■浦沢直樹原作「MONSTER」
正直、ドイツの歴史や東西冷戦、社会主義、全体主義、共産主義の矛盾、等々
おバカな私は、この作品の感想を投稿できる能力はありません。
私以外のレベルの高い感想のブログを読んだ方が勉強になると思います。
東西冷戦構造、ベルリンの壁崩壊の以前以後を題材にしている奥の深い漫画の伝えたい作者のメッセージが、まだ理解できず、教育問題という方面で受け止め考えました。
「恐怖と罪悪感、暴言」等で人を支配しようとする世界は、このドイツが物語の漫画に限った事ではありません。
■ヨハンの目的
最終的には自分の死
『完全自殺』
全ての記憶を消す「終わりの光景」
全人類を道連れにしての死 証人のいない世界
■物語のラスト
ヨハンはベットから姿を消しました。
ニナとヨハン「どちらがいらなかったのか?」または「本当の自分の名前」を母親に聞きに行ったのか?
母親は双子をかばいますが「実験」という言葉で、実験主に復讐させる為に自分と同姓の女の子のニナを差し出します。
ヨハンはその事実確認だったのかも知れません。
実の母親と再会して真実を知る事でモンスターが消滅するラスト?
MONSTER3巻「511キンダーハイム」
旧東ドイツのベルリンにあった特殊な孤児院。
厚生省と内務省によって共同管轄された実験場で、表向きはただの孤児院だが、裏では子供たちを完全な共産主義の兵士に変えるプロジェクトが進行しており、精神改造や人間改造の研究、憐れみをまったく感じない冷徹な人間を作り出すための実験などが行われていた。
これらの実験は、旧チェコスロバキアの秘密警察の元大尉であるフランツ・ボナパルタが考案した「朗読会」のノウハウを活かしたもの。
ヨハン・リーベルトもここへ送られたが、逆に教官や収容されていた子供たちを操り、孤児院にいた50人もの人々を殺し合わせ、この施設を崩壊させた。
のちに、洗脳教育を追究した末にペトロフが辿り着いたものが、ごく普通の親が行う
思いやり、優しさ、愛情…だったとは、皮肉な結果で最後に殺されてしまいます。
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2016年5月22日の日記 浦沢直樹の「20世紀少年」
カルト問題、キャストの内部告白から出来た漫画?
http://galleria.emotionflow.com/36668/373413.html
511キンダーハイムとなまえのないかいぶつ
http://ai-am.net/monster
「教育とは実験だ」
元511キンダーハイム院長、ペトロフの言葉です
「教育とはその国に役に立つ人間を育てることだ」
社会の要求する人間を造り出すことを目的とし、どうすればそのような人間を造り出せるかを模索する実験が「教育」である
511キンダーハイム孤児院で行なわれた人体実験プログラム(科学的な人格矯正)こそが高度な教育システムだと主張します
名前を奪い、感情を奪う
511キンダーハイムでは人間の本質を奪い去ることで、国家のためにはたらく「殺戮人形」を造ろうとしていました
(※リンク先より一部転載)
共産主義の間違った教育の恐怖を描いています
これは、北朝鮮宗教と言われる、オ○ム真理教や創○学会、統○教会、IS(イ○ラム国)他
狂信者を生み出すカルト宗教の誤った教義も同様です。
信者という名の人体実験・・・
ブラック企業でも労働者に対して行われています
労働者という名の人体実験・・・
■中野富士見中学いじめ自殺事件
1986年に東京都中野区で起きた男子中学生の自殺事件。「葬式ごっこ事件」とも言われ、学級担任が虐めに加担するなど日本で初めていじめ自殺事件として社会的に注目された事件である。
事件の概要
1986年2月1日深夜、中野富士見中学校2年の男子生徒が、父の故郷である岩手県の盛岡駅ビルで首を吊って死んでいるのを見回りの警備員に発見された。床には「このままじゃ生き地獄になっちゃうよ」と記された遺書が残されていた。
男子生徒は、級友グループから使い走りをやらされるようになり、祖母にこのことをもらした。それに対して祖母は使い走りをきっぱり断るように言ったという。やがていじめに遭うようになり、それが徐々にエスカレートし、日常的に暴行を受けるまでになった。更に、その虐めグループらの主催によって学校でその男子生徒の「葬式ごっこ」が開かれることとなる。その葬式ごっこには担任教師ら4人が荷担し寄せ書きを添えていた。荷担の理由として「※どっきりだから」と虐めていたグループに説明されたから記載したと釈明した。それがきっかけとなり男子生徒は学校を休みがちになり、自殺することに…
担任教師らは自分の身を守るために、担任を行っていた生徒らに対し自殺した生徒について口止めするように言っていたことも発覚。他にも虐めを知っていながら教育委員会等に対し報告も行わなかったり、自殺後に開かれた聞き取り調査では自殺した生徒に原因があるかのような発言まで行っていた。同年4月、保身に走っていた担任教師に対し、事件後に発覚した学習塾でのアルバイト等により諭旨免職の処分が下り、校長と4人の教師に対し減給等の処分、校長と2人の教師が自主退職した
この自殺事件で同校生徒の精神面も不安定となり、授業中に自殺した生徒の名前を挙げながら同級生と喧嘩をした挙げ句、教室を飛び出し教師ともみ合いになった生徒が暴行容疑で逮捕される事件も起こった。この際、教師は生徒が教室を飛び出す直前まで生徒同士の喧嘩を見て見ぬふりをしていた
この事件はマスメディアにより大々的に報道され、初めて虐め自殺事件がクローズアップされた事件でもある。報道により学校や教師の自宅、虐めに荷担していた生徒の自宅に嫌がらせが発生した。これ以外にも、被害者である生徒の遺族の自宅にまで嫌がらせが発生、遺族が二次被害を受けることとなった
<中野富士見中学自殺事件について>
加害者「※どっきりだから」
北朝鮮宗教・創○学会による集団ストーカー加害マニュアルに類似性があり気になる事件です。
創○学会員は、排除したい仏敵に対して「さようなら」宣言をする特徴があります。
また自殺事件後、同級生たちの精神が不安定になり疑心暗鬼の集団ヒステリーは、浦沢直樹原作「MONSTER」の世界と同様です。
ちなみに1970年代までの日本の学校社会では、虐めが原因による自殺事件はありませんでした。
子どもの集まる場所ですから、イジメやケンカはありましたけれど、兄弟ゲンカのように翌日になれば、仲直りという和気あいあいの日本の学校社会でした。
1時間目~6時間目まで1日中、クラス替えや進級してもずっと陰湿で悪質な虐めを毎日行い、精神的に追い詰められた子供が自殺する事件は、1980年代中旬頃から全国的に発生し始めました。
集団ストーカー犯罪システムも既に30年前から存在していたそうで、この自殺事件と動きが伴います。
考えたくない事ですが中野富士見中学自殺事件は、ただの虐めではなく最初から
「日本人排除の殺害目的」だった可能性も考えられます
▲「マインドコントロールの恐怖」
スティーブン・ハッサン/著 定雄/訳
恒友出版 定価1500円
<本書紹介文>
・マインド・コントロールとは?
個人が自己自身の決定を行うときの人格的統合性を切り壊そうとするシステムです。
その本質は、依存心と集団への順応を助長し、自立と個性を失わせる事である。
行動、思想、感情をコントロールすることによって達成される「洗脳」とは違い、あからさまな物理的虐待をともなわす、グループ内の強力な教え込み効果によって作用する。
本書では、とくに破壊的な結果をもたらすものを問題にしている。
・破壊的カルトとは?
非倫理的なマインド・コントロールのテクニックを悪用して、そのメンバーの権利と自由を侵害し、傷つけるグループのこと。
主要なタイプとして、宗教カルト、政治カルト、心理療法・教育カルト(自己開発セミナーなど)、商業カルト(ネズミ講式の販売組織など)がある。
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ブラック企業の研修なども、労働者を従順にさせるマインドコントロールの一種でしょうね。
(社会人として大切な事や知識や教養を教えるのではなく、礼儀作法等、形にはめるものばかりさせられる)