「人間が時間を代償に思考を凝らして書いた文章を食っちまう。こいつが不味いはずないさ。実に甘露。甘露。甘露。」
鯨は遂に書棚にあった総ての、ありとあらゆる書物の文字という文字を食べ尽くしてしまったのです。
甘露は戯曲地区の出版者です。
愛読書は海辺の本。浮世離れした性格で、とろりとした蜂蜜色の髪と菫色の瞳を持っています。パートナーは文字を喰う小さな鯨。危険思想を持っています。
#図書の国 http://shindanmaker.com/444295
「居住地区の作家に憧れ、家を飛び出したお前ェサンが、流れ流れて・・気がつきゃ伝記地区の三流記者。今じゃ鯨の飼育係。流石のオイラもコイツにゃひっくり返った。」「カ「蛙だけにな。」オチを言われ蛙は深いため息を落としました。
千横零人は伝記地区の記者です。愛読書は海辺の本。一途な性格で、甘いチョコレート色の髪と萌葱色の瞳を持っています。パートナーは優しい目をしたひき蛙。居住地区の書籍を崇拝しています。
#図書の国 http://shindanmaker.com/444295