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    しおり
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    しおり
    お嬢様ではありません!!!!その日、俺はかなり疲れていたのだと思う
    最近、なかなかバイトも上手くいかず、年下の店長に怒られる日々(前よりは減ったけど)
    クレーマーがクッソダルい奴だったり、カツアゲされかけたりエトセトラ…
    もう数え切れないくらいことがあった

    そして何故か、俺は夜の街を歩いていた
    多分頭がふわふわしていたのだろう
    ※酒は飲んでいない


    「ねぇ、キミ」

    「はぃ?」


    これが、全ての始まりだった



    「ホストの"ボーイ"に興味ない?」



    〜ボーイになったみっちの話〜

    『もしもし花垣さん?』

    『はーい、ハセガワさん』

    『クビです』

    『え????』

    『今日から来なくていいですよ〜なんか上からそう言われたので』ブチッ

    『ちょっとまって!?!?』


    初手からクライマックスすぎない???
    どうもみなさん、しがない元レンタルショップの店員でした花垣武道です
    やばいよ、お金貯めてないし圧倒的家がダメ男だし、働く場もなくなったし、どーすりゃいいのこれ


    「やばいやばいどーしよ。ここも立ち退き言われるのも時間の問題だし… ここは腹を抉るしかないのか…」

    ブツブツ小声で自問自答していて、1つの結論へ辿りついた
    [昨日の人に連絡しよう]と


    あの後、スっと慣れた手つきで名刺を渡され、『興味があった是非お電話お願いします!』と言われてその後駅まで送って行ってくれた。いやめっちゃいい人やんけ
    そして、覚悟を決めて、携帯に電話番号を入れた

    prrrrr…

    twoコール以内に出た。暇なのかな


    『はいは〜い。ホストクラブ東京卍會で〜す』

    『あの、花垣武道なんですけど…昨日の』

    『あぁ昨日の!決めてくれたんだね。じゃあ早速今日の18時に来てくれない?』

    『分かりました!』ピッ


    すぐにわかってくれて良かった…
    取り敢えず18時まで暇だな…目覚まし掛けてちょっと寝るか()

    ー数時間後ー

    「危ねぇぇぇぇぇ!!!!!!」

    「ギリギリっすね!!!!花垣さん!!!!」

    「支配人!!!!」


    完全に寝落ちし、起きたのは2時間前。ここまで来るのにまぁまぁ掛かるため、もう少し早く起きないと行けなかった。目覚ましが仕事しない
    ※自分のせい

    目の前に来てくれたのはきっちりとしたスーツを着た支配人がいた。名前は七五三太(しめた)さんらしい。黒髪に黒スーツが似合っているイケメンだ。え?これで三十路1歩手前とか嘘だろ(未だに年齢確認される童顔26歳が言えることじゃない)


    「それじゃあ説明したいところだけど、まずはこのスーツをあそこで来てきてくれない?」

    「はい!分かりました!」


    〜少年着替え中〜

    「終わりました〜」

    「おー終わったか〜…」

    「…なんですか?」

    「…髪、上げてみるか」

    「え、ちょ」

    「もしもし〜?今からこれます〜?」

    「誰呼んでんの!?」

    「大丈夫だって!!!」

    「なにが!?」

    スーツ着たらガン見されて、急に美容師さんを七五三太さんに呼ばされた。え?怖い怖いなになになに
    その内にドンドンボーイの人たちも来て、ガールも来ており、どんどん店内は騒がしくなった
    すると、裏口から誰かがやってきた


    「すみませんー!」


    赤髪の癖のある髪型…あのピンの場所…
    あ、もしかして

    「「アっくん!?/タケミチ!?」」



    まさかの再開
    世間って狭いね


    「なんでタケミチここに居んの?」

    「えーっと、かくかくしかじかそそいのそいのソーランソーランで」

    「なるほどな〜災難だなそれは」

    「そーなんだよー!だからさ、ついでに新しい家探すのも兼ねてやろっかな〜って」

    「それいいんじゃね?いい加減お前住んでるところも年季が年季だし。マンションとか住んでみれば?」

    「お、いいね!早速一軒家はハードル高いし」

    「お前のことだからすぐ散らかしそうだからな〜あ、出来たぞ」

    「一言余計だって!!!ありがとっ」


    〜かくかくしかじかで伝わる昔馴染みの理解力〜
    やはりアッくんは凄かった。腕前は変わらずというか、めちゃくちゃ上がっててリアル『これが…私…!?』って状態になったわ。


    「おータケミチくん化けたね!これなら大丈夫!」

    「アッくんありがとうね!」

    「大丈夫だって。後で飲もうぜ、俺は今日無理だけど」

    「また今度な〜」

    用事が終わって、アッくんはそのまま帰って行った。いつのまにやら時刻は8時を回っており、ボーイも準備を進めていた


    「はーい、ボーイみんな集合!」

    「今日から一緒に働く花垣武道くんだ。みんな優しくしろよ!」

    「「「「「はーい」」」」」

    「花垣武道です!よろしくお願いします!」

    「それじゃあ、千冬くん。教育よろしくね」

    「俺っすか!?」


    案外優しい人がたくさんいてビックりしました。みんながみんなプライド天元突破してるのかと(ホストクラブへの重度の偏見)
    すると、早速教育係へ選ばれたのは、薄い金髪とピアスが似合う美少年だった。
    指名された時はビビったものの、すんなり受け入れてくれた


    「えっと、タケミチさんっスよね?俺は松野千冬。」

    「お、よろしく。俺もういい歳してる人間だから呼び捨てていいよ」

    「えっ何歳???」

    「26」

    「同い年」

    「マジで言ってんの???」

    「喧嘩売ってんの???ブーメランなんだけど???」

    「ブーメランこっちに来て跳ね返ってるけど???」

    「松野ー早く教えろー支配人キレるぞー」

    「あっはい」



    【速報】やはり俺は同い年にも26歳に見えない
    俺そんなに童顔なん???※そうです
    かなりの確率で年齢確認されるけどさ※認めてる


    「まぁタケミチ…相棒は入ったばっかだし、まずはボトルの場所とか軽く覚えたり、掃除とかでいいよ」

    「相棒???なんとなくは分かった」※図太い

    「物覚え早くて助かるわ〜。ここボーイの出入り激しいからさ」

    「そんなに?」

    「おう、なんてったって…」


    _____上位に入るホストが、ヤバい奴だからだよ


    「ま、その中に俺の憧れる人もいるけどな。言っとくけど俺ホスト見習いだから、たまに居なくなるぞ」

    「その状況でよく言えたな????」

    「え?俺お前の教育係だし、言っとかないと不味いかなって」

    「そりゃそうだけどさ」





    「千冬くーん!説明中悪いけどご指名入ったから着替えて行ってー!タケミチくんはあそこのお酒2本持ってきてー!」

    「了承っす!!」

    「わ、わかりました!!」


    近場にあったお酒のボトルを何本か持ってホールへ向かう
    向かった先は、初めて見る光景だった

    沢山の可愛らしい女性たちに、それに囲まれるイケメンたち。まさに目の保養というか、チカチカしすぎて逆に保養にすらならないくらいだった


    「花垣くーん!そのボトルこっち!」

    「はーい!わかりました!」

    「花垣くん!こっちにドンペリよろしく!」

    「こっちはシャンパンのポンパドールよろしく!」

    「はい!了解です!」


    沢山高いお酒がバンバン注文されていく
    中には飲みすぎて早速酔いつぶれている人も何人かいた。そんな無理して飲む必要ないでしょ…


    「七五三太支配人〜!ドンペリとポンパドールどこですか!?」

    「あーそれね。よく頼まれるからその棚にあるよ〜」

    「はい!」

    「タケミチく〜ん!このカクテルあの席によろしく!」

    「は、はひぃ!」


    なぜか近くにボーイとガールがいるにも関わらず、何故か俺だけとんでもなく働かされている。
    何故に???


    「いや〜花垣くんいい働きっぷりだね!」

    「そりゃあ何故か俺だけ指名されてますからね!」

    「あはは、ごめんごめん。ついでで悪いけど、あそこに飲まされたボーイいるから、回収してくれる?」

    「あの黒髪の子っすか?」

    「そーそー。それ終わったら休んでていいよ。支配人にはボクから言っておくから」

    「ありがとうございます!」


    休みが欲しいがために、近くで飲まされ酔いつぶれかけてるボーイを回収しにいく
    その近くには、めっちゃ可愛い女の子2人と、イケメン3人がいた。えっ目の保養すぎ


    「失礼しま〜す、この子回収しま〜す」

    「あ、ごめんねぇ〜。飲みっぷり凄くてさ〜」

    「すみませーん!リシャール1本!」

    「(それめっちゃ高いお酒じゃ…)そ、それでは…」


    兎に角、クソ高ぇお酒(リシャールって100万するらしい)を頼む女性客を横目に、つぶれたボーイをどうにか背負ってその場を去ろうとする


    「へぇ、俺ら見てもなんとも思わないのか〜面白。ねぇ、ちょっとまってよ」

    「はえ!?いや、その、この子回収するだけなので……」

    「いいから待って」

    「はいぃ……」

    「(何こいつ、マジで面白…)名前なんて言うの?」

    「は、花垣……武道っスけど」

    「ふーん…武道ね。じゃあタケミっち、今日からお前はオレのダチ、な?」

    「はい??????」

    「マイキーがそう言うなら、そーだろ」

    「はえ?????????」

    「ははっ、おもしれぇ姫だな」

    「姫じゃねーーーーーし!!!!サヨナラ!!!」

    「ボーイさーん!やっぱりリシャールキャンセルで今日の気まぐれカクテルお願いー!2つ!」

    「はーい!それでは!!!!」




    「(え?待ってヤバいヤバいこんな時どーすりゃいいの!?)」


    声の圧に負け、名前を聞かれて反射で応え、流れであだ名付けられて認知されて何故か姫呼びされる
    いや、どゆこと????
    まぁ今日の気まぐれカクテルもツッコミどころ満載だけどさ


    「田中さーん、気まぐれカクテル2つお願いします〜。夢野さーん!リシャールキャンセルで!」

    「分かったよ花垣ボーイ。」

    「おっけ〜☆」


    ここに来て早速仲良くなってくれた田中さんと夢野さん。話がすごく聞く相手でかなり嬉しい


    「お、回収ありがと、お疲れ様〜。休みと言えばなんだけど、田中のところ座ってて客の相手よろしくー」

    「は、はい〜」




    「あ、そーだ。ここの支配人七五三太さんじゃないから」

    「え?誰っすか?」

    「佐野真一郎さんって人。いつもは別の店にいるの。たまーにしか帰ってこないけどね」

    「へ〜そうなんすか」



    「えータケミッちじゃないのー俺タケミっちじゃないとイヤなんだけどー?」

    「それのご指名ないっスよマイキーくん」

    「はぁ?ルールは俺だし」

    「絵に書いたような天上天下唯我独尊」

    「パーちん、こいつが暴れて机壊す前にタケミっちカクテル持たして連れてこい」

    「なんで俺」



    「それでさ〜あの子がドーンって!」

    「え!?マジすか!?そんなにヤバい子なんすか!?」

    「容赦ないね〜花垣クン」


    客と話すのは、案外楽しかった。元々俺は聞き上手なため、特に聞いてて苦ではなかった
    すると、奥の方から靴の音が鳴り響いた
    それも、こちらに向けて


    「お前が…タケミっち?ちょっとこれ持ってきて」

    「ええなんすか」

    完全に流れ作業でカクテルを持たされホールへ連れて行かれる
    なにかを察した客はがんばれ〜と見送った。この人もボーイとかなんか?


    「ボーイというか、ホストたちの護衛」

    「聞こえてたんかい」

    「連れてきたぞーマイキー」

    「お、タケミっち〜こっちこっち」

    「あ、カクテル〜!それこっちに!」

    「ワタシも!」


    え?こんなご指名制度ないよ?支配人?助けて?


    「支配人代理今普通の支配人と話してる」

    「マジっすか夢野さん」

    「ま、相手頑張れ。あたしから支配人に言っとくから」

    「えぇ……」

    「相棒大丈夫か?」

    「コレ見てそう思えるか?」



    「なに千冬と話してんの!?タケミっちはこっち!」

    「ふぇ!?なんでぇ!?」


    俺はただのボーイなのに!てか今日働いて記念すべき1日目なんだけど!?普通に忘れてたわ!


    「よろしくな、ひーめ♡」

    「楽しそうな奴だな、マイキー」

    「これからもこっち来いよ、タケミっち?」


    ホストに責められる男ってなんなんだよ……
    俺は!お金が欲しい!そして安定した職場で働きたい!!!
    それだけなんだよぉ!!!
    てかどさくさに紛れて腰触られてるんだけど、なんかマイキーって呼ばれてる人に
    なんでなんで本当に???


    「コラマイキーー!!!」

    「やべっ真一郎じゃんか……」

    「し、真一郎さん!?」

    その騒ぎ?を察して来てくれたのは、同じく顔の良い黒髪の男性、さっき夢野さんが言ってた佐野真一郎さんか?(多分確定)


    「全く…これ以上ボーイの出入り激しくすんなよ…主にお前のワガママのせいなんだからな…花垣くんまで辞められると困るんだよ……」

    「は?」

    「実の兄に圧を掛けるな」

    「お兄ちゃんなんすね」

    「そーそー。イザナ世話になってるなタケミチ。これからもよろしくな」

    「あ、知ってたんですか!」

    「まぁな、あいつも義理だけど弟だし」


    その話で、マイキーくんがめっちゃ叫んだとは言うまでもなかった


    「「「「うるせぇぞ!!!」」」」

    「人のこと言えてない!!!」





    「てか、俺のこと姫呼びするの辞めてください!」


    タケミチの受難は、まだまだ続く




    花垣武道くん(26)
    この度バ先をクビになり、ホストクラブで働くことになったフリーター
    夜の店ということもあり、行くのが夜になるため、余計年齢確認されるようになったので、色んなものが手放せない
    一目惚れされてあだ名呼びされてついには姫呼びされた人
    クソほど鈍感ニブチン天然人誑し俺らのヒーロー
    実は昔マイキーたちにあった事がある?
    案外今までのバイトで培った物覚えの速さから、辞めるなと言われるようになる。多分お給料いいのでやめない
    ヒナとは付き合ってない。橘一家が転勤により外国へ行くことになりそこで円満に別れることになった。今では親友になっている。ちなみにナオトは日本に残っており、警察になって夜の街を守っている。たまにヒナも帰って来るので、ナオトとよく遊んでいる。未だにヒナが大好きすぎるため、いつまでも未練タラタラなので、男だろうが女だろうが誰とも付き合う気はナシ
    公式でタバコ吸ってる事が発覚したのでタバコをたまに吸ってる
    変に絡まれることが多くなったが、天然ニブチンなのでよく分かってない
    役職(?)はボーイを担当している
    お酒の名前はひと通り覚えている

    七五三太(しめた)さん(29)
    男の人、独身、彼女いない歴=年齢
    このホストクラブの代理支配人
    開店当初から居る古参
    お酒の名前とカクテルの種類にカクテル言葉も全て暗記済
    色々と狙われている武道を何かと気にしている
    元会社員

    田中さん(25)
    男性、既婚者、双子の父
    ホストクラブのカクテル作り担当の古参
    お金に困りすぎるが故に高時給のホストクラブのバーテンダーとしてはたらくことに(母には許可取得済)
    めっちゃお酒に強いザル。好んで飲まないタイプだけど奢りとなったら死ぬほど飲むタイプ
    なにかと(以下略)
    元自営業者

    夢野さん(23)
    女性、彼氏持ち
    バイトからめでたく正社員になった人。ガールのリーダー的存在
    お酒に弱いが匂いは好き。1番好きなのはカシスオレンジ。嫌いな匂いはビール
    シャンパン飲んだ時は酔いすぎて吐いた
    お酒やカクテルの種類全て暗記済
    なにかと(ry)
    元大学生。就活失敗したことを支配人に愚痴ってたら正社員になってた。ラッキー

    佐野真一郎さん(?)
    ホストクラブ『東京卍會』の支配人。基本は"黒龍"というバーに店長としているため、基本は不在で、月に何回かたまに来る。年齢がわからないけど彼女が出来ない謎の体質
    タケミチはひとめ見た時気に入られるなと思ってたら案の定そうだった。うちのバカがすまんな
    最近"天竺"という中華料理店をイザナに継がせた。イザナとタケミチに繋がりがあることを知っている
    なにかとズルい大人






    イザナくんの書こうとしたけど飽きました
    3969oen Link Message Mute
    2022/10/28 14:12:22

    お嬢様ではありません!!!!

    ポイピクでもぶん投げたリベのホストパロ。ホストに関しての知識がふわふわしているしキャラ崩壊が著しいです
    ※相変わらずキャラ崩壊しかない
    ※初めての投稿がこれでいいのかって位のクオリティ
    ※口調が迷子
    ※5巻までとネタバレで培った口調
    ※みんな生きてる大人時空

    #東京【腐】リベンジャーズ #東京卍リベンジャーズ #年齢操作 #ホストパロ #タケミチ総受け #タケミチ愛され

    more...
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