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    神塔短歌神塔短歌夜クン短歌神塔短歌
    新しいシャツに袖通し自らの手で正す襟あなたがいない  二十五日の夜

    安心して眠ってください誰も手を出せませんからそう僕でさえ  二十五日の夜

    安いウナギ皆で食べると美味しいと君が言うから旨かったのに  クン・アゲロ・アグネス

    岩肌の硬さに目覚め思い出す君の寝ぐせのくすぐったさよ  二十五日の夜

    この指に証がなくとも仲間でしょう 皆さんどうかどうか高くへ  二十五日の夜

    睡眠も食事もとります夢でだけ会えるあなたに会えますように  二十五日の夜

    あどけない少年の顔君の顔 悪夢の中より可愛いじゃねえか クン・アゲロ・アグネス

    杯もなかったけれどあの日から変わらぬ誓い一緒に行こう  クン・アゲロ・アグネス

    一生の恋です君を失って生きていけると見通さないで  ダニエル・ハッチド/ローエン・ユイア
    情けなさ叱ってくれるはずの君がいない列車にやっと背を向ける  列車組
    王子様ではない俺はただ君の願い一つも叶えられない  ダニエル・ハッチド
    名残でもきみに伝える言葉だから嘘吐きの俺に出番はないや  ダニエル・ハッチド

    偽物の星にも届かぬ手を伸ばす誰かが引いてくれるようにと  ラヘル
    満天の空を夢見る片手で足る数の星にも届かないのに  ラヘル

    目には目を歯には歯脚には脚をと云うならば裏切りには全てを  クン・アゲロ・アグネス

    君照らす灯台さえも飲むほどに大きな波だ それでも照らせ  クン・アゲロ・アグネス

    忌々しいあいつの付けた名でも呼ぼう 神様じゃない君の名前を  クン・アゲロ・アグネス/名前
    何度でもきみが呼ぶから僕の名は二十五日の夜です、ずっと  二十五日の夜/名前

    チキンパイ一つでとれる機嫌だと思ってるのか 腕を上げたな  アナク

    登るのは止めちゃおうかなんて弱音ごと踏み越えた夜があんなに遠い  カナ

    本物を見て見たかったときみは言うチゲナの花より深い瞳で  二十五日の夜

    履きなれた靴を脱ぐ時 あなたが手を離して歩いていけますように  ロ・ポ・ビア・エレイン/靴
    靴箱に花を添えないスニーカー ヒールは折れない靴擦れもない  エンドロシ・ザハード/靴
    名の通り輝く髪を持つ人の誰のものでもない爪の色  ガラム・ザハードに寄せて/靴

    「できるか」と尋ねて「ああ」と返される世話好きな俺が「そうか」と返す  クン・アゲロ・アグネス

    抱き返す背中の硬さ広さにもこれから慣れるときが来ますか  二十五日の夜/再会

    目を開ける前に躊躇う この重さ夢でないこと確かめたくて  二十五日の夜/再会

    焼き尽くせぬものもあるだろ大波の中を泳げよ魚なんだろ   クン・アゲロ・アグネス

    蕎麦、コーラ、故郷の言葉、友達でいること 君に教わったもの  二十五日の夜/友達
    いくつ放を増やしてもまだ炭酸に顔を顰める君でいるかな  ハツ/友達

    小さすぎるこの手からとり落とすもの全てすくえる神になりたい  二十五日の夜

    僕だけが手古摺っているパッキング 鞄を閉じる手は何色か  二十五日の夜

    きみだけを悩ませはしないでも君は譲らないんだろもうわかったよ  クン・アゲロ・アグネス

    きみの手は綺麗だずっとこの先も否定するたび俺が拭くから  クン・アゲロ・アグネス

    あの時は言えなかったこと気付かせてくれたきみだけで行かせはしない  クン・アゲロ・アグネス

    ただじゃおかねえ、と言うとき手の中でふるえるお前はそういうやつだ  ラーク・レクイシャー/再会

    伸び出した髪を丁寧にくしけずる きみの手だったらきっとこうした  二十五日の夜
    戦場にひとり立つとき思い知る いまはこんなに背中がかるい  二十五日の夜
    僕の名をそろそろ呼んでほしいです きみの声さえ忘れてしまう  二十五日の夜

    見たこともない星よりも目の前のきみを守りたいだけなのに、  二十五日の夜

    唯一のお姉様にはとびきりの靴をこの手で履かせたかった  クン・キセア/靴

    永遠を誓いましょうか文字通りそこに立つなら三人一緒に  二十五日の夜

    一番のコックはずっと欠番でだからパパとは呼んでやらない  アナク

    俺抜きで回れる世界だとしてもきみが泣くならこの胸がいい  クン・アゲロ・アグネス

    この脚は走るためにあるんだぜ 知らなかったか知らないだろうな  エディン・ダン

    わからないから知りたかった僕の知るきみなら何でも教えてくれた  二十五日の夜
    見ず聞かず知らずいてくれその時のきみの顔はわからないまま  クン・アゲロ・アグネス

    ポケットがなければ所詮会話すらできない(「れば」に意味はないだろ)  クン・アゲロ・アグネス/たられば
    俺の目があともう少し悪ければ今も世界を知らないままで  クン・アゲロ・アグネス/たられば
    もし、もしも、何度頭に浮かんでも繰り返し消えるしかない言葉  クン・アゲロ・アグネス/たられば
    きみの手をあの時取れていたら、とか嘆くなんてのはごめんだ、二度と  クン・アゲロ・アグネス/たられば

    くらやみに弱音を溶かす この間全部溶けたと思ったのに  カナ

    長い長い旅の先で立ち止まるとき求めるものがありますように  レロ・ロー

    火を点けろ、恐れず、全てはそれからで あの時青い背中を押した  クォント・ブリッツ

    弟よ広い塔を見渡すといい そうして同じ台詞を言って  クン・ハツルリング

    行く道は初めての道自らが切り拓く道 お前はお前だ  ウレック・マジノ

    いつしかの冷たい声に萎れては夜を迎えて匂いたつ花  二十五日の夜/いっしょにいこう
    幼気なこの手をきみに差し伸べて「うん」と答えてほしかったんだ  クン・アゲロ・アグネス/いっしょにいこう

    温かな歓迎もなくて悪いけどお前も今日から共犯者だよ  クン・ラン「温かな」

    こうやって嘘を嘘だと忘れてく(右頬を掻く癖は直った)  クン・ラン「こうやって」

    ちょっとした温かみを演じるためにしては甘すぎたケーキひとくち  クン・アゲロ・アグネス「ケーキ」

    また一人演者が増えたこの舞台 幕を下ろすまであともう少し  アップル「もう少し」

    笑顔ならお手の物です最後まできっと見破れません(あなたは)  ミカエル「スマイル」

    絶え間なくきみの影だけ追っている 目の前で泣くお前はどうだ  クン・アゲロ・アグネス「絶え間なく」

    また彼を夢に見たのと口にするときに微かに震える睫毛  ラヘル「震える」

    憧れの対価に背負う罪は今抱えるものより重いでしょうか  ニワ斗卵丸「罪」

    今何を隠しただろうか言の葉の代わりに音を立てる駄菓子  ノビック・グランド「音を立て」

    和気藹々、チーム団欒。問題です。何人が嘘を吐いていますか。  クンチーム「嘘」

    もう一度手羽を奮ってくれたなら嘘で包んだ礼は言わない  エディン・ダン「おいしい」

    無茶するな恰好つけるな忘れるな俺がいること 槍を構える  ノビック・グランド「一人じゃない」

    運命が動き出すとき会いにゆく神様に松明を渡しに  花蓮

    知らぬ間に設えられた祭壇に受け入れろよと迫られている  二十五日の夜

    さみしいの字をきみが書く僕よりも整い取り繕ったさみしい  二十五日の夜

    まぶしがる円らがひとつ瞬いてああ今きみの形を変えた  クン・アゲロ・アグネス/空を初めて見るきみへ
    知ることは過去との別れ今日きみが無垢から一歩遠のいたこと  クン・アゲロ・アグネス/空を初めて見るきみへ
    にせものの空をそれでも見上げては俺に見えない何かを見てる  クン・アゲロ・アグネス/空を初めて見るきみへ
    粒立った光ばかりが降る朝にきみに差し出すはじめての傘  クン・アゲロ・アグネス/空を初めて見るきみへ

    でこぼこの道の途中でおかえりを何度でも言う覚悟でいるよ  ラークン夜

    願うとき狭まる胸に泳ぐのは金魚鉢には棲めないさかな  クン・アゲロ・アグネス

    挨拶の要らない別れでした 星だけを見上げて蹴ったあの地に  二十五日の夜

    次の戸を開く 背を向けた世界の扉が閉じる音は聞かずに  選別者

    そばにいて おいしいものが少しずつ僕の世界を広げるときに  二十五日の夜

    食堂の記憶が思い出となって暴いてしまう団欒ごっこ  クン・アゲロ・アグネス

    ねえさんのためではなくて今日生きる私のためのスペシャルランチ  エンドロシ・ザハード

    ラーメンの味が今日よりしょっぱくはなくなった日も君を想おう  王野成

    はらぺこがしあわせでしたいつかまたごちそうさまを聞いてください  二十五日の夜

    駆け上がる隘路にいつか置いてゆく身と老いてゆく心のやわさ  塔に生きる者

    祝福を きみが生まれた日に負った宿命をなお裏切れもせず  二十五日の夜へ

    抱擁に至らない熱 泣き笑う程の奇跡はこれから起こす  クン・アゲロ・アグネス

    世界中敵に回してしまってもなんて嘘です きみはただしい 

    永らえて紫煙に浸りながらまた出会ってしまう歯車とやら  真田ユタカ
    少年と言い聞かすには重すぎるものを負わせておいて今更  真田ユタカ
    雛は巣を見つける術を持つらしくあげられるものばかりではない  真田ユタカ
    キャンディーの味で占うこどもらの未来くらいは信じてもいい  真田ユタカ

    夜クン短歌待ち合わせ
    雨の日の前髪くらい気にしてるゆっくり進む一分一秒
    焦っても格好付かないだろうかとわざと歩幅を狭めて歩く
    余裕ある男でいたくてポケットを非可視化する前に君が来た
    もしかして遅刻でしたか忙しなく時間を気にしていましたから
    俺も今来たとテンプレの台詞だけ もっと気の利いたことを言え、俺
    落ち着いて口数少ない君だからたった5センチが遠く感じて
    いつもより近く感じる5センチが今日は心臓を早送りする
    少しだけこっちに来て、僕と同じ鼓動を分かち合ってください
    これ以上近づいたらどうなるだろうなんて考える余裕はもうない
    動揺を隠さない君の初めての顔に余計に詰めたくなる距離

    乾杯のグラス選びにまで君を見出した僕は傲慢ですか

    口実が欲しくて二つ手に取ったアイス 隣に座っていいか

    きみのいる右側の方が特にあつい氷菓を溶かす手のひらの熱

    もう幾度覗いただろう睫毛越し青を映した琥珀の瞳

    夜市
    あっクンさん見てくださいあれ、大きいです、僕の顔ではなくってですね
    喧噪の中でもはしゃぐ君の声だけがこの耳を捕らえてる
    お行儀はなしです一旦忘れましょう 顔程のチキン二人でかじる
    目の前でできてくものは君が今食べてるものだよもう一個買う?
    辛いもの平気でしたか?お互いの好みをこんなに知らないなんて
    この中身何餡だっけわからない?多分旨いから何でもいいか
    今日くらいいいでしょ露店のパチンコで確率論を捨てて負けても
    揚げ物の袋が両手を塞ぐから流行りのジュースは君が飲ませて
    今顔を赤らめたでしょうわかります提灯の色じゃ誤魔化せません
    デザートの前に腹ごなし 歩くだけでも楽しいよ 君といるから

    花火
    同じ空見るため指差し肩寄せる 今振りむけば影は一つか
    振りむいた瞳に閉じ込められた花 あ、一瞬で消えるんだった
    逆流れ制御はできない 誰しもが留めることはできずに散るの
    あの花は知っているのか永遠に咲き続くより美しいこと

    ほわいとりりー
    新鮮な花の香りに誘われて顔をうずめるきみの髪の毛
    男には華やかすぎるかと少し揺れていた声 好きです、僕は
    本物の花には縁がないけれど蝶の気持ちがわかりましたよ
    きみにまだ教わるばかりの僕ですね 覚えましたよ、ほわいとりりー
    鮎が今跳ねた気がするヘアオイル一つできみを誘えるなんて
    その花もこんな色をしていますかと聞くきみの口の動きが近い
    花のように淑やかにとはいかないな きみを守れる手も足もある
    カート内新商品を削除して「定期購入を申し込みます」
    ぷるーすと、だっけ ひとりの戦場であなたの髪に触れた気がした
    花束を買って帰ろうきみが目を覚ましたときに答え合わせを
    一つまた一つしおれていく花たち 次こそきみに渡せるといい
    あの時の近さで声が聞こえたと思う嗅ぎ慣れたはずの白百合
    二年分穴のあいた身でもわかる少し浮かれている足音だ
    黄金の花粉をつけた顔で「いいものがあります 当ててください」
    行燈屋(まこと) Link Message Mute
    2022/11/09 17:36:37

    神塔短歌

    【随時更新】Twitterに投稿した神之塔二次創作短歌をざっくり詠んだ順にまとめたものです。
    2ページ目には夜クンを含みます。
    #神之塔  #神塔短歌  #短歌

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