初期北さん:紅の魔女
狩られた狼の血溜まりから産まれたもの。
他者の体液(血液・精液など)を魔力の源とし、それらを衣服として纏う。
少しの傷さえ作れば、そこから全ての血を奪う事が出来る。
日光も聖書も何一つ妨げにならないが、銀の弾丸の傷は治癒に時間が掛かる。
産まれてすぐは各地を転々としていたが、初期富さんに見初められてからは彼を主人とし、常に傍らに寄り添っている。
狡猾で、残忍で、怠惰で、淫靡。
全ては「福ちゃんの為」
纏っている服は、首輪のみ初期富さんの血液で出来ている。
今北さん:赤の魔女
狩られた狼の血溜まりから産まれたもの。
初期北さんとは、同じ狼の鮮度の違う血液から産まれた兄弟のような同一人物のような存在。
産まれてすぐは各地を転々としていたが、今富さんに拾われてからは彼を主人とし、教会所属の派遣執行官見習いとして修行の日々を送っている。
意地っ張りだが根は真面目。
今富さんが所属している教会は、魔女や魔物を狩る存在。
当然自分が魔女である事が判明すれば命は無いし、何より、知らず自分を救った今富さんに多大な迷惑がかかる。
なので今北さんは赤の魔女である事を必死で隠しながら教会に属している。
紅/赤の魔女は血から産まれ血を纏わなければ生きてはいけない存在で、纏う血液の量が魔力の量と質に匹敵する。
大量の血を纏えば纏う程多くの魔術を行使する事が出来る。
(力の強いものの精液は血液よりも少量で同等の効果を得られる)
逆を言えば、微量しか血を身に着けない場合行使出来る魔力も微々たるものになる上、場合によっては本能が無差別に血を求めだしてしまう。
それでも今富さんの為、今北さんは自分の血液で造った首輪のみを纏い飢餓を無理矢理捩じ伏せている。
当然魔術は使えず常に腹ペコである。
初期北さんは、そんな今北さんが滑稽で可哀想で可愛くて面白いと思っている。
初期富さんの無茶振りに初期北さん頑張りましたの図
あ、魔女って言っても女体化じゃないよ
女装だよ