デザインが変わった。
深夜のロンドン街は驚くほど静かだった。だが、それが当たり前なのかそうでないのかは定かではない。
ゴーン、と鈍い音を鳴らし響く時計塔は午前2時を廻るそれと同時に悲鳴が街中に響き渡った。
カツカツとヒールのようなものの足音が静かな町に響き渡る。
どしゃっと音がした後、そのヒールの音も消えた。
そしてその場に残ったのはまるでバケツに入った水をこぼしたかのように残る血痕だけ
のようにみえた。
時計塔の天辺でその様子を見る男は呟いた。
「今宵の飯も、美味そうだ」
そういうと男は時計塔から屋根へと飛び移りながら、血痕のもとへと降り立つ、そして少し周りを見渡して、暗闇の中へ消えてった。
血痕のもとには黒い羽根を残したまま。
─
登場に至る冒頭的な文章妄想。
・グライヒハイト(Gleichheit)
・獣人族(カラスとのハーフ)
・超偏食家で悪魔を喰らう(食べないと凶暴化)
・食べた副作用で褐色化、瞳が赤くなったりする(害はない)
・ちなみに食べ終えた後副作用で元の姿(カラス)に戻る。
・武器はナイフとフォークの双剣、結構大きい。
人間時も腕の一部に羽が生えていたりする。