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作品 - 小説 OR 森岡浩之
: 1225件
小説挿絵『桃紅柳緑』
小説
『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由─』著・当麻咲来さん
https://estar.jp/novels/24931169
P231~【第十四章 (14)】
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=231
***
「アキ……好きだ……」
俺をおかしくさせる、闇を映した漆黒の瞳をまっすぐに見つめる。
もう何度目かすらも忘れた告白を繰り返す。アキは一瞬困ったように視線を揺らした。
「……慶は、ほんま阿呆やな……」
そう言いながら、ゆっくりと艶やかな睫毛を揺らしてまばたきをし、睫毛の縁にたまった涙を、ポロリとこぼす。
そっとその頬の涙に唇を寄せる。苦くてしょっぱいその味は、アキが今まで一杯、流してきた涙の味だ。
「阿呆でもいいよ……」
俺がそっと覗き込んだアキの瞳は、すごく優しい色合いだった。
「阿呆でも、好きな人の涙ぐらい拭えるし……」
もう一度、今度は涙で潤む目元にくちづける。
「阿呆でも、アキが好きだし。阿呆でも、アキのこと護ってやりたいし……」
囁きながら、その男子にしては紅い艶めいた唇に視線を落す。一瞬ためらってアキの瞳を見つめる。ふっと艶やかに、でもどこか優しげに笑って……アキが瞳を伏せる。
「まあ、阿呆でも……」
アキが瞳を伏せたまま、呆れたように囁く言葉が、艶めいた唇の中で小さく吐息としてもれた。
「俺も……」
小さく唇に柔らかい笑みが浮かぶ。
「……慶が……」
言葉にならず、唇が形だけで言葉を紡ぐ。我慢の効かない俺は次の瞬間、触れ合った唇でそれを感じる。微かに動く唇は……。
「……好きや……」
って囁く形を……していると、
……俺は、そう思った。
****
(小説お借りしています。
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朔羽ゆき
オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵④
〈小説「深海の天秤」の文章〉
テレビに映し出されたのは……夜、民家の玄関先のようだった。
画面の中央には、家の前の道と玄関先との間ギリギリのスペースに停められた白のワンボックスがある。が、人など写っている様子はない。
それも、駅の防犯カメラから比べるとその映像は荒く、始めてこの映像を目にする捜査官たちは「コレが、なんだっていうんだ?」と訝しげに目を凝らした。
周りの思っていた通りの反応に、落谷は下げた手で頬杖を付きながら薄笑みを浮かべる。それを横目で睨んでいた小野塚は何か嫌な違和感を感じ、『一度は見た映像』だが着席しながらもう一度凝視した。
少しすると映像の隅、ワンボックスの後ろの道を誰かが横切った。
薄ぼんやりした外灯が照らしたのは、濃紺のブレザー。その前の駅の映像を見ていた皆、それがあの山口さんに向かって怒鳴った女子高校生だと連想した。それを確信させたのは、十数秒遅れて現れたスーツ姿の男性。
こちらも見覚えのある服装から、たぶん駅から追ってきたであろう山口さんだろうと思う。
でも確信しているのに、『たぶん』だ。
何故かというと、肩から上が見切れている。会議室の中から誰となく「なんだよッ。顔、映ってないのかよッ」とボヤきが響いた。
唯一駅と違うのは、女子高校生の肩から下げているカバンがカメラの正面を向いているので、それに猫のヌイグルミのチャームホルダーが着いていると確認できたことぐらいだ。
「これは、公園から100メートルほど離れた民家に設置してあった防犯カメラの映像でーす。日にち的にも時間的にも、駅から歩いてきた女性とそれを追ってきた被害者と思ってもいいでしょう。以上でーす」
急に話が終わり、捜査員ほぼ全員が「はッ?それだけッ?」という顔をした。
確かに、公園には防犯カメラが設置していなかったので、そこまでの被害者の足取りを確定させる証拠にはなるだろう。だがそれなら、始めの駅の映像を見るだけで、これは口上で言うだけで十分だったのでは…と思ってしまう捜査員。
署内検挙率No.1の落谷だから、どんな証拠を見せてくれるのだろうと期待していた分、怒りを覚えるほどそれはヌカ喜びに終った。落谷の映像はそのまま受け流され、別の捜査員が自分の捜査内容を発表し始める。
「…チッ。勿体ぶってコレかよッ」
そんななか、落谷の前の席で悪口がボソッと聴こえる。
声からして、次の日に七光り新人刑事の噂話で恥をかくことになる刑事だろう。
「だーかーらぁ、「オマケ」って言ったじゃ~~ん♪」
「……「オマケ」って、それ、私に対してのイヤミですかッ?!」
なぜか悪口を言われた落谷は鼻歌まじりで、駅の映像を見つけた功績を称えられているはずの小野塚が隣で機嫌を悪くしていた。
心の中で「ただの「オマケ」とは思えないッ」と呟く小野塚。そう、落谷が意味なくこんなことをするとは思えない。
(…だって、あの時だって…)
小野塚は、さっきの民家の防犯カメラの映像を『初めて』見せられたときのことを思い出していた…。
……………
………
…
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神嘗 歪
オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵③
「山口さんが通勤に使用していた駅の防犯カメラから、午後10時過ぎ、犯行時間と思われる一時間前に山口さんの姿を確認しました。そのとき山口さんは、女子高校生と思われる人物と何か言い争いをしていたようです。近くにいた駅員も、それを目撃していました。」
事件発生から三日後。
この事件で初めての、一課全員で情報共有する捜査会議で、凛とした立ち姿で小野塚が自分の捜査した内容を発言する。
「コレがその時の防犯カメラの映像です。」
小野塚は続けてそう言うと、澤木課長が座っている会議室上座の斜め横、設置してある大画面のテレビの横に立つ長岡に向かって目配せをした。
長岡は小さく頷くと、持っていたリモコンを操作する。
黒い画面からパッと切り替わり写し出されたのは、帰宅ラッシュから比べると人がまばらになってきた駅入口付近の映像。ちなみに、その映像には音声は入ってない。
その場にいる捜査員たちの鋭い眼光が、皆映像内に山口さんの姿を探した。が、映像冒頭にはそれらしい姿は無い。
その山口さんが現れたのは、映像が流れ始めて三十秒ほど経ってからだった。
駅利用者の一定の出入りの流れの中、それを横切るように映像の右隅から左隅に駆け込んでくる鞄を持ったスーツ姿の男性が一人。その横顔が山口さんだと気づいた捜査員たちは視線で追う。
すると山口さんは、駅入口隅に立っている濃紺のブレザーを着た女性の元に駆け寄った。
どうやらその女性は、映像が始まる前からそこにいたらしい。多分コレが小野塚が言っていた女子高校生だろう。
髪型は肩から二十センチほどのロングストレート。体型は細みの中背。肩には学校指定と思われるカバンを掛けている。けれど顔は、残念ながらカメラの方向とは真逆を向いていた。
そして山口さんは女子高校生の正面に回り込み、話始めた。が、段々と二人の様子がおかしくなる。
どうも女子高校生のほうが、山口さんのことを嫌がっているような態度を見せ始めたのだ。
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神嘗 歪
2
小説表紙『雨やどり』
小説『雨やどり』著・kotaさん
https://estar.jp/novels/25092045
小説表紙描かせて頂きました。
****
恭介の顔を見るまではただただ雨が怖いだけだったのに、顔を見たら、安堵と寂しさが決壊した。
わんわんと子供の声を震わせて涙を流す朔太郎の手を、今より随分と小さな恭介の手がぎゅっと包み込んでくる。
「朔……、おじさんの代わりにはなれないかもしれないけど、雨が止むまで、俺がずっと一緒にいるから」
――あぁ、なんで俺は、こんな大切な思い出を忘れていたんだろう……。
8歳の朔太郎の中の18歳の意識が、安堵や寂しさから離れた別の場所で愛おしそうに目を細める。
この日以来、雨の日には恭介がうちに泊まるか、恭介の家に朔太郎が泊まるのが、二人の中の暗黙の約束ごとのようになった。
そして、眠る前には、いつも恭介がおまじないを唱えてくれた。
――雨が止むまで、俺がずっと一緒にいるから、と……。
そんな夜を繰り返すうちに、いつしか朔太郎は雨の夜が怖くなくなっていた。むしろ恭介と一緒に過ごせる雨の日を、心のどこかで楽しみにしていた気さえする。
****
小説お借りしています。
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朔羽ゆき
〈小説「深海の天秤」の文章〉
「待ってくださいッ!」
落谷と澤木課長が、同時に声のするほうに振り向く。するとそこには、さっき病院の件で質問を投げ掛けた小野塚が立っていた。
二人を見つめる大きな瞳は、黒曜石のように漆黒を帯びている。
後ろ手に一つ縛りした髪も艶やかに黒く、女性にしては長身の細みの体を覆うパンツスーツも黒い。
化粧気はあまり無いが、それでも美人の部類に入る容姿をしていた。
「どうした?」と声をかける澤木課長に、小野塚は一歩前に歩み寄った。
「バディとして落谷刑事と阿妻刑事を組ませることに、私は反対ですッ!」
その勢いに目をパチクリさせる二人。でも落谷のほうは、これは好都合とばかりにそれに乗っかった。
「だろッ。あり得ないよな!」
が、小野塚はそんな落谷に見向きもせず、更に一歩澤木課長に食い寄る。
「あり得ませんッ!阿妻刑事が可哀想ですッ!」
「……えっ?そっち?!」
思わず小野塚を二度見する落谷。すると今度は小野塚が、尾っぽのような一つ縛りを振り回しながら落谷のほうに顔を向けた。それも貫くような鋭い目で。
「確かに落谷刑事は優秀で、この署でNo1の検挙率を上げていますッ。ですが、そのやり方には疑念を感じざるをおえませんッ。捜査方法があまりに自分勝手過ぎるッ。まったくチームワークをとる気が無いッ。そんな人に前途有望な人材を任せてはおけませんッ」
落谷はそれにキョトンとするも、すぐに腕組みをして考え深げな顔をしてみせた。
「うんうん。三年経って美華ちゃんも言うようになったね。……あれっ?もしかして、美華ちゃんとバディ組んでいたときに出張先の離島に置いてけぼりしたこと、まだ怒てる?」
落谷の無神経なその言動が、小野塚の怒りの火に更なる油を注ぎ込んだ。
みるみる赤く高揚していく小野塚の顔。横では澤木課長が、微笑みながらも「また要らんことを…」と思っている。
そう。小野塚も、新人のときに落谷とバディを組まされたことがあった。
そのとき落谷は、犯人が逃げ込んだとされる離島で捜査に没頭し過ぎて、離島から犯人が離れたと判ったとたん小野塚の存在を忘れて船に飛び乗った。
おかげで小野塚は、一週間に一回しか来ない送迎船を一人で待つはめになったのだ…。
ただこれは小野塚だったからと言うわけではない。今まで落谷と組んだ刑事は、新人だろうとベテランだろうと似たような末路を辿っている。
「いくら先輩だからと言ってッ、立場上同格なのですから下の名前で「ちゃん」呼ばわりは止めてくださいッ!」
「えっ?なに急に???前々から呼んでいただろ?」
小野塚の剣幕に落谷は怯みながら、頭の上に無数の疑問符を飛ばす。
横でまた澤木課長が「そういうことじゃなくって…」と思いつつも声たは出さない。
「もういいですッ!阿妻刑事とは私が組みますッ!」
そう言い出した小野塚。だがその後ろから、また「待ったッ!」の声が上がった。
「ちょッ、待ってくださいッ。そしたら小野塚さんと組んでる俺はどうなるですかッ?!」
声を上げたのは、阿妻が来る前まではこの課の最年少だった、小野塚の現バディである長岡。
一瞬、「忘れてた」というような顔をする小野塚だったが、意地になっているのか「長岡くんは落谷さんと組めばいいでしょッ」とメチャクチャなことを言い出した。
「嫌ですよ、落谷さんとなんかッ。苦労するのが見え見えじゃないですかッ。」
「じゃあ、まだ刑事のイロハも分からない阿妻刑事が苦労するのはいいのッ?!」
ギャアギャアと言い合いを始めた二人。
「………コイツら後輩のくせに、先輩である俺に対しての扱いがヒドくないですか~ぁ?」
話の中心人物なのに蚊帳の外にされた落谷は、苦笑いで澤木課長に向けてボヤく。
「はははっ。それは落谷、因果応報、自業自得ってやつだなぁ。小野塚は俺がこのあと納得させるから、お前は今のうちに病院に向かってくれ」
澤木課長は微笑んだまま、アゴで出口のドアに向けてしゃくった。
落谷は「はいはい」と軽い返事をすると、首筋を掻きながらドアに向かってゆっくりと歩き出した。
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神嘗 歪
2
小説表紙『My Honey』
小説『My Honey』著・晴れ時々猫さん
ANNADOLシリーズ⑤
小説表紙描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/25712905
*****
「綺麗だと思うよ……、アイドル顔のあんた」
講師の声が……全然頭に入ってこない。
藤堂の真剣な瞳から、目も逸らせない。
「けど、俺には綺麗すぎるな。そうやって怒ったり焦ったりしてる方が、俺はずっと好きだぜ」
こんな事を言う人間は……菊池以来だ。こんなに早く僕を見抜いた人間は、かつて居ただろうか。
……うそだろ?
「水曜、暇?」
「え……?」
突然の誘いに僕の思考回路が瞬時に追いつくわけもなく、藤堂が乱暴に言い直す。
「2日後、暇かって聞いてんの」
「ぁ……、いや」
いや、と咄嗟に答えたが、"しまった"とこれまた咄嗟に後悔した。ここは「予定がある」と言わなきゃならないところだろう。
どんなお誘いが繰り出されるのだろうと身構えてみたが、藤堂からのお誘いはこれまた意味不明なものだった。
「もし暇なら美術部のアトリエに来いよ」
****
(*小説お借りしています。
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朔羽ゆき
小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』
小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』著・りおさん
https://estar.jp/novels/23984425
P830~ 『兄の虚実』(7)
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/23984425/viewer?page=830
****
――弟が学園に来ても、もっと冷静に対処できると甘く見積もっていた。
(とんだ誤算ですよ)
だが予測していてしかるべきだった。
昔から――この弟にはさんざん振り回されていたのだから。
入寮からこっち、島に着いて早々に騒ぎを起こし、反省房入りし、ちょっと目を離した隙に死にかけたり、新聞沙汰になったり、急所を締められたりと落ち着く暇もなく次から次へと冷や冷やさせられ通しで心の休まる暇もない。
まだ入学から二か月弱にも関わらず、騒動に巻き込まれ過ぎである。
おまけに裏風紀にまで勝手に所属する始末だ。あんな苛酷で人使いの荒いブラック組織になぜ自ら望んで関わろうとするのか理解不能である。せめて一言相談があっても良さそうなものなのに、事後承諾だったのも腹立たしい。
平凡に、目立たず騒がず大人しく生きたいなどと、どの口が言うのだ。まるで真逆ではないか。
そんなきかん坊な弟にお灸を据えるのは、兄として当然の権利である。
「……さて、お仕置きの時間だよ、翔」
無抵抗の弟に圧し掛かる自分は、きっと清廉さからはほど遠く、いっそ悪辣にすら見えるだろう。
『天地開闢の祖にして全知全能を司るリリスリアージュ=サイレンシス=カシアス=ル=エンジューンよ。我の祈りに応えたまへ』
何千回…いや、数え切れぬほど諳んじてきた起句を唱えた渉は、ゆっくりと弟に顔を近づけた。
世界を違えた今も尚、神はその申し子を穢す罪咎に身を投じた己にさえ寛大に応じ、己はその御業の残滓に縋って恩恵を享受する。
『この者に、女神の忠実な僕(しもべ)たるハーヴェス=トール=ライリーヒンの名において癒しと再生の息吹を与えん」
もし――、神が真実正しき存在ならば、自分は天の雷に貫かれていてもおかしくはないだろうに…。
***
(*挿絵箇所より、1p前部分からお借りしています。
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朔羽ゆき
オリジナル小説「BadTrip」から、主人公のヴィクトール
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ぐるぐるめー
サイトで連載している小説「BadTrip」のキービジュアルです。
#オリジナル
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ぐるぐるめー
気高き薔薇
オリジナルのイラストです。
TL小説の表紙をイメージして描きました。
#オリジナル
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琴水さやは
騎士とお姫様
オリジナルのイラストです。
少女小説の表紙をイメージして描きました。
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琴水さやは
オリジナル小説「深海の天秤」一章・ファーストインパクトの挿絵①
オリジナル小説「深海の天秤」の文章
「あれ?今日じゃなかったか、あの例の『七光り』が俺らの一課に来るの?」
デスクが並ぶ捜査一係の部屋。二十人近いスーツ姿の厳つい男たちが今日の捜査会議が終わり、慌ただしく捜査に出るための準備をしている。その中の一人が思い出したかのように声を上げた。
「『七光り』…ああ、官房長の息子かぁ。何だーぁ、初日から重役出勤か-ぁ?!」
声を上げた男の隣が、部屋の柱に掛けてある置時計を睨んで言った。不規則な刑事の仕事上、あってないような仕事開始時間だが、その時間を一時間以上過ぎている。
それを皮切りに周囲の四人ほどが混じって、まだ見ぬ官房長の息子への不平不満が漏れ始めた。
「つーうか、なんでキャリアのボンボンがこんな地方の警察署に来るんだ?パパのお膝元でヌクヌクと机の前に座っていればいいだろッ。どうせ目を瞑ってたって昇進するんだから」
確かに同じ関東エリアではあるが、男たちの職場は東京の喧騒にはほど遠い。
「反対に父親の目が届かないから、コッチに来たんじゃないのか?偉いパパの真下だと、手へ抜けねぇからなぁ」
それを聞いていた内一人が…
「なんかそれだけじゃないらしいぞ。……噂だが」
語尾を小さくしながら、口角の片方を吊り上げて周囲に向かって手招きをする。どうやらここからは、もっとディープな話になるみたいだ。
話に加わっていない周りの刑事たちも、聞き込みをする刑事の性か「馬鹿馬鹿しい」と思いながらも耳をそばだてている。
その中には、刑事にしては一人だけ長Tにシャケットというラフな格好の落谷も自分のデスクでパソコンに視線を向けたままで聞いていた。
「その『七光り』、実は養子らしんだ。だが養子ってぇのも表向きで、官房長が外に作った子で、本妻に子供ができなかったから引き取ったって。そんな生い立ちだからか、昔はかなりの悪ガキで、いくつも警察沙汰を起こして全部親父にモミ消してもらったらしい」
聞いていた全員の表情が一気に歪む。
「はぁっ?何でそんなヤツが刑事になってんだよッ!」
「親父のコネを使えば人生も仕事も楽勝と思ってんだろ、そのバカ息子は」
「親父の方も、そんな恥さらしを近くに置きたくなかったんじゃないか?だから一旦地方に飛ばした…とか」
どんどん沸騰する噂話。聞いていた落谷は、パソコンから視線をズラすことなく小さな溜め息をつく。
どこで仕入れたネタか知らないが、憶測ばかりで聞くに絶えない。真実を追いかけて事件を解決しなければいけないはずの刑事とは思えない内容だ。
とは言え、そんな同僚の幼い思考をたしなめる…なーぁんてしちめんどくさいこと、これぽっちもする気は無い。
そういうことは真っ当な人間がすればいい。そう、人徳のある捜査ー課の課長、澤木などが適任だろう。
そう思っている落谷の目の前を、巌のような体つきに、大仏様のような顔を乗せた澤木課長が横切った。
向かった先は案の定、汚水のような噂を垂れ流している部下のところだ。
「お前たち、まだ捜査に行かないのか?」
声がしたとたん、部下たちは驚いて座っていた椅子から跳ね上がる。
気配を消して近づく。澤木課長の得意技だ。話に夢中になっていた奴らは、真後ろで声を掛けられるまで気づかなかった。
その様子にたまらず失笑する周囲。
「いえ…ッ。今、行こうと…」
噂をしていた一人が、しどろもどろに言い訳をする。その様子はまるで、担任に怒られている生徒のようだ。
だがそこは小ズルい大人。別の一人が話の矛先を変えようと澤木課長に質問を投げた。
「あ…あのッ。今日来るはずだった新人はどうしたのですか?」
新人の遅刻。いくら警察庁の御偉いさんの息子とはいえ、初日からの問題行動に澤木課長も頭を痛めているはずだ。
澤木課長がそのことを嘆くにせよ、庇うにせよ、「課長も苦労が絶えませんね」と同調の一つでもみせれば問題をすり替えただけでなく、周囲に自分たちが喋っていた噂の信憑性が高まる。まだ見ぬ甘ったれ七光りの心象を最大限まで悪くすることで、自分たちを正当化することができる。
そんな見え見えの小細工を落谷は半笑いを浮かべ「さて、どう返ってくるかな」と見物していた。
けれど澤木課長からの返答は、その場にいた全員が思っていたものとはまったく別のものだった。
「ああ。阿妻ならさっき連絡があって、今病院にいる」
まさかの展開に噂していた者たちは沈黙。代わりに近くにいた捜査一課唯一の女性、小野塚が犬の尾っぽのような一つ縛りの黒髪を揺らしながら聞く。
「病院…というと、何かの病気ですか?それとも事故?」
澤木課長は首を横に振るう。
「いや、事件だ。」
「ッ!?」
「事件」という言葉に、室内にいた刑事たちが一斉にザワつく。そのなかで澤木課長は話を続けた。
「阿妻は署に向かっている途中で、複数の男による引ったくりの現場に遭遇したそうだ。そこで阿妻は犯人を捕まえようともみ合いになり、身体の数ヶ所を負傷。被害者の女性も、そのとき犯人たちに突き飛ばされて横転。犯人たちはその場から逃走したそうだ。今、二人とも近くの病院で手当を受けている」
「それで新人…阿妻の容態は?」
「大丈夫、軽傷だ。歩行もできる。」
ホッと胸を撫で下ろす小野塚。
犯人を取り逃がしたことは残念だが、複数の犯人相手に立ち向かっていったことは新人の刑事として称賛に値する。そしてこのことで、例の噂は腐食されたどころか七光り阿妻の心象は180度一変した。
「阿妻みたいな正義感溢れる有望な新人が、この課に入って来てくれたことは喜ばしいことだな」
元々細い目を更に細めて笑う澤木課長。
噂を流した男たちは、周囲からの白い目にいたたまれなくなって「そ、それじゃあ俺たち、捜査に向かいます…」と子声で発っしながら、すごすごと部屋を出ていった。
それを見て他の刑事たちも我に返ったように準備を進め、次々と各捜査に向かうべく退室し始める。
そんななか、まだ部屋にいた落谷の背筋に嫌な予感がゾワッと走った。
見なきゃいいのに、嫌な予感がする方向に顔を向ける。……すると澤木課長が、先ほどより更に仏のような慈悲の笑みで此方を見ていた。
(………ヤバい)
落谷は「何も見ませんでした」といった澄ました顔をユックリと戻し、デスクから立ち上がると出口に向かって歩き出そうとする。
そんな落谷の背後から…
「落谷。ちょっといいか?」
澤木課長の声が肩を叩く。
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小説『桃紅柳緑』
小説『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由──』著・当麻咲来さん
https://estar.jp/novels/24931169
P221~ 第十四章(4)
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=221
****
声だけは必死に堪えたまま、代わりに嗚咽する呼吸が乱れていく。こんな風にアキが泣いたのは、去年の夏以来かもしれない。
でも今日のアキはもっと辛そうで。なんで彼ばっかりこんな苦しくてつらい思いをするんだろうって、どうしようもなく怒りが湧いてくる。
何よりアキが可哀想で、苦しくて息が止まりそうになる。
「ごめん……」
アキを抱きしめて何度も謝る。いつからアキはこんな事で悩んできたんだろう。俺が好き勝手に、毎日楽しく友達と遊んでいる間も、ずっとその記憶が彼を苦しめていたのに違いなくて。そして、今回の事だって、俺がもう少しアキの事を気にしていたら、きっと彼の変化に気づけたはずなのに……。
「本当に、ごめん………」
その度に、アキは小さく肩に顔を押し付けたまま、首を左右に振る。
「もう、こんな苦しい思いさせないから。俺がお前を守るから。……ずっと、傍にいるから……」
自分に決意するように、何度もそう囁いて、その艶やかな髪を撫ぜる。
俺なんて馬鹿でいい加減で、なんにもできない奴だけど、アキのためだったらアキにこんな想いをさせないためだったら、何でもやれるってそんな風に思う。
だからいつもみたいに意地悪な言い方で、俺に冷たくしてくれていいから、いつもみたいに、どこか冷めてても綺麗な笑顔を、また俺に見せて欲しいって、ちっとも温まってこない冷たい背中を撫ぜて、アキの嗚咽が止まるまで、ずっと、抱きしめていた……。
***
(*小説お借りしています。
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朔羽ゆき
オリジナル小説「深海の天秤」のプロローグ挿絵
オリジナル小説「深海の天秤」プロローグ文章
「許さないッ!
許さないッ!
『お前』を絶対に許さないッ!!」
そう叫んで、腹這いの状態で伸ばす手の先。赤く揺らめくボヤけた視界の中心に、黒い人影が立っている。
人影は、腹の底から汚濁を吐き出したようなその叫びに一度だけ振り向いた。
憎悪に染まった瞳で睨みながら人影に向かって必死に手を伸ばす。が、身体全体は極端な酸素欠如から力が入らず、起き上がることもできない。
人影はきびき返すと、自分に向けられた手を背に歩き出した。
「…待てッ!…ま…てッッ……」
脳にも酸素欠如の影響が出始め、声が弱々しくなり意識が朦朧としていく。伸ばした手も力を失い、上げていた顔とともに地にパタリと伏した。
そして遠ざかっていく人影が視野の隅でフェイドアウトしていきながら、ここでこの過去の記憶は一旦終演の幕を閉じた……。
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神嘗 歪
【トレス】サケて通れぬ運命の始まり【代理投稿】
創設者から投稿要請の連絡がなかった為どうしたのかと思っておりました所、
『どうせならGALLERIA用に新作を仕上げたかったが何もできず、連絡する気になれなかった。待たせてすまない。過去作で悪いが一先ずこれを投稿しておいて欲しい』と、こちらの作品を頂きました。
小学館様より刊行された写真集『[新世界]透明標本2』より、
塩焼きや寿司ネタでお馴染みサケの透明標本になります。
創設者曰くこの作品は、忘れ難い経緯で生まれた作品なのだそうです。
当時Pixivに在籍していた創設者は、小説とフリーツールによって作った画像を軸に活動しており、本人曰く『絵を描くことを諦めていた』そうです。
そんなスタンスで居た彼はある時、一人の絵描き様から『絵を描くんだ』と強い口調で言われたのだそうです。
創設者はその絵描き様を相手に過去トラブルを起こしており、素晴らしいイラストを描かれる天才と崇める一方深い罪悪感も感じていたそうで、
そんな方から『絵を描け』と言われた以上逃げることはできないと一念発起、
深夜のコンビニエンスストアで買ってきたシャープペンシルとルーズリーフで必死に模写したのがこのサケの透明標本なのだとか。
結局この作品は件の絵描き様の目に留まる事もないまま創設者はPixivから逃げ出したそうですが、当時仲の良かった方々からの評判は中々のものだったそうで……
あの頃に頂いた声援を糧に彼は今もトレスを続けているのだと、私は勝手にそう考察しています。
因みに当人曰く『当時付き合いのあった絵描きは皆ヒト型のものを描くタイプばかりだったから、ネタのつもりでサケの透明標本を選んだ』そうですが、皆様はこのチョイスどう思われるでしょうか?
是非コメントでご意見・ご感想など頂けると幸いです。
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#骨
#透明標本
八幡ヤマブキ@害獣会
オリジナル小説「深海の天秤」の表紙
オリジナル小説「深海の天秤」のあらすじ
署内で検挙率No1の一課の刑事・落谷。だが、なぜか誰ともバディーを組もうともせず単独を好んだ。そんな落谷が相棒にした相手は、現場経験も無い、色々と変な噂が絶えない七光のお坊ちゃん刑事だった。
#深海の天秤
#刑事
#相棒
#小説
#表紙
#バディ
#ミステリー
#推理
#オリキャラ
#創作
#オリジナル
神嘗 歪
3
【カスタムキャスト】【トレス】赤い瞳の青い死神【代理投稿】
創設者が外部にて連載中の小説『アラガイ・ビー・ザ・デスハンター』よりヒロインで死神の志貴野ランセというキャラクターの画像になります(何れも表紙用に拵えた画像だそうです)。
同作は約12年過ごした古巣を追われ迷走した創設者が心機一転のつもりで始めた連載作品との事で、古典落語『死神』をベースとしつつも独自のアレンジによって原典とはかなり毛色の異なる作品に仕上がる……予定だと言っていました。
創設者より代理投稿用にこれらの画像を渡された際『GALLERIAでも同作を連載してはどうか』と提案した所、創設者は
『その選択肢自体は大いにアリだと思うがまず外部での完結を優先させたい。
ただこの画像の投稿に対し、本編連載を希望するリプライがついたら完結前からの並行連載も考慮する』と答えました。
別にそこまで拘る必要もないと思うのは私だけでしょうかね……。
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#女の子
#水着
#カスタムキャスト
#トレス
八幡ヤマブキ@害獣会
小説挿絵『桃紅柳緑』
小説『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由──』著・当麻咲来さん
://estar.jp/novels/24931169
P214~ 第十三章【12】
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=214
***
その匂いに眉をしかめ、思いがけず眩しい光に目がなれるまで、一瞬の間があって、それから、ゆっくりと視界が晴れてくる。
そこに居たのは……。
最初は大きな蝶が蜘蛛の巣に囚われているみたいに見えた。
力なく足掻く蝶の、なまめかしい紅い羽根が、ゆらゆら揺れている。
次の瞬間、状況を判断する前に声にならない悲鳴を上げながら、俺は本能的に部屋へ駆け込んでいた。
目に飛び込んできたのは、紅い古風な着物を着たアキだ。
ゆらりゆらり、と揺れているように見えたのは、肘のあたりから、釣り上げられるように捉えられた腕の下で揺れる振り袖だ。男がその肘を捉えている。
俺は目の前の光景を理解するより先に、こちら側にアキを引っ張っていた。アキの両肘を掴んで押し倒すようにのしかかっていた男を引き剥がす。
瞬間、ぬらりと光る屹立したものが、目の端に見えた気がしたけど、それは全力で脳内から消し去った。そうでないと、このままこの男を殺してしまいそうだ……。
「何を………」
突然の乱入者に行為を止められて、状況が理解出来てないのであろう男の視線を見ないようにして、俺は半ば呆然としたまま、本能で男の喉元に竹刀の先を突きつける。
「そういうお前こそ、何してんだよ、自分の息子に!」
***
*小説お借りしています。
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#小説挿絵
#BL
#男子高校生
朔羽ゆき
2
創設者作、海外小説『ニンジャスレイヤー』より主人公のニンジャスレイヤー(フジキド・ケンジ)及びヤモト・コキの立ち絵トレスです。
創設者曰く彼自身は未だヘッズ(同作の熱心な読者)と言えるほどのファンではないそうで、コミカライズ版の一つを少し読んだことがある程度だそうです。
また同作は今年の夏にとあるソーシャルゲームとイベントでコラボしており、その際のシナリオはファンたちからも大絶賛だったのだそうです。
本作の元になった画像もそのソーシャルゲームに登場した立ち絵らしく、当時相当な刺激を受けた創設者は決死の思いでスクリーンショットを撮影し、全力でペンを走らせたと語っていました。
私も『ニンジャスレイヤー』についての知識は殆どなく、独自の世界観や言い回しなどの所謂ネットミームぐらいしか知らなかった程ですが、
これを機に書籍版を探してみるのもいいかもしれない、と思わされました。
ただ創設者曰く『書籍が店頭で見つからない』そうですが……まあ、注文すればいいだけでしょう。
#トレス
#ニンジャスレイヤー
#ヤモト・コキ
#フジキド・ケンジ
八幡ヤマブキ@害獣会
クソアツファンタズマ
時間あれば色塗る。
今主直小説が山積みなんで消化するのに時間かかる。
XF-2
26
[Sample]断片短編集
★通販ページはこちら
→
https://panda510.booth.pm/item_lists/nPGT7BNm
ピクスクイベント
#一次創作の民集まれ
にて頒布する新刊です。過去作再録(リメイク含む)が7つと新作が1つです。
#断片シリーズ
【再録元へのリンク】
1 「断片」少女の世界のその前の
https://galleria.emotionflow.com/48975/492784.html
2 青の星
https://galleria.emotionflow.com/48975/438445.html
(30ページ以降)
3 酸味を抑えたコーヒーを、
https://galleria.emotionflow.com/48975/480802.html
4 認知的評価理論(新作:もとになった落書き
https://galleria.emotionflow.com/48975/542125.html
)
5 幸福の朝に
https://galleria.emotionflow.com/48975/520760.html
6 白と茶と黒が家で騒いでるだけ
https://galleria.emotionflow.com/48975/552251.html
7 別れ際
https://galleria.emotionflow.com/48975/523286.html
幕間 死と闇の神はあであさま
https://galleria.emotionflow.com/48975/494215.html
##オリジナル
##小説
##漫画
#オリジナル
#創作
月景
つぶあんさんのつぶあんフルーツパフェ全部乗せ
#エブリスタ
#小説表紙絵
#創作
シンカワメグム
3
#一次創作の民集まれ お品書き
と、サークルカットと、店舗及びアバターデモ画像(スペース番号は仮)です。こんな雰囲気になります。
#断片シリーズ
ピクシブ時代の既刊もあります。設定集とイラスト集は残りわずかです。
ピクスクのイベントページ
https://pictsquare.net/83t97l7aeh5for8u6bnvvlxbzz9esl3q
店舗へのリンク
https://pictspace.net/panda510
※オンライン同人即売会のため、お品書きの金額に加え別途送料が必要です。
【既刊へのリンク】
[小説]世界の断片
https://www.pixiv.net/artworks/59080982
[フルカラー設定&イラスト]Shred断片シリーズ設定資料集
https://www.pixiv.net/artworks/62767018
[フルカラーイラスト集]Eikona Skias
https://www.pixiv.net/artworks/68800364
##オリジナル
##小説
##漫画
月景
16
【11/11追加】ホラー企画でこさえた3作
『干しっぱなしのせんたくもの』
『くちゃくちゃ電話』※グロ
『画力底辺の百鬼夜行』です。
形態:
##感情*怒哀・不穏・恥
##Kさんら以外の小説
##グロ
##別絵柄
キャラ:
##その他キャラ
どベ3(My art Do not Repost)
小説挿絵『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』
小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』著・りおさん
https://estar.jp/novels/23984425
P823~【勇者は捕獲】(28)
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/23984425/viewer?page=823
*****
――完全に油断していたし、そもそも疑ってもいなかった。
コーヒーを飲み切った俺は、脱力感と急速な眠気に襲われた。
(なんだ…これ…?)
紙製のカップが手から滑り落ち、軽い音をたてて床の上を転がる。
しかし、落としたカップを拾おうにも、もう俺の身体はソファーから立ち上がることが出来なくなっていた。
まさかと思いつつ向かいの席の兄を見ると、無機的なレンズ越しにこちらを観察する冷静な双眸と目が合い、――その眼差しを見て確信する。
この体の変調は、兄の仕業であると。
「てめ…クソあに…き…」
ブラコンが聞いて呆れる。
コーヒーになんか盛りやがったな…!?
「無茶な真似をしたらお仕置きだよって言ったよね」
正しいのは自分だと言いたげな口調だった。当然の顛末だと揺らぎなくこちらを見下ろす瞳がそう語っていた。
頭を振り、額に手をあてがってこめかみを指で押さえても眠気は失せず、意識よりも先に身体の方が負けてソファーの上を滑りおちようとする。
それを片腕で必死で支え、かすんできた目で平然と端座する兄を睨んだ。
「やりすぎ、だろーが…っ」
いくらなんでも本気で薬を盛るとか、うちの兄貴はマジ頭おかしい。
「おとー…とに…なに…してん……だ…」
――最後まで言い切れたかどうかわからない。
すでに焦点が定まらないほどに視界が歪んでいた。
****
小説お借りしています。
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#BL
#創作
#小説
#小説挿絵
#転生
#勇者
朔羽ゆき
青い影法師!11「噴水みたいに!」
深夜の3時半まわる頃、絵理香は流石に眠気がピークに差し掛かり双子のオムツ確認だけ素早く済ませようと一人の紙おむつに手をかけた。だが時既に遅くオムツはおろか、ベビー服までびしょびしょだった。しかもうんちまでしっかりしみこんでいて、鼻につく匂いも独特だった。押入れの中がよっぽどこわかったのか?暑かったせいか汗もすごいかいていた。
絵理香
「ちょっとマジでやめてよね!ヽ(`Д´)ノプンプン」
絵理香はまゆを曇らせながらため息をもらしもう一人のオムツを素早くはがした。だかタイミング悪くまだ途中だったのか剥がした瞬間もろに絵理香の顔や服におしっこがかかってしまった。
しばらく思考停止してしまった絵理香だったが顔にかかったしずくをやがて我にかえるように静かにぬぐうやいなや、すっかり眠気が吹っ飛んだような怒りの仮面が現れていた。
#青い影帽子!
#小説
#小説
#イラスト
#日記
#ホラー
かざぐるま
青い影法師!10「真夜中のパインアイス!」
絵理香
それに今日は水曜日でお隣さんが居るらしくさっきからこの子らの泣き声でしきりに壁ドンしてくる。いつもはお婆ちゃんがひとりで暮らしてるみたいで耳も遠いのか何も言われる事はなかったから安心してたんだけど…寮暮らしで働いている息子さんが週に一度帰って来るらしいの。廊下ですれ違って赤ちゃんがうるさいと注意された事があってから気まずくなって苦手になっちゃった。痩せて眼鏡をかけて背の高い人だったけどすっごく神経質な感じもした。とりあえず押入れにこの子たちいれとけばうるささも半分になるかなと気を使ってるつもりなんだけどこの子たちは怖がってかますます泣くんだよね。私も鈍感なのかな!(開き直り)こういう時のアイスってめっちゃ美味しく感じる!パイナップルアイス最高!♡(≧▽≦)もう深夜の3時半近くで眠たすぎるんだけどオムツの確認しなきゃ!(-_-)
#青い影帽子!
#青い影帽子!
#小説
#小説
#イラスト
#ホラー
かざぐるま
2
新しい短編小説プロモイラストとコンセプト。ある真夏の夜行方不明になったみちるの妹 明子。どうやら自分の意思で家から出て行ったが、それは一体なぜ?「妹なのになんで私は何も知らないの?」
#落書き
#イラスト
#デジタル
#オリキャラ
#女子高生
#高校生
#制服
#創作
#女の子
A-Key
青い影法師!9「押し入れの中!」
絵理香
泣いてばかりいる子はミルクおわづけだよ〜!深夜じゃうるさいから押入れね!赤ちゃん霊感強いってほんとかな〜!あんたたちと毎日いるとわたしサイコパスになりそうだわ!
#青い影帽子!
#イラスト
#小説
#日記
#ホラー
かざぐるま
青い影法師!8「笑顔の法則!」
恵梨香
双子が来てから私はほとんど毎日家で1日過ごす日が多くなった気がする。私が怒らないのをいい事にこの子たちはわがままにわめき放題!昼間はお母さんいるけど夜勤疲れで眠ってる。私は常に笑ってるだけの人形になってしまったみたい!
#青い影帽子!
#イラスト
#小説
#日記
#ホラー
かざぐるま
青い影法師!7「不満の渦!」
そして母が夜勤のある曜日はほとんど、双子の夜泣きに叩き起こされる絵理香はまるでモンスターにでも取り憑かれたような、荒々しい精神が心の奥で目がかっと開くように育って行く気配をしみじみ感じていた。
#青い影帽子!
#小説
#イラスト
#日記
#ホラー
かざぐるま
青い影法師!6「しあわせの赤い靴!」
絵理香が双子の子育てで疲れて行くたびに毎晩夢の中では間逆にゴージャスな世界に浸って行く自分を感じる。裕福なお洋服に身を包んで笑顔が絶えないような優しい世界。そして安堵な安らかな笑みを浮かべる瞬間、赤子たちの泣き声に現実へと引き戻されるのです。(-_-)
#青い影帽子!
#イラスト
#小説
#日記
#ホラー
かざぐるま
青い影法師!5「夜泣きの赤子!」
絵理香
「母たちが離婚してからいろいろあったけどベビーベッドとかは母が以前結婚前働いていた保育園に事情を話して運良く使っていない古いベッドを譲ってもらえる事になった。双子にはちょっと小さい気がしたから、この子たち別にダンボールでもよかったんじゃない?と泣きさけぶ双子を横目につい思ったりしちゃう。だけどこの子たち本当にやかましい!どんなけ笑顔で抱いてもほとんど1日中泣いちゃってお手上げ状態!しばらく一緒に暮らせば愛情がわくかもって何気に思ったりもしてたけど逆に日に日に苛立ちがつのって笑顔のしびれがきれるばかりだ。母は最近、近くで募集していた新しい介護老人ホームにパートに行くようになった。だから夏休みに入ってからは私がほぼ家にいて教えられたオムツやミルクのお世話をほとんどしてる感じだけどこの子たちは全然なついてくれる様子もない。それ以前にちっともかわいくない。2人とも豚鼻してて父にも全然似てない気がする。まあ、赤ちゃんだから仕方ないのかもだけど…!(-_-)だからついミルクを飲んでいる時とかわざと途中で取り上げちゃったりして赤ちゃんが困る顔をみるのが私の小さな楽しみになってる。ちゃんとしつけないとね!❤(^_-)-☆」
#青い影帽子!
#イラスト
#小説
#日記
#ホラー
かざぐるま
青い影法師!4「赤ちゃんブランコ!」
近所に住んでいるワンちゃんのサブレは絵理香の仲良し!この日は飼い主の人が用事で1日家(住宅)で預かる事に!無駄吠えをあまりしないからいつも家にあげても周りの住民からは誰にも気づかれないんだ。内緒で部屋に入れると怖がりの双子たちがパニクる様子がいたずら心に絵理香はいつも楽しんでるみたい!サブレに遊ばれてるのは双子の弟の海人(かいと)です。このあとお風呂場で一時間くらい泣いてました。すごく痛々しいです。(-_-)ホラーは残酷なお話が多くて、苦手な方々、本当にごめんなさい!m(_ _)m
#青い影帽子!
#イラスト
#小説
#日記
#ホラー
かざぐるま
青い影法師!3「赤ん坊と阿修羅の怒り!」
双子の赤ちゃんを受け取った時の母は阿修羅のようなオーラを放っていた事を覚えている。父と知らない人との子供だと聞いたから当たり前かな!せまいバスケットにきゅうくつに押し込められてたせいか、火がついたような赤ちゃんたちの泣き声もやかましかった。
「お前保育士だから子供好きだろ。\(^o^)/」と父から笑ってごまかすように言われたらしいけど最終的には私が新しい家族が欲しいと言った言葉がきめてになって母が引き取る事になってしまった。もちろんそんな事情はその時私も全然知らなかったんだけど…!私のせいかい!(-_-)
もともとヘラヘラして、いつも笑っている楽しい父だったけど、この時ばかりは私も呆れてしまった。いつも笑ってすましている母も同じようだった。
相手の人は子供を産んでから連絡出来ないみたい!子供を引き取ると同時に父と母は離婚した。
#青い影帽子!
#イラスト
#小説
#日記
#ホラー
かざぐるま
小説挿絵『幸せのありか』
小説『幸せのありか』著・kotaさん
https://estar.jp/novels/25545440
P120~
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/25545440/viewer?page=120
****
「ほら。10時までだから。早く行かないと乗れなくなっちゃいますよ!」
伸ばされた左手の薬指に、永遠の証がキラリと光る。
誰にも祝福されなくてもいい。
彼さえ隣で笑ってくれていたら、それでいいと思っていた。
けれど今日、皆に祝福されて幸せな笑顔を浮かべる樹と氷雨を見ていたら、やっぱり羨ましくなった。
愛する人と共に生きていくことを、俺たちも大切な人達に認めてもらいたいと思った。もう二度と、こいつを一人にはしたくないと思った。
観覧車は……、遠くから見るのがいいんです――。
むかし、何かを堪えるような寂しげな目で、海を隔てたこの場所から、遠くの観覧車を眺めていた青年がいた。
いつかこの男の手を引いて、あの光の王国まで連れて行きたいと願っていた。
かつての孤独な青年は、もうどこにもいない。
今も。これからも――。
この10年。
変わることのなかった景色が、水面の向こうで優しく煌めいている。
「観覧車は……、遠くから見るより、やっぱり乗りたいですよね!」
満ち足りた笑顔に手を引かれて――。
あの場所へと歩き始めた。
****
(*小説お借りしています。
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#BL
#小説
#小説挿絵
朔羽ゆき
小説挿絵『桃紅柳緑』
『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由──』著・当麻咲来さん
#no_transition
" target="_blank">https://estar.jp/novels/24931169
#no_transition
P211~ 第十三章(9)
https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=211
挿絵描かせて頂きました。
*********
「……慶?」
後ろから声を掛けられて、足を止める。
「……なんかあったのか?」
声を掛けてきたのは、部活もないくせに、学校の道場で自主練習している剣道バカの土方だ。
「……なんか、珍しくマジな顔してんな」
そう言われて、思わず絶句する。
「どっかに殴りこみ行くみてぇな顔してやがる……」
そう言うと、彼は小さくふっと笑う。
「……さあ、知らないよ」
出た言葉はそれだけだけど。土方が何故か竹刀バックを下ろして、バックの先についた青い色のお守りを外し始める。そして外し終わると、それを掌に収めてから、何も言わずに、俺に竹刀バッグを突き出した。
「……なんだよ?」
「……わかんねぇけど、殴り込み行くならソレ持っていけ」
************
*小説お借りしています。
#高校生
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#BL
#小説
#小説挿絵
朔羽ゆき
6
お題【見ていて】から派生して出来た変な文
一応♂♂。
形態:
##Kさんら以外の小説
##感情*喜楽・平和
キャラ:
##その他キャラ
どベ3(My art Do not Repost)
青い影法師!2「双子の部屋!」
押入れの下はこの子たちの部屋?絵理香の新しい家族は訳があって生まれたお父さんの連れ子だった!家に来てからちょっと成長した双子です。お世話をしている、絵理香の心は複雑です。
#青い影帽子!
#イラスト
#小説
#日記
#ホラー
かざぐるま
2
小説表紙『想思華~悠久の唄~』
小説『想思華~悠久の唄~』著・天月天兎さん
https://estar.jp/novels/19720530
小説表紙描かせて頂きました。
***********
愛しいひと。
生まれ変わって、
きっと貴方の元へ―――…
*****
「……あ、の…」
僕を見つめる瞳は、まるで彼岸花みたいに赤い。その瞳が、ただただ僕を見詰めて離さなくて―――。
僕も目が離せない。
何だろう…、何か言いたいのに、言葉が出ない。目も離せない。動く事も、出来ない。
心臓がドキドキして、胸のずっと奥がキュッとなって、頭の中が熱い。ぼうっとなって、何も考えられない。
この人は、いったい誰―――?
ふと気付くと、自分の頬が冷たい。
閉じる事さえ忘れた僕の目からは、何故かポロポロと涙が溢れていて―――…
慌てて拭おうとして、僕のものでは無い手が伸びる。
「………………っ」
息を飲んだ。
差し出されたその人の手は、ほんの少し冷たくて……でも、優しく優しく涙を拭いてくれた。
知りたい…!
強烈にそう思った。
この人の事を知りたい。月の化身の様な人。彼岸花の様に赤い瞳を持つ人。冷たいけれど優しい手の持ち主―――。
涙が止まらない。
その人が、何度拭いてくれても次々と溢れてくる。
貴方は…誰?
そう問い掛けようとして、急な頭痛が僕を襲った。耳鳴りが酷くなって、胸の締め付けが強くなって。
―――唐突に、僕の意識はプツリと途切れた。
意識を完全に手放す瞬間、その人の唇が何かを囁いた。
何て、言ったの…?
名前を呼ばれた気がしたけれど、それは僕の名ではなかった。
誰を呼んだのだろう。その瞳は真っ直ぐに僕を見ているのに。その唇が紡いだ名前は、いったい誰のものだったのだろう。
意識を手放した僕に、それを確認する術は無かったけれど―――…
****
*小説お借りしています。
#オリジナル
#創作
#BL
#小説表紙
#表紙
#鬼
#転生
朔羽ゆき
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