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  •  1月から友人に避けられている。
    理由が全く見当たらないが、きっと自分が悪いことをしたんだろう。
    避けられるのは辛い。
    お願いだからせめて謝らせて。いくら叩かれても良いから「ごめんなさい」の一言だけでもいわせて。
     そう思いながら、今まで縁のなかった痺れを発する胃を押さえた。
    右側の頭部にかぶせたガーゼの中に熱がこもってじれったい。

    *********

     事の発端は去年の12月の空間の消化作戦時にまで遡る。
    暗い藍色の空と白い雪が針葉樹のカラフルな飾りが一層引き立てる空間。
     よほど心が汚れてなければ惹かれてしまうような風景だが、事前の報告書には飾りは爆発物
    地面の雪に埋まっている包装された箱の中は、開けた人物のトラウマや嫌いな物が入ってる
    そんな油断も隙もないような空間だった。
    ………と思う。
     情けないことにそのとき少しトラブルを起こして、その爆発物に吹っ飛ばされてそれ以降の記憶がほとんど残ってない。
    気がついたら、友人の小さい肩に、体を預けないと動けない状態になっていた。
     ぼろぼろになった上着から自分の体が引きずられてる度に赤い斑点柄が足跡みたいに着いてしまうから一つ二つ冗談言ったら
    とんでもないくらい低い声で
    「黙って。」
    といわれた。怒られた。
    どうしてなのかよく分からないまま動くのを面倒くさがっていたら、仕事場の医務室。
     空間と同じシステムとか聞いてたけど、実際そのようだ。
    空間内でしか使えない技能が発動してるのが右側から見えたので間違いない。
    眠いので眠って、そして起きたら同僚やら上司やらに凄く心配された。
    災難だったね、怖かったね、痛いところはないかetc...
    痛いところはないし、上着から露出した自分の血肉も綺麗さっぱり治ってるし、感覚が無かった右側の頭部もしっかり感覚が戻ってる。
    ただその感覚が厄介だったけども。
    なにせガーゼがテープで留めてあって、そのせいもあってか右側からする声があまり拾えなくて気持ち悪かった。
    そのあと色々あって、右側の耳がガーゼとか外的影響じゃ無くてもう少し奥側に問題が起きて音が拾えないと説明を受け
    耳たぶも再生不可能なぐらい滅茶苦茶だったと言われた。
     上司の代わりに説明してくれた女の子は、鼻から下を隠すマスクに収まりきってない感情があふれてた。
    よく仕事のできる子だからミスなんて許せないんだろうか。
    「凜々蝶さんの過失だったと聞いていますが。」
    「覚えてねぇわ」
    誤魔化しとかじゃなくて本当に覚えてなかった。
    気がついたら同行してた友人が側から居なくなってて、周りが話しているような自体になってたんだから。

    同行者の『魔人』が独断行動して殺されそうになったのを『技能者』がかばった

    とかいうことに。
     「自分の過失は自分で責任を取るべきだと思うんですが。」
    「私が気を抜かなかったら怪我することなかったってことか?そりゃその通りだ。」
    彼女は深くため息をついた。頭を抱えて一息ついた瞬間空気がいきなり張りだした。
    彼女の桜色の瞳がくすんで見える。あぁもったいない。
    「事前報告書に書いてあったのに『あの人』が自分からトラウマ掘り起こした結果『貴方』が犠牲になったんですけど。」
    軋んだ音が聞こえてしまいそうなほど握りしめた拳は何かをつぶしてしまいそうな感じだった。
    軋んだ音が聞こえてしまいそうなほど握りしめた拳は何かをつぶしてしまいそうな感じだった。
    「まるで私を死んだみたいな言い方しないでくれよ。
    生きてるんだからどうにかなるさ。」
    空気に飲まれないように、笑顔を作って頭を撫でたら小さく舌打ちされた。美少女の舌打ちはご褒美です。

    *********
    ということがあって大体5ヶ月。
     ガーゼを見たときに反応する人はもうほとんど居なかった。
     最初こそ心配したりおちょくったり説教したりする人は居たけど、異常なんて続けば通常。気にする方がおかしい。
     ただ、あのとき小さな肩を貸してくれた友人だけが顔を会わせてくれない、避けられている。出勤はしているらしいので確実に。
    あの輪が浮かんだ白髪を何ヶ月も梳いていない。
    あの宝石みたいな赤い瞳を何ヶ月も見ていない。
    あの鈴の音の様な声を何ヶ月も聞いてない。
    『可愛い』を全て集めたような彼女に何ヶ月も会っていない。
    常識も言葉も礼儀も社会も知らなかったような幼少期から大事だった彼女の顔を見ていない。
    『あの時』よりもずっと短い期間なのにずっとずっと長く感じてしまう。
    自分はなにをしたんだろう。なにかしたならちゃんと言って欲しい。その声が聞けるなら今だったら罵倒で構わない。
    頭の中の空白をその声で満たして欲しい。

    *********

    「やだよ…」
    年甲斐も無く涙が出てくる。
    まるで、欲しい物が手に入らない子供みたいで我ながら無様だ。
     1月から友人を避けている。
    正しくは、12月の『あの時』から避けてる。
    「素直に謝ったらどうッスか。あの人なら許してくれるんじゃねぇッスか?」
    「許してくれるから嫌なの」
    「はぁ?」
    我ながら訳の分からない事を言っているのは分かる。
    許して欲しい自分も居て
    許して欲しくない自分も居る。
     「自分勝手でごめんね。」
    そのぐちゃぐちゃな思考を甘ったるいカフェオレと一緒に飲み込んだ。

    *********

     「お姉ちゃん片足で階段上れるの?」
    「え?」
    いきなり失礼なことを言ってきた少女に出会ったのは日照りが強くなって風がぬるくなり始めた時期のことだった。
    一応そこそこ広い敷地ではあるものの、遊ぶというより通る形でしか人の出入りがない公園で休もうとしていた時だった。
     そのときはまだ五本の指が着いた義手や地面を踏むための義足も無くて松葉杖を突いて居た。
    「片足で上るの大変でしょう?」
    すでにもうすぐ3桁を迎えるほど生きていたけれど、感情の波はまだまだ押さえられなかったようで、たかが10歳ぐらいの子供の言葉で揺られた。
    「えぇ大変ね、だから何?からかってるの?」
    今でも大人げないと思うが、あまりに鬱陶しく感じて追い払ってしまいたかった。
     きっと私は少女を睨みつけていただろうな。あとで『めっちゃ怖い顔してた』って言われたし。
    「大変なの…」
    そう呟いた少女は私の前に立った。
    大変だからあえて通行の邪魔をするのかと思っていたら、小さい手を差し出してきた。
    「大変なら助けるよ。ほら、掴んで。」
    「…は?」
    意味が分からなかったけど、含みも無く輝く黄金色の瞳に逆らえず、その手をとってしまった。
    もしも、このときこの子の黄金が、少しでもくすんでいたら私は絶対あの手をはじいていただろう。
    そしたら公園のベンチで会話をせず
    そのときだけじゃ無く、何日もかけてゆっくりと話したりなんかしなかったら
    実は10歳前後だと思っていた少女が実はもっと幼かったことや、厳しい家で居場所がなかったことや、親戚から性別を恨まれたりしたこと
    頭を撫でたらさらさらとした髪の毛の感触が心地よかったことを知る事なんてなかったかもしれない。
     彼女の黄金がまぶしくて後ろ向きになってしまったときに交わした
     「右手と左足がないのは不便ね。」
    「じゃあ私が作ってプレゼントしてあげる」
    って会話もなかったかもしれない。
    もっとも、これが呪いのように縛ってしまう会話だなんてそのときは思いもしなかったのだけれど。


     数年後、あの子は黒いスーツを着た状態で空間の中で発見された。
    そのときは私の左手をがっしり握って泣きながら地面に突っ伏して私の名前を何度も呼ぶから、同じ現場にいた技能者の華鈴双子にはどん引きされた。
    最初は分からなかったが、曇りもない黄金の瞳で分かった。
    17年程前にとある事件のせいで、空間に関する物全てに疑心暗鬼になった親に巻き込まれて遠くへ引っ越した彼女だった。
     背丈もすっかり自分より高くなり、髪の毛もしっかり結って仕立ての良いスーツを来ていわゆる『キャリアウーマン』のイメージそのものだったが、目だけは恐ろしいぐらいキラキラと澄んでいて魅了されてしまいそうだった。
     さらにそこから今までもあの瞳は一切くすむ事無く私を見てくれていた。
    「右手と左足はもう私からプレゼントできないみたいだから、私の17年の思い出とかいかが?!」
    とかいう意味の分からない言葉を笑いながら言っていた気がする。
     そのあとは一緒に遊んだり、仕事をしたり、同じ部屋で寝たりの毎日を繰り返していた。
    目は口ほどに物を言うというのはよくある話で、あの時変わってないと思っていた瞳は変わっていない彼女を象徴していた。
    少女だったときのように、容赦なく甘えるし、私の近くに立ってはかわいいかわいいと褒めたり髪の毛を梳きあったりしていた。

     12月までの話だが。

    *********

    『いっそ残ってる四肢も技能者に移植すればいいのでは?』
    白衣を着た人間達の声が聞こえる。
    自分たちには絶対逆らえないという前提で見下ろすあの目が鮮明に映って動けなくなった。
    助けて。
    これ以上何も失いたくない。
    これ以上なにも奪われてやるものか。
     そして体に衝撃を感じた瞬間に爆音と共に周りの雪に血が滲んだ。
    ただの赤色じゃない。赤黒い。
     「あちゃー…」
    軽い調子の声が聞こえたが実際はその逆で、大量の血がさらに雪を染めていく。
    絶え間無く流れるそれに恐怖した。このままだとこの子の命が危ないかもしれない。
     失いたくないと思った瞬間にこれだ。
    そして何故だか、自分の四肢を失う時よりも強い恐怖を感じた。
     凜々蝶が隣にいない不安感や物足りなさを我慢する毎日が続いていた。
    季節はあの肌を刺す寒さから包む温もりを過ぎて張り付くような暑さに移ろうとしている。
    手に持ったペットボトルに付着した水滴を指で拭った。
    「これじゃあ意味がないじゃないかぁ…」
    時実の弱々しい本音は初夏の汗と共に溢れていく。
     避けられれば素直に引き下がるほど時実も押しが弱くしおらしい性格では無い。
    その逆で避けられれば避けられる程、毎日凜々蝶を探し回っていた。
    時に凜々蝶の居る国際部に顔を出し、時に休憩室に顔をだし、時にいつも行っていた居酒屋に顔をだし、はては空間に知り合いの魔人を引っ張り赴いたこともあった。
    しかしそれでも凜々蝶は見つからない。
    正確に言うと見つからないと言うより『顔を見せてくれない』をそのままにした感じだった。
    凜々蝶を見たという人はたくさん居るのに、時実だけが見つけられないのだ。
     他の知人にも協力してもらえればいいのだが、囲って捕獲して連れて帰るという誘拐犯じみたことはしたくない。あまりに手荒すぎる。
    ましてや自分の事情が事情なだけに、魔人嫌いの人間に伝わってないことも一緒に噂の風に乗っけられてしまえばとんでもないことになるかもしれない。
    「しかしなぁ…」
    ため息をつき、昼の休憩を切り上げようと椅子から立ち上がって出て行こうとしたとき
     凜々蝶がいる。
    半年ほど一緒に居なかったために探していたとはいえど、時実は不意打ちで体が硬直した。
    それは相手も一緒だが、1秒にも満たないぐらいでさっさと休憩室から走り出した。
     静かに閉まったドアを呆然と見たあと、はっとなり空のペットボトルをゴミ箱に投げて後ろを追いかける。
    職場の廊下を走るなんて社会人として御法度だが、今は社会人とかそういうのは言ってられない。
    捕まえて、話をしよう。
    また私と一緒に笑って欲しい。
     「りりちゃ…ッ」
    力強く腕を握った。全力で走ったんだろう、大分じっとりと汗で湿っていた。
    「…ッ」
    凜々蝶は歯を噛みしめた。
    走ったら逃げられると思った自分が馬鹿だった。
    お互い急に走ったことで乱れた呼吸を整えていると、先に時実が口を開いた。
     「1月からなんで私のこと避けてるの?
    私なんかしたか?12月の空間で私がりりちゃん放っておいたのが気に入らなかったか?
    それともそれ以前に私のこと嫌いだったのかよ?
    みんなりりちゃん見てるのに私だけ見られてないとかずるいだろそれ。」
    絶え間無くはき出した言葉に嗚咽が混じる。鼻をすする音も。
    「やっと自分の意思でそばに居られるようになってまだ3年とちょっとなのに。
    私のこと気持ち悪いか?言葉を交わしたくないほど嫌か?」
     うつむいてしまった顔を上げると凜々蝶の顔は表情を見せるどころか、顔の向きでさえ時実の方向を見ていない。
    重い感情がずしり、と頭にのしかかる。代わりに手の力が少し抜けてしまう。
     その様子を見て凜々蝶は焦燥感が溢れてきた。
    時実は自分が何か悪いことをしたと思ってる。
     自身の右耳を触ってみろと言いたくなる。被さっているガーゼの下に耳朶はあるかと。
    ないだろう。ないのは私のせいだと。
    それなのに瞳を蜜みたいに溶かして、許しを請うのだ。
     「あんずちゃん
    なんで私にそういう風に言うの?」
    「え?」
    「あんずちゃん、耳が無くなったのよ?私のせいで。
    そんな相手に許しを請うのはどうして?おかしいじゃない。」
    「だって…」
    「ただ側に居たいから理由もなく謝る訳じゃないでしょう?」
    「でも…」
    いつもしっかりと芯のある声が弱々しい。
    「それとも自分から謝ればどうにでもなるとか思っているの?」
    「ち、ちが…」
    凜々蝶より背丈が高い時実が少しずつ小さくなる。見た目じゃ無くて別の何かが。
    唇も震えているのは初めてみた。
     だけど、彼女が許しを請うなんて馬鹿みたいだ。
    顔に傷を負って難聴にもなったと聞いている。それなのに相手を一切責めようとしない。
    これでは彼女がいつか壊れるかもしれない。
    壊したくない。
     「りりちゃん、に、生きていること、後悔させたく、なくて…」
    「え?」
    「あの空間って、人のトラウマ、が見えることが、あるって、書いてあっただろ…。
    たぶんりりちゃんの、トラウマって、昔の、実験のこと、だろうって…」
    ゆっくりと言葉を紡いでいく。それは恐ろしいぐらい凜々蝶の考えていたことを的確に当てて行く。
    「それで、あの爆弾で死んだら、最後に怖い思いしたまま死ぬんだと思うと辛いだろ。」
    「…。」
    「それに約束してた、手足、
    もう別の人に貰ってるから、その手足に後悔させたくないなって…」
     凜々蝶はそう言われて掴まれてない義手と義足をみた。
    たしかにあのとき、自分が手足がついてなくて空間に入っていなかったらと思った。
    時実はその気持ちをさせたくなかったというのだ。
    「人間は生きてせいぜい100歳ぐらいだけど、魔人は老衰で死ぬことが無いからこの先辛いだろうなって…」
     凜々蝶は時実を抱きしめる。
    そして左の耳元で小さく謝罪の意を込めた言葉を連ねた。

    *********

     「りりちゃん眠いぜ私は…」
    「私だって眠いわよ、しっかりしなさい!!!」
    時実の寝ていた座椅子をガタガタ上下に揺らす。
    「あー仕事めんどくせー」
    首を捻って少しでも凝りをマシにしようとする。
    「そんなこと言う娘さんはお嫁に行けないわよ?」
    「むしろ私が二次元の魔人さんお嫁にしてるから」
    「あんずちゃんそろそろそのネタ冗談にならないからね。」





    最後あたりめっちゃダレてますがとりあえず仲直りしました。
    村 澄 Link Message Mute
    2015/06/03 0:56:34

    凜々蝶さんと時実さんが仲直りする話

    終盤にかけてだれてるのがよく分かるよ!!!!! #その他

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    • 20配色メイキング
      配色に凄く悩んでる人向け。当然のことしか書いてないんで、それ以外の人は見なくてもいいと思います。

      メイキングと銘打ってますが、自分用にまとめてるだけなんで見易さに関してはなにも言わないほうがいいです。感覚で覚えろ!な感じで進行していきます。
      村 澄
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      村 澄
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      語り場というか、メモ的なところも兼ねて
      恥ずかしくなくなったのでFO解除
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    • 29振るだけじゃなくなった。日常に刺激が欲しいお年頃
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      村 澄
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      とことん画像がでかいです。
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