昼休みの日課
冒険→元研究員の生物学者(スパイ)
楽士→和太鼓奏者
ハンター→トレジャーハンター
詩人→言語翻訳
盗賊→密偵&情報収集
薬師→整体師
魔術→占い師&封印術師
召喚獣ウロボロス
再生と破壊、生と死、ete
相反する性質を持つ飛龍
使役者の命令次第で多くの命を奪うことも救うことも出来ると言われるがその代償も高いとも言われている。
名もなき村からやってきたのは、小柄で痩せっぽちな女の子の肉体。
心臓は動いてるのに脳が動いてない状態で運ばれた、この肉体が今日から私の身体。
この時が来た!私が人間の世界に降り立つ時が!
私を作り、捕らえ、弄んだ人間達の住む世界へ!
ルーサとミィの出身国は、高い軍事力と技術力を持つ軍事国家。数百年前から続いてる。
国のトップは国と軍の全権と掌握。
同盟は作らず、侵略で領土を広げて国内で自給自足を賄っている。排他的。
人間以外の人種を下等扱いしていて、その獣人の類に権利は無い(家畜は別もの)
国では近年、軍の主力として召喚獣を操る、召喚士の育成に力を入れている。
召喚獣を呼ぶ、召喚魔法は建国以前からの主流魔法。
当時はその土地に住んでいた幻獣や精霊達を使役し、呼び出す事が出来てた。
が、建国初期にその地に住んでいた幻獣達が行方不明になり、魔法の術式だけが残る。
近年に召喚獣達が戻ってきた為、再び召喚獣を使役する人材育成の為にも軍は力を注ぐ。
召喚獣達は戻ってきたと国民に知れ渡るが、実際は少し違う。
過去に住んでた幻獣達の鱗や脱皮した皮などの遺伝子を獣人に組み込み、強靱な肉体を得た獣を擬似的に幻獣へ作り上げた獣人達のなれの果てを召喚獣として使役してるもの。
この技法を編み出したのは軍と直接繋がる、魔術や生物関係の研究室の研究者達
この実験で適合に成功した獣人は召喚獣として生まれ変わり、失敗した獣人は命を奪われる
国にとって獣人達は、市民にとって奴隷で、軍にとっては捨て駒で、研究者にとっては非検体
ウロボロスの脱皮した皮の細胞の一部から生まれた命はちいさな試験管の中だった。
その時からちいさい試験管の中で、兵器としての能力を植え付けられたり人間からの支配を受けやすくする為の依存性を高める為の調整を施される。
ある日、ちいさな命は獣人の肉体に宿る事になる。
耳に当たるところに魚のヒレの様なものがある以外はちいさくてやせっぽちの普通の少女。
ウロボロスがその肉体に入ると、少女の過去が肉体を通じて呼び起こされる。
女の子は耳が原因で村で厄介者扱いされていた、唯一住んでた獣人の子
村の近くにある湖っ生まれたがその時から親が居らず、一人で湖に住んでいたが、村民の一人が召使させれる為、湖から引きずって来た。
学や言葉を教えてくれる他人が居らず、朝から晩まで村の人が使う水を運んだり、火を焼べる為の枝を運んだりと仕事をしていたので、言葉を話すことはなかった。
一人の女性が村に訪れた。
研究員たちが着ている様な白い上着を着て、フレーム眼鏡をかけた綺麗な女性。
女の子は村でも見たことがないくらい綺麗な女性に心惹かれたのだろうか、その女性に近づこうとするが、村人に殴られ、遠ざけられる。
そしてこの日の夜、女の子は村人たちに連れられた崖上から突き落とされた。