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作品 - 企画創作 OR ちぐはぐ学生コンビ OR 企画創作 OR BL OR ちぐはぐ学生コンビ

 : 1647件
  • 狂い咲き!13「硬直!?」いつも、魚をとっていたあの場所に久しぶりに川をサンダルでまたぎながら向こう岸にわたり歩きはじめた時、1台の自転車がトイレのはしに止まっているのが見えた!
    何となく見覚えがある自転車のような気もしたけど似たような黒い自転車なんて沢山あるし、8月の照り返す日差しの暑さのせいで細かい疑問は全て頭から蒸発させられて、ほとんど気にしてなかったのだ!
    が、歩くとバッタの虫たちが飛び交う中、背の高い草をかき分けながらもう少しでいつも魚取りをしていた場所の川岸が見えはじめた時、その途中、人の動く気配となんだか聞き覚えのある声が麻斗の耳に届いてきた。
    そして、草の間からその声の主が視界に飛び込んできた瞬間、麻斗は身体の全身に危険信号が走ったようにフリーズして凍るような冷や汗が頭を冷やすように恐怖の記憶が一気によみがえってきた。Σ(◎Д◎٥)

    #狂い咲き! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #ホラー
    かざぐるま
  • 見つめ合って…。これから告白するみたいなシーンのつもり…😊💕

    ◉うちのこ:ユアン×アンリ
    いつもよりちょっと大人っぽくなってしまいました。(笑)(*´罒`*)

    #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL #男の子  #創作BL  #中華  #長髪
    #うちのこ  #イラスト
    シユン。
  • 葉っぱと棘!6「小悪魔の誘惑!」いきなりふいに抱きついてきた薫にあたふたし、てこずってしまう隼人…。

    隼人「(おい!ちょ、何なんだよいったい!Σ(゚Д゚)」

    涼華「あらあら、はやちゃんさっそく気に入って貰えたかしらね!パパですって!小さくて可愛いわ!(*´▽`*)」

    瑠璃子「男性はみんなパパって呼ぶんです!買い物に出かけるといつも!薫は来月の3月で9歳になるけど、体の発育が遅くって!もともと、人懐っこい所があるんですけど、初対面の人にすぐ甘えたりするの見るのは私も初めてかも!(;´・ω・)」

    隼人「(聞いてねーし…おい、離れろよ!てか、どこ顔あててんだよ、こいつ!( # ゚Д゚))」

    薫の顔がちょうど隼人の股間あたりにあたって変な感覚になる!

    瑠璃子「ほんとに無理言ってごめんなさい!けど良かったです!こだわりの強い子でもあったから少し心配だったけど、薫も優しい隼人さんを受け入れられたみたいで私も安心してまかせられます!隼人さんてイケメンですよね!(*^_^*)」

    隼人「(この状況でどさくさに褒められたって、うれしくねーし、飲み屋の口説き文句かっつーの!預かるも何も俺は最初からイエスも何も言ってねーんだよ!って…てめえもいい加減離れろ!( # ゚Д゚))」

    涼華「最近、亡くなった主人に似てきたって話してた所なんだけど、最近じゃ声までそっくりになって来て驚いてたのよ!(*´ω`*)

    瑠璃子「男の子はやっぱりお父さんに似るのかもしれないですね!涼華さん成長した息子さんに惚れなおしたんじゃないですか?(*´▽`*)」

    涼華「ふふ、どうかしらねえ!一人っ子で過保護に育てちゃったから、まだまだ社会勉強が必要かもね!学校も辞めちゃったからこれからどうするのか、大変だわ!(*´ω`*)」

    瑠璃子「そのおかげで薫をみてて貰えるので感謝しかないです!(*´▽`*)」

    涼華「薫くんは、お母さん似なんじゃない!(*^_^*)そろそろバーの時間になるから行きましょうか!瑠璃子さん、そのコート一枚じゃ寒くない!取りあえず家まで送るわ!」

    瑠璃子「いえ、大丈夫ですよ!すみません、すっかり長居してしまって…!それじゃ隼人さん1週間薫をお願いしますね!これ着替えと薫の事が書かれたノートが入っています!何か困った時の参考になればと思って!お風呂とか嫌いみたいで暴れる時は無理しないで入れなくて大丈夫ですから!(*´▽`*)」

    瑠璃子は隼人の返事もまたずに、土間の床に置かれていた小さな旅行用のバックみたいなものを差し出してきた!

    隼人「はっ!1週間て…( # ゚Д゚)」

    涼華「隼人も可愛い弟が出来て少しは成長するかしらね!社会勉強だと思ってしっかりね!お母さんたち行くから後は頼んだわ!(*´ω`*)」

    涼華はどさくさに寝室に紫のコートを取りに行き戻ってくると、

    涼華「戸締まりだけしっかりしなさいね!何かあったらメールするから!(*´▽`*)」

    小さなバッグを肩にかけ、会釈する瑠璃子と一緒に家を出て行ってしまった。

    隼人「のーみそ出来損ないのガキ押し付けて何が、社会勉強だ!ふざけんな!( # ゚Д゚)」

    何度も必死に叫んでいた心の不満も届かず、ほぼ二人の一方的な強い願望のような圧力に巻き込まれた隼人!結局いまだ図太くしがみついて小悪魔な視線を送る薫の世話をする事が決まってしまった!(>_<)くそ~!

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • 葉っぱと棘!5「危険な瞳!」女性が家に連れてきた隼人が見覚えのある、少年の顔!それは昼間母が働いていた、スーパーの駐車場で薔薇の花をむしり取って遊んでいた?無表情に冷めたあの顔だったのだ!顔にはうっすらと細い傷跡が浮かんでいる!

    女性「本当に何度も迷惑掛けるような事しちゃってすみません!私…頭が真っ白になっちゃって…!親しい人ってジャスミンさん以外ぜんぜんいなくて…!」

    涼華「もう、落ち着いて瑠璃子(るりこ)さん!その名前お店以外で呼ぶのやめて照れるから!お子さんの事はさっき息子と話しあってちゃんと面倒見るから!」

    隼人、おいと、涼華に送る鋭い視線!
    涼華はわざと気づいてないふり!

    涼華「それより、もう、入院の日にちは決まったの?この子の為に早く身体が良くならないと!」

    瑠璃子「入院ていうか、取りあえず検査入院で体調の様子を観ましょうって事になったんです!1週間は自宅で休んでそれでも回復しなかったら検査って…でもこの子、薫が部屋にいるとゆっくり休めなくて…知らないうちに苛立って、叩いてしまう事も出てきちゃって!」

    薫は、瑠璃子の話しなど気にもせず、無表情な顔で、視線は涼華の耳たぶにキラキラ光り揺れるイヤリングを仕切りと見つめていた。

    涼華「きっと、いろんなストレスが重なって心に限界がきてるのね!薫くんて言うの、お母さんに似て、綺麗な目してるのね!うちの息子ひまで体力だけはもてあましてるから安心して預けて!」

    すかさずそっぽを向いている隼人の肩を引っ張りあなたも挨拶しなさいと視線を送り隼人は身体のバランスを崩した!

    涼華「瑠璃子さんね、バーではローズマリーってあだ名を付けられてるの!シングルママさんで1番若い二十代でお母さんになって頑張って働いてるのよ!ちなみにお母さんのニックネームはジャスミンで彼女と同じハーブの名前!」

    隼人「ふーん!(どうでもいいし!厚化粧のババアがジャスミンて面かよ!ボソッ(-_-;))」

    瑠璃子「やめて下さい!ぜんぜんそんな事ないです!私、親として未熟過ぎて…!旦那にも嫌わて…」

    涼華「旦那さんの見る目がなかっただけよ!向こうが言い出したんだったら、きちんと旦那さんから慰謝料に養育費ももらわなきゃ!綺麗過ぎるくらいなんだからもっと自信持ちなさい!」

    瑠璃子「私が薫をこんなふうに生んでしまったのが原因だから、主人には迷惑かけられなくて!でも、最近はその事も考えて主人の所に行こうとしたんですけど薫が首を降って会いたがらなくて…!」

    隼人、心の声(いや、貰いにいけよ!こうやって赤の他人巻き込んて迷惑かけてるくらいなら!)

    涼華「薫くんも旦那さんからいろいろ嫌な事を言われてたのかもしれないわね!ちょっと複雑だけど、どっちにしても、生活の事を思うともっと慎重に考えた方がいいわね!取りあえずはあなたがまずしっかり体調をなおさなきゃ!」

    瑠璃子さんは目の下にクマもありだいぶやつれていたような様子で、詳しい状況までは聞けなかったが、だいぶ精神も追い詰めれている感じだった。
    さすがにこんな姿で何度も頭を下げてくる瑠璃子に隼人も口では、何も文句は言えずにいた。
    そんな無抵抗の隼人をいい事に涼華は、

    涼華「薫くん、お母さんがね、最近お仕事続きでだいぶお疲れしちゃってるみたいなの!でね、早く元気になる為に少しの間体を休んで貰いたいから、しばらくお母さんには会えなくなっちゃうけど、代わりにここにいる大きなお兄ちゃんが薫くんの事しっかり面倒みてくれるって言ってるんだけど!いいかな?」

    隼人「(は!勝手に、何言ってんだよ!ちょっとまてよ!( # ゚Д゚))」

    隼人が言いかけた時、薫の手がためらうこともなく、隼人のズボンをギュッと掴んだとおもうと、ふいに両足に抱きついてきて言葉をうしなった!

    隼人「(なっ!Σ(゚Д゚)」

    そして、んん〜!と小さくうなり、隼人を見上げる薫のまなざしは無感動でとてもわかりにくいと言うか死んでると言うか、読み取りにくかったが、何故か新しいおもちゃでも見つけたとでもいうようなしぐさに、隼人は無性に嫌な予感が走った!

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • 葉っぱと棘!4「強制バイト!?」母親の涼華と何気に家で鉢合わせしてから収まらない隼人の口論は住んでいるハイツのアパートの外まで声が漏れる勢いだった!

    隼人「うっせえっていってんだよ!( # ゚Д゚)綺麗事ばっか言って丸め込みやがって、結局俺は問題児扱いかよ!いつまでもガキ扱いしてんじゃねえよ!」

    涼華「1人で大きくなったような顔するんじゃないの!あんたがガキみたいにすねてるからでしょ!いい年して自分の口で何も言えないでキレるなんて恥ずかしいと思わないの?( ⊳Д⊲ #)

    隼人「別になんもねえよ!てめえに知って欲しい事なんて!俺の言う事いちいち真に受けて干渉すんなっての!そんなにうざいんなら施設にでも行ったっていいんだぞ、俺は!( # ゚Д゚)」

    涼華「そんなわけにいかないでしょ!あんたはお母さんの大事なたった1人の息子なんだから!最近はますます大好きだったお父さんにそっくりになってきて…!立ちなおれたのだって、隼人のお陰なのよ!」

    隼人「なんでそこに親父が出て来るんだよ!てか、親父に似てるから大事にしたいとか頑張るとか言われたって俺全然うれしくねえし!かえって不信になるし鳥肌たつわ!そんなきしょい目で見てたのかよ!似合わねえ厚化粧まで最近家の中までしやがって!家中香水でくせえんだよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「これはバーの仕事の為よ!悪かったわね!そうじゃなくて…!もちろんお父さんの事は大好きだったけど、本音で言ったら、今1番大切で好きなのは隼人だから!」

    隼人「好きとか順番つけられんの嫌いなんだよ!( # ゚Д゚)どうせバーの男にもそう言ってくどいてんだろ!親父化けて出てくんじゃねえ!」

    涼華「それは、誓ってないわ!お母さん仕事はしっかり割り切ってるから!隼人を裏切ったりしないし、その心配はいらないから!」

    隼人「もうどうでもいいし疲れたよ!さっさと食べて仕事いけよ!」

    涼華「こんな状態じゃいけないわよ!ほっといたらあなた何するか…!」

    隼人「なんもしねえって!てめえにも、迷惑かけねえし…!」

    涼華「ちょっと待って!メールが…何回も来てるから!」

    さっきからちょくちょく涼華の部屋の方からピコン、ピコンと耳障りな音が聞こえていたが隼人との口論で中々出れずにいた。

    隼人「うぜえ…!しつこくかけんなって言っとけよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「仕事の娘なの!最近仲良しになってバーに一緒に働いているんだけど、なんだか体調崩してるみたいで入院するかもしれなくて!今日お母さんのパートのスーパーにも顔を見せにきたの!」

    隼人「めんどくせえ!そんなやつとつきあうからだろ!」

    涼華「同じ職場だからそういう訳にもいかないでしょ!あんまり揉めるような事言いたくないし!あんまり喋らないこだから孤立しないようにお母さんが横からフォローする事も仕事になってるのよ!」

    隼人「ちっ!」

    涼華「で、彼女もシングルで小さなお子さんがいるらしくてその子がすごく手がかかるみたいなのよ!知的に障害もあって旦那さんとはそのせいで離婚したみたいで…近くの養護施設や託児所とかもお願いしたんだけどいろいろあって預かってくれないんだって…」

    隼人「聞いてねえしそんな事、いちいち話すなよ!」

    涼華「それで仕事の時つい話しに合わせて、家にも反抗期で手のかかる息子がいるって、あなたの事を流れで喋っちゃって…!」

    隼人「なんで俺の話?めっちゃ悪口だろ!」

    涼華「退学して遊びほうけてるみたいな事言ったら!仕事中の間だけでもあなたに見てて欲しいとか言われるようになっちゃって!彼女そうとう参ってるみたい!」

    隼人「勝手に家の恥さらしてんじゃねえよ!てかなんでそんな話しになってんだよ!ガキの世話なんてぜってえごめんだからな!」

    涼華「断ったわよ、お母さんも何度も!でもあなた結局アルバイトもする気ないんでしょ!お金まで払ってくれるってメールで言ってくれてるの!家で面倒みられるんだから楽じゃない!」

    隼人「いやいや楽じゃねえだろ!問題児のガキなんか押し付けられていい迷惑だし!そんなやつこそ施設にぶち込めよ!」

    涼華「だから、それが難しいってさっきから…」

    隼人「ふざけんなよ、マジで!俺の事都合のいい道具にしやがって!( # ゚Д゚)」

    涼華「どうしても彼女お願いしたいって聞かなくて、あなたに直接言いたいらしくて今から家に来たいって言ってるの!」

    隼人「いや、無理だって返事返せよ!そもそも人の家庭の問題に首を突っこんだてめえがわりいんだろ!( # ゚Д゚)」

    涼華「だからあなたの口からはっきり言ってくれれば彼女も納得すると思うから!」

    隼人「知らねえし、会うつもりもねえよ!」

    涼華「あなたはなんでそんなに聞き分けがないの!だらだらして働く気もないなら少しくらいお母さんの約に立ちなさい!( ⊳Д⊲ #)

    隼人「またそれかよ!いい加減にしろよ!都合のいい時だけ母親、母親言いやがってほんと便利な言葉だな!( # ゚Д゚)」

    そんな口論をくりかえし数分すると、玄関のインターフォンがなった。

    涼華「とにかく彼女、来たみたいだからお願い!」

    隼人「はあ!家教えたのかよ!ありえねえし!何考えてんだよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「お母さんの仕事のお付き合いだと思って今回だけは言う事聞いて!」

    隼人「だからオモリなんかしねえよ!( # ゚Д゚)」

    涼華に強引に押されるまま玄関に行くと髪の長い若い女性がかなり疲れた表情でたっていた。
    隼人たちを見るなり丁寧なお辞儀をして、

    女性「すみません、よろしくお願いします!m(_ _)m」

    涼華「いいのよ!前にも話した通り、うちのこ、学校やめてひましてるから気にしないで!」
    言葉を失っている、隼人をいい事に勝手に話しを進めてしまうお人好しの涼華!

    我に返り涼華をにらむ隼人に気にせず、
    涼華「あら、かわいい!(*´▽`*)」

    女性の背後からこがらで無表情な少年!

    女性「無愛想でごめんなさい!」

    と、何度も頭を下げるが、それよりもその見覚えのある少年の顔に隼人はさらに眉をひそめてしまった!

    隼人「マジかよ!」

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • 葉っぱと棘!3「キレる17才!?」家に帰ってからもいろいろ気分が晴れなかった隼人。制服のまま自分のベッドに横になり夕方外が、暗くなってくるまでうたた寝していると玄関のドアが空き誰かが帰って来たのが分かった!もちろんそれは母だと分かったが、少し小腹も空いた隼人は何気に台所に行きテーブルにあった値引きシールの貼られたロールパンの袋を掴んでまた部屋に戻ろうとした…が母、涼華(すずか49)も自分の寝室から出てきた為、バツが悪そうにそのまま椅子に座った!昼のパートだけじゃなくしばらく前から始めた、夜のバーの仕事もあり似合わない厚化粧で出てきた!50手前にあまり似合わないイヤリングに紫のお揃いの服に染めた髪に口紅!隼人は興味なしの軽蔑じみた視線をおくる!
    涼華は隼人を見つけると疲れていた顔から急に無理に笑顔をつくるように…!

    涼華「はやちゃん、ごめんね!遅くなっちゃって!オープンしたばかりのお店だから忙しくて!暗いから電気つけて!」

    隼人「昼間チラ見したけどめっちゃ外とか、ガラガラだったし!(-_-)」

    ロールパンぱんをひとつ皮肉げに頬張る隼人

    涼華「見に来たの?その時間帯はね、夕方はやっぱりそれなりに沢山くるのよ!お昼とかちゃんと食べた!冷蔵庫にお寿司入ってたけど分かった!お母さんこのまま食べたら…!('ω')」

    隼人「いや、知らねえし!あるんなら机の上置いてけよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「だってはやちゃんいつ帰ってくるか分かんないし!出しといたら腐っちゃうでしよ!」

    隼人「嫌味かよそれ!!退学届け出しに行っただけだからすぐ帰ってきたし!さみいから、腐んねえだろ!頭使えよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「お母さん朝出かけるまで、ストーブつけてたから…それに古いからいたむのも早いかもしれないでしょ!」

    隼人「うっせえな!値引きの期限切れのやつばっか漁ってきやがって!どうせ売れ残りでただだったんだろ!そんなの俺に食わせんなよ!こっちはイライラして食欲もねえのに!(-_-メ)」

    冷蔵庫から牛乳を出して隼人のテーブルに持ってくる涼華。
    洗っていないコップは朝のまま置かれていてパートを掛け持ちする涼香の生活の忙しさがうかがえる!

    涼華「買い食いとかしてるからでしょ!いい加減にして!食べれるだけましでしょ!お母さんも仕事いろいろ始めたばかりで大変なのに…いくら反抗期でも、それくらいの事察しられる年でしょ!お父さんがいなくなってから私もまだ身体が完全じゃないの・・・!」

    隼人「はあ!そんなん、てめえらの不注意で起こした事だろ!事故る時自分の身ぐらい自分で守れって話し!おしどり夫婦とか言われて浮かれて歩いてたんだろ!俺を巻き込むなよ!当たられる筋合いねーし!( # ゚Д゚)」

    涼華「別にお母さん怒ってないわ!お父さんと浮かれてた事も認める!そのせいであんたを苦しいめに巻きこんじゃった事も…!挙げ句に警察の人にお世話になるまで追い詰めちゃって…!」

    隼人「それは別に関係ねえし!!(-_-メ)」

    涼華「なんだかんだあんたはお父さんに似て優しいから!学校をやめようと荒れたのだってお母さんの為だったんでしょ!お母さんずっと気持ちが沈んでたし!あんたぐらいの年だと、素直に言えなくて反抗する子多いみたいよ!夜のお仕事の方であたしと同じようにシングルのママさんたち結構いるからよく聞くのよ!」

    隼人「あっ!何言ってんの?ちげーし!( # ゚Д゚)勝ってに他人の価値観とか俺に重ねんなよ!マジでうぜえ、ババア…!」

    涼華「どっちにしてもあんたは学校を辞めちゃったんだから、これからはお母さんを手伝って欲しいの!それは本音!母子手当も一応受けられる事にはなったけどなるべく貯金したいし!親戚の叔父さんにはあんまり迷惑かけたくないし!バイトでもいいから一緒に頑張りましょ!('ω')」

    隼人「いや、勝手に話し進めんなよ!俺まだ働く気ねーし!てめえら親の責任で悪いと思ってんならどうにかして、ちゃんと養えよ!( # ゚Д゚)」

    涼華「ママさんの中に、いじめで高校を不登校になってやめちゃった娘がいるんだけど、ちゃんと家を助けて働いてくれてるそうよ!」

    隼人「いや、そいつはそいつ!俺は俺だよ!( # ゚Д゚)そもそもいじめられる自分が悪いんだろそいつ!」

    涼華「そうね!ってあなたも言えないでしょそれは!お母さんの為じゃなかったんなら自分の意思で学校やめた事になるじゃないの結局!」

    隼人「いや、それは…!親父がいなくなったのと学校に行くのとイライラがたまって半分はどっちにしろてめえらのせいだし!親父がいなくなってからも、こっちにストレスかけてメソメソ泣きやがって…!」

    涼華「人のせいにばっかしないの!( ⊳Д⊲ #)半分てゆう自覚があるならきちんとそれだけの、けじめをつけなさい!今年高3にもなるんだから、って…辞めちゃったあなたにはもう関係ない事ね!」

    隼人「分かってて、傷口えぐるような事言ってんじゃねえよ!ケンカ売ってんのかてめえ!( # ゚Д゚)」

    涼華「いつまでも、青春気取ってんじゃないの!家が大変な時に!あなたはもう学生じゃないのよ!」

    隼人「偉そうに言うなよ!浮かれてたとめえらも…!( # ゚Д゚)」

    涼華「過ぎた事いつまでもグチグチ言ってないで求人誌でも貰ってらっしゃい!( ⊳Д⊲ #)

    と、持っていた牛乳パックをドンと机にたたきおいて白い液体が少し飛び散った!元々両親もヤンキー気質があった為怒ると怖い所があるが負けていない隼人!

    隼人「だから、働かねえって!もう苛つかせんなよいちいち!俺の事なんも知らねえくせに、知ったかぶりしやがって!( # ゚Д゚)」

    涼華「だったら何を知ってほしいってゆうの!( ⊳Д⊲ #)学校さぼって1日だらだら過ごしてたあなたに、たいした立派な悩みなんてないでしょ?」

    怒鳴るようにテーブルをバンと立ち上がって自分の部屋へ行こうとする隼人を涼華も腕を掴みしびれを切らして必死に説得しようとする!

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • 葉っぱと棘!2「オープンセール!」不良気質のある高2の隼人(はやと、17)は反抗期真っ只中!憂鬱な気分で買い食いのサラミにかじりつきながら、母親の働いているスーパーにちょい見がてら横を素通りした時、傷だらけの少年をみかける!

    隼人
    「そいつに最初に会ったのは、オープンしたばかりの母親がパートで行ってるスーパーの駐車場のはしの花壇でだ!
    花壇というか、オープンした祝いで飾られていた、赤い薔薇が積みおきのような感じのやつだ。ガキの親は中で買い物してるのか、そいつはおいてある薔薇を掴み取るように、花びらをむしり取っては棘のある茎を頬ずりするみたいにキズだらけになった手で何度もこすっていた。
    2月の肌寒い時に半ズボンかよ!それに、オープンといったってすでに一週間は立っているせいもあって客はかなりまばらで近所に住む老夫婦か何気に立ち寄るようなやつが、ちらほら視界に入るぐらいで、そのせいか、よけいにそいつの姿が目立って見えた。
    俺は、ずいぶん悪趣味な遊びしてんなと鼻で笑って、人ごとに素通りしていると、そいつと目があった。顔面傷つけてもなんも感じねえのか退屈そうなやばい目!
    なんか文句でも、言いてえのかと、思ったがさっき俺は高校に退学届けを出しに行った所で虫の居所も悪くガキ相手でも殴り倒しちまいそうだったから早足で通りすぎてグッと耐えた。偉いぞ俺・・・!(-_-メ)
    わりと有名な学校だったが、真面目なやつばかりで入学してからずっと退屈で、ほとんど行くふりで学校近くのゲーセンばかり通っていた。
    髪も銀髪にして、うざい不良とかに絡まれた事もあったが学校にバレるのが面倒で大怪我をしないていどに器用にやり過ごしたりしていた。
    まあ、いわゆる反抗期みたいなもので高校入ってから急に毎日が退屈で虚しくなったような感じだ。ただ誰にも干渉されずに、1人になりたかった。勉強は嫌いじゃなかったし、試験の時は何とか平均点は何とかクリアしていた。
    学校から何度も電話がかかってきたけと、親も特にそれに対して別に怒ったりはしなかった!
    それはむしろありがたかった!
    おしどり夫婦とか、昔から周りから言われていた両親だけどケンカもよくしていた。で、仲直りのたびに旅行に行ってラブラブな感じになってた。まあ、高校になってからは、さすがに俺は旅行については行かなくなったけど…!笑だがそれから去年の高2の秋にいつものようにケンカの仲直りに旅行に行った時、夜に旅館近くの繁華街を散歩していた親父が酔っ払いの車にはねられて死んだ!

    歩道側にいた母親は奇跡的に無傷で助かったけど、帰ってきて、親父の葬式が終わってからも中々立ち直れずにいた!・・・(-_-)

    俺自身、親父が死んだことに実感が持てなくて、そんな冷めた空気の家にいるのが嫌で外出ばかりして母親を困らせていた。…で、つい先週、最終的に免許もとっちゃいねえのに、むしゃくしゃした夜に街の駐車場にある目立ったオートバイに手を出した所を警察に見つかり補導され、それが決め手で退学になった。」

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #児童虐待 #ホラー
    かざぐるま
  • No Exit #オリジナル #創作 #BL侍騎士アマド
  • 葉っぱと棘!1「薔薇の棘に抱かれたい!」薫「パパ、ママ…生まれてきてごめんなさい…!」
    生まれつき知的に障害がある少年、薫(かおる)9歳。そのせいで、両親にうとまれ離婚し精神を病んだ引き取りの母に手をあげられ次第に痛みに快楽を覚えるような自我が目覚めてしまうアブノーマルな物語です!花びらをむしり取りたくなるのは愛情をもらった事がないから…!?

    薫「痛いのって気持ちいぃ…!」

    お昼の休憩中に何気に描いていたものです!

    #葉っぱと棘! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #BL #児童虐待  #ホラー
    かざぐるま
  • 3オリキャラ桃元桃元と桃元を買っていた主人との話を書いています。

    #イラスト #水彩色鉛筆 #オリキャラ #お絵描き #アナログ #オリジナル #鬼 #創作 #和風 #創作BL
    オニ~黎明の百鬼夜行~
  • ぎゅっ。うちのこ。(ユアン×アンリ)


    #オリジナル #創作 #オリキャラ #かわいい #可愛い #男の子 #BL #長髪
    #長髪男子 #中華
    シユン。
  • 狂い咲き!12「にがい再開!」あれから、すでに10日以上の月日が流れて、8月に入った。用心しながらだけど、麻斗はまた河原に足を運ぶようになった。あの日結局8時過ぎまで、トイレに立てこもっていて、ふらふらの手ぶらで自転車で帰って母に叱られた。変な奴に絡まれるなら、行くな!って言われたけど、塾も行ってないし、朝のラジオ体操が終わったら夏の生活の宿題を適当にすませ、近くに親しい遊び相手もいない麻斗には、やはり毎日が退屈になってしまう!だから、河原に行くと行ってもトイレのある向こう側には渡らないようにしている。
    あれから、あの(き○がい)不良に会うことはないけど、何故かあの時のトラウマと恐怖でビクビクつい、川の向こうを確認してしまう。だいぶ心が落ち着いたと行ってもまだ後遺症みたいな物が残っていた。

    家にいると、母から「する事がないなら塾行って勉強しろ!」なんて小言、言われる事ばかりだし、それで行きたい場所っていうと特になくこの河原くらいしか浮かばないんだよね!(¯―¯٥)
    タモもバケツも新しく家にあったものの、予備なんだけど網があらくて大きな魚しかすくえなくて、ほとんど苦戦している。あの日無くした向こうの場所に探しに行く勇気はさすがになかった。

    が、何日か過ぎお盆も近づいてきて夏休みも後半に突入し、やはりとりなれていない場所ばかりで魚を追い回すのも味気無くなってきた麻斗はあれから不良にそうぐうする事もなく、油断した日に、再び恐怖を味わう事になった。

    日差しは相変わらず照りつけるように暑かった。

    #狂い咲き! #イラスト #小説 #日記 #BL #ショタ #ホラー
    かざぐるま
  • 32022年描き納め、あけおめとして描いた三枚。
    今年もがんばります。
    #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL
    侍騎士アマド
  • 不法侵入!17「一期一会!」そのまま、今日で最終日でもあり、午後の3時頃には勤務が終わり鍵を閉めると店長と一緒に汗だくで最寄りの電車の駅に店長を見送りにと向かう坂道を歩いていた。捨てる事務用品の中にまだ使えそうな小型の扇風機があり記念に貰ったのだが乾電池製じゃなくコンセント製だと気づき電気代の事を思いだし苦笑いしていると!いつの間にか踏切のそばまで来ていた。

    川田「じゃ私はここで…!最後にもういちど一緒に温泉に入りたいなと思ったけど家内が先に引っ越し先に出発しちゃったみたいだから行くね!いろいろ迷惑かけちゃったけど!いつか、旅館に遊びにきて!割り引きするから!(笑)それから、ご家族の方にもよろしくね!」

    いつもとかわらない笑顔に正幸も少ししんみりになった。バイトの最初の時歓迎祝いみたいにここの駅のうらの温泉(銭湯)に誘ってくれたっけ!緊張してほとんど喋れなかったけど店長の人柄にリラックス出来た。緊張していた僕にずいぶんと気を使ってくれていたのかな?自然と鼻がジンと来てしまった!

    正幸「はい!いえ、こちらこそお世話になりました。店長も身体には気をつけて!」

    川田「ありがとう!じゃあ、これからもしっかり働きなさい!若いんだし、応援してるから!」

    正幸「ありがとうございます!m(_ _)m」

    店長はそう言うと笑顔で森山駅の改札口に入っていった。

    いろいろ愚痴っちゃった事もあったけど良い人だったな!正幸は最後になって店長と出会った頃の日々をそんなに長くなかったけれどとても懐しく一緒に働けて良かったなと思える自分がいた!

    そんな事を考えていた時、ちょうどリュックに入れていたスマホのブザー音がなった。
    2日めには停電がおさまって掃除の間店で充電をさせて貰ってたんだ。いろいろ精神に負担がかかったりしてまともにチェックとかする余裕がなかったけど、開けたら大量の兄からの通知がきていた。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL #フリーター #ホラー
    かざぐるま
  • 不法侵入!16「真夏の大掃除!」暖炉の老人に襲われかけてから、正幸は精神もさらにまいってしまって、台所にはほとんどよりつけなくなり家では2階に引き込もる生活になった。

    そして、バイト先はあれから3日目で売れ残りのほとんどの商品の引き取りがすんで後は古い事務用品などの処分だけだった。寝不足の顔で森田店長とモップやぞうきんがけでほぼヘトヘト状態の正幸。

    川田「何だか日に日に疲れた顔してない!家でちゃんと休んでるかい?」

    正幸「いえ、あんまり、最近寝れていなくて…!いろいろありまして!」

    川田「実家のお母さんたちに心配かけちゃ駄目だよ!(笑)生きていくといろいろと大変な事が多いけど!岡部くんは、やっぱり実家に戻るのかい?」

    正幸「まあ、そのつもりですけど…まだ、どうなるか!店長はどうするんですか?」

    川田「私は家内が三重の実家で小さな旅館をしていてね!最近やめた数人の中居さんがいるらしくて人手が足りないって言われて私も含めてお手伝いに誘われたんだ!大変かもしれないけど、こんな事があった後で、ちょうど決心もついて家内と話して思いきって引っ越すことにしたよ!」

    正幸「旅館ですか!結構忙しそうですよね!ここの時みたいに、のんびりはしてられないんじゃ!」

    川田「そうなるかもね!こんな年とったおじさんが、正直言うとかなり不安なんだけど、やると決めた以上しっかりと旅館の皆さんに迷惑かけないように頑張るつもりだ!君は若いからまだ、いろいろな仕事に挑戦するなりこれから自分に自信をつけられるように頑張りなさい。」

    正幸は、店長のありがたい言葉を背後に聞き、うなずきながら古くてもう使わなくなった備品の入ったダンボールを今回被害にあった地域の物品等を回収処分に回っているという、店からすぐ坂の下の回収板がついた場所に「最後の最後まで力仕事!」と汗じっとりの寝不足顔でふらふらと運んでいった。

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  • 不法侵入!15「危険な老人!」正幸が異臭と老人のそれにしばらく見入っていると、老人は身体や性器をふいていた、大ふきを流し台にもどし暖炉の中に入っていく。
    ガサガサと中で物音がしていたがやがて出て行ったのか静かになった。
    正幸はじっとりと身体にはりつく汗を身体に感じながら数分たってから我にかえりこのままだとほんとに台所を占領されてしまうと、用心するように、流しに近づき、暖炉の中に何かを詰めてあいつが入ってこれないようにしようと考えた。
    水道にガスもあるし、よく考えたらかってに使われて、火事にでもなったら僕責任とれないしね!

    そう思いながら正幸は暖炉の前にしゃがみ込んで中がどんな状態に荒れてるか確かめるようとした、が…その時中の暗闇で何かがうごめいて起き上がるのが分かった。正幸はわあっ!Σ(゚Д゚)と短い悲鳴を漏らして尻もちをついた。

    いないと思っていたあの老人が横になっていたらしい。老人は振り返ると怒った顔でふうとうなるように、小さな草刈りのようなものを正幸に向かって振り上げてきた。
    何とか反射的にびっくりしてよけられたものの正幸は相手が小さな老人だというのにその威圧感に押されてしまいしっかり腰を抜かしてしまった。
    「すみません、いたなんて知らなくて…!ちょっとほんとにごめんなさい…ごめんなさい!ビクビクΣ(゚Д゚)」と情けなくも訳のわからない事をわめきながら、暖炉の中から強烈な異臭を放つ老人から何とかほふく前進で床をはうように流しから離れた。

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  • 不法侵入!14「日暮れのカラス!」正幸はぐだぐた考えながらも身体が疲れている事もあり最後はしぶしぶ玄関から家の中に入る事にした。朝、家から逃げるように出てきたにも関わらずきちんと鍵をかって出て行った事を今になって冷静に思いだしながらため息をつき鍵を開けて家に入るとあの強烈な異臭が正幸の鼻をつくように襲いかかってきた。

    そして蒸し暑く薄暗い部屋の中に台所であのこがらな老人が立ち上がって何かごそごそとしている様子に目が止まり正幸はそのまま動けなくなる。出ていくどころかすっかり居座ってしまっていた。老人は下着を降ろして流しにあった大ふきでぶつぶつ漏らしながら性器をこするようにふいていた。

    暗くてよく見にくいと思ったがなんとなくゆれている感じでそれがかなり大きくて正幸は顔が赤くなってしまった。おそらく、家でお風呂の時の父や銭湯にパートのはじめの頃一度一緒にいった店長のよりもはるかに立派だった。

    正幸は背後に聞こえるカラスの声に耳をすましながら老人のからだとそれにしばらくみとれていた。

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  • 不法侵入!13「半洗脳!」その日は結局まる一日停電のままコンビニの食料品は缶詰を含めてほぼ完売してしまい、残りの雑貨用品や週刊誌等は仕入れた本社に返品する事がだいたい決まって3日以内には店を閉める事になりそうだ。蒸し暑い店内の衛生面を考えるとそれがベストかもしれない。もちろん僕も多少の飲料水は確保して買ったけど、すでに電車も完全に再開して通勤していた店長は何も確保することなく、筋肉痛の身体をかばうように笑顔をみせて駅へ歩いて行くのを見送り別れた!

    そして、自転車を引いて逃げる覚悟で家から飛び出してきたはずの正幸だったがやはり一日のじっとりと絡みつくような暑さに体力を奪われ、最終的にはまた険しい坂道に吸い寄せられるように自宅に向かい登って行った。別の意味で精神がかなりまいってしまっているのか、正幸は店長にも警察にも不審者の事はなぜか喋ろうともしなかった。よっぽど老人の圧力かオーラが強かったのかわからないが…!

    だから、誰にも相談せず、身体がえらい思いまでして家にたどり着いた時には激しく後悔する事になるのだ!

    だいぶ日が暮れてきて、長屋の前にくると、正幸は玄関の前に自転車を止めて不審者が入ってきた方の外側にまわってみる!そこには、錆びた金具の棒が折れて暖炉?だと思われる外側の扉が開きかかっていた!
    おそらく中に汚れがたまらないよう外からも灰が掃けるようにつくられてたのかな!使われていない暖炉だったらしっかりと施錠してくれなきゃ困るよ!と改めてあいつが現実に家の中に入り込んでいた事を理解して、これまでいくつか不審者とすれ違い見てきた様子を頭にフラッシュバックしながら、どうしたらいいのかと、正幸は恐怖しながら疲れてまわっていない頭で再び悩み始めた。そして暖炉の隙間から漏れてくる、あれだけ不快だった独特な不審者の体臭の臭いもそんなに嫌じゃなくなっていたのも事実だった。

    正幸「なんか僕やばいかもしれない…!(>_<)」

    正幸はしばらく中にあいつがいるかもしれない開かれた暖炉の扉をしばらく固まったように見つめていた。

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  • 不法侵入!12「閉店セール!?」しばらく歩いてバイトの店に近づいた時すでに外でモップの掃除をしている店長の川田さんの姿が…!

    そして正幸が自転車を押しながら近づくと笑顔で先にあいさつをしてきた汗まみれの店長から衝撃な出来事が!

    川田「おはよ〜!こっちの方すごかったみたいだね!だいぶ電車おくれて私もさっき来た所なんだけど、何人かの近所のお客さんが店を開けるのを待っててね!菓子パンとかをまとめ買いしていったから!10分もしないうちに完売だわ!」

    正幸「店長すごい汗!って…!閉店って!Σ(゚Д゚)」

    正幸はガラス戸に貼られた貼り紙にくぎづけになる。

    川田「雷が近くに落ちたみたいで今だに停電でクーラーがつかんのだわ!ほら、店の中まで少し水が入り込んでたからだいぶモップできれいになったけど中は蒸し暑いし、じっとしとれん!飲むもんはみんな生ぬるいし!(笑)」

    正幸「やっぱりこの辺も被害があったんですね!坂の途中みたいな場所だからもろ雨の通り道になったんじゃないですか!」

    川田「店も古いしね!市からも前から言われていたんだが、もう、ここもついでにたたんでしまおうかと思ってね!岡部くんには申し訳ないと思うけど、今回みたいな事は初めてで、天井に雨漏りもしちゃったし!衛生に悪い!お向かいにある花屋も閉めるみたいだよ!あっちもだいぶ水がつかったみたいだ!」

    正幸、急な出来事で一気に力がぬけてしまい、店の前から動けなかった。

    川田「何かだいぶだるそうな顔しとるけど、熱中症と違うか!(◎_◎;)」

    正幸「いや、いろいろあってご飯を全然食べてなくて!(-_-)」

    川田「まあ、初めての豪雨みたいな雨で怖いおもいしたからな!('ω')」

    正幸(それだけじゃないんですけど…!(-_-))と正幸は何故かそれ以上はしゃべらなかった。

    川田「なんやったらおにぎりならあるぞ、流石に停電で冷えとらん、おにぎり客に売れんかったで!まだ傷んどらんと思うで!持っていきなさい!(笑)」

    正幸「ありがとうございます!その前に店長も身体の動きめっちゃだるそうですけど…!」

    川田「これはただの筋肉痛だ!休みに家内と温泉に行ったとき風呂上がりに卓球を久々にやったらな!運動不足やったのもあるけど、もう59になるで、かなりがたがきとるであかんわ!(;´д`)」

    正幸「店長はまだまだ若いですよ!(*^_^*)」

    正幸はようやく今日はじめての安堵の笑みをもらした。

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  • 不法侵入!11「生蒸し暑い朝!」なんとか理性は無事に保てたのかわからないが、異臭の充満する家の中でまる2日間を無事、とうげを超える事が出来た正幸はすっかり真夏ばれに晴れた3日目の月曜日、早足で着がえてリュック1つに玄関の土間にある自転車を引き出して死に顔を見せるように出ていった。なんかもう、いろいろと玄関に鍵をかう気力さえなかった!((+_+))

    新鮮な空気といっていいか自信がないが、既にお日様の日差しは早朝とは思えないほど蒸し暑かった。

    砂利道のいたる所に大きな水たまりが出来ていて、正幸はお構いなしにその上を白い靴でびしゃびしゃと気にせずに踏んでいった。

    いつものように急な坂を自転車を押して下っていると、途中の一軒家がいくつか並ぶ前に、近所のおばさんらしき二人の会話が耳に届いてきた。

    おばさんA「ほんと、久しぶりだったね!こんな大雨!家が流されるかと思ったわ!(*'ω'*)」

    おばさんB「滝みたいだったもんね!(◎_◎;)あたし怖くて全然寝付けなかったわよ!主人は呑気に寝転んでテレビみてたけど…!あたしはだめ!もう、パニックで三途の川見えはじめてたもん!(>_<)」

    おばさんA「それは大げさでしょあんた!(笑)( ̄▽ ̄)」

    おばさんB「それになんかこの辺、警報も出てたらしいけど夜中だったからちっとも分からなかった!あんな雷の雨の中、出てったらそれこそ危ないわ!昨日もしつこかったしね!おとといスーパー買い物しといた後でよかったわ!(*´▽`*)」

    おばさんA「ほんと…!('ω')でもあたしらは坂の上だからまだいいほうでしょ!被害もほとんどなかったし!駅の方なんかすごい水浸しになったみたいよ!電車いくつか遅れたみたいだし!家の中まで水浸しになって公民館に避難した人多いみたい…!」

    おばさんB「それ、えらいことじゃないの…!?\(◎o◎)/!」

    正幸はうつろな目で夢中で華が咲いている、二人のそんな会話を横目で流し聞きしながら早足で通り過ぎる。まる二日間ほとんど水(トイレのタンクの…!)だけでご飯を口に入れていなくしかも寝不足でふらふらで早くバイト先のコンビニに行きたかった。

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  • 不法侵入!10「あきらめと孤立!」それからも、まる一日ラジオから流れる避難指示命令がおさまらず何回も激しい、落雷や滝のようにぼろい長屋を叩きつける雨音が、家から出られない正幸の体力と精神をきゅうちに追い込み、振り回していた。台所のスペースは白髪の老人に占領されてるから近寄りがたく正幸は最終的に階段下の玄関側にあるトイレのタンクに流れる水に手をつける羽目になった。

    連絡も取れず外に出る事も出来なく逃げることもできずに、ほぼ孤立させられ、あげくに不審者の怪老人と家に監禁状態だ!
    やがて、恐怖を感じながらも表情はしだいとあきらめに似たような虚ろな鉛色の瞳に変わっていく正幸。
    緊張からじっとりと身体にはりつく湿度とあぶら汗にまみれて雷がおさまっても、しつこく激しいどしゃ降りの雨音が続くなか、さらに二階の天井から生ぬるい雨漏りのしずくが・・・!それに、部屋の空気も暑い!
    ご飯も食べれず一日中トイレに何度もふらふらと行き来して水を飲んでいるうちに正幸はやばさを感じながら、いつの間にか鼻が麻痺してしまったようにあれだけの強烈に感じたはずの異臭が気にならなくなっていった。

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  • 不法侵入!9「しつこいのどの渇き!」突然の激しい雨と雷の音で2階の部屋で無力にもおろおろする事しか出来なくなってしたまった、正幸。1階に侵入している白髪のホームレスと間近に鳴り響く雷に恐怖したまま結局一睡も出来ず朝を迎えた。だが、朝になっても強い雨だけは中々上がらず、途方にくれていると、正幸はリュックの中にずっと携帯していたラジオを思い出した。兄とよくサイクリングに出かけてたころ、その時はまだ正幸はスマホを買って貰ってなくて、何かのときの為にいつも所持いろと兄が両親と相談して常に携帯するよう持たせてくれていたのだ。

    この家に越してきてから、通帳も印鑑も貴重品はいつもバイトに行く時に持ち歩いてるリュックに全部入れている。

    手を入れて探ってみると、奥の方に四角い乾電池とセットになっていたラジオの箱に触れた。ほとんど使って来なかったけど、こんなふうに役に立つ時がくるなんて…!改めて晃博兄に感謝した。

    電池を入れてスイッチを入れた。幸い、最初は雨で電波が悪いのかザアザアとノイズが走って聞き取りにくかったが、アンテナを立て合わせて調整してると、多少ノイズは残るが何とか、天気を話してる局につながった。

    すると、アナウンサーがくり返し何度も読み上げている地域の中に正幸が住んでいる町名も出てきた。だいぶ大雨のため避難指示が出ていたとか!さすがにこの雨じゃ今から外に出れないし、まずスマホが使えなくて連絡も取れない!だめおしに今日、バイトが休みだしね!店長は電車通勤で家はだいぶ離れている。昨日、奥さんと二人で温泉に行くとか言っていたな!子供がいないってきいてたけどいつまでもおしどり夫婦といった感じでいいよね!

    今の僕のこの状況恨むわけじゃないけどね…!(-_-)

    この辺の人も避難しているのかな!?昨夜から緊張続きで、だいぶ非常事態という、感覚が鈍ってきた正幸だったが、雨が入らないよう窓を半分以上閉め切っていたので高い湿度のせいかのどの渇きだけの感覚は生々しく感じていた。でも1階に行く勇気はもうない!はずだったが、さすがにのどの渇きと尿意に限界を感じてしまい、最終的には、ふらふらな意識の中まだ日の差し込まない暗い廊下の階段を降りて行った。
    おそるおそる台所を覗くとそこにはもう誰もいないようだった。正幸は先に階段下にある玄関の横のトイレに入ろうとしたが、落ち着きがなく先に水を飲んでからにしようと忍び足で小走りに台所に走って行くと、開けてあった、小窓から雨が入り込んでいた、じっとりした湿度は2階よりも酷く、さらに異臭もきつくなっていた。正幸は疲れた顔にいつの間にか、いかりをみせていた。

    正幸「もう、絶対に大家さんに文句いってやる!こんな欠陥だらけな家、いわく付きの方がまだましだよ!<(`^´)>」

    が…正幸が心で悪態をつき眉間にしわを寄せたとき再びやんでいた雷のゴロゴロが響き手前の暖炉の中に気配を感じた!
    何気に目をやるとそこにはあの白髪の男が全裸で暗闇に座りこんでいた。居眠りしていたようだが時より、「…すぞ!」と不気味につぶやいていて、正幸は一瞬で怒りものどの渇きもぶっとんで「ひゃあ〜!Σ(゚Д゚)」と情けない声をあげ逃げ帰っていった。

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  • 不法侵入!8「黒い雨音!」そんな事を思っている時、ちょうどそいつが、流しの戸に手をつけてゆっくりと揺らめくように立ち上がり暗がりの中で辺りを見渡しはじめた。
    動作はゆっくりなのに何故か独特な威圧感のオーラを放っているそいつに、すっかりびびってしまい、老人男がこっちに向きはじめたのと同時に正幸はいそいそと2階に早足で上がっていった。
    そして、扉をしめると再びパニックな状態に精神がおちいり我を忘れてスマホをいじりはじめた。が、完全に充電切れになってしまっていて、反応はほぼゼロ。それでも正幸は、しつこく兄ちゃん、兄ちゃんとまるで、願望するように口ずさみながらスマホのあちこちをいじりまくっていた。普通はまず警察に通報するのが先だと思うが小さい頃から一緒にいた兄の方がよっぽど頼もしい存在のようだった。
    それに、この長屋に住んでるのは正幸だけで、あと2つのお隣りさんは空き家になっていた。他の坂沿いに並んだ一軒家の人たちは正幸が引っ越してきてから特に親しくもなく、挨拶もそこそこ交流もなく、正幸はさらに焦りだした。しかも、夜のこの時間は足場も見えないくらい真っ暗で街灯もほとんどない!から安易に危険で外には出られない!
    別に相手はこがらな老人なんだからこっちから危害を加えても正当防衛になるかもしれないが、そんな気力はとうに残っておらず情けなくも暗闇で震えているのが今の正幸には精一杯だった。

    結局スマホは無反応で正幸がさらに絶望状態になりはじめると、今度はゴロゴロと追い打ちをかけるように外からチカチカと光が走り出すのが見えると共に大きなバケツをひっくり返したような雨粒の音が響き出した!

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  • 不法侵入!7「険しい坂道!」1階のジメっとした湿度とこの人の体の異臭で頭が真っ白になりながら、正幸は状況をうまくのみこめずも、のんきにこの老人とすれ違ってた日の出来事を脳裏にフラッシュバックしていた。暑い炎天下の急な坂道でたまの休みにサイクリングしようと蝉の鳴き声を聞きながら汗をかいて降りているとき下から白髪頭の老人が前屈みで後ろに手を組んで「ふん、ふん・・!」としんどそうに時より数秒ごとに立ち止まりながらも黒い長靴で踏ん張りながら登ってくる。腰をかがめて歩いてるけど、背筋を伸ばしたら140センチ手前くらいのほぼ小学生並みの身長。
    なんか、長靴だけみて百姓か農家の人かと勝手に思っていたけどすれ違いざま独特な体臭と着ている服が長袖で冬に着るような汚れたダウンが身体にあっていなくダボダボな感じで何となく察した。暑くないのかな!年を取ると、汗かかなくなるとか!?(-_-)
    僕は何となく体臭の香りだけで眉をひそめてしまったが何気に、白髪頭の髪の隙間からのぞく茶色い日焼け肌でにんまりとした坂上を恨めしそうに見つめる不気味な細目の視線を印象的に覚えている。
    この辺に住んでる人はみんな足腰鍛えてるな!とその時は深く考えずに僕も一人納得して下に降りて行ったけど、よく考えたら、坂の上の方は民家も少ないしほぼ長屋などの空き家が目立つぐらいだ。アパートショップの人からも空き家とかはホームレスの人のたまり場になりやすいとか、何とか聞いてた気もした。

    それから、ごくたまに僕が働いている数少ないお店が並ぶ場所にも足を運んで歩いてる所も見かけて店長と何気に話す会話の中であれは小鬼(こおに)さんだねと冗談混じりで話した事もあった。

    でも最近は空き家もしっかり施錠してあって、そのような(ホームレスの)人達は役所でもだいぶ支援されるようにもなって、この辺でたまる事も今はほとんどなくなったとか…!一部ではそうゆう支援を受けたがらない人もいるらしいけど、僕が住んでるのは急な坂道のほぼ頂上でしかも90度間近は大げさだけど行き来だけで体力を結構使うんだよね。(-_-;)

    でも、実際年配者の人でもこうしてねばってまで登ってきてるわけだし、まさか僕の家が住処にされてるなんて、ずっとしばらく続いていた部屋中の異臭から早く気づくべきだった!

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  • 不法侵入!6「侵入者!」下からの怪しげな物音にビクッとしてしまった正幸は暗闇の部屋の中、何とか背中を持たれたまま立ち上がると少しためらったが決心していやいやながら壁をつたいドアを開け暗闇の細いきしんだ階段を降り始めた。
    たぶん、ネコか何かだよね!林とか多いけど流石にクマとかはありえないだろうし!猿もちょっとな!動物とは限らないけど、今まで感じてた得体がしれない気配とかからだと古い家だから座敷わらしとかゆうれい?25にもなってまともな思考が出来ないのが情けないな!てか、ほんとマジで勘弁してほしいし。
    ガサガサ…!
    まだ音が聞こえてきて、何度も降りるのをためらったが、眉間にしわをよせながら何とか下にたどりつきゆっくりと部屋を覗いてみた。だいぶ暗闇に目が慣れてきたことと小さく外からもれる月あかりを頼りに正幸はあたりを見渡し、やがて凍り付いてしまう!
    音の出処は台所の方で、地べたを何かがゆっくりとうごめいて這いつくばるように入ってくる。それは、あきらかに、正幸の想像は外れて猫や幽霊ではなく、生身の人間のようだった。
    コンクリートで出来た暖炉!?昔の名残りだと借りる時アパートショップの人に聞いていて今は使えなく封鎖してあるとか、言ってたけど何で人が入ってくるんだ?
    しかもこの不快な異臭!あきらかにあの人からの方から強烈に発してくる。
    髪は白髪っぽく不清潔そうなぼさぼさ頭でよく見えないがこがらな人のよう!女性かと思ったが暖炉からはうようにやがて完全に中に入ってくるなり、うう…!とうめきながら、「このバカチンめが…!」と訳のわからない事を甲高く暗闇で喚いてそれが老人の男性である事と同時にたまに道ですれ違うホームレスの人だとゆうのがわかった。

    いずれにしても、正幸からしてこの光景は現実に恐怖でしかなく暖炉から入ってきたのがかくれんぼしてる子供か季節はずれのサンタクロースだったらどんなに良かったかとまだ思考は夢物語から離れないまま汗をたらたらと硬直して固まっていた。

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  • 不法侵入!5「回想!」電気なしの生活も今日で3日目だ。相変わらず部屋の嫌な異臭は消えなくてまいってる。部屋はほぼ真っ暗!
    スマホの充電は店長の川田さんに事情を話したらすんなりオッケーしてくれた。
    流石に給料の前借りまでは、図々しくて言えなかった。水道とガスはいつ止まるかわからないけどどうせなら月末にまとめて払ったほうが効率がいいかなって!
     本当は新しいアパートとか探したかったけど、半年契約しちゃったし、両親から自分で決めた部屋なんだからって勝手に別の家にかわっても家賃は払わないって脅されて(;´д`)トホホ…!
    好きでかわりたい訳じゃないんだけどね!最初から家賃は払ってくれたんなら遠慮しなくて、もっと立派なとこ選べばよかった。
    いきなり自立しろとか追い出されたわけだしさ!もう、めっちゃくちゃ!(-_-)
    僕なりに気を使って安い所見つけたのに!月8000円ならかなりいいなと思ったけど、住んでみたらかなり住み心地悪かった。結構な長い坂道の上で、のぼりおりが不便だったのも原因かも!見晴らしはいいのに!(坂道というか傾斜だね!)滝をのぼるみたいな感じ!大げさかな!
    てか、事故物件じゃないって聞いたけど、変な臭いとか気配最近めっちゃ感じるし。

    だからほとんどご飯食べたら2階に避難してるよ。毎日がカップラーメン。長い時間台所いたくないし、正直ばてる!1階より臭いはましだし窓も開けられる。7月の暑さはすごいけど、木が周りにあるせいか朝方はひんやりして気持ち良い!けど、2階は後からつくったのかほとんど屋根裏部屋みたいな感じで天井もじゃっかんだけど低い!
    そんな事考えて夜が深まるうちに、ピコンとスマホのラインが光った。相手は3つ年上のたった一人の兄弟、兄の晃博(あきひろ)からだった。「新生活楽しんでるかあ?(笑)何かあったら連絡しろよ〜!」兄貴らしいその言葉に正幸は久しぶりに笑みをこぼした。とっさに涙腺が緩んで返事を返そうとスマホを持ったら、それを邪魔するかのように、充電切れのマークが出た。正幸はため息を漏らし背後の壁に持たれ「ついてないなあ、もお!(>_<)」とボソっとつぶやいて薄いシーツをお腹におおい、眠りにおち始めた。

    が…瞬間、下の部屋から「ガタン」と怪しげな音がした。「ん?Σ(◎_◎;)」正幸もびくっとしてすぐに目が覚め、ガサガサとさらに下からひびいてくる怪な音に息をのんだ!

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  • 不法侵入!4「不満と愚痴!」この状態じゃ、時期に水道やガスも使えなくなるだろうな!かけ持ちで働くのも微妙な感じで今は中々考えられなくて、今日だいぶへとへとに動いたせいか考える気力もうせてるせいかな!
    店長良い人だけどちゃっかり地味にこき使ってきたりするからね!
    今日も商品の入れ替え店長は菓子パンとか弁当とかそんなに重くない箱ばっか運んで僕は醤油やボトルに缶詰とか身体に負担になるものばかり、しかも閉店間際にはじめるから帰る時間まで伸びるし
    店長涼しい顔して「やっぱ二人でやると早いな!」って、いやいや店長も重いやつも運んでくださいよって話しだよ!まあ、いつもそんなに忙しくなく楽させて貰ってるしやっぱ仕事だから文句言えないよね!それに僕は、もともとはっきりしゃべる性格じゃないし、だから残業代出るのかどうかも聞けなかった。時給は950円。ああ、だめだ!なんか僕、疲れてると人の嫌な部分しか見えなくなっちゃうみたいなんだよね!(-_-)結局何が言いたいかと言うと電気や水道代とか毎月払っていけるかどうか心配ってことなんだけどさ!
    でも流行っていない今のコンビニでいつまで続けて働けるかどうか!?
    もとは、市の市場としてあった店らしいけど昔よりお客がどんどん減っていって閉めてしまい、その延長で今のコンビニになったそうだ。だからちょうど何か働いてみたいとぶらぶらと歩いていたら入口のガラスに募集の張り紙がしてあったのが運だったけどいつ閉めてもおかしくないよと店長から毎回呪文のように言われていた。
    幸いスマホだけは連絡とるの大変だからって母たちが払ってくれるみたいなんだけど…!
    って、やばい、電気止められたら充電できないじゃん!Σ(゚Д゚)

    いろいろ動揺している正幸、不運はまだまだはじまったばかりのようです。

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  • 不法侵入!3「吐き気!」正幸が働いているコンビニは駅からちょっと離れている小さなお店で目立たないせいか日常的にあまりお客の出入りはすごく少ない。つまりバタバタする様子はほとんどなく、暇なときは眼鏡のおおらかな40代後半くらいの男の店長から、座って雑誌でも読んでて良いよと言われるくらい楽なのだ。バイト時間が9時から夕方6時、コンビニと言われているけど閉店もあって普通のスーパーの感じだ。夜は流石に人がほとんど来ないかららしい。

    でも、今日は久しぶりに商品の入れ替えが多くて、店長とふたり賞味期限近い、食品なんかを夢中でチェックしてたせいか、閉店時間が30分くらい遅くなってしまった。初めてまともに仕事をしたような感じだ。詳しいことは後で話すけど、だから今日は特に疲れていて、帰ったらゆっくりしたかったのにわけのわからない現象のせいでちっともやすまらない!

    相変わらず嫌なにおいがしつこく充満してるけど、何とか部屋に上がり夕飯を食べようと奥の台所の土間にあるガスコンロでやかんに火をつけ小窓を開け、カップ麺にお湯をそそいだ。薄暗くてついでに部屋のあかりのスイッチを押すが入らなかった。
    これも変な怪奇現象かと思ったがたぶん7月に入ってから電気代を払ってなかったのが原因だとわかった。ここに引っ越してきてからもう1ヶ月半ちょっと!両親から家賃以外は極力自分で払うように努力しろと言われていたのだ。

    正幸「お金はともかく、実家に電話したら扇風機くらい送ってくれねえかな!(;´д`)あちい~!」

    汗だくのシャツを替えて、むなしく暗がりの中に座り、カップ麺の香りと混ざった部屋の香りに吐きけを覚えながら僕は眉間にしわを寄せて減っていってしまう、貯金の残りを頭に浮かべて正幸はため息をもらした。

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  • 6キリングミー05※創作BL※流血・微グロ注意◆死なないふたりの殺し愛まとめ
    ##Original #創作BL
  • 不法侵入!2「気配!」長屋に住みだして数週間バイトと行き来していたが日によってその部屋の違和感が不快なものに増していった。

    正幸「なんなんだよ、これ!Σ(`~´)」

    最初はあまり気にしていなかったけど、その日、正幸(まさあき)が日暮れ近くに、疲れて家に入った時、ふいに何かが居るような気配が!そして暗い部屋からもわもわと、鼻をつくような嫌なにおいが充満していて顔をしかめた。

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL   #フリーター  #ホラー
    かざぐるま
  • I'm a Sucker For You.Twitter【@Natsuka7241Shii】

    オリキャラのジョバンニさんと游祥くんです。
    上司と部下になるのかな、この二人。



    #過去絵を晒す #オリキャラ #創作 #オリジナル #デジタルイラスト #originalcharacter #イラスト  #ゲイ  #gay #BL #自創作 #オリジナルキャラクター
    #original
    長束紫飯(なつかしい)@依頼受付中
  • 不法侵入!1「違和感!」スマホのカメラの調子がすぐれなくて、他のサイトで投稿していた過去絵です!こちらもまだなかなか進んでいないので、ゆっくりのペースになっていきますが描いていきたいです!<(_ _)>

    通信大学を卒業した青年、正幸(まさあき)は、特にやりたいことが見つからず就職先も決まらず卒業してしまったため2年ぐらいだらだらと25まで実家で過ごしていて、しびれをきらした両親に強引に自立させる感じに追い出されてしまう。近所に恥ずかしいからと少し離れた地域でコンビニバイトを始めた正幸だが、新しく借りて住み始めた古い長屋のアパートだけど家に帰るといつも誰かいたような気配を感じる!

    #不法侵入! #イラスト #小説 #日記 #BL  #フリーター  #ホラー
    かざぐるま
  • ねんどろいどかわいい ##BL #花ポル

    ねんどろいど初めて手にしたけど、頭部ごと変えるアンパン●ン方式かと思ってたら、まさかの顔面でびっくり。
    とにかくかわいい。二人のフィギュアでは笑顔貴重で良いですね。

    板タブでのペン入れに限界感じて、液タブ始めました。
    作業効率上げるつもりが、長年板でやってきたもんだから慣れずに余計時間掛かってしまった…
    塗りは板の方が合うので使い分けよう。
    あ と り
  • ハングリーハート!1「日陰の少年!」寒中お見舞いのような表紙になっちゃいました。いつのまにか、もう年賀状の季節ですね!それにしても不登校のテーマが多いです!このお話しもBLです!(-_-)

    心の中は、いつも腹ペコなんだ…!

    中学に入ってから不登校体質になってしまった引っ込み思案な性格の真人(まさと)。保育園の頃の幼なじみに再開した少年の痛い思春期の恋の物語です!

    #ハングリーハート!  #イラスト #小説 #日記 #ホラー #BL  #ショタ  #幼なじみ
    かざぐるま
  • 2オリキャラ朱瑠と桃元文あり【馴れ初め】
    #イラスト #水彩色鉛筆 #オリキャラ #お絵描き #アナログ #オリジナル #鬼 #創作 #創作BL
    オニ~黎明の百鬼夜行~
  • 狂い咲き!11「落書きの誘惑!」不良がいなくなった、トイレの静けさと共に次に麻斗の精神を襲ってきたのは、個室内に大量に描き込まれた品のない落書きだった。いろいろ口で表現することをためらうようなものが溢れていた。

    けど、そのおかげのせいか、どうなのか、不良に驚かされて頭が完全に真っ白になりかけていた意識をかろうじて保たせてくれいて、何故か妙な興奮のドキドキが麻斗の下半身を刺激してきて、思わずはあはあと息を切らしながら無意識に男のそれを手でおさえこんでいた。

    もわっと漂う暑く息苦しい熱気!汗だくになった身体にはりつく湿った服に、薄暗い個室内の独特な生臭い香り!

    麻斗は力尽き座り込んだまま、そわそわし出し、新たな尿意とのどの渇きを感じながら、中々ととのわないはく呼吸と共に、それらをいつまでも眺めていた。

    #狂い咲き! #イラスト #小説 #日記  #BL  #ショタ #ホラー
    かざぐるま
  • 甘々なふたり💕うちのこ、奄美 煌 (あまみ こう)× 七星 由有 (ななせ ゆあ)と言いますv
    創作BL。

    #オリジナル #創作 #オリキャラ #創作BL #男の子 #可愛い #かわいい #BL
    シユン。
  • 狂い咲き!10「地獄と恐怖?!」トイレの個室に鍵をかけて恐怖で出られなくなってしまった麻斗。
    それを気に食わなくか、容赦なく追い詰めた不良少年が手あたり次第麻斗の逃げ込んたトイレのドアをバシンバシンと激しく蹴り上げてあおってくる。
    麻斗はただ何も出来ず中からドアを押さえて恐怖で顔を引きつらせ震える事が精一杯だった。

    不良少年「いつまでクソしとんだて!( # ゚Д゚)とっとと出てこい、てめえ!」

    イライラをつのらせながら不良少年は、ずぶ濡れの赤いシャツを脱いで怒り狂ったようにトイレの中を何度も行ったり来たりして壁に振り回し叩きつける事をくり返していたが、やがて釣り仲間の声が「賢治(けんじ)そろそろ行かんと塾まにあわんよ!(゜o゜)」

    不良少年「あ〜〜、マジでうぜえし!マジ覚えとけよてめえ!( # ゚Д゚)」

    賢治と言われたその不良少年が最後に麻斗のいるトイレのドアを思いっきり蹴り上げた!

    賢治「次みたら、マジ殺すかんな!( # ゚Д゚)」

    釣り仲間B「もう、やめとけって、マジで!またつかまるぞ!(*´Д`)」

    その後、いろいろブツブツと不満な声が聞こえてきたけど、自転車のガタガタという音と共にやがて外が静かになった。

    そして、しばらく、頭が真っ白で震えていた麻斗も時間の経過と共に力が抜けてトイレの中でスローモーションに座りこんだ!

    #狂い咲き! #イラスト #小説 #日記 #BL  #ショタ #ホラー
    かざぐるま
  • こがらしの季節!9「部屋荒らし!」学の部屋に走ってきた太一は、散らかってる服の上をなおも、お構いなしに踏み歩いて、そして、はしによけて立てていた母が使ってる、マット式の青い折りたたみベッドをいたずらに、引っ張り出しそのまま開こうとした。

    もちろん、あわてて太一を追いかけてきた、学は太一をやめさせようと必死だ。

    学「おい!勝手に散らけるなよ!服踏むな!てか、手え洗ってねえだろ!草ぬいた手で触るなって!また洗わないかんくなるだろ〜!( # ゚Д゚)」

    太一「いや、最初から散らかっとるがん!引きこもりで掃除できんて完全に人間、終わっとるし!\(^o^)/」

    神経がイラッとして、むきになって口調がさらに荒くなる学!

    学「何言っとんだて!どう見たって、勝手に不法侵入して部屋荒らしまくってる、おまえの方が終わっとるだろ!いいから服の上にベッド開けんなよ!よけいしわくちゃになるだろ!その前に汚い足で踏むなって、さっきから…!( # ゚Д゚)」

    荒口調で言っても、ふざけてやめようとしない太一の手を強引につかんで離そうとする学!

    太一「そんなん最初からおめ〜が部屋掃除しときゃ問題なくねえ!ニートが俺に、当たんなって!離せストーカー!警察にゆうぞ!\(^o^)/」

    学「ストーカーじゃねえわ!( # ゚Д゚)あっ!?( # ☆Д☆)」

    ・・・と、太一は不意打ちにいきなり男の大事?!なところをにぎってきた!

    一瞬焦った、学の反応にいたずらの笑みを浮かべる太一!

    学「…てお前、今まともに、掴んだだろ〜!( ⊳Д⊲ #)

    太一「正当防衛だし〜!\(^o^)/」

    学「ふざけんなよ!調子のって、人ん部屋荒らしやがって!( ⊳Д⊲ #)

    #こがらしの季節!  #イラスト #小説 #日記  #BL  #ショタ  #共依存  #ホラー
    かざぐるま
  • 23独断と偏見による我が家のジェネシス冬公演のしおり。(20201224版再録) #BLキャスト #拓崚

    2020年12月に発行したJACKお稽古期間拓崚本の付録冊子として作ったものです。
    完売に伴いふろくのみWeb再録させていただきます。本をお手に取ってくださったかた本当にありがとうございました…!;;;;

    概ねジェネオールキャラローリング(???)の燃え語りですが、ところどころに本文ネタと息をするような拓崚発言が含まれますのでご了承ください。
    どこもかしこもアッツイ冬公演が大好きです。この胸の熱さを抱きしめて生きてる。(噛み締め)

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    ##Takuma*Ryosuke
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