螢惑（けいこく）♂　19歳B型

大剣使いの脳筋リーダー。
リーダーなのに他のメンツからいじられてばかりのかわいそうな人。苦労人。
女装シナでは高確率で犠牲になる。
猪突猛進かと思いきや意外に理性的に状況判断ができる。リーダーは伊達じゃないようだ。
童貞なのをとても気にしている。
最近筆卸しを強要してくる辰星をどう振り切るかに尽力している様子。
でももし辰星におっぱいがあったら状況は変わっていたかもしれない。
太白を(本人曰わく)弟のように可愛がっている。

・身長177cm　体重78kg
・豪傑型
・家族構成は血の繋がらない老婆１人　両親に関しては後述参照
・粗野口調、スラム口調で一人称は俺
・短気でぶっきらぼうでいじられ役のリアクション芸人
・熱血漢というには非情で淡泊な部分もある。「俺を殺せ！」って言われたらバッサリ殺る
・でもお人好し、特に子供は放っておけない
・童貞だよ！！！！まだキッスもしたことないよ！！！！！！！
・初恋も！！！！！！！！まだだよ！！！！！！！！！！！！
・最近は辰星から肉体関係を･･･強いられているんだ！！！！！！！
・寒さにめっちゃ強い　冬でもこの格好で歩き回るため無理矢理服を着させられる
・命を大切にしない奴は嫌いだ！でも死にたいなら死ね！！！！！
・もしかしたらMかもしれない
・やるときはやる男だよ
・根が真面目だよ
・なんだかんだで辰星と一番仲良いし息ぴったりだよ

【冒険者になる前】
極東の島国、夏でもひんやりとした空気が漂う山間部にある雪の深い小さな村に生まれた。
彼の両親を始め村人に至るまで赤い瞳の人間はいなかった。
村にとって火は生活を支えると同時に、死を与えるものとして恐れられていた。乾燥しがちな村にとって火の扱いを誤れば大火事になりかねないことに加え、山に囲まれた村は山火事に頭を悩まされていたからだ。
そのため、燃えるような瞳は身に火を宿していて、いつ村人を襲ってもおかしくないという理不尽な理由から、凶星であり名に火を冠する火星の別称である「螢惑」と名付けられ、爪弾きにされていた。
そんな彼を両親は育児放棄し村を去った。天涯孤独な彼を育てたのは、子を産むことができず螢惑と同じく疎まれていた老婆だった。
２人は協力し慎ましく暮らしていた。

（続き）
しかし螢惑の住む村には姥捨ての風習があった。螢惑が15の時、年老いた老婆を山に捨てるよう村の住民から迫られる。
たった１人の家族を殺させまいと螢惑は、『自分が村から出て行くので老婆を住まわしてやってくれ、もし叶わないのなら村人を皆殺しにする』と脅す。忌み子である螢惑が去ることは村人にとっても都合が良く、また螢惑の腕っ節は恐ろしく強く、さらに自分たちを恨んでいる以上ただの脅しではないと判断した村人は条件を飲む。
村を出る日、お守りと共に螢惑は老婆からある言葉を贈られる。
『お前は優しい子だ、迫害される苦しみを糧にしなさい。苦しみが分かるお前はその力できっと誰かの特別になれるから。』
螢惑はその言葉を胸に単身リューンへ渡る。狭い村で暮らしてきた螢惑は世界が見たかったのだ。
そして、生まれ持った身体能力を活かし冒険者になる。

【他の冒険者からはこう思われてるよ！】

辰星＜僕を救ったのは君だ、僕は君の為に生きるよ。君が望もうと望まなくてもね。だから大人しく筆卸しされなよ(ﾊｧﾄ)

太白＜螢惑ぶっ殺す･･･みてろよあと数年して体ができてきたらそのときは･･･

水鞠＜腕っぷしの強い頼れるリーダーですよ？ただもう少し威厳があればなぁとは…

玉兎＜頭悪いですよね。童貞乙。なのに美味しいところかっさらっていくあたりずるいですよね～

金烏＜童貞ってからかわれてるのを見る度胸が痛むわ…

補☆足

螢惑は村にいるとき「鬼子」と呼ばれていた。
「鬼」には点鬼簿、鬼籍という単語からも分かる通り「死霊」という意味も含まれている。
幼い螢惑は理不尽な迫害に耐えられず暴れ回ったこともあり、その際子供とは思えない力を村人に見せつけ「鬼子」と呼ばれるように。
死霊、まつろわぬモノ、恐ろしい力、そのすべての意味を込め「鬼子」と呼ばれた。
もちろん螢惑もその意味を知っていた。生まれてすぐ凶星の名をつけられ、物心ついた頃から「死霊」の意味を持つ「鬼子」と呼ばれて、生まれてきたことを否定されてきた為自分だけじゃなく他人に対してだろうと、存在を否定する発言に関して過敏になる傾向がある。