薄緑と虎造は、付き合ってたんだろ?
薄緑「ねえ、わたし他に付き合ってる人がいるのよ」
虎造は、意に介さないように言った。
虎造「へえ、、、じゃあ別れれば」
薄緑は驚いた。
「何の為に別れるのよ?」
虎「もちろん俺と付き合うためさ。」
薄緑「別れるつもりならそんな話しないわよ」
虎「そんなことはないだろ。第一、俺にそんな話するのは、別れさせるためじゃないか?」
薄緑の真意はどうなんだろう?
今の彼氏、そして虎造の二人同時に付き合いたかったからだろうか?
でもそういう場合な、相手の男両名に秘密のままで付き合うだろう。
薄緑「私、別れないわよ。」
虎「へえ、、、じゃあ俺とは別れるか?」
薄「いえ、、あなたとも別れたくない。」
虎「なんで?君の彼氏は一人でいいじゃないか?」
薄「だって、あなたにはドライブ連れてってほしいし。」
虎「ドライブだけ行くならアッシー君と一緒だろ?何でおれがそんなもんに成り下がらなきゃならない?」
薄緑は下を向いて足で地面を蹴りながら言った。
「だって、楽しんだもん。」
虎「ふ~ん、なら君が彼氏と別れたら楽しいもん~。」
薄「わかった。じゃあ、彼氏の事は置いといて、今晩二人で神戸にいこうよ。」
虎「俺新幹線、苦手やねん。夜行バスで行こうや。」
二人は駅の窓口まで行った。
係員「はい、今晩のドリーム号の予約ですね。え~とどちらまで?・・・ええ、神戸まで?
今はドリーム号は京都・大阪行くしかありませんでしたが、再開しましたよ。」
虎「薄緑よ、お前金遣い粗いな?」
薄「別にかまへんやないの。自分で働いたお金で自分が楽しんでる。何が悪いのよ?」
虎「まあ、この景気は1-2年で終わるな。」
薄「そうかしら?みんな楽しんでるじゃん。虎造さんだってそうじゃない。
あなた、他の男と付き合うなみたいな態度するけど、自分だって複数の女性と会ってエッチしてるじゃない?」
虎「お前見たんんか?そんなに金あると思うてんの?」
薄「そら大企業だったら月30万くらいは貰ってるだろうし、クルマもトヨタの最高級に乗ってるし、
毎晩女の子と遊んでるんだから、人の事言えた義理じゃないでしょ?」
虎「俺は経済学には疎いが、近現代史には詳しい。今の状況っていうのはウォール街の株価大暴落に端を発した
1929年の世界大恐慌の前夜に似てるんだ。」
薄「え?」
虎「そう、あの大恐慌の直前もみんな遊び回ってたんだ、贅沢しまくってたんだ、大幅投資を繰り返してたんだ。
その時な、JFケネディのおとつぁんジョセフ・ケネディは先見の目があったのか?
株価が高騰したタイミングを計って全部売っちゃたんだ。そしたら大恐慌になって、損失を免れたんだ。
そのおとっつぁんは息子の選挙戦でヤクザ雇ってえらい目、、どころか息子2人失くしちゃったがな。」
薄「時代が違うのよ!今から60年も前のことが再び起こるとは限らないわ。」
虎造「まあそう思っときな!『どこどこ大学ご出身ですか?』なんて時代は時期に終わるから。
薄「三高→高プライド、高血圧、高座高ってみんな笑ってるわよ、あんたの事!」
虎「じゃーしわい!(と言いながら。笑ってる)おい、薄緑ちゃん。。。これ呼びにくいわ、ミドリちゃんでいいだろ?」
薄「駄目、それだと『ノルウエイの森』のヒロインと同じになっちまう。」70
虎「あーんな、、、( ´,_ゝ`)プッ;(笑) 一つの小説に自殺者が4人も出てくるようなのないで。
おまけに時代は決まって70年安保だろ?あんなんやからノーベル文学賞もらえへんねんで。」
薄「でも外国でも人気あるのよ。ロシアやヨーロッパでもそう。」
虎「わかった、とりあえず今日はビジネスホテルにしとくか?1晩3千円くらいだぜ。」
薄「そこでエッチするの?」
虎「そりゃあもちろん。景気がよかろうが悪かろうが人間はすることはするんだぜ、スーツに肩パット入れたハニーよ(笑)」
二人は部屋に入った。
虎「さあ、おめこしよかー。自分、腹脱げや。」
薄「もう、ちょっと、お〇ことかいうのやめときーや。」
虎「なんで、御女子って書いておめこやで。何の問題もないやん。「隠語大辞典」見てみ、
『雄(おん)が雌(めん)に擦れる(こすれる)の意』って書いてあるぞ。嘘や思うんなら図書館で見てみろや。」
薄「放送禁止用語やで。はしたなくないの?」
虎「全然。放送が禁止してるからってこっちがそれに合わす必要あんの?
ヤングタウンでさんまが放送中に桑田に生電話した。そしたら、桑田本人が出て
『おー、さんま、さんまー!おめこ、おめこ、おめこ、おめこ、(中断)
それから30秒ほど無音になってCMになった。でも長いCMでさんまが出て来ない。
10分くらいしてからやっとさんまが出て来て『あれ酔うてたなあ』て言い訳した。
面白かったぜwww。放送なんてあんなんでええねん。テレビかて初期のんはビデオテープが無かったから
ぶっつけ本番だった。だから、裏方のガッシャーンって雑音もしょっちゅう入ってた。最近では『放送事故』とかって
取り上げたりするけど、全部事故でも何でもないわ。そう思うだろ、薄緑ちゃん?」
薄「そう云えばこの頃テレビ見ないなあ。だって他に面白い事沢山あるじゃん。
家でテレビ見てるよりも外で遊んでる方がいい。今度ライブハウスでも行こうか?」
虎「どこよ?」
薄「やっぱり、バーボンハウスね。陣内孝則もロッカーズで出てたのよ。」
虎「あー、そこはもうすぐ潰れるぞ。」
薄「えー、何でわかるの?」
虎「お客さん入れすぎだからさ。そのうちパンクして死人も出るよ。死人が出たらもう存続不可能だね。」
薄「じゃあ神戸のチキンジョージか。でもあそこはジャズとかフュージョン中心だよ。ロックが聞きたいな。」
虎「さ、そろそろ、しようぜ。おい、おいら舌の感覚がなくなるの嫌だから、愛撫はこの(と見せる)毛筆でなでなでしよう。
薄「ゲゲッ!どこから??」
虎「アヌスからだな。気持ちいいぞー。ざらざらの舌よりよっぽど感じるぞ。」
どうやらその通りらしい。薄緑は背中をそらした。
ねえ、薄緑って「後ろで気持ちいい事しますよ。7千円です」て言った時の高橋ひとみに似てるな。
何が似てるってイケズそうなところだな。そういう女を毛筆で撫でまくるのがイケズさに効果覿面なんだ。
さあ、あとは挿入するだけだ。畜生もっと堅ければ、薄緑を俺のちんぽでフレンチキッスしてやるのに。。。