創作SNS GALLERIA[ギャレリア]
新着
デイリーランキング
人気作品アーカイブ
人気のタグ
人気のクリエーター
転載確認β
イラストを魅せる。護る。究極のイラストSNS。
GALLERIA[ギャレリア]は創作活動を支援する豊富な機能を揃えた創作SNSです。
作品を最優先にした最小限の広告
ライセンス表示
著作日時内容証明
右クリック保存禁止機能
共有コントロール
検索避け
新着避け
ミュートタグ
ミュートユーザ
フォロワー限定公開
相互フォロー限定公開
ワンクション公開
パスワード付き公開
複数枚まとめ投稿
投稿予約
カテゴリ分け
表示順序コントロール
公開後修正/追加機能
24時間自動削除
Twitter同時/予約/定期投稿
Twitterで新規登録/ログイン
お気に入り
タグをお気に入りに追加するとここに固定表示されます。他のユーザには公開されません
人気のタグ
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#女の子
#イラスト
#アナログ
#過去絵を晒す
#男の子
#漫画
#想うこと
#巨乳
#ファンタジー
#落書き
#一次創作
#少年
#マンガ
#おっぱい
#制服
#黒髪
#太もも
#BL
#擬人化
#和風
#むっちり
#創作BL
#少女
#ショタ
#水彩
#アナログイラスト
#うちの子
#猫
#お絵描き
#セーラー服
#女性
#美少女
#illustration
#鬼
#色鉛筆
#風景
#絵
#腐向け
#モノクロ
#男性
#デジタル
#美女
#かわいい
#水着
#らくがき
#女学生
#萌え
#抽象画
#オリジナル
お気に入り
Mute
新着
人気
ユーザ
2--剣と魔法のトランスパートナー
「ここが『黄昏の屍』、……か」
「……」
黄色く紅葉した大樹が、落ち葉を降らせる黄金の森。「仮」パートナー契約を済ませた俺達二人は、早速ダンジョンに降り立っていた。
ざまぁみろ、幼馴染&友人T。やはり俺様が天才でモテモテなのに間違いはなかったのだ。今はまだ仮契約だが、ダンジョンでいいとこ見せて夜にはオシャレなBARで告白だ。そして彼女と幸せな家庭を築くんだ。
「ここにも世界樹の種があったようですね」
「ん? あ、そうだな」
ダンジョンの真ん中に聳える、ひと際大きな大樹を見上げる。ウートガルズの種と同じかそれ以上だろうか、――昔はここにも人の暮らす町があったのかもしれない。木の葉に埋もる森を見ながらそう考える。
「どうにかして見返して……」
「? ……何か言ったか?」
「いえ、日が落ちる前に探索しましょう」
枯れ葉の重なる地面を踏み締めると、スポンジの上を歩くようにふわりと宙を浮かぶ心地がする。
パートナー契約は互いの命を半分ずつ、預けあう「制約」だ。契約を結んだ二人は、互いの傷に応じ行動に制限がかけられる。早い話、パートナーが怪我を負えば自分にもリスクが返ってくる、ということだ。無理はせず、自分の身の丈に合ったダンジョンに潜れということなのかもしれない。
「足場が悪いな、転ぶなよ」
「さ、さすがにこんな何もないところでは転びませんよ」
普段友人に言うように言葉がついてしまったが、確かに未開の土地土地を探索する冒険者に、木の葉に滑って転ぶななんて忠告は今更過ぎる。しかし例の彼は、何度同じダンジョンに通い詰めても「こんなところで転ぶわけないだろ」と宣いながらすっ転んでいたのだが。
「ほらっ、見て下さい!」
森を歩くには不向きであろう白いパンプスでくるくると回って見せる彼女。貝殻のように滑らかに光る靴が地面を蹴る度、シルクのワンピースが風に舞う。
「ほら……ひゃぁっ!」
薄紅色の唇がこちらを向き手を振り上げた瞬間、朝露に濡れた木の葉が地を滑り、彼女の体が傾く。
「あ、ぶな……!」
倒れてしまう。そう思った時にはもう手を伸ばしていた。
細い腕を引くと彼女の軽い体が自分の胸に飛び込んでくる。地面から蹴り上げた木の葉光を反射し、白いローブに光を落とした。
「ご、ごめん、なさ……っ!」
「い、いや! 俺の方こそ……悪い」
彼女の体を起こし地面に立たせると、一歩、二歩と下がる。
やっぱり花の匂い……ではなく、今のは流石に距離を詰めすぎたかもしれない。女の子の手を握るのは初めて……ではなく、馴れ馴れしいだとかセクハラだとかあらぬ誤解を受けてはなかろうか。
違うんだ。俺様は初めてのデートから夜景の綺麗な公園でのファーストキッスまで完璧なプランを考えていた訳で、これは事故でやましい気持ちはなかったんだ。
「ありがと……ございます」
何を考えているのか、下を向いたまま袖を引かれる。とりあえず怒っている様子ではなさそうだ。
「……早く行きましょう」
「あ、あぁ……」
どのように返したらいいのかも分からぬまま、彼女の後に続く。
会話が途切れると、虫の音も、鳥の声も聞こえない。木漏れ日が金色に染める森は美しくもあるが、魔物どころか虫の一つも出ないダンジョンは、まるで死んでいく世界のようで気味が悪くもある。
「君は、何と言うんだ」
ダンジョンの様子を窺うのは止めて、彼女の背中に問いかける。決して君のことがもっと知りたいだとか、俺の名字と合わせるとどうなるだろうだとか、そんな下卑た考えで聞いてる訳ではなくて、やはり、危険なダンジョンを探索するにはお互いのことをもっと知っておくべきだし、名前の一つも知らないというのは逆に問題あるのではなかろうか。
「名前……ですか?」
足を止めた彼女が俺の目を見て、やっぱり足元へ視線を戻す。
「えっと……、その、……フレイヤです」
何か考えるように言葉を詰まらせるが、その後に続いたのは美の女神の名前だった。
「フレイヤ! この世で一番美しい女神様の名前なんて、君にぴったりな名前じゃないか!」
「……神に向けて様だなんて、変わった人ですね」
名は体を表す。彼女――フレイヤの母は預言者に違いない。
「神も何も、フレイヤ様だけは特別だ! なんたって君の……」
「その話はいいから、早く進みましょう。このままでは日が暮れてしまいます」
「いや待ってくれ、俺の名前は……」
「知ってますよ」
引き留めようと伸ばした腕を、今度は軽く払われる。
「『霜の大魔導士様』、ですよね」
「いや、それは……」
くすくすと、いたずらっぽく笑う彼女。言っていることは正しいのに、何故か他意がある気がする。
「あぁそうだ! 俺様は女神以外は全て持っている、大魔導士様だ!」
俺が言いたいのはそういうことではなく、もっと親し気にすーくんとか呼んで欲しいとか、今も昔も人生のパートナーを募集中だとか、みそ汁は豆腐のものがいいだとか、俺は魔導士だけど君は何が出来るかだとかな訳で。
「大魔導士様! 敵です!」
そう、例えるならば、この様に狼の群れに囲まれた場合どう対処しようか、という話な訳で。
さぁ、どうしようか。
#創作
#オリジナル
#小説
##剣と魔法のトランスパートナー
##2017年6月
「ここが『黄昏の屍』、……か」
「……」
黄色く紅葉した大樹が、落ち葉を降らせる黄金の森。「仮」パートナー契約を済ませた俺達二人は、早速ダンジョンに降り立っていた。
ざまぁみろ、幼馴染&友人T。やはり俺様が天才でモテモテなのに間違いはなかったのだ。今はまだ仮契約だが、ダンジョンでいいとこ見せて夜にはオシャレなBARで告白だ。そして彼女と幸せな家庭を築くんだ。
「ここにも世界樹の種があったようですね」
「ん? あ、そうだな」
ダンジョンの真ん中に聳える、ひと際大きな大樹を見上げる。ウートガルズの種と同じかそれ以上だろうか、――昔はここにも人の暮らす町があったのかもしれない。木の葉に埋もる森を見ながらそう考える。
「どうにかして見返して……」
「? ……何か言ったか?」
「いえ、日が落ちる前に探索しましょう」
枯れ葉の重なる地面を踏み締めると、スポンジの上を歩くようにふわりと宙を浮かぶ心地がする。
パートナー契約は互いの命を半分ずつ、預けあう「制約」だ。契約を結んだ二人は、互いの傷に応じ行動に制限がかけられる。早い話、パートナーが怪我を負えば自分にもリスクが返ってくる、ということだ。無理はせず、自分の身の丈に合ったダンジョンに潜れということなのかもしれない。
「足場が悪いな、転ぶなよ」
「さ、さすがにこんな何もないところでは転びませんよ」
普段友人に言うように言葉がついてしまったが、確かに未開の土地土地を探索する冒険者に、木の葉に滑って転ぶななんて忠告は今更過ぎる。しかし例の彼は、何度同じダンジョンに通い詰めても「こんなところで転ぶわけないだろ」と宣いながらすっ転んでいたのだが。
「ほらっ、見て下さい!」
森を歩くには不向きであろう白いパンプスでくるくると回って見せる彼女。貝殻のように滑らかに光る靴が地面を蹴る度、シルクのワンピースが風に舞う。
「ほら……ひゃぁっ!」
薄紅色の唇がこちらを向き手を振り上げた瞬間、朝露に濡れた木の葉が地を滑り、彼女の体が傾く。
「あ、ぶな……!」
倒れてしまう。そう思った時にはもう手を伸ばしていた。
細い腕を引くと彼女の軽い体が自分の胸に飛び込んでくる。地面から蹴り上げた木の葉光を反射し、白いローブに光を落とした。
「ご、ごめん、なさ……っ!」
「い、いや! 俺の方こそ……悪い」
彼女の体を起こし地面に立たせると、一歩、二歩と下がる。
やっぱり花の匂い……ではなく、今のは流石に距離を詰めすぎたかもしれない。女の子の手を握るのは初めて……ではなく、馴れ馴れしいだとかセクハラだとかあらぬ誤解を受けてはなかろうか。
違うんだ。俺様は初めてのデートから夜景の綺麗な公園でのファーストキッスまで完璧なプランを考えていた訳で、これは事故でやましい気持ちはなかったんだ。
「ありがと……ございます」
何を考えているのか、下を向いたまま袖を引かれる。とりあえず怒っている様子ではなさそうだ。
「……早く行きましょう」
「あ、あぁ……」
どのように返したらいいのかも分からぬまま、彼女の後に続く。
会話が途切れると、虫の音も、鳥の声も聞こえない。木漏れ日が金色に染める森は美しくもあるが、魔物どころか虫の一つも出ないダンジョンは、まるで死んでいく世界のようで気味が悪くもある。
「君は、何と言うんだ」
ダンジョンの様子を窺うのは止めて、彼女の背中に問いかける。決して君のことがもっと知りたいだとか、俺の名字と合わせるとどうなるだろうだとか、そんな下卑た考えで聞いてる訳ではなくて、やはり、危険なダンジョンを探索するにはお互いのことをもっと知っておくべきだし、名前の一つも知らないというのは逆に問題あるのではなかろうか。
「名前……ですか?」
足を止めた彼女が俺の目を見て、やっぱり足元へ視線を戻す。
「えっと……、その、……フレイヤです」
何か考えるように言葉を詰まらせるが、その後に続いたのは美の女神の名前だった。
「フレイヤ! この世で一番美しい女神様の名前なんて、君にぴったりな名前じゃないか!」
「……神に向けて様だなんて、変わった人ですね」
名は体を表す。彼女――フレイヤの母は預言者に違いない。
「神も何も、フレイヤ様だけは特別だ! なんたって君の……」
「その話はいいから、早く進みましょう。このままでは日が暮れてしまいます」
「いや待ってくれ、俺の名前は……」
「知ってますよ」
引き留めようと伸ばした腕を、今度は軽く払われる。
「『霜の大魔導士様』、ですよね」
「いや、それは……」
くすくすと、いたずらっぽく笑う彼女。言っていることは正しいのに、何故か他意がある気がする。
「あぁそうだ! 俺様は女神以外は全て持っている、大魔導士様だ!」
俺が言いたいのはそういうことではなく、もっと親し気にすーくんとか呼んで欲しいとか、今も昔も人生のパートナーを募集中だとか、みそ汁は豆腐のものがいいだとか、俺は魔導士だけど君は何が出来るかだとかな訳で。
「大魔導士様! 敵です!」
そう、例えるならば、この様に狼の群れに囲まれた場合どう対処しようか、という話な訳で。
さぁ、どうしようか。
#創作
#オリジナル
#小説
##剣と魔法のトランスパートナー
##2017年6月
沙々木ながれ
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
創作キャラ
鍵山/Clave
碧
#オリキャラ
#創作
#女の子
#オリジナル
asuya_paint
8
テスト
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
#過去絵を晒す
#女の子
krhr104
黒
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
#女の子
大和クロト
清廉
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
#過去絵を晒す
#女の子
大和クロト
これは愛しい人に手を伸ばした「結果」の物語
自作ゲーム「愛しいキミに手を伸ばし」
【ブラウザ版】
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm6132
【DL版】
https://kaeruotaku.booth.pm/items/881168
#創作
#オリジナル
#自作ゲーム
椎菜葉月
すみどらちゃん
#オリキャラ
#オリジナル
#女の子
DiscordのBOTサービスのマスコットキャラ"すみどらちゃん"
キャラデザしました♪
架空電線
#オリジナル
#女の子
#創作
#オリキャラ
#過去絵を晒す
Natsuki
ラクガキ18,2,18
おでかけ
#落書き
#オリジナル
#創作
#女の子
#傘
#アナログ
##ラクガキ
準
A mon seul désir
#創作
#オリキャラ
#オリジナル
#過去絵を晒す
#わが唯一の望み
mitara080canco
くろすけとパンケーキ
学生時代の課題で描いたもの(多分)
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
#過去絵を晒す
水無瀬よる
10
厨二病は治らないッ!
手書きブログギャラリーにUPしていたイラスト4枚(ギャラリーのサムネイルよけに描いた前ふり除く)お題あみだテンプレお借りしました。大したことはありませんがネタ的にややエログロ傾向かも
#創作
#オリジナル
#ホラー
#昭和
#セーラー服
#学ラン
#包帯
#眼帯
#けも耳
#和服
#欠損
#座敷牢
#手書きブログ
##手ブロlog
##覡中劇
##覡中劇パラレル
今井浄御
試練の山
頂を目指して
#オリジナル
#創作
#抽象
#デザイン
Cossack
白狐🦊
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
鍵山/Clave
694_iceiceice
694_iceiceice
http://asakiyacai.tumblr.com/
http://pixiv.me/asakiyacai
#創作
#オリキャラ
#過去絵を晒す
#オリジナル
#ねこ
#猫
#アイス
#icecream
#イラスト
#illustration
あさきやかい
あけび
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
#男の子
#看板息子
大福黒団子@絵仕事募集中
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
#過去絵を晒す
#女の子
##創作
vesper
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
#過去絵を晒す
##創作
vesper
太陽系
#オリジナル
#創作
mizushi
うちの子
#創作
#人外
#オリジナル
碧鬼
45
#世界系ガールHS
セルフ二次創作オールキャラ学パロ
描いた順に更新してるので時系列はバラバラ
ちょっとした設定まとめ:
https://www.uchinokomato.me/wikis/4234
#オリジナル
#創作
#百合
中野要香
ローマンス
少年の唇はセルリーの香
少女の頬はつめくさの花
Keolg Kohl. ぼく永久に
あなたへ忠節をちかひます
(宮沢賢治「ローマンス」より)
#オリジナル
#イラスト
#水彩
#ファンタジー
2016年8月制作 / 透明水彩、アルシュ紙
2016年8月 ARTs*LABo「輝石展」出展
2017年2月 ギャラリーモノコト「LOVE展」出展
はにみ
17
恋ノア
#オリジナル
#創作
#女の子
##カミサマとボクと
中野要香
わたしのおさんぽ、ひみつのみち
#オリジナル
#イラスト
#水彩
#女の子
2018年5月制作 / 透明水彩、ウォーターフォード紙、アクリルガッシュ、アクリル板
はにみ
18
#オリジナル
#創作
##イギリスマフィア
中野要香
Urashima
#オリジナル
#イラスト
#水彩
#女の子
2017年7月制作 / 透明水彩
2017年7月 Pico.「深海展」出展
はにみ
18
歌刀戦記(2015)
八城燈我と南條冬生のまとめ
世界観元:
https://utakatasenki.jimdo.com
#オリジナル
#創作
##歌刀戦記
中野要香
なんにもわるいことなんてしてない
#オリジナル
#イラスト
#水彩
#女の子
#制服
2017年4月制作 / 透明水彩、ウォーターフォード紙
2017年4月 ARTs*LABo「制服幻象展2017」出展
はにみ
9
かみかの
#オリジナル
#創作
#百合
##かみかのかくし
中野要香
レモネード
#オリジナル
#イラスト
#水彩
#女の子
#浴衣
2017年5月制作 / 透明水彩、マーカー、ウォーターフォード紙、アクリル板
(半立体作品)
2017年6月 箱の中のお店「花色金魚想」出展
はにみ
2
迎春2017
#オリジナル
#イラスト
#水彩
#女の子
#和風
2016年12月制作 / 透明水彩、ウォーターフォード紙
個人年賀状に使用
はにみ
26
no title
#オリジナル
#創作
##無題
中野要香
レンゲソウ
#オリジナル
#イラスト
#水彩
#女の子
2016年3月制作 / 透明水彩、アルシュ紙
はにみ
青藍記
#オリジナル
#イラスト
#女の子
#水彩
#和風
#制服
2016年3月制作 / 透明水彩、アルシュ紙
2016年4月 ARTs*LABo「制服幻象展」出展
はにみ
17
ひめクロ
セルフクロスオーバー
#オリジナル
#創作
##世回転界クロジカル
##こばやしのおひめさま
中野要香
#創作
#オリジナル
雨色。
18
こばひめ
おにロリ創作を作ろうと思っておにロリになりそこなった何か
#オリジナル
#創作
##こばやしのおひめさま
中野要香
男と影と
影に殺される夢を見た。
毎日毎日、繰り返し見た。
段々とそれが本当なのではないかと
現実よりも真実なのではないかと思って
汗みどろになって考えた。
「殺されたくない」
「殺されたくない」
必死になって助かる方法を考えた。
それで、そんな夢見がちで臆病な彼は
いっそ影を自分から殺してしまえ、と思ったらしい。
それで、ある秋の夕暮れ時に長く長く伸びた影に、ぐさりとナイフを突き立てた。
影ば悶え苦しみながら小さく言った。
お前が俺を殺したその時から、俺はお前でなくなった。俺は殺されて初めて俺になったよ。
お前が世界の客になる日も、そう遠くは無いぜ。
そして次の日から、彼に影は無くなった。
彼は影の最期の言葉を不安に思いながらも、それ以外は心安らかに暮らしていた。
なあに、あんなのは末期の強がりさ。
そう思って、幸福をこれでもかと享受していた。
不安も薄れ、平和が続いたとある日の事、夕暮れ時に影を殺した道を通った時だった。
前から歩いて来る、真っ黒な奴が居る。
彼とそっくりの背格好をした、陰鬱で凶暴な気配のする男だ。
「やあこんにちは、俺を俺にした者よ」
男は笑ってそう言った。彼はその男の正体に気付いて震え上がった。
「お前は俺を世界の主にしてくれた。だからお前は世界の客になる。今までと入れ替えさ。さあ、お客人は世界にあれこれ口出ししちゃ失礼だろう」
そうやって、彼は胸にぐさりとナイフを刺された。どばどばと溢れる血は、地面を真っ黒に染め上げた。男はにやにやと笑いながら、そのまま凝っと血を見つめていた。
やがて、そろりと歩き出すと、血は影になって彼の足元にへばりついた。
#創作
#オリジナル
***
Tumblrから。
影に殺される夢を見た。
毎日毎日、繰り返し見た。
段々とそれが本当なのではないかと
現実よりも真実なのではないかと思って
汗みどろになって考えた。
「殺されたくない」
「殺されたくない」
必死になって助かる方法を考えた。
それで、そんな夢見がちで臆病な彼は
いっそ影を自分から殺してしまえ、と思ったらしい。
それで、ある秋の夕暮れ時に長く長く伸びた影に、ぐさりとナイフを突き立てた。
影ば悶え苦しみながら小さく言った。
お前が俺を殺したその時から、俺はお前でなくなった。俺は殺されて初めて俺になったよ。
お前が世界の客になる日も、そう遠くは無いぜ。
そして次の日から、彼に影は無くなった。
彼は影の最期の言葉を不安に思いながらも、それ以外は心安らかに暮らしていた。
なあに、あんなのは末期の強がりさ。
そう思って、幸福をこれでもかと享受していた。
不安も薄れ、平和が続いたとある日の事、夕暮れ時に影を殺した道を通った時だった。
前から歩いて来る、真っ黒な奴が居る。
彼とそっくりの背格好をした、陰鬱で凶暴な気配のする男だ。
「やあこんにちは、俺を俺にした者よ」
男は笑ってそう言った。彼はその男の正体に気付いて震え上がった。
「お前は俺を世界の主にしてくれた。だからお前は世界の客になる。今までと入れ替えさ。さあ、お客人は世界にあれこれ口出ししちゃ失礼だろう」
そうやって、彼は胸にぐさりとナイフを刺された。どばどばと溢れる血は、地面を真っ黒に染め上げた。男はにやにやと笑いながら、そのまま凝っと血を見つめていた。
やがて、そろりと歩き出すと、血は影になって彼の足元にへばりついた。
#創作
#オリジナル
***
Tumblrから。
ほしなみ
2
SS名刺
SS名刺メーカーさんで作った短文画像から、気に入っているものを。
#創作
#オリジナル
#詩歌
ほしなみ
884
885
886
887
888
889
890
891
892
Copyright(C) 2010-
pipa.jp
カテゴリタグ(マイタグ)・コマンドタグをはじめとした各種機能は特許出願中です. 当サイトの各種技術・コンセプト・デザイン・商標等は特許法、著作権法、不正競争防止法等を始めとした各種法律により保護されています。
利用規約
ガイドライン
プライバシーポリシー
公式Twitter
お問い合わせ(要ログイン)
スマートフォン版
日本語
English
手書きブログ
GALLERIA
ポイピク