<br>・伊勢(イセ)
<br>とある稲荷神社の神使をしてた狐。
<br>けれど神社が取り壊されそのときに神使堕ちして物の怪に。
<br>といっても人を襲うよりは人の食べ物が好き(特に饅頭、酒)で宴会がしているとふらり人の身を取って宴に混じり酒を交わす。
<br>お調子者だけど結構良い狐←
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<br>1人称「あっし」 2人称「お前さん、○○さん、○○の」 3人称「そちらさん、あれ、そこの-」
<br>「そりゃ、あっしは人の身じゃあ、ありゃしません。ただの通りすがりのものの化でして」
<br>「いんやいんや、人を食わば穴二つとこっちの世界じゃ言いやしてね」
<br>「とりあえず、兄さん飲みやしょう。飲みやしょう。嫌な事なんて飲んで忘れるに限りやさぁ!」
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<br>「 お上。お上。 聞きやしたか? この神社は取り壊されるそうで.... 」
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<br> 「 その様ですね 」
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<br>「 お移りにならないので? 」
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<br> 「 この老いぼれにはもう移る為の宿木を生む力は残っていないよ 」
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<br>「 それじゃあ、あっしが種を運びやしょう
<br> それならお力少なくとも楽にいきやしょう?
<br> さぁさぁ 此処より静かで良い土地へと移りやしょう?」
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<br>「 ……………… 」
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<br>「 何 心配なんていりやせん
<br> あっしもお上のお陰で唯の野狐から立派な神狐になりやした
<br> どんな遠い所だろうと どんな困難な道だろうと
<br> 立派にお上を運んでみせやしょう 」
<br> 「 私にはもうそんな力さえないのだよ 」
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<br>「 ………… 」
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<br> 「 けれどもそうだね
<br> 社が無くなったとしても、私の御魂は大神の地まで行くだろう
<br> だから、この社が倒れるまでは一緒に居ておくれ
<br> そして無くなってからは私の御魂を大神の所まで運んでおくれ 」
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<br>「 …………
<br> かしこまりやした 」
<br>まぁ、結局、社なくなっちゃうんだけど、伊勢神宮まで魂ていうか破片運んで供養?収めてもらって、そっからただのもののけ人生。
<br>”伊勢”って名前は伊勢から第2人生始まったから自分でつけたとか。
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<br>MOSO楽しい(*`ω´)-3