「ママにバレる前にもう一度、シャワー浴びてきなさい」
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ナラ
カンナビの姉の狼人女性。
現在はカンナビの外見が追い付いており、年子くらいにしか見えないものの実際は30離れている。
カンナビが生まれた頃にはすでにアルカディアで仕事をしていたナラは、自分とは育ちも親からの扱いも性格も全く違う弟との接し方がよく分からず、避けるとまではいかないものの、あまり会話をしないで過ごしていた。
そんなおり、自分の友達と肉体関係を持ったカンナビに気付く。
(この時点では)カンナビと仲良く…はないけれど、相手がちょっと心配な子だったので、ちょっと弟の心配をし始める。自分も姉なんだなと自覚。
メリッサ
黒髪の狼人女性。ナラの友達で、カンナビの初体験、初恋の相手。
親同士が友人で、ナラより数年あとに生まれた。家族ぐるみで仲良がよかったが、16歳頃に両親が他界。
アルカディアにはナラより先に所属。
中学生だったカンナビはメリッサと付き合ったわけではなく、セックス(と煙草)を教えてもらった。
高校進学を機にカンナビはアラスカを出たので、メリッサはそれっきりと考えていた。
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青いカンナビ(高校生、夏休み)
高校に進学しても、やはりメリッサのことが好きだと思ったカンナビ。餞別にもらった煙草の最後の2本は、メリッサと吸いたいと残した。(メリッサとのセックスのあとは二人で煙草を吸っていた)
ホリデーには戻るものの、自分はまたアラスカを離れる。カンナビはメリッサの気持ちが自分にないことが分かっていた。片思いは承知で、初恋のひとと最後の思い出がほしかった。
再会したメリッサも、不覚をつかれ、お互い最後のつもりでセックスをした。
(煙草の味がもつのは環境によって変わるけどだいたい6~10ヶ月)
最後の1本を灰皿に消し、それまで代わりに吸ってた煙草を箱ごとゴミ箱に放るメリッサ。
「煙草はもうやめるよ。私の好きなひと、煙草嫌いなんだ」
「…うん」
「ごめんね?」
「いいよ」
「(あんたの優しさを利用しちゃって、)…ごめんね。」
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メリッサはレズ寄りのバイセクで、その後ナラと付き合い、現在もその関係は続いている。
そして、今も喫煙者😃🚬
大人になったカンナビ、自分も彼女の影響で吸い続けているため一度笑いながらつっこんだものの気にしてない。
アルカディアで(ナラとメリッサが付き合ってるのをカンナビが受け入れてからの)久しぶりの再会
「(煙草)やめなくてもいいから、本数を減らしてって言われてさ」
(ああ、俺もきっと同じことを言っただろうな)
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(会ってる女の子が複数いても)初恋のひとに男として女の子に紹介してもいいかなーと評価されたのが嬉しい気持ちと、ちょっと複雑な気持ち。
メ「男の子なんだけど」
カ「そうきたか…」
女の子じゃなかった。
カンナビ「…………。ーーま、会うのはいーぜ。友達になれるかもしれないもんな」
カンナビが好きなのはセックスじゃなくて、メリッサだったんだよメリッサ~😢
メリッサも分かってるはずだったのに、何年も経ったからね…😢
カンナビも、もう大人だから失恋相手に無神経なこと言われてもちょっとおセンチになるだけで、泣いたり他の女に慰めてもらうってことはない。
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ナラは男性経験がない。そしてガチレズではなく、メリッサと別れたら恐らく男性と付き合うストレート。カンナビ的に(ナラがレズじゃないのにメリッサがナラを選んだことが)きついのでそこは姉にガチレズであってほしかったとちょっと凹んだポイント。
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カンナビの恋、遠距離だったこと、タバコの銘柄が廃止になったこと、狼人で寿命が長いおかげで、フラれた上に姉と竿姉弟になって相手と義姉弟になる未来も受け入れられたけれど、
普通に人間に生まれてて今28歳だったら、他の女と遊びながらもまだ未練あると思う。
人間より若い間にたくさん楽しめて苦しんで悲しんでを経験して、成長して再会して、傷を癒されて。
初恋があんたで辛かったけれど、誰よりも特別で、想像した形とは違っても、(将来は義姉弟という形で)家族になれることが嬉しい。
今は、メリッサとあいさつで頬を寄せあうとこっそり照れくさいけど、悪い気分はしない。
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姉が弟の初体験を見抜いたように、カンナビも薄々気が付いていた。高校を出てからはほとんど家には帰らず、長らく戸惑いこそしたものの、姉と初恋のお姉さんが付き合っている事実を受け入れ、今は応援している。「身内にいる」というきっかけ?があるため、同性愛に偏見はない。
(初恋のひとが自分の実の姉が好きで自分は当て馬だったことがショックだったため、メリとナラに関しては同性愛への偏見以前の問題だった)
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最後の2本の時にメリッサに言われた「あんたは優しいね」の言葉は、カンナビにとって強力な言霊だった。好きだと告白したい青いカンナビに対し、あんたに告白されても、私はその気持ちに応えられないから私は困るんだよ、私を困らせることは言わないでね、という、ずるい大人の牽制の言葉。
性転換
ナラ男とメリッサ♂
ナラ男とナビ
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色々書いたり描いているけれども、過去を堀り下げてるだけで、現在のカンナビはナラと普通にお互いリラックスした状態で良好な関係を築いている。メリッサとも。
いつかの朝
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私はカンナビにタバコやめてほしいマジで 本人は初恋ひきずってるつもりなかろうが、吸い続ける限り引きずってるだろって思う🚬 新しい恋をするまで無理🚭ーーー
いやもうさすがに引きずってないわ!!何十年前だよ!煙草はやっぱただの習慣。
普通に仲良し!!!!はい。
メリッサに教わった喫煙、最初は「セックス後に吸うのがおいしい」という大人の嗜みなんだと思っていた。大人になって、本命とじゃないセックス後の虚無感を消費するための(時間つぶしの)手段だったのだと気付く。あのひとはこんな気持ち吸ってたのか。ああ俺は本当になにも知らないこどもだった。
特別やめる理由もないんだよなぁ…それに禁煙=禁欲と一緒かもしれない…
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喫煙所で愚痴を聞くこともあるのかな という絵
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メリが…カンナビに…「ナラと別れるかも」と、苛立ち気味に愚痴ったら…ナビは…「別れてから言って」「それを俺に話すのは卑怯だ」と…機嫌悪く…返すのを我慢して…黙って愚痴を聞くんだろうな………お前って奴はよぉ………
頼む、メリ…一度でいいから…ナラと喧嘩というか、ナラの融通のきかなさにイライラしてカンナビと浮気してくれ…いや実際は絶対カンナビが拒否する(自分が惨めだから)しメリがカンナビに浮気することなんてないんだけれど、私が見てぇ……頼むよ……惨めなカンナビが見てぇんだ………
何度考えても、現在のナビは、メリのことが好き"だった"であって、メリに何言われても断れる男なんだなぁいやメリも何も言わないからそもそも断ることがないんだけど何か言ってくれーー!あーーーん!!カンナビを傷つけたい!惨めにさせたい!!でももう大人だからそうならない
ナラとうまくいってないメリが、ナラ(女)じゃ物足りないって言ってナビの反応を試そうとして、ナビはメリのことは抱けるけど姉と付き合ってるんだから浮気になるそれはナラにも自分のためにも二度としたくないしメリにもそんなことしてほしくない。とにかく悔しい。
何が悔しいって、惚れた女を抱けるチャンスなのに、相手は姉と付き合ってるだとか自分は当て付けなのだとか弟と浮気されるなんて姉がかわいそうだとかここで相手したら自分が惨めだとか、このひとの前だとそれらを真面目に考えてしまう時点で自分には迷いがあるんじゃないかとか、それら全て見透かされ、結局断ることすらわかった上で誘惑されていることが悔しい。いっそ、自分は生まれる性別を間違えたのかと思う。メリとナラのケンカに巻き込まれると、最悪の気分になる。女抱かなくてもタバコが増えるナビ
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複雑な面持ちでメリを抱くナビが見てぇーーー!!頼むよメリ…ナビ…無理か…そうだよな…カンナビにとっちゃ終わった恋だもんな…私が見てぇからなんとか理由をこじつけたいだけなんだよなぁ…
生まれる性別間違えたっていうのは別に女に生まれてたところで、ナビが女だったらメリと付き合えたという話ではなく(相対的にナラが男に生まれてメリと付き合う)、女は恋を上書き保存、男は名前をつけて保存っていうようにもっと楽に生きれたろうに、というね!!!!!!!
恋は焦がれる、相手から何か求めることで、愛は相手に何かを与える
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ナビには二人のセッフレ狼人女性がいる。名前はアイズとサンセット。
お互い、本命が出来たらお祝いしようねと話してるくらいくだけた仲。
カンナビは恋愛NGにしたからよっぽど私の気が変わらない限り本命は一生できない。
オオカミは真偽はともかくめっちゃ愛情深くてパートナーは生涯一人だとよく聞く。
アイズもサンセットも大事なひとを失っている。3人ともそれぞれ悲しみは乗り越えてる大人だけど、なかなか次の恋が巡ってこない・けど満たされない性欲・狼人事情などなどがあって都合がいい。
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Twitterで、タバコ吸うキャラはなんたらかんたら~っていうのを見て描いたけど、なんだったか忘れたためさっぱり分からない