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後半、絵にできてない部分が
稚拙ですが、セリフとト書きで書かれています。
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α「オマエが、オレより性能が良い?ハッ
このザマで…!」
スピーカー「言ったでしょ。手加減しなさいって」
α「手加減したよ。壊さなかった。
ヤツが弱いのが悪い」
α「立てよ」
β「い、嫌だ…こわい…」
α「…。ハァ…。
実験できないだろ」
αはしゃがみ、βの顎をあげさせキスをする。
β「!…っ!」
α「遊んでやるから、やり返してみな。
できるもんなら」
β「い、いやだ…。αとケンカしたくない…」
α「はー…」
天を仰ぐ。
α「じゃあ、仲良くしてやるよ」
再び虫が這い出る。
β「うあああっ!!!ああああああっっっ!!!」
βは振り払おうとするが更にが増える。
βは恐怖でαの能力を使いこなせない。
α「ハッ。何だそれ。恐怖で自滅してるじゃんか」
β「いやあああああああっっっっ!!!!」
α「っ!!」
波紋が広がり、βの恐怖が周囲に『伝播』する。
α「うっ…!!」
体を抱えてうずくまるα。
α「くそっビビりめ…!!」
β「はあっ…!はあっ…!はぁっ…!」
「い…いなくなった…」
α「?!…なぜ…?」
スピーカー「実験は終わり。お疲れ様」
α「なんで…!アイツは恐怖を引きずらない…!!なんで…!!」
『同期』能力であれば互いに同じ状態のはず。
スピーカー「言ったでしょう。βはあなたの『改良版』って。」
α「!!!そんな…っ!!冗談じゃない!!」
スピーカー「実験は終わりよ」
α「…っ!クソっ!!!」
β「?…はぁ…はぁ…」
「ア、アル…」
スピーカー「βも戻りなさい」
βは呼吸を調えながら。
β「…はい…」