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作品 - ホラー

 : 372件
  • 17ホラーログ32016年以降のホラー映画ログ
    pixivに上げてないものもちょっと入ってる
    #ホラー映画
    きつねまど
  • 44ホラーログ22015年のホラー映画ログ
    相変わらずひどい
    #ホラー映画
    きつねまど
  • 25ホラーログ12014年にpixivに投稿したホラー映画関連ログのサルベージです
    色々ひどい
    #ホラー映画
    きつねまど
  • 2これが怖白面自分の考えた怖白面というホラー的なものを描いてみました。
    #オリジナル #ホラー
    orianigrats
  • 2オリジナル動画¦end or forever 0章 前編💎白い世界の中で「描く」能力を持つクロネコと、「消す」能力を持つシロネコの物語。二人は今日も同じ場所で想う。

    本編動画 ⇨ https://youtu.be/HjEF6GWaflg
    次    ⇨ https://galleria.emotionflow.com/43930/624449.html

    ✦オリジナルゲーム風動画「 end or forever 」¦00 白い世界の章・前編
    ⚠一部残酷、ホラー表現がありますのでご視聴の際はご注意下さい。

    ----------------------------------------
    ✦『end or forever』HP / https://reisetu.wixsite.com/index/end
    ✦ twitter/ https://twitter.com/nkk_rist
    ----------------------------------------
    動画制作 ねここ。


    #オリジナル #創作
    ねここ。
  • 月夜のキャットファイト自作小説の主人公・怪盗ホラーキャットのイメージ画です。

    #創作 #オリジナル #オリキャラ #オリジナルキャラクター #男性 #少年
    朽木桜斎
  • 2【※プチホラー?】某チンチンプーに造語で呪いかける基本的に「下半身周りにトラブル起きろ」と書いてある。

    形態: ##感情*怒哀・不穏・恥  ##加工・コラージュ  ##グロ
    どベ3(My art Do not Repost)
  • 不法侵入!23「青空に溶け合う!」正幸が指名した「ハンバーガーショップW」と有名な赤い看板の店に飛ばすように迫ってきた時はちょうどお昼もきりがいい時間だったのか大きな駐車場は、車もまばらで気持ちいほど広々としていた。
    晃博のバイクに乗ったのは正幸が中学の時以来でやはり大型だと迫力も違ったのかついてから晃博にせかされるまでなかなか身体が緊張したまま降りられなかった。

    晃博「なんだよ!マジでだらしねえなお前!これくらいで固まってんのかよ!(*´Д`)顔サルみたいにひきつってるぞ!(笑)」

    からかいながらバイクから降りる晃博は固まっている正幸の頭をこずいて背負わせていたかばんをはずさせ手にとった!

    正幸「これくらいって、兄ちゃんめっちゃ飛ばしてたよ!ほんと死ぬかと思ったし!<(`○´)>」

    晃博「たんなる気分転換だろ!大げさなんだよ、いちいちお前は!のりの悪いやつはモてねえぞ!( ̄▽ ̄)」

    晃博はヘルメットを外し腕でひたいの汗をぬぐった。

    正幸「いや、僕だるくて調子悪いって言ったじゃんか!逆効果だし!って!えっ?Σ(゚Д゚)」

    つられて正幸もヘルメットを外したときとっさに晃博が頭を引き寄せて、ひたいにコツンとおでこをおしつけてきた!

    そして、つぶやくように…!

    晃博「うっせえんだよ!いちいち小言言わなきゃ損みたいによ!25にもなってこんなんでお前やってけんのか!生きていけねえぞ…!」

    正幸「そ、それは…!(-_-)」

    二人の間に、一瞬、沈黙が流れた…!

    気持ちいほどよく晴れた昼下がりの青空の下、太陽とバイクの熱い熱風とはまた違った別のぬくもりに正幸は少し涙もろくなった!同時に、やすらかなめまいも感じて、時間が停止したように、このまま、青空に兄と一緒に溶け込んで行きたいと恥ずかしい感情が高ぶった!

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL  #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!22「兄の背中!」ブオーンと激しい音と共に急発進したバイクに心臓がバクバクになる正幸!

    正幸「ちょっ、危なっ!スピード出し過ぎだし!Σ(゚Д゚)

    叫んでみたつもりだが、正幸の弱々しい声はほぼエンジン音と吹き抜ける風に吹き飛ばされて晃博はお構いなしに走り続ける!

    晃博「いや〜、親父にお前の居場所だけ聞いてナビで走ってきたけど、結構ど田舎なんだな!同じ市の外れでえらい差だぜ!(*´Д`)」

    だいぶ激しい風の音にもなれて数分走った頃晃博が皮肉っぽく話かけてきたが、正幸は振り落とされないように、にじみ出る汗の手でしがみつくのに必死でまともに返せない!しかもまだ、気分のだるさが抜けていない!

    正幸「う〜ん…?((+_+))」

    「つ〜か、マジ田んぼばっかでなんもね〜な!よく住む気になったな!?まあ、のんびり屋のお前にはちょうどいいのか!(笑)( ̄▽ ̄)」

    マイペースにからかう晃博!

    正幸「だよね…!(-_-)」

    暑さでぐったりの正幸は言われた事にあいまいな言葉で返すのがせいいっぱい!

    晃博「らちあかねえな!( ̄д ̄)ドライブがてら店探そうと思ったけど、日が暮れるぜ!一旦俺が来た大通り戻るわ!あの辺結構店あったしよ!」

    けど、兄の頼りがいのある張り声と…!

    晃博「なんか食いたい店とかあったら早めに言えよ!一瞬で通り過ぎちまうからよ!( ̄▽ ̄)」

    正幸「(しばらくして有名な店の看板がすかした目に止まって!)じゃあ、あのハンバーガーショップで!(-_-)」

    晃博「ああ?聞こえねえ!なんつった?\( ̄д ̄)/」

    正幸「(振り絞る大きな声で…)あの、目立ってる赤い看板のところ!(+○+)」

    久しぶりに触れたさらに、たくましく成長していた背中に…!

    晃博「オオ〜ッス!(了解!)( ̄▽ ̄)」

    正幸は心が次第に、どんどん充電して、満たされていくのを五感で感じでいた!

    #不法侵入!  #イラスト #小説 #日記 #BL  #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • ニャンコ【イラスト紹介】


    【オリキャラ】恐怖のニャンコ【ピラフドリア】


     ニャンコを描きました。


     ホラーニャンコ!?


    #オリキャラ #イラスト #絵描きさんと繋がりたい
    ピラフドリア
  • 【オリキャラ】恐怖のニャンコ【ピラフドリア】【イラスト紹介】


    【オリキャラ】恐怖のニャンコ【ピラフドリア】


     ニャンコを描きました。


     ホラーニャンコ!?


    #オリキャラ #イラスト #絵描きさんと繋がりたい
    ピラフドリア
  • 不法侵入!21「青い風!」だが、晃博が入れたお札はすぐに押し返すように出てきてしまった。

    晃博「なんだよ!万札つかえねえのかよ!ちきしょう!(*´Д`)」

    正幸「万札って!兄ちゃんめっちゃ金持ち!なんか自販機お金の制限あるとこ多いね!(・ω・)

    晃博「カードも使えねえしよ!小銭はめんどくせえから持ち歩かねえしついてねえ!(*´Д`)」

    正幸「小銭なら僕持ってるから兄ちゃんもなんか飲みなよ!(*´ω`*)」

    晃博「なんだ、お前も稼ぎ出してから偉くなったな!成長したか?(笑)身長はあんま変わってねえのに!(*´Д`)」

    正幸「そんなんじゃないし、背はあれから少しは伸びてるよ!これでも174あるし!兄ちゃんがでかいんだよ!軽く180超えてるでしょ!(-_-)」

    晃博「男ならこんなもんだろ!( ̄▽ ̄)」

    晃博はそうちゃかして、自販機でお得用のスポーツボトルを押して取り出すとすかさず正幸のひたいにあてた。

    正幸「ふぁ〜、冷たい!Σ(゚Д゚)」

    晃博「お前が先に飲め!待ちくたびれて腹も減ってるだろ!腹いっぱい食わしてやる!( ̄▽ ̄)」

    正幸「う、うん…!(*´ω`)」

    炎天下にくたばりそうな正幸は晃博のさり気ない優しさにふれながら冷えたスポーツドリンクを身体に流し込み生き返った開放感を覚える。
    残りのドリンクを晃博が一気に飲み干すと正幸を自慢のバイクへ誘導した。

    晃博「荷物邪魔だよな、ロッカーに預けるか?( ̄▽ ̄)」

    正幸「いや、ここの駅小さいからロッカーなんてないよ!これくらい僕背負えるし!(*^_^*)」

    晃博は「使えねえなあ〜!」とつぶやきながら、バックのファスナーを開けて中からもう一つのブルーのヘルメットを取り出し正幸の頭にかぶせた。

    晃博「無理すんなよ!まじ死にそうな顔してるぞ( ̄д ̄)!まっ、振り落とされねえようにきいつけろよな!(笑)」

    そしてバイクにまたがり「リュック貸せ!」と正幸が背負っていた小さなリュックを渡すようにうながし無造作にカバンに詰め込み再びそのずっしりとしたカバンを正幸が背負った!

    晃博と同じように後ろの座席にまたがると勢いよくブルルルーンとエンジンがかかった!大型の新車のあまりの爆音につい驚いてしまい…!

    正幸「ち、ちょっと待って、やっぱりなんか怖いってゆうか…気分わるいしあんまスピード出さないでね!Σ\(◎Д◎)/!」

    正幸のぐだぐたとひきつった声に晃博はあきれたように…!

    晃博「はあ?大の男がいちいちびびってんじゃねえよ!情けねえ!(`д´)ちゃんとものはついてんだろ〜てめえ!行くぞ!」

    と、正幸のヘルメットの前を後ろ手でストンと下し、そのまま問答無用で向きを変えて、勢いよくハンドルを切りアクセルをふかし俺についてこいと言わんばかりに、風をきった。

    正幸「ちょ、ちょっとマジやめてって!Σ(゚Д゚)」

    蒸し暑く道路から照り返す熱風の昼下がり!急発進するバイクに慌てて晃博の腹部にしがみついた正幸は風を切るスピードにただただ緊張してギュッと目をつぶり暑さですぐれない中、ジェットコースターのようなスリルを味わうことになった!

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL  #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • こがらしの季節!10「いたちごっこ!」そのまま修羅場になりもつれ合ってるうちに折りたたみベッドが倒れ、ふざけてのっかり暴れる太一!
    学もだいぶしびれをきらし取っ組み合いのような感じになってしまい、お互い団地の外にもれるくらいの汚い暴言の、ののしりあいオンパレードです!(-_-)

    学「お前ほんといい加減にしろって!ベッドにのるな!( # ゚Д゚)汚ねえ汗、染み込むだろ!」

    太一「はっ、お前と違って一仕事してきたいい汗だし!( ̄▽ ̄)ベタベタさわんじゃねえストーカー!こもり菌がうつるだろ〜!(笑)」
    学「勝手に言ってろあほが!つか、マジ汗臭えからさっさと帰って風呂入って来いって!ただでさえめっちゃ臭えんだから!( # ゚Д゚)」

    太一はふんと、学の言葉を完全に耳をかさずにベッドの下の散らかった服に紛れていた黒いスマホを見つけた。

    太一「おお、いいもんみっけ!こもり菌のくせになんでこんな良いもんもっとんだて!( ̄▽ ̄)」

    朝から突然家に押しかけられた太一に学はすっかりスマホをしまうのを忘れていた。学は「しまった!Σ(゚Д゚)」と腕ずくで取り返そうとしたが、空手を習っていたと、ちびのわりに力が強い太一からなかなかスマホを奪えずにいた。
    むきになっている学ににやにやと腹蹴りの反撃を返してくる太一に完全に遊ばれている感じだ。

    学「おい、バカてめえ!返せって!調子のってんじゃねえぞこのサルが!スマホ持つなんてお前みたいな下等動物には、100年早えんだよ!サルはおとなしく家帰ってバナナでも持って食ってろ!痛って!!腹蹴んな!( # ゚Д゚)」

    太一はさらに意地悪なからかい顔になり・・・。

    太一「うっわ、お前、俺を本気で怒らしたな!もう返したらんし!( ̄▽ ̄)」

    必死にスマホ一直線に奪い返そうと手を伸ばす学!

    学「何がだて!俺ほんとのことしかいっとらんだろ!先輩に逆ギレしてんじゃねえし、スマホいじ繰り回すなって!( # ゚Д゚)」

    軽くかわす太一!

    太一「先輩じゃねえし、俺の奴隷だろ〜!\(^o^)/ニートのこもり菌とかかっこわりい!見習うとこねえし!(笑)」

    学「お前な〜!( # ゚Д゚)ぐあっ!( # ☆Д☆)」

    すきをみて太一の石頭の頭突きが腹に決まり言葉を失う学!ついでにすねも蹴り上げられ・・・!

    太一「奴隷はさっさと部屋片付けろって!( ̄▽ ̄)てめえんちの服だろ〜!(笑)」

    学「ああ~もう!((+_+))」

    太一に振り回されながらも最後は結局やりきれない怒りをこらえ、学が折れて諦めるはめになる!時計は9時をまわり、天気はうんざりするぐらい青の晴天!すでに体力が消耗しきっていたが、まだ一日は始まったばかりだ!ううっ!((+_+))

    #こがらしの季節! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #不登校 #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!20「まぶしい笑顔!」炎天下の駅前で兄の晃博を待ちくたびれるように汗をにじませていた正幸!ようやく現れた兄は電車ではなく、大きなエンジンと共にでかいバイクに乗った勇ましい姿だった。東京の大学を卒業してから向こうで働いていたため、盆や正月もフルタイムの勤務で中々こっちに帰ってこれなくて、メールのやりとり以外でまともにあったのは、かれこれ6年ぶりになる!
    バイクを止めヘルメットを外した兄はますます大人っぽくなっていた。身長も高かった!正幸がそんな姿の晃博に認めていると、久しぶりだな!とからかい好きの懐かしい声でこっちにやってきた。

    晃博「なんだお前今にも、逝っちまいそうな顔しやがって!ちゃんとめし食ってんのか?(笑)」

    正幸はその言葉でようやく我に返った!

    正幸「兄ちゃん相変わらず冗談きついけど、ほんと暑さで逝きそうだよ…!(待ち過ぎて…)(-_-)てか、バイク新しいの買ったんだね!なんか前のより大きくない?」

    晃博「大学出てすぐに向こう(東京)で大型免許とってやった!試験一発だぞ!凄えだろ!やっぱドライブなら車よりバイクだな!( ̄▽ ̄)」

    正幸「すごい!(◎_◎;)まあ、兄ちゃん高校の時もう普通二輪とってたもんね!そこまではまるとは思わなかったけど…!見えはって彼女にかっこいい所見せたかった感じでしょ!無駄遣いして大丈夫なの?車の製造工場だっけ?向こうで就職決まってそれっきり会えなくなって!まさかこっちに帰ってきてたなんて思わなかったよ!」

    晃博「先月親父が腰ひねって動けねえって母さんからメール来てさ!一応心配でな!仕事が支障出そうだとか言ってたからよ!あいつとは卒業してすぐ別れたよ!なんか、働き出したら全然遊べなくなってつまんねえとか言われて!あっさりな!(;´д`)」

    正幸「兄ちゃんと同じ旅行の趣味があって意気投合してたんじゃなかったの!スマホに向こうから結構メールよこしてたじゃん!写真も送ってきてまあまあ可愛い彼女だなって思ってたけど!いろいろあったんだね!父さんの事は全然知らなかったな!僕が追い出されてすぐかな!大丈夫なの!」

    晃博「親父ももう年だしな!じき73だし!久しぶりに会ったらしんみりしちまったよ!なんか商店街の飾り付けで張り切り過ぎたんだとよ!」

    正幸「そういえば夏まつりだったんだね!まあ、この年になって楽しむ余裕とかなくなったけど…!」

    晃博「お前まだ25だろ年寄りみてえな事言ってんじゃねえよ!まあ、俺も30カウントダウンまできてるし、偉そうに言えねえけどよ!」
    正幸「まだ、兄ちゃん8だから2年あるよ!じゃあ、今は工場の仕事は有給とかで休んでるの?」

    晃博「いや、俺の行ってる工場秋から他所の会社と合併するみたいで、勤務先も県がかわるような事聞いたから迷ってよ!で、母さんからメールきた時、もうどうせなら地元で働くかって退職して帰ってきたわけ!とっくに、彼女も居ねえしな!親父や母さんも最初は怒ったけど割とホッとした顔してたぜ!まあ、長男だからって別に惣菜の店つぐつもりねえけど!(笑)」

    晃博はそう言ってどさくさに背負っていたでかいカバンを正幸になげる!

    正幸「えっ?何だよこのカバンの荷物!?めっちゃ重っ!食料!?Σ(゚Д゚)」

    晃博「親父もだいぶ回復したし!お前から(泣)きメールさんざんきたからな!部屋探しも含めてついでに…どうせならお前と暮らしてえと思ってよ!」

    正幸「いや、今僕が住んでる家は最悪でさ…」

    晃博「取りあえずなんか飲むか!顔めっちゃゆだってるぞお前!( ̄▽ ̄)」

    正幸「兄ちゃんも今そうとうスケベ面してるよ!(笑)」

    そう言い返した正幸は自然と照れ笑いを浮かべ、晃博も汗だくの顔のまぶしい笑顔で正幸の背後にあった自販機にポケットから財布のお札を取り出し札入れに通した!

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!19「太陽の人!」今からこっちに兄が向かうと聞いて正幸はラインで晃博に今いる所を伝え、森山駅の近くの小さな自販機の場所で待機していた。パンクした自転車はそのまま駅のそばに取りあえず止め、汗だくで、炎天下の人通りの少ない砂利道で行き交う電車を眺めているが中々晃博の姿は現れず、のどがカラカラになってくる。駅の自販機よりドラッグストアの方が多少安い事を知っていた正幸は意地をはって目前の自販機に乗り出せずに暑さと戦っていた。
    それから40分が経過した頃、流石にしんどくなりギブアップで自販機に歩みはじめた時、遠くから「正幸!」と懐かし響きの声が聞こえて振り返った。
    ドルルルーッとはげしいエンジン音と共にバイクに乗った人物が正幸の前で止まった。
    ヘルメットで顔がはっきりとは見えなかったがそれは間ちがえなく晃博兄だった。

    てっきり電車でくるとばかり思っていた正幸は目前に登場した太陽の照り返しを浴びる晃博の姿がとても凛々しくうつり、のどの渇きも忘れ言葉もすぐには出せなかった。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!18「安堵!」店長の川田さんと駅で別れてから正幸はスマホに久しぶりの兄の晃博(あきひろ)からのからかうようなラインが沢山来ていたのに気づいた!

    どうやら大雨の被害の事とか知ったみたい!いくつか流し読みをして、最後の「おい…返信しろ、生きてるか〜!」の文章でうんざりしてしまった正幸は昼下がりの炎天下で中々文章を打ち返す思考が追いつかなくて、自転車にまたがり日陰を目指し走りだした。だが少しして後ろのタイヤに異変を感じて、正幸は自転車を降り確認するとパンクしているのが分かった。
    正幸「まじで!?Σ(゚Д゚)
    だいぶ今まで乗り回してきたせいかタイヤも擦り切れるほど、ぼろぼろになっていたので、「そろそろかえ時かな!(-_-)とため息混じりにつぶやいた。
    再び自転車を押して歩き出すと目の前に郵便局が見えてきた。正幸は出来ればもうあの家には帰りたくなくて、引っ越したいと思った。が、そんなお金もなく自転車の前かごに入ったコンセント式の扇風機に眉間にしわを寄せ再度ため息をつき電気代だけでも払わないとと家の玄関の隙間に挟んであった請求書がリュックの中にくしゃくしゃに押し込んであったのを確認する。
    そして炎天下の誘惑に負けるように郵便局前に自転車を止めると、少ない通帳からしぶしぶ支払いに行ってしまった。

    憂鬱顔で少しだけ中で涼んだせいか、冷静に思考が戻ると後悔だけが残った。

    外に出るとまた、ゆだるような蒸し暑さが正幸を襲う!
    正幸はパンクしてるのにも関わらず自転車にまたがり苛立つようにペダルを漕ぐがすぐに身体がだるくなり、スマホを取り出し兄に当たるように先程の返信を返した。

    正幸「生きてるよ〜!(笑)生きてるけど正直もう限界かも…いろんな意味で…(-_-)!近いうちしぬかもしんない…その時は別にそう式とかしなくていいからね!無駄なお金かかるし!なんならその辺の土に埋めてくれていいから…。兄ちゃんも東京にいる彼女と元気でね…応援してるよ…。」

    長々と皮肉じみた文章を打ってスマホをポケットにしまい込むと正幸は無性にお腹が空いてきてつくづく人生がいやになった。

    だが、虚しく自転車を降りひきはじめるとピコンとスマホ音がなった!

    虚ろな目で、ポケットから取り出して見ると、兄の晃博から「今から行く」と返信が…!

    東京にいるはずの兄から思わずの返信に正幸はあっけにとられてしまったが、何故か安堵感も同時に感じられた。

    #不法侵入! #イラスト #小説  #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 狂い咲き!13「硬直!?」いつも、魚をとっていたあの場所に久しぶりに川をサンダルでまたぎながら向こう岸にわたり歩きはじめた時、1台の自転車がトイレのはしに止まっているのが見えた!
    何となく見覚えがある自転車のような気もしたけど似たような黒い自転車なんて沢山あるし、8月の照り返す日差しの暑さのせいで細かい疑問は全て頭から蒸発させられて、ほとんど気にしてなかったのだ!
    が、歩くとバッタの虫たちが飛び交う中、背の高い草をかき分けながらもう少しでいつも魚取りをしていた場所の川岸が見えはじめた時、その途中、人の動く気配となんだか聞き覚えのある声が麻斗の耳に届いてきた。
    そして、草の間からその声の主が視界に飛び込んできた瞬間、麻斗は身体の全身に危険信号が走ったようにフリーズして凍るような冷や汗が頭を冷やすように恐怖の記憶が一気によみがえってきた。Σ(◎Д◎٥)

    #狂い咲き! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #ホラー
    かざぐるま
  • 葉っぱと棘!6「小悪魔の誘惑!」いきなりふいに抱きついてきた薫にあたふたし、てこずってしまう隼人…。

    隼人「(おい!ちょ、何なんだよいったい!Σ(゚Д゚)」

    涼華「あらあら、はやちゃんさっそく気に入って貰えたかしらね!パパですって!小さくて可愛いわ!(*´▽`*)」

    瑠璃子「男性はみんなパパって呼ぶんです!買い物に出かけるといつも!薫は来月の3月で9歳になるけど、体の発育が遅くって!もともと、人懐っこい所があるんですけど、初対面の人にすぐ甘えたりするの見るのは私も初めてかも!(;´・ω・)」

    隼人「(聞いてねーし…おい、離れろよ!てか、どこ顔あててんだよ、こいつ!( # ゚Д゚))」

    薫の顔がちょうど隼人の股間あたりにあたって変な感覚になる!

    瑠璃子「ほんとに無理言ってごめんなさい!けど良かったです!こだわりの強い子でもあったから少し心配だったけど、薫も優しい隼人さんを受け入れられたみたいで私も安心してまかせられます!隼人さんてイケメンですよね!(*^_^*)」

    隼人「(この状況でどさくさに褒められたって、うれしくねーし、飲み屋の口説き文句かっつーの!預かるも何も俺は最初からイエスも何も言ってねーんだよ!って…てめえもいい加減離れろ!( # ゚Д゚))」

    涼華「最近、亡くなった主人に似てきたって話してた所なんだけど、最近じゃ声までそっくりになって来て驚いてたのよ!(*´ω`*)

    瑠璃子「男の子はやっぱりお父さんに似るのかもしれないですね!涼華さん成長した息子さんに惚れなおしたんじゃないですか?(*´▽`*)」

    涼華「ふふ、どうかしらねえ!一人っ子で過保護に育てちゃったから、まだまだ社会勉強が必要かもね!学校も辞めちゃったからこれからどうするのか、大変だわ!(*´ω`*)」

    瑠璃子「そのおかげで薫をみてて貰えるので感謝しかないです!(*´▽`*)」

    涼華「薫くんは、お母さん似なんじゃない!(*^_^*)そろそろバーの時間になるから行きましょうか!瑠璃子さん、そのコート一枚じゃ寒くない!取りあえず家まで送るわ!」

    瑠璃子「いえ、大丈夫ですよ!すみません、すっかり長居してしまって…!それじゃ隼人さん1週間薫をお願いしますね!これ着替えと薫の事が書かれたノートが入っています!何か困った時の参考になればと思って!お風呂とか嫌いみたいで暴れる時は無理しないで入れなくて大丈夫ですから!(*´▽`*)」

    瑠璃子は隼人の返事もまたずに、土間の床に置かれていた小さな旅行用のバックみたいなものを差し出してきた!

    隼人「はっ!1週間て…( # ゚Д゚)」

    涼華「隼人も可愛い弟が出来て少しは成長するかしらね!社会勉強だと思ってしっかりね!お母さんたち行くから後は頼んだわ!(*´ω`*)」

    涼華はどさくさに寝室に紫のコートを取りに行き戻ってくると、

    涼華「戸締まりだけしっかりしなさいね!何かあったらメールするから!(*´▽`*)」

    小さなバッグを肩にかけ、会釈する瑠璃子と一緒に家を出て行ってしまった。

    隼人「のーみそ出来損ないのガキ押し付けて何が、社会勉強だ!ふざけんな!( # ゚Д゚)」

    何度も必死に叫んでいた心の不満も届かず、ほぼ二人の一方的な強い願望のような圧力に巻き込まれた隼人!結局いまだ図太くしがみついて小悪魔な視線を送る薫の世話をする事が決まってしまった!(>_<)くそ~!

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • 8【THEALFEE】『ラジオ番組終わらない夢にてアルフィー桜井さん、寝る前にはホラー映画を見ない理由 #ALFEE #桜井賢 #アルフィー #イラスト #坂崎幸之助 #マンガ #ギャグ #漫画 #高見沢俊彦ぷりんせすはなげ
  • 葉っぱと棘!5「危険な瞳!」女性が家に連れてきた隼人が見覚えのある、少年の顔!それは昼間母が働いていた、スーパーの駐車場で薔薇の花をむしり取って遊んでいた?無表情に冷めたあの顔だったのだ!顔にはうっすらと細い傷跡が浮かんでいる!

    女性「本当に何度も迷惑掛けるような事しちゃってすみません!私…頭が真っ白になっちゃって…!親しい人ってジャスミンさん以外ぜんぜんいなくて…!」

    涼華「もう、落ち着いて瑠璃子(るりこ)さん!その名前お店以外で呼ぶのやめて照れるから!お子さんの事はさっき息子と話しあってちゃんと面倒見るから!」

    隼人、おいと、涼華に送る鋭い視線!
    涼華はわざと気づいてないふり!

    涼華「それより、もう、入院の日にちは決まったの?この子の為に早く身体が良くならないと!」

    瑠璃子「入院ていうか、取りあえず検査入院で体調の様子を観ましょうって事になったんです!1週間は自宅で休んでそれでも回復しなかったら検査って…でもこの子、薫が部屋にいるとゆっくり休めなくて…知らないうちに苛立って、叩いてしまう事も出てきちゃって!」

    薫は、瑠璃子の話しなど気にもせず、無表情な顔で、視線は涼華の耳たぶにキラキラ光り揺れるイヤリングを仕切りと見つめていた。

    涼華「きっと、いろんなストレスが重なって心に限界がきてるのね!薫くんて言うの、お母さんに似て、綺麗な目してるのね!うちの息子ひまで体力だけはもてあましてるから安心して預けて!」

    すかさずそっぽを向いている隼人の肩を引っ張りあなたも挨拶しなさいと視線を送り隼人は身体のバランスを崩した!

    涼華「瑠璃子さんね、バーではローズマリーってあだ名を付けられてるの!シングルママさんで1番若い二十代でお母さんになって頑張って働いてるのよ!ちなみにお母さんのニックネームはジャスミンで彼女と同じハーブの名前!」

    隼人「ふーん!(どうでもいいし!厚化粧のババアがジャスミンて面かよ!ボソッ(-_-;))」

    瑠璃子「やめて下さい!ぜんぜんそんな事ないです!私、親として未熟過ぎて…!旦那にも嫌わて…」

    涼華「旦那さんの見る目がなかっただけよ!向こうが言い出したんだったら、きちんと旦那さんから慰謝料に養育費ももらわなきゃ!綺麗過ぎるくらいなんだからもっと自信持ちなさい!」

    瑠璃子「私が薫をこんなふうに生んでしまったのが原因だから、主人には迷惑かけられなくて!でも、最近はその事も考えて主人の所に行こうとしたんですけど薫が首を降って会いたがらなくて…!」

    隼人、心の声(いや、貰いにいけよ!こうやって赤の他人巻き込んて迷惑かけてるくらいなら!)

    涼華「薫くんも旦那さんからいろいろ嫌な事を言われてたのかもしれないわね!ちょっと複雑だけど、どっちにしても、生活の事を思うともっと慎重に考えた方がいいわね!取りあえずはあなたがまずしっかり体調をなおさなきゃ!」

    瑠璃子さんは目の下にクマもありだいぶやつれていたような様子で、詳しい状況までは聞けなかったが、だいぶ精神も追い詰めれている感じだった。
    さすがにこんな姿で何度も頭を下げてくる瑠璃子に隼人も口では、何も文句は言えずにいた。
    そんな無抵抗の隼人をいい事に涼華は、

    涼華「薫くん、お母さんがね、最近お仕事続きでだいぶお疲れしちゃってるみたいなの!でね、早く元気になる為に少しの間体を休んで貰いたいから、しばらくお母さんには会えなくなっちゃうけど、代わりにここにいる大きなお兄ちゃんが薫くんの事しっかり面倒みてくれるって言ってるんだけど!いいかな?」

    隼人「(は!勝手に、何言ってんだよ!ちょっとまてよ!( # ゚Д゚))」

    隼人が言いかけた時、薫の手がためらうこともなく、隼人のズボンをギュッと掴んだとおもうと、ふいに両足に抱きついてきて言葉をうしなった!

    隼人「(なっ!Σ(゚Д゚)」

    そして、んん〜!と小さくうなり、隼人を見上げる薫のまなざしは無感動でとてもわかりにくいと言うか死んでると言うか、読み取りにくかったが、何故か新しいおもちゃでも見つけたとでもいうようなしぐさに、隼人は無性に嫌な予感が走った!

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • 葉っぱと棘!4「強制バイト!?」母親の涼華と何気に家で鉢合わせしてから収まらない隼人の口論は住んでいるハイツのアパートの外まで声が漏れる勢いだった!

    隼人「うっせえっていってんだよ!( # ゚Д゚)綺麗事ばっか言って丸め込みやがって、結局俺は問題児扱いかよ!いつまでもガキ扱いしてんじゃねえよ!」

    涼華「1人で大きくなったような顔するんじゃないの!あんたがガキみたいにすねてるからでしょ!いい年して自分の口で何も言えないでキレるなんて恥ずかしいと思わないの?( ⊳Д⊲ #)

    隼人「別になんもねえよ!てめえに知って欲しい事なんて!俺の言う事いちいち真に受けて干渉すんなっての!そんなにうざいんなら施設にでも行ったっていいんだぞ、俺は!( # ゚Д゚)」

    涼華「そんなわけにいかないでしょ!あんたはお母さんの大事なたった1人の息子なんだから!最近はますます大好きだったお父さんにそっくりになってきて…!立ちなおれたのだって、隼人のお陰なのよ!」

    隼人「なんでそこに親父が出て来るんだよ!てか、親父に似てるから大事にしたいとか頑張るとか言われたって俺全然うれしくねえし!かえって不信になるし鳥肌たつわ!そんなきしょい目で見てたのかよ!似合わねえ厚化粧まで最近家の中までしやがって!家中香水でくせえんだよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「これはバーの仕事の為よ!悪かったわね!そうじゃなくて…!もちろんお父さんの事は大好きだったけど、本音で言ったら、今1番大切で好きなのは隼人だから!」

    隼人「好きとか順番つけられんの嫌いなんだよ!( # ゚Д゚)どうせバーの男にもそう言ってくどいてんだろ!親父化けて出てくんじゃねえ!」

    涼華「それは、誓ってないわ!お母さん仕事はしっかり割り切ってるから!隼人を裏切ったりしないし、その心配はいらないから!」

    隼人「もうどうでもいいし疲れたよ!さっさと食べて仕事いけよ!」

    涼華「こんな状態じゃいけないわよ!ほっといたらあなた何するか…!」

    隼人「なんもしねえって!てめえにも、迷惑かけねえし…!」

    涼華「ちょっと待って!メールが…何回も来てるから!」

    さっきからちょくちょく涼華の部屋の方からピコン、ピコンと耳障りな音が聞こえていたが隼人との口論で中々出れずにいた。

    隼人「うぜえ…!しつこくかけんなって言っとけよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「仕事の娘なの!最近仲良しになってバーに一緒に働いているんだけど、なんだか体調崩してるみたいで入院するかもしれなくて!今日お母さんのパートのスーパーにも顔を見せにきたの!」

    隼人「めんどくせえ!そんなやつとつきあうからだろ!」

    涼華「同じ職場だからそういう訳にもいかないでしょ!あんまり揉めるような事言いたくないし!あんまり喋らないこだから孤立しないようにお母さんが横からフォローする事も仕事になってるのよ!」

    隼人「ちっ!」

    涼華「で、彼女もシングルで小さなお子さんがいるらしくてその子がすごく手がかかるみたいなのよ!知的に障害もあって旦那さんとはそのせいで離婚したみたいで…近くの養護施設や託児所とかもお願いしたんだけどいろいろあって預かってくれないんだって…」

    隼人「聞いてねえしそんな事、いちいち話すなよ!」

    涼華「それで仕事の時つい話しに合わせて、家にも反抗期で手のかかる息子がいるって、あなたの事を流れで喋っちゃって…!」

    隼人「なんで俺の話?めっちゃ悪口だろ!」

    涼華「退学して遊びほうけてるみたいな事言ったら!仕事中の間だけでもあなたに見てて欲しいとか言われるようになっちゃって!彼女そうとう参ってるみたい!」

    隼人「勝手に家の恥さらしてんじゃねえよ!てかなんでそんな話しになってんだよ!ガキの世話なんてぜってえごめんだからな!」

    涼華「断ったわよ、お母さんも何度も!でもあなた結局アルバイトもする気ないんでしょ!お金まで払ってくれるってメールで言ってくれてるの!家で面倒みられるんだから楽じゃない!」

    隼人「いやいや楽じゃねえだろ!問題児のガキなんか押し付けられていい迷惑だし!そんなやつこそ施設にぶち込めよ!」

    涼華「だから、それが難しいってさっきから…」

    隼人「ふざけんなよ、マジで!俺の事都合のいい道具にしやがって!( # ゚Д゚)」

    涼華「どうしても彼女お願いしたいって聞かなくて、あなたに直接言いたいらしくて今から家に来たいって言ってるの!」

    隼人「いや、無理だって返事返せよ!そもそも人の家庭の問題に首を突っこんだてめえがわりいんだろ!( # ゚Д゚)」

    涼華「だからあなたの口からはっきり言ってくれれば彼女も納得すると思うから!」

    隼人「知らねえし、会うつもりもねえよ!」

    涼華「あなたはなんでそんなに聞き分けがないの!だらだらして働く気もないなら少しくらいお母さんの約に立ちなさい!( ⊳Д⊲ #)

    隼人「またそれかよ!いい加減にしろよ!都合のいい時だけ母親、母親言いやがってほんと便利な言葉だな!( # ゚Д゚)」

    そんな口論をくりかえし数分すると、玄関のインターフォンがなった。

    涼華「とにかく彼女、来たみたいだからお願い!」

    隼人「はあ!家教えたのかよ!ありえねえし!何考えてんだよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「お母さんの仕事のお付き合いだと思って今回だけは言う事聞いて!」

    隼人「だからオモリなんかしねえよ!( # ゚Д゚)」

    涼華に強引に押されるまま玄関に行くと髪の長い若い女性がかなり疲れた表情でたっていた。
    隼人たちを見るなり丁寧なお辞儀をして、

    女性「すみません、よろしくお願いします!m(_ _)m」

    涼華「いいのよ!前にも話した通り、うちのこ、学校やめてひましてるから気にしないで!」
    言葉を失っている、隼人をいい事に勝手に話しを進めてしまうお人好しの涼華!

    我に返り涼華をにらむ隼人に気にせず、
    涼華「あら、かわいい!(*´▽`*)」

    女性の背後からこがらで無表情な少年!

    女性「無愛想でごめんなさい!」

    と、何度も頭を下げるが、それよりもその見覚えのある少年の顔に隼人はさらに眉をひそめてしまった!

    隼人「マジかよ!」

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • 葉っぱと棘!3「キレる17才!?」家に帰ってからもいろいろ気分が晴れなかった隼人。制服のまま自分のベッドに横になり夕方外が、暗くなってくるまでうたた寝していると玄関のドアが空き誰かが帰って来たのが分かった!もちろんそれは母だと分かったが、少し小腹も空いた隼人は何気に台所に行きテーブルにあった値引きシールの貼られたロールパンの袋を掴んでまた部屋に戻ろうとした…が母、涼華(すずか49)も自分の寝室から出てきた為、バツが悪そうにそのまま椅子に座った!昼のパートだけじゃなくしばらく前から始めた、夜のバーの仕事もあり似合わない厚化粧で出てきた!50手前にあまり似合わないイヤリングに紫のお揃いの服に染めた髪に口紅!隼人は興味なしの軽蔑じみた視線をおくる!
    涼華は隼人を見つけると疲れていた顔から急に無理に笑顔をつくるように…!

    涼華「はやちゃん、ごめんね!遅くなっちゃって!オープンしたばかりのお店だから忙しくて!暗いから電気つけて!」

    隼人「昼間チラ見したけどめっちゃ外とか、ガラガラだったし!(-_-)」

    ロールパンぱんをひとつ皮肉げに頬張る隼人

    涼華「見に来たの?その時間帯はね、夕方はやっぱりそれなりに沢山くるのよ!お昼とかちゃんと食べた!冷蔵庫にお寿司入ってたけど分かった!お母さんこのまま食べたら…!('ω')」

    隼人「いや、知らねえし!あるんなら机の上置いてけよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「だってはやちゃんいつ帰ってくるか分かんないし!出しといたら腐っちゃうでしよ!」

    隼人「嫌味かよそれ!!退学届け出しに行っただけだからすぐ帰ってきたし!さみいから、腐んねえだろ!頭使えよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「お母さん朝出かけるまで、ストーブつけてたから…それに古いからいたむのも早いかもしれないでしょ!」

    隼人「うっせえな!値引きの期限切れのやつばっか漁ってきやがって!どうせ売れ残りでただだったんだろ!そんなの俺に食わせんなよ!こっちはイライラして食欲もねえのに!(-_-メ)」

    冷蔵庫から牛乳を出して隼人のテーブルに持ってくる涼華。
    洗っていないコップは朝のまま置かれていてパートを掛け持ちする涼香の生活の忙しさがうかがえる!

    涼華「買い食いとかしてるからでしょ!いい加減にして!食べれるだけましでしょ!お母さんも仕事いろいろ始めたばかりで大変なのに…いくら反抗期でも、それくらいの事察しられる年でしょ!お父さんがいなくなってから私もまだ身体が完全じゃないの・・・!」

    隼人「はあ!そんなん、てめえらの不注意で起こした事だろ!事故る時自分の身ぐらい自分で守れって話し!おしどり夫婦とか言われて浮かれて歩いてたんだろ!俺を巻き込むなよ!当たられる筋合いねーし!( # ゚Д゚)」

    涼華「別にお母さん怒ってないわ!お父さんと浮かれてた事も認める!そのせいであんたを苦しいめに巻きこんじゃった事も…!挙げ句に警察の人にお世話になるまで追い詰めちゃって…!」

    隼人「それは別に関係ねえし!!(-_-メ)」

    涼華「なんだかんだあんたはお父さんに似て優しいから!学校をやめようと荒れたのだってお母さんの為だったんでしょ!お母さんずっと気持ちが沈んでたし!あんたぐらいの年だと、素直に言えなくて反抗する子多いみたいよ!夜のお仕事の方であたしと同じようにシングルのママさんたち結構いるからよく聞くのよ!」

    隼人「あっ!何言ってんの?ちげーし!( # ゚Д゚)勝ってに他人の価値観とか俺に重ねんなよ!マジでうぜえ、ババア…!」

    涼華「どっちにしてもあんたは学校を辞めちゃったんだから、これからはお母さんを手伝って欲しいの!それは本音!母子手当も一応受けられる事にはなったけどなるべく貯金したいし!親戚の叔父さんにはあんまり迷惑かけたくないし!バイトでもいいから一緒に頑張りましょ!('ω')」

    隼人「いや、勝手に話し進めんなよ!俺まだ働く気ねーし!てめえら親の責任で悪いと思ってんならどうにかして、ちゃんと養えよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「ママさんの中に、いじめで高校を不登校になってやめちゃった娘がいるんだけど、ちゃんと家を助けて働いてくれてるそうよ!」

    隼人「いや、そいつはそいつ!俺は俺だよ!( # ゚Д゚)そもそもいじめられる自分が悪いんだろそいつ!」

    涼華「そうね!ってあなたも言えないでしょそれは!お母さんの為じゃなかったんなら自分の意思で学校やめた事になるじゃないの結局!」

    隼人「いや、それは…!親父がいなくなったのと学校に行くのとイライラがたまって半分はどっちにしろてめえらのせいだし!親父がいなくなってからも、こっちにストレスかけてメソメソ泣きやがって…!」

    涼華「人のせいにばっかしないの!( ⊳Д⊲ #)半分てゆう自覚があるならきちんとそれだけの、けじめをつけなさい!今年高3にもなるんだから、って…辞めちゃったあなたにはもう関係ない事ね!」

    隼人「分かってて、傷口えぐるような事言ってんじゃねえよ!ケンカ売ってんのかてめえ!( # ゚Д゚)」

    涼華「いつまでも、青春気取ってんじゃないの!家が大変な時に!あなたはもう学生じゃないのよ!」

    隼人「偉そうに言うなよ!浮かれてたとめえらも…!( # ゚Д゚)」

    涼華「過ぎた事いつまでもグチグチ言ってないで求人誌でも貰ってらっしゃい!( ⊳Д⊲ #)

    と、持っていた牛乳パックをドンと机にたたきおいて白い液体が少し飛び散った!元々両親もヤンキー気質があった為怒ると怖い所があるが負けていない隼人!

    隼人「だから、働かねえって!もう苛つかせんなよいちいち!俺の事なんも知らねえくせに、知ったかぶりしやがって!( # ゚Д゚)」

    涼華「だったら何を知ってほしいってゆうの!( ⊳Д⊲ #)学校さぼって1日だらだら過ごしてたあなたに、たいした立派な悩みなんてないでしょ?」

    怒鳴るようにテーブルをバンと立ち上がって自分の部屋へ行こうとする隼人を涼華も腕を掴みしびれを切らして必死に説得しようとする!

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • #fnafsecuritybreach
    スーパースターの映画に付き合った結果、サメ映画とホラー映画祭りで早くもギブアップしかけてるdaycare☀
    玉子かけご飯@楽描き屋眉コッコ商
  • 葉っぱと棘!2「オープンセール!」不良気質のある高2の隼人(はやと、17)は反抗期真っ只中!憂鬱な気分で買い食いのサラミにかじりつきながら、母親の働いているスーパーにちょい見がてら横を素通りした時、傷だらけの少年をみかける!

    隼人
    「そいつに最初に会ったのは、オープンしたばかりの母親がパートで行ってるスーパーの駐車場のはしの花壇でだ!
    花壇というか、オープンした祝いで飾られていた、赤い薔薇が積みおきのような感じのやつだ。ガキの親は中で買い物してるのか、そいつはおいてある薔薇を掴み取るように、花びらをむしり取っては棘のある茎を頬ずりするみたいにキズだらけになった手で何度もこすっていた。
    2月の肌寒い時に半ズボンかよ!それに、オープンといったってすでに一週間は立っているせいもあって客はかなりまばらで近所に住む老夫婦か何気に立ち寄るようなやつが、ちらほら視界に入るぐらいで、そのせいか、よけいにそいつの姿が目立って見えた。
    俺は、ずいぶん悪趣味な遊びしてんなと鼻で笑って、人ごとに素通りしていると、そいつと目があった。顔面傷つけてもなんも感じねえのか退屈そうなやばい目!
    なんか文句でも、言いてえのかと、思ったがさっき俺は高校に退学届けを出しに行った所で虫の居所も悪くガキ相手でも殴り倒しちまいそうだったから早足で通りすぎてグッと耐えた。偉いぞ俺・・・!(-_-メ)
    わりと有名な学校だったが、真面目なやつばかりで入学してからずっと退屈で、ほとんど行くふりで学校近くのゲーセンばかり通っていた。
    髪も銀髪にして、うざい不良とかに絡まれた事もあったが学校にバレるのが面倒で大怪我をしないていどに器用にやり過ごしたりしていた。
    まあ、いわゆる反抗期みたいなもので高校入ってから急に毎日が退屈で虚しくなったような感じだ。ただ誰にも干渉されずに、1人になりたかった。勉強は嫌いじゃなかったし、試験の時は何とか平均点は何とかクリアしていた。
    学校から何度も電話がかかってきたけと、親も特にそれに対して別に怒ったりはしなかった!
    それはむしろありがたかった!
    おしどり夫婦とか、昔から周りから言われていた両親だけどケンカもよくしていた。で、仲直りのたびに旅行に行ってラブラブな感じになってた。まあ、高校になってからは、さすがに俺は旅行については行かなくなったけど…!笑だがそれから去年の高2の秋にいつものようにケンカの仲直りに旅行に行った時、夜に旅館近くの繁華街を散歩していた親父が酔っ払いの車にはねられて死んだ!

    歩道側にいた母親は奇跡的に無傷で助かったけど、帰ってきて、親父の葬式が終わってからも中々立ち直れずにいた!・・・(-_-)

    俺自身、親父が死んだことに実感が持てなくて、そんな冷めた空気の家にいるのが嫌で外出ばかりして母親を困らせていた。…で、つい先週、最終的に免許もとっちゃいねえのに、むしゃくしゃした夜に街の駐車場にある目立ったオートバイに手を出した所を警察に見つかり補導され、それが決め手で退学になった。」

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • 葉っぱと棘!1「薔薇の棘に抱かれたい!」薫「パパ、ママ…生まれてきてごめんなさい…!」
    生まれつき知的に障害がある少年、薫(かおる)9歳。そのせいで、両親にうとまれ離婚し精神を病んだ引き取りの母に手をあげられ次第に痛みに快楽を覚えるような自我が目覚めてしまうアブノーマルな物語です!花びらをむしり取りたくなるのは愛情をもらった事がないから…!?

    薫「痛いのって気持ちいぃ…!」

    お昼の休憩中に何気に描いていたものです!

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #BL #児童虐待  #ホラー
    かざぐるま
  • FNaF界隈のアイドル枠『Five Nights at Freddy's: Security Breach』より、グラムロックチカ。
    私が描くとどうしてもホラー寄りになってしまう…(ホラーゲームなんだけど)。

    彼女が『ピッツァ!』って嬉しそうに叫ぶシーンを見る度、無性にピザ食べたくなるのは私だけだろうか。

    ##ファンアート #ファンアート #FNaF #インディーゲーム
    詩月
  • 狂い咲き!12「にがい再開!」あれから、すでに10日以上の月日が流れて、8月に入った。用心しながらだけど、麻斗はまた河原に足を運ぶようになった。あの日結局8時過ぎまで、トイレに立てこもっていて、ふらふらの手ぶらで自転車で帰って母に叱られた。変な奴に絡まれるなら、行くな!って言われたけど、塾も行ってないし、朝のラジオ体操が終わったら夏の生活の宿題を適当にすませ、近くに親しい遊び相手もいない麻斗には、やはり毎日が退屈になってしまう!だから、河原に行くと行ってもトイレのある向こう側には渡らないようにしている。
    あれから、あの(き○がい)不良に会うことはないけど、何故かあの時のトラウマと恐怖でビクビクつい、川の向こうを確認してしまう。だいぶ心が落ち着いたと行ってもまだ後遺症みたいな物が残っていた。

    家にいると、母から「する事がないなら塾行って勉強しろ!」なんて小言、言われる事ばかりだし、それで行きたい場所っていうと特になくこの河原くらいしか浮かばないんだよね!(¯―¯٥)
    タモもバケツも新しく家にあったものの、予備なんだけど網があらくて大きな魚しかすくえなくて、ほとんど苦戦している。あの日無くした向こうの場所に探しに行く勇気はさすがになかった。

    が、何日か過ぎお盆も近づいてきて夏休みも後半に突入し、やはりとりなれていない場所ばかりで魚を追い回すのも味気無くなってきた麻斗はあれから不良にそうぐうする事もなく、油断した日に、再び恐怖を味わう事になった。

    日差しは相変わらず照りつけるように暑かった。

    #狂い咲き! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #ホラー
    かざぐるま
  • 9令和三年 フリゲファンアート #よその子 #ファンアート #フリーゲーム #魔女と涙と小さな世界 #FarewelCarnation #アルディアスの魔法使い

    2021年はキリナレイル様(https://galleria.emotionflow.com/20335/ )のフリゲ作品を遊ばせて頂きました。
    今回はそれらの作品のファンアートをまとめて紹介したいと思います。

    ①Farewel Carnation (プレイ時期: 2021年8月)
    マルチバッドということで救いは無いのか…!と思いながら何周も遊んでいたら…
    ネタバレですので伏せますが、最後まで救いを諦めずに遊んで良かったです。
    イラストは教室で教われる…じゃなくて、襲われる士君です←

    ②??? (プレイ時期: 2021年8月)
    Farewel Carnationクリア後に遊べるお話で、念のためタイトルは伏せさせていただきます。
    ホラー演出が光っておりまして、夏にプレイするにはちょうど良かったです^^
    イラストは探索中な2人を描いたものです。

    ③アルディアスの魔法使い (プレイ時期: 2021年12月)
    推理探索ありホラー要素ありで楽しめました!しかし脳筋な私は、謎解きを力技でごり押しました(笑)
    イラストは作中登場人物の一人、キルシュさんです。

    ④魔女と涙と小さな世界 (プレイ時期: 2019年1月/周回プレイ: 2021年12月)
    10人もの個性豊かなキャラとの掛け合いが楽しかったです!
    その中でもアウロラさんとの宿屋イベントが好きでしたので、それをイメージして描いてみました。
    ゲームでは一通りのルートを見ましたが、個人的に大苦戦したのは鬼ごっこです(^^;


    キリナレイル様、素敵作品を世に出してくださり、ありがとうございました…!
    ∫島団
  • 不法侵入!17「一期一会!」そのまま、今日で最終日でもあり、午後の3時頃には勤務が終わり鍵を閉めると店長と一緒に汗だくで最寄りの電車の駅に店長を見送りにと向かう坂道を歩いていた。捨てる事務用品の中にまだ使えそうな小型の扇風機があり記念に貰ったのだが乾電池製じゃなくコンセント製だと気づき電気代の事を思いだし苦笑いしていると!いつの間にか踏切のそばまで来ていた。

    川田「じゃ私はここで…!最後にもういちど一緒に温泉に入りたいなと思ったけど家内が先に引っ越し先に出発しちゃったみたいだから行くね!いろいろ迷惑かけちゃったけど!いつか、旅館に遊びにきて!割り引きするから!(笑)それから、ご家族の方にもよろしくね!」

    いつもとかわらない笑顔に正幸も少ししんみりになった。バイトの最初の時歓迎祝いみたいにここの駅のうらの温泉(銭湯)に誘ってくれたっけ!緊張してほとんど喋れなかったけど店長の人柄にリラックス出来た。緊張していた僕にずいぶんと気を使ってくれていたのかな?自然と鼻がジンと来てしまった!

    正幸「はい!いえ、こちらこそお世話になりました。店長も身体には気をつけて!」

    川田「ありがとう!じゃあ、これからもしっかり働きなさい!若いんだし、応援してるから!」

    正幸「ありがとうございます!m(_ _)m」

    店長はそう言うと笑顔で森山駅の改札口に入っていった。

    いろいろ愚痴っちゃった事もあったけど良い人だったな!正幸は最後になって店長と出会った頃の日々をそんなに長くなかったけれどとても懐しく一緒に働けて良かったなと思える自分がいた!

    そんな事を考えていた時、ちょうどリュックに入れていたスマホのブザー音がなった。
    2日めには停電がおさまって掃除の間店で充電をさせて貰ってたんだ。いろいろ精神に負担がかかったりしてまともにチェックとかする余裕がなかったけど、開けたら大量の兄からの通知がきていた。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!16「真夏の大掃除!」暖炉の老人に襲われかけてから、正幸は精神もさらにまいってしまって、台所にはほとんどよりつけなくなり家では2階に引き込もる生活になった。

    そして、バイト先はあれから3日目で売れ残りのほとんどの商品の引き取りがすんで後は古い事務用品などの処分だけだった。寝不足の顔で森田店長とモップやぞうきんがけでほぼヘトヘト状態の正幸。

    川田「何だか日に日に疲れた顔してない!家でちゃんと休んでるかい?」

    正幸「いえ、あんまり、最近寝れていなくて…!いろいろありまして!」

    川田「実家のお母さんたちに心配かけちゃ駄目だよ!(笑)生きていくといろいろと大変な事が多いけど!岡部くんは、やっぱり実家に戻るのかい?」

    正幸「まあ、そのつもりですけど…まだ、どうなるか!店長はどうするんですか?」

    川田「私は家内が三重の実家で小さな旅館をしていてね!最近やめた数人の中居さんがいるらしくて人手が足りないって言われて私も含めてお手伝いに誘われたんだ!大変かもしれないけど、こんな事があった後で、ちょうど決心もついて家内と話して思いきって引っ越すことにしたよ!」

    正幸「旅館ですか!結構忙しそうですよね!ここの時みたいに、のんびりはしてられないんじゃ!」

    川田「そうなるかもね!こんな年とったおじさんが、正直言うとかなり不安なんだけど、やると決めた以上しっかりと旅館の皆さんに迷惑かけないように頑張るつもりだ!君は若いからまだ、いろいろな仕事に挑戦するなりこれから自分に自信をつけられるように頑張りなさい。」

    正幸は、店長のありがたい言葉を背後に聞き、うなずきながら古くてもう使わなくなった備品の入ったダンボールを今回被害にあった地域の物品等を回収処分に回っているという、店からすぐ坂の下の回収板がついた場所に「最後の最後まで力仕事!」と汗じっとりの寝不足顔でふらふらと運んでいった。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!15「危険な老人!」正幸が異臭と老人のそれにしばらく見入っていると、老人は身体や性器をふいていた、大ふきを流し台にもどし暖炉の中に入っていく。
    ガサガサと中で物音がしていたがやがて出て行ったのか静かになった。
    正幸はじっとりと身体にはりつく汗を身体に感じながら数分たってから我にかえりこのままだとほんとに台所を占領されてしまうと、用心するように、流しに近づき、暖炉の中に何かを詰めてあいつが入ってこれないようにしようと考えた。
    水道にガスもあるし、よく考えたらかってに使われて、火事にでもなったら僕責任とれないしね!

    そう思いながら正幸は暖炉の前にしゃがみ込んで中がどんな状態に荒れてるか確かめるようとした、が…その時中の暗闇で何かがうごめいて起き上がるのが分かった。正幸はわあっ!Σ(゚Д゚)と短い悲鳴を漏らして尻もちをついた。

    いないと思っていたあの老人が横になっていたらしい。老人は振り返ると怒った顔でふうとうなるように、小さな草刈りのようなものを正幸に向かって振り上げてきた。
    何とか反射的にびっくりしてよけられたものの正幸は相手が小さな老人だというのにその威圧感に押されてしまいしっかり腰を抜かしてしまった。
    「すみません、いたなんて知らなくて…!ちょっとほんとにごめんなさい…ごめんなさい!ビクビクΣ(゚Д゚)」と情けなくも訳のわからない事をわめきながら、暖炉の中から強烈な異臭を放つ老人から何とかほふく前進で床をはうように流しから離れた。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!14「日暮れのカラス!」正幸はぐだぐた考えながらも身体が疲れている事もあり最後はしぶしぶ玄関から家の中に入る事にした。朝、家から逃げるように出てきたにも関わらずきちんと鍵をかって出て行った事を今になって冷静に思いだしながらため息をつき鍵を開けて家に入るとあの強烈な異臭が正幸の鼻をつくように襲いかかってきた。

    そして蒸し暑く薄暗い部屋の中に台所であのこがらな老人が立ち上がって何かごそごそとしている様子に目が止まり正幸はそのまま動けなくなる。出ていくどころかすっかり居座ってしまっていた。老人は下着を降ろして流しにあった大ふきでぶつぶつ漏らしながら性器をこするようにふいていた。

    暗くてよく見にくいと思ったがなんとなくゆれている感じでそれがかなり大きくて正幸は顔が赤くなってしまった。おそらく、家でお風呂の時の父や銭湯にパートのはじめの頃一度一緒にいった店長のよりもはるかに立派だった。

    正幸は背後に聞こえるカラスの声に耳をすましながら老人のからだとそれにしばらくみとれていた。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!13「半洗脳!」その日は結局まる一日停電のままコンビニの食料品は缶詰を含めてほぼ完売してしまい、残りの雑貨用品や週刊誌等は仕入れた本社に返品する事がだいたい決まって3日以内には店を閉める事になりそうだ。蒸し暑い店内の衛生面を考えるとそれがベストかもしれない。もちろん僕も多少の飲料水は確保して買ったけど、すでに電車も完全に再開して通勤していた店長は何も確保することなく、筋肉痛の身体をかばうように笑顔をみせて駅へ歩いて行くのを見送り別れた!

    そして、自転車を引いて逃げる覚悟で家から飛び出してきたはずの正幸だったがやはり一日のじっとりと絡みつくような暑さに体力を奪われ、最終的にはまた険しい坂道に吸い寄せられるように自宅に向かい登って行った。別の意味で精神がかなりまいってしまっているのか、正幸は店長にも警察にも不審者の事はなぜか喋ろうともしなかった。よっぽど老人の圧力かオーラが強かったのかわからないが…!

    だから、誰にも相談せず、身体がえらい思いまでして家にたどり着いた時には激しく後悔する事になるのだ!

    だいぶ日が暮れてきて、長屋の前にくると、正幸は玄関の前に自転車を止めて不審者が入ってきた方の外側にまわってみる!そこには、錆びた金具の棒が折れて暖炉?だと思われる外側の扉が開きかかっていた!
    おそらく中に汚れがたまらないよう外からも灰が掃けるようにつくられてたのかな!使われていない暖炉だったらしっかりと施錠してくれなきゃ困るよ!と改めてあいつが現実に家の中に入り込んでいた事を理解して、これまでいくつか不審者とすれ違い見てきた様子を頭にフラッシュバックしながら、どうしたらいいのかと、正幸は恐怖しながら疲れてまわっていない頭で再び悩み始めた。そして暖炉の隙間から漏れてくる、あれだけ不快だった独特な不審者の体臭の臭いもそんなに嫌じゃなくなっていたのも事実だった。

    正幸「なんか僕やばいかもしれない…!(>_<)」

    正幸はしばらく中にあいつがいるかもしれない開かれた暖炉の扉をしばらく固まったように見つめていた。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!12「閉店セール!?」しばらく歩いてバイトの店に近づいた時すでに外でモップの掃除をしている店長の川田さんの姿が…!

    そして正幸が自転車を押しながら近づくと笑顔で先にあいさつをしてきた汗まみれの店長から衝撃な出来事が!

    川田「おはよ〜!こっちの方すごかったみたいだね!だいぶ電車おくれて私もさっき来た所なんだけど、何人かの近所のお客さんが店を開けるのを待っててね!菓子パンとかをまとめ買いしていったから!10分もしないうちに完売だわ!」

    正幸「店長すごい汗!って…!閉店って!Σ(゚Д゚)」

    正幸はガラス戸に貼られた貼り紙にくぎづけになる。

    川田「雷が近くに落ちたみたいで今だに停電でクーラーがつかんのだわ!ほら、店の中まで少し水が入り込んでたからだいぶモップできれいになったけど中は蒸し暑いし、じっとしとれん!飲むもんはみんな生ぬるいし!(笑)」

    正幸「やっぱりこの辺も被害があったんですね!坂の途中みたいな場所だからもろ雨の通り道になったんじゃないですか!」

    川田「店も古いしね!市からも前から言われていたんだが、もう、ここもついでにたたんでしまおうかと思ってね!岡部くんには申し訳ないと思うけど、今回みたいな事は初めてで、天井に雨漏りもしちゃったし!衛生に悪い!お向かいにある花屋も閉めるみたいだよ!あっちもだいぶ水がつかったみたいだ!」

    正幸、急な出来事で一気に力がぬけてしまい、店の前から動けなかった。

    川田「何かだいぶだるそうな顔しとるけど、熱中症と違うか!(◎_◎;)」

    正幸「いや、いろいろあってご飯を全然食べてなくて!(-_-)」

    川田「まあ、初めての豪雨みたいな雨で怖いおもいしたからな!('ω')」

    正幸(それだけじゃないんですけど…!(-_-))と正幸は何故かそれ以上はしゃべらなかった。

    川田「なんやったらおにぎりならあるぞ、流石に停電で冷えとらん、おにぎり客に売れんかったで!まだ傷んどらんと思うで!持っていきなさい!(笑)」

    正幸「ありがとうございます!その前に店長も身体の動きめっちゃだるそうですけど…!」

    川田「これはただの筋肉痛だ!休みに家内と温泉に行ったとき風呂上がりに卓球を久々にやったらな!運動不足やったのもあるけど、もう59になるで、かなりがたがきとるであかんわ!(;´д`)」

    正幸「店長はまだまだ若いですよ!(*^_^*)」

    正幸はようやく今日はじめての安堵の笑みをもらした。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 2 #オリジナル #創作
    TRPGの探索者として描いた絵
    名前はゼロ
    ホラーゲームが大好き。モチーフはSIRENのアレでした
    Riat.@1875
  • 不法侵入!11「生蒸し暑い朝!」なんとか理性は無事に保てたのかわからないが、異臭の充満する家の中でまる2日間を無事、とうげを超える事が出来た正幸はすっかり真夏ばれに晴れた3日目の月曜日、早足で着がえてリュック1つに玄関の土間にある自転車を引き出して死に顔を見せるように出ていった。なんかもう、いろいろと玄関に鍵をかう気力さえなかった!((+_+))

    新鮮な空気といっていいか自信がないが、既にお日様の日差しは早朝とは思えないほど蒸し暑かった。

    砂利道のいたる所に大きな水たまりが出来ていて、正幸はお構いなしにその上を白い靴でびしゃびしゃと気にせずに踏んでいった。

    いつものように急な坂を自転車を押して下っていると、途中の一軒家がいくつか並ぶ前に、近所のおばさんらしき二人の会話が耳に届いてきた。

    おばさんA「ほんと、久しぶりだったね!こんな大雨!家が流されるかと思ったわ!(*'ω'*)」

    おばさんB「滝みたいだったもんね!(◎_◎;)あたし怖くて全然寝付けなかったわよ!主人は呑気に寝転んでテレビみてたけど…!あたしはだめ!もう、パニックで三途の川見えはじめてたもん!(>_<)」

    おばさんA「それは大げさでしょあんた!(笑)( ̄▽ ̄)」

    おばさんB「それになんかこの辺、警報も出てたらしいけど夜中だったからちっとも分からなかった!あんな雷の雨の中、出てったらそれこそ危ないわ!昨日もしつこかったしね!おとといスーパー買い物しといた後でよかったわ!(*´▽`*)」

    おばさんA「ほんと…!('ω')でもあたしらは坂の上だからまだいいほうでしょ!被害もほとんどなかったし!駅の方なんかすごい水浸しになったみたいよ!電車いくつか遅れたみたいだし!家の中まで水浸しになって公民館に避難した人多いみたい…!」

    おばさんB「それ、えらいことじゃないの…!?\(◎o◎)/!」

    正幸はうつろな目で夢中で華が咲いている、二人のそんな会話を横目で流し聞きしながら早足で通り過ぎる。まる二日間ほとんど水(トイレのタンクの…!)だけでご飯を口に入れていなくしかも寝不足でふらふらで早くバイト先のコンビニに行きたかった。

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    かざぐるま
  • 不法侵入!10「あきらめと孤立!」それからも、まる一日ラジオから流れる避難指示命令がおさまらず何回も激しい、落雷や滝のようにぼろい長屋を叩きつける雨音が、家から出られない正幸の体力と精神をきゅうちに追い込み、振り回していた。台所のスペースは白髪の老人に占領されてるから近寄りがたく正幸は最終的に階段下の玄関側にあるトイレのタンクに流れる水に手をつける羽目になった。

    連絡も取れず外に出る事も出来なく逃げることもできずに、ほぼ孤立させられ、あげくに不審者の怪老人と家に監禁状態だ!
    やがて、恐怖を感じながらも表情はしだいとあきらめに似たような虚ろな鉛色の瞳に変わっていく正幸。
    緊張からじっとりと身体にはりつく湿度とあぶら汗にまみれて雷がおさまっても、しつこく激しいどしゃ降りの雨音が続くなか、さらに二階の天井から生ぬるい雨漏りのしずくが・・・!それに、部屋の空気も暑い!
    ご飯も食べれず一日中トイレに何度もふらふらと行き来して水を飲んでいるうちに正幸はやばさを感じながら、いつの間にか鼻が麻痺してしまったようにあれだけの強烈に感じたはずの異臭が気にならなくなっていった。

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    かざぐるま
  • 怪盗ホラーキャット自作小説の主人公のイメージ画です。

    #創作 #オリジナル #オリキャラ #オリジナルキャラクター #男性 #少年 #男子 #男の子
    朽木桜斎
  • 不法侵入!9「しつこいのどの渇き!」突然の激しい雨と雷の音で2階の部屋で無力にもおろおろする事しか出来なくなってしたまった、正幸。1階に侵入している白髪のホームレスと間近に鳴り響く雷に恐怖したまま結局一睡も出来ず朝を迎えた。だが、朝になっても強い雨だけは中々上がらず、途方にくれていると、正幸はリュックの中にずっと携帯していたラジオを思い出した。兄とよくサイクリングに出かけてたころ、その時はまだ正幸はスマホを買って貰ってなくて、何かのときの為にいつも所持いろと兄が両親と相談して常に携帯するよう持たせてくれていたのだ。

    この家に越してきてから、通帳も印鑑も貴重品はいつもバイトに行く時に持ち歩いてるリュックに全部入れている。

    手を入れて探ってみると、奥の方に四角い乾電池とセットになっていたラジオの箱に触れた。ほとんど使って来なかったけど、こんなふうに役に立つ時がくるなんて…!改めて晃博兄に感謝した。

    電池を入れてスイッチを入れた。幸い、最初は雨で電波が悪いのかザアザアとノイズが走って聞き取りにくかったが、アンテナを立て合わせて調整してると、多少ノイズは残るが何とか、天気を話してる局につながった。

    すると、アナウンサーがくり返し何度も読み上げている地域の中に正幸が住んでいる町名も出てきた。だいぶ大雨のため避難指示が出ていたとか!さすがにこの雨じゃ今から外に出れないし、まずスマホが使えなくて連絡も取れない!だめおしに今日、バイトが休みだしね!店長は電車通勤で家はだいぶ離れている。昨日、奥さんと二人で温泉に行くとか言っていたな!子供がいないってきいてたけどいつまでもおしどり夫婦といった感じでいいよね!

    今の僕のこの状況恨むわけじゃないけどね…!(-_-)

    この辺の人も避難しているのかな!?昨夜から緊張続きで、だいぶ非常事態という、感覚が鈍ってきた正幸だったが、雨が入らないよう窓を半分以上閉め切っていたので高い湿度のせいかのどの渇きだけの感覚は生々しく感じていた。でも1階に行く勇気はもうない!はずだったが、さすがにのどの渇きと尿意に限界を感じてしまい、最終的には、ふらふらな意識の中まだ日の差し込まない暗い廊下の階段を降りて行った。
    おそるおそる台所を覗くとそこにはもう誰もいないようだった。正幸は先に階段下にある玄関の横のトイレに入ろうとしたが、落ち着きがなく先に水を飲んでからにしようと忍び足で小走りに台所に走って行くと、開けてあった、小窓から雨が入り込んでいた、じっとりした湿度は2階よりも酷く、さらに異臭もきつくなっていた。正幸は疲れた顔にいつの間にか、いかりをみせていた。

    正幸「もう、絶対に大家さんに文句いってやる!こんな欠陥だらけな家、いわく付きの方がまだましだよ!<(`^´)>」

    が…正幸が心で悪態をつき眉間にしわを寄せたとき再びやんでいた雷のゴロゴロが響き手前の暖炉の中に気配を感じた!
    何気に目をやるとそこにはあの白髪の男が全裸で暗闇に座りこんでいた。居眠りしていたようだが時より、「…すぞ!」と不気味につぶやいていて、正幸は一瞬で怒りものどの渇きもぶっとんで「ひゃあ〜!Σ(゚Д゚)」と情けない声をあげ逃げ帰っていった。

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  • 不法侵入!8「黒い雨音!」そんな事を思っている時、ちょうどそいつが、流しの戸に手をつけてゆっくりと揺らめくように立ち上がり暗がりの中で辺りを見渡しはじめた。
    動作はゆっくりなのに何故か独特な威圧感のオーラを放っているそいつに、すっかりびびってしまい、老人男がこっちに向きはじめたのと同時に正幸はいそいそと2階に早足で上がっていった。
    そして、扉をしめると再びパニックな状態に精神がおちいり我を忘れてスマホをいじりはじめた。が、完全に充電切れになってしまっていて、反応はほぼゼロ。それでも正幸は、しつこく兄ちゃん、兄ちゃんとまるで、願望するように口ずさみながらスマホのあちこちをいじりまくっていた。普通はまず警察に通報するのが先だと思うが小さい頃から一緒にいた兄の方がよっぽど頼もしい存在のようだった。
    それに、この長屋に住んでるのは正幸だけで、あと2つのお隣りさんは空き家になっていた。他の坂沿いに並んだ一軒家の人たちは正幸が引っ越してきてから特に親しくもなく、挨拶もそこそこ交流もなく、正幸はさらに焦りだした。しかも、夜のこの時間は足場も見えないくらい真っ暗で街灯もほとんどない!から安易に危険で外には出られない!
    別に相手はこがらな老人なんだからこっちから危害を加えても正当防衛になるかもしれないが、そんな気力はとうに残っておらず情けなくも暗闇で震えているのが今の正幸には精一杯だった。

    結局スマホは無反応で正幸がさらに絶望状態になりはじめると、今度はゴロゴロと追い打ちをかけるように外からチカチカと光が走り出すのが見えると共に大きなバケツをひっくり返したような雨粒の音が響き出した!

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