つい腐てよりふろえー(しょうせつ)バルキャン後半の捏造妄想※注意書き※
これは過去に書いたやつですm(_ _)m
バルキャン(イベント)の後半ストが出る前に書いた…捏造妄想となります。
ご注意をm(_ _)m
ちょいフロエー風味?
小エビ(男)も出ます。
グリムとジャミルも出ます。
口調は適当ですm(_ _)m
確認とかしていないので
違和感あったらごめんなさいm(_ _)m
何でも許せる方のみ
どうぞですm(_ _)m
「ここは…?」エースは、どこかわからない場所にいた。どの位寝ていたのだろうか…。
………記憶がない…何も思い出せない…自分のことも何もかも…。
ただ、腹は減っていることがわかる…。
「何か食べられそうなものは…」
辺りを探すが茂みしかなく…よく見ると特殊な色のキノコ位しか見当たらない。
うえっ…。
気持ちが悪くなったので、適当に歩いて落ち着いて休めそうな場所を探すことにした。
すると…「エ、エース!?」人だ…名前を呼んでる…もしかしてオレの名前?
「無事だったんだな~?二日目の夕食になっても戻ってこないから、心配したんだぞー」
「猫がしゃべってるっ!!!」
「おかしいんだぞー?お前何を今更そんなことに驚いてんだ?」
「グリム…」「ん?どうかしたのか?」
「エースは、どうやら記憶喪失みたいだ」「ななななっ!?」「とりあえず、皆のところへ戻ろう」
「わかったんだぞ」
「え…?オレに一緒に来いって?」
「うん、僕たちは君のクラスメイトだから、安心して」「…(こくり)」
こいつらは、害はなさそうだ。
「フロイド先輩たち!」「小エビちゃんにアザラシちゃん、どうしたのー?そんなに慌ててー」「何!?エースがいただと?」
「へーオレに絞められに出て来たんだ~」「違いますって、かくかくじかじかで…」「エースのやつが、記憶喪失?」
「へーそんな嘘吐いてンのー?」
「いえそれが、嘘では無いみたいなんです」
「ふーん、オレが絞めてみれば記憶戻んじゃねーの?」
「そうだな、よしフロイドいつもよりキツく絞めてやれ」「りょうかーい」
「ちょっと先輩たち、それはマズイですよ」
「なんでー?止めんのー?」
「先輩怖いですって…どこか頭とかを打ってたりしたら危ないかも知れないですよ!」
「それならー叩けば治るんじゃね?」
「もう…僕がなんとかします。先輩方は、遠くの方に離れて見ていてください」
「エース、本当に何も思い出せないの?」「(こくり)」
「ククク、こんなエース見物だゾ!」
猫に頭をポンポンと二度叩かれた、変な気分だけど気持ちがいい…少し和んで気が抜けたせいか…
「グーーーーーーーギューーーーゥーーー」
唐突な大きな腹の音に、周囲の空気が一斉に止まる。
「………あの…何か食べられるものとかって無いですかね?」
「オレが作るよ~」「え…?」
この中で一番怖そうなやつが作るだって?大丈夫なのか???
「ウミヘビくん、夕食の材料で余って使えそうなのねえ?」
「あるぞ、こんなこともあると思ってな、ある程度は残しておいた。君が昨日沢山捕ったその余りも大量にあるしな」
「へーウミヘビくん、あんがとー」
「いや、君に礼を言われるのはむず痒いな」
「す、凄い…」
何だか知らないけど、この見た目は怖そうな長身の人は、案外優しいのかもしれない…オレなんかの為にこんなに沢山の料理を短時間で…まるで、魔法の様に作ってくれるなんて………。
「い、いただきます」
ゴクリ…幾つか怪しい色のものも混ざっているが…大丈夫なのだろうか…?恐る恐るそれらを口にしてみる…。
「う、うまい…」「でしょー」
食が進む…オレは今まで、こんなに美味しいものを食べたことがあったのだろうか?わからないが多分、この人が作る料理は特別なのだろう。
「う…」「どうしたの?エース?」
「もしかして、オレの料理が旨すぎて、記憶が戻った感じみてー?」
「おい、エースの様子が変だぞ?」
「うげぇーーーーーーー」「!???」
「カニちゃーん、やっぱ絞めようかな~」
「フロイド先輩、勘弁してくださいよ………」
「カニちゃん?」
「あ…寝てる?」「何だ、結局フロイドの飯で戻ったんだな」
「ちぇー起きたらぜってー絞めよ」
フロイド先輩の機嫌がいい…何だかんだ言ってたけど、結局先輩方はエースのことを心配していたんだね。
「フフッ」「何?小エビちゃん?」
「いえ、何でもないですよ」
後からわかった話だけど、どうやらエースはサボろうとしたタイミングで茂みから出てきた猪に追いかけられて、気付いたら迷子になって、日が落ちてきた頃、その辺のキノコを食べて凌ごうとしたらしい。
ただ、運悪くそれが記憶喪失にさせる毒キノコで、気絶した後丸1日意識を失っていたらしい。それでフロイド先輩が作った料理を食べて吐いたことによって、お腹に残っていた毒キノコも外に出て漸く記憶が戻ったということみたい。
お騒がせエースは、目が覚めたあと
「夢の中でフロイド先輩が優しくってオレ、頭がおかしくなるかと思いましたよーアハハハハっ」
って、ジャミル先輩に保健室でたまたま話していた時に、フロイド先輩が丁度部屋に入ってきたらしく、その場でいつもよりも長くキツめに絞められていたみたいです。
おしまい
過去に書いたやつその2…。
フロエーワンドロ?のお題の「空」から。
一時間で書いたやつ…。
「どいて、どいてーー!!」
「あれー?カニちゃんじゃ~ん」
この日は1年から3年まで、飛行術の合同授業をしていた。
「おっもしろそーじゃん」
フロイドは、そう言うと箒にまたがりエースの傍へ。
「カニちゃーん、一人で面白そうなことしてんじゃん?オレも混ぜてよ」
「フ、フロイド先輩っ!?何悠長なことを言ってんスか!?」
エースはフロイドに気を取られた瞬間箒にぶら下がる体勢に。
「ぷぷーなーにしてんのカニちゃん、モンチッチーの真似?」
「ち、違いますって!見てないで、どうにか助けて下さいよォ!」
「えーどうしようかな~?」
「うぉっ!お、落ちるーーーっ!!」
「仕方ねーなー」
そう言うとフロイドはエースの箒にまたがると、直ぐ様エースを引き上げる。
「ハァハァハァ…、死ぬかと思った……」
てか…この状況何…?フロイド先輩がすぐ後ろにいて…こ、こえーってなんのって………。
「カニちゃんさー」
「…はい?」
「オレ、力の加減とかわかんねーから…やべー感じ~?」
「やべーって………ええ゛え゛゛!?」
「いい眺めー空の散歩みて~~」
「フロイド先輩…空の散歩とか、言ってる場合じゃないスよ…(ったく…)」
「でーも~、気持ちいいじゃ~ん」
「確かに…って、じゃないスよ…さっさと下に降りねーと…」
「オレさー」
「?」
「水中なら得意だけどー空中は得意じゃねーの~」
「え?でも…こんなに高く飛べてるじゃないスか」
「たまたま~?」
「たまたまって…!?」
「あっははーもう飽きたー」
『えー、ちょ、ちょっと先輩!??』
「急行直下~~~」
「う、うわぁぁぁぁーーーーー!!!」
ザッパーーーーーーン
ぶくぶくぶくぶく
あれ…?オレ…生きてる…?
「げほっ!げほっ…!げほ…げほ……」
「カニちゃ~ん、目ー覚ました~?」
「せ、先輩?」
そこには、仰向けで横たわる先輩の姿が…。
「痛ってーから動けね~~」
「もしかして…先輩オレを庇って?」
「カニちゃんのせーじゃねーって」
「お、オレ…とにかく先生呼ばねーと」
ヤバい…スマホがさっきの衝撃で電源入らねぇ…。
「オレ、近くの人にスマホ借りて連絡してきますんで!」
(バシッ!)
「え…?どわーっ!??」
ドサッ。
「行かねーでいいって」
ここにいなー?
「で…も…」
「たまには、空ー眺めんのもいい感じ~~」
「そ、そうすね」
数分後
「へ、へっくしょい」
「カニちゃん風邪ー?」
「いえ…ちょっと肌寒いだけっス」
「カニちゃん、来な~」
「え…?」
「オレ、水に慣れてるしもう乾いててあったけーから」
「いや…流石にそれは………(無理でしょ!?)」
「何?絞められてーの?」
「ち、違いますよ…」
「オレ、やっぱ先生に連絡してきますっ!!」
あー…逃げた~~………。
カニちゃん、後で…おしおきだね~~~。
ニヤ。
その後、無事先生がフロイド先輩を病院まで運び、その件は一見すると…落着したはずだった。
続く?
(これ…続き書きたかったんだったな~)