかと迷い少年の前までくると、しぶしぶ後ろのドアを開けた!
    まあ、このまま無視して、会社に戻ってもよかったがな、今日はほとんど客もつかなかったから見納めにはちょうどいいか!今日分の給料まで払ってくれるったって、さんざん迷惑かけたあげく、とんだ、給料泥棒の野郎だったなんて、後からねちねち他の連中からも、噂されかねねえしな!さすがに俺のプライドが許さねえ!
    のちに、この良かれと思って起こした仏さん心の行動が後悔することになるとも知らずに・・・!
    泰蔵のそんな思惑とも知らず、小雨に濡れた少年はすかさず後ろの車内に入り込むとどさっと真ん中に足を広げて堂々と座り込んだ!身長は泰蔵より少しだけ高いくらい!体型も泰蔵と比べればやせ型だろう!地味な赤の服に青いズボン、裕福そうには見えないしとても、タクシーを常連している感じにも見えないと泰蔵は勝手に思ったが決めつけるのはよくないとすぐ冷静にいつもの慣れた業務対応にはいった!

    泰蔵「ちょっと本降りになってきたね!どちらまで!」

    少年「・・・海まで!」

    泰蔵「ああ!」

    少年「駄目ですか!」

    泰蔵「いや、駄目じゃねえですけど、こんな時間から海なんて、しかもこんな天気な時に、誰か待ち合わせでもしてるんですか!」

    少年「無理なら近くの山でもいいです!」

    泰蔵「はあ、山って!言われてもね!」
    なんだこいつは、さっきから!とんちんかんなオーダーばっか出しやがって、はりたおすぞ!
    泰蔵は、少年の意味の分からない対応に口にでかかった怒りをぐっとこらえる!
    そして、ハンドル横のナビを操作しながら、

    泰蔵「この近くだと、ちょっと外れにハイキング山コースってゆうのならありますね!」

    少年「じゃあそこまで!」
    おいおいおい、大丈夫かこいつ!不良とまではいかねえが、態度いい感じじゃねえし!まさかやべえやつじゃねえよな!そういや、だいぶ前に、タクシー運転手を狙って後ろから刃物で切り付ける悲惨な連続事件があったよな!こいつもその類(たぐい)か!なわけねえよな!
    泰蔵は車を走らせながら、沈黙の続く車内をどうにかかき消そうと、何かと、少年に話題をふろうとする!冷房を強風にしたままだったのを思い出して!

    泰蔵「ああ!そういや寒いですかね!ぬれてるのに、すいませんね私暑がりなもんで!それと、タオルそのはしにある私のカバンに綺麗なの何枚か入ってるから使ってくれていいからね!」
    カバンは座席のはしの下に無造作に転がっていた。
    少年は、たいして反応もせず、下を向いたまま小声で・・・!

    少年「・・・平気です!」
    泰蔵「あと、この花の匂いも、体臭とか臭わないかなと、きつくないですか!」

    少年「・・・!」

    少年はめんどくさそうに下を向いたままそれにはこたえなかった!
    ナイフとか出してこねえよな!泰蔵はそのあともしきりと真上のミラーで後ろの少年の様子を伺いながら、何かと話題をふろうとした。

    泰蔵「お客さん大学生!」
    少年はなんだか質問される事事態がうっとおしそうに!

    少年「受験生です!まだ、高校です!」
    無愛想なやつ、ちゃんと目えみて話さんか!そんなんだと面接おちるぞ!

    泰蔵「じゃあこの夏踏ん張りどころですね!私は、大学行ってないんで、はは、詳しい事は、分かりませんが!」

    ミラーにうつる少年はぼんやり横を向いて窓の外をながめている!
    そんな愛想の悪い態度に泰蔵もしだいにあほらしいとわれにかえり、数分で会話をふるのをやめた!そしてそれから、だんだんと雨足が強くなってゆくなか、1時間半ぐらいたってようやく目的地のハイキングコース近くの山道ののぼりに差し掛かったときには、運転席前のデジタルは午後7時近くになっていた。何だかんだと、天候が悪く安全第一の運転で走ってきたためこんなに遅い時間になってしまった。おまけにすっかり薄暗い!
    ちらりとミラーに目をやると、いつの間にか少年は顔をあげていてまともに目が合ってしまう!服はもう乾いていて、無感動な瞳、どこか氷のような冷たい視線に泰蔵は薄気味悪さを感じてしまい思わず目をそらした。気のせいかうっすら口元に薄ら笑いが浮かんでたような気もした!
    それでも、泰蔵はようやくこれで業務が全部終わると思い、締めの感じで少年に話しかけた!

    泰蔵「お客さん、私、実はいろいろありましてね、今日でこの仕事退職することになったんすよ!で、お客さんが私の運転にのる最後の方ってわけで!なんて言うか、毎日のように乗り回していた車だから、やっぱり自分の車みたいに愛着みたいなものがありますね!」
    自分で言ってて、ちょっとだけ、酔いしれてしまう泰蔵!
    だが少年は泰蔵の話しにはまるで興味なさそうに、下を向いて大きなあくびをしたかとおもうと急に!

    少年「この山もういいんで!どこか別の所、適当に走ってください!」

    泰蔵「なっ!Σ(゚Д゚)」
    こいつけんか売ってんのか!( # ゚Д゚)

    泰蔵「いや、お客さんもうハイキング山すぐそこですけど、ここまで来ていきなり適当にその辺走れって、それはないでしょ!」
    さすがのこの要望には、泰蔵もしびれをきらしたが、

    泰蔵「引き返すのはいいっすけど、その分延長料金かかっちまいますよ!(-_-メ)」

    つい、客を目的地におろす事ばかり考えてた!だいたいそうだろう!よくよく考えて最初からどしゃ降りの中ハイキングの山ってのもおかしな話だろ!職業がらつい客のオーダーにのってしまうわりい癖!俺とした事が!
    既に、4000円の数字を超えているメーター!
    早い話こいつちゃんと、金持ってんのか!つい、素の強い口調が出かけてハンドルを思い切りきりバックしかけた時、突然車の振動と共にがくんと後輪のタイヤに鈍い音が!脱輪か!Σ(゚Д゚)

    細い傾斜の砂利道に滝のような雨!ワイパーもほとんどきかなくなっていた!
    ハイキングコースとはいえ、傾斜の多い道、ひとたびはげしい雨がふれば流れおちてくる水の量は川のように勢いづけてくるだろう!
    なんかやべえ事になったぞ!

    そんな焦る泰蔵とは真逆に後部座席に座る少年は相変わらず冷めた視線で泰蔵をみていてひとごとのような感じだった!

    #くちなしの花! #イラスト #小説 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • くちなしの花!4「やばい乗客!」車を走らせて気分も穏やかにおさまりはじめていた時、突然一本の電話の着信が!泰蔵はスピードをおとしながら周りを確認する!

    泰蔵「はい!( ̄o ̄)」

    そして、すずしげな顔で携帯スマホに出ると、少したじたじした様子の男性事務員の声が・・・。

    事務員「ああ、熊沢さん!鷲見タクシー事務所のものです!業務中申し訳ないです!」

    泰蔵、あきらかに、すました対応で・・。!

    泰蔵「いや、そんで、何か?( `ー´)ノ」

    その反応に事務担当はさらに、言いにくそうな声で・・・。

    事務員「実は先ほど、ちょっと前にでしてね!こちらの事務所宛のホームページへ熊沢さんの、その・どこかのお店でしょうか!大声をあらげていらっしゃる、動画がメールで送られてきたんですよ!」

    大蔵「は、はあ!( # ゚Д゚)」

    いつものくせでつい大声をあげてしまう泰蔵!

    事務員「そ、それとですね、わが社のタクシーに不機嫌に乗りこまれる姿も、バックのナンバープレートつきの画像と一緒に送られてきましてね!これに心当たりあられるかと思いまして連絡させていただいたのですが、」

    さらに声が怒りっぽくなってしまう泰蔵!

    泰蔵「あれは、向こうの接客態度に問題があって、俺も少し声をあげただけで!( # ゚Д゚)」

    事務員も、それいじょうは聞きたくなかったのか、たじたじしながらも、会話をさえぎって!

    事務員「も・申し訳ありません、他にも先ほどからいろいろメッセージがきていまして、流石に画像つきのクレームがいくつも届いてしまわれると、原因はどうであれ、当社の信用もかかってしまうので、上の方からも解雇するようにと直接命令されてしまったんです。これまでも度々ですけど熊沢さんに対するクレームも上がっていましたし!」

    何となく、心当たりがあるのか泰蔵も思わず口をつぐんだ。

    大蔵「ううっ、(-_-メ)」
    ばつが悪そうな、早口で、対応を続ける事務員!

    事務員「幸い会社の方からは、解雇以外特に損害とかの対象からは外されたようで!今日、夜勤まで、シフトを入られてたと思うんですが、これからすぐ、戻ってこられてもしっかりとその分まではお支払いする形となりましたので、後ほどおまちしていますね!」

    そういうと事務員は泰蔵の返事を待たずそのまま逃げるように電話をきってしまった。
    事務所からのいきなりの対応にしばらく、ぼうぜんとしてタクシーを走らせていた泰蔵だったが、やがて数分後われにかえると鬼のような形相へかわりわめきはじめた!

    泰蔵「ああん、くっそお、あいつら余計なまねしやがって、何様のつもりだ!こそこそゴキブリみてえにネットで陰口書きまくりやがって!気色わりい!あれは、完全にてめえらのおち度だろ、ちょっと、俺が声上げたくれえでおおげさに犯罪者扱いで吊し上げして、てめえらは英雄気取りってやつか!ふざけんな!( # ゚Д゚)」

    泰蔵は運転中にもかかわらずお節介にも事務員が送ってきた店での自分の暴言騒動を再生し目を通すとますます怒りが蘇ってくる!1人おかまいなく、がなりちらして、同時に体温も急激にたかまり車内の冷房も強風にして、アクセルも乱暴にふかす!

    画面タイトルやコメントには、「昼間の店内で叫び狂ってた、(俺)何様気どりのいかれクレイジジィ~」「ただただ、迷惑でしかない」「わあ~、こいつの運転マジ暴走しそう、乗りたくねえし」「空気読めねえハゲおやじ、修行僧でもして出直してこいよ!!(笑)」「生まれる時、ゴリラと間違えてねえ( ̄▽ ̄)」「完全、人間終わってるわ~\(^o^)/」・・・!

    泰蔵「けっ!こそ泥どもがなめくさりよって!人に断りもせず誰が盗撮していいって言った?!さんざんこけにして被害者ぶってるてめえらの方が犯罪者だろうが!まじで訴えるぞ!( # ゚Д゚)」

    その勢いで横の助手席に携帯スマホをぼんと投げつけた!
    車内をずっと甘い香りを放っているくちなしの花は今の泰蔵には少しも癒し効果にはならず!
    やり場のないうらみを吐き出しながら、それでも、しぶしぶもと来た道を引き返す泰蔵!再び凄まじく燃え上がった憎しみの感情はおさまらなくて!

    泰蔵「会社も会社だ!何が幸いだ!損害請求される事なんかこっちはなんもしとらんわあほが!ここぞとばかり、鬼の首取ったみたいに!普段から人の顔色ばかりうかがいやがって、前々からクレームがあったならその都度直接言えばいいだろうが!まあ、客に顔でビビられることはあっても、それ以外何もしてねえがな!人のあら捜しするのがそんなに楽しいか!ああ!きさまらも結局みんな一緒なんだよ!いいか悪いかなんて勝手に外面と空気で判断しやがって!( # ゚Д゚)」

    そして幸いにも、事故を起こす事なく昼前ごろ待機していた葬儀会館のある裏道にタクシーで差し掛かった時、助手席に投げ捨てたスマホの画面に午後4時を知らせる青いランプが光った。空は相変わらずどんよりと黒ずんで優柔不断な天気でなかなかほんぶりの雨足にかわらなかったが、今少しずつようやく強くなり始めていた。
    ここまでだいぶ暴走したせいで、多少はストレスの減少にはつながったのか泰蔵の呼吸もけっこうおちつき、ため息まじりで「さみいな(-_-メ)」と、マイペースに、下げすぎた車内の温度を調整しょうと冷房に手を伸ばした。

    が、その時ふいに、走っていた、細い道の横から1人の人間がふらりと現れて来てとっさに、急ブレーキをかけた!

    泰蔵「ああん!なんだあいつは、あぶねーぞ!ちんたらしやがって!ひかれてえのか!( # ゚Д゚)」

    と、車内で声を張り上げて泰蔵は、眉間にしわをよせ思わずクラクションをならそうと構えたが、そのたちどまった少年らしき人物が瞬間こちらに向かって右手をあげたのが窓をたたく雨粒にまじって視界に入ってきたので、思わず手をひっこめた!

    #くちなしの花! #イラスト #小説 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • 両片想いだった頃。
    https://www.pixiv.net/novel/series/9884836
    小説シリーズ「幻想郷に学校ができました」より。
    #東方Project #東方Project(二次創作)
    #霧雨魔理沙 #アリス・マーガトロイド #マリアリ
    #アナログ #色鉛筆 #学生服 #百合
    blackforest1214
  • くちなしの花!3「どす黒い雲!」泰蔵が店内からどすどすと踏みしめるように、暴れ出てくると、空は、すっかり灰色よりもどす黒い雲が覆っていた。
    まだ梅雨開け前。7月初めの、じめじめした蒸し暑い空気!
    時よりちかちかと稲光もして、今にも、大粒の雨がふってきそうな様子に怒りまっくすの泰蔵はまだぶつぶつとお構いなしに、適当に止めてあった、タクシーに乱暴に乗り込もうとドアを開けた。ついでか、ちょうどすぐ横に市が植えたと思われる香臭のかおる、純白のくちなしの花に気づいて・・・。

    泰蔵「こんの、、人の空気も読まんといっつも甘臭っさいにおいばかり放ちやがって!( # ゚Д゚)」

    と、半八つ当たり気味で何本か勢い任せに、ぶっちぎった!
    ちょうどその時蝉が隠れていたのか、一匹の大きなクマゼミが花壇からびっくりしたように泰蔵の顔の前を横切っていった。
    独特のひんやりした水しぶきを噴射しながら・・・!

    泰蔵「ああっ、冷てえ!このばかゼミがっ!きたねえしょんべんぶっかけやがって!今度俺の前に転がっていたらお前ら全部踏みつぶしてやっからな!覚えとけ!( # ゚Д゚)」

    物騒な言葉を大声で吐き捨て泰蔵はそのまま、バーンと勢いでタクシーに乗り込むと、まだ飲みかけの座席横にあったコーヒーボトルの中にくちなしを突っ込んだ!
    どうやらタクシー中の臭い消しがわりに、使っている様子だ。
    そして、ハンドル席横の、デジタル時計が2時半近く過ぎているのを確認すると、
    泰蔵「ったく、あの、たわけらのせいで昼めし食いそこなったわい!( # ゚Д゚)」
    先ほどの店の従業員や客たちの顔を思い出しながら、エンジンを急発進させた。

    そして、マイペースにも、しばらく乗客を探すように走らせていると、
    泰蔵「まあ、結構派手にやらかしちまったけど、二度と行くつもりねえからいっか!」
    苛立ちも時間と共に遠くにぶっ飛んで行くように、顔の表情の険しさも消えて行った。
    同時に、くちなしをさしたボトルの横にはさまっていた食べかけのつぶれた菓子パンの袋に目が行く。
    朝飯にコンビニで買ったやつで、甘すぎて口に合わないと数口で口にするのをやめたアンパンだった。
    泰蔵はそれを恨めしそうに、少しの間、運転と交互に眺めていたが、結局空腹には逆らえず運転中なのにもかかわらずかじりついた。

    泰蔵「まっ、よく味わえば、食えねえ味でもねえわな!( `ー´)ノ」
    相変わらず屁理屈ぐせがしみ込んでいる泰蔵!

    だが、次の瞬間、携帯に一本の会社からの電話に、泰蔵の遠ざかっていた怒りの炎が再び蘇ることになるのだ。((+_+))

    #くちなしの花! #小説 #イラスト #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • RHS夢メモ(仮)・締切りギリギリのギリで書き上げた原稿を「郵送じゃ間に合わない」と自分で出版社に直接持っていくため嵐の中車を走らせる小説家夢主(ジャンルは純愛)
    ・パンクする
    ・電話を借りようと徒歩で近くに建ってる城へ
    ・奇しくも同じく城に助けを求めているカップルと鉢合わせる
    ・本編へ
    いち2@1y1m
  • くちなしの花!2「クレーマー!」葬儀場を離れてしばらくもやもやしていた泰蔵はちょっと時間オーバーしてしまったが、昼の休憩に入る事にした。だいぶ離れた所まできて近くにちょうど良い定食屋がないかと探していると、開店祝いとおおきな垂れ幕がかかった大きな建物がみえてきた。こんな所でオープンしたのか!
    今は一人暮らし、節約がてら、適当に路肩にタクシーを止めどんよりと灰色に変色してきた空の下、泰蔵はその大型スーパーの店の中に入っていった。

    結構、品ぞろえも良い感じで、冷房がしっかりきいた店内を歩いていろいろと眺めていたが、今は勤務中あんまり沢山の品は買えないと思い、とりあえず惣菜屋目指して探していたら、お酒コーナーの前に大量にかごに入っているビール缶を見つけた。只今開店祝い当店一押し半額セールと書かれている張り紙に足が止まる!

    仕事がら、しばらく大好きなお酒類は我慢していたが、つい当店の目玉商品というシールの誘惑に負けてしまい、気づいたら大量のビールを買い物かごいっぱいに放り込んでいた!

    泰蔵「さすがに買いすぎか!まあ、同僚の社員たちにも配ればいいか!普段接点もあまりないが、この顔のせいか変な誤解イメージ抱かれている空気を感じるのもあまり気持ちの良いもんじゃねえしな!(-_-メ)」

    気難しく、一匹狼的な存在の風貌のせいか、しばし泰蔵は裏社会側の人間じゃないかと勘違いされる事があった。度々、乗客からも拒否される事もあって、そのせいであまり泰蔵だけ売上が伸びない状態も続いたりしているが、きちんと毎月、最低賃金だけは払ってもらっているので文句は言えない!というか、社長たちにも、若干恐れられている感じがして幸い、これまで、売り上げの事で文句を会社から言われた事もほとんどなかった。
    泰蔵は、そのあと適当に割引のついたつまみの袋を数種類と、惣菜屋の手軽なおにぎりで節約しようとかごに詰め込むとレジに並ぼうとした。が、予想外にレジには人だかりにあふれていて、すぐに会計が出来る状態ではなかった!
    土曜日か並んでいる間もにぎやかにしている親子連れも多かった!

    気が短い泰蔵も普段ならすぐにほっぽりだす状況なのだろうけど、やはり、大好きなビールには勝てなかったのか、しぶしぶ待つことにした。なかなか列は進まず、そしてようやく、昼休憩から戻ってきたのかお助けのパートの女性らしき人が、水色の涼しいかっこのパート服で小走りに、臨時のサービスカウンターを解放して、客足が進むようになった。

    だが、この時になると、だいぶ短気のしびれをきらしていた泰蔵は一言文句を言わなきゃ気が済まなかったのか、自分の番がくるやいなや、重く引きずってきたビールの詰められたかごをドンとカウンターに乗せると女性店員に大声でがなりちらした!

    泰蔵「遅っせえなあ~、どんだけ待たせるんだ!足が棒になるだろ!ったく!( # ゚Д゚)」

    女性店員「大変ながらくお待たせいたしました!こちらで承ります!<(_ _)>」

    泰蔵「休憩時間なくなるだろ、早くしろたわけ!( # ゚Д゚)」

    女性定員、ちょっとあたふたして・・・!

    女性店員「すみません、お客様ふたたび申し訳ないのですが、こちらの商品は昼1時までのタイムサービスでして・・・!今からだと、すべて定価通りになりますけどよろしいでしょうか!?」

    泰蔵、半ギレ状態で・・・!

    泰蔵「ああん?まだ30分もたっとらんだろ~!よろしくねえわばかやろう!さんざん無駄な時間、またせやがって、客に対する礼儀か、それが!( # ゚Д゚)」

    女性店員、泰蔵の威圧感に動揺しながらも・・・!

    女性店員「それと、こちら、もともとおひとり様2本まででしてお連れ様とかいらっしゃらない場合一度にこんなに、大量なお買い上げは出来ないんですよ!」

    泰蔵「同僚に渡すやつだよ!俺一人で飲むんじゃないわ!」

    泰蔵の後ろの方では、そわそわとばつの悪そうな顔をした客たちが、視線をそらすように、だんまりとこちらの様子をうかがっている。

    女性店員「どちらにしても、一応当店の規則になっておりますので!広告の方にもちゃんと書いてありますし!お客様だけ特別扱いすると他のお客様にも示しがつかないのでご理解いただけたら・・・!」

    泰蔵「知らねえわそんなもんそっちの都合だろ!広告なんかいちいち見るか、このくそ忙しいときに!そのへんの愚痴ほざいて遊んでる主婦と一緒にするな!なにパートの分際があほな事ぬかしとるんだ、さっさと気いきかせて客の要望を優先するのが当たり前だろ!責任者呼んで来い!( # ゚Д゚)」

    女性店員「あいにく今は、他の従業員も手一杯なので、お客様をお相手できないかと!」

    声はかすかに震えながらも、それでも、冷静な対応の女性定員!

    泰蔵「なんだ、そのいちいちしゃくにさわる態度は・・・!バカにしとるだろ!( # ゚Д゚)」

    その瞬間、順番待ちしている、他のお客の中から、パシャっとスマホで撮られる音が・・・!

    泰蔵「誰だ!今、シャッター押したやつ!出てこい!( # ゚Д゚)」

    ぶち切れた泰蔵も、ビール缶を一つかごからつかみ取り乱暴に構えるが!

    泰蔵「なんだお前ら!見物(みせもん)じゃねーぞ俺は!( # ゚Д゚)」

    並んでいる客たちもざわざわと、眉間にしわをよせて曇った表情をしていて・・・!母親の後ろにしがみついて泣きそうな子供まで・・・!

    このままだと、警備員を呼ばれて大げさになりかねないと多少戻りつつあった理性の中、泰蔵もさっしたのか、持っていたビール缶を無造作にかごに戻し店から出て行こうとすると、なおも女性定員が社交辞令じみた言い方をしてきた。

    女性店員「本当に、大変申し訳ございません!お客様、こちらのおつまみでしたら、割引のままお買い上げいただけますが・・・!」

    泰蔵「うるさい!!もうなんもいらんわ!客に恥をかかせやがって、すぐにつぶれるぞ、こんな店!( # ゚Д゚)」

    完全ブチぎれ状態の泰蔵は結局なにひとつ会計もせず大声を張り上げて店を出て行った!

    #くちなしの花! #イラスト #小説 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • 64連載中(35話更新)『勇者にはほしい才能がある(仮題)』とある夢に向かって邁進しつつ魔物退治の旅に出る、声のデカイ奴の話です。
    ※漫画でも小説でもない、独特な形態です
    https://tapnovel.com/stories/24978

    形態: ##tapnovel関連 ##創作漫画  ##お気に入り作品 ##まとめ・シリーズ等 ##感情*怒哀・不穏・恥 ##感情*喜楽・平和
    キャラ: ##[人物]ギンとヒーラー関連

    ※ちなみに、そもそもの発端
    https://galleria.emotionflow.com/45784/454515.html
    どベ3(My art Do not Repost)
  • 2Girls #オリジナル #オリキャラ #創作 #一次創作 #女の子 #ドレス #お姫様 ##薔薇後宮奇譚

    自作小説に出てくるヒロイン三人。左からミュゲ、バイオレッタ、クララ。
    性格はそれぞれ「勝ち気でツンデレ」「天然でおっとり」「落ち着きがあって知的」といった感じです。三人とも全く性格が違うので、表情やしぐさを工夫してできるだけ描き分けてみました。
    二枚目はそれぞれの名前が入った文字入れ版。
    岩城凪
  • くちなしの花!1「ほろ苦い記憶!」こちらも最近描いていたもので、かなりエログロな展開になりそうな予感です!しかもかなりドロッとしています!所々ボールペンの線が残っていてごめんなさい!<(_ _)>

    朝からすっきりしない雲の下で、乗客を待ってるとふいに後ろに小さな人だかりが出てくるのに、気づいた。梅雨明け前には、むさ苦しい黒い服装の群れに、泰蔵(たいぞう59)は見なれた葬式であることがすぐわかる。
    タクシーの基本ポジションが駅前の葬儀会場とゆうのがなんともいえない!
    タクシードライバーの前、少しの間、葬儀屋関係の運転手もしていたが、日々の辛気くささがどうも馴染めなくて、すぐにやめてしまった。
    きっかけはパチンコに明け暮れて、代わりに働かせて無惨にも身体を壊して死んでしまった妻への罪滅ぼしの為だった。
    妻はお世辞で言っても美人ではなく、コツコツ地味なタイプだったから都合もよく私もつい、いい気になって甘えてしまっていたのだ。だから、葬式の時、数少ない妻の親族からは、かなり冷ややかな目でみられ、棺に妻の好きだった着物のひとつも入れなかったなどさんざん嫌味を言われ子供もいなかったため、やつらとはそのまま流れで、縁切りとなった。
    なんせ、気が気かない男だったからな俺は!そのうえ気が短かくて!(苦笑)
    両親も高齢ですでに他界!そんな過去をねちねち思いだしていると、車内ミラーの反射で、背後に白い花束が置かれた棺が運ばれてくるのが見える。位牌を持って現れたのは女性か!その後ろの写真の顔はよく見えないが、それを手に白いセーラー服をきた少女が無表情でたっていた。となると、亡くなったのは旦那さんか!親族もいるのか棺を担いでいる中には魂を抜かれたような顔をしたやつもわずか!
    まあ、あの家族らがこれからどう生きていくのかなんて、俺には関係ないかと感じるも、外の蒸し暑さに負けず、やつらの死んだ目のような湿っぽさは、やはり日本独特な葬儀を思わせぶるせいか、亡き妻の時の葬儀と脳裏に、重なってすごくわずらわしかった。
    泰蔵が眉間にしわをよせていると、ふいに、写真を持っていた少女がこちらを振り向いて、車内上のミラーと目があってしまう!正気のない何かにとりつかれたような疲れた鉛色の目!まったく何を考えているかわからない瞳!泰蔵はうっとおしさを感じ舌打ちで目をそらすとちょうど、タイミングよくゴロゴロと曇っていた空から音が鳴りだした。
    黒い雲が覆う下で、ほとんど客足も見当たらない事を感じた泰蔵はシートベルトを締めなおしその場を後にした!

    #くちなしの花! #イラスト #小説 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • ##魔窟

    オルグエ♀。小説『熱帯夜』のイメージ。
    ポーズはゴダールの『アルファヴィル』オマージュというか。映画の二人も歳の差だし。
    yuritano
  • 七夕 #オリキャラ #創作 
    オリジナル小説「RAY OF LIGHT」のSS用に描きましたです。
    結城朔夜
  • 【アニメ】背後から忍び寄る気配。ストーカーを撃退せよ!!【アニメ】背後から忍び寄る気配。ストーカーを撃退せよ!!【霊能力者のレイちゃんは、ダメ、無能、役に立たない?】


     第9話のサムネです!!
     小説版、漫画版、動画版、ゲーム版があります。


     楓ちゃんに迫る影の正体は?


    #オリキャラ #イラスト
    ピラフドリア
  • 神道!貴弘はもともと真面目だけど、頑固な所もあるせいか、いつもドンと構えている様子が多いです!弱い所をあまり人に見せない性格ですが、高校3年最後の学園祭で、強烈なハプニングがおきます!((+_+))たぶんその絵は描かないかもしれませんがいずれ描くかもしれません!(曖昧です!)

    #潮の鎖! #イラスト #小説 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • 【アニメ】怪盗VS霊能力者。幽霊の力で怪盗を捕まえろ?【アニメ】怪盗VS霊能力者。幽霊の力で怪盗を捕まえろ?【霊能力者のレイちゃんは、ダメ、無能、役に立たない?】


     第8話のサムネです!!
     小説版、漫画版、動画版、ゲーム版があります。


     レイちゃん達の街に怪盗がやってくる!!


    #オリキャラ #イラスト
    ピラフドリア
  • 【アニメ】プールに潜む危険。海面に浮かぶものとは?【アニメ】プールに潜む危険。海面に浮かぶものとは?【霊能力者のレイちゃんは、ダメ、無能、役に立たない?】


     第7話のサムネです!!
     小説版、漫画版、動画版、ゲーム版があります。


     レイちゃん達がプールへ行く!


    #オリキャラ #イラスト
    ピラフドリア