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脳魚
あれは、ぼくが小学生へあがる春のことだったと思う。
理由は忘れたけど、その日の夕食は父親に連れられ、近所の居酒屋さんへ食べに行った。
はじめて訪れたその店は、狭くて、暗くて、ケムリがモクモク立ち込めているお店だった。
ケムリの正体は、網焼きのものか、お客さんのタバコのケムリだったか、ハッキリ覚えていない。
ただ、そこで食べたモヤシと豆腐がとても美味しかった、ということは鮮明に記憶している。
ぼくが“脳魚”に出会ったのも、その居酒屋さんでだ。
脳魚という名前は、ぼくが名付けた。
脳魚は、店内の大きな水槽にいた。
いけすではなかったので、食材として食べられることはないと思う。
店内の隅に設置された水槽の水は緑色に濁り、のぞいても、中がよく見えなかった。
でも、注意深く観察していると、ほんの一瞬、魚が泳いでいるのが見えた。
その時だ。
魚は、くねらせた自身の体の色を、虹のように変えたのは。
以来、その居酒屋さんには1度も行ってない。
けれど、目を閉じると、あの魚が脳裏に写る。
鮮やかに色を変えながら、ぼくの頭の中を泳いでいる。
〈解説〉
幼い頃の記憶というのは、実に曖昧です。
しかし、鮮明に覚えている事柄も、なかにはあります。
今回のお話で、父親に連れられて居酒屋さんに行った、という部分は実話で、モヤシと豆腐が美味しかったというのも本当の話です。
しかしなぜ、父親とふたりで夕食を食べに行ったのかは、全く思いだせません(;^∀^)。
GIFアニメは、ノープランで描きました。
色が変化するところは、1枚ずつちがう色を塗り、変えてあります。
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松橋まいのまいの
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