特別見たいという気もなかったのですが、上映時間帯を見て、「インサイドヘッド」が仕事勤務時間までに間に合う“時間つぶし”になる映画だったので選んだ・・・といった具合だったのですが
久しぶりに感動しました!!!
頭の中の世界、人間の感情がキャラクターになっている(笑)
ヨロコビ(joy)
カナシミ(sadness)
ビビリ(fear)
イカリ(anger)
ムカムカ(disgust)
そして空想のお友達ビンボン(bingbong)
他にも頭の中のデザイン
司令部
考えの列車
性格の島
夢の制作スタジオ
思い出保管場所
メモリー・ダンプ(思い出のごみ箱)
アブストラクト・ソーン(観念的思考)
イマジネーション・ランド(想像力)
とにかく発想や表現力がユニークで素晴らしい!!
なんだかんだでディズニーの脚本レベルは高いです。
これで日本人好みのキャラクターだったら最高だと思います♪
インサイドヘッドの監督の自分の娘から発想を得た作品らしく「家族の絆」がテーマなのかも知れませんが、思春期の複雑な感情をどう克服して乗り越えていくのか?忘れていた子供時代の記憶とオーバーラップ。
改めて【思い出】というのが大切なのか見直しました。
技術は優れてもシナリオの弱い日本の使い捨てアニメ、オタク向けアニメに比べ「インサイドヘッド」は親も子供も安心して見られるレベルの高いアニメーション映画です。
次世代を健全に育てるという本当の意味で、日本のアニメは「子供の為になる良質な映画」という見直しをする必要性があるのではないでしょうか・・・タブン?
日本の子供たちは良質な作品に沢山触れて、色々考える機会と出会えればと願います。
より多くの子供たちに・・・世界中の子供たちに、この作品を見てもらいたい♪