【こわい話してこうぜ】写りこんだ肌色【No.1】【注意】
この作品は
【こわい話してこうぜ】事の始まり【No.0】の続きになります。
事の始まりを読んでから読んで頂く事をお勧めします。
また、以下の事項が含まれます。
・安定の神々登場率
・捏造
・キャラ崩壊&キャラブレ
・モブ
・一話が短い
・その他諸々場合によって増える
大丈夫な方のみどうぞー。
APOLLON
さてさて~厳選なるくじ引きの結果、一番初めに話をしてくれるのは誰かな~~
ATHENA
わざわざくじまで作ったの……。
ARTEMIS
凄くしたかったのが分かって何も言えないです。
APOLLON
よしっ!決まったよー!!
今からくじで当たった人に通話するから、マイクに向かってしゃべらなくてもいいから通話を取ってボクの指示を聞いてね。
♪♬♫♩~♪♬♫♩~♪♬♫♩~♪♬♫♩~
プツッ
「はい」
「あ、もしもし? 君に最初に話してもらうことになったんだけど、その時はチャット画面に話をする感じで書いていってね。これは他の人たちにも伝えておくから。 あと、匿名にしたい場合は先に匿名にしてから話し始めるといいよ。それじゃあ、一話目、張り切っていこうか!」
「わかりました」
プツッ
「……さて、何話すかな……」
MALCOLM
書き込み失礼します。
トップバッターに選ばれたってことで、ハードルもそこまで高くないから気楽に書いていきます。
短いけれど一応、おれの実話です。
あれはおれが課題をスキャナーでパソコンに取り込んでいる時でした。
いつも通り読み込んでパソコンで範囲を決めてスキャン、といった作業を繰り返していました。
けどその時は取り込む量が多くて少しでも時間短縮をするため、普段ちゃんと閉めていたスキャナーの蓋を閉めずにしていたんです。
そしたらしばらくしてパソコンで範囲選択をする時に違和感を覚え始めました。
何かと思って見てみると、スキャンしている紙以外に、何か肌色の物が映り始めたんです。
しかもスキャンするたびにどんどん肌色の範囲が広がってるんです。
勿論スキャナーの上には紙以外おいていませんでしたし、紙を手で押さえるなんてこともしてなかったんです。
不思議に思いながらもずっと続けていたら、肌色の物に変化がありました。
肌色の面積が広がってる中に、黒い線と面積が加わっているんです。
そしてこの時、なんとなくその正体が予測出来てました。
肌色の輪郭はゆるやかに楕円……というか、おそらく卵型の曲線を描いていたんです。
耳……に当たる場所は分からなかったけれど、あれは人間の顔だと思ったんです。
その事に気付いた瞬間、パソコンに映し出されたスキャン範囲の設定画面で黒い線が真ん中から二つに開きました。
目が、まるで画面越しにおれを見る様に見開かれていました。
おれは怖くなって、作業を中断してパソコンも消しました。
それ以来、どんなに面倒でも、ちゃんとスキャナーの蓋をするようにしてるんです。
次、もし蓋をしないでスキャンしたらどうなるか考えると怖いので。
……つまらない話ですが、おれからは以上です。
APOLLON
いやあ~、トップバッターで実話とか既にインパクトあるね!
面白い話をありがとう!
今は蓋をしてれば見えないのかい?
MALCOLM
はい。
今の所あれから顔は見ていません。
ANNABETH
マルコム、いつそんな体験してたの?
MALCOLM
わりと最近だよ。四カ月ほど前。
あの時は本当びっくりした。
家だったからアナベスたちにどうしようか聞きたくても聞けなくてさ。
丁度いい機会だからと思って今話したんだ。
ANNABETH
そう…、もしまた何かあったらその時は言ってね。
MALCOLM
うん、そうするよ。
ありがとうアナベス。
APOLLON
話は済んだかな?
それじゃあ、次の人ー!
【あとがき】
さて、ようやくかけた一話目ですがしょっぱなから
「ホラー #とは」みたいな感じで全然怖くないですね!!^q^
すません!!
でもこの間私自身がスキャンしててうっかり自分の紙を抑えてる指をスキャンした際に写ってるのを見て
これ顔だったら凄く怖いんだけど…ってなったのでこんなお話になりました^q^
マルコムすまぬ……!!
さてさて、次回はどなたになるのでしょうか。
神聖なるくじ引きの結果に身を委ね次の話をゆったり考えようと思います。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
次話ももしよろしければ読んで頂ければ幸いです♪(´∀`*)