創作SNS GALLERIA[ギャレリア] 創作SNS GALLERIA[ギャレリア]
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  • No.584 防災こぞうモンスター界の防災リーダー。火を使う魔物が多い魔界で、あまりにも余計な事故が増えたため結成された新たなポジションと言える。危険を顧みずに危険物の近くで呪文を唱える者がいれば注意をし、無駄な火を使い魔界の建造物などに少しでも着火の恐れがある行為をした者には処罰を言い渡す。ただ、あまりにも真面目に任務を遂行するため、他の魔物からは「うるせーガキ。」と評されている。人間の子供として人間界に配属される事も多く、普通の子供に紛れている。だが魔物は時間の感覚をあまり意識しないため単独行動が目立ち、断じて隠さない尻尾も他の人間の子供たちからはダサいアクセサリーとからかわれ、やはり変わり者として扱われている。未だに意味のわからない儀式として水の入ったバケツを持っていつも廊下に立たされているが、その間もエネルギーとする水を補給するいいチャンスとしか思っていない。 #バケツ #少年 #モンスターさのたけ
  • No.583 はぐれシメジたくさんの仲間と一緒に群生、または栽培されていたキノコからはぐれてしまった種。山や森、洞窟などでトボトボと寂しそうに歩いてる姿があちらこちらで見られる。臆病で毒性もなく、外敵も多いため身を守るために独自の進化を遂げ意外と長生きのキノコである。地中から少しの魔力を溜め続け、襲われそうになった時にだけ催眠の呪文で敵を眠らせその隙に逃げる。それもこれもいつかは仲間と再会できると信じているためで、それが叶うまで頭のカサが上向きになることはないであろう・・・ただ人間が一番恐いので奥の方へ奥の方へと移動するため、どんどん夢から遠ざかっていると感じるのは気のせいだろうか? #キノコ #シメジ #モンスターさのたけ
  • No.582 天使か悪魔遥か昔、天使と悪魔が起こした大戦争。両軍一歩も引かない世紀の大決戦は人間界にも暗い影を落とそうとしていた。強力な軍隊は国によって天使側、悪魔側に駆り出された。以前から蘇生について深く研究していた学者が、いつ終わるともわからない戦いにこれ以上人々を巻き込みたくない、と戦死した天使と悪魔の魂を合体させることに成功した。相対する存在が一つの体になる事は吉と出るか、凶と出るか、当時は誰も予測ができず、しばらくは意思がまるっきり逆なためうまく動く事すらできなかった。争いが収まった現在では体こそ半々だが悪魔側の洗脳により真っ白だった天使の部分も体ともども汚れてしまい、村や町ごと人々を襲っている。ただし稀に体色が薄いグレーの者もおり、ボーッとしていて何もしてこないものも。 #天使 #悪魔 #モンスターさのたけ
  • No.579 ヨーガオクトインド近海にのみ生息しているタコ。どうやって覚えたのかはわからないが、蛸壺を覗いてみると、いつも中でヨガをしている。実はヨガを考えたのは人間ではなく、このタコの動きを観察することにより、人間界にヨガが広まったのだとか。とても穏やかな性格で普段、人間に危害を加えることはないが、ヨガの邪魔をすると途端に怒り出し、噛まれると強力な神経毒により最悪の場合、死に至ることも。頭の紋章は成長するにつれて少しずつ大きくなり、その紋章が大きく濃いものであればあるほど長寿のタコとされ、高値で取引される。食べても歯応えがなく美味しくないので食用ではなく、ヨガの師匠として飼っている家庭がほとんどである。今日もインドの様々な蛸壺の中でヨガをしているのだろう・・・。 #タコ #ヨガ #モンスターさのたけ
  • No.581 太陽もどき海に浮かぶ浮標がモンスター化したもの。あらゆる意味を持つ海上での目印となるはずがこうなると流されるまま、どこかへ行ってしまう。昼間はただただ浮いているだけだが、太陽のエネルギーを終日吸収すると日付が変わる頃には充電完了のサインとして体全体が発光しだす。生えている刺は潮の流れが速い場所や波が高い時に岩場にぶつかり体が削られてできたもの。これが非常に危険で漁では体当たりしてきて船に穴を開けられたり、せっかく仕掛けていた網に引っ掛かって網そのものをダメにしてしまう。夜が明ける頃になると特に強く発光し、体の形も相まって陸地から見ると日の出と間違われるほどである。 #ブイ #太陽 #偽物 #モンスターさのたけ
  • No.580 おきあがり剣士起き上がり小法師と同じ原理で作られている剣士。下半身中心部に磁力を含むおもりが入っており、倒しても倒しても起き上がる生命力が異常に高い種。簡単なギミックとはいえ剣、盾ともに熟練の使い手の技術を完全にマスターしているため体力的に心配な場合、確実に戦闘が長引くので避けたい相手。地盤に帯びた僅かな磁力を利用して動き、外敵は決して見逃さない。玩具らしく水分と爆発系の呪文にはすこぶる弱い。修理ができる者がおらずまだ数は決して多くはないが、材質も一般の武器・防具とは何ら変わりはないため魔界では更なる進化が期待されるルーキーと言えよう。 #おきあがりこぼし #剣士 #モンスターさのたけ
  • No.578 ボムトマト収穫されたくないがために、適度に熟すと逃げ出すトマト。朝になると収穫が始まるため、夜中にまとまって動き出す。ヘタを足代わりとして移動するので動きは遅い。小さい体躯のため気づかれず踏まれてしまうのを防ぐため、途中で必ず木の枝を拾い持ち手を加工し爪楊枝のような武器を持つ。実際に刺されても傷は薬草などですぐ治る。ただし、集団は恐ろしい。ピンチになるとその武器を突き刺し一斉に自爆を試みる。衣服が汚れる程度なら問題ないが、毒を持つ種の汁はかぶれたり目に入ると失明の危険も。仲間内では「自分たちは野菜だ!」派と、「いや、果物だ!」派で対立してるとか。どちらでも良いが、家庭菜園でせっかく育てた結果こいつらだと悲惨。明日あたり収穫かな?と楽しみにしても目覚める頃にはもう、実は無いのだから。 #トマト #プチトマト #モンスターさのたけ
  • No.577 あくまのいれば元々は外敵に対して攻撃手段を持たない悪魔用に作られた義歯。牙がついたこれにより噛みつく事が可能になり、一時は広く普及し量産されたが意外と脆く、溶けやすいという問題点を解消するため現在でも研究が続けられている。不要となった義歯は術者が生命と簡単な羽を与え洞窟の入口付近の偵察や護衛を務めているが、上下の歯が合わさる音が煩いため敵にはすぐに気付かれる。噛みつく以外に攻撃方法もないため完全に使い捨てであり、これに苦戦するようであれば冒険者としては未熟であろう。強大な悪魔でもこっそりこれを使用している者もいるが恥ずかしいのか、周囲には秘密にしているという。 #入れ歯 #モンスターさのたけ
  • No.576 抗争ポンパドール不良同士の喧嘩でまだ十代という若さで亡くなった者の霊魂。死してもなお、血気盛んで自分より強い者を求めて生者に争いを挑んでくる。集団で夜中でも明かりがある所でたむろしており、卑怯な手を使うのを嫌いこちらが4人なら4体で現れ、一人ならサシで戦う。無視しても威嚇してとにかく殴り合いをしたいようである。執拗に追ってくる時の威嚇の言葉や行動は頭の程度が知れるほどで昭和の香りがプンプンするが、死んでいるとは思えない拳の強さは侮れない。また、身のこなしも軽やかで武器を持っていても攻撃をかわすことが多いが一度でも負けを認めると潔く姿を消す。ちなみに自慢のこの髪型はリーゼントと呼ぶ者がいるが、正しくはポンパドールであり崩れるたびに直すので戦闘に時間がかかり、なかなか先に進めない面倒くさいモンスターである。 #ヤンキー #モンスターさのたけ
  • No.575 夜叉ガエル水辺の森に棲息し、昆虫を食糧とするかなり大型のカエル。長い舌で飛行する獲物を捕らえるのはもちろん、どちらか一方の手が鬼が持つ棍棒のような形状をしており、これで木を叩いてそこにいる昆虫を落とすという荒業も。外敵にも果敢に立ち向かい、ピンチになるとどこからともなく仲間が次々と集まる。毒々しい身体の模様は相手に危険を感じさせるためのものであり、実際は毒を持たない。だが皮膚の表面の色素と油分が異常に強いため、少しでも触れると着色してしまい簡単には落ちない。色素は画材や薄めて化粧品に、肉は唐揚げなど珍味としても知られるが、刺が必ず喉に刺さるので棍棒のような手は必ず取るのが料理人の鉄則だ。 #鬼 #カエル #モンスターさのたけ
  • No.574 インチキー旅人が冒険を進めていくうえで重要な役割を持つアイテム、鍵。その鍵は大抵、簡単に入手できるものではない。偽物や、呪われたトラップも奥深い洞窟など、いかにもお宝が眠っていそうな場所のあちらこちらに転がっており今か今かと冒険者を待ち構えている。手に取った瞬間、「残念でしたぁ。」とばかりにモンスター化し命を狙って首筋や手首に噛みついてくる。紛失した鍵もこれになると言われ、夜になると持ち主を探して動き回る。いろいろな種類が存在するため、倒した後ストラップにしたり珍しいデザインのものは愛好家の間で高値で取引され、わざわざ遭遇しに来る商人もいるほどである。ある意味お宝と呼べるかもしれない・・・ #鍵 #モンスターさのたけ
  • No.573 おおぐいロード舗装されたものからけもの道まで、少しでも緩んだ地盤に潜む。夜道や、昼間でも薄暗い道に現れ通りかかる者を飲み込む。大きな通りでは車ごと消え去り、歩いていて気づいた時にはもう口の中、なんて事も。困った事に大きな口だけのもの、目もあった、腕も出てきた等、目の前の出来事にパニックになった者の証言からは現時点でははっきりとした姿は解明されていない。それでも過去から現在までの研究でわかった事は、これがいる路盤では数週間の間に突然ひび割れや崩れが前兆としてある事がわかっている。そうしてあちこちの道を封鎖し人間を混乱させては地面の下からケラケラ笑って潜んでいるのであろう。香水の匂い全般を嫌うため、少しでもつけていると吐き出されるという。 #道 #モンスターさのたけ
  • No.572 報復キッド大人たちの汚い隠蔽工作にてなかった事になった医療ミス。亡くなったのは若い命からお年寄りまで、誰が恨みを持ってももう命は戻らない。残されたものは諦めるしかないのか?いやいや、悪い事をしたら罰は必ず訪れるのです。特にたった数年で死が訪れた子供たちは、死んでから魔の魂と引き換えに復讐に燃えるという。最期の瞬間、意識はなくとも居た場所は覚えている。その病院で勤務している医師や看護師の魂を乗っ取り、メスや注射器など医療器具を自由に操る。夜な夜なこの子達に呪われ、痛めつけられた院長を含め医師たちは、幻覚や幻聴が激しくなり病院はやがて閉鎖になる。それを邪魔すると怒りは十倍にも二十倍にもなる。こうして自分の役目が終わると、両親の前に一度だけ現れ、姿を消し成仏する。 #子供 #モンスターさのたけ
  • No.571 ブタフライ小さい体でヒラヒラ舞っていた頃から他の蝶より蜜を大量に吸っていたが、どうにもこうにも食欲を抑えきれずついには雑食性になった蝶。民家に侵入しては食糧を漁って盗む。特に好きなのは果実、肉類とポテトチップス。洞窟の中に巣を作り、その中に大量のポテトチップスがストックされている光景が何度も確認されている。一方、野菜には全く目もくれず大好きな菓子類も野菜の味が少しでも強い物には手を出さない。知能が高く、留守にしていた住人が家に帰ってくると忍び込んでいたこの魔物が冷凍ピザを調理している最中であった。調理中のピザを口に銜えて逃げていく様はもはや蝶ではなく逃げ出した家畜のようであったという。一応、羽は機能しており追いかけると地上から50~60センチを浮いて移動するらしく捕まえるのは容易だが、油断すると途轍もなく臭い屁を放つ。 #チョウ #モンスターさのたけ
  • No.570 花嫁クラゲクラゲの一種で、気体を多く含むため海面もしくは海上を漂う。昔、結婚式当日に海に身を投げた女性がいて、その霊と言われている。着物を着ているように見えるものからウエディングドレス姿、また式で使うであろう道具を持っている事からこの女性には結婚する気持ちはあったようだ。とすると新郎に問題があったか、家族が猛反対していたか、何か複雑な事情があったに違いない・・・余計なお世話である・・・触れようとすると刺してくる。刺されると強烈な睡魔に襲われるため単独で船での移動中は注意が必要である。結婚式の当日、地上に出てきて花嫁になりすまし、祝い酒で周囲全体祝福ムード・・・と見せかけて酔った者を水の中に引き込もうとする。新郎は特に、隣にいる女性からクラゲの触手が少しでも見えていないか?確認をお勧めする。 #クラゲ #モンスターさのたけ
  • No.569 寡黙な鉄壁魔界を守る警備隊。だが、盾を構える隊員は厳しい訓練を受けた者ばかりではない。手にする剣はお飾りの、気の弱いただの雇われ悪魔だったりする。何しろ盾自体に命が吹き込まれており、そこにいるだけで相手の攻撃全てを跳ね返してくれるからである。軽い作りの盾だが自ら動く事ができないため、仕方なく共に行動しているのである。多大なダメージを与えるような呪文も大きな口で一旦吸い込み、一気に吐き出し返してくる。主に警備や護衛として配置されるが、うまく連携がとれていないため戦闘中でも言い争いや、勝手に隊員が逃げてしまう事も。それでも鉄壁の防護は見事。一方的に攻撃をしてくる事はまずないので、出会ったら引き返した方が無難である。 #盾 #モンスターさのたけ
  • No.568 パンダルマ雪の女王がペットとして飼っていたが、いつの間にか逃げ出した。飼われること自体、嫌だったようで可愛いらしい姿とは裏腹に雪の結晶を集めてどんどん増殖中。雪の女王が話題になり映画化された一時はそのペットとしてキャラクターグッズ化され、キーホルダーやぬいぐるみなど人気だったが、その面影はない。溶けない身体に刺された竹の手からは雪玉のミサイル、全体重をかけての押し潰しなど可愛いのは見た目だけ。吹雪いている最中でも現れどこまでも人間を恐怖に陥れる可愛くない、むしろ恐ろしいキャラクターである。まさに客寄せパンダ。雪の女王と決別した原因はグッズ化に際してのギャラの問題だったとか。ファンタジーも夢も何もない話である。 #パンダ #モンスターさのたけ
  • No.567 ケタケタパンケーキ料理が得意なNo.485もてなし幽霊が焼いたパンケーキ。一度作ったところ悪魔たちには大人気だったため、もてなし幽霊は嬉しくなって作りすぎた。人間界でも大人気なのを知って、余ったものはモンスターとして異世界へ。ブームにのって食べてもらおうと、無理やり口の中に入ってきて窒息死させようとする。悪魔向けに作られているため、飲み込んでしまうと腹痛、下痢、発熱を起こす。カフェでは注文した品に紛れて出てくることも。いくらおしゃれで行列のできる店でも評判はガタ落ち。虫歯だらけの口でケタケタ笑いながら次はどの店へ行こうか、チャンスを窺っている。
    (No.485 もてなし幽霊はいずれアップします。) #パンケーキ #モンスター
    さのたけ
  • No.566 三つ首竜昔、海に住む首長竜のつがいが海面から顔を出した際、たまたま漁村の近くであった。見たことのない生物を前に驚いて恐がる人々。元々動きが遅い首長竜の雌はノコギリで鼻の上を刺されてしまった。皮膚が固く刃だけが刺さったまま何とか海に逃げ帰ったところ、雄には「おしゃれ。」と大評判。しかし大切な顔を傷つけた人間を憎んでおり以来、手ヒレの部分に子を従え三頭竜のような姿に。子も同じように刃を生やしており遺伝になったという。今や立派な種族として成立しており、大人になると子供たちは自然に分離していき、また手ヒレが生えてくる。相変わらず動きは緩慢だが、刺された刃を強力な武器として海に侵入してくる漁師を親子共々で襲っている。 #竜 #ドラゴン #モンスター #ファンタジーさのたけ
  • No.565オーロラ王女限られた領域で発生する極光を支配するとされる王女。オーロラと呼ばれるこの現象は美しく神秘的だが災害の前触れ、または神の怒りと伝承される場所もある。この王女は人間を酷く嫌っており、様々な凶事を齎す。我々が見るオーロラは彼女が動いた跡とされ、観測される時間が長いほど近くにいる証である。放つ光は剣にも槍にも盾にもなるとされ、屈強な戦士も高度な呪文を使いこなす魔法使いも太刀打ちできない。一年に一人、若い女性を生贄に捧げる儀式があり、これにより永遠の若さを手に入れている。と、ここまでの情報も嘘か真か。実際の姿を見れるのは百年に一人だというのだから。 #オーロラ #モンスター #ファンタジーさのたけ
  • No.564 なまけ鳥妖精や天使の世界では時に活動状況を上の者に審査され、無理やり人間界に修行のために堕とされた者が数多く存在するという。その妖精が変化している姿の鳥。元々、怠け者の妖精であったため、ほとんど動かないこの鳥になる事を選んだ。「魚を捕るために何時間も動かなくていいんだもん」。そんな軽い気持ちで選んだものの、やはり腹は減る。退屈でどこまでもダメな妖精は、考えがあってのこの鳥の行動を完全に無視し通りかかる者から金品を奪っている。こんな事ではいつまでたっても妖精の世界には帰れないであろう。退屈しのぎにたまたま子供から奪った鳥の図鑑をめくっていたら、自分が望んだこの鳥が「ハシビロコウ」という名前なのを知ったらしいが、気に入らず認めたくないらしい。 #鳥 #モンスター #ファンタジーさのたけ
  • No.563ブレードウィード伸びれば伸びるほど刃のように鋭くなる雑草。カッターのように伸縮可能な葉でその場から動かずに鳥や小動物などの獲物を狩る。肉は食わず、血だけを吸い養分としている。山に自生しており登山者が被害に遭う事が多いが、一か所に留まらず、ある程度時期が過ぎると自ら根を切り落とし縮んだ状態でゆっくり動く。稀にだが、一般家庭の庭に侵入し根を張る事もあるので、注意が必要。体に毒素を持つ種もおり、根は深く、刈ってもすぐに生えてくるまさにカッターの刃のような危険な雑草。今のところ確実な駆除の方法は見つかっていないが植物の割には鉄分を多く含んでいるため、たっぷりの水をかけるのが一番。錆びたように干からびてしまう。ただし、そこは雑草魂。数日でまた復活する。 #雑草 #モンスター #ファンタジーさのたけ
  • No.562ひとくいどじょうウナギと間違われる事が多いが、完全なる外来種。ただ、かなり以前から各地の大きな沼や湿地帯、河川でも目撃されている。夜行性で性格は極めて攻撃的。出会った事のない生物にも臆することなく近づき殺し、味などは関係なく全て口に運ぶという。口の上にある鼻孔のような穴が弱点とされ、狙われないように下の歯肉部分や下唇とその穴に木の枝などを差し込んでいる。他のモンスターや手先の器用な動物に食糧と引き換えに作ってもらった入れ物を腰にぶら下げ、餌をそこに溜めこむ習性がある。頭には笊を被り、その特徴を見た者が自国へ帰ったのちに「あの」伝統的な踊りが生まれたとか。その逆に自分たちを称える踊りと思い、格好を真似た説もある。 #どじょう #モンスター #ファンタジーさのたけ
  • No.561 キャンディーシャドウ強大な悪魔の影が意志を持ち、別個体化した化身。太陽の高度が低くなる夕方以降に現れ、弱っている精神の持ち主に近づいては影に紛れ込みゆっくり洗脳、負の力が負であればあるほど、金と気力を奪い我が力に変える。朝になると一旦消えるが真夜中に闇のエネルギーをたっぷり吸収して数を増やしており、奪った金で大きな神殿を造り、いずれは自分達が住みやすい暗黒の世界にしようと企てている。杖の先の水晶に見える部分は飴玉。舐めると色が変わり赤だと攻撃、青だと守備、緑は回復、黄色になると何が起こるかわからない呪文を発動し、必要に応じて使い分けているという。倒すと杖は残るが、飴玉は消滅しただの木の棒になる。 #影 #モンスター #ファンタジーさのたけ
  • No.560 ワラフウセン オコフウセン勝手に飛び回る風船のようなモンスター。笑っているものもいれば、怒っているものも。体の膜はゴム状だが耐久性に優れており、中のガスと粉末も特殊な効果を発揮し通常の風船のように萎むことはない。粉末には人間の意識を刺激する成分がかなり多く含まれており、笑顔の個体から出る粉末が地上にいる人間に降りかかると誰もが幸せな気分になる。かたや怒りの個体から出る粉末にかかると途端にヒステリックになる。それは常に放出され続けており、ある程度の高度まで上がると破裂するため、その瞬間は一気に粉末が散布される。人々の機嫌の良し悪しが完全に別れ、笑いは止まらないし怒りも鎮まらない。ニヤニヤしてて気持ちが悪い人、ムスッとしてて感じが悪い人、と感じる場合こいつのせいかもしれないので少し心に余裕を持ちましょう。 #風船 #モンスター #ファンタジーさのたけ
  • No.559 ヒポポヘッドほぼ完全な陸上生活に適応するために進化したカバ。変わらず大きな頭部はそのままに、そこから手足が生え幾分醜くなった。乾燥や紫外線から皮膚を保護するために分泌される粘液が絶えず出ているため、群れ全体がその粘液で満たされている。繁殖期になると水辺で見かけることが多くなり、以前の生態系と同じように交尾も出産も水中で行う。野生ゆえの獰猛な面は激しさを増しておりヒトであろうがライオンであろうが、テリトリーに侵入するものには鼻息を荒くして相変わらずのスピードで追いかけてくる。樹木を削って作られた棍棒、石の斧、ブーメランなど一子相伝の手作りの武器を使いこなす。中には酒好きなものもおり、酔って気持ち良くなると仲良くしてくれるらしい。 #カバ #ファンタジーさのたけ
  • No.558 パイロンスラッグ極東の地の、いわゆる工事現場付近でしか確認できていないナメクジの変種。植物を食い荒らし、人も襲う大きなナメクジである。害虫として嫌われ、塩をかけられ駆除されることから防御するため、近くにあったカラーコーンを殻としてカタツムリのように。居心地の良い殻を見つけると昼間はその中で休み、夜になるといつしか工事を手伝うように。光る目をライトに、胸のあたりには安全第一の緑十字の模様が。運転している車の中からはわからないかもしれないが、走る車を安全に誘導しているのは何とナメクジかもしれない。工事が無事終わると相変わらずゆっくりと、どこか満足気に次の工事現場へ向かうという。そんな奴はいないと思うが、車中から塩だけは振りまかないように。あと、誘導員には従う事。文句を言う奴にゃ元来の凶暴性を発揮し、風呂に入っても取れないネバネバの罰が待っている。 #ナメクジ #モンスター #ファンタジーさのたけ
  • No.501 食い逃げパスタ茹でられて食べられる現実から逃げ出したマカロニ。それどころか自分から美味な食品を探し回っており、巨大化したパスタは悪い意味で有名なレストランでも常連。食べるだけ食べて金を払わずに逃げ、改造を施した盗んだフォークやスプーンを振り回し暴れる困り者。ただ、捕まえた個体を茹でれば散々美味を味わった、あらゆるエキスが体中から溢れ出し、とてつもなく美味しいマカロニが生まれる。 #パスタ #ファンタジーさのたけ
  • No.502 焔ダルマ縁起物の置物が魔物化した姿。中には油がたっぷり入っており、一旦火が付くと永遠に消えない。燃えさかる炎を口から吐き続け夜中に見る、光る人魂と間違われる事が多い。人間に出会うと、自分が歌に出てくる「にらめっこ」を挑んでくる。負けると顔から上を攻撃してくるが、これは脂分が多いからで油の補給と考えられる。勝った場合は未だに経験した者はなし。願いが叶うと目を入れるが、このダルマの両目が黒くなる事はない。 #ダルマ #ファンタジーさのたけ
  • No.503 スペルハイ海を司る神、ポセイドンを守る手下。荒々しい性格で縄張り意識が強く、そもそも海に人が入る事を嫌っている。鮫に似た姿をしており、海水浴場などでは海面から頭部を出し人をその場から退ける。相手を惑わす呪文を使い、右手の鋸のような指で貝や中型魚を餌にする。悲しい事に本物の鮫の格好の餌となり、手下といっても使い捨て状態で人魚のように美しくもないため、年間数多くの死骸が浮いてても渡航の邪魔でしかない。ただし、余計怪しく見える金歯は高値で取引される。 #鮫 #ファンタジーさのたけ