友達とスペイン行って来ました。ので感想というか日記を。
ちなみにシャークさんのは旅行行く前にMMDにいたく感動して挫折したやつ。璃緒りゃんまで出せなかったです。

友達：さっちゃん
中学のときの友達。私が転校するまでだから２年間学友だった。ときどき葉書をおくりあいっこしていて久々に会ったらなんかノリでスペイン行くことになった。
今は医学部の４年生。カヌーが好きでちょっと口が悪い（「くそっ」とか「マジキチだわ）等々）けどいい奴です。

私：かみなりねこ
スペイン語どころが英語もできないただのフリーター。テンションは大体低くて上がるときは遊戯王の話題のときくらい。

一日目
　そろそろ大阪に行こうかとスマホのラインで言ったら、待ち合わせ場所が変更されて暇になったのでお昼寝した。どうやらさっちゃんは私を部屋にあげる気はないらしい。別にどんなに汚かろうが、綺麗だろうが気にしないんだけどなー。
　大阪駅までは自由席で立ちっぱなし。んで、大阪駅の中央改札口前に集合…のはずが人多くて中々会えず。そういえばスマホ持っていかないってさっちゃん言ってなかったっけと考えててんぱる。会えないかも…！と待っていると、どうやらスマホは一応持っていくらしく、なんとか再開。前に会ったのは東京ぶり。
　にしても荷物重い。アクエリの２リットル×３本は重い。硬水でおなか壊したら嫌だよねって話の流れで持っていくことになったわけだけど。おもー。
　移動して、ホテルの送迎バス待ちをしていたのだけど、３０分以上待たされてびびった。電話しちゃったよ。

　ホテルは安いところで、夕飯はカップ麺。緑のたぬきをいざ食べようとしたら箸がなかった…。なので歯ブラシの反対側を使って食べることに。すまない歯ブラシ…。
そしてシャワーを浴びて就寝・・・できず。緊張して眠れない。３時くらいには部屋が寒くて寒くて。おかしいなとクーラーを見たら１８℃。誰がその設定にした奴。常識的に考えて、どうやったらそうなる、と脱力。
　ちなみにさっちゃんの誕生日でした。お祝い絵描いとけば良かったと後悔。

二日目
　朝起きてごはんを食べる。チョコパンとウイダーinゼリーを食べて・・・吐いた。緊張しすぎなようだ。でもだからといって日にちを変えられるわけもないので、関空まで送迎車に乗って向かう。
　えーとまずは飛行機のチケット貰ってスーツケースを預けた気がする。そして時間までそこらへんに座って待ってた。さっちゃんはお誕生日おめでとうメッセージに返信をして、私は体調戻そうと自分に念じてた。
　で、パスポートに判子をもらって手荷物検査だっけ。スマホと時計を入れた容器と、バッグを入れた容器にわけて。
　飛行機ではさっちゃんが窓際。「落ちたらどうしようか」と嬉しそうにふってきたので「落ちたら（死んでしまうから）どうするもないから大丈夫」と夢のない回答をしておいた。
　席についているモニターには日本語もあった。すごいよねー。

　機内食はサンドイッチとパイナップルと水。半分食べてギブアップ。朝食のことをひこずっていた。だって吐きたくない。２時間くらいだっけ？それくらいで着いた。
　韓国では入国せず。作戦会議を１時間くらいしてから、免税店へ。すっごいたくさんの店があってちょっとびっくり。韓国語版のゼアルの漫画が本屋にあって、サイズが大きくて欲しくなったけど荷物になりそうだから見送り。さっちゃんがいつのまにかブランド信者の仲間入りをして驚いた。人間って環境に左右されるもんだなー。と適応能力について考えたり、豚骨ラーメン食べたり。やっぱり残してしまって、危機感を覚える。さっちゃんは辛いカレーにさらにスパイスを加えて辛くも食べきった。いろんな意味ですごい。作戦会議を除き、８時間２０分暇をつぶしてからマドリッド行きの飛行機へ。その前にまた荷物検査があった気がする。

三日目
　今度の飛行機では３人席で、さっちゃんが窓際で私が真ん中。うーん、トイレ行くときめんどうだなぁと思っていたら、ポルトガル人と日本人のハーフのかたでした。だからけっこう日本語が上手。すっごく気さくに色々と話をしてくれた。スペインではイベリコ豚のハムがいいとかなんとか。飛行機内のモニターについてるリモコンの使い方教えてもらったりして。最終的に連絡先まで下さって、おおうすごく親身。旅行中困ったことがあったら連絡してきなよ的な。とりあえずユースホステルに着いたら連絡しようと思ってたけど、実は未だにお礼のメール送れず。ユースでふぇいすぶっくにログインできなかったというわけで。今はさっちゃん次第かなー。お礼のメールは送りたいけれども、申請とかは面倒な感じではある。というかふぇいすぶっく辞めたいだけなんだけどね。あれ私向いてない。
　１２時間くらい飛行機に乗ってた。

　空港着いたらメトロに乗ってユースまで。ヨーロッパの町並みにさっちゃん大興奮ですげーと言って、私はへーこんなものかーと流す。テンションの差に申し訳ない。感動より納得感というか。んで、ユースにスーツケース預けて徒歩でプラド美術館までレッツゴー。さっちゃんは自分のスペイン語力の無さを嘆いていたけど、その向上心は格好良いと思う。私なんて端からやる気が無い。向かう先にバルに寄ってみたんだけど、ほぼ英語が通じなくてあせった。今日の朝来たとさっちゃんが伝えたら、お店のおねーさんがおごってくれた。よほど私たちの挙動不審というか緊張というかが伝わりすぎたのかもしれない。なんにせよ、ありがたい話です。緊張しすぎてチェロスの味わかんなかった。
　プラド美術館は開館前だけどそれなりに人が並んでいて。目の前にならんでいるカップルが人目もはばからずにキスをしていた。

　適当にone person,one ticketとか言ってなんとかチケットを入手。さっちゃんは普通に頼んでいたけど、私の咄嗟の英語力はこの程度。
　まず入ってラスメニーナスの可愛い女の子の絵を見に行き、すっげー写真みたいってかでかい絵だなぁと感心。あんなふうに描けたら楽しいだろうなー。あとマハさんの絵も素敵で。というかみんなすごく良いんだけど、数多すぎて私の容量がパンクした。ううう、家の近くにあんなに素敵な美術館があったらなぁ。毎日見に行っても発見あるだろうなぁ。少しずつ体感したいんだけど。
　足が疲れたり頭が疲れたり。トイレは臭い消しのためか何かの甘い香りが蔓延していて気持ち悪い。食事はマフィン一個とオレンジジュース。あー食欲ない。疲れたので途中でさっちゃんと別れて休憩。ぼーっと同じ絵を隅々まで見るのもおつです。細かいところまで面白い。

　ユースに帰る前にスーパーで夕飯を買う・・・んだけど、やっぱり食べれそうにないからクラッカーとヨーグルトを買って帰る。味は普通で、普段ならさくさく食べれるんだろうけど、やっぱり途中で終わりに。同室の子はイタリア人の２人とえーと…どこの国の人だっけ？さっちゃんが英語で楽しげに話しているのを隣で聞いてみた。なんとなくはわかるし、後で聞くとそれなりにあっていたけど、話すことはできないわー。難しいわー。ちなみに寝ることにはよく寝れた。二段ベッドの上です。降りるどころが動くだけでぎしぎしうるさい。
　あとさっちゃんが寝落ちしそうになったときにTommorow morning,she use shower ,OK?と一応お伺いたてたらいいよいいよ言われた。うーむ、未来系とか全然忘れてた。

四日目
　ようやく海外のパケホーダイとかもろもろを理解しつつ起床。食堂にあるフレークは食べやすい。何か食べとかないとやっぱりだめだもんね。
　国立博物館に向かったんだけど、何故か時間になっても開かない。うーん、なんだったんだろう？アメリカ人のおにーさんとさとみんが待ちながら話してたけど、謎のまま。おにーさんは日本語もけっこう喋れて、私にもわかるように気を配ってくれる紳士だった。みんなフレンドリー。
　しかたないのでティッセンボルミネッサへ。ここも絵の量が多くて私は休み休み見てた。抽象画に適当にタイトルつけるの楽しかった。絶対あってないけど。
　ソフィア王妃センターだっけ。日曜だから無料になるサービスっぷりすごい。ただ私は疲れたので、ゲルニカを見てそそくさとベンチへ。絵を見るの疲れる。

　帰り道のメトロで何故か途中まで行ってからまた戻って。あれ？と二回目にのったとき、親切なおじさんがジェスチャーでここで降りなさいと言われた気がしたので降りて、もしかしたらと思って路線図を見たらなんと工事中っぽい。読めないからあってるかわからなかったけど。おじさんに感謝。
　ボトルに入れたアクエリが腐ってたみたいで封印。あ、気候的にすごしやすいところだった。美術館寒いけど。外は日差しが強くても風が涼しいという不思議な場所。
　さっちゃんは夜のおでかけへ。同室のイタリアの子にあなたは外に行かないの？と聞かれたのでI'm tired.と言うと納得された。あと女の子がいないときに電話が鳴ったりしたので、Your phone was calling.と言ったらphone？と聞かれて、ジェスチャーで伝えたり。大事なのは伝えたい熱意なんだなぁ。それはよくわかった。

五日目
　レンフェに無事にのれた。日本人女性の二人組が斜めに座っていたけど、まあ話さなかった。どこいったんだろーな。バルセロナに着いたらさっそくホテルまでの道で迷い、さっちゃんの果敢な質問攻撃で見つかった。男女混合の部屋で男の人に挨拶されたから笑顔で返したりしながらまた外へ。マドリッドと違ってバルセロナは湿度があるから暑い。
　ピカソ美術館が休みだということをうっかり失念していた私たちは、カサバトリョへ。それなりに変わっていて楽しいけど、たぶんなんかすごい。
　疲れたので一人でメトロ乗ったりして帰って。私は空気作戦してたけど、そううまくいかず。ちょっと寝かけていたらおねーさん（私たちより年下だけど雰囲気とか）が話しかけてきて。寝ぼけながら挨拶だけした。

　必殺日本語以外喋れません言っといたけど、申し訳ないからメッセージ絵を描いて。璃緒ちゃんとシャークさん描いてI'm sorry.I can't understand your speaking.Thank you for speaking to me.と、スペイン語でよい旅を！と書いたものを渡したら笑われた。まあよくわからないけど通じてはいるらしい。一応英語を習っていた時期があってよかったと思った。

六日目
　朝から失敗してしょんぼり。朝の８時にごそごそしてたらうっかり大きな音をたててしまって昨日の彼女に起こられた。まだ寝る時間よ！と。つい慌ててスマホを忘れてしまう。
　サグラダファミリアは素敵過ぎた。もうこれ見ただけでスペイン来てよかったと思うくらい。ただチケット売り場でいざ買おうとしたら後ろの日本人女性が私たちにチケットについて説明してよ的なことを言ってきて、チケット売り場のおねーさんが怒ってしまった。そりゃ怒るわ。後ろにいっぱい人並んでるのに。
　カサミラは入らずにさっちゃん待ち。外国人の背の高さからピカチューの可愛さまで色々と考えてぼーっとしてた。
　カードショップにいこーぜ！とさっちゃんが言ってくれたので行こうとしたけど見つからず。スマホに情報入っていたからなぁ。途中で別れて探すも、さっぱりわからない。

　お店の外のアイスを頼んで食べてから、住所を見せて聞いてみたら、親切なんだけどスペイン語しか話してくれずに…たぶん今来た道もどれいってるんだろーなーと目星をつけて、ギブアップ。地図がいる。
　ホテルではあのおねーさんがいたからまたメッセージ絵を。スターダストドラゴンとI'm sorry.This mornig we made big noise.When we will go out tomorrow morning,we should be carefull.Sorry.と書いたやつを渡したら、なんとか通じたみたい。聞くのより書くのはできるの？的なことを聞かれて。easy wordとかいって書くまねをしといた。うーん。英語もうちょっと頑張っとくべきだった。
　なんか新しく部屋にやってきた人達に外で話そうぜ言われた気がしたから英語喋れませんいっといた。野郎には親切にしようとは思わない。

七日目
　カタルーニャ音楽堂、綺麗。音楽も聴いてみたかった。
　スマホさんのおかげでカードショップ見つかる。けど、店員さんしかいなくてしょんぼり。あまりカード置いてなくて、レスキューキャットげっとならず。ちなみにトリシューラさんは３０ユーロ。猫だったら買ってた。まあさておきボックス買い。８６ユーロくらい。普通に楽しみ。
　市場の近くのおみやげ物屋さんでおみやげのお菓子と、またアイス食べた。ユーロは聞き取れたけど、セントが聞き取れずにたずねたら、すっげー嫌な顔されてへこんだ。英語でお願いしますマジで。
　駅の近くに座って涼しくなるまで待機…のはずが、面倒になったからデュエル小説読んで、感動しているうちに時間が過ぎてしまった。ゆっくりのんびりできた点では最高ではあるものの、食事もできたらいうことなしだったんだけどねー。

　駅のトイレの水の流れ方意味不明。スイッチなし、何に反応して流れるかわからない、何故か女子トイレから男性が出てきた…？よくわからない。
　夜行バスのチケットも意味不明。どこに１９という数字が書いてあったのか…さっちゃんの機転のおかげで５分くらい前に乗る場所が違うと気づいて助かった。あれ乗れてなかったら今頃どうなっていたやら。

八日目
　さっちゃん風邪気味。バスの中寒かったからなぁ。
　そして空港で並び間違えて見たりして、最後までいきあたりばったりのどたばだだった。また半日飛行機に乗るの辛い。
　飛行機の中ではテトリスとかパズルゲームしまくった。

九日目
　常時吐きそう。日本についてもまだ良くならない。さっちゃんは完全に風邪だ。
　さっちゃんも帰省するらしく、下宿に荷物置いたり取ってきたりするらしく、私は大阪駅でたこ焼き屋さんを見つけてなんとか食べた。美味しいけど吐きそう。
　そんなこんなで岡山までの乗車券を誕生日プレセントとしてみた。なんか夢のないプレゼントでマジでごめんなさい。それ以上荷物増やすわけにはいかなかったんだよね。