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ににろく軍医トリオその3
丹生隊と栗原隊の駆り出し方の落差がすごかったので。
参考文献
"雪と黄塵" 羽生田進 1980
"二・二六事件研究資料3" 松本清張、藤井康栄編 文芸春秋 1993
"慶応義塾大学医学部二十周年記念誌" 慶応義塾大学医学部 1940
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ににろく一年生ズ
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年末特番の栗原中尉
「え?尊皇斬奸、でしょ?」
「「 討 奸 だよ!」」
「合言葉変えたら合言葉の意味ないだろ」
「香田さんちゃんと指導して下さいよ!」
「Σお、俺?」
(並びは 安 野 村 磯 栗 中 河 香 のつもりです)
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栗原隊の見習い医官、羽生田氏と船山氏。
参考文献 ”雪と黄塵”羽生田進著(1980)
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歩一軍医トリオ
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二・二六軍医のお三方です。
のちに国会議員になる羽生田氏以外はお写真がどうしても見つからないのでエピソードから想像で書かせていただきました・・・。
参考文献 ”雪と黄塵”羽生田進著(1980) ”医師総覧東日本版”医事公論社(1962) ”医師総覧東日本版”医事公論社(1971)”二・二六事件研究資料3”松本清張・藤井康栄著(1993)
ーーーー
追記12.27 船山氏のお写真を拝見できました。M岡修造さん風のキリっとしたスポーツマン風でいらっしゃいました。
(全然似てない…私の絵は明るい奔放な性格を表現しているのと真面目な羽生田氏と対になるデザインにさせてもらっています…。)
参考文献 ”聖職の群像:世田谷区医師会史1953~1972”世田谷区医師会(1978)
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歩一軍医トリオ。
二・二六事件に参加した医官のお三方です。12月に配属されたばかりで順調であれば4月に軍医任官するはずだった「見習医官」です。
栗原中尉の指示で医療キット一式(軍医携帯嚢)持ってなかったそうで…。
襟章は緑、星マークと連隊番号、肩章は軍曹。
参考文献:”雪と黄塵”羽生田進著(↑ご本人の著書です)
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鈴木少尉&清原少尉
どっちも事件当日週番の一年生。なお清原少尉は本来週番ではなく安藤大尉の指示で本来の週番士官に交代をもちかけて代わってもらっていました。鈴木少尉は元々週番だったか清原少尉と同じように交代したのかは不明。
問題児(のちの大物)の清原少尉と控えめな鈴木少尉、気が合うのか清原少尉が強引に誘っているのか、よくつるんでいたようです。恋バナもしてる。
うちの鈴木少尉がいつも目を瞑っているのはまつ毛が長くて見えてないだけです。
参考文献 ”日本を震撼させた四日間”(新井勲著)、”魂魄”(湯川康平著)
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安藤大尉
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丹生中尉
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↓↓↓絵はスクロールして下さい。↓↓↓
磯部氏は獄中でこの二人の裁判での「同志ではない」発言にお怒りだったとのことで、名指しで「清鈴」と書いていらっしゃいます。
野中大尉率いる警視庁へ向かった五百名の歩三の大軍勢の内訳は
第七中隊(野中大尉・常盤少尉)…160名
第三中隊(清原少尉)…165名
第十中隊(鈴木少尉)…130名
機関銃隊…70名。
任官してわずか3ヶ月の1年生”清鈴”が2/3を率いています。野中大尉・安藤大尉の人望の加護あってこそ叶ったことではありますが、その後の手記では上司にいかに黙って出撃(安藤大尉の指示)するか苦心した様子が書かれ、また結果的に血を流すことは無かったにせよ幾度も一触即発の場面を潜り抜けているので命懸けで参加していたことは間違いないことなのにね…と思いました。
参考文献
”獄中手記” 磯部浅一著 中公文庫 2016
”魂魄” 湯川康平著 講談社出版 1980
”文芸春秋 1986 3月号 われらが遺言” 文芸春秋社 1986(清原・鈴木・常盤・池田・今泉)
”別冊歴史読本特別増刊1990春号” 新人物往来社 1990(鈴木・池田・麦屋・片倉)
“生きている二・二六“ 池田俊彦著 文藝春秋 1987
“その後の二・二六” 池田俊彦著 東林出版社 1997
“二・二六” 斎藤劉著 改造社 1951
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一年生ズの暴れっぷり(本人たちは自覚無さそう)に振り回される歩三管理職勢のお話です。
引用元 ”日本を震撼させた四日間” 新井勲著 文芸春秋 1986
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今泉少尉
ーーーーー引用元 『二・二六事件と郷土兵』 埼玉県編 今泉義道ーーー
(略)仮出所にあたり所長は明後日陸軍省に出向せよと云った。
そこで当日出頭すると係官は「蒙彊に行け」といった。私は即座に断った。今更軍のお世話になどなりたくない。軍法会議にかけて処刑し、免官しておきながら再び陸軍の恩を着せようとは人を食った仕草である。私は今回の事件で陸軍に愛想をつかしているのである。就職など自分で探してみせる。今更陸軍などにお願いするものか、入所以来陸軍に不審を抱き憎しみを持つに至った私はこれから少しでも軍から離れた立場に移りたかったのである。こうして二カ月後上海に渡り船会社に就職した。
ーーーーーーーーーーーー
補足。判決は禁固4年。仮出所は13年11月23日。事件より2年9カ月、判決より2年4ヶ月。
文章では青年将校らに寄り添う考えと陸軍への憤怒をあらわにしており、青年将校のなかで唯一立場の違う今泉氏の考えが非常に興味深いです。今泉氏は決起に参加したというより巻き込まれたようにも見え、無理やり連れ出した中橋中尉らを恨んでいたりするのでは…とその後を追ってみたところ全くの杞憂でした。
うちのいまいずみんはいつもオロオロあわあわしてお気の毒な子ですが実際の今泉氏はスーパーエリートつよつよです。
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今泉少尉
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歩三いちねんせいズ
いつも三頭身なので…
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安藤大尉と高橋少尉
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ににろくいちねんせいシリーズの登場人物です。もっとふえます。
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※検索除け済み
ににろくいちねんせいシリーズです。
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『文芸春秋 第64巻第三号』より
湯川(旧姓・清原)「こっちは中隊長に怒られ怒られ、止められているのに出動するわけですからね」(中隊長:森田大尉)
赤塚(旧姓・鈴木)「私の中隊長は新井勲さん。革新運動の大先輩だが、慎重な方らしいのでしてね。だからいよいよ決起ときまったとき、安藤さんから「新井にはいうなよ」と何度も釘を刺されました」
常盤「湯川と赤塚は、だから非常な決心をしたわけですな。中隊長から止められているのを自分から出動したわけだからね。(笑)私はスラリと決起部隊の中に加わりましたが。」
『二・二六事件と郷土兵』 埼玉県編 より
麦屋「そこで井出連隊長は令旨の伝達があった数日後(八月か九月頃と記憶)ひそかに私を呼び、連隊内の青年将校をスパイせよとの密令を下達した。(中略)後任にはハルビン特務機関長の渋谷三郎大佐が赴任してきた。十二月二日付である。渋谷連隊長も、おそらく情報を掴んでいるので青年将校運動には着任早々から頭を痛めていたことと思う。」
また『日本を震撼させた四日間』新井勲著 には事件前の混乱の様子が記されています。
漫画は
3 1
4 2
の順です!
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赤坂見附の麦屋少尉(歩三の1年生)と高橋少尉(歩三の2年生)。
陸軍参謀本部への登庁を阻止すべく歩哨線を張っていた。
(坂井中尉もいたはず)
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鈴木少尉と新井中尉。
新井中尉が戦後に出版された手記「日本を震撼させた四日間」(新井勲著)読了しました。
新井中尉は決起には参加していないものの野中大尉・安藤大尉とは同じ歩三の中隊長として密接に関わりがあり龍土軒の会合にも出席していた人物です。かつて同じ歩三にいた菅波中尉のことや同期の丹生中尉、2年先輩にあたる栗原中尉、民間人となった磯部・村中両氏について事件前後の様子が書かれています。
国会図書館デジタルで全文読めます。古書でも新装版は手頃な価格で手に入れられるようです。ただし初版と新装版では少し内容が異なります。なぜか初版は菅波中尉と鈴木少尉の二人が仮名です。なんで?
人物の表情の観察眼が非常に鋭く、そこにいるかのような表現を感じられました。(↓例)
一番最初に読むべき本だったかもしれない…。
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”亡くなった香田、丹生、栗原、林の四人の顔が暗い夜の闇の中に浮かんできた。寒い床の中で、私は彼らの孤児だと思う淋しさが込み上げてきた。”
(引用・参考文献 その後の二・二六 池田俊彦著 東林出版社)
池田元少尉の獄中交遊録的な著書。同じく無期禁錮の歩三4人組(清原・麦屋・常盤・鈴木)や湯河原民間人組、山本又氏や山口氏、それに五・一五関係者や他の服役囚らと共に過ごした日々が綴られています。
印象的だったのが元将校と信じてもらえなかったエピソード。…軍服着てないと誰か分からないですね…。
ギャレリア検索除けしてくれてるはずですよね?信じてるよ?
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二十二士。その1
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(パロ)
うにお願いします と聞いて浮かぶ光景です
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ににろく二十二士(前年の相沢事件含む)。
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青年将校二年生(陸士46期)。安田少尉、高橋(太)少尉、中島少尉。
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丹生中尉&栗原中尉。なぜか間違われがちのお二人。
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7月絵です。
S11.7.5 第一次判決
S11.7.12 第一次処刑
右の絵…青年将校概念(特定無し)です。振り返っている小柄な将校は林少尉をイメージしています。
左の絵…林少尉を除く新品少尉6名です。身長差は想像です…。
下段手前から池田少尉、常盤少尉、今泉少尉
上段手前から鈴木少尉、麦屋少尉、清原(湯川)少尉(※2)
ーーー
比較的処分の軽かった(※1)今泉少尉以外の5名は死刑求刑からの無期禁錮判決を受けました。
そのうちの一人、清原(湯川)少尉は死刑の田中中尉から「おめでとう。生きて真実を伝えてくれ。」と声をかけられたことを出所後に著書を通じて語っています。清原少尉は2月初旬に入籍したばかり、また同じ歩三で死刑判決を受けた坂井中尉も同じ日に入籍しており合同祝賀会を計画していたとも書かれています。
新品少尉のうち林少尉1人は求刑どおり死刑となりました。首相官邸襲撃の際警察官2名と乱闘になり刀で斬りつけ殺害していること、また兵を連れ出したことも加え罪が重くなりました。
池田少尉は出所後に著書で林少尉と自分がその時立っていた場所次第では警察官と乱闘になったのは自分だったかもしれないと語っています。
ーー
※1 今泉少尉は悪天候で帰れず宿舎に泊まっていたところを中橋中尉・中島中尉に連れ出され渋々事件に参加。開始早々に駆けつけた同じ近歩三所属の将校の説得に応じ帰隊。中橋中尉に今泉の指導している兵を決起に連れて行くことを知らされた際は先に自分を斬ってからにしてほしいと懇願していました。
※2 清原(湯川)少尉は2月初旬に入籍、湯川姓となっていましたが事件に関する文献の多くが清原姓となっているためこのように表記しています。
ーー
参考文献 “生きている二・二六”池田俊彦著、“魂魄”湯川康平著 “二・二六事件と郷土兵”埼玉県編著
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池田少尉と安藤大尉の初対面エピソードが大変なことになっていたので
参考文献 “生きている二・二六” 池田俊彦著(1987 文藝春秋)
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歩三将校お食事(高橋少尉、安藤大尉、坂井中尉)
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野中大尉と清原少尉
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新品少尉の7名+2年目高橋少尉
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中橋中尉とブローニング(ブローニングを使っていたとの文献がありますが更にもう一丁隠し持っていたとの…)
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磯部さんとブローニング(多分使ってたのはブローニングではない)
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