<桜領:那神の神社にて>
時は夜。それも深夜。
刺綺が薔薇領から神社に用意された自分の部屋へと戻った時の出来事。
刺綺は今でも一応薔薇の武術兵だし、一時期は影武者で護衛だったし、習慣になっていた夜の見回りでもしていたんじゃなかろうか(適当)
そもそも桜と薔薇、丁度反対側なんだよね領土。
帰りつくまでが長そう()
セリフ潰れてらぁ^q^
「あーっ」「おや」「よぉーぅ」
「おかえりぃ~」「おかえりなさい」「おかえり。邪魔してるぜ」
「何故いる。ここは俺の部屋…」
「酒を飲みに。一緒に飲もーv」
です。なんとなく誰が誰だか分かるかな……。
祓切の「多分取って食ったりはしない」が信用ならないのは仕方ないと思う(だいたい隣にいるきょーちゃんのせい)
そして祓切(と、玖響)、さりげなく刺綺の背後を取ってるあたり
裏の人間としての実力が分かりますね……^q^
兵ではないけれどもバリバリ活動している祓切の方が隠密活動は刺綺より上。
むしろ対人は祓切が群を抜いて上。宝術のせいもあるけど…。
肉体言語()なら一番強いよ\(^w^)/
仕方ないね、奴隷商だもの……捕縛は任せろぉ()
玖響は花魁()なのでこう……忍び歩きで近づいて「だぁ~れだv」とかするから()
いや真面目な理由だったらもう一つの職業というか、当主としての務めの方でわりと気配遮断は上手いですよ。
幼馴染な楚渦やお兄ちゃんな祓切には割と素で喋るきょーちゃんです。
まあ、小さい子が「オニーさん」だなんて呼ぶわけが()
玖響の幼少時は刺綺みたいな性格だったのも関係しますが^q^
荊蔦<けいづた>
六百の所持する宝石の一つ。簪の一部に埋め込まれている。
補助・回復の力を宝石自体が持たない代わりに、物理的な攻撃ができる宝術を扱える。
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物理的な宝術であるので人間にも効果が出る。
そのため、茨を縄に見立てた「捕縛」の宝術を人間に使うことが多い。
棘朿<きょくし>
荊蔦の宝術で、主に相手の動きを阻害する宝術。
蔓状の茨が対象を捕縛し動きを阻害する。
この茨はトゲが多く、鬼がこのトゲに刺さってしまうと力が抜けてしまう。
その力の抜けようは強力で、掠っただけでも違和感を覚えるレベルの「呪い」である。
人には力が抜けるというデバフ要素はないが、地味に痛い。
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殺意を高めて放つとトゲが刺さったところから根を張り『蔦』となる。
蔦となった茨は体内に根を伸ばし、内側からも対象を阻害する。
なんで宝術の技名みたいなの言っているのかっていうと、他の宝石が反応しないようにするためです(
地味に祓切のこの顔が好き()
それにしても、
「妻と夜を共にすればいい」というアドバイスは……うん^q^
うん^q^
何を考えたんでしょうね、刺綺は()
というか何てことをおっしゃってんでしょうね、祓切は()
きょーちゃんは祓兄、楚渦は祓兄ちゃんと幼い時には呼んでいたので、甘える時はだいたいそっちで呼ぶ。
利用(笑)するために呼ぶこともある()
なお、祓兄(ちゃん)呼びされるとだいたいなんでも許したり解決してくれるので、きょーちゃんが思っている通り祓切は「甘い」。
通常時はきょーちゃんが「祓切」、楚渦が「フッキー」。
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枯散<かれぢり>
荊蔦の宝術で、主に荊蔦の物理的要素を排除する力。
今まで発動させていた荊蔦の宝術の象っていた形を粉々にして拡散させる。
粉末状になったそれらは、鬼にとって「筋力や体力の低下」といった「呪い」の力となる。
人間には無害なのでただただ障害物が消えるだけになる。
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祓切ときょーちゃんと楚渦は仲良しで、楚渦と剣和と燐が仲良し。
楚渦を介して酒飲みには付き合うけれども、他の人たちの仲はそこまで親しい訳ではない。
なんとなく、察していたかもしれないけれども。
祓切は妻「たち」がいる。まあ息子も娘もいるけれど。
「妻たち」を「妻子がいるんだな」と捉えるのが普通かもしれないですが、祓切はただのハーレム男です。
祓切「増やす気はないのだが……」
玖響「デモ、もうすぐで十八人目を迎えるヨネ」
楚渦「あっれー……僕、十六人目までしか知らないゾー?」
祓切の奥さんが増える理由:だいたい天然で誑してる
→身寄りのない女の人だとか、元奴隷とか。
三人目までは祓切が望んでたけど、それ以外は勝手に増えた()
この後、剣和と燐の間に刺綺は座りました。
絡み酒のうざったい楚渦と貞節の危機(笑)のあるきょーちゃんの間だなんて刺綺が耐えられるわけないですからね!!!^q^
そしてお開きまで酒飲みに付き合わされる羽目に……。
おまけ。
刺綺と祓切の会話や剣和の「奥サンとこに行く?」というやつを掘り下げるのを酒の肴にされる()
花魁()に言われてしまうこの始末^q^
祓切に借りてる簪(荊蔦)は上からひっかけただけの羽織りを止めているアレです。
ついでに羽織りに簪ぶっさしたことで穴を開けてしまっているわけですが(笑)その羽織りも祓切から借りたものです。
まー、祓切が自分のだからいいやって感じで留めたものなので、きょーちゃんがやったわけではないのですがね。
× 手を出した
〇 手を出すように仕向けられた
盛られた薬は、まあ、はい。うん。
ちょっと大胆になったりアレとかソレが捗るやつです、うん()
ついでに病気の予防や避妊的な要素も含むお薬だったので「娼婦向け」のお薬。
量が普通の人よりも多いのは複数の人と何度もするから()
中毒性が高いのは注文でそう頼まれていたから(稼げる娼婦を逃したくない娼館からの注文)
といっても、飲まなければ少し物足りないと感じるようになる程度。
娼館的には快楽に溺れて娼婦という職に染まってくれればそれで良いらしい。
で、深荊に盛られたので中毒症状起こさないように薬を処方したり満足するまでお相手しないといけなかったので燐はわりと怒ってます()
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剣和「デモ、深荊チャンに押し倒されたのは如何なモンかと」
燐「――……は?」
楚渦「仕方ないね、深荊ちゃんは幼少期武術兵の訓練受けてたんだもん。ずぅっと宝術兵の訓練を受けてたりんりんは太刀打ちできないさ」
この後一番上のにこにこりんりんになる()
なんか涙でてくる理由
→剣和だけ独身
周り皆既婚者なんですよね(∵)
祓切? アイツは言わずもがな…ハーレムやし……。
燐の成長(?)に涙が出るのではなく、独り身なの俺だけじゃーんっていう涙である()
裏の人たちは何故か皆酒に強い。
楚渦はウワバミ(?)。盃は使わないでぶがぶ飲む。
飲み始めるとほろ酔い状態になる。
ほろ酔い状態の「気分が良くなる」程度で、それ以降どんなに飲んでも常にほろ酔いのまま。
また、普段のハイテンションがちょっとうざくなった絡み酒へと変化する。
常にほろ酔いのクセに不測の事態にはすぐに対応できるくらいには意識もしっかりしてる。実は酔ってないんじゃないか疑惑。
剣和はお酒好き。盃に注いでもらってちびちび飲むのが好き。
普通の人よりお酒は強いけれども、許容量を超えると泣く。
素面のような状態でいきなり涙が出るタイプ。
剣和が泣き始めたら、このメンバーは酒飲みお開き合図としている。
燐はザル。そして嗜んで飲むのが好き。
普段は盃に注いで味わって飲むが、徳利で楚渦や玖響のようにガバガバ飲むこともできる。
酒も薬と一緒って感じの考え。言ってしまえば、慣れである()
(ついでに燐は薬物耐性があります。そしてその薬を中和するものを作れるだけの薬物学も)
玖響は枠。徳利でガバガバ飲む。身内で集まって騒ぎながら飲むのが好き。
花魁()ですからね!酔わされるわけにはいかねぇ^q^
むしろお酒なんて水だよとかそんな感じ…。
悪ノリで「酔ったv」とか言って襲ってくることもある()
祓切はザル。静かに飲むのが好き。
ただ、付き合いで飲むことはするし、やっぱり弟()たちには弱い。
妻たちにもお酒好きな人がチラホラいるから夫婦で晩酌とかしてると思う。
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夜笑はザル。静かに、特に夜に飲むのが好き。
楚渦に付き合って飲むこともあるから騒がしいところでも飲みはする。
お酒を味わいながら飲むタイプだから楚渦とは逆のタイプかな…()
深荊は嗜む程度。あんま強くない。
ほろ酔い状態で無防備な笑顔を振りまくタイプ。にこにこへらへら。
許容量を超えると寝る。無防備に寝る。すやぁ()
――裏の人間にはない酒の酔いの反応にわりと燐が困ってたりする。
眞彌は酒が好き。一応娼館に出入りしてるから……強くなった()
本人は酔っぱらったなぁって感じる時がある(外面には表れない)。
目標は玖響と飲み合えるようになること。
でもそれ絶対お腹ちゃぽちゃぽするやつ()
……あ。
眞彌ことまさみんは七夕のやつうpしてないからアレやね。
まだ未登場になるね……(;´∀`)玖響のお嫁さんですよ。
今日のお仕事終わったら去年の七夕漫画(大遅刻)あげますね。
投稿の仕様が変わってて困惑気味ですが、恐らく今日中にいけるでしょう……()
ついでにこの漫画モドキは今年の刺綺夕の後日談的なところの漫画でした。
ただ、あの、みどりちゃんの小説がですね、尊すぎて死亡というか尊すぎてあの今年の刺綺夕の軽いお話がアホ全開すぎてそっと取り下げするレベルでして()
代わりの一枚絵で勘弁してください、ということでガリガリ描いています()