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作品 - 気持ち OR 今の気持ち

 : 719件
  • 花の骨 #名探偵コナン
    #降谷零
    #風見裕也


    小説です。試しに既に他所へ上げてある作品を投稿してみます。
    ゼロの降谷零の話。風見を右腕に事件を解決していきます。所謂プロローグです。

    ※実在する組織や建築物、人物や事件とは一切無関係です。キャラクターはあくまで架空のものであり、実在する人物やその境遇についてを否定したり容認したり、あるいは推薦したりするような意図は一切ありません。物語の中の人物ですので、現実世界とは無関係です。
    ※何から何まで驚きの捏造率。完全なるファンフィクションです。








     病室の窓から見える青空に、すこし焦がれた。
     雲ひとつない透明な青。冬の寒さを忘れてしまうほど、幼い頃の夏の景色と変わらない。薬品の混ざったような匂いさえなければ、ここが病院であることを忘れてしまいそうだった。
     清潔な香りのする寝具。飾り気のないベッド。間仕切り用のカーテンレールは古く、所々錆びている。部屋は何故か個室で、どうも現実味がない。
     零は包帯にしっかりと巻かれた両手を、改めて見つめてみた。熱傷と打ち身で悲惨な色になっていたと看護師が言っていた。爆風で吹き飛ばされた時、吸い込んだ空気の熱さと背中を抉られたような衝撃でこのまま心臓を潰される気がして、自分の人生は十三年で幕を閉じるのかと、諦めながら意識を手放した。零が病室のベッドで目を覚ました時、看護師が慌てて医師を呼んだのが昨日のことだ。
     視線だけを動かしサイドテーブルを見ると、味気ない病院食が置いたままになっている。食欲が出なくて手をつけていなかった。
     零は瞳を閉じて考えた。
     あのとき施設長の部屋へ来たブロンドの女が、施設長ごとあの部屋を爆弾で吹っ飛ばしたのだ。あいつは一体、何者だったのか。
     不意に心臓が焼けるような痛みに襲われ、脳は記憶の森へ迷い込むのを拒絶して頭痛を引き起こす。今は何も思い出したくない。
     頭痛に顔を歪ませ手のひらで覆ったその時、ドアをノックする音が聞こえた。零は顔から手を離し、ぶっきらぼうな声で、どうぞ、とめんどくさそうに返事をした。どうせ看護師だろう。
     しかし入ってきたのは、やけにしっかりとスーツを着こなした男だった。着ているものには乱れが一切無く、短く黒い髪は癖毛なのかウェーブがかっているが、綺麗に整えられている。切れ長の瞳はどこか自信に満ちている。歳は四十代くらいだろうか。手には大きな白い紙袋を持っている。
     男は零の姿を見ると、ほっとしたような薄い笑みを浮かべた。しかし零はその男に全く見覚えがなく、部屋を間違えたのでは、という考えが過った。
    「元気そうで良かったよ、零君」
     男は零のことを知っているようだった。声も出さずに眉間に皺を寄せる。扉の手前にあった丸椅子を手に持ってベッドの横まで来た男は、目の前にいる幼い警戒心の塊を見て、はは、と笑った。
    「実はね、倒れてた君を見つけたのは僕なんだ」
     あの日は里親登録のために施設へたまたま来ていたんだよ、と小さく付け加えた男は、サイドテーブルを陣取っていた病院食を端へと追いやって、紙袋から出したフルーツバスケットを置いた。綺麗に包装されており、すぐに食べられるようなものではなさそうだったため、暫くはこの病室の飾りになりそうだな、と零は思った。
    「君は爆発があった時あの部屋にいたらしいけど、何をしてたのかな」
     男が優しい口調で尋ねてきた。
     まるで警察官みたいだ、と零は顔をしかめた。昨日、目が覚めて真っ先に来たのは、施設の人間でも知り合いでもなく、あからさまにめんどくさそうな表情を浮かべた刑事だった。あの時のことについて形式的な質問をいくつかされたが、それも数分で終わり、あっさりと帰っていった。あまり深く調べる気は無さそうだった。
     大人を一切信用していない零は、この男の質問にもまた眉間の皺を更に深くするだけで、ひと言も言葉を発さなかった。
     暫くの沈黙があり、男は諦めたように後ろ髪をかくと、質問を変えよう、と呟いた。
    「爆発はストーブが原因と聞いたが、あの時ストーブをつけたのは君? それとも部屋から出てきたブロンドのあの女性かな?」
     ブロンドの女性。
     零はその言葉を聞いて、男の顔を初めて直視した。爆発の直前に施設長の部屋へ入ってきて、爆弾を置いて出て行ったあの女のことに違いない。事件はお粗末な捜査でストーブによる爆発事故として処理され、謎の多い死となった。
    「なんであんたがそれを知ってるんだよ」
    「なんだ、喋れるんじゃないか」
    「……うるさい」
     驚きのあまりつい口が滑ってしまった。
     零は精一杯の睨みをきかせてから視線をそらした。
    「あの爆発の直前、君のいたあの部屋からブロンドの女性が出て行くのが隣の棟の二階から見えた。そしてそのすぐ後に君が飛び出してきて爆発が起こった。君を助け出した時は煙と炎が酷くて、辺りをきちんと見ることができなかったが……単なる石油ストーブによる事故として処理されていて驚いたよ」
    「あれはストーブが原因なんかじゃない。大人は俺の言うことを信用しないから」
    「ああ……それで何も話さなかったのか」
     どこか憐れみを含ませた物言いで、男は口元へ手を置いて唸った。男が思っていた以上に零の疑心は根深く、話すには慎重を期した。あの日、零があの部屋にいたことはきっとこの独特の疑心が起因しているに違いなかったが、幼い彼の心はこれ以上踏み込むのを許してくれそうにない。
     男は改めて零のことを見た。
     腕や首は包帯に包まれ痛々しく、金色の麦畑みたいに輝く細い髪に少し色黒の肌が、どうも日本人離れしている。十三歳にしては大人びて整った顔立ちは、この世のもの全てに裏切られたような警戒心に彩られている。
     視線に気付いた零は顔をそらし、それを見た男はどこか穏やかに笑いをこぼした。
    「将来の夢はあるかい」
     零はその問いに、渋々といった様子で男に視線を遣った。他意はないと悟ったのだろう。
    「……公安警察」
     男は目を見開いた。
     公安警察。日本の治安を維持する組織だ。
    「それは、何故?」
    「あんたには関係ない」
     零はそう言い切り、疎ましそうな目をした。何を聞かれても答えるつもりはない様子だった。
     男はそんな零の態度に、ただただ驚いていた。幼い彼からそんな言葉が飛び出してくるとは思っていなかったからだ。
     警察官や刑事などのわかりやすい名称ではなく、しっかりと公安警察だと口にした零に、男は得体の知れなさを感じ、畏怖した。この少年には何か大きな目的があるのだ。見た目の幼さに似つかわしくない何かを、恐らく抱えている。一体あの施設でこの幼い少年に何があったのだろう、と、男は考えたが、それを想像することは困難だった。これ以上の詮索と考察は無意味だ。
    「零君、僕は今警察庁に勤めてるんだ。刑事企画課というところにいる」
    「あんた、刑事なの」
    「お、興味が出てきたな?」
    「……別に興味があるわけじゃない」
     零は少し言い澱んで誤魔化したが、興味があることは明白で、男の目には情報を欲しているように見えた。その子供然とした貪欲さに男は少し安堵し、そして、煙と炎の中で倒れていた彼を助けるために抱き上げたあの時から心に決めていたことを、口にした。
    「なぁ、零くん。君が嫌でなければうちへ来ないかい。僕は独り身だから、残念ながら母親代わりの人間はいないことになるが、君の夢を応援するなら、きっと僕は誰よりも適任だ」
     零は男のその言葉に瞬いた。理解が追いついていない表情を浮かべ、何と返していいかわからない様子だった。
     そんな零へ、男は名刺を差し出す。
    「そういえばまだ名乗っていなかったね」
     零は渡された名刺へ視線を落とした。
     降谷 正俊。
     警察庁刑事局刑事企画課所属の、警視長だった。







     この国は平和というセーフハウスの中で、もう永く眠り続けている。頑丈で頑な鉛の扉は開けようとする者の多くを薙ぎ払い、自らを守るのには十分過ぎた。内側から出ることもできず、それはやがて腐敗を始め、今まさに弾けようとしている。
     男はそう叫んだ。神父のような格好でホワイトボードを背に息巻いているその男を、降谷零はいかにも熱心な瞳で見つめていた。しかしその視線とは裏腹に、宗教に平和を見出すのは楽なんだろうな、という気持ちを混ぜ込んだ溜息を口内でころがしたのだった。
     新興宗教はどの国にとっても立派に火種の類である。かの有名な地下鉄の事件がそれをまさしく証明した。日本というこの国は宗教には甘いのだ。守られている。故に警察は非常に手が出し難い。この国がセーフハウスの中で永く眠り続けているという表現は言い得て妙なものであり、彼らが語る内容はあながち馬鹿にも出来ない。しかしそれでも、入信に伴う新興宗教の説明会とやらは、降谷の想像をはるかに超えて退屈そのものだった。
     この教団は「光の歩み」と名乗っている。国内でも屈指の会員数を誇る宗教法人で、この二年で爆発的に信者を増やした。信者の急増と共に教会や保有施設の数も増え、潤沢な資金を惜しげもなく使い勢力を伸ばしている。急激な成長を支えているその資金繰りに以前から公安は目を付けていたが、ひと月ほど前に教団へ潜入している公安の捜査員が表には出ない取引目録を入手し、教団の主な資金源が武器密売や麻薬の輸入売買などであることが浮き彫りになった。なかでも一際目立つ取引が大量の銃火器と爆薬の輸入である。これを日本国内に持ち込もうなどと大胆にも程がある数で、それは暗にこれだけの武器の使用が想定される事件が国内で起きるということを示唆していた。
     取引が行われるのは本日、七月十七日の昼十三時頃。降谷は風見以下十五名の部下を率いて、その取引現場を押さえようとしていた。
    「全員、予定した配置についています。外部からのそれらしい訪問者は今のところありません。例の部屋には先ほど教団幹部の西尾が入っていきました。動きはありません」
    「指示があるまで待機しろ」
    「了解」
     耳元に仕込んだ無線から風見とその部下達の声が聞こえる。こちらの声は風見以外には聞こえないようにしている為、降谷がその会話に入ることはない。
     ホワイトボードの前で熱弁をふるっている教団幹部の男は、忙しなく口を動かしながらも時計を気にしている素振りを見せ始めた。部屋の隅には同じ格好をした若い男女が一名ずつ立っている。先程まで資料や飲み物を配ったりしていたので雑務要員だろうか。男の方が腕時計を見てから、音もなくそっと部屋を出た。
     降谷は、考えを張り巡らせる。
     東京にあるこの第一教会に所属している人物で裏取引に関わっている者は、少なくとも三名いるとされている。今日、姿が確認されているのはそのうちの一名だけであり、今まさに目の前で声をあげている男がそのはずだった。しかし訪問者は未だに無く、説明会は終わる気配がない。
     取引開始の予定時刻まであと十五分。先ほどの男の動きも気になる。
     降谷は小さく咳払いし、そっと立ち上がった。教団の女がそれに気付き近寄ってくる。
    「どうしましたか」
    「すみません、お手洗いはどちらに?」
    「男性は上の階になります。部屋を出て右手に階段がありますので」
    「ありがとうございます」
     女が見惚れてしまうほどの柔らかな笑みを向け、降谷もまた、音もなく部屋を後にした。
     窓のない白塗りの壁が左右に長く伸びている。四階建てのこの建物の中で一般開放されているのは二階にあるこの入信希望者専用のフロアだけで、説明会のためだけに設置された会議室だけがずらりと並んでいる。上の階には礼拝堂があり、その奥にある部屋は限られた人間しか入れず、商談などに使用されているという。盗聴器を仕掛けるのに大変な苦労を強いられた、と風見に愚痴を零していた教団の潜入捜査員からの情報だ。
    「教団の男を確認。礼拝堂へ入りました」
    「説明会にいた男です」
    「祈りに来た……わけじゃなさそうですね、あの様子だと」
    「雑用係じゃなかったのか」
     階段を上がる降谷の耳には部下同士のやり取りが流れ込んでくる。
     その隙間を縫うように、扉を開けたような音が聞こえた。仕掛けた盗聴器が拾った音だろう。先ほどの男が例の部屋へと入ったらしい。
    「突入のタイミングは降谷さんの、」
    「客はどうした?」
     風見の声を遮って、聞いたことのない男の声が飛び込んで来た。耳をすませる。しん、とした空気の中で絨毯の上をゆっくりと歩くような音が聞こえた。
    「取引は既に終了しています」
     聞こえて来たその言葉に、礼拝堂の扉を開けた降谷の足が止まる。
    「報告に上がっていないが」
    「必要ありません」
    「何?」
     その瞬間、カチャン、というプラスチックが擦れるような音の後に、鉄パイプで布団を叩いたような丸みを帯びた鈍く重い衝撃音が響いた。小さな金属片が絨毯へ落下したかのような軽い音が追う。
     一瞬の出来事だった。部屋は静けさを取り戻し、衣擦れの音がし始めた。会話はもう聞こえてこない。
    「今の音は……」
     風見が無線の向こうで息を飲んだ。
    「ああ、素人じゃないらしい」
     サプレッサーで減音されていたがあれは銃声だ。躊躇いもなく引き金を引く、スムーズな仕事だった。
     しかし盗聴したあの内容だけでは、襲われたのが先に部屋に入っていた教団幹部の西尾なのか、それとも雑用係だと思われていたあの男なのかがわからない。部屋から出てくる男を確認する必要があった。取引が終了していた事実についてあれこれ考察するのは、この男を確保してからの方が良さそうだ。
     降谷は礼拝堂へ静かに、そして足早に足を踏み入れた。明かりはついていない。薄暗い空間を裂くようにして、天窓から入る陽の光が幾筋も差し込んでいた。教団の創始者の女の写真を囲むように飾られた祭壇は、まだ真新しい輝きを放っている。天井は高く、収容人数は百人ほどの広さがあり、長椅子が群れをなしている。
    礼拝堂の右奥に部屋の扉を確認すると、一列目の長椅子の後ろへとしゃがみ込み、ジャケットの内側に仕込んでいた自動拳銃へマガジンを装着して構え、影から様子を覗く。
    「風見、建物内の人間を全員一階へ避難させてから全ての出入り口に人をつけろ。他にも隠れている可能性がある。相手は何を所持しているかわからない、手は出すなよ」
    「了解」
    「男はこちらで確保する」
    「一人向かわせます。無茶はしないでくださいよ」
     風見のその言葉に降谷は一瞬目を丸くしたが、すぐに飾らない笑いをこぼしてから息をついた。
    「お前にそんな事を言われるとはな」
    「代わりです」
    「肝に命じておくよ」
     自嘲気味にそう答えた瞬間、部屋の扉が開いた。
     出てきたのは説明会で雑務をこなしていたあの男だった。男の格好は先ほどまで着込んでいた教団の制服ではない。黒いパーカーにデニム、そしてスニーカー。手にはサプレッサー付きの自動拳銃を持ち、肩にはリュックを引っ掛けて、パーカーのフードを被っている。
     男が長椅子を横切ろうとした瞬間を狙って、降谷は拳銃の引き金へ指をかけた。
    「止まれ」
     男へと銃口を突きつけたままゆっくりと立ち上がる。
    「取引はどうした」
     降谷のその言葉に男は立ち止まり視線を向ける。二回瞬いてから納得したように口元を歪ませた。
    「ああ……あんた、それが目的だったのか。入信希望者のフリをして侵入してたんだな。受付で見たときから変だと思ってたよ、神も仏も信じそうには見えなかったから」
     男は降谷の方へ体を向き直す。突きつけられた銃口へ笑いかけると、銃を持ったまま両手を挙げて降参するようにひらひらと手を振った。
    「残念だね。どこの誰だか知らないが、あんたが欲しがってるものはここには無い」
    「その銃、今日予定されていた取引でこの教団が手に入れる筈だった物だな」
    「へえ! そこまで知ってるのか。あんた何者?」
    「それは寧ろこちらが是非聞きたいね」
    「話す必要あるのか? 今から俺を殺すのに?」
     そう言った男に、一瞬の隙を突かれた。
     鈍く重い銃声が礼拝堂へ響き渡る。男が素早く身を屈め至近距離で銃を構え直したのを、反射的に右へ避けたのが幸いだった。発射された銃弾は降谷の左肩を掠め、真っ白な壁に黒い亀裂を描いた。
    「ッ、う、!」
    「降谷さん!?」
     風見が耳を劈くような大声で叫んだ。よろめいた体勢を瞬時に立て直すと素早く教壇へ身を隠した。
    「あれを避けるなんてあんたもう人間じゃないよ! どんな悪魔と取引したんだ?」
     男はこちらに向かって笑いながら威嚇射撃を繰り返し、礼拝堂の入り口に向かい走っている。今下手に身を乗り出せば今度は確実に頭か心臓を穿たれるだろう。
    「風見!」
     礼拝堂から男が出たのを確認した降谷は無線で連絡を入れ、自らも走り出す。
    「無事なんですか?!」
    「そこはいい、奴を取り逃がした! 民間人を誰一人巻き込むな!」
     降谷が叫んだのも束の間、無線と階段下から二重に重なった大きな銃声が二発響き、女性の金切り声があがった。
    「クソッ!」
     あの音だと捜査員が発砲したに違いない。風見がこちらへ寄越すと言っていた捜査員が、奴と鉢合わせたのだろう。銃を所持したまま建物の外へ逃げ出されたら最早追跡は不可能だ。民間人を巻き込みかねない。
     礼拝堂から飛び出し、銃声の響いた下の階へ降りていく。弾が掠めた肩の皮膚がじりじりと焼けたように痛み始めた。
     二階のエレベーターフロアで捜査員の一人が足を撃たれ倒れていた。幸い肉を裂いただけで済んだようだが、あの男の手慣れた動きを思い出せばわざと外した可能性の方が高い。捜査員を囲んで応急処置をしている数名の教団員達に、至急救急を呼ぶように伝える。二名の捜査員が人間の群れを階段へ誘導しながら、怪我人の野次馬にならないよう堰き止めていた。
    「男は駐車場に向かって逃走!」
     無線の向こうの風見が息を切らしながら報告してきた。無線からは数名の足音が忙しなく繰り返されている。微かだが銃声が聞こえ、足音は困惑したように止まった。男が撃ってきたのだろう。その様子からして風見達は男を追っているようだ。暫くしてまた風見の息切れと舌打ちが無線に入り込んできた。ただならぬ動きを見せる男に困惑しているようだった。
     一方で降谷は人の群れの隙間を縫って建物の外へ出ると、駐車場側へと走った。駐車場の出入り口付近の右柱の影で、捜査員一名が身を潜め張っている。男はまだ出てきていない。
     大きな銃声が四発、建物内部と無線から同時に聞こえた。近い場所まで来ている。
     降谷は待機していた捜査員とは反対側の柱へ潜んだ。
    「君一人か」
     捜査員へ声をかけながら銃を構える。
    「はい。建物内部の民間人の数が多いので、半数はそちらで手一杯です。各出入り口に一人ずつ張ってます」
     そう答えた捜査員だったが、改めて降谷の様子を見て、あっ、と声をあげた。ジャケットの肩口の焼け焦げたような服の穴に血が大分滲んでしまっていた。
    「大袈裟に見えるが大したことはない」
    「いえ、後で止血します」
     有無を言わせずそう返事をしてきた捜査員に降谷は少し瞬き、ああ、上司に似たのか、と力なく笑いをこぼした。よく躾けられている。
    「降谷さん、今どこです!?」
    「駐車場の出入り口付近だ」
    「男が外へ出ます!」
     風見の言葉通り、男が建物内部のドアから飛び出してきた。
     降谷は銃口を男の足元に定めるとそのまま地面へ数発撃ち込んだ。駐車場の床へと貫通した銃弾に、走っていた足を止めた男は直ぐにこちらへ顔を向けた。
    「なんだよあんたも警察だったのか!」
    「武器を置いて投降しろ」
     銃口を向けながら男の元へ歩み寄っていく。
     捜査員六名に銃を向けられ囲われた状態でここから一人で逃げ出すことは不可能に近い。男は諦めたように項垂れると、武器を待ったまま両手をあげた。
    「その成りで警察とはね。すっかり騙された。成る程、潜入に向いている。あんたいくつなわけ?」
    「口を閉じて武器を置け」
     男はゆっくりと地面へ拳銃を置き、焦れったさを感じるほどゆっくりと手を離す。近い距離にいた捜査員がそれを無事に回収したのを、その場の全員が見届けたその時。男が被っていたパーカーのフードを脱いだ。その耳元には何か白いものが見える。それが耳栓だということに降谷が気付いた時、既に男は黒い塊を手にしていた。フードの中に仕込んであったのだ。
    「……全員離れろ!!」
     降谷は叫んだ。男の手から弧を描くように放たれた黒い塊にやっと気付いた捜査員達は、強張った表情ですぐに受け身を取った。状況が飲み込めず拳銃を構えたままだった一人の捜査員を、車の影まで突き飛ばした降谷は左耳を塞ぎ、片手で持った拳銃を男に向けて発砲した。こめかみを掠ったそれに男は舌打ちをして再びフードを被って駆け出す。パーカーの背に無数の白い花の柄が見えた。そのすぐ後に黒い塊が地面を打って弾み、一気に膨んで破裂した。それと同時に降谷は受け身を取り、瞳を強く閉じた。
     耳を裂くような高周波音と凄まじい閃光がその場を支配し、全員の視覚と聴覚を奪う。瞳を閉じていてもわかるほどの光量と、強烈な高周波音は数秒間続き、自分が真っ直ぐ立っているのかすらわからなくなるほどに周囲の情報を遮断している。
     減光していくのを感じて瞳を開くと、白みがかった視界の中で体勢を崩した捜査員数名が膝をついているのが見えた。数分は動けないだろう。塞いでいた左耳ですら、暫く音を拾いそうにない。男の姿はなかった。
     音響閃光弾まで所持していたのか、と、降谷は眉間を寄せ苦い表情を浮かべた。まるでこうなることを予め予想した上で全て用意していたかのように無駄のない動きだった。至急、建物内をくまなく調べる必要がある。リストには相当量の爆弾も含まれていたからだ。
     降谷は状況を整理し始めた。
     教団側が予定していた武器取引は、先ほどの男に事前に横領されたと見て間違いない。リストにあった武器を所持していた。まさか自分が発注した武器で襲われるとは、教団幹部の西尾も思ってはいなかっただろう。しかしあれだけの量の武器や爆弾を、一体何のために横領したのか。一人の犯行とは思えなかった。男が何者であるにしても、確実に別の組織が関わっている。勿論、元々取引を予定していたこの教団にも、何らかの大きな計画があったことは明白だ。そちらは別のチームに捜査を担当させる。
     西尾が襲われた件については動機は一つしかないだろう。盗聴内容から二人は顔見知りだったことがわかっている。あの口ぶりだと男は西尾の指示に従っていた立場だ。襲われたのが西尾だけだったということは、西尾には口を封じられる理由があった。恐らく男の正体を知っていたのだ。でなければ横領後に余計な掃除をせずとも姿をくらませるだけで済んだ筈だ。つまり、あの男の手がかりは西尾以外にこの教団には存在しない可能性が高い。西尾の生死はまだ確認出来ていないが、あの男が口封じに失敗したとはとても思えなかった。
    「……まさか閃光弾を所持していたとは」
     風見が傾いていた眼鏡を指先で押し上げ、立ち上がりながら呟いた。他の捜査員も徐々に回復しているものの、まだ喋れそうにはなかった。
    「すぐ本庁へ連絡を入れろ。捜査員を撃った男が街中へ逃走した挙句、行方の知れない武器と爆弾が大量に野放しになった。こちらも上へ報告する」
    「気が重くなりますよ……それから降谷さん」
     拳銃にセイフティをかけてマガジンを取り出し、残り弾数を確認していた降谷の腕を、風見が掴んだ。男の銃弾が掠めた方の腕だ。
     降谷は確認の手を止め、風見を見上げた。
    「なんだ、どうした」
    「肩、ですか」
    「大袈裟に見えるが大したことはない。さっきお前の部下にも同じことを言ったが」
     掠めた程度とはいえ肉を裂かれた肩は酷く熱を持って血を滲ませている。風見は、傷口へは直接触れないようにその周りを少し撫でた。侵食していくような傷の痛みに想定外の刺激を加えられて顔を顰めた降谷に、風見は憤りを感じているような表情を向け、何か言いたげに唇を開いたが、何も言わずすぐに閉じてしまった。
    「なんだその顔は」
    「……いえ。建物内は我々が調べますので病院へ」
     風見は掴んでいた腕を放すと、全ての部下を引き連れて建物内へと戻っていった。説教でもされるのかと思ったがそういうことでもなかったらしい。
     降谷は深い溜息をついた。風見の考えていることは手に取るようにわかる。しなくてもいい心配をしているのだろう。
     共に仕事をし始めてもう数年経つが、先日初めて自分自身のことについて少し話すことがあった。公安として初めて担当した事件の話だ。余計な話をするんじゃなかったな、と今更後悔したが、他人に関する記憶などどうせ時と共に風化する。ただでさえ忙殺されているせいで昨日食べた夕飯のことも思い出せないほどなのだから。
     降谷は拳銃とマガジンをホルダーへ差し込むと、無線を耳から外して乱暴に束ね、ジャケットの内ポケットへ詰めた。
    やのしゅういち
  • 🐰お友達のうさぎさん🤗ゆる~い手書きタッチがかわいい、ちょっとうざめのウサギさんスタンプです! 日常で使いやすい褒め言葉や、励まし、煽り、JK語で、素直な気持ちをシュールに表現しよう♪

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    #LINEスタンプ #創作 #オリジナル  #兎
    guji
  • 6/17全ケイ 荒坂本表紙6/17に開催される全ケイに参加を予定してます。
    そのイベントに向けて荒坂本を製作中です。
    まだ再熱してから日が浅いので内容的に薄いかもですが、荒坂の告白本を予定してます。

    絶対出すんだ!って気持ちも込めて先に表紙のみ載せときます!
    ※完成してサンプル載せる際にはコチラは削除します。

    #弱虫ペダル  #荒坂
    こまよう
  • 休戦居眠りの気持ち良さに比べたら、争いなんてとても。
    http://www.kakimono.biz/illustration/408.html

    #オリジナル #illustration #イラスト #絵 #和風 #猫 #春
    ミナトヤヨシキ
  • 沖田合戦装束薄桜鬼の合戦衣裳が好きで描きたくなるので
    数年越しでどうにもならないまま途中だった絵を
    引っ張り出して来て、無理やり仕上げてみました。


    絵とは関係ないですが、
    ギャレリアはタグ表示を
    多分Instagramを参考になさったのかな
    という変更がなされていて、
    個人的には見づらいし使いづらい印象なのですが
    他のユーザーの方からすると
    どうなんでしょうかという気持ちに

    #薄桜鬼 #沖田総司 ##版権_ゲーム系
    あんどういろは
  • 瞳色のプーペ #創作 #オリキャラ #瞳色のプーペ

    この世界で色を宿すのは瞳だけ、生まれ持った瞳の力に染まる瞳色の世界。
    地の力は茶に、
    水の力は青に、
    火の力は赤に、
    風の力は緑に、
    光の力は黄に、
    闇の力は黒に、

    瞳力を持たぬものなど存在せず人々も動物も魔物も全ての生物はその力を使い生活している。
    光の王国プリュネル、隣国の闇の王国ラズチオーク。
    数年に渡った隣国との領土戦争に勝利したプリュネル国の王はラズチオーク王国と平和協定を締結した。
    それから110年後の現在、ラズチオークは協定を破りプリュネルに侵攻してきた。
    瞳力の色を帯びた機械人形と共に…。

    これは人から瞳力を奪い、人形の瞳にすることで戦闘ドールにする敵国と戦う人々の物語。


    _____________________________

    ◆洋風ファンタジー世界。人々は生まれ持った属性瞳色の力を用いて瞳術(=魔瞳術)という魔法を扱える。

    ◆瞳色は6種、地水火風光闇(茶、青、赤、緑、黄色、黒)の6属性の内の一つを授かり生まれ、属性は親からの遺伝で決まる。
    (隔世遺伝により先祖の瞳力を受け継ぐ場合もあるが極稀な事)

    ※基本6属性の瞳色に白が混色(水色や桃色など…)した者は治癒魔瞳力があり、どこでも重宝される。

    ※闇の瞳術使いの中には死霊瞳術や呪殺瞳術を専門にする者、組織も少なからず存在し、それをよく思わない者からは忌み嫌われており、偏見が強いと闇瞳色というだけで差別する者もいる。

    ◆他属性の者と瞳力をリンクすれば複合魔瞳術が使用できる。同属性と合わせれば更にランクの高い瞳術を使え、広範囲魔瞳術を扱える。酷使し過ぎれば一時的に視力が低下したり身体への負荷も多い

    ◆地→水→火→風→地 光⇔闇。
    地は水に強く、風に弱い。
    水は火に強く、地に弱い。
    火は風に強く、水に弱い。
    風は地に強く、火に弱い。
    光と闇は互いが弱点である。

    日常生活や戦闘の中で瞳術を使用したり、 瞳術陣で形成した魔瞳武器を使い戦ったり、様々。 複合魔瞳術を使う時、瞳術を発動中のみ使用者同士の瞳色の色が完全に混ざり合う(赤と青なら紫、)

    ◆左右の瞳力が異なるオッドアイは稀少種で、1人で2属性を操る複合魔瞳術が使える。その異質な力ゆえに殆どのものが短命であるとされる。

    ◆動物も魔物も瞳力を持って生まれるが、動物は瞳力が退化しており無害なものが大半、魔物は理性がなく凶暴な上に瞳力をそこそこ扱え厄介。
    なのでモンスター討伐クエストは各地域である


    ◆瞳力を奪う瞳術は大昔に禁忌とされた闇の魔瞳術最高ランクの禁呪。プリュネル国では使用した者は例外なく瞳力を禁じられ終身刑とされている。
    対してラズチオーク国は表向きではプリュネル同様に禁じているが今回の戦争のドールの様に、秘密裏に禁呪を用いて兵器開発やドールに使用する瞳力源を量産しようとクローン技術開発実験も十年以上続けている。
    ◆※↑そのためラズチオークは辺境の集落や村で実験体にする為に人々を拉致していた。リィエンの家族もその犠牲者。
    瞳力を奪われた者の瞳は無色になり生気を失った抜け殻の様な状態に陥る。 戦争が始まり、瞳力を失い無色の生き人形となった人をコレクションする犯罪者もいる。

    ◆この世界では恋をする事でも瞳に変化が生じる。
    片恋だと片方に、
    気持ちが通じ合えば両の目に、
    相手との瞳色が混ざる。
    相手色をした星が瞳に浮かんでたり、グラデのようになっていたりと人それぞれ。気持ちを失えば混色も消える。
    ゆうひ@yuuyuuSS4
  • 羊さん系カポー今週の落書き。
    羊さん系カポー。天パのぼわっとした、はねてる髪って可愛いよねっていう気持ち^^ #創作
    桃花ひよ
  • これは再掲なんですけど、この加州くんが至上最高に気に入っている
    自分で言うのもあれだけどほんと~~に好き!って気持ちだけで描けたかなと思う かしゅうくんの幸せそうな顔が見たい 大好き
    かしまし
  • 320171115・20171118・20171206。昨年の11月に髪をバッサリ切った。今思えば人生で一番短くなった瞬間だ。短い髪が似合うかと言われたら曖昧に微笑むしかないけど、手入れから何から短髪は本当に楽だ。頭は軽いしマフラーには引っかからないしゴムでまとめる必要もないから今までの引っ張られる感覚とはおさらばだし、シャンプーも少なくて済む。最高じゃないか!短髪万歳!

    なぜ世の女子は皆髪を伸ばすんだろう。勿論短髪の子も沢山いるけど、私の中にはなぜか「女子=長髪」という等式があるんだ。おそらく女子は長髪だという固定観念が染み付いているんだろう。何て偏見だ…。まあそれは置いておいて、短髪の魅力を知った今の私は長髪の子にただ疑問を感じる。純粋に女の子らしさや髪で遊ぶ余地を残しておくためかな。確かに三つ編みやポニーテールとかはある程度の長さが必要だよね。異性として魅力的に見られたいという気持ちもあるかもしれない。いつだったか、学校で「髪の短い子は彼氏を作る気が無いんだろ」と男子が適当にぼやいていたのを聞いてしまったことがある。六法全書片手に脳天に狙いを定めたいけど、私も「女子=長髪」と思っていたから手は出せない。他人の為に伸ばしてるんじゃないんだよね。

    私は中学を卒業するまで腰に届く程の長髪だった。小学2年生の時に一度ばっさり切ったけど、その時のクラスの反応が凄かった。教室に入った途端にクラス全員がしんと静かになって、皆が凝視した。元々静かに1人でいることが多かったから、突然大人数に注目されたのがまずかった。軽いトラウマになって、それ以降一度も髪を切れなくなったんだ。その反動か高校入学と同時に肩近くまで一気に切り、今や男子並み。人生何があるか本当に分からないもんだよ。へっへー、一度首に沿った短い髪の部分をなぞってみたかったんだよねえ。美容師のおっちゃんは「いいの?本当にいいの?!」って何度も確認してきたけど、いいんだよ、おっちゃん。いっそ全部刈ってもいいかもって真剣に思っていたぐらいなんだからさ。

    短髪もそれなりの悩みはあるかもしれないけど、少なくとも私は一切ない。それより今は長髪の子に賞賛を送りたい。長髪はお手入れが大変なんだよ。その面倒ごとに負けずに今日も女の子は可愛く着飾って皆の前に現れる。よく見るんだ。その子の可愛さは彼女の努力の塊だぜ。私はさっさと退場したけど、可愛さを保つのは想像以上に忍耐が求められるんだよ。いくら褒めたって足りないよ。

    ちなみに2・3枚目はらいか・デイズ。いつまでも好きな作品です。
    タカオカ
  • 優しさ優しさって
    なんだ?

    んー
    わからんくても

    優しさ

    んー

    優しい気持ち?を
    きょうも大事にしていこ


    #創作 #アナログ #オリジナル #オリキャラ #優しい #優しさ #大事 #気持ち
    Yoichiの絵言葉
  • まず気持ちよね。

    まず、気持ちがないと
    動けんもんね。



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    #音楽 #ソングライター #YouTube #オリジナル #オリキャラ #お絵描き
    Yoichiの絵言葉
  • 2518♂/ヒュプノス=エイベル「ドクター。あなたは何故、俺たちを造ろうとしたのですか?父さんへの憐憫ですか?本当なら生まれることのない命だったはずなのに。」
    「クロエの気持ちはわかるよ……でも、これは父さんなりの"思いやり"なんだ。きっと、そう。だから、今は離れよう。」

    アスモスとレーヴの息子、ニュクスの弟、クロネリエの兄。

    真面目でしっかり者の青年。アイオンの手で生まれた3人のデザイナーベビーの1人。ナイトグランドの伝令部に所属しているオペレーターの一人だが、アローラ事変が解決した頃に、空の柱からの要請とアスモスの意向によってWPAに一時的にオペレーターとして移籍している。実虚統合後はナイトグランドに戻っている。WPAでよく名前を間違えられるのが最近の悩み。一人称は俺、二人称はあなた。
    #ポケ擬 ##ナイトグランド ##WPA
    智月上也
  • メンタル最弱うさぎ🐰LINEスタンプ
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    ぽよぽよ体型がかわいいシャイなウサギの、日常会話系アニメーションスタンプです。常に震えながら頑張って気持ちを伝えます。一生懸命な姿に応援してもらえちゃうかも?

    Twitter→https://twitter.com/guji_sticker
    guji
  • 362017年6月のカレンダー線から下の文章は去年の6月にUPした時のものです。
    ______________________________
    一応(仮)は取りました。
    もっといいタイトルを思いついたらその時に…
    今年は私のPCにひっそり眠っている過去絵を掘り起こすことにしました。(たぶんほとんどのかたは見たことないと思うので)絵のそばにちっちゃく年号が書いてあるときはその年に描いたものです。(たまに書き忘れることもありますが💧)
    時間と気持ちに余裕のある休みの日にはちゃんと描きたいなぁ。
    いつも見に来てくださるかた、たまたま通りかかってのぞいてくださったかた、ありがとうございます💛

    2017/06/01 07:14:48
    H.SHIZU
  • 23 ##練習・ラクガキ
    遅くなりましたが(ひっそりと)明けましておめでとうございます。今年も浮上したり潜水したりしながらマイペースでやっていくと思うので、たまに生存確認してやってください。

    それよりもショックだったのはギャレリアの仕様変更です。実は年明け始め頃にもUPしようと一度来てみたのですが、あれ?UPボタンは??スレッドなくなっている??レベル設定できない!?
     
    あまりの変化ぶりに気持ちが追い付かず引き返してしまいました…
    特にレベル設定できないのは痛い...これがあるからギャレにしていたと言ってもよかったのに。
    他にも色々ありますがちょっとショックのレベルが大きいです。
    取りあえず様子を見ながら絵を上げていこうと思いますが、しばらく腐ネタは控えようかと思います。
    櫻b*
  • 寒すぎるので描いたよヽ( ゚∀゚)ノ記録的な大寒波、日本だけではないが…
    なんかもう限界…
    気持ちだけでもあたたかくなれるように描きました
    バレンタインイベントまで待てないなっしー #イケメン革命
    あさばあおい
  • 解説もモノローグもほとんど無いのにこれほど惹きつけられるアニメもそう無い。元々はPVから知ったクチだ。スペインのバンドの曲を採用しているという点でも親近感があった。こういう作品を見るたびに「私も描きたい」と思う一方で「この発想は一生かかっても私には生み出せないのかもしれない」という気持ちが湧き上がる。

    どう育ったらこういう世界を作れるんだと切に聞きたくなる人は珍しくない。才能は意外と世間に溢れている。あと数年もしたらその才を遺憾なく発揮するだろうと思える能力の塊はそこかしこにいるんだ。才能のバーゲンセールだよ。それは絵に限らない。言葉の選択が妙に絶妙だったり、ダンスがキレッキレだったり、人の笑いをうまく引き出したりと、自分にはないわずかな違いに私は敬服させられる。結局点数だけでは人は測れない。Kもそうだった。

    でも卑屈になるこたあないとも思う。私が見上げて届かないと嘆く一方で、私を見上げて嘆く人もいる。僻みや自惚れではなくね。誰だって誰かに影響を与えているんだ。私の何気ない言葉がもしかしたら誰かに刺さるように、ネットという言語も場所も時間も超えたどこかで誰かが誰かに刺激を与えている。与え与えられの積み重ねの中で、自分をどうやって確立するかが人生の醍醐味かもしれないねえ。これが自分だと胸を張って言えるような未来は来るのかな。来ないだろうか。さあどうだか。
    #次元爆弾
    タカオカ
  • 三蔵様 ##二次創作

    気持ち原作絵に寄せてみた。
    自分で描くとコレジャナイ感半端ないのであんまり描かないけど、最遊記は人生のバイブル!


    #最遊記
    #玄奘三蔵
    あきひか
  • FGO ダ・ヴィンチちゃん復刻イベ2017年末にカルデアやダ・ヴィンチちゃんが大変な事になったばかりなのに、しれっと復刻イベント開催してきやがった時の僕の気持ちです。  #FGO  #FateGrandOrder  #ダ・ヴィンチちゃん菅野タカシ
  • 20170907。芦奈野ひとしさんの作品が好きです。カブのイサキからヨコハマに入ったクチですが、とにかく強い影響を受けました。日本では正直ファンの方に遭遇する機会はあまり、それ程…いやほとんど無いのですが、海外の絵描きSNSではykkの名で非常に高い知名度を誇り「私も知ってる!」と仰る方に巡り会うことが度々ありました。そうか、分かるか君は…!拙い英語でどうにか思いを伝えようと必死になったいつかの夜中。

    でもどんなに英語を駆使しても、機微やほのめかし等自分の気持ちを最も正確に伝えられる言語はやっぱり日本語。母国語でお話できる時を、私はいつでも待っている。
    タカオカ
  • 2018年の年賀状イラストです!
    元旦に投稿したかったのですが少し遅くなってしまいました!
    実を言うと大晦日から1月2日にかけて熱を出して寝込んでました(笑)
    今はもう熱も下がって快調です(咳が止まらないけど元気ですゴホッゴホッ)

    イラストはプリズマ☆イリヤより美遊・エーデルフェルトちゃんです。
    小さな女の子が可愛いお洋服(着物)を着ているのを見ると思わず幸せな気持ちになれますね。

    さてさて、2018年もたくさん描いていきますよ!
    えっちぃのはギャレリアにはアップできませんが、全年齢向けは今年も随時投稿していきます。
    遅くなりましたが皆様良いお年を!それでは今年もよろしくお願いします☆

    #fgo #年賀状 #美遊 #プリズマイリヤ #着物 #女の子 #fate
    むこね@プリズマ☆イリヤ
  • 3ごちゃっと。(注意*気持ち清→安)審神者「ち、違うんです、腐なつもりはなくとも!私が腐っている以上は!!そんな気がするので」 #刀剣乱腐月いち炉
  • 動く!めがねこLINEスタンプ発売中(*'◡'*)
    https://store.line.me/stickershop/product/1755964/ja
    語彙力がない方におすすめ!メガネをかけた白猫がゆる~くかわいいスタンプです♫
    日常会話はもちろん、お友達とのオタクトークなどで、あなたの気持ちを代弁します! #シンプル #動物 #猫 #眼鏡 #創作 #オリジナル #LINEスタンプ
    misya
  • Pokemon BW2 Forever!!XY発売まで3日を切ったのを受け、胸に去来する想いを表現した一作です。思えば本格的なポケモンイラストを描く切っ掛けになったのはこのBW2の女主人公メイちゃんでしたったっけ・・・彼女と言う存在のお陰で自分は絵師として大きく成長する事が出来た。それだけは確信を持って言えます。この絵を描いた当時、新たなるポケモンの新たなステージへ向かう前にケジメを付ける意味と、メイちゃんへの感謝の気持ちを込めて取り組んだ物です。
    殿堂入りは勿論、図鑑作り、黒の摩天楼に白の樹道、メダル集めにポケウッドと、実に楽しませて貰ったBW2…さて、次のXYではどんな出会いが待っているのか楽しみです!今まで有難うBW2!!これから宜しくXY!!……ってね。 #ホワイトキュレム #ブラックキュレム #メイ #ポケモンBW2 #ポケモン
    ストリクス
  • メイ「わたしと・・・キス・・・しよ?」メイちゃんのキス顔ポスターみたいな感じ。発売から早一ヶ月で実に100万を超えるユーザーにプレイされ、その勢いはとどまる事を知らないBW2。メイちゃんも感謝の気持ちで一杯で、「皆BW2で遊んでくれて有難う。一緒に冒険してくれて有難う。これはわたしからのお礼の気持よ」と言った感じかな。プリンタで印刷して思いっきりキスしてくれたらこちらとしても泣いて感謝したいね。次はトウコやコトネみたいな歴代女主人公ヴァージョンがあっても良いかな。後はカミツレさんとかフウロたんとか・・・ #液晶が邪魔 #キス顔 #メイ #ポケモンBW2 #ポケモンストリクス
  • 祝!完・全・制・覇!!2012年7月18日を以て殿堂入り・・・全国図鑑・・・シリーズ通じての目標は全て完全に制覇した。本作品の目玉の1つであるポケウッドだって全て極めた。まァ他にもまだ極めるべき点はあるが、それでも目玉とか肝となる部分は全て制した事に変わりは無いので此処に完全制覇の証を立てる事にしたよ。先ずはB2だけど、同じ事を今度はW2にもやらなきゃな。それで真の完全制覇を目指すぜ!!……ってな気持ちで描いてた一作。あれから5年だけどもう懐かしい……。 #メイ #ポケモンBW2 #ポケモンストリクス
  • E.ケツダロウ。帰宅ー(^-^)

    ちょっとだけ
    電気毛布に座って
    お尻あったかーて
    気持ちいぃ〜って
    しあわせを味わってから
    寝ます(笑) #味わう #しあわせ #電気毛布 #ケツ #お尻 #オリキャラ #オリジナル
    Yoichiの絵言葉
  • もらう方もしんどい。まとめて、ではなく

    ちょっとずつで
    いいんじゃないかな。 #伝える #気持ち #感謝 #ありがとう #オリキャラ #オリジナル
    Yoichiの絵言葉
  • 心音忍山 音波(しのやま おとは)、またはオンパ。
    自分の鬱憤とか気持ちを代弁させる子。
    改めてイラストを見直すとなんだか照れてうわーってなりますね。

    最近塗りがスランプです。
    配色に悩むと色数を狭めがち。 #落書き #アナログ ##創作人物紹介
    ソルティ
  • 柴犬 おやつを食べる柴犬は、地球上で一番かわいい生き物です。
    そんな気持ちで柴犬を描いてみました。
    使用画材:画用紙、水彩絵の具 #動物 #犬 #柴犬
    ヘクター今林
  • もやもやが晴れた本人に会えた後の人生で今生では二度とは
    同じ空間に交わらんと思うが、会ってしまったら
    満足してしまうのが私の性らしく、今後活躍を
    追うかと問われたら、かなり曖昧な返事を
    返してしまいがちだが。
    俺の輪廻変換された
    魂及び肉体と女優さんのそれが同じ様な
    状況を繰り返されるのみの事実を受け入れて
    しまったので達観しちゃって、
    この気持ち悪い文章はここで終わる。 #落書き ##落書き
    ちゅうのじょう
  • 3おどる無限ループ無限ループ動画を練習したい気持ち。 #きぬがわ ##ぎふあにめ食塩水
  • 遅刻したけどミク10周年オメデトウ!!「マジカルミライ2017のDVD発売」のCMをテレビで観て、死ぬほど悔しい気持ちになり、気付いたらミクを描いてました。マジカルミライ超行きたかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!来年行けるのか?いや、無理だろうな…。必ずまた行く!!絶対!!! ##VOCALOIDneko_metron
  • アンの世界地図吟鳥子さんの漫画 ボニータコミックス全5巻
    すごいすてきなお話なのでたくさん読まれるといいな…
    という気持ち

    ちなみにアンは主人公の名前であって赤毛のアンとかは関係ないのだ
    そしてこのキャラはアンではないのだ…
    あと舞台は現代の徳島です…(多分)
    さかしま
  • 9悲しい気持ちを食べる人https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=55052800 #BL #漫画 #創作 ##創作久遠あざみ
  • 常外ノ王傷つけて触れることで、気持ちを知りたかった。
    答えは好きだった、ということだけだった。 #オリジナル
    RlgUlll
  • オリ目と唇の塗りが楽しかったです。大人しい子というイメージで眉を気持ちㇵの字を意識してたんですがなんか目がつり目っぽくなってしまった… #オリジナルうどんまる。
  • 3沙綾お誕生日おめでとう!1日すぎちゃったけど
    これでも私の気持ちを...! ##バンドリ!
    OTABE
  • ラスゲが良すぎた※ネタバレを含みます。

    火神くんが本命だった私の黒バス全盛期
    映画化してなおそれは変わることなかったです
    正直誠凛高校バスケ部卒でもなく、アレックスの力もありアメリカに行く流れを受け入れ難い気持ちが最初はありました。
    誠凛で黒子と共に3年間を過ごし、その3年間でキセキの世代を打ち負かした実力や成長、伸びしろを評価されてのNBAを熱望していたのです。
    しかし、バスケを諦めず努力を怠らず強敵に立ち向かい、1年で著しい成長を遂げた火神くんが逆に評価されないなんてそんなことあってたまるかと強く感じました。

    ここで「黒子」のバスケは終わりなんだなと漠然と思い涙が出ます。
    火神くんがNBAを目指す一方で誠凛はまたインターハイ、ウインターカップの頂点を目指すでしょう。
    光を失い、そしてもう皆に存在を認知されかけている黒子はこれからどうやってキセキの世代と戦うのかとても見たかったです。(あの反則的な赤司の力が破られる瞬間が特に見たかった…)
    けれども綺麗にまとまり終わったからこそ続編が出たら少々戸惑う複雑な心境。
    映画であんなシーンが来ると思わず大ダメージを負っております…。 #火神大我 #黒子のバスケ
    蘇生希望
  • 75/7オフ日3【新刊サンプル】5/7開催のキックオフ日和3に参加致します!
    スペースは【I35】卵さんど です。

    初めてでいずで参加するので今回出す新刊一種類のみです。
    風間くんが自分の気持ちに気付くお話で、青春(?)してます!
    当日はよろしくお願い致します。 #キックオフ日和3 #サンプル #風つく #柄本つくし #風間陣 #日々 #DAYS
    こまよう