「天狗島」とは天狗の住む国。立憲君主制で国の元首に巫女を据えている。
基本的に空を浮遊する島であるため外界と隔絶され戦火に晒される
こともなく、独自の文化を守り続けた。その為一般的な服装として民族衣装が基本。
住んでいる者はほぼ天狗であり、天使ではない。
「天狗」という種族の最大の特徴は風を操り、背中の翼で空を自在に飛翔できる事。
その為輸送や哨戒、迅速な情報伝達に長けている。郵便屋さんも運送業者もこの島では「飛脚」。
銃刀法が無い為武装は自由。住人同士の結びつきが強く空き巣等の犯罪などは未然に防がれる例が多い。
極稀に翼の無い者が生まれた場合、災害を呼ぶ「鬼子」として下界にある「鬼ヶ島」に送る掟が存在する。
さて、ここで話は変わるが元首の巫女が姿を晦ましてしまった。
実の所この島は巫女によって島民の力を少しずつ貰って束ねることで浮かんでいるのだ。
後継の巫女はまだ不完全で育ちきるまで3年かかる。
島が完全に墜落するまで1年、諸君らには巫女を探し出してほしい。健闘を祈る
…っていう導入が企画だとありそうですな!
「鬼子」を隔離するための島。忌み地。
天狗たちはいつも砂浜に「鬼子」を置いていくが
昔ここに流れ着いた人間に育てられて生き残った「鬼子」が集落をつくり復讐の機会を窺っていたりするから
もし森の真ん中に天狗が墜落しようものなら多分殺されてもおかしくない
巫女様捜索で下界に降り立ったところ鬼に追跡されやむを得ず交戦。
鬼は打ち出の小槌を落として逃走する。
道中休憩場所でもめた楯野と藤原は小槌で小突きあい、その結果…
身体が縮んでしまった!
たった一つの真実(小槌の効果)見抜けぬ、二人は天狗!頭脳はお子様!
ゲン担ぎで全国から赤飯用の小豆を任される小豆洗いは、
かの天狗島から大量の小豆を注文されたというのだ。その用途は巫女様の発見祝い。
では、ここに居る巫女様は一体何なのだろう?
「替え玉に国を乗っ取られる最悪の展開かな?いやー困った困った、
とりあえず小豆でも洗って落ち着こうか」
小豆洗いはへらへら笑っている。
このままじゃ小豆洗いにされる…!