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    実は実話序章
     
    平和なライラット系に突如戦乱の嵐を巻き起こした、悪の天才科学者Dr・アンドルフ。
    彼の邪悪な野望を阻止するため、コーネリア防衛軍最高司令官ペパー将軍は、フォックス・マクラウド率いる雇われ遊撃隊『スターフォックス』に、このライラット系全ての命運を託した。

    これは、コーネリア軍戦史資料室に厳重に保管された、愛と勇気の戦闘記録である……。


    1・スターフォックス、出撃!

    首星コーネリアへの敵軍の侵略を阻止し、セクターY宙域に布陣された敵艦隊を殲滅し、快進撃を続けるスターフォックス。そんな彼らに与えられた次の指令は、惑星カタリナに駐留するコーネリア防衛軍の援護だ。現在カタリナの防衛軍は敵軍の激しい攻撃を受け、防戦一方に追いやられているという。
    将軍から直々の依頼を受け、スターフォックスのリーダー、フォックス・マクラウドは自信たっぷりに頷いた。
    「任せてください!」
    明快な返答に将軍は満足した。だが将軍は、これが彼の口癖の一つなのだと言う事にはまだ気がついていなかった。将軍がそれに気がつくのは、アンドルフとの最終決戦直前にたまにはスターフォックスにも息抜きをしてもらおうと思い立ち、一緒に囲碁でもやろうと声をかけ、何かに熱中していたフォックスに背中ごしに『任せてください!』と言われた瞬間である。

    ……かくして、将軍の期待を一身に背負ったスターフォックスは、惑星カタリナに向けて意気揚揚と出撃したのであった……。



    2・見えない希望

    惑星カタリナ。
    この惑星に駐留するコーネリア防衛軍は、戦争初期、軍の最前線基地としてめざましい活躍を果たした。基地の内部では防衛軍主力兵器である大気圏内外兼用戦闘機、通称C・Nファイターが数百機、常時臨戦態勢で待機をしている。基地自体にはそれほどの攻撃能力はないが、四方に戦闘機発射口を持っており、有事の際の迎撃速度には定評があった。
    ……だが。
    今、カタリナ基地の不敗の伝説は脆くも崩れ去ろうとしていた。敵軍の度重なる波状攻撃に軍は疲弊し、ついに先日、主星コーネリアとの補給線を断たれてしまったのだ。生産力を持っていない基地にとって、それは致命傷であった。援軍の望みを立たれた今、基地の陥落はもはや時間の問題だと思われていた……。


    基地の空戦部隊を率いる若き軍士官、ビル・グレイのつかの間の眠りは、けたたましく鳴り響く警報で破られた。彼は瞬時にして睡魔を彼方へと追いやると、勢いをつけて簡易ベッドから飛び起き、飛行甲板目掛けて走り出した。戦闘服は身につけたままだ。
    走りながら、ビルは舌打ちを禁じえなかった。一体これで何度目の出撃になるのか。敵の来襲期間がだんだんと短くなってきている。今までは何とか迎撃ができた。だが、主星コーネリアとの補給線を断たれた今、防衛軍は一度失った戦力を回復する手段を無くした。至極当然の事ながら、破壊され、四散した戦闘機を再生することは不可能であり、死んでしまったパイロットたちを黄泉から連れ戻す事は、それに輪をかけて不可能なのだ。
    今や、基地の戦力は最盛期の半数にまで減少していた。ビル自身も、もう幾人の戦友と永久の別れを強制された事だろうか。……だが、この分なら、自分が彼らの待つ世界に行く日も近いのかもしれない……。

    ……ビルはひとつ頭を振り、忌々しい考えを頭から追い払った。まったく、戦う前から悲観的な考えをしてどうするのか。彼は生き残り、勝たなくてはいけないのだ。それが、志し半ばで死んでいった仲間達への手向けでもあるのだから。
    ビルは愛機に乗りこむと、すでに敵機に支配されつつある大空へと飛び出して行った。


    3・かったりーな

    一方、我らがスターフォックスは。
    「次の目的地はカタリナだな。ああ、かったりーな、なんちゃって……」
    チームのリーダーであるフォックスのダジャレを、他のメンバーは思いっきり無視した。
    「コーネリア防衛軍が苦戦しているようだな。敵の兵力はどのくらいだ?」
    メンバー最年長のベテランパイロット、ペッピーが尋ねる。その問いに答えたのは、メンバー最年少のメカニックエンジニアであるスリッピーだ。
    「情報によると、基地を襲撃しているのはザコの戦闘機だよ。アーウィンの防御力なら全然怖くないくらいの戦闘能力しかもってない。確かに数は多いけど、この程度の敵に防衛軍が押されてるのかなあ?」
    スリッピーの問いに、ペッピーは重々しく答えた。
    「そのような言い方は止めるんだ、スリッピー。現在のカタリナ基地は、コーネリアとの補給を断たれて孤立している。援軍の無い篭城は兵士を疲弊させるものだ。……それに、戦闘機も兵士も無限ではない。一刻も早く辿りつき、彼らを勇気付けてやらなくてはいかんだろう?」
    重々しいペッピーの言葉に、スリッピーは思わず赤面し、素直に頷いた。勇敢に戦っている防衛軍をバカにしたような言葉を言ってしまった事を反省したのであろう。それを見たペッピーは微かに微笑み、スリッピーの肩を軽く叩いた。
    と。
    「……あのさあ、オレの冗談、面白くなかった?カタリナはかったりーなって……」
    フォックスがぼそりと呟いた。そのセリフを、二人はまたもやきれいさっぱり無視した。
    「そろそろカタリナに到着だな。行こう、スリッピー」
    「うん!」

    二人はフォックスをその場に残し、連れ立って格納庫へと歩み去っていくのであった。

    4・死闘

    カタリナ基地上空は、すでに数百機もの敵戦闘機で覆われていた。敵の戦闘機は、個体では大きな戦闘力は持たないが、大前提の数に差がありすぎた。しかも、精神的に追い詰められているカタリナ駐留軍とは違い、兵の士気も万全である。カタリナ軍は、戦闘力の上では未だに有利を誇りながら、一機、また一機と追い詰められ、撃ち落とされていく。
    「各機、援軍がくるまで持ちこたえるんだ!」
    通信機に向かってビルは叫んだ。だが、叫びながら彼は、重くのしかかって来る絶望に耐えなければならなかった。
    援軍など来るはずが無いのだ。最後に入手した情報によると、敵軍は主星コーネリアへも侵攻をかけたという。即座に主星が陥落と言う事は無いにしても、カタリナにまで援軍を向かわせる余裕などあるはずがない。……しかし、彼は叫ばずにいられなかったのだ。己ですら信じていない言葉を。絶望へと滑り落ちていく仲間の精神を少しでも引き止め、戦いに向かわせる義務が(救いがたい罪だ、と彼は思った)彼にはあったのだ。 
      
    もう、どのくらい戦い続けているのだろう。時間への感覚はすでに失われかけていた。すでにビルの眼前に映るのは、一向に数を減らした様子の無い敵戦闘機のみだ。沈みゆく一方の心をなんとか奮い立たせ、ビルは、すでに数十機にまで撃ち減らされた味方を救うために、機体を大きく旋回させた。
     
    ……と。
     
    ビルは思わず眼を瞬かせた。視界に、見なれぬ機影が映ったような気がしたのだ。慌てて機体の体勢を安定させ、レーダーに視線を走らせる。
    すると、そこには……。
    ……見間違いではない!四機の飛行物体が、後方より、凄まじい速度で接近してくる。大きさと移動速度から推定するに、恐らく戦闘機だろう。新手だろうか。噂に聞く皇帝直属の親衛隊、スターウルフだろうか。ビルは、心臓を氷の短剣で切り裂かれたような感覚に襲われた。
    ……だが、驚いた事に。やがて彼の視界に現れた四機の白い機体は、信じられないような通信を入れてきたのだ。
    「……こちらは遊撃隊スターフォックス!ペパー将軍の命により、カタリナ駐留軍を援護します!」
    その言葉は、ビルの聴覚を刺激しつつ脳までたどりつき、そこで音も無く爆発した。
    援軍が来たのだ!そう認識した瞬間、ビルは、体内に蓄積され続けていた疲労と絶望が白い霧となって消えていくのを感じた。
    突如現れた四機の戦闘機は、目覚しい活躍で瞬く間に敵機の数を減らしていく。ビルは半ば呆然と彼らの活躍を眺めやっていたが、ふと我に帰り、慌てて援軍に向けて通信を放った。激しい戦闘の最中であったが、礼の言葉を言わずにはいられなかったのだ。
     
    ビルの通信を受けた一機はすぐに返答を返してきた。
    だが、その内容は彼が予測していたものと、ちょっぴり違っていた。


    5・旧友との再会

    通信機が破壊されんばかりの剣幕で、相手はこう怒鳴り返してきたのだ。 
    「るっせーな、今忙しいんだ、後にしろ!!」
    「る……るっせー……?」
    「そう、るっせーんだよ!オレは今忙しいんだ。用があるならフォックスに言いな!」
    物凄い剣幕でそう言い残していくと、謎の白い戦闘機は嬉々として(少なくともビルにはそう見えた)敵の群れの中に飛び込んでいった。
    ……が。
    ビルは、もはやそんな事などどうでも良くなっていた。今の男が口にした言葉の中に、彼にとって聞き覚えのある名詞が含まれていたのだ。
    フォックス。 
    フォックス・マクラウド。……ヤツなのだろうか?
    士官学校時代の親友の名を耳にして、ビルは、いてもたってもいられなくなった。激戦中だという事をすっかり忘れ、目の前を横切ろうとした白い戦闘機に向かって再び通信を放つ。
    「あのー、ちょっとスイマセン、いいですか?」
    「神様は信じてないし、英会話を習う気もないよ!」
    今度聞こえてきた声は、びっくりするほど幼い声だ。ビルは一瞬呆然となったが、すぐに気を取りなおし、尋ねた。
    「いや、あの、私、ビル・グレイと申しますが……。お宅様たちは一体」
    「え?……ああ、そっか。自己紹介が遅れてゴメンナサイ。オイラはスリッピー。雇われ遊撃隊、スターフォックスの天才メカニックさ!」
    「ああいえ、こちらこそ……。私はこういう者で……って、しまった、名刺を渡せない」
    「お構いなく。でもまったく、こういう事はフォックスが率先してやらなくちゃいけないのにね。一応リーダーなんだからさ」
    「……フォックス!?そうだ、フォックスが……フォックス・マクラウドがここに来ているのか!?」
    「ああびっくりした、急に大声出さないでよ。うん、一緒に来てるよ。多分、そこらを飛んでると思うけど……」 
    少年の返事を最後まで聞かず、ビルは愛機を急速前進させた。今や彼の胸は、歓喜のあまり張り裂けそうであった。
    あのフォックスが、士官学校時代の友人が、筆記試験結果の最下位の座をビルといつも争っていた親友が、彼を救いに来てくれたのだ!
    大激戦の最中だということを完全に忘れ、ビルは友の姿を捜し求めた。
     
    ……やがて、しばらく戦場をさまよっていたビルの目の前に、またもや白い戦闘機が姿を見せた。その戦闘機の独特の飛び方に、彼は見覚えがあった。
    常にゆらゆらと左右に揺れており、不安定な事この上ない。落ち着きの無さも郡を抜いていて、ようやく敵の一機に狙いをつけたかと思えば、眼前を横切る別の機体に注意を奪われ、そうかと思えばすれ違ったこれまた別の機体に狙いを変える。おまけに、そうこうしているうちに、敵の反撃をモロにくらったりもしている。
    あの落ち着きのなさ、注意力の散漫さ、へっぽこな腕前……。もはや、間違い無い!
    ビルは、思わず叫んだ。
    「……フォックス、来てくれたのか!!」
    と、白い戦闘機は、そんなビルの叫びが聞こえたかのように機首の向きを変えた。ビルは戦場を縦横に飛び交う敵機をかいくぐり、旧友との感動的な再会を果たそうとした。
    その瞬間。
    突然、ビルの眼前で白い閃光が爆発した。半瞬後、強烈な衝撃が彼の愛機を襲い、飲みこみ、吹き飛ばした。激しいエネルギーに大翻弄されながら、ビルは、半ば失いつつあった意識をなんとか現実の側に押しとどめ、気合と根性で機体の態勢を立て直した。墜落を免れたのはまさに奇跡であった。

    だが、彼は唖然としていた。先程の白い光、あの光は、広域範囲破壊用の爆発弾、スマートボムではなかっただろうか!?自分は攻撃されたのか。一体どうして?あれはフォックスではないのであろうか?
    ……と、衝撃から立ち直れずに呆然としているビルに、聞きなれぬ声で通信が入った。
    「……おい、そこの!早く逃げろ!フォックスの発作だ!!」
    「……はい?」 
    「ここならば勲章が狙えると思ったらしいな……。まったく、あんな所ばかりオヤジさんに似て……」
    「……あ、あの、勲章って……?」
    「いいから逃げろ!撃ち落されるぞ!!」
    そう言い残して、声の主(またもや白い戦闘機だった)は慌てて方向転換をし、一目散に逃げ出していく。ビルは呆然とその後姿を見送った。
    と。
    「……勲章」
    ふいに、フォックスと思われる戦闘機の通信を、ビルの機体は傍受した。……その声はやはり、懐かしい友のものだった。その声を聞いた瞬間、ビルは、先程の忠告をすっかり忘れ、胸に込み上げる熱い何かの赴くままに、古い友人に向かって呼びかけた。
    「フォックス、フォックスなんだろう?……久し振りだなあ」
    「……勲章」
    「話は後だ。手を貸してくれ、フォックス。今、この基地は敵機に囲まれていて……」
    「……」
    「大型移動要塞がこちらに向かっているという情報も入っている。頼む、フォックス。オレ達に力を貸してくれ…………って……?」
    「…………」
    「……フォックス?」

    ……ビルが言葉を途切れさせるのと、フォックスの戦闘機から驟雨の勢いでレーザーが発射され始めたのは、ほぼ、同時だった。

    6・別の意味での死闘

    ……それから後のビルの記憶は、どうも整然としていない。
    だが、とち狂ったかのような勢いで敵機のみならず味方機までも撃ち落していくフォックスを、誰も止める事ができなかったのは確かだ。
    敵機に混じってフォックスの攻撃から逃げながら、ビルは、フォックスとの友情に一筋のひび割れが入るのを認識していた。

    と、ビルは、妙な事に気がついた。周囲の視界が暗すぎるのだ。おかしい、日没にはまだ早すぎる。怪訝に思って上空を見上げた彼は、そのまま動けなくなってしまった。
    彼らの上空には、空を覆わんばかりの巨大円盤が浮遊していたのである。
    何という事だろう、彼ともあろうものがフォックスに撃ち落される恐怖に我を忘れ、状況判断を怠ってしまった。自分で言った事ではないか。大型移動要塞がカタリナ基地に近づいていると。この円盤は恐らくそれだろう。アンドルフ軍の対基地専用巨大空母、グレートディッシュ……。
    グレートディッシュは呆然としているビルの頭上を悠々と横切ると、とある建造物の上空で静止する。その建造物には名前があった。その名も「コーネリア防衛軍カタリナ地域駐留所」。
    ……つまり、ビルが守るべき、基地である。

    ビルは、半狂乱の態で通信機にかじりついた。まだ生き延びている少数の味方機に連絡を入れる。敵、巨大円盤接近!円盤の狙いはカタリナ基地。全機、円盤を破壊せよ!
    ……だが、味方の過半数は、ビルの必死の通信を聞いていなかった。いや、聞けるような状況ではなかった。発作を起こしたフォックスの魔手から逃れるだけで精一杯だったのである。ビルは、フォックスとの友情に入った亀裂が大きくなるのを自覚した。
    だが、健気なビルは諦めなかった。味方機と同じ様に逃げ惑っている白い戦闘機にも通信を入れる。巨大なエネルギー反応確認、急いでくれ、頼む!……だが、彼らですらもすでに戦闘どころではなくなっていた。不規則に狙いを変えるフォックス機から少しでも離れようと必死なのだ。
    ……ついに、ビルは、叫んだ。

    「フォックス、お前とは、絶交だああ~~~!!!」

    基地上空に浮かぶ巨大円盤の主砲が発射されたのは、その叫びとほぼ同時だった……。






    終章

    スターフォックス一行は、めちゃらくちゃらに破壊されたカタリナ前線基地を後にした。
    皆、無言である。幾多の死闘を乗り越えたベテランパイロットであるペッピーでさえも、失意のフォックスにかける言葉を見つけられずにいた……。

    空母グレートフォックスに帰還した彼らは、それぞれの愛機から降り、一斉にリーダーであるフォックスの顔を見つめた。
    「……!!」
    フォックスは無言で肩を震わせ、地面を見つめたままの顔を上げようとしない。悲痛な雰囲気を漂わせるリーダーに声をかけることができず、メンバーは互いに顔を見あわせるだけだ……。
    やがて、沈黙に耐えかねたかのように、ペッピーが口を開いた。
    「……そんなに気を落とすな、フォックス……」
    ペッピーは、フォックスの肩を優しく抱いた。
    「残念だろうな、気持ちはわかる。……絶対取れると思っていた勲章が、取れなかったんだからな……」
    その言葉を聞いたフォックスは感極まったように顔を上げ、涙で潤んだ瞳でペッピーを見つめ、叫んだ。
    「……ああ、ペッピー!あと一機……。あと、一機だったんだ……!!」
    フォックスはペッピーに抱きついた。ペッピーはうんうんよしよし、とフォックスの頭を撫でてやる。

    ……そんな二人を見て、ファルコとスリッピーは、このまま二人まとめて宇宙のゴミ捨て場に置いてきてしまいたいという衝動を、苦労して押さえていた……。





     スターフォックスの戦いは、まだまだ始まったばかりである……。





                                   おしまい。

    MARIO6400 Link Message Mute
    2022/06/22 10:00:52

    実は実話

    実は実話です。

    #スターフォックス #スターフォックス64 #任天堂 #フォックス・マクラウド #ファルコ・ランバルディ #ペッピー・ヘア #スリッピー・トード #ビル・グレイ

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    スターフォックスのお話
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