器今日も、いつも通り手元にあった紙になぐり書き。
数日前のことを含め、今日も面白いことがあったし、いい商品も入った。
いや~、ありがたいありがたい。
あ、リシェルが冷たい視線を送ってくる・・まぁ、いつものことか!
とりあえず、器を欲しがったお客さんは満足して帰っていったし、よかったよかった。
一緒にいた彼女たちは、お客さんを不思議がっていたけど、仕方ないね。
まぁ、あの外見だしね。不思議・・いやあれは不気味に思ってたのか。
けれど、一緒に帰ってくれたところを見ると、お客さんは大丈夫そうだね。
お客さん、明日から大変かもしれないけど自分が望んだことだしね、なんとかやっていけるでしょう!
あとは、このお代を今後どうやって使うかだよねぇ・・
できることはいっぱいあるけれど、十数年のものだし、自分たちからするとすごいお宝!ってわけでもないんだよね。
薬とかに使えるんだっけ?
だったら何かしらの調合に使ってみたいな。
扱いが初めてってわけではないけど、どうなってしまうのかを理解した瞬間に抵抗しそうだし・・・
あ、食事として扱ってる種族もどこかの世界にいた気が・・
うん、考えるのやーめた!
色んな人の意見を聞いてから考えよっと。
それに、10代女子の魂なら、欲しい人だってきっといっぱいいるでしょう!
お客さんも、生前と変わらない年頃の器を手に入れたんだし、きっと有効に活用してくれるだろうしね。
もう会うことはないかもしれないけど、いつか、感想くらいは聞いてみたいものだね。