有吉達一(ありよしたついち):捜査1課から異捜課に転属になったエリート警察官。佐々の同期で同い年。他人の記憶を読む異能で、よく取調室に呼ばれる。某一族の末家で、将来を期待されていたが異能だと分かり失望された。今は異能課でトップを目指している。
異能覚醒後、地位を妬んでいた人々が有吉の挙げた犯人は異能を使ってズルをしたのではないかと言われたが、有吉の能力から逆に「冤罪はなかった、間違いはない」という確信に代わり、能力を過信するに至る。でも実際間違ってないし、優秀
俺様でジャイアニズムだが自分が欲しいと思ったもの、使えると思ったものに対してはかなり尽くす。自分の理想が一番優先になるため、その時に自分よりも優先すべき事柄、人物がいる場合は自己を犠牲にすることも厭わない。使えるものは文字通り何でも使う主義。
恋愛をすることはほぼない。あったとして、執着することぐらい。でも執着すると粘着質。抵抗されると完膚なきまでに潰したくなる。ゴマすり、媚び、不正、賄賂はアレルギーかってほど嫌い。でも正義漢ではない。黒か白ではなくグレーな立場。犯罪は犯さないが際どいことはする。
冷え性ではないが手が冷たい。佐々には「死体のようだ」といわれるほど。
趣味は美味しいものを食べること、美味しい酒を呑むこと。仕事人間だが食道楽で、たまの休みには日本国内を美味しいものを求めてうろついている。移動は公共交通機関。
学生時代より空手、柔道を嗜む。黒帯。所内にある道場には定期的に通っている。小柄だが体格のいい相手を涼しい顔をして投げ飛ばす。
仕事はほぼ本庁内。取調室と資料室、デスクとの行ったり来たり。容疑者の記憶を読んでデータに起こし、次のターゲット情報を絞り捜査課の外回りにそれを渡す、といった内容。ほぼ管理職。
佐々はタツ、有吉は佐々と呼んでる。成績はほぼ同じ程度で、有吉の方が野心があるので肩書は上。今はチームリーダー。佐々がターゲット情報を絶対的に信頼しているのは有吉の調べたものだから。有吉は佐々を使えるコマとして見ているが、数少ない心許せる友人でもある。
好物は鶏。苦手な食べ物はドリアンとか匂いのきついもの。わさびは苦手だが食べれる。
身長は169cm、体重65kg。
香鹿(こうろく)
春日(かすが) →香獅(こうし)、香蛇(こうだ)、香狗(かこう)
若竹(わかたけ) →青嵐(せいらん)、青田(せいた)
柚子(ゆず) →りんご、くるみ
十夜(とおや) →達一