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作品 - 子供

 : 575件
  • 16【12/5追加】風邪ひきテッさんの為にミカンひりだすHITOMIよぅやっと「私如きが描いてもいいかなぁ」と思える程度の画力になったと思うので、ちょこちょこと表立って描き始めたりしてました。
    テスタメントという、元人間で森住まいで見た目黒髪ロン毛で陰気なくせに子供とポテトが好きな赤ゲロ吐く罠使いがいましてね。

    形態:##手書きブログ  ##感情*喜楽・平和  ##加工・コラージュ
    ジャンル: #ギルティギア
    どベ3(My art Do not Repost)
  • 6天才料理人味元ミナ創作「スペシャルクッキング!」主人公でうちの看板っ子の一人である天才料理人の味元ミナ。料理の腕前は天才的で、丁寧語で真面目そうだが不真面目で超絶子供好き。それでもって恋愛に関しては徹底してウブというタイプ。

    名前:味元ミナ
    性別:女
    年齢:20歳
    性格:言葉遣いは丁寧で礼儀正しく、常にハキハキ。プライドが高くも案外不真面目。超が付くほど子供好き。
    一人称:私
    イメージCV:水樹奈々さん  #オリジナル #創作 #オリキャラ #過去絵を晒す #女の子  ##創作キャラ紹介 ##スペシャルクッキング!
    橘/たちばな
  • 曲擬人化Last Dress/はるなば

    青いアイシャドウと水色の口紅が印象的なスローペースのお姉さん。目は上から暗青→青のグラデーション。目のクマがすごい。

    リッチの店の用心棒(自称)
    昼間は(どちらかといえば死者向けの)服飾店を営んでいる。

    子供の頃リッチに助けられたことがあるらしく、そこから彼を追い続けているストーカー的な存在でもある。
    「彼の事は世界で一番好きで世界で一番嫌い」とよく口にする。純粋に好きなのだが告白にOKをくれないので嫌いという意味。

    基本的に不機嫌。「ムーディーな気分」とかいいながら斬りつけてきたりする。
    絵では片方しか持っていないが本来は両手に持つ。針なのか鋏なのかよくわからない武器。

    #ubMu
    #曲擬人化
    BLACK BLADE
  • 14オリキャラ供養来年の春にジオシティーズが消滅してしまうので、
    10代の頃に作ったいわゆる「うちの子」(年齢的に子供はこっちだったけどw)ページを転載予定。懐かしさしかない


    #オリキャラ #創作 #オリジナル #過去絵を晒す
    nam3
  • 記憶「あそぼう」
    芋茎の葉っぱが喋った、と思ったら、
    知らない子供が立っていた。
    僕は1人でつまらなかったから、
    「いいよ。」と言った。
    その子は学校の上履きを履いていて、かかとのところに"かんた"と書いてあった。
    「それ、かんちゃんの上履きじゃないの。」
    その子は答えなかった。代わりに、
    「かんたくんて、意地悪だよね。君もそう思うでしょ。」と言った。
    今日かんちゃんに上履きを隠されたこと、誰にも言ってないのにその子は知ってるみたいだった。

    ーーーーー

    子供の頃に、こういう不思議な体験してみたかった。

    #水彩 #創作
    金春
  • 森の中の子供シリーズ #墨 #オリジナル #男の子flat
  • 2設定画個人創作のちょっとした設定画。ホムンクルスの子供らの話。 #オリジナル #創作 #設定画 #ラフ画■■■角空■■■
  • 5私の初BB戦士どれか一つ買ってもらえるってなって、売り場にあった中で一番カッコいい奴を選んだハズ。子供心にはドラゴンモチーフだったのが決め手だった記憶があるけど、今見てもカッコいいと思います。キャラクター的にも「好きなもの:戦い(もめごと)/嫌いなもの:退屈」とか、好み過ぎる……

    ##ロボット
    ##ガンダム ##SDガンダム ##BB戦士 ##武神輝羅鋼 ##雷龍頑駄無
    照明係
  • 4もち猫(もっちり猫)のこと。『もち猫』という名のオリジナルキャラです。
    餅のような丸っこいな形状の猫。
    こんな体型なものだから、はたして肉球があるのかどうかも不安なのです。
    こどもども(子供達。わらび餅のような体形)も、おります。

    LINEスタンプでは『もっちり猫』と名乗っております。
    LINE STORE URL
    https://line.me/S/sticker/4273237
    スタンプ作者URL
    https://line.me/S/shop/sticker/author/542858


    #創作  #オリジナル  #ネコ  #猫  #動物  #可愛い  #ゆるキャラ
    suga_pon
  • 4579♂/ニア=フェアラート「彼は失いたくないものが増えた。ボクの失いたくないものはもういなかった。」
    「ボクのせいで彼女は堕ちた。だから彼女の分までボクが背負おう。」

    『ボクたちはさ、ただ故郷が恋しかっただけなんだ。そのためだけに多くの人を犠牲にした。多くの未来を奪った。とても長い時を経て、ボクたちはついに"夢"から醒めた。キミのおかげだよ。感謝してる。でも、キミを裏切るような形になってしまって、キミを止めることができなくて、キミを側で看取ることができなくて、ボクはただただ観ていることしかできなかった。キミのいない世界で生きることは、きっとボクに課せられた罰なのだろうね…』

    本名リグレット=ティミダット。

    3000年以上生きている『精神病者(サイコシス)』の1人。該当は『恐怖愛好(フォボフィリア)』。

    アグリー帝国親衛隊参謀。

    ルインの恋人、ハーティアの親友。

    わざとらしい口調で明るく振舞っている男性。アグリー帝国親衛隊の参謀長を務めた後ナイトグランドの隊員として任務をこなしながらも、ハーティアと共に自分たちの欲望のままに様々な人の命を奪ってきたため、ヴェルベットの檻に堕とされた。終局根源戦争前に檻から解放され、ナイトグランドに帰還し、焼かれた故郷への羨望と亡き恋人への後悔に押しつぶされそうになりながらも生きていくことを決めた。幼少期から共に生きてきたハーティアは己の半身のような存在。大家族の長男だったので子供の扱いが上手い。一人称はボク、二人称はキミ。
    #ポケ擬 ##ナイトグランド ##アグリー帝国 ##精神病者 ##ヴェルベットの檻
    智月上也
  • 6みんなに優しいヒーローよりも彼のほうが好きな子供でした。
    2017.02.22
    ##それいけ!アンパンマン ##ばいきんまん
    照明係
  • 「もう迷子になるでないぞ」
    #創作  #オリジナル  #新月梟|◉∇◉)  #クラーケン  #海  #嵐

    完成。とある島国では、タコの怪物が出てくるそうだ。

    迷子になっちゃったクラーケンの子供を、親御さんの元へ連れて行った感じ。こういう寄り道をしてしまうので、配達後に上司に怒られることもしばしば…
    chikori_com_ill
  • 2色欠片2018七夕左から蓬莱谷稲生、灰崎朧、雀庵南那

    若干二名ほど子供化してますw
    ラフの時点で自然と子供化させていたので、なぜ子供化にしたのか自分でも真相はわからずじまいですw

    背景結構頑張りました~!
    花はペチュニアです

    二枚目はTwitterなどで予告絵として出していたものです
    これはこれで綺麗なのでお気に入り
    #オリジナル #創作 ##反転たるカラーピース
    ホンロウ
  • 2創作審神者と戦術補佐設定 #刀剣乱舞  #創作審神者  #女審神者
    遅ればせながら、うち審神者と補佐の設定。
    絵は昔に描いたのを再掲な形で、お見苦しくて申し訳ない(;´Д`)
    いろいろぶっとび設定ですが、彼女らの本丸での話は書いていきたい所存。


    審神者

    一宮 鈴花(いちのみや れいか)名字は本丸内では伏せている。

    相模国第七本丸を担当。
    (初期からある相模国の1~10までの番号の本丸は何かしらのサンプルケースの本丸)
    21歳。女。軍人だが、特務科第一中隊という、
    刀剣男士が正式実装される前、生身で戦り合ってた特殊部隊出身。
    父は宮司の血を継ぐ神道や陰陽道など東洋の様々な術の研究者、
    母は西洋魔術を極めた魔女、というかなり特殊な出自。
    故に両親の影響から知識などはとても豊富なのだが、
    あまりそれをひけらかすことはしない。
    政府から緊急事態以外の大っぴらな術の使用は禁止されており、
    彼女が術師の家系の者だというのは刀剣らは皆知っているが、何の術師であり、
    彼女自身どういった術が使えるのかは本丸内では補佐の霧乃・初期刀の歌仙のみしか知らない……
    のはずだったが、結局咄嗟に術を使ってしまうことが多々あり、いくつかは把握されてしまう事態に陥っている。
    それでも秘密が多い主、というのが本丸内の印象。
    口癖は「秘密です」本丸や刀剣らの管理維持が主な仕事。

    審神者としての適性は最高レベルであるが、中隊の方に在籍していたので審神者候補には上がっていたものの、抜擢はされなかった(というか軍部上層部が許可しなかった)
    だが、とある大規模作戦で中隊が壊滅的打撃を負ってから状況が変わり、
    それまで保留状態だった刀剣男士及び審神者システムの実装が決まってしまう。
    そして、例にも漏れず鈴花も招集されることになるが、部隊及び軍部が大反対。
    いろいろと話し合いの末、将来的な軍部による刀剣男士の活用を視野に入れたサンプルケースとして、
    審神者就任を果たす。
    しかし、その就任の際に、政府と軍部、鈴花と霧乃を交えていろいろと取引をし、条件を付けている。
    その一つが戦術補佐としての霧乃の就任だったりする。

    肩まである黒髪をバラのバレッタでまとめた、穏やかな淑女だが、内面は芯が強い。
    本人が優しく寛容なのもあって、ホワイト本丸。
    ただ物事を抱え込んでしまう傾向にあり、一人で頑張りすぎる。
    顕著なのは昼間に軍部や政府絡みの仕事をし、深夜は個人的な術の研究に勤しみ、
    初期刀はもちろん、近侍にも寝ろと怒られる日々。
    刀剣らの距離も大体一定だが、あまり踏み込まれると若干逃げ腰がちになる。
    これは付喪神や妖、神といった類の付き合い方を幼い頃から両親に聞かされ続けたせいでもあり、
    慎重気味な性格も起因しているかと思われる。そしてなにより、恋愛処女である。

    ちなみにどうして本丸で名前で呼んでもいいのかというと、
    彼女が自身と霧乃の名前に術をかけたからである(何の術かは秘密です)

    普段は簡易軍服(スカート、ワイシャツ、ベスト、ネクタイ)。現世に行く時や戦場に出る際は正装軍服で行く。
    また、母親から薔薇色の術式礼装(術師の力を向上させるドレス)を贈られ、
    大掛かりな術を放つ時は服が礼装に変わるようになっている。

    軍部内の一部から『薔薇の魔女』と呼ばれているが、あまり呼ばれることを好まない。
    もう一つの名の方を好むようなのだが……


    補佐

    高篠 霧乃 (たかじょう きりの)

    21歳。女。同じく軍人(鈴花と同じ部隊所属)
    霧乃と学生時代からの10年来の親友であり腐れ縁。戦闘関連は全て彼女担当。
    武器は最新式の二丁拳銃と、
    1900年代前半に作られたと思われる骨董品の小銃を使用(どうやら国産?らしい)
    彼女は術師としては中の下ぐらいの力量しかないが、運動神経と射撃命中率が元々高く、
    それに加えて身体向上系の術を駆使して銃で戦う。
    また小銃に関しては、己の霊力を弾として撃つ事が出来る。
    霊力がある限り弾は無制限であるのだが、欠点は弾の装填手順を踏まないといけないことであり、
    手順を踏むことで霊力を安定、具現化して発射させるためである。
    これにより命中率はほぼ100%。
    周りから絶対必中の魔女、魔弾の射手などいろいろ呼ばれている。
    ちなみに術が使える銃使いはとても貴重であり、
    彼女もまた補佐として任命されることに反対が多々あった模様。
    (後方火力要員の二人が抜けた穴はどうしたって大きい)
    術師はどうも銃と相性が悪いらしく、鈴花も銃の命中率は人並みかそれ以下である。
    また一般人でも術を使用して、ここまでの成績を叩きだす者はほとんどいない。
    ここまで使いこなせるようなったのも、鈴花と協力して血の滲むような努力の末である。

    見た目はウェーブがかかった栗色の長い髪と黒縁メガネが印象的で、かなり自由な性格。
    刀剣らを完全に人扱いし、好きなところは好き、嫌いなところは嫌いとはっきり言う。
    対応が完全に男子校赴任の気の強い女性教師のそれ。もしくは教官。
    威嚇射撃と撤退時の援護射撃は許可されており、威嚇の際は普通にギリギリのところを撃つ。
    が、それでは戦場ではままならないと、散々上層部に『事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きているんだ!!』を地でいく訴え(主にメッセンジャーのこんのすけが可哀想な役目)をした結果、大分許可範囲が拡大された模様。

    彼女が補佐として任命された目的は審神者の仕事を半分請け負うことと、
    審神者のストッパー役である。
    今回の任は無論失敗が許されないが、成功を確実にさせる為に慎重気味な性格の鈴花が、
    自分の決断力不足や意見不足で事態が最悪になることを回避する為に希望を出した為。
    ちなみに霧乃自身も、状況を見かねて上官に希望を出している。

    霧乃も簡易軍服だが、下はスラックス(身体をかなり動かすので)。戦場行きの時だけ正装軍服着用。

    鈴花の良き理解者でもあり友であるが、
    公にされている任だけでなく本丸においてある役を任されている…らしい。


    それは子供の頃にやったおまじない。
    ずっと仲良しでいられますように、そんな誰もが思う願い事。
    それを叶えられる方法があったから、試してみただけ。
    二人の中指に幾重にも巻き付けられた、緑色の糸。
    元々魂の双子ともいえる縁の深さだったのに、
    それはどんな運命を辿ろうと常に一緒の呪いになってしまった。
    例え、戦場で散ることになろうとも。
    『巻き込んでしまった』
    『そういう縁だ』
    片や運命の糸が見える故、片や資格がない故。
    思い悩む。覚悟を決める。
    ああ、例え神であろうと断ち切れぬその縁を、彼らは羨ましく思うのだろうか?
    橘夕月
  • 4祝!第二期!ついに始まりましたね!クラシカ第二期‼
    期待の初回、シューさんフルボッコ回(泣)w
    そしてどこへたびだってしまった?戻ってこーい!w
    ワーグナーはイラストだけ公開時から生意気そうと
    思ってたが思いのほか可愛くてほっこり…‼?
    だがしかしやっぱりとんでもない子供だなwww
    あまりの衝撃に22時まで動けなかったぞ・・・orz
    (そこからマッハで一発初書きしたので質が酷いッスw)
    2017.10.7 #過去絵を晒す #クラシカロイド
    #シューベルト #ベートーベン #ワーグナー #ドヴォルザーク
    #ドボちゃん #ワーくん #ワタル #シューベルト(クラシカロイド)
    Nibbio
  • 5Kさんをうらやましがる酔っ払いBちなみに冒頭で言っている『雑貨屋に告られた』のはコレ
    https://mangahack.com/comics/3523/episodes/34576

    形態:##手書きブログ  ##感情*怒哀・不穏・恥  ##グロ ##Kさんら小説
    キャラ:##[人物]Kさん  ##[人物]B

    ▼新書メーカーで使用した元

    「あーあぁぁぁぁ!! オレもKみたいなイケメンに生まれてきたかったぬぁぁぁぁぁ!!」
     Bが酔った勢いに任せて店中に響き渡るような大きい声で叫び、テーブルに突っ伏した。
     酒場の客達が一斉にこちらに視線を向けてきたのでBの隣にいたKが慌てて|方々《ほうぼう》に頭を下げる。
    「………|上の下《じょうのげ》の美男様は人に頭下げてる姿もサマになりますねぇぇぇ!!」
     Bがわめく。

     ――数時間前。
     Kは「雑貨屋の店員さんに告白されてしまいました……(※12年手ブロ9月6日参照)」とBに相談した。
     すると「何ソレ!? いいなぁぁぁぁ!!!!」とBに胸ぐらを掴まれ、酒場に連行された。
     
     ――そして、こうして|管《くだ》をまかれている。
     Kはトリカブトも硫酸も洗剤もゴクゴク飲めるが、酒だけはどうも体が受け付けない。呑む事はおろか、匂いだけでも気分が悪くなる。
     ガブ飲みしたら死ねるかなぁ、とガブ飲みしてもそんな気配は一切無く、ただ気分が悪くなるだけなので口にしても何も得しない。
     未成年のBが飲酒している横で、大人であるはずのKはなんとなく水を飲んでいた。
    「……くそぉう……。いいなぁ、お前ぇ……何? なんで? なんでちょっと通った店の店員に告られるの? 何したの?」
     そんな感じで延々とBは愚痴り続けた。
    「はぁ……。えっと『スタイルがいい・黒髪がキレイ・お店の棚の乱れを直してくれた』……からだそうです」
     恐縮しながらKが答えると「そんな事で。そんな事で……」とBはブツブツと呪文を唱えるかの如く呟き続けた。
    「………身長ほしい」
     Bが遠くを見つめた。
    「あと10cm……。いや、7cmでいい……。そんでもって、Kみたくシュッ!!とキラッ☆と!! フフッ……ってな感じになりたひ……」
     それは、どういう感じだ。
     ……と、素でツッコミを入れたくなったKだったが、穏やかに「Bさんの方が僕よりもずっとずっと魅力的ですよ」とBを諭した。
     お世辞ではなく、本音だった。
     Bは外見も悪くなく、頭の回転も早く、口が達者で頼りになる。
     家事……特に料理の腕前がすごい。
     何も出来ない頭の悪いKからしてみたら、Bはとても価値のある素晴らしい人に思えた。
    「………んで、お前はどんな風に店員ちゃんをフッたんだっけ?」
     Bが据わった目で睨みつけてきた。Kは酒の匂いに多少たじろいだ。
    「えっと……『スタイルがよくて髪がキレイで棚の並びを直してくれる男性なら他にもいると思いますので、そちらをあたってください』的な」
    「うあああああああああああ!!」
     Bが再度、絶叫したのでKは再び周りにぺこぺこと頭を下げた。
    「何様だ、お前ぇぇぇぇ!! せっかく逆ナンされたんだから、付き合っちまえやぁぁあぁん!!」
     Bがテーブルの下の足をバタつかせる。
     あの店員ちゃん、結構かわいかったじゃん。かわいかったじゃん。Bがうねうね悶える。
     と、何杯目になるかわからない酒をぐいっと飲み干してからBはピタリと静止した。
    「…………お前、人生に“女”はいらないのか?」
     急に真顔で見つめられて、テンションの落差に思わず苦笑いを浮かべる。
     が、Bからの質問にはマジメに答える。
    「……………いらない、かと」
     女体に欲情しない。子供もいらない、ほしくない。Kは“女”に必要性を感じなかった。

     ……過去にとある女と一緒に暮らしたことがあるが、あれは“飼われていた”ようなものであって、恋愛感情があって一緒にいたわけではない。
     妊娠だって、向こうが勝手に自分の上に乗ってきただけである。
     その女がGに殺された時はさすがに若干、その場の空気のせいで感極まって泣いてしまったが、それで終わり。
     別に、もう、引きずってはいない。多分。

    「………悲しいヤツだなぁ………」
     Bに同情の言葉を言われる。
     一般人である人間の少年が言うのだから、きっと自分は本当に“可哀想”なのだろう。
     しかし「女に好かれたい」だの「嫌われた」だの、そういうものに振り回されているBの方が自分にとってはよほど滑稽で「可哀想」に思えた。
     Bは人から「好かれよう」「陽気なヤツ」だと思われようと過剰におちゃらける節が見られる。
     適度なキャラ作りはいいと思うが(自分だってしているし)Bの“それ”はやはり過剰だ。
    「そんな、いい元があるのにもったいねぇ……。オレにお前の体と顔をくれよ……」
     Bの不用意な嘆息に、Kの赤い瞳がきらめいた。
    「――!!?? ……あっ、ハイ!! どうぞどうぞ!! 僕の顔の皮がほしいんですね!? 剥ぎましょうか!? 今、喜んで剥ぎましょうか!!」
     Bが自分を“求めてくれた”のでKのテンションが一気に最高潮になった。
     Bは「しまった」と、すぐさま酔いが覚めた。
     自らのあごにナイフを突き刺し、顔の皮をナイフで削ぎ落とそうとするKに光の速さで酒をぶっかけ、押し倒し、口をこじ開けて飲ませ、死にたがりのバカ野郎を酔い潰した。
    どベ3(My art Do not Repost)
  • 2ひとり金爆撃たれて刺されて腸が出るキリショーと
    ズートピアの演劇の子供の頃のジュディ
    やってることが似てる
    #金爆
    #knbk
    #鬼龍院翔
    #高校時代
    #学園祭
    #アメトーク
    #disney
    #ディズニー
    #zootopia
    #ズートピア
    #ジュディホップス
    #過去絵を晒す
    Ka-ri-
  • 11Never Say GoodbyeSNSお絵描き始めて1周年記念作品☆
    きっかけをくれたお友達に感謝して…。
    ラプンツェルの子供時代に思いを巡らせてみたり。
    2015.11.15
    #過去絵を晒す  #ディズニー  #漫画
    #ラプンツェル  #ゴーテル
    Nibbio
  • 花の骨 #名探偵コナン
    #降谷零
    #風見裕也


    小説です。試しに既に他所へ上げてある作品を投稿してみます。
    ゼロの降谷零の話。風見を右腕に事件を解決していきます。所謂プロローグです。

    ※実在する組織や建築物、人物や事件とは一切無関係です。キャラクターはあくまで架空のものであり、実在する人物やその境遇についてを否定したり容認したり、あるいは推薦したりするような意図は一切ありません。物語の中の人物ですので、現実世界とは無関係です。
    ※何から何まで驚きの捏造率。完全なるファンフィクションです。








     病室の窓から見える青空に、すこし焦がれた。
     雲ひとつない透明な青。冬の寒さを忘れてしまうほど、幼い頃の夏の景色と変わらない。薬品の混ざったような匂いさえなければ、ここが病院であることを忘れてしまいそうだった。
     清潔な香りのする寝具。飾り気のないベッド。間仕切り用のカーテンレールは古く、所々錆びている。部屋は何故か個室で、どうも現実味がない。
     零は包帯にしっかりと巻かれた両手を、改めて見つめてみた。熱傷と打ち身で悲惨な色になっていたと看護師が言っていた。爆風で吹き飛ばされた時、吸い込んだ空気の熱さと背中を抉られたような衝撃でこのまま心臓を潰される気がして、自分の人生は十三年で幕を閉じるのかと、諦めながら意識を手放した。零が病室のベッドで目を覚ました時、看護師が慌てて医師を呼んだのが昨日のことだ。
     視線だけを動かしサイドテーブルを見ると、味気ない病院食が置いたままになっている。食欲が出なくて手をつけていなかった。
     零は瞳を閉じて考えた。
     あのとき施設長の部屋へ来たブロンドの女が、施設長ごとあの部屋を爆弾で吹っ飛ばしたのだ。あいつは一体、何者だったのか。
     不意に心臓が焼けるような痛みに襲われ、脳は記憶の森へ迷い込むのを拒絶して頭痛を引き起こす。今は何も思い出したくない。
     頭痛に顔を歪ませ手のひらで覆ったその時、ドアをノックする音が聞こえた。零は顔から手を離し、ぶっきらぼうな声で、どうぞ、とめんどくさそうに返事をした。どうせ看護師だろう。
     しかし入ってきたのは、やけにしっかりとスーツを着こなした男だった。着ているものには乱れが一切無く、短く黒い髪は癖毛なのかウェーブがかっているが、綺麗に整えられている。切れ長の瞳はどこか自信に満ちている。歳は四十代くらいだろうか。手には大きな白い紙袋を持っている。
     男は零の姿を見ると、ほっとしたような薄い笑みを浮かべた。しかし零はその男に全く見覚えがなく、部屋を間違えたのでは、という考えが過った。
    「元気そうで良かったよ、零君」
     男は零のことを知っているようだった。声も出さずに眉間に皺を寄せる。扉の手前にあった丸椅子を手に持ってベッドの横まで来た男は、目の前にいる幼い警戒心の塊を見て、はは、と笑った。
    「実はね、倒れてた君を見つけたのは僕なんだ」
     あの日は里親登録のために施設へたまたま来ていたんだよ、と小さく付け加えた男は、サイドテーブルを陣取っていた病院食を端へと追いやって、紙袋から出したフルーツバスケットを置いた。綺麗に包装されており、すぐに食べられるようなものではなさそうだったため、暫くはこの病室の飾りになりそうだな、と零は思った。
    「君は爆発があった時あの部屋にいたらしいけど、何をしてたのかな」
     男が優しい口調で尋ねてきた。
     まるで警察官みたいだ、と零は顔をしかめた。昨日、目が覚めて真っ先に来たのは、施設の人間でも知り合いでもなく、あからさまにめんどくさそうな表情を浮かべた刑事だった。あの時のことについて形式的な質問をいくつかされたが、それも数分で終わり、あっさりと帰っていった。あまり深く調べる気は無さそうだった。
     大人を一切信用していない零は、この男の質問にもまた眉間の皺を更に深くするだけで、ひと言も言葉を発さなかった。
     暫くの沈黙があり、男は諦めたように後ろ髪をかくと、質問を変えよう、と呟いた。
    「爆発はストーブが原因と聞いたが、あの時ストーブをつけたのは君? それとも部屋から出てきたブロンドのあの女性かな?」
     ブロンドの女性。
     零はその言葉を聞いて、男の顔を初めて直視した。爆発の直前に施設長の部屋へ入ってきて、爆弾を置いて出て行ったあの女のことに違いない。事件はお粗末な捜査でストーブによる爆発事故として処理され、謎の多い死となった。
    「なんであんたがそれを知ってるんだよ」
    「なんだ、喋れるんじゃないか」
    「……うるさい」
     驚きのあまりつい口が滑ってしまった。
     零は精一杯の睨みをきかせてから視線をそらした。
    「あの爆発の直前、君のいたあの部屋からブロンドの女性が出て行くのが隣の棟の二階から見えた。そしてそのすぐ後に君が飛び出してきて爆発が起こった。君を助け出した時は煙と炎が酷くて、辺りをきちんと見ることができなかったが……単なる石油ストーブによる事故として処理されていて驚いたよ」
    「あれはストーブが原因なんかじゃない。大人は俺の言うことを信用しないから」
    「ああ……それで何も話さなかったのか」
     どこか憐れみを含ませた物言いで、男は口元へ手を置いて唸った。男が思っていた以上に零の疑心は根深く、話すには慎重を期した。あの日、零があの部屋にいたことはきっとこの独特の疑心が起因しているに違いなかったが、幼い彼の心はこれ以上踏み込むのを許してくれそうにない。
     男は改めて零のことを見た。
     腕や首は包帯に包まれ痛々しく、金色の麦畑みたいに輝く細い髪に少し色黒の肌が、どうも日本人離れしている。十三歳にしては大人びて整った顔立ちは、この世のもの全てに裏切られたような警戒心に彩られている。
     視線に気付いた零は顔をそらし、それを見た男はどこか穏やかに笑いをこぼした。
    「将来の夢はあるかい」
     零はその問いに、渋々といった様子で男に視線を遣った。他意はないと悟ったのだろう。
    「……公安警察」
     男は目を見開いた。
     公安警察。日本の治安を維持する組織だ。
    「それは、何故?」
    「あんたには関係ない」
     零はそう言い切り、疎ましそうな目をした。何を聞かれても答えるつもりはない様子だった。
     男はそんな零の態度に、ただただ驚いていた。幼い彼からそんな言葉が飛び出してくるとは思っていなかったからだ。
     警察官や刑事などのわかりやすい名称ではなく、しっかりと公安警察だと口にした零に、男は得体の知れなさを感じ、畏怖した。この少年には何か大きな目的があるのだ。見た目の幼さに似つかわしくない何かを、恐らく抱えている。一体あの施設でこの幼い少年に何があったのだろう、と、男は考えたが、それを想像することは困難だった。これ以上の詮索と考察は無意味だ。
    「零君、僕は今警察庁に勤めてるんだ。刑事企画課というところにいる」
    「あんた、刑事なの」
    「お、興味が出てきたな?」
    「……別に興味があるわけじゃない」
     零は少し言い澱んで誤魔化したが、興味があることは明白で、男の目には情報を欲しているように見えた。その子供然とした貪欲さに男は少し安堵し、そして、煙と炎の中で倒れていた彼を助けるために抱き上げたあの時から心に決めていたことを、口にした。
    「なぁ、零くん。君が嫌でなければうちへ来ないかい。僕は独り身だから、残念ながら母親代わりの人間はいないことになるが、君の夢を応援するなら、きっと僕は誰よりも適任だ」
     零は男のその言葉に瞬いた。理解が追いついていない表情を浮かべ、何と返していいかわからない様子だった。
     そんな零へ、男は名刺を差し出す。
    「そういえばまだ名乗っていなかったね」
     零は渡された名刺へ視線を落とした。
     降谷 正俊。
     警察庁刑事局刑事企画課所属の、警視長だった。







     この国は平和というセーフハウスの中で、もう永く眠り続けている。頑丈で頑な鉛の扉は開けようとする者の多くを薙ぎ払い、自らを守るのには十分過ぎた。内側から出ることもできず、それはやがて腐敗を始め、今まさに弾けようとしている。
     男はそう叫んだ。神父のような格好でホワイトボードを背に息巻いているその男を、降谷零はいかにも熱心な瞳で見つめていた。しかしその視線とは裏腹に、宗教に平和を見出すのは楽なんだろうな、という気持ちを混ぜ込んだ溜息を口内でころがしたのだった。
     新興宗教はどの国にとっても立派に火種の類である。かの有名な地下鉄の事件がそれをまさしく証明した。日本というこの国は宗教には甘いのだ。守られている。故に警察は非常に手が出し難い。この国がセーフハウスの中で永く眠り続けているという表現は言い得て妙なものであり、彼らが語る内容はあながち馬鹿にも出来ない。しかしそれでも、入信に伴う新興宗教の説明会とやらは、降谷の想像をはるかに超えて退屈そのものだった。
     この教団は「光の歩み」と名乗っている。国内でも屈指の会員数を誇る宗教法人で、この二年で爆発的に信者を増やした。信者の急増と共に教会や保有施設の数も増え、潤沢な資金を惜しげもなく使い勢力を伸ばしている。急激な成長を支えているその資金繰りに以前から公安は目を付けていたが、ひと月ほど前に教団へ潜入している公安の捜査員が表には出ない取引目録を入手し、教団の主な資金源が武器密売や麻薬の輸入売買などであることが浮き彫りになった。なかでも一際目立つ取引が大量の銃火器と爆薬の輸入である。これを日本国内に持ち込もうなどと大胆にも程がある数で、それは暗にこれだけの武器の使用が想定される事件が国内で起きるということを示唆していた。
     取引が行われるのは本日、七月十七日の昼十三時頃。降谷は風見以下十五名の部下を率いて、その取引現場を押さえようとしていた。
    「全員、予定した配置についています。外部からのそれらしい訪問者は今のところありません。例の部屋には先ほど教団幹部の西尾が入っていきました。動きはありません」
    「指示があるまで待機しろ」
    「了解」
     耳元に仕込んだ無線から風見とその部下達の声が聞こえる。こちらの声は風見以外には聞こえないようにしている為、降谷がその会話に入ることはない。
     ホワイトボードの前で熱弁をふるっている教団幹部の男は、忙しなく口を動かしながらも時計を気にしている素振りを見せ始めた。部屋の隅には同じ格好をした若い男女が一名ずつ立っている。先程まで資料や飲み物を配ったりしていたので雑務要員だろうか。男の方が腕時計を見てから、音もなくそっと部屋を出た。
     降谷は、考えを張り巡らせる。
     東京にあるこの第一教会に所属している人物で裏取引に関わっている者は、少なくとも三名いるとされている。今日、姿が確認されているのはそのうちの一名だけであり、今まさに目の前で声をあげている男がそのはずだった。しかし訪問者は未だに無く、説明会は終わる気配がない。
     取引開始の予定時刻まであと十五分。先ほどの男の動きも気になる。
     降谷は小さく咳払いし、そっと立ち上がった。教団の女がそれに気付き近寄ってくる。
    「どうしましたか」
    「すみません、お手洗いはどちらに?」
    「男性は上の階になります。部屋を出て右手に階段がありますので」
    「ありがとうございます」
     女が見惚れてしまうほどの柔らかな笑みを向け、降谷もまた、音もなく部屋を後にした。
     窓のない白塗りの壁が左右に長く伸びている。四階建てのこの建物の中で一般開放されているのは二階にあるこの入信希望者専用のフロアだけで、説明会のためだけに設置された会議室だけがずらりと並んでいる。上の階には礼拝堂があり、その奥にある部屋は限られた人間しか入れず、商談などに使用されているという。盗聴器を仕掛けるのに大変な苦労を強いられた、と風見に愚痴を零していた教団の潜入捜査員からの情報だ。
    「教団の男を確認。礼拝堂へ入りました」
    「説明会にいた男です」
    「祈りに来た……わけじゃなさそうですね、あの様子だと」
    「雑用係じゃなかったのか」
     階段を上がる降谷の耳には部下同士のやり取りが流れ込んでくる。
     その隙間を縫うように、扉を開けたような音が聞こえた。仕掛けた盗聴器が拾った音だろう。先ほどの男が例の部屋へと入ったらしい。
    「突入のタイミングは降谷さんの、」
    「客はどうした?」
     風見の声を遮って、聞いたことのない男の声が飛び込んで来た。耳をすませる。しん、とした空気の中で絨毯の上をゆっくりと歩くような音が聞こえた。
    「取引は既に終了しています」
     聞こえて来たその言葉に、礼拝堂の扉を開けた降谷の足が止まる。
    「報告に上がっていないが」
    「必要ありません」
    「何?」
     その瞬間、カチャン、というプラスチックが擦れるような音の後に、鉄パイプで布団を叩いたような丸みを帯びた鈍く重い衝撃音が響いた。小さな金属片が絨毯へ落下したかのような軽い音が追う。
     一瞬の出来事だった。部屋は静けさを取り戻し、衣擦れの音がし始めた。会話はもう聞こえてこない。
    「今の音は……」
     風見が無線の向こうで息を飲んだ。
    「ああ、素人じゃないらしい」
     サプレッサーで減音されていたがあれは銃声だ。躊躇いもなく引き金を引く、スムーズな仕事だった。
     しかし盗聴したあの内容だけでは、襲われたのが先に部屋に入っていた教団幹部の西尾なのか、それとも雑用係だと思われていたあの男なのかがわからない。部屋から出てくる男を確認する必要があった。取引が終了していた事実についてあれこれ考察するのは、この男を確保してからの方が良さそうだ。
     降谷は礼拝堂へ静かに、そして足早に足を踏み入れた。明かりはついていない。薄暗い空間を裂くようにして、天窓から入る陽の光が幾筋も差し込んでいた。教団の創始者の女の写真を囲むように飾られた祭壇は、まだ真新しい輝きを放っている。天井は高く、収容人数は百人ほどの広さがあり、長椅子が群れをなしている。
    礼拝堂の右奥に部屋の扉を確認すると、一列目の長椅子の後ろへとしゃがみ込み、ジャケットの内側に仕込んでいた自動拳銃へマガジンを装着して構え、影から様子を覗く。
    「風見、建物内の人間を全員一階へ避難させてから全ての出入り口に人をつけろ。他にも隠れている可能性がある。相手は何を所持しているかわからない、手は出すなよ」
    「了解」
    「男はこちらで確保する」
    「一人向かわせます。無茶はしないでくださいよ」
     風見のその言葉に降谷は一瞬目を丸くしたが、すぐに飾らない笑いをこぼしてから息をついた。
    「お前にそんな事を言われるとはな」
    「代わりです」
    「肝に命じておくよ」
     自嘲気味にそう答えた瞬間、部屋の扉が開いた。
     出てきたのは説明会で雑務をこなしていたあの男だった。男の格好は先ほどまで着込んでいた教団の制服ではない。黒いパーカーにデニム、そしてスニーカー。手にはサプレッサー付きの自動拳銃を持ち、肩にはリュックを引っ掛けて、パーカーのフードを被っている。
     男が長椅子を横切ろうとした瞬間を狙って、降谷は拳銃の引き金へ指をかけた。
    「止まれ」
     男へと銃口を突きつけたままゆっくりと立ち上がる。
    「取引はどうした」
     降谷のその言葉に男は立ち止まり視線を向ける。二回瞬いてから納得したように口元を歪ませた。
    「ああ……あんた、それが目的だったのか。入信希望者のフリをして侵入してたんだな。受付で見たときから変だと思ってたよ、神も仏も信じそうには見えなかったから」
     男は降谷の方へ体を向き直す。突きつけられた銃口へ笑いかけると、銃を持ったまま両手を挙げて降参するようにひらひらと手を振った。
    「残念だね。どこの誰だか知らないが、あんたが欲しがってるものはここには無い」
    「その銃、今日予定されていた取引でこの教団が手に入れる筈だった物だな」
    「へえ! そこまで知ってるのか。あんた何者?」
    「それは寧ろこちらが是非聞きたいね」
    「話す必要あるのか? 今から俺を殺すのに?」
     そう言った男に、一瞬の隙を突かれた。
     鈍く重い銃声が礼拝堂へ響き渡る。男が素早く身を屈め至近距離で銃を構え直したのを、反射的に右へ避けたのが幸いだった。発射された銃弾は降谷の左肩を掠め、真っ白な壁に黒い亀裂を描いた。
    「ッ、う、!」
    「降谷さん!?」
     風見が耳を劈くような大声で叫んだ。よろめいた体勢を瞬時に立て直すと素早く教壇へ身を隠した。
    「あれを避けるなんてあんたもう人間じゃないよ! どんな悪魔と取引したんだ?」
     男はこちらに向かって笑いながら威嚇射撃を繰り返し、礼拝堂の入り口に向かい走っている。今下手に身を乗り出せば今度は確実に頭か心臓を穿たれるだろう。
    「風見!」
     礼拝堂から男が出たのを確認した降谷は無線で連絡を入れ、自らも走り出す。
    「無事なんですか?!」
    「そこはいい、奴を取り逃がした! 民間人を誰一人巻き込むな!」
     降谷が叫んだのも束の間、無線と階段下から二重に重なった大きな銃声が二発響き、女性の金切り声があがった。
    「クソッ!」
     あの音だと捜査員が発砲したに違いない。風見がこちらへ寄越すと言っていた捜査員が、奴と鉢合わせたのだろう。銃を所持したまま建物の外へ逃げ出されたら最早追跡は不可能だ。民間人を巻き込みかねない。
     礼拝堂から飛び出し、銃声の響いた下の階へ降りていく。弾が掠めた肩の皮膚がじりじりと焼けたように痛み始めた。
     二階のエレベーターフロアで捜査員の一人が足を撃たれ倒れていた。幸い肉を裂いただけで済んだようだが、あの男の手慣れた動きを思い出せばわざと外した可能性の方が高い。捜査員を囲んで応急処置をしている数名の教団員達に、至急救急を呼ぶように伝える。二名の捜査員が人間の群れを階段へ誘導しながら、怪我人の野次馬にならないよう堰き止めていた。
    「男は駐車場に向かって逃走!」
     無線の向こうの風見が息を切らしながら報告してきた。無線からは数名の足音が忙しなく繰り返されている。微かだが銃声が聞こえ、足音は困惑したように止まった。男が撃ってきたのだろう。その様子からして風見達は男を追っているようだ。暫くしてまた風見の息切れと舌打ちが無線に入り込んできた。ただならぬ動きを見せる男に困惑しているようだった。
     一方で降谷は人の群れの隙間を縫って建物の外へ出ると、駐車場側へと走った。駐車場の出入り口付近の右柱の影で、捜査員一名が身を潜め張っている。男はまだ出てきていない。
     大きな銃声が四発、建物内部と無線から同時に聞こえた。近い場所まで来ている。
     降谷は待機していた捜査員とは反対側の柱へ潜んだ。
    「君一人か」
     捜査員へ声をかけながら銃を構える。
    「はい。建物内部の民間人の数が多いので、半数はそちらで手一杯です。各出入り口に一人ずつ張ってます」
     そう答えた捜査員だったが、改めて降谷の様子を見て、あっ、と声をあげた。ジャケットの肩口の焼け焦げたような服の穴に血が大分滲んでしまっていた。
    「大袈裟に見えるが大したことはない」
    「いえ、後で止血します」
     有無を言わせずそう返事をしてきた捜査員に降谷は少し瞬き、ああ、上司に似たのか、と力なく笑いをこぼした。よく躾けられている。
    「降谷さん、今どこです!?」
    「駐車場の出入り口付近だ」
    「男が外へ出ます!」
     風見の言葉通り、男が建物内部のドアから飛び出してきた。
     降谷は銃口を男の足元に定めるとそのまま地面へ数発撃ち込んだ。駐車場の床へと貫通した銃弾に、走っていた足を止めた男は直ぐにこちらへ顔を向けた。
    「なんだよあんたも警察だったのか!」
    「武器を置いて投降しろ」
     銃口を向けながら男の元へ歩み寄っていく。
     捜査員六名に銃を向けられ囲われた状態でここから一人で逃げ出すことは不可能に近い。男は諦めたように項垂れると、武器を待ったまま両手をあげた。
    「その成りで警察とはね。すっかり騙された。成る程、潜入に向いている。あんたいくつなわけ?」
    「口を閉じて武器を置け」
     男はゆっくりと地面へ拳銃を置き、焦れったさを感じるほどゆっくりと手を離す。近い距離にいた捜査員がそれを無事に回収したのを、その場の全員が見届けたその時。男が被っていたパーカーのフードを脱いだ。その耳元には何か白いものが見える。それが耳栓だということに降谷が気付いた時、既に男は黒い塊を手にしていた。フードの中に仕込んであったのだ。
    「……全員離れろ!!」
     降谷は叫んだ。男の手から弧を描くように放たれた黒い塊にやっと気付いた捜査員達は、強張った表情ですぐに受け身を取った。状況が飲み込めず拳銃を構えたままだった一人の捜査員を、車の影まで突き飛ばした降谷は左耳を塞ぎ、片手で持った拳銃を男に向けて発砲した。こめかみを掠ったそれに男は舌打ちをして再びフードを被って駆け出す。パーカーの背に無数の白い花の柄が見えた。そのすぐ後に黒い塊が地面を打って弾み、一気に膨んで破裂した。それと同時に降谷は受け身を取り、瞳を強く閉じた。
     耳を裂くような高周波音と凄まじい閃光がその場を支配し、全員の視覚と聴覚を奪う。瞳を閉じていてもわかるほどの光量と、強烈な高周波音は数秒間続き、自分が真っ直ぐ立っているのかすらわからなくなるほどに周囲の情報を遮断している。
     減光していくのを感じて瞳を開くと、白みがかった視界の中で体勢を崩した捜査員数名が膝をついているのが見えた。数分は動けないだろう。塞いでいた左耳ですら、暫く音を拾いそうにない。男の姿はなかった。
     音響閃光弾まで所持していたのか、と、降谷は眉間を寄せ苦い表情を浮かべた。まるでこうなることを予め予想した上で全て用意していたかのように無駄のない動きだった。至急、建物内をくまなく調べる必要がある。リストには相当量の爆弾も含まれていたからだ。
     降谷は状況を整理し始めた。
     教団側が予定していた武器取引は、先ほどの男に事前に横領されたと見て間違いない。リストにあった武器を所持していた。まさか自分が発注した武器で襲われるとは、教団幹部の西尾も思ってはいなかっただろう。しかしあれだけの量の武器や爆弾を、一体何のために横領したのか。一人の犯行とは思えなかった。男が何者であるにしても、確実に別の組織が関わっている。勿論、元々取引を予定していたこの教団にも、何らかの大きな計画があったことは明白だ。そちらは別のチームに捜査を担当させる。
     西尾が襲われた件については動機は一つしかないだろう。盗聴内容から二人は顔見知りだったことがわかっている。あの口ぶりだと男は西尾の指示に従っていた立場だ。襲われたのが西尾だけだったということは、西尾には口を封じられる理由があった。恐らく男の正体を知っていたのだ。でなければ横領後に余計な掃除をせずとも姿をくらませるだけで済んだ筈だ。つまり、あの男の手がかりは西尾以外にこの教団には存在しない可能性が高い。西尾の生死はまだ確認出来ていないが、あの男が口封じに失敗したとはとても思えなかった。
    「……まさか閃光弾を所持していたとは」
     風見が傾いていた眼鏡を指先で押し上げ、立ち上がりながら呟いた。他の捜査員も徐々に回復しているものの、まだ喋れそうにはなかった。
    「すぐ本庁へ連絡を入れろ。捜査員を撃った男が街中へ逃走した挙句、行方の知れない武器と爆弾が大量に野放しになった。こちらも上へ報告する」
    「気が重くなりますよ……それから降谷さん」
     拳銃にセイフティをかけてマガジンを取り出し、残り弾数を確認していた降谷の腕を、風見が掴んだ。男の銃弾が掠めた方の腕だ。
     降谷は確認の手を止め、風見を見上げた。
    「なんだ、どうした」
    「肩、ですか」
    「大袈裟に見えるが大したことはない。さっきお前の部下にも同じことを言ったが」
     掠めた程度とはいえ肉を裂かれた肩は酷く熱を持って血を滲ませている。風見は、傷口へは直接触れないようにその周りを少し撫でた。侵食していくような傷の痛みに想定外の刺激を加えられて顔を顰めた降谷に、風見は憤りを感じているような表情を向け、何か言いたげに唇を開いたが、何も言わずすぐに閉じてしまった。
    「なんだその顔は」
    「……いえ。建物内は我々が調べますので病院へ」
     風見は掴んでいた腕を放すと、全ての部下を引き連れて建物内へと戻っていった。説教でもされるのかと思ったがそういうことでもなかったらしい。
     降谷は深い溜息をついた。風見の考えていることは手に取るようにわかる。しなくてもいい心配をしているのだろう。
     共に仕事をし始めてもう数年経つが、先日初めて自分自身のことについて少し話すことがあった。公安として初めて担当した事件の話だ。余計な話をするんじゃなかったな、と今更後悔したが、他人に関する記憶などどうせ時と共に風化する。ただでさえ忙殺されているせいで昨日食べた夕飯のことも思い出せないほどなのだから。
     降谷は拳銃とマガジンをホルダーへ差し込むと、無線を耳から外して乱暴に束ね、ジャケットの内ポケットへ詰めた。
    やのしゅういち
  • #創作 ##モンスターサイド ##デューク ##鹿羽銀彦 ##馬鹿
    いつもケンカしてる子供みたいなおじさんたち
    福吉/羊角
  • 2 #創作 ##まる原編 ##Yui ##Kei ##Rey ##Ai ##Mey ##CC
    子供向けタイアップ多めのグループ。
    福吉/羊角
  • 異世界召喚 後天的にょたしかも後天的女体化っぽいので普通に本好きで図書館通いが趣味のデクが偶然開いた本に吸い込まれて無事に帰るまでのストーリーに違いない。
    一目惚れされたかっちゃんに「僕は男なんだってば!」っていいつつ気づいたら子供産まされてるやっちゃ。
    4歳くらいの幼馴染のかっちゃんが遠くへお引越しするっていって泣きながらお別れして淡い初恋だったなぁって思いながら否モテ人生を歩みつつ会社と図書館の往復に人生を費やしてて、将来田舎で晴耕雨読の生活したいなーってのんびりお金を溜めてたデクがある日初めていった
    街の大きな図書館に吸い込まれるように入っていく。珍しい蔵書がたくさんあるその図書館に入り浸る様になってある日お願いして持ち出し禁止の書庫に入らせてもらう。時間を忘れて読みふけっていたけれど閉館の音楽が聞こえて、後一冊と真紅の革表紙の本を手に取る。金色の読めない文字のそれをに取って開くと勝手にページが捲れ、光の中に吸い込まれる。
    かっちゃんは異世界人で、4歳の頃故郷に帰らなきゃいけなくなる。デクを嫁にする気で赤い勾玉のアクセサリーを手渡して帰る。アクセサリーはデクの目印兼異界への道しるべ。嫁にする気だったのでてっきり女だと思い込んでたので思いの強さが魔力に反応したのか召喚したらデクは女の体になってた。
    っていう。かっちゃんのせいで女になって嫁になれって言われて、最初は帰りたかったけど絆されてくやつ。


    かっちゃんとデクの世界は時間の流れが違ってて召喚主が召喚魔法を会得しないと狙った相手を召喚出来ないとかで、がんばって魔法を覚えるのに10年くらい経ってて、かっちゃん15歳、デク30歳とかでデクの肉体は召喚される時に分解再構築されてて、若返った上に女になってる。
    まめ瑠璃
  • 誰にだって子供の時はあるもんです前沢慎太「一緒に料理作ろうぜ!!」
    #創作 #オリジナル #オリキャラ #アナログ
    Snow Production
  • 子供のリクエスト #らくがき
    #アナログ
    遙麒
  • 2セイくんの成長観察日記化してきてる。
    最初の子供っぽい感じから思春期青少年真っ盛りの今で
    ひよこと時報くんは困惑してる。
    割といじられキャラだったんだ。セイくん。
    #MakeS #もこ式セイ #時報くん #MikuMikuDance ##時報兄妹画像2018
    JIHOU-KUN LOVE
  • 今回のねこ娘は色々好き鬼太郎6期のねこ娘は、今風にアレンジされていて色々フェチ度が高い。 鬼太郎が不器用な子供っぽいのともう一人のヒロイン・犬山まな とのバランスがとられているだろうと思います。 こういうエロカワ系女性キャラクターは、子供向け番組には必要ですな(力説)   ※4月16日の更新は、締め切り前のためお休みする場合があります。   #ゲゲゲの鬼太郎  #ねこ娘  #お姉さん  #おかっぱ  #ツンデレ菅野タカシ
  • リクエストして頂いた漫画です①リクエストを頂いている雪彌&雲雀ファミリーの描き途中漫画その①。内容は二人の子供が生まれた時の話でまだ続きます。

    #オリジナル
    花千代✳︎
  • 変貌その子は、子供で居るつもりだ。
    #創作 #オリジナル #アナログ線画 #デジタル着色 #オリキャラ #一人の少女と二つの世界
    Snow Production
  • 5オネオニショタ永遠に歳をとらない子供達
    #ラフ画  #オリジナル
    ■■■角空■■■
  • 見た目はソックリ #ゆづゆみ  #子供時代凛1066
  • 3色々と気ままに描いたヤツ。
    子供を大人に、キャラ増産したり、前に出した企画キャラだったり。
    #ラフ画  #オリジナル
    ■■■角空■■■
  • つみきの車 #アナログ  #コピック  #つみき  #車  #誕生日  #子供

    HAPPY BIRTHDAY
    モリータ.A
  • 2CoCPC
    35歳 教師
    お堅い感じの性格の人。案外子供思い。
    妹を探していたが、見つからなかった。死亡。
    #CoC #TRPG #創作 ##TRPG
    亞襲宮本
  • #風景  #背景  #創作  #オリジナル  #ファンタジー


    二十代も半ばになったころ東京で日々忙しく過ごしていた私は、
    ふと子供のころの記憶を思い出した。



    子供のころ田舎に住んでいた私は、ある日両親と喧嘩をして家を飛び出してしまった。

    裏の森に迷い込んでしまった私は、道に迷ったことに気が付き
    不安になって涙があふれ、その場に座り込んでしまう。

    どれくらい時間がたっただろうか、泣くのにも疲れたころ
    ふと辺りが明るくなって顔を上げてみるとクジラのような生き物が街の明かりを背に
    ゆっくりと空を泳いでいた。
    その光景はまるで夢を見ているようだった。


    私は気が付いたらそのまま寝てしまっていて、森に探しに来た両親に
    見つけてもらい、家に帰ることができた。



    大人になった今でも森の中で見たあの光景は
    夢だったのか現実だったのかは虚ろだが、その光景は私の記憶の中に強く残っている。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    これはこのイラストを作成するにあたって
    イメージを固めるために作ってみたストーリーです。
    大空めとろ
  • 4もっちりごまあじまん(あじまん)・マリス #オリジナルキャラ #ケモロリポップ #あじまん
    ◆基本情報  
    ■名前:マリス
    ■性別:♀
    ■食べ物:もっちりごまあじまん(あじまん)
    ■カラー:白と黒
    ■モチーフ:クマ・リス
    ■性格:図太い
    ■一人称:俺
    ■二人称:呼び捨て・あだ名
    ■ 口調:強気口調
    ■職業:忍者
    ■好きな物:黒い食べ物・和食
    ■苦手な物:あだ名=ミイラ・パンダ・肉類
    ■装備:餅・胡麻
    ■技:餅キャノン 胡麻の粉・転がる・餅ガード・粘着(餅)
    ●補足・その他
    ■子供と草食動物のラビリン【http://galleria.emotionflow.com/40036/414155.html】とは仲が良い・一方テンコ【http://galleria.emotionflow.com/40036/407941.html】などの肉食動物は興味ないらしい。誰かに助けた場合は話が別
    ■マリスは視覚と運動能力が優れています。
    ■餅技を使う度に数が減ります。数日後に新しい餅が生えて元に戻ります。
    TAKE1994
  • 東京五輪、マスコット最終候補3作揃う東京五輪の顔は? マスコット最終候補3作、小学生投票 日本経済新聞より。
    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24358160X01C17A2000000/
    全国の小学校の子供たちはどんなのを選ぶのか気になります。 #2コマ #小山田まん太 #王ドラ #ブロッケンJr. #ラーメンマン #マスコット #東京オリンピック #時事ネタ #版権 ##王ドラカンフーへの道!(二次創作)
    ふくやま すみお(福山純緒)
  • #20xx年#子供手書き雲雀13歳
  • 安全運転。運転免許更新センターにいます。

    30分の講習を受けましたが
    ほとんどが
    自転車のお話でした。

    自転車の事故が増えて
    規則が厳しくなっているし
    子供が事故したら
    親も大変ですからね💦

    安全運転しないと。 ##自転車 ##免許更新 ##オリキャラ ##オリジナル
    Yoichiの絵言葉
  • となりのトトロ。嫁さんのノートパソコンで
    いま、となりのトトロ観てる。笑

    自分が親になってから
    初めて観るとなりのトトロ。

    前は感じなかったけど
    いまは、寂しさに耐えて
    がんばってる子供の我慢に
    グッとくるものがある。 #我慢 #子供 #となりのトトロ #オリキャラ #オリジナル
    Yoichiの絵言葉
  • 無知は罪かシーラ白黒落書き
    蛇神狂信者だって「見るに残酷な」子供時代があったという。 #創作 ##一枚絵
    亞襲宮本