創作SNS GALLERIA[ギャレリア] 創作SNS GALLERIA[ギャレリア]
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  • No.534 砂貴族灼熱の迷宮、砂漠。かなり進んで歩いたつもりが、ふと振り返るとどこから来たかもわからない、どれだけ来たかもわからない。そんな悪条件に追い討ちをかける魔族。ゆらりと幻の如く現れ実体はない。兜、鎧、盾、剣と一式全てが呪われており、その邪悪な力はかつて乗っていた馬を操るように砂を巻き込む。逃げる力もない意識が朦朧とした状態では出会いたくない相手である。ただし自分より強いと思われる相手にのみ集中的に攻撃する節があり、弱い者には一切手を出さない。そこには鍛錬を欠かさない騎士道精神を感じる。手応えのある相手には本気で応戦し、時には砂嵐を呼ぶことも。不思議なことに彼らと戦った後、数キロ歩いた先には必ずオアシスが発見されるという。また、倒すと兜と鎧が残りそれを身につけると計り知れない防御力が手に入るが、やはり呪われているため仲間も見境なく傷つける殺人鬼に変身してしまう。 #ファンタジーさのたけ
  • No.535 恨みの形見先代が亡くなり長男が継いだ、とある酒場。賑わってはいるものの、その客数は全盛期の半分ほど。常連だった客は口を揃えてこう語る。「先代の時はこちらの顔色だけ見て、その時の気分に合った酒を出してくれたもんだ。今は儲けしか考えない店になっちまった。決してそれが悪い訳ではないが、あの時の酒はもう二度と飲めないんだなぁ・・・」と。先代が大切に、時には研いで使っていたアイスピック。亡くなる直前、長男の前で「これだけは使い続けてくれ。」と懇願した・・・にも関わらず長男は即効捨てた。父の恨みはやがて長男を通じ、様々な人達を襲う。長男の嫁、可愛いはずの孫までも。それだけこのアイスピックでたくさんの客を癒してきたのだ。その酒場のカウンターで、アイスピックで心臓をひと突きされた長男の遺体が見つかる。悲しいことにそれから先も父の恨みは仲間をたくさん作り、殺人の快楽に酔いしれている。 #アイスピック #ファンタジーさのたけ
  • No.536 少年A現在では未成年が犯罪を犯した場合、各国によって少年法などの規定があるが悪魔の世界ではそんなものはない。東洋人の子供の格好を真似たこの悪魔は殴る、蹴る、盗む、何でもありの乱暴者。古き良き時代を彷彿させる着衣の、あどけなさや汚れなさを否定する返り血に底知れぬ恐怖を覚える。同じような罪を繰り返す彼らには個性がないため、名前はない。しかし魔界ではどのような、どのくらいの殺傷能力があるか、研究対象にされており、判別できない不便さから対象個体にはアルファベットの被り物を装着させた。最近ではあまり使われなくなった表現はここからきており、目を隠しているのもこちらの報道と類似しているがこれは目が無いことを隠すためと言われている。 #ファンタジーさのたけ
  • No.537 ハートベビーNo.506詐欺師ハートはその後、子宝に恵まれ一度の出産で10~20の次期「自称詐欺師」を産む。それはそれは小さく、可愛く、目に入れても痛くない存在だが大半の個体は自由に空中を漂うため鳥類に襲われ、体の真ん中から二つに割れて散ってしまう。母から騙し方や身の守り方を学習すると天敵には呪文で対抗し、行動範囲も地上に近い所に限定。それにより将来有望な自称詐欺師は数は安定している。子供ならではの高い吸収力で母よりも呪文には長けており、洞察力も鋭く「可愛い~!」と連れて帰ろうとする「可愛い~!って言ってる私、可愛いでしょ?」的な女性には容赦なく攻撃。かくいう自分達も、幼いながらもそれぞれの個体が自分が一番可愛いと思っている。 #ゴースト #ファンタジーさのたけ
  • No.538グローブタートル最大甲長170cm以上の巨大な亀。水陸両方活動できるが、一度絶滅寸前までに乱獲されたため、人間を酷く嫌っており誰も近寄らないような離島の森に棲む。敵とみなしたら強いアゴで噛みつき、二度と離さない。最低でも80~100年生き、そのうち最初の数十年は広範囲に海を回遊し棲みやすい地を探す。人間や巨大生物がいない無人島を見つけるとやがて陸上生活に変化。木の実から小動物まで口に入るものは何でも食べる。元々は背甲が青くツルツルな大きな甲羅であるが、安心できる森で半日陰で生活するようになると動きも緩慢になり苔が生え始め、やがて自分が辿って覚えた大陸の地図のようになる。それでも週に一度ほど夕方になると海に入り、その水分で苔は余計に育つ。動きは遅いが凶暴な性格上、まるで「世界は俺たちのものだ。」と誇示しているよう。その地図の正確さは驚くべきものであり、この甲羅を用いた地球儀は一般市民には手が届かないという。 #ファンタジーさのたけ
  • No.539チンピラビット完全に目が死んでいるウサギ。まだ若いのにタバコ、酒、ドラッグ、何でもありの札付きの不良である。広大な草原の一部の縄張りで常に仲間と屯し、通りがかるカモを探す。街中にも現れ、か弱そうな女性や老婆を発見すると速い脚力を活かし、金品をひったくる。発達した長い尻尾は逃げながら叩きつけて、足跡がわからないようにするためだという。その俊足を誉められ喜んでいた素直な子だったのは昔の話。勢力争いで仲間との喧嘩も熾烈で、中にはライオンにすら立ち向かう者も。出会ってしまったら、目も合わさず逃げるのが一番。それでも無駄に速い足で追いかけてきて、金品を奪われる可能性は高いため、そのエリアには極力近寄らない方がいい。ただし、何もせずブラブラしている分、役に立つ情報を持っている事も。若いうちから不健康な青春を謳歌しているため、残念ながら寿命は短い。 #ファンタジーさのたけ
  • No.540だれかのかたっぽ大魔王ですら近づきたくない怯む相手、それがこの靴下のモンスターである。誰が履いていたかわからない・・・汗だくのおっさん、部活に励む高校生、はたまた美しい女性かもしれない。持ち主の予想は限りないが、大量に繁殖した雑菌の影響でとにかく殺人級に臭い。旅人からしたら一番出会いたくないモンスターはこいつかもしれない。噛みついたり、殴りかかったりもしない。呪文も使わなければ生命力も低い。だが、目に見えない臭いという武器はどんな鋭い刃よりも、重い棍棒よりも確実に精神的なダメージを相手に与える。とにかく近寄る事すらできず皆逃げる。つまり退治されることなくどこからともなく増え続ける。それぞれ両足が揃うと消えてくれるらしいが、いつになる事やら。 #ファンタジーさのたけ
  • No.541真珠女王海底の巨大都市、海中庭園を守護する役職の真珠の女王。美しい真珠で構成された身体、水のベール、ドレス、その容姿は攻撃することすら忘れてしまう。動きも妖艶で、男女関係なく海に引きずり込む。鉄球のような真珠で殺された後は海底の奥底に散骨されるか、海中庭園で情けない標本になるかどちらかだ。Sっ気が強く、怒らせると口癖の「お仕置きだわ。」を連発。ドレスから次々誕生する真珠を使っての技「パールラッシュ」は贅沢で華麗、かつ脅威である。海中庭園の頑丈な壁の傷はその昔、伝説の勇者と戦った時の証である。 #ファンタジーさのたけ
  • No.542ガヤン七色の声を持つという、悪魔界の声優。山に住む下級悪魔で、普段登山などしないアホな人間どもが気持ち良くなって叫んだ返しの声が主な仕事。「この仕事、金にもならねーし、そもそもヤッホー!って何?」ってな感じでヤル気は全くない。微妙に言葉を変えて返したり、真夏のお化け屋敷の手伝いや、最近の犯罪「オレオレ詐欺」に加担したりアルバイト感覚がいつまでも抜けない未熟な悪魔である。洞窟など暗所では悲鳴を反響させて脅したり、頭数を合わせるために戦闘に参加する事はあるが出てきたところで役には立たない。ただ、叫ぶ時に無駄に伸びる体は攻撃を交わすのが上手い。数は異常に多くひたすら仲間を呼ぶ面倒臭い相手。その他大勢のいろいろな声が飛び交う煩い戦闘に。にぎやかす「ガヤ」はこいつらが由来だという。 #ファンタジーさのたけ
  • No.543GTO(グレートティチャーおにばばー)口うるさく、生徒からの嫌われ者だった女教師の霊。事件や事故に巻き込まれて死んでもなお、成績が悪くかつ勉学に勤しまない生徒の夢の中にも現れる。あまりにも現世にやり残したことがありすぎて、姿形が誰からもはっきり見える成仏できない迷惑な霊。眼鏡を上げる仕草、耳をつんざく怒り声。生前と何ら変わりない発言や行動に生徒はもちろん、学校関係者も日々頭を悩ませているという。名に恥じない「グレートティーチャー鬼ババア」である。長きにわたって独身だったため、大人の素敵な男性には滅法弱い。 #ファンタジーさのたけ
  • No.544どんぐる族木の上に村を作り樹上で生活している、団栗たち。賢く、天敵であるリスやネズミ、鳥たちから身を守る方法を数多く習得している。たまに違う樹に引っ越すこともあり、その際は土の中を移動する。以前は人が住む町の近くにも出現したが、子供たちに拾われボタンのついたポケットにしまわれたまま死亡した悲しい一家の例があるため人間には近寄らないようにしている。こちらの一家は優しいがメタボ気味のお父さん、そのお父さんを叱ってばかりの少し気の強いお母さん、産まれたばかりの息子。外敵が多いため臆病な性格だが、この一家に限らず産まれたばかりの子供がいる家族は非常に凶暴。我が子のためなら人間だろうがクマだろうが立ち向かう。 #どんぐり #ファンタジーさのたけ
  • No.545トランクキングただでさえ長い特徴の鼻が更に進化し、体を支えるまでになった象。筋肉量が圧倒的に高い鼻は嗅覚も優れており、近づく者を匂いで判断する。群れを形成し、成獣の雄は常に気性が荒い。それもそのはず、仕留めると美しい色に変化する牙は密猟の格好の対象。危害を加えると牙を自切し、武器として使用する。牙は再生し、それまでの期間は一週間ほどでありかなり早い。葉や果実、野菜を主食とする一方で鼻の筋肉の量を増やすため他の動物や人の肉も食らい、糞の量も臭いも他の象とは桁違いである。 #ファンタジーさのたけ
  • No.546スカイフィッシュ肺呼吸が可能な魚の変種。空中を泳ぐ魚はこの一種しか確認されていない。大きく呼吸することで推力を得て前進。胸鰭に対する空気の強い流れを作り、これにより揚力を得て上昇する。その力を自由自在に操り水平飛行も失速も思うがままの、生きた飛行機である。血の匂いに敏感で狩りで撃たれた鳥が地に落ちていく最中でこの魚に肉を食われ、骨だけが地に着いたというほど。危険は平等。うっかり外で怪我でもしようものなら顔でも、手でも足でも食い荒らされる事だって考えられるのだ。雨が降ると大喜びし、大好物の蛙を食べ過ぎて体の色が緑になった。 #ファンタジーさのたけ
  • No.547ノイジーカップ夜はもちろん、昼間でも近所の住人ですら近寄らない薄暗い喫茶店。集いの場になるどころか毎日、閑古鳥が鳴いている。誰も客がいないため、夜だと勘違いしたゴーストが一匹迷い込んだ。客など来ないのに綺麗に洗われ、逆さまに置いてあったコーヒーカップを高値の帽子とそこでも勘違い。被って片手には備え付けのスプーン、片手にはフォークに大好物の角砂糖を刺して仲間を連れ込み意気揚々と踊っているところに何も知らない旅人が入店。戦うのか?逃げるのか?そこから先は自身の目で確かめた方がいい。会いたいと思っても何せ現在のようにチェーン店が溢れていては、このゴースト達が騒げる場所など見つける方が難しいのだから。 #コーヒーカップ #ファンタジーさのたけ
  • No.548お化けごぼう主根の長さが1m50cmほどの大きなゴボウ。薬草として栽培されていたものが掘り返されると、陽の光を浴びることにより更に強いエネルギーを吸収し自ずと動き回るようになる。土に埋まっていたせいか収穫されない誰も来ないような土地を目指し、出会った人間に抱きついては魔力を奪っている。食物繊維が豊富なため、洞窟など栄養源が乏しい場所ではぜひ仕留めたい相手である。色により栄養素が異なるため、食べるにはそれなりに知識が必要。食べると一週間ほど下痢に悩まされる種もいるからだ。 #ゴボウ #ファンタジーさのたけ
  • No.549沼仙人湖や沼に現れる、主と名乗る魔物。水中で共存するあらゆる生物から畏れられるほど高い知能を備え強力な呪文を操り、奴隷となる犠牲者を待ち構えている。吐き出し続ける泥は粘着力が高く、動きこそ遅いものの狙った獲物は陸上でも追いかける。杖の両端のタニシは毎日付け替えるとか。水質により体色も凶暴性もそれぞれ違い、泥の成分が濃ければ濃いほど脅威は大きく、分離した手はマドハンドになる。 #ファンタジーさのたけ
  • No.552ブッチューン咲き乱れる花は美しいもの。しかし、動き回るオバチャン気質全開のチューリップはいかがなものだろう?動きをよーく観察してみれば、後を追うのは男性ばかり。若い男は特に大好物。気を許すとくっついては分厚い唇で熱い接吻の嵐。一輪にそれを許せば、その男はたちまちこのチューリップのハーレム状態に。精気を奪い取ったオバチャンチューリップは益々元気になり、3人ほど若いエネルギーを頂けばすぐに増殖する。逆に美しい若い女性には顔や手足の皮膚に粘り気のある唾ともとれる液を吐き出す。その場所はみるみるうちに干からびて、しわしわになってしまう。恐ろしいのは若くなくても男性は皆、標的ということ。吸う力が強く体中にキスマークをつけられ花の化物のせいで付き合いたての男女はケンカになり、長年連れ添った夫婦にも熟年離婚の危機が訪れるのだ。 #花 #ファンタジーさのたけ
  • No.550カミマネキ河口付近の砂浜や干潟、マングローブ林に生息する。甲幅は一般の種とは比べものにならない程大きく両方の鋏脚は鋭いカミソリ状になっており、時折岩に擦り付け研いでる姿も頻繁に目撃されている。成体のオスにとっては大きい鋏脚を振るウェービングはもちろん、鋭さが求愛行動には重要であり、メスの前で天敵の鳥を八つ裂きにするものも。出没する地域ではアキレス腱を切られる危険があるため、裸足で歩く事は禁じられている。ちなみに名前は「神を招く」みたいに聞こえるが、そんな仰々しいものではない。ただの「カミソリシオマネキ」の略である。 #蟹 #ファンタジーさのたけ
  • No.551魔物のウ○コ魔物が排出した糞のモンスター。それぞれ植物を食す者、小動物を食す者、人間を食す者、魔物によって食性は様々だが小さいものから大きいものまで一つの場所に集まって塊になり、一体のモンスターとなる。一定の量が集まるとその場から動くことはなく、体の一部として生きたまま獲物を取り込もうとする。また仲間を見つけると少しずつ動いて合体する場合もあり、大きくなることはあっても塊から分裂することはない。これをまた食べて栄養源とする魔物もおり、魔界での役割は大きい。臭くて近寄りたくないが、どうしても行かなくてはいけない場所になぜか必ずいるため戦うハメになる。その際最も危険なのは深呼吸をし、息を吐き出すと同時に体から出す「ウ〇コミサイル」である。小学生が喜んでつけそうな名称だが、本当にそう呼ばれているとか。危険なのは汚いからだけじゃない。その細菌兵器には伝染病の病原体を含んでいる可能性があるからだ。 #ファンタジーさのたけ
  • No.553メトロデビル主に地下鉄の走る地下に集団で棲むコウモリ。温度といい、車両が走る時に起こる風の具合といい、住処を奪われた動物とは違い心地よく過ごしている種である。線路の上では小さい子供の姿で現れ、イタズラ好きで発煙事故を起こしたり、線路に不具合を起こし電車を遅らせ、急いでいるのに困っている人間の姿を見るのが大好き。いわゆる鉄チャンであり、人間のそれとはレベルが違う。すぐ間近で見ているため車両の違いや行先の違いを敏感に感じ取り好きさが高じて顔が車両の形に、体は路線図の模様になるほどである。ただ、走っている姿が好きなのであって、各駅に停まって人が乗り込むこと自体は好きではない。たまに駅で列車を待つ人に噛みついて栄養を補給している。地上を走る鉄道の上でも見かけることがあるが、地下とは違い行動は緩く見つかりやすいため、すぐにどこかへ飛んで行ってしまう。 #ファンタジーさのたけ
  • No.555あやかし灯台打ち捨てられた灯台に悪霊が宿って生まれたモンスター。かつては航海士の道しるべとなっていたが、航路が変わり今では灯されていた火も消えてしまった。夜になると岬をめぐり、頭の鬼火で海を行く船を惑わす。近付くとその巨体で踏みつぶそうとしてくるが、うまく内部に入ることができると途端におとなしくなる。 #ファンタジーさのたけ
  • No.554オレンジガーディアン凶暴なスズメバチが進化し巨大化、武具を扱えるように。縄張り意識が強く少しでも巣に近づく者がいれば集団で襲撃する。アナフィラキシーショックを引き起こす毒針とともに脅威となる剣さばき、多少の傷を受けても戦い続ける姿勢は昆虫の中でも最強の部類であろう。針での攻撃も剣での攻撃も必ず目を狙ってくるため、失明する確率が高い。高い樹の太い枝に大きな大きな巣を作ってたくさんの幼虫を育てており、成虫はその周りを完全防護している。動物たちはその縄張りに決して近づかないが、その幼虫を一口でも食べると美男美女になれるという、誰が流したかわからない噂を信じ危険を覚悟で近づく若者が後を絶たない。そのため夜中も交代で見張りを続けており、警告を無視したために命を落とし、自らの肉が餌になったまだ若い十代、二十代の人骨が巣の周りそこら中に散らばっている。 #ファンタジーさのたけ
  • No.556 カウントダウンゴースト数字の形をした霊。1から9までで形成しており、それ以下もそれ以上もない。命令で動くわけでもなく、何を目的として存在しているかは不明。「9」が旅人と出会うと「8」以下を次々と呼び寄せようとする。中でも一番強い「9」にてこずっていると、あっという間に「1」までのカウントダウンが始まる。数字が小さくなるにつれ弱くなるが、何が起こるかわからない恐怖と不気味さに精神をやられてしまい、「1」をなかなか倒せないという。それもそのはず、全て倒した後は過去の記録によると・・・
    ×××年 原因不明の病が大流行。手だてなし。
    ××××年 突如大きな隕石が大都市に衝突。
    ××××年 世界的大恐慌。
    ××××年 原因不明の病がまた大流行。手だてなし。
    か、何も起こらず。
    そのため、弱いはずの「2」や「1」を誰も倒せないという。放っておけばいいと誰もが思うだろうが、しつこく追い終いには取り憑かれてしまい、体がいうことをきかなくなる。自分を犠牲にして世界を救うか、何も起こらないことに賭けてみるか。確率的には半々らしい。全て偶然だったにせよ、重なりすぎているため屈強な戦士も倒すのに躊躇するのだ。 #ファンタジー
    さのたけ
  • No.557 あしせんぼん海底に棲むハリセンボンのような生き物。しかし針のように見える突起は実は全て足。身体中から生えた足で、海の中を泳ぐのではなく海底を「走る」不思議な生き物。走る際のスピードは時速40km。11匹~15匹程度の群れで大きめの巣穴を作って生活する。縄張り意識が強く、他の群れの巣を見つけると、抗争に似た行動を起こし、群れ総出で相手の巣穴に突撃して相手の巣穴を破壊して制圧する。素潜りしていた人間の漁師がその様子を見たことからとある球技が生まれたとかなんとか。ちなみに身体の黒い部分は岩海苔で、共生関係にある。上記の抗争時に岩海苔は剥がれ落ち、各地に仲間を増やしていく模様。平和が続くとまた新たな岩海苔が生えてくる。 #魚 #ファンタジーさのたけ