ごめん、起きて早々吹いた。
ちょっと待てなんで起きてるんだwwwwwwwwwwwwwww
D (…よし、回避。)
END
この子のしぐさは・・・犯罪だと思うとです…(鼻血
やっと閉話w
D、フィルレちゃんを悪く言ってる自覚あり。
日頃拉致られたりハートや反応もらったりしてるお礼だ!受け取れぃ!!(」°▽°)」===♡
しかと受け取ったああああああああああ!!!(もだもだもだもだもだもだ)
▼村澄さん
描いたワシが言うのもなんだが よ く 気 付 い た なwwwwwwwwwww
いや、だって・・・
ほぼ毎日見てたし・・・。
嘗め回すように見てたし(おまわりさんこいつです)
「…しかしデュニクスの循環式は10年前にアゴールによって完全否定された式で…」
「ですがその批判は完全ではなく精霊の陣検証実験におけるフェニックス効果の観点だけが抜けていて…」
いつもの様に研究室での討論。この頃の主な議題は魔石の精製法理論を確立するための実験に使う精製陣を選出だった。片方が討論中に自身の理論の正しさを証明するために参考の魔道書を研究室の本棚にとりに行き、片方が徹底的に粗を探し完璧な理論を作って行くいつもの光景。
「アゴールさんの実験だと…」
フィルレが席を立ちソファー後ろの本棚に向かう
フィルレの身長より少し高い位置にあるアゴールの実験報告書と書かれた本の淵に指をかけ…た 途端フィルレの体が後方に傾いた。
「!・・・っ」
フィルレはとっさに後ろにあったソファーの背を掴み倒れる事は阻止した。
「・・・」
「、大丈夫です、ただの立ちくらみです」
こちらの視線に気づいたらしく、簡潔に状態を説明してきた。体調は本人が言うほど大丈夫とは言えない顔をしている。
「・・・貧血か」
「そんな所でしょうね」
軽くソファーの背にもたれて体を休めているフィルレを尻目に素人知識で自身が知りうる限りの貧血の原因になりそうな事を思い返してみる。
確か…ここの所二人ともクエストの要請は少なくいつもの様に研究に没頭していて…
…ん?“いつもの様に”研究に… … …
「どうしたんですか?ディスティニアさん」
しまった・・・ 原因は私か・・・!!
思えば ここのところずっと私の生活ペースだった気がする。
フィルレはここのところ私に合わせて睡眠を最小限に留めていた気がする。
一応何度か解散はしたがお互いクエストの報告書を書いたり入浴などの身支度に時間をあてていた。しかもそれ以外で研究を中断するタイミングもなかったような…そういえば食事すら、ろくに摂ってないような気がする。
そんな生活していれば体調は悪くなるに決まっている。
(私はあまりそうはならないが)
「…ディスティニアさん?」
頭を抱えてうなだれている私に不思議そうに声をかけて来るフィルレを一瞥した。
状態は先ほどより好転したようだ。症状は軽いらしい。
兎に角、これ以上悪化されても困る。早々に休ませねば…
「…フィルレ、もう帰れ」
「急に何言ってるんですか」
「気が変わった。研究は中断、私は遊びに行く」
「ディスティニアさん遊ぶんですか!!?」
「どういう意味だそれは…」
「あ、いえ…なんでもありません、」
慌てて顔の前で手を振って否定してきた。
いや、実際フィルレを返す口実なんだが。こう反応されると…心外だ。
「兎に角、さっさと出ろ。今日はもう帰ってくるな」
「う…そんなに言わなくてもいいじゃないですか… どんだけ遊びに行きたいんですか(ボソッ」
「何か、言ったか。」
「いえ、何も言っていません。それでは、また明日。」
「明日は遅く来い」
「朝帰りですか」
「どうしてそうなった」
そんな軽口を叩いてから研究室を出て行くフィルレを見送る。
それから、一日中研究室にこもる日は時間を確認するようになった。
昼には昼食休憩を、夜、月が高くなったら坦々とした長い研究話を。
すべては滞りなく円滑に研究成果をあげる為だ・・・
これはフィルレが研究室に来て暫く経ったころの話。
Fちゃんの生命力の状態(っていうとアレだけどただの健康状態)を花に投影する魔法をかけてる風景(笑)
Fちゃんが体調を崩すと、花も状態が悪くなるというモノ。
Fちゃんの体調を写す鏡みたいなもので、花を壊したからといってFちゃんにはなんら影響はない。更に言うと体調の状態であって感情の状態とかではない。更に更に言うと、花に直接危害を加えない限り枯れたりしない。
つい自分のペースで研究を進めてしまってFちゃんの状態気にかけるの忘れた時用。
強がりと偽物フェイスで、具合悪いの隠したりすることがあるので、Fちゃんが頑張りすぎてオーバーヒート状態になる前に作業を強制中断させられるようにするのが目的。
誕生日の時にもらった花束を活けてる花瓶に一緒に挿してる。
共同研究を始めてから、私にしてはなかなか長い月日が経ったと思う。
リノの研究は無から有を作り出すようなもので、ただでさえ実現が難しい魔術の公式を使用しなければならない。その中のいくつかはリノ自身が発見した公式もある。
その公式をより効率的に、かつ低リスクで強力な代物へという強欲を欲しいままにしたような研究は、段階を踏みながら着実に実現しつつある。
この研究が完成すれば、これまでの魔法石を使った魔道具の能力の底上げや、
この魔法石を使う魔法使いの平均攻撃力が革命的に上がることになるだろう。
だがしかし、それは同時にこの世界に殺人兵器を作ることになる事にもなる。
リノ自身はそれに気づいているのか、いないのかは不明だが、どちらにせよ
あの研究はリノが 血と 汗と 家族を 犠牲に作り上げたもう一つのリノだ。
これ程の犠牲を払いつつも研究を形にしたリノは、研究者として素直に尊敬に値にする。
その研究を引き継ぐ事になったからには、(ここでインクは切れている)
━━━D.Wの日記から抜粋
研究終了の予兆
石の精製と威力が安定して上がってきつつある。